メディケア生命は2010年に設立されました。生命保険会社としては新参に分類されます。
大手生命保険会社の住友生命傘下であり、ネットや保険ショップ専用の生命保険・医療保険を開発している生命保険会社です。大手の子会社なので、経営上の心配は不要でしょう。むしろメディケア生命はネットや保険ショップ向けの生命保険に専念することで経費を抑えているため、安くて良質な生命保険を開発しています。
そんなメディケア生命が発売している医療保険「新メディフィットA」ですが、結論から書くと保険料は安く、大きな欠点のない医療保険です。他社の動向を見ながらちょくちょく改定しているので、いいとこ取りした最先端の医療保険になってます。
医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、メディケア生命「新メディフィットA」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
入院保障 | がん・心疾患・脳血管疾患が無制限保障(特定3疾病入院無制限給付特則時) | A |
通院保障(がん) | 5年間無制限保障(ガン治療通院給付特約) 抗がん剤治療特約あり(薬剤治療特約) |
A |
三大疾病一時金 | 【対象となる疾病・給付条件】 がん:1回目診断確定、2回目以降入院 心疾患:手術、もしくは所定日数の入院 脳血管疾患:手術、もしくは所定日数の入院 【給付間隔・上限】 1年に1回、回数無制限 |
B |
先進医療保障 | 通算2,000万円上限・終身型 | A |
30歳の月額保険料 (入院給付金1万円、保険料支払期間終身) |
男性:2,070円 女性:2,340円 |
A |
40歳の月額保険料 (入院給付金1万円、保険料支払期間終身) |
男性:3,000円 女性:2,460円 |
|
会社情報 | 苦情率:0.151% ソルベンシーマージン比率:2298.5% 会社格付け:AA-(RI) |
A |
入院保障に大きな問題はありません。オプションの特定3疾病入院無制限給付特則を付加すれば、がん・心疾患・脳血管疾患の入院が無制限保障となります(8大生活習慣病入院無制限給付特則もあります)。この点は安心です。
がんの通院治療も5年間無制限保障。薬剤治療特約を付加すれば、抗がん剤治療を受けた月に10万円給付です。通院でがん治療を受けてるけど、抗がん剤の副作用が辛くて働けない!なんていう状況もきっちり保障されます。
ちなみにですが、薬剤治療特約の保障対象には自由診療(健康保険が適用されない欧米の最先端の抗がん剤治療)となる抗がん剤も含まれます。この点も安心でしょう。
また、三大疾病一時金の給付対象は幅広くがん・心疾患・脳血管疾患です。ちょっと古い医療保険だと心疾患・脳血管疾患の保障対象が急性心筋梗塞・脳卒中に限定されることもありますが、メディケア生命「新メディフィットA」はそんなことありません。給付間隔も1年に1回ですし、問題はないかと。
先進医療保障も保障上限2,000万円の終身型です。充実してます。
保険料は業界最安値クラスです。入院保障がシンプル(日帰り入院でも10日分の入院給付金もらえる!とかが無い)なので、基本保障の保険料が安く収まってます。特約保険料も高くはありません。
会社的にも安定しています。苦情率の業界平均は0.4%程度なのですが、それを下回る0.151%ですし、保険金の支払い能力を示すソルベンシーマージン比率も2298.5%。ソルベンシーマージン比率は200%を超えれば安全と言われてますが、大きく上回ってますね。格付も「AA-」なので”保険金支払能力は極めて高く、優れた要素がある”という評価になっています。
ここまで良いところばっかり書いてますが、そういう医療保険です。後述するデメリットも些細なものですし、全般的によくまとまっています。十分候補に入る医療保険です。
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メディケア生命「新メディフィットA」の基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他の医療保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【医療保険】 ・病気やケガに備える保険です。 ・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。 ・保険料が値上がりすることはありません。 |
基本保障 | 【入院給付金】 入院1日につき3000円~10,000円から選択可能。 ※1,000円単位で選択可能。 【手術給付金】 ■手術Ⅰ型 入院中:入院給付金の10倍 外来:入院給付金の5倍 放射線治療:入院給付金の10倍 骨髄移植術:入院給付金の10倍 骨髄幹細胞の採取手術:入院給付金の10倍 ■手術Ⅱ型 入院中:手術の種類に応じて入院給付金の10倍or20倍or50倍 外来:入院給付金の5倍 放射線治療:入院給付金の20倍 骨髄移植術:入院給付金の50倍 骨髄幹細胞の採取手術:入院給付金の10倍 |
特約(オプション) | 【先進医療・患者申出療養特約】 先進医療または患者申出療養の技術料実費と一時金給付。 【入院一時給付特約】 入院した際に一時金給付。 【通院治療特約】 通院1日につき定額給付。 【特定損傷特約】 骨折などの治療を受けたときに定額給付。 【8大生活習慣病入院特約】 8大生活習慣病で入院した場合、入院給付金を上乗せ。 【女性医療特約】 女性特有疾病に罹った場合、入院給付金・手術給付金を上乗せ。 【特定女性疾病通院治療特約】 女性特有疾病で通院した場合、通院1日につき定額給付。 【特定疾病一時金給付特約】 3大疾病にかかった場合に、一時金給付。 【特定3疾病保険料払込免除特約】 3大疾病にかかった場合に、以降の保険料支払い免除。 【薬剤治療特約】 抗がん剤等の治療を受けた月に定額給付。 【終身保険特約】 亡くなった場合に、一時金給付。 【介護保障付終身保険特約】 亡くなった場合、もしくは要介護2以上に認定された場合に一時金給付。 |
保険料を支払う期間 | 60歳まで、65歳まで、70歳まで、75歳まで、80歳まで、終身から選択可能。 |
保険料を支払う回数 | 月払・半年払・年払 |
保険料を支払う方法 | ・口座振替 ・クレジットカード払 |
保障される期間 | 終身 |
加入方法 | 対面・郵送・ネット |
健康相談サービス | あり(ティーペック社と提携) |
メディケア生命「新メディフィットA」の保障内容を評価します。
冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。
【基本保障】入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金・骨髄移植術給付金・骨髄ドナー給付金
メディケア生命「新メディフィットA」は入院給付金を基本保障とするオーソドックスなタイプの医療保険なんですが、その基本保障の組み合わせを比較的自由に選ぶことができます。
まずは入院保障から。
名称 | 給付額 | 給付条件 |
入院給付金 | 入院1日につき3000円~10,000円から選択可能。 ※1,000円単位で選択可能。 ※1回の入院の支払限度日数を30日型・60日型・120日型から選択可能。 |
入院1日につき給付 |
ここは他社の医療保険と同等ですが、メディケア生命「新メディフィットA」は入院保障の延長オプションが下記2種類あります。
特定3疾病入院無制限給付特則 | 以下の3疾病の入院保障を無制限に延長する。 ・がん ・心疾患 ・脳血管疾患 |
8大生活習慣病入院無制限給付特則 | 以下の8疾病の入院保障を無制限に延長する。 ・がん ・心疾患 ・脳血管疾患 ・糖尿病 ・高血圧性疾患 ・肝疾患 ・膵〈すい〉疾患 ・腎疾患 |
他社にも入院保障の延長オプションはありますが、3大疾病だけだったり、8大疾病だけだったりと選択肢が狭いことがあります。どちらも選べるのはメリットですね。
ちなみにですが、入院日数の平均は以下のとおりです。
日本人の平均:29.3日
35歳~64歳の平均:21.9日
参考にしたのは生命保険文化センターです。
上記のリンク先を参照頂けるとわかるのですが、入院日数は意外と短いです。脳血管疾患は長引くこともありますが、がんとか心疾患は意外と入院期間は短めですよね。
とはいえ、これは平均です。特にがんは症状によっては入院が長引きます(水泳の池江璃花子さんは10か月入院されたそうです)。医療保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあると考えれば、入院日数の無制限保障は重要だと考えています。
特約保険料もそこまで高くはありません。少なくとも、特定3疾病入院無制限給付特則は付加しておいた方が安心と感じます。
続いて手術保障です。手術保障は「Ⅰ型」「Ⅱ型」「なし」の3タイプから選択できます。
タイプ | 給付額 |
Ⅰ型 | 入院中:入院給付金の10倍 外来:入院給付金の5倍 放射線治療:入院給付金の10倍 骨髄移植術:入院給付金の10倍 骨髄幹細胞の採取手術:入院給付金の10倍 |
Ⅱ型 | 入院中:手術の種類に応じて入院給付金の10倍or20倍or50倍 外来:入院給付金の5倍 放射線治療:入院給付金の20倍 骨髄移植術:入院給付金の50倍 骨髄幹細胞の採取手術:入院給付金の10倍 |
なし | 保障なし |
保険料が安くなるのは全く保障のない「なし」ですが、それなりの費用がかかる手術の保障が全く無くなるのは不安です。
少なくともⅠ型、余裕があればⅡ型といったところでしょう。
【重要です】先進医療・患者申出療養特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
先進医療・患者申出療養特約 | ・保障期間通算で2,000万円までの技術料。 ・1回につき一時金15万円給付。 |
先進医療・患者申出療養を受けた場合。 |
先進医療の保障は他社の医療保険と同水準です。悪くありません。
先進医療は健康保険適用外です。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約です。基本的には医療保険に入るならつけておいた方がいい特約です(2,000万円まで保障してくれます)。
また、一時金15万円は交通費・宿泊費が用途となるお金です。先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります。15万円あればちょっとした観光もできそうですよね。これはうれしい。
また、珍しいのが患者申出療養が保障対象となる点です。
実際患者申出治療を実施するケースはかなり稀で、制度開始から1年半の間で相談があったのが78件、実施されたのが4件。いまのところはあまり有効な保障内容ではありませんが、将来的にメジャーな制度となる可能性もあります。
参考:厚生労働省ホームページ
患者申出療養が保障対象となってる点は将来に向けても安心かと。
先進医療・患者申出療養特約は他社と比較して優れています。基本的にはつけておくべきオプションです。
【重要ではありません】入院一時給付特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
入院一時給付特約 | 1回の入院で最高20万円(1万円単位で選べます) | 入院したとき。 |
入院すれば必ず一時金が給付される特約です(日帰り入院でも保障対象)。手持ちの現金がやや少なめ…といった方に役立つ特約です。
例えば、2泊3日の入院だと
・基本保障だけだと3日分の入院給付金しかもらえない。入院給付金日額5,000円だと。15,000円。これだけだと、赤字入院になる可能性あり…。
・入院一時給付特約をつけておくと追加で一時金が給付される。例えば入院一時給付特約5万円で契約しておけば、2泊3日の入院で入院給付金と合わせて65,000円。これだと割と豪華な入院ができそう。
といった感じですね。短期の入院でも、日用品や交通費がそれなりにかかります。入院で赤字になりたくない方や、手持ちの現金が少なくて医療費破産の可能性がある方にとっては有効な特約です。そうでないなら不要でしょう。
【重要ではありません】通院治療特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
通院治療特約 | 通院1日につき1,000円~5,000円の間で1,000円単位で選択可能。 | 退院後に通院した場合。 |
メディケア生命「新メディフィットA」の通院特約は他社よりがんの保障が手厚くなってます。
一般的な医療保険の通院特約は退院後180日以内の通院のみ保障、支払限度日数は30日(つまり、退院から180日間以内で30回の通院のみ保障)といった内容が多いです。これは転移や再発で治療が長引くがんも同じです。
しかし、メディケア生命「新メディフィットA」は、がんだと退院後5年間の通院が保障され、支払限度日数が無制限になります。つまり、退院してから5年間は通院した日数だけ無制限に通院給付金が給付されます。これは安心感ありますよね。
ちなみにですが、本当に怖いのは副作用のきつい抗がん剤治療を通院で受けるケースです。この場合は満足に働くこともできず、入院も短期間(抗がん剤を打つ時だけ)なので、医療保険から給付される入院給付金は少額。こんなピンチに対応できる特約に後述する薬剤治療特約があります。
通院治療特約と薬剤治療特約の両方を付加できれば最強です。しかしそれだと保険料がやや高めに…。迷ったら優先するべきは薬剤治療特約と感じます。
【重要ではありません】特定損傷特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
特定損傷特約 | 5万円~10万円の範囲で選択可能 | 骨折等の治療を受けたとき。 |
交通事故やスポーツでの事故によるケガを保障する特約です。激しいスポーツする人にとっては重要かもしれませんが、そうでなければ必要性は薄いでしょう。給付額も5万円~10万円とお小遣い程度です。
【重要ではありません】8大生活習慣病入院特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
8大生活習慣病入院特約 | 入院1日につき2,000円~20,000円の範囲で選択可能。 | 8大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患、腎疾患、肝疾患、膵疾患)で入院したとき。 |
8大生活習慣病で入院した場合、入院給付金が増額される特約です。入院中に自己負担となる差額ベッド代や食事代の補填が主な用途ですね。入院1日あたりの費用平均が23,000円というデータがあるので、手持ちの現金が少なめの方はつけておいても良い特約です。
ちなみにですが、毎月支払う保険料を少しでも安くしたいけど、8大生活習慣病が怖い人、8大生活習慣病にかかりそうな予感(?)がある人は基本保障の入院給付金を低額に抑えて、「8大生活習慣病入院特約」をつけるということもできます。例えば、
入院給付金5,000円で8大生活習慣病入院特約5,000円⇒保険料1,475円/月
入院給付金10,000円⇒保険料1,910円/月
40歳男性を例にするとこんなかんじです。8大生活習慣病で入院した場合の給付額はどちらも10,000円ですが、毎月支払う保険料は500円程度の差があります。
【良い保障内容です】女性医療特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
女性医療特約 | 【入院型】 入院給付金:入院1日につき2,000円~20,000円の範囲で選択可能。 【入院・手術型】 入院給付金:入院1日につき2,000円~20,000円の範囲で選択可能。 女性特定手術給付金:入院給付金の30倍 乳房再建術給付金:入院給付金の100倍 |
【すべてのがん】 乳がん、子宮がん、肺がんなど 【女性特有の病気】 子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、乳腺症、異常分娩(例:帝王切開)など 【女性に多い病気】 鉄欠乏性貧血、低血圧症、リウマチ、膀胱炎、胆石症、メニエール病、骨粗しょう症など、 【手術】 乳房手術・子宮摘出・卵巣摘出・乳房再建術 |
2パターンから選べます。
- 入院型:基本保障の入院給付金に上乗せ給付。
- 入院・手術型:基本保障の入院給付金と手術給付金に上乗せ給付。
入院給付金に対する上乗せの主な用途は差額ベッド代でしょう。通常の入院は複数人が同居する大部屋です。プライベートを保つのは難しい空間です。プライベートな空間を保つには差額ベッド代を払い、個室や少人数の部屋を確保する必要があります。
入院給付金が増額されれば、プライベートが守られるちょっと豪華な病室で入院できます。女性にとっては入院中もプライベートは大切ですよね。
手術給付金の上乗せも保障内容としては平均的です。悪くはありません。特約保険料もそんなに高くはないので、「これは必要!これは安心!」と強く感じるのであれば付加して良い特約です。
【重要ではありません】特定女性疾病通院治療特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
特定女性疾病通院治療特約 | 通院1日につき1,000円~10,000円の範囲で選択可能。 | ・乳房に関する疾病で通院した場合。 ・子宮に関する疾病で通院した場合。 ・卵巣卵管に関する疾病で通院した場合。 ・がんで通院した場合。 |
他社には見られない女性特有の疾病の通院を保障する特約です。
保障対象となるのは外来治療開始、もしくは退院後180日間以内の通院です。180日間以内の通院を乳房・子宮・卵巣卵管に関する疾病なら30日間、がんなら日数無制限で保障です。
入院のない通院でも保障対象となる点はメリットですが(上述した通院治療特約は退院後の通院のみ保障)、保障対象となる疾病は上述した女性医療特約よりも狭くなってます。月経異常、妊娠・出産に関わる症状(帝王切開等)、女性に多い疾病(貧血、低血圧等)は保障対象外です。
こちらも上述した通院治療特約と同じく、優先度は低いかなと感じます。乳房・子宮・卵巣卵管に関する疾病を患ったとしても、通院回数が膨らむということは多くはないかと。多くても月数回程度でしょう(例えば東大病院によると症状が強い子宮内膜症でも通院は2週間に1回程度、通常は数か月おき)。
月2回通院して通院1日5,000円×2回で1万円給付となっても、
「手続きするのがめんどくせぇ!」
ということになりかねません。必要性は薄いでしょう。
【重要です】特定疾病一時金給付特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
特定疾病一時給付特約 | 10万円~200万円の間で10万円単位で選択可能。一時金として給付される。 | 【がん保障Ⅰ型】 1回目:がんと診断確定 2回目以降:がんで入院 【がん保障Ⅱ型】 1回目:がんと診断確定 2回目以降:がんで入院、または抗がん剤治療・放射線治療・手術・骨髄移植を受けたとき。 【特定3疾病保障Ⅰ型】 ■がん 1回目:がんと診断確定 2回目以降:がんで入院 ■心疾患 ・急性心筋梗塞の場合は入院または手術を受けたとき。 ・急性心筋梗塞以外の場合は20日以上の入院または手術を受けたとき。 ■脳血管疾患 ・脳卒中の場合は入院または手術を受けたとき。 ・脳卒中以外の場合は20日以上の入院または手術を受けたとき。 【特定3疾病保障Ⅱ型】 ■がん 1回目:がんと診断確定 2回目以降:がんで入院、または抗がん剤治療・放射線治療・手術・骨髄移植を受けたとき。 ■心疾患 ・入院または手術を受けたとき。 ■脳血管疾患 ・入院または手術を受けたとき。 |
がん・心疾患・脳血管疾患といった3大疾病に罹り、所定の条件を満たせば毎年大きな金額の一時金を受け取れるオプションです。実際に受け取ってみるとわかるのですが、働くこともできずに医療費が膨らんでいく中で、
「医療保険…、入っておいてよかった…」
と分かりやすく実感できる重要なオプションです。
選べるパターンは4種類あります。
- がん保障Ⅰ型
- がん保障Ⅱ型
- 特定3疾病保障Ⅰ型
- 特定3疾病保障Ⅱ型
「がん保障」は保障対象ががんのみ、「特定3疾病保障」だと保障対象ががん・心疾患・脳血管疾患に広がります。
また、Ⅰ型はⅡ型よりも保障条件が厳しくなってます。
- がんの2回目以降の給付条件は入院に限定される。
- 急性心筋梗塞・脳卒中以外の心疾患・脳血管疾患は”20日以上の入院or手術”が条件となる。
Ⅱ型はがんの2回目以降の給付条件が入院及び3大治療(抗がん剤・放射線・手術)+骨髄移植を受けたときですし、急性心筋梗塞・脳卒中以外の心疾患・脳血管疾患は日数の制限なく入院、もしくは手術で保障対象です。
ポイントは以下の4点です。
- 【GOOD】給付間隔が1年に1回(ちょっと古い医療保険だと2年に1回の場合あり)。
- 【GOOD】上皮内がんも保障対象。
- 【GOOD】心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象にしている。
- 【GOOD】がんの2回目以降の給付条件が入院に限定されていない(Ⅱ型)。
ちょっと古い医療保険だと2年に1回しか一時金が給付されないことあります。2年は長いですよね。がんで再発・転移を繰り返した際に、
「あ、次は2年後で!2年間がんばって!」
ってあっさり言われたらイラっとします。その点、メディケア生命「新メディフィットA」は1年に1回給付されます。ここは他社同等。悪くありません。
また、上皮内がんという初期のがん(がん細胞が血管やリンパ管に到達してないので、サッと手術で切り取ってしまえば完治する可能性が高いと言われてます)が保障対象となっている点も評価できます。ちょっと古い医療保険だと、上皮内がんが保障対象外となることもあります。例えば、大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで早期発見されたというデータもあり、この点も安心でしょう。
心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象としている点もメリット。他社の医療保険だと、心疾患・脳血管疾患の保障対象を急性心筋梗塞・脳卒中に限定していることがあります。
急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障対象外になります。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%に過ぎません。
ただし、Ⅰ型は急性心筋梗塞以外の心疾患だと
「20日以上の入院、もしくは手術」
が条件です。
生命保険文化センターによると、心疾患全体の入院日数平均は19.3日。
例えば狭心症は2,3日程度入院して手術も受けずに退院することも少なくありません。これだと「手術、もしくは20日以上の入院」の条件に合致せず、保障対象外になります。
これがⅡ型だと、
「心疾患なら入院即保障!手術を受けてももちろん保障!」
です。これは安心。
また、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には
- 脳梗塞
- くも膜下出血
- 脳出血
が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。
ということで、脳血管疾患でも脳卒中でも大きな差はありませんが、脳血管疾患の方がちょっと安心かな、とは感じます。
また、Ⅰ型は脳卒中以外の脳血管疾患だと
「20日以上の入院、もしくは手術」
が条件ですが、心疾患と異なり脳血管疾患は入院が長引きます。生命保険文化センターによると、脳血管疾患全体の入院日数平均は78.2日。
なので、Ⅱ型の条件は
「入院、もしくは手術」
といったように入院日数の制限がなくなってますが、Ⅰ型とⅡ型にそこまで大きな差はないかなと感じます。
最後にがんの保障内容ですが、Ⅰ型だとがんの2回目以降の給付条件が「入院」に限定されてしまいます。上述のとおり、現在はがんの入院期間が短期化していて、通院治療に重きが置かれています。通院であってもがんの3大治療+骨髄移植を受けていれば保障対象となるⅡ型の方が安心感あります。
ということでまとめると、Ⅰ型の保障内容は他社平均、Ⅱ型だと現在の医療保険のなかではレベル高めです。
あとは保険料ですよね。30歳男性を例にすると
がん保障Ⅰ型:+790円
がん保障Ⅰ型:+885円
特定3疾病保障Ⅰ型:+1,130円
特定3疾病保障Ⅱ型:+1,365円
です(保障額50万円)。他社と比較して高くはないですし、これくらいの差であれば僕なら特定3疾病保障Ⅱ型を選びます。
【重要ではありません】特定3大疾病保険料払込免除特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
特定3疾病保険料払込免除特約 | 保険料支払いが免除される。 | 【Ⅰ型】 ■がん 診断確定 ■心疾患 ・急性心筋梗塞の場合は入院または手術を受けたとき。 ・急性心筋梗塞以外の場合は20日以上の入院または手術を受けたとき。 ■脳血管疾患 ・脳卒中の場合は入院または手術を受けたとき。 ・脳卒中以外の場合は20日以上の入院または手術を受けたとき。 【Ⅱ型】 ■がん 診断確定 ■心疾患 ・入院または手術を受けたとき。 ■脳血管疾患 ・入院または手術を受けたとき。 |
よくCMで見る「以降の保険料は頂きません!」っていう特約です。条件を満たせば、以降の保険料支払いが免除される特約です。
保険料の支払いが免除されると確かに嬉しいのですが、保険料払込免除特約は有料です。つければ毎月支払う保険料があがります。保険料を上げてまで保険料払込免除特約をつけるかは微妙なところです。
保障内容としては秀逸です。他社と差が出るのは心疾患・脳血管疾患の保障ですが、心筋梗塞・脳卒中に限定せず、幅広い心疾患・脳血管疾患を保障対象としています。
まあでも、必要性は薄いでしょう。
【重要です】薬剤治療特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
薬剤治療特約 | 【抗がん剤治療給付金額】 5万円~30万円(女性は5万円~20万円) 【自由診療抗がん剤治療給付金額】 10万円~60万円(女性は10万円~40万円) 【特定薬剤治療給付金額】 1万円~6万円(女性は1万円~4万円) |
【抗がん剤型】 抗がん剤治療治療を受けたとき。 【支払対象薬剤Ⅰ型】 抗がん剤治療、抗血栓薬治療を受けたとき。 |
メディケア生命には「メディフィットEX」というおくすりの保険があるんですけど、それを医療保険でも付加できるようにしたのがこちらの特約。がん・心疾患・脳血管疾患の薬剤治療を受けた月に定額が給付されます。もちろん抗がん剤治療も保障対象です。
保障内容は優秀です。
- 【GOOD】抗がん剤治療給付金の給付回数が無制限。
- 【GOOD】自由診療となる抗がん剤治療も保障対象。
- 【GOOD】心疾患・脳血管疾患の薬剤治療(抗血栓薬治療)を保障対象にできる。
抗がん剤治療給付金の給付回数は無制限です。他社だと60回限度なることもありますが、メディケア生命「新メディフィットA」は回数無制限。ただし、抗がん剤治療を何百回も受けることはあり得ない(身体が持たない)ので、この点はそれほど大きなメリットではありません。
大きなメリットは自由診療となる抗がん剤治療が保障対象となる点でしょう。公的な健康保険では適用外であるものの、欧米で承認されている最新の抗がん剤治療を受けたときも保障対象となります。このケースだともちろん医療費は全額自己負担なので、医療保険からの給付金はとても助かります。他社の抗がん剤治療特約だと保障対象が健康保険適用範囲内の抗がん剤治療に限定されることが多く、この点はメリットですね。
また、抗血栓薬治療が保障対象となる医療保険は珍しいです。抗血栓薬とは血圧をサラサラにする薬で、血管の詰まりが原因となる心疾患・脳血管疾患の治療に使われることがあります。一度必要となったら長期間の投薬となることが多く、毎月それなりの治療費がかかります。
そこに突っ込んで保障対象とした点は評価できます。回数に限度(60回or120回)がありますが、それでも最長120回(10年間)保障があればかなり助かるでしょう。
【重要ではありません】終身保険特約・介護保障付終身保険特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
終身保険特約 | 30万円~300万円の範囲で選択可能。 ※10万円単位 |
死亡・高度障害時 |
介護保障付終身保険特約 | 30万円~300万円の範囲で選択可能。 ※10万円単位 |
・死亡・高度障害時 ・要介護2以上に認定されたとき |
医療保険に死亡保障と介護保障を追加できるというのがこちらのオプション。
いろいろな保障をひとつの医療保険にまとめることで、手続きが楽になるメリットはありますが、医療保険はそのときどきの状況に合わせて進化していくので、将来的に見直したくなることがあります。
「医療保険は解約したいけど、死亡と介護の保障は残しておきたい!」
となった場合に、死亡保障と介護保障がセットになっていることが足かせになってしまうんですよね。メディケア生命「新メディフィットA」を解約すると、もちろん死亡保障も介護保障も消滅です。
ということで、あえて死亡保障と介護保障を医療保険とセットにする必要性は薄いでしょう。死亡保障なら終身保険・定期保険・収入保障保険、介護保障なら介護保険と分けて加入した方が無難です。
【シミュレーション】僕が「新メディフィットA」に加入するなら
僕がメディケア生命「新メディフィットA」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 入院保障:5,000円(60日型・特定3疾病入院無制限給付特則)
- 手術保障:Ⅰ型
- 特約:先進医療・患者申出療養特約、薬剤治療特約(抗がん剤型5万円)、特定疾病一時給付特約(特定3疾病保障Ⅱ型50万円)
このシミュレーションで毎月支払う保険料は40歳男性4,385円、40歳女性3,750円です。保険料は業界最安値クラスと言っていいでしょう。
最近は入院が短期化していますが、それでも長期入院となる可能性はゼロではありません。長期入院への備えは医療保険の重要な役割と考えているので、特定3疾病入院無制限給付特則は付加しておきます。
また、先進医療・患者申出療養特約は必須。通院しながらの抗がん剤治療で働けなくなる状況は怖いので、薬剤治療特約も抗がん剤型を付加。
特定疾病一時給付特約はがん保障型とするか、3疾病保障型にするか悩むところですが、メディケア生命「新メディフィットA」は保険料が安いので保障範囲が広い3疾病保障型としました。それと、Ⅰ型はがんの2回目以降の給付条件が入院に限定されてしまうのが気になり、多少保険料が上がったとしてもⅡ型を選択しています。
メディケア生命「新メディフィットA」のメリット
メディケア生命「新メディフィットA」は入院給付金の支払い限度日数を無制限にできる。
入院給付金の支払い限度日数は以下の3タイプから選択できます。
特則適用なし | 病気の種類にかかわらず入院給付金の支払い限度日数延長はなし。保障期間通算1,095日まで。 (通常はこのタイプになります) |
特定3疾病入院無制限給付特則 | 特定3疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)による入院給付金の支払い限度日数を無制限に延長。 |
8大生活習慣病入院無制限給付特則 | 8大生活習慣病(がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患、腎疾患、膵疾患、肝疾患)による入院給付金の支払い限度日数を無制限に延長。 |
選択肢の広さはメリットでしょう。他社だとそもそも延長できなかったり、8疾病のみ延長できたりと、選択肢が狭くなることが多いです。
しかし、繰り返しますが入院日数の平均は以下のとおりです。
日本人の平均:29.3日
35歳~64歳の平均:21.9日
参考にしたのは生命保険文化センターです。最近は入院が短期化しているので、無制限保障がが必要かはよくよく検討が必要です。
まあでも、無制限保障としたところでそこまで保険料は上がらないですし、平均では入院期間が短くなっていますが、がんは症状によっては入院が長引くので特定3疾病入院無制限給付特則くらいは付加した方が安心かと感じます。
メディケア生命「新メディフィットA」は先進医療特約が終身タイプ。
先進医療特約が終身タイプの場合、先進医療特約の保険料が一生涯上がりません(同じ保険料で一生涯保障)。
「あれ、だって医療保険が終身タイプなんだから、先進医療特約だって終身タイプでしょ?」
と思ってしまいがちですが、他社は先進医療特約のみ保険料が10年ごとに上がっていく定期タイプだったりすることもあります。
なぜ先進医療特約だけ定期タイプにするのか。それは将来的に先進医療が普及して保険金の支払い額が大きくなった場合、加入者が支払う保険料を上げないと生命保険会社が赤字になるからです。
現状は月100円程度の保険料で先進医療特約をつけられますが、10年後・20年後には10倍・100倍になっている可能性もあります。終身タイプなら、保険料は一生涯変わりません。
そう考えると、先進医療保障が終身タイプの方が安心感は高いでしょう。
メディケア生命「新メディフィットA」は自由診療となる抗がん剤治療を保障対象にできる。
これは先述の薬剤治療特約のことです。薬剤治療特約を付加すれば、自由診療の抗がん剤治療が保障対象となります。
繰り返しになりますが、自由診療となると健康保険は適用されず、治療費は全額自己負担となります。欧米では承認されているものの、日本では承認が遅れている最新の抗がん剤は自由診療となることが多く、医療保険からの給付金はとても助かります。
他社の抗がん剤治療特約は保障対象が健康保険適用範囲内の抗がん剤治療に限定されることが多く、この点はメディケア生命「新メディフィットA」のメリットですね。
メディケア生命「新メディフィットA」は無料で利用できる健康相談サービスがある。
メディケア生命「新メディフィットA」はティーペック社と提携して、以下のサービスを無料で加入者に提供しています。
- 日本の名医(総合相談医)のセカンドオピニオンや優秀専門臨床医をご紹介。
- 医師・看護師などに24時間365日電話で健康相談。
セカンドオピニオンっていうのは主治医以外のお医者さんから意見を聞くことです。患者が主治医を選ぶってなかなか難しいですよね。たまたま手が空いていたお医者さんが主治医になり、私たちを診断するケースが多いでしょう。
メディケア生命「新メディフィットA」は日本の名医を紹介し、セカンドオピニオンを聞く機会をつくってくれます。セカンドオピニオンで助かる命があることも事実です。
メディケア生命「新メディフィットA」のデメリット
一般的な医療保険では
- 右足のケガで30日入院した。
- 退院してすぐに今度は左手のケガで50日入院した。
といった場合、原因が違うので別々の入院とカウントされます。1回の入院で入院給付金が給付される限度日数を60日として契約した場合、別々の入院とカウントされるので、右足のケガ30日分と左手のケガ50日分の合計80日間分の入院給付金が給付されます。
しかし、メディケア生命「新メディフィットA」は同じ入院とカウントしてしまいます。つまり、60日間分の入院給付金しか給付されません。
この点は注意です。若いうちは連続してケガや病気をすることは少ないと思いますが、特に歳を重ねて身体が弱くなってから困ってしまいます。覚えておきましょう。
メディケア生命「新メディフィットA」の評価
評価:A(S、A~Cで判定)。
ささいなデメリットはありますが、現状の医療保険ではトップクラスの保障内容です。
入院保障は無制限にできますし(選択肢も広い)、自由診療となる抗がん剤治療も保障対象にできます。保障内容は最新化されてますし、保険料は業界最安値クラス。評価は「A」です。
友人から
「新メディフィットAに決めたよ!」
とLINEのメッセージがきたら、
「良いと思うよ!」
と返信します。そういう医療保険です。
比較対象の医療保険としてネオファースト生命「ネオdeいりょう」を挙げておきます。ネオファースト生命「ネオdeいりょう」には健康保険料率という割引があるのですが、条件を満たして割引されればメディケア生命「新メディフィットA」より保険料は安く収まることが多いでしょう。保障内容もメディケア生命と比較して遜色ありません。
ただし、オファースト生命「ネオdeいりょう」は先進医療特約が10年更新型なんですよね。10年ごとに保険料が見直されます(上がる可能性が高い)。この点が気になるのなら、メディケア生命「新メディフィットA」です。
医療保険の保険料は下記リンクで比較しているので、ご参考までに。本サイトでおすすめしている保障内容を中心に比較しています。
メディケア生命「新メディフィットA」の相談をするなら。
メディケア生命「新メディフィットA」は全国の保険ショップで取り扱ってます。メディケア生命はここのところ伸びまくっているので、ご近所の保険ショップでも取り扱っているはずです。
しかし、いざ保険ショップに行ってみて、
「あー、すいません、うちメディケア生命やってないんですよ」
なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがメディケア生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックはメディケア生命とネオファースト生命の両社と提携しています。比較もかんたんにやってくれますよ。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
【オリコン顧客満足度2年連続No.1!】保険クリニック
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが、オリコン社が毎年行っている保険ショップの顧客満足度調査です。利用者5,826人に対し、保険ショップ全28社に関するアンケート調査を実施。見事に2年連続顧客満足度No.1を獲得しています。
(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/)
注目すべきはアフターフォローです。
亡くなったら保障対象になる死亡保険に生命保険会社と揉める要素はありません。一方で、微妙なグレーゾーンが存在する医療保険は、医師が書く診断書の表現ひとつで保障対象にならないことがあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけ。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。
保険ショップ全28社のなかで、保険クリニックはアフターフォローの満足度もNo.1です。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。メディケア生命はもちろんのこと、比較対象としたオファースト生命とも提携しているので、2社の比較もかんたんにやってくれますよ。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:メディケア生命「新メディフィットA」
入院保障は3疾病or8疾病で無制限保障にできますし、抗がん剤治療の保障対象も手厚くなってます。3大疾病一時金の保障内容もトップレベルです。保険料も業界最安値クラスですし、多くの方にとって候補となる医療保険でしょう。
比較対象にはネオファースト生命「ネオdeいりょう」があります。こちらも保障内容はメディケア生命と同様にしっかりしてますし、条件を満たして割引が適用されればメディケア生命より保険料が安くなる可能性があります。ここは両社で比較を。
メディケア生命「新メディフィットA」は全国の保険ショップで相談できます。保険クリニックならメディケア生命とネオファースト生命と提携しているので、両社の比較もかんたんにやってくれます。2社で比較するなら保険クリニックが楽ちんです。
保険クリニックの予約は↓をクリック!
コメント
口コミではこちらの保険、支払いが悪いというのをよくみるのですが実際どうなんでしょうか。
ちょっと不安なので今回は別にがん保険だけ加入しようと思っていますが
年齢があがれば月額もあがっていくので最安のプランででも入っておこうか迷っています。
現在リニューアル予定とのことで資料請求ができないようなので
リニューアルされたらぜひこちらでの考察をお伺いしたいです!
それまで加入は保留にしておきますw
森ひとみ様
コメントありがとうございます!
ご参考になれば幸いなのですが、↓のリンク先で生命保険協会が各生命保険会社の苦情件数を集計しています。
https://www.seiho.or.jp/member/complaint/
メディケア生命は個人保険保有契約件数950,913件に対して、苦情件数が1,637件。単純に割り算すると苦情率は0.17%です(1,637件/950,913件)。
同じ計算を何社かでしてみると、
ライフネット生命:0.82%(3,483件/421,073件)
はなさく生命:0.79%(885件/111,206件)
オリックス生命:0.46%(22,552件/4,844,172件)
ネオファースト生命:0.28%(1,068件/379,944件)
ということで、メディケア生命は他社と比較して苦情が多いということはないようです(むしろ苦情が少ないくらい)。
また、メディケア生命の苦情内訳で保険金関係は19.5%です。
これも他社と比較してみると高くはありません。
なので、メディケア生命の保険金支払いに不満を持った一部の人たちの口コミが大きくなり過ぎているのかもしれません。
そこまで口コミを気にする必要はないかと思います。
いずれにせよ、メディフィットAはリニューアル予定なので契約はちょっと待った方がよさそうですね!
がん患者です!
がん給付金、入院が条件でbadとの事ですが、
抗がん剤や放射線を行うときは大体初回に2泊3日で副反応などを見るので治療を行うレベルの人は保障対象だと思います!
あい様
鋭いご指摘ありがとうございます!
確かにご指摘のとおり初回治療時は入院が伴うことが多いので、一時金の給付対象になりますよね。
通院治療が長引いた場合を考慮してBADとしていましたが、書き方が良くなかったと感じます。
ご指摘の点も追記するように致します!