30代・40代・50代で独身の方なんて、男女ともいまはもう珍しくないですよね。
僕の周りにもたくさんの独身者がおりますが、
- このまま一人で老後を迎えたらどうしよう…。
- いまは元気だけど、ケガや病気で働けなくなったらどうしよう…。
っていう不安を聞くことが本当に多いです。
生命保険・医療保険は万能ではないし、保険に入れば不安が全て解消されるってわけではありません。
それでも、経済的な不安を少しだけ和らげてくれるのも保険の役割です。
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独身の方は、まず働けなくなるリスクに備えよう!
独身の方から最も多く受ける相談が「働けなくなることへの不安」です。
不安ですよね。働けなくなったら収入が途絶えてしまうわけですから、貯金を切り崩して生きていくことになります。貯金がどんどん減っていくのを見るのは恐怖ですよ。それこそ経済的な不安に押しつぶされ、治療に集中できなくなります。
しかし、いたずらに心配する必要はありません。まず頼りにするのは公的な社会保障です。
健康保険に加入していれば傷病手当が最長1年6ヶ月給付される。
健康保険法等を根拠に、疾病または負傷により働けなくなった場合に給付されるのが傷病手当金です。
受給するには以下の4つの条件を全て満たすことが必要です。
業務中の病気やケガは労災の休業補償でカバーされます。業務外の病気やケガで働けなくなったケースをカバーするのが傷病手当金ですね。
傷病手当金については↑に詳しく書いてます。
働けなくなったらまずは傷病手当金が1年6ヶ月間給付されるということを覚えておきましょう。
ただし、傷病手当金が給付されるのは会社員の方のみです。自営業・フリーランスの方は給付されないことに注意です。
必要なのは長期の働けない期間に備える就業不能保険。独身の方は入っておくと安心です。
傷病手当金の給付期間が過ぎても働けない場合は貯金を切り崩して生きていくことになります。怖いですよね、預金残高が減っていくのは。
働けない上に、こんな状況になったら人間何するかわかりません。貧すれば鈍するです。
こんな状況にならないためにあるのが就業不能保険です。独身の方が保険を選ぶなら、就業不能保険は優先度高めです。
就業不能保険はそれこそ何十年という単位で保障を得られます。例えば、
・働けない状態が続いたら、60歳まで毎月20万円が支給される。
といったように、年金のように毎月(もしくは毎年)定額が支給されます。
就業不能保険については↓に詳しく書いてます。
毎月の保険料は2,000円程度で加入できます。そんなに高くはありません。独身の方は入っておけば安心なのが就業不能保険です。
公的年金だけで大丈夫?老後の備えについて。
公的年金が破綻することはないと思いますが、どうみても現在の水準より支給額は下がるでしょう(既にマクロ経済スライドが発動されています)。
国は国民の老後を現在の年金制度で面倒見切れなくなっていくと考えているので、「NISA」や「iDeco」といったような非課税で老後の資金を確保する枠組みを相次いで作ってます。
老後の資金は個人型確定拠出年金(iDeco)で貯めるのが最も効率的。
不安だけどなかなか老後の準備を始められない方、老後の資金準備にはこんな手段があります。
- 個人型確定拠出年金(iDeco)
- 民間の生命保険会社が発売している個人年金保険
老後の準備を始めるなら、個人型確定拠出年金(iDeco)が最も効率的です。
残念ながら、最近の経済事情だと個人年金保険はあまりおすすめできません。というか、生命保険会社が積極的に個人年金保険を販売していません。
一方で、保険を使って老後の資金を貯める方法に終身保険があります。終身保険は亡くなった場合に備える保険なのですが、何事もなく満期を迎えれば支払った保険料が解約返戻金として戻ってくるので老後の資金作りにも活用できます。老後までの時間が長ければ、投資性の高いドル建て終身保険も選択肢としてはアリでしょう。
終身保険について↓に詳しく書いています。こちらもご参考に。
掛け捨ての死亡保障は不要です。既に定期保険に加入しているなら見直しを。
さて、貯蓄性のある終身保険は老後の資金作りに使えますが、同じく死亡保障があるものの保険料掛け捨ての定期保険はたいていの独身の方にとって必要性は薄いです。本人が亡くなった後に保険金が支給される定期保険はあまり意味がありません。
- 親や兄弟を経済的に養っている人。
- 借金がある人。
- 自分の葬式代を保険金から捻出したい人
定期保険が必要な独身の方はこれくらいでしょうか。
中には、
っていう方もいらっしゃるかと思います。
解約しましょう。必要ありません。
医療保険・がん保険にも加入していれば安心。
医療費の自己負担分の一部を負担してくれる医療保険・がん保険。万が一に備えとして、加入しておけば安心ですよね。
しかし、医療保険・がん保険を考える前に、まずは国が何をしてくれるのか知っておきましょう。国のサポートは意外と手厚いです。
医療保険・がん保険を考える前に知っておきたい高額医療費制度。
健康保険にさえ加入していれば、どんなに医療費がかかったところで、個人が払う上限は決められています(高額医療費制度と言います)。
具体的には下表のようなかんじです(以降、69歳以下についてのみ記載します)。
年収 | 上限額 |
年収約1,160万円~ | 252,600円+(医療費-842,000)×1% |
年収約770~約1,160万円 | 167,400円+(医療費-558,000)×1% |
年収約370~約770万円 | 80,100円+(医療費-267,000)×1% |
~年収約370万円 | 57,600円 |
住民税非課税者 | 35,400円 |
例えば、年収450万円の世帯が、月の医療費60万円かかった場合、
80,100円+(600,000円‐267,000円)×1%=83,430円
83,430円が毎月支払う医療費の上限となります。
さらに、過去12か月以内に3回以上、上限額に達した場合は4回目から上限額が下がります。
年収 | 上限額 |
年収約1,160万円~ | 140,100円 |
年収約770~約1,160万円 | 93,000円 |
年収約370~約770万円 | 44,400円 |
~年収約370万円 | 44,400円 |
住民税非課税者 | 24,600円 |
先ほどの例と同じく年収450万円世帯の場合、上限は44,400円です。
この上限を貯蓄から支払うことができれば、医療保険・がん保険は不要でしょう。逆に、ちょっと貯蓄じゃ足りないかも…という方なら医療保険・がん保険の必要性は増してきます。
ちなみにですが、高額医療費制度については↓に詳細を書いてます。知らないと大損する制度です。
入院・通院には医療費以外もお金がかかります。
ただし、健康保険(高額医療費制度)がカバーするのは医療費のみです。以下の費用は健康保険はカバーしてくれません。
- 差額ベッド代(個室代)
- 交通費
- 入院中の生活雑貨
- 公的保険では対象外の医療技術、薬、器具
入院・通院には医療費の他にも様々な費用がかかります。高額医療費制度を使えば医療費の上限は決まりますが、上記の費用は全額自腹で支払うことになります。治療が長引けば、収入が減少することも考えられますよね。
大切なのはお金のことを気にせず、治療に専念できる環境をつくることです。安心を得るために民間の医療保険・がん保険に加入するという方はむかしから多くいらっしゃいます。
医療保険・がん保険は保障内容を必要十分に絞り込み、しっかりした生命保険会社を選べば、毎月支払う保険料は月2,000円程度に抑えられます。そこまで高くはありません。
実名で明かす僕が独身なら選びたい保険
一例です。もし僕が独身なら、こんなかんじの保険を選びます。
保険 | 保障内容 | 毎月支払う保険料 |
アクサダイレクト生命「働けないときの安心」 (就業不能保険) |
保障額:10万円/月(ハーフタイプ) 保障期間:60歳まで ※働けなくなるリスクに備える保険 |
1,820円 |
マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」 (終身保険) |
保障額:500万円 ※貯蓄性のある死亡保険。 |
13,375円 |
朝日生命「スマイルセブンSuper」 (がん保険) |
7大疾病一時金:50万円 特約:先進医療給付金・先進医療見舞金 |
1,556円 |
これで保険料総額は16,751円です(35歳男性を想定)。一見高く見えますが、マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」は貯蓄性があるので、実質的な掛け捨て額は3,376円です、
アクサダイレクト生命「働けないときの安心」は、その名のとおり働けなくなるリスクに備える保険です。上表の例だと、ケガや病気で入院や自宅療養が必要となり、働けないと認定されれば毎月10万円受け取ることができます。さらにメンタル疾患も保障対象になっているので、プレッシャーに晒されている働く世代には頼りになりますよね。
また、マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」は死亡保障のある終身保険です。貯蓄性もあるので、満期を迎えたあとに解約すると支払った保険料に利息が上乗せされた解約返戻金を受け取ることができます。いわゆる老後の生活資金を目的とした貯蓄代わりに使える生命保険ですね。さらに、満期を迎える前に3大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)となった場合は、一気に解約返戻金が増額されます(払ってない保険料の分まで払ったとみなして解約返戻金が増額)。つまり、3大疾病となって即解約すれば、解約返戻金で医療費をカバーできます。
- 万が一のことがあった場合は死亡保険として使える。
- 満期を迎えた後に解約すれば、解約返戻金を老後の資金に使える。
- 満期を迎える前に3大疾病となった場合は、医療保険・がん保険代わりに使える。
といったように、いろいろな使い方ができてしまうのがマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」です。正直なところ、独身の方ならマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」一本でもいいのではないかと。それくらい万能型です。
最後に、朝日生命「スマイルセブンSuper」は保険料が安い割に保障範囲が7大疾病まで広がっているがん保険です。特筆すべきは診断一時金の支給条件。7大疾病と診断されれば上表のケースだと50万円支給されます。医療費としては十分でしょう。さらに、診断一時金は年1回を限度に回数無制限で支給されるので、がんの再発・転移にも対応可能です。
ちなみに、独身の女性なら、おすすめはメディケア生命「メディフィットA」です。保険料が安い上に、女性特有の疾病や乳房再建術まで幅広い保障があります。保障内容を絞れば、毎月支払う保険料は1,500円前後。それでいて、女性特有の疾病で手術を受けた場合と乳房再建術を受けた場合に一時金が受け取れます。
最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。
独身の方だと、特に病気やケガになった場合は不安ですよね。頼れる方が少なければ、不安は大きいかもしれません。
そんな不安を少しだけ和らげてくれるのが生命保険です。生命保険に入っておけば、お金の面だけでも安心できますよね。ケガや病気で入院してても、働けない状態が長期間続いても、貯金残高が減っていかない安心感は重要です。
生命保険は自分一人で決める必要はありません。というか、一人で決めると保障が大き過ぎたり、小さ過ぎたり、なかなか自分にぴったりの保障内容を見極められません。
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予約は簡単です。まずは相談方法を下記の3つから選びます。
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オンライン相談可能な点が魅力的ですよね。どこかに行く必要もなく、スタッフが自宅にくることもなく、安全に気軽に相談できます。
続いて相談に必要な情報を入力します。具体的には
- 相談希望日時
- 名前
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
こんな情報です。相談したい内容もざっくりと入力できます(任意ですが入力しておいた方がいいです)。
これで予約は完了。ほんとに30秒で予約できますよ。
実際に利用した方々の口コミはこんな感じです。
口コミの評価は概ね上々です。僕も長いこと保険業界の端っこにいますが、保険見直し本舗の悪い噂は聞いたことない。
40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。選択肢の広さがうれしいですよね。この記事でご紹介したアクサダイレクト生命・マニュライフ生命・朝日生命・メディケア生命の4社とも提携しています。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
【無料で指定場所へ来てくれます】保険見直しラボ
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「自宅の近くに保険ショップがない…」
「わざわざ保険ショップまで行くの面倒くさい!」
「子供が小さくて、保険ショップまで行けない…」
そんな方にはぴったりのサービスですよね。
相談の申し込みはとっても簡単。
- ネットの申し込みフォームから相談内容、基本的な情報(名前や住所等)を入力する。3分くらいで終わります。
- オペレーターから電話がくる。相談する日程と場所の調整をする。
- 担当FPがやってくる。
これだけです。
ちなみにですが、保険見直しラボを実際に利用した人の口コミは以下のとおり。この人たちは、保険見直しラボの支社に出向いて相談したようです。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
とはいえ、保険見直しラボなんて聞いたことないよ!という方が大半ではないでしょうか。保険見直しラボについては下記のリンク先に詳しく書いてます。大丈夫です。ちゃんとした会社ですよ。
生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。保険ショップでも、保険見直しラボでも無料で相談できます。
しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。
おすすめされた生命保険に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら、保険ショップや保険見直しラボは業務停止になってしまいます。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
独身の方にとって重要な保険は以下の3つです。
- 働けなくなるリスクに備えられる「就業不能保険」。
- 老後の資金にもなる「終身保険」。
- 医療費をサポートしてくれる「がん保険・医療保険」。
生命保険は1人で悩む必要はありません。無料で相談できる専門家が身近にいます。保険見直し本舗なら、この記事でご紹介したアクサダイレクト生命・マニュライフ生命・朝日生命・メディケア生命の4社とも提携しているので、ちゃちゃっと比較してくれますよ。
コメント
ずっと県民共済にしかはいっていなかったんですが、高齢時の不安がきになりだしました。
しかし今から入ると高額・・・。
オンラインの保険相談を利用したのですが、自分の目星つけていたものはささっと概算され、
ネオdeいりょう一択で勧められたのですが、自分には高いし、これでいいのか不安になっていたところ、こちらを見つけ、非常に参考にさせていただきました!
あらゆるライフステージについても考察されているのが関心しました!
医療保険に乗り換えるつもりだったのですが、結構支払われないという口コミが多く
まだ決めかねているので、今回はこちらを参考に
がん保険(特約をつけ忘れていた・・・^^;)に加入することにしました!
あとは超少額の積立が満期になったら、遅いですが終身保険に入ろうかと思っています。
保険相談も勉強にはなったのですが、いろんな保険と比べてどうなの、というところがわからなかったので、本当に、本当に参考になりました!!!
(特に前述のネオdeいりょうが10年更新とは聞いていなかったです!)
森ひとみ様
とても励みになるコメントありがとうございます!
保険相談も当たりハズレがあるので、ちょっと残念なところだったのかもしれないですね…。
保険選びは保障内容を理解して、デメリットを含めて納得することが大切だと思います。
ご自身の希望にあったがん保険が見つかったのなら良かったです!