【評価B】チューリッヒ生命の医療保険「終身医療プレミアムDX」デメリットと評価

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」はシンプルな基本保障で保険料は比較的安め。

「最低限必要な保障を手ごろな価格で!」

という医療保険を探している場合は候補に入ります。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」ここがポイント
  • 「入院+手術+先進医療」の保障だけを医療保険に求めるのであれば、保険料は比較的安めです。
  • メンタル疾患の入院が365日間まで延長保障されるオプションがあります。
  • 3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の保障は弱めです。

医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

医療保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。

  1. 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。端的に言うと3大疾病(特にがんと脳血管疾患)です。3大疾病の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  2. 通院保障:通院しながら働ける状況であれば家計のやりくりはできそうですが、通院しながらきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるような状況を保障してくれるかが重要です。
  3. 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると1年に1回ポンっと大きな金額が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるには重要な保障です。
  4. 先進医療保障:健康保険の適用外となる先進医療は全額自己負担です(治療費が数百万円となることもあります)。医療保険がしっかり保障してくれるかも要チェックです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
入院保障 下記7疾病が無制限保障(7大疾病延長入院特約付加時)
①がん(上皮内がんを含む)②心疾患③脳血管疾患④高血圧性疾患⑤糖尿病⑥肝疾患⑦腎疾患
A
通院保障(がん) 退院後120日以内の通院を30日間まで保障。
抗がん剤特約なし。
B
三大疾病一時金 【対象となる疾病・給付条件】
がん:1回目診断2回目以降入院
急性心筋梗塞:入院
脳卒中:入院
【給付間隔・上限】
2年に1回、回数無制限
C
先進医療保障 通算2,000万円上限・終身型 A
30歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:1,380円
女性:1,480円
A
40歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:1,900円
女性:1,850円
会社情報 苦情率:0.725%
ソルベンシーマージン比率:1083.6%
会社格付け:AA(SP)
A

入院保障に大きな問題はありません。オプションの7大疾病延長入院特約を付加すれば、がん・心疾患・脳血管疾患を含む7大疾病を無制限保障になります。メンタル疾患の入院も365日保障に延長できますし、入院保障はかなり手厚くなってます。

通院保障はありますが、がんを特別に保障するタイプではありません。他社にはよくある「抗がん剤治療を受けた月に10万円お支払い!」といったオプションもないので、通院しながら抗がん剤治療を受ける(副作用が辛くて働けない…)といったケースに対する保障は弱めです。

また、3大疾病一時金の給付間隔が2年に1回。最近発売されている医療保険は1年に1回が標準なので、この点もデメリットですね。心疾患・脳血管疾患の保障範囲は急性心筋梗塞・脳卒中に限定されてますし、3大疾病の保障は全般的に他社よりも弱めです。

先進医療保障は問題ありません。充実してます。

保険料比較的安めです。悪くはありません。医療保険に対してシンプルに「入院+手術+先進医療」の保障のみを求める方にとっては候補に入ります。

会社的にも安定しています。苦情率が業界平均0.4%を上回る0.725%なのが残念ですが、保険金の支払い能力(ソルベンシーマージン比率)は安全と言わている200%を大きく超える1083.6%。格付も「AA」なので”保険契約債務を履行する能力は非常に強い”という評価になっています。チューリッヒ生命がいますぐ危ない!ということはないでしょう。

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目次

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」の基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他の医療保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【医療保険】
・病気やケガに備える保険です。
・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。
・保険料が値上がりすることはありません。
基本保障 【入院給付金】
入院1日につき5000円・10,000円・15,000円から選択可能。
【手術給付金】
入院中:5万円・10万円・20万円から選択可能。
外来:5万円
【放射線治療給付金】
放射線治療1回につき5万円・10万円・20万円から選択可能。
【女性特定疾病入院給付金】
女性特有の疾病で入院した場合に入院給付金を上乗せ。
※「終身医療保険プレミアムDX Lady」の基本保障です
特約(オプション) 【先進医療特約】
先進医療の技術料実費と一時金給付。
【退院後通院特約】
通院1日につき5,000円給付。
【3大疾病診断給付金特約】
3大疾病で所定の条件を満たした場合に一時金給付。
【3大疾病保険料払込免除特約】
3大疾病で所定の条件を満たした場合に以降の保険料支払い免除。
【ストレス性疾病延長入院特約】
ストレス性疾患で所定の条件を満たした場合に入院給付金の支払い限度日数が365日に延長。
【7大疾病延長入院特約】
7大疾病で所定の条件を満たした場合に入院給付金の支払い限度日数が無制限に延長。
【入院一時金特約】
入院した際に一時金給付。
【女性特定疾病入院特約】
女性特有の疾病で入院した際に入院給付金に5,000円が上乗。
【収入サポート特約】
10日以上病気・ケガの治療で入院した月に短期収入サポート給付金、高度障害または障害等級2級以上に認定された場合に長期収入サポート給付金を給付。
保険料を支払う期間 10年間・55歳まで・60歳まで・65歳まで・70歳まで・75歳まで・終身払から選択可能。
保険料を支払う回数 月払・年払
保険料を支払う方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保障される期間 終身
加入方法 対面・郵送・ネット
健康相談サービス あり

【チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」】保障内容を評価します。

冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【基本保障】入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金・集中治療給付金

基本保障は取り外しができません。契約したら絶対についてくる保障です。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」は入院・手術を基本保障とするオーソドックスなタイプの医療保険です。

名称 給付額 給付条件
入院給付金 入院1日につき5000円・10,000円・15,000円から選択可能。 入院1日につき給付
手術給付金 入院中:5万円・10万円・20万円から選択可能。
外来:5万円
手術を受けたとき。
放射線治療 5万円・10万円・20万円から選択可能。 放射線治療を受けたとき。

入院・手術の保障は他社の医療保険と同水準です。悪くありません。

入院が長引く可能性がある7大疾病とメンタル疾患にも対応できる点が特徴です。

  • 7大疾病延長入院特約(オプション)を付加すると7大疾病の入院が無制限保障。
  • ストレス性疾病延長入院特約(オプション)を付加するとメンタル疾患の入院が365日保障。

ちなみにですが、入院日数は短期化する傾向にあります。

日本人の平均:29.3日
35歳~64歳の平均:21.9日

参考にしたのは生命保険文化センターです。平均から見ると、入院日数が長くなるのは認知症、統合失調症、アルツハイマー病といったメンタル疾患と脳血管疾患です。がんとか心疾患は意外と入院期間は短めですよね。

とはいえ、これは平均です。特にがんは症状によっては入院が長引きます。7大疾病の入院が無制限保障、そしてメンタル疾患の入院が365日まで延長できる点はチューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」のメリットでしょう。

また、「終身医療保険プレミアムDX」の女性版として、「終身医療保険プレミアムDX Lady」があります。Ladyだと女性特有の疾病で入院した場合、入院給付金が上乗せされます。

名称 給付額 給付条件
女性特定疾病入院給付金 入院1日につき5000円上乗せ。 入院1日につき給付

対象となる疾病は以下のとおりです。

女性特有の疾病:乳ガン、子宮ガン、卵巣機能障害、関節リウマチ、流産、帝王切開等

女性にとっては入院中もプライベートは大切ですよね。入院給付金が増額されれば、プライベートが守られるちょっと豪華な病室で入院できます(差額ベッド代は全額自己負担です)。

ただし、「終身医療保険プレミアムDX Lady」には他社によくある乳がん・乳房再建手術に対する特別な保障はありません。他社の医療保険だと、女性特有の手術を受けた際に手術給付金が増額されるオプションがあったりしますが、この点は少し残念です。

ちなみに、女性特有の疾病に対する他社の医療保険の保障は下記リンク先でまとめています。こちらもご参考に。

女性特有疾病の保障で比較する医療保険。

【重要です】先進医療特約

特約名 給付額 給付条件
先進医療特約 ・保障期間通算で2,000万円までの技術料。
・1回につき、一時金15万円給付。
先進医療を受けた場合。

先進医療保障は他社の医療保険と同水準です。悪くありません。

先進医療は健康保険適用外です。全額自己負担です。

なので、先進医療を受けるためには、けっこうな大金が必要となることもありますが、その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約です。基本的には医療保険に入るならつけておいた方がいい特約です(2,000万円まで保障してくれます)。

また、一時金15万円が給付されますが、先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります。一時金は交通費・宿泊費等に使うことを想定したお金です。15万円あれば十分でしょう。観光もできそうです。

【重要ではありません】退院後通院特約

特約名 給付額 給付条件
退院後通院特約 通院1日につき5,000円 通院した場合。

通院保障は他社の医療保険より保障薄めです。

先述のとおり現在は入院期間が短期化する傾向にあります。代わりに長くなるのが通院治療。なので通院保障はけっこう重要なのですが、保障が薄いんですよね。

保障対象となるのは、入院後に退院してから120日以内の通院のみ(30日限度)。他社の医療保険だと、通院が長引くがんは退院後5年間無制限保障としている場合もあります。退院して120日以内30日限度で1日5,000円なら手続き面倒だし要らないかなあと感じます。

ちなみにですが、本サイトで重要視している抗がん剤治療に関する特約がチューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」にはありません。

予防のための抗がん剤治療なら副作用も軽くて働きながら治療を受けることも可能です。しかし、問題は手術で切り取れなかったがんを抗がん剤で治療するケースです。こうなると副作用が辛過ぎて満足に働くことはできませんし、主に通院で治療を受けるケースだと入院が短期間(抗がん剤を打つ時だけ入院)となるので、医療保険から満足な入院給付金を受け取ることはできません。

こんな状況で効果的なのが他社によくある

「抗がん剤治療を受けた月に10万円お支払い!」

といった抗がん剤治療特約です。通院しながらの抗がん剤治療でも月10万円給付。働けない状況のなかでは経済面でもメンタル面でも非常に助かるのですが、チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」にはありません。この点はちょっと残念です。

【重要ですが…】3大疾病診断給付金特約・3大疾病保険料払込免除特約

特約名 給付額 給付条件
3大疾病診断給付金特約 50万円 or 100万円 【1回目】
・がんと診断確定したとき。
・急性心筋梗塞、脳卒中で入院したとき。
【2回目】
・1回目から2年目以降に入院したとき。
3大疾病保険料払込免除特約 保険料の支払いが免除される。
(保障は継続する)
・がんと診断確定したとき。
・急性心筋梗塞、脳卒中で入院したとき。

3大疾病診断給付金特約は保障が薄いです

以下の2点は要注意です。

  • 【BAD】3大疾病診断給付金特約は心疾患のうち心筋梗塞のみ、脳血管疾患のうち脳卒中のみに保障対象を限定している。保障範囲が狭い。
  • 【BAD】3大疾病診断給付金特約の給付間隔が2年に1回。他社には1年に1回で給付されることが多い。

最近の医療保険は心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象が主流です。チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」は保障範囲が急性心筋梗塞、脳卒中に限定されます。

脳血管疾患の保障範囲が脳卒中に限定されている点はそんなに悪くありません。脳卒中には

  • 脳梗塞
  • くも膜下出血
  • 脳出血

が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。脳卒中に限定されても9割近くはカバーされます。

一方で、心疾患が急性心筋梗塞に限定される点は注意です。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%に過ぎません。

また、前回一時金給付から1年以上経過していれば、再度一時金が給付される医療保険もある中、チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」は2年以上経過が条件。これはちょっと長いです。給付間隔は2年に1回です。ここも要注意です。

全般的に、3大疾病診断給付金特約はちょっと残念な保障内容ですね…。3大疾病一時金を重要視するのなら、他社の医療保険との比較は必須でしょう。

3大疾病保険料払込免除特約は、よくCMで見る「以降の保険料は頂きません!」っていう特約なんですけど、チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」は毎月支払う保険料が激安なので必要性は薄いでしょう。3大疾病保険料払込免除特約は有料オプションなので、付加すると毎月支払う保険料が上がります。

【重要です】ストレス性疾病延長入院特約・7大疾病延長入院特約

特約名 給付額 給付条件
ストレス性疾病延長入院特約 入院給付金の支払い限度日数が365日に延長される。 入院給付金の支払日数の限度をこえて入院したとき。

【対象のストレス性疾病】
統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害、気分[感情]障害、神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害/摂食障害/非器質性睡眠障害/胃潰瘍/十二指腸潰瘍/潰瘍性大腸炎/過敏性腸症候群/更年期障害

7大疾病延長入院特約 入院給付金の支払い限度日数が無制限に延長される。 支払日数の限度または通算支払日数の限度をこえて入院したとき。
※ガン(悪性新生物・上皮内新生物)、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患、肝疾患、腎疾患が対象。

基本保障のところで書いてますが、入院は短期化しているものの、長期入院となる可能性はゼロではありません。なかなか起こらないけど起こったら大惨事なリスクに備えるのが保険の役割だとすれば、入院延長保障は付加しておいた方が安心です。

ストレス性疾患の入院を延長保障する医療保険は珍しいです。メンタル疾患に備えられる医療保険は下記リンク先にまとめています。こちらもご参考に。

うつ病に備えられる医療保険

ちなみにですが、他社だとピンポイントに3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)のみを延長保障できる場合があります。もちろん保険料が安くなるのは3大疾病に限定した場合です。

【重要ではありません】入院一時金特約

特約名 給付額 給付条件
入院一時金特約 5万円 or 10万円 or 20万円 入院したとき。

入院すると必ず給付される一時金です。

超短期の入院だと、入院給付金の給付額もわずかなものです。例えば、2泊3日の入院だと

・基本保障だけだと3日分の入院給付金しかもらえない。入院給付金日額5,000円だと。15,000円。入院するのに必要な日用品や交通費を含めると赤字になることも…。

・入院時一時金特約をつけておくと追加で50,000円もらえる。2泊3日の入院で入院給付金と合わせて65,000円もらえたら、割と豪華な入院ができそう。

といった違いです。

手持ちの現金が極端に少ない方なら有効な特約ですが、そうでないなら不要でしょう。短期入院だと儲かることもあるので、気分的には朗らかになりますが、焼け太りは医療保険本来の目的ではありません。

【重要ではありません】収入サポート特約

特約名 給付額 給付条件
収入サポート特約 【長期収入サポート給付金】
10万円or20万円or30万円(月額)
【短期収入サポート給付金】
長期収入サポート給付月額×0.5(月額)
【長期収入サポート給付金】
(1)所定の高度障害状態に該当したとき
(2)不慮の事故の日からその日を含めて180日以内に所定の身体障害の状態に該当したとき
(3)国民年金法に基づき障害等級1級または2級に認定され、障害基礎年金の受給権が生じたとき。(ただし、障害等級2級のうち、精神の障害と認定されたときを除く)
【短期収入サポート給付金】
同一の月に10日以上病気・ケガの治療で入院または医師の指示を受けて自宅等で治療したとき(通算60回限度)

働けないリスクに備える特約です。

チューリッヒ生命は「くらすプラスZ」という就業不能保険を発売しているのですが、それをオプション化したのがこちらの特約。

保障内容が複雑なのですが、例えば30歳男性が長期収入サポート月額給付金10万円、保障期間60歳までで契約していた場合、

  • 月10日以上入院or治療を受ければ短期収入サポート給付金として月5万円受け取れる(60回まで)。
  • 障害が残ってしまった場合、障害等級2級以上に認定されれば長期収入サポート給付金として月10万円受け取れる(60歳まで)。

といった保障です。

就業不能保険は下記で比較しています。働けないリスクに備えるならチューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」の収入サポート特約にこだわる必要はないかなという印象です。

就業不能保険の保障内容・保険料比較ランキング

僕が「終身医療プレミアムDX」に入るなら。

僕ならこんな感じで申し込みます。

  • 入院給付金:10,000円
  • 入院給付日数:30日型
  • 手術給付金:5万円
  • 特約:先進医療特約、7大疾病延長入院特約、ストレス性疾病延長入院特約

この保障内容で毎月支払う保険料は40歳男性3,752円、40歳女性4,222円です。

先進医療特約は必須です。ここはゆるぎない。

長期の入院に備えるために7大疾病延長入院特約、ストレス性疾病延長入院特約も付加しておきます。入院給付日数は30日型・60日型・120日型・365日型の4つから選べますが、

  • 入院が長引く可能性が高い7大疾病とストレス性疾患は長期間保障。
  • それ以外の疾病やケガの入院はそこまで長引かないだろうから30日間まで。

と割り切り、メリハリをつけて30日型を選ぶことで保険料を安く抑えてます。

まあ入院給付日数は30日型でも60日型でも120日型でも365日型でも月数十円しか保険料変わらないんですけどね。逆に7大疾病延長入院特約、ストレス性疾病延長入院特約を付加せず、入院給付日数120日型もしくは365日型を選ぶのもアリだと感じます(これだと保険料がかなり安くなります)。

ちなみに、本来であれば3大疾病一時金と抗がん剤治療特約を付加しておきたいところですが、3大疾病一時金の保障範囲は狭く、2年に1回給付。そして抗がん剤治療特約はありません…。繰り返しになりますが、3大疾病の保障は弱めです。

3大疾病の保障を手厚くしておきたいのであれば、他社の医療保険を検討した方がよいでしょう。チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」は保障内容をシンプルに絞り込んだ場合に強みがあります。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」のメリット

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」ここがポイント!
  • 【check】メンタル疾患の入院保障を延長できる。
  • 【check】保障内容をシンプルに絞れば保険料は最安値クラス。
  • 【check】先進医療特約が終身タイプ。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」はメンタル疾患の入院保障を延長できる。

繰り返しになりますが、ストレス性疾病延長入院特約を付加すればメンタル疾患の入院を365日間保障まで延長できます。他社の医療保険でも3大疾病の入院延長保障はよく見かけますが、メンタル疾患の入院延長保障は珍しいです。

メンタル疾患は入院日数が長くなる傾向にあります。入院給付金の支払い限度日数を延長できる点はメリットですね。

ちなみにですが、2021年3月まではストレス性疾病保障付就業不能保障特約という特約がありました。メンタル疾患を最長10年間保障する特約だったんですが、現在は売り止めになっています。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」は保険料が安い。最安値クラス。

シンプルに「入院+手術+先進医療」と保障内容を絞り込めば、保険料は比較的安く収まります。医療保険の保険料は下記リンク先で比較しているので、ご参考までに。

医療保険の保険料比較

ただし、上表のリンク先を参照頂けるとわかりますが、必ずしも最安値クラスになるとは限りません。また、オプションを追加していくと価格メリットはさらに薄くなっていきます。

保険料の観点からも、他社の医療保険と比較しておいて損はありません。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」は先進医療特約が終身タイプ。

先進医療特約が終身タイプの場合、先進医療特約の保険料が一生涯上がりません(同じ保険料で一生涯保障)。

「あれ、だって医療保険が終身タイプなんだから、先進医療特約だって終身タイプでしょ?」

って多くの方は理解されているかと思うんですけど、他社は先進医療特約のみ保険料が10年ごとに上がっていく定期タイプだったりすることもあります。

なぜ先進医療特約だけ定期タイプにするのか。それは将来的に先進医療が普及して保険金の支払い額が大きくなった場合、加入者が支払う保険料を上げないと生命保険会社が赤字になるからです。

現状は月100円程度の保険料で先進医療特約をつけられますが、10年後・20年後には10倍・100倍になっている可能性もあります。終身タイプなら、保険料は一生涯変わりません。

そう考えると、先進医療保障が終身タイプの方が安心感は高いでしょう。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」のデメリット

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」ここにご注意!
  • 【check】3大疾病診断給付金特約の給付間隔が2年に1回。
  • 【check】3大疾病診断給付金特約の心疾患・脳血管疾患の保障範囲が急性心筋梗塞、脳卒中に限定。
  • 【check】通院保障が弱い。抗がん剤治療に対する特別な保障がない。
  • 【check】3大疾病のみの入院延長保障ができない。

繰り返しになりますが、3大疾病診断給付金特約は2年に1回しか給付されません。また、心疾患・脳血管疾患の保障範囲は急性心筋梗塞・脳卒中に限定されます。3大疾病一時金の保障は弱いです。

通院保障も弱め。特にがんの通院治療です。3大疾病の保障を重視するなら、他社の医療保険との比較は必須です。

また、入院延長保障の対象は7大疾病とメンタル疾患まで拡大されます。ピンポイントに3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)のみ入院延長保障ということはできません。

入院延長保障の対象が拡大されても保険料が安ければいいんですけど、そうともなりません。オリックス生命「新CURE(キュア)」はデフォルトで3大疾病の入院が無制限保障です。ここで保険料を比較してみます。入院給付金10,000円、入院給付日数60日、手術保障あり、先進医療特約あり、保険料払込期間終身で保険料を比較してみます。

30歳男性 30歳女性 40歳男性 40歳女性 備考
チューリッヒ生命 3,312円 3,742円 4,552円 4,902円 手術入院20万円/外来5万円
7大疾病の入院無制限保障
メンタル疾患の入院無制限保障
オリックス生命 2,741円 3,098円 3,906円 3,665円 手術入院20万円/外来5万円
7大疾病の入院120日保障
3大疾病の入院無制限保障

全般的にオリックス生命の方が保険料は安くなります。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」の評価

評価:B(S、A~Cで判定)。

シンプルに「入院+手術+先進医療」保障を医療保険に求めるのであれば、保険料は比較的安く収まります。メンタル疾患の入院が365日まで保障される点も、他社には見られないメリットです。

しかし、3大疾病の保障は弱め。一時金の保障範囲が狭かったり、2年に1回しか給付されなかったり、抗がん剤治療特約がなかったりです。

冒頭書いたとおり、

「最低限必要な保障を手ごろな価格で!」

という方なら候補に入る医療保険ですが、それでもズバ抜けているわけではありません。保障内容の観点からも、保険料の観点からも他社の医療保険との比較はしておいて損はなく、よって評価は「B」としました。

比較対象となる医療保険として下記を挙げておきます。

ネオファースト生命「ネオdeいりょう」。健康保険料率が適用されれば業界最安値クラスの保険料となります(三井住友海上あいおい生命よりも安くなることが多いかと)。3大疾病一時金は保障範囲ががん・心疾患・脳血管疾患と幅広く、1年に1回給付。抗がん剤治療特約もあります。ただし、先進医療特約が10年更新型なのがちょっと残念。

メディケア生命「新メディフィットA」。ネオファースト生命の健康保険料率が適用されない場合は、メディケア生命が業界最安値クラスです。こちらも3大疾病一時金は保障範囲ががん・心疾患・脳血管疾患と幅広く、1年に1回給付。抗がん剤治療特約もあります。先進医療特約が終身型である点もメリットです。

繰り返しになりますが、医療保険の保険料は下記リンクで比較しているので、ご参考までに。本サイトでおすすめしている保障内容を中心に比較しています。

医療保険の保険料比較

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チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」を取り扱っている保険ショップってそんなに多くないんですよね。もしかしたら、ご近所の保険ショップではチューリッヒ生命を取り扱っていないかもしれません。

なかなかチューリッヒ生命を取り扱っている保険ショップを探すのも面倒なのですが、手堅いのは保険クリニックです。

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(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/

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これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。チューリッヒ生命はもちろんのこと、比較対象としたメディケア生命・ネオファースト生命・オリックス生命とも提携しているので、比較もかんたんにやってくれますよ。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

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保険クリニック

生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」

シンプルに「入院+手術+先進医療」保障なら保険料は比較的安めです。メンタル疾患の入院が延長保障される点もメリットです。

ただし、3大疾病の保障は弱め。保険料もズバ抜けて安いわけでもないので、他社の医療保険と比較しておいたほうがよいでしょう。特に、ネオファースト生命「ネオdeいりょう」、もしくはメディケア生命「新メディフィットA」との比較は必須と感じます。

チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」は保険クリニックで相談できます。保険クリニックならネオファースト生命・メディケア生命も取り扱っているので、迷ったら保険クリニックです。かんたんに比較してくれますよ。

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