2021年10月に全面リニューアルされたSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。
リニューアルされて保障内容はかなり改善されてます。うまいこと他社の良いとこ取りしてます。リニューアル前はパッとしないがん保険でしたが、一気にトップクラスの保障内容になってます。
また、新しく導入されたのが非喫煙者割引。1年以内に喫煙していなければ保険料が割引される仕組みですが、割引されれば保険料は業界最安値クラスです(割引されなくても男性は業界最安値クラス)。
がん保険選びに迷ったら、
「えいや!」
で決めてしまっても良いがん保険でしょう。
がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。
①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。
②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。
③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けるたびに定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。
SOMPOひまわり生命のがん保険「勇気のお守り」には
- がん治療給付型
- がん診断給付型
の2つのタイプがあります。がん治療給付型が③の治療ベース保障、がん診断給付型が②の一時金ベース保障。
「①の入院ベースはどうしたんだ!」
と思われるかもしれませんが、がんの入院は短期化していて平均20日程度で退院できるので、①は時代遅れになりつつあります。現在のがん保険の主流は②と③です。
がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、SOMPOひまわり生命のがん保険「勇気のお守り」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
先進医療特約の保障内容 | タイプ:終身型 保障額上限:2,000万円 一時金:15万円 |
A |
がん診断一時金の給付条件 | 給付回数:無制限 給付間隔:1年 1回目の給付条件:診断確定 2回目以降の給付条件:診断確定・入院・外来治療・在宅医療による緩和療養 |
A |
抗がん剤治療の保障範囲 | 給付回数:120回(自由診療は12回) 自由診療の抗がん剤治療が保障対象 |
A |
40歳の月額保険料 (非喫煙者割引適用時) |
【がん治療給付型(基準給付月額10万円)】 男性:1,705円(入院特約あり) 女性:1,710円 【がん診断給付型(一時金100万円)】 男性:2,100円 女性:1,980円 |
A |
先進医療特約は問題ありません。一生涯保険料が変わらない終身型ですし、限度額も他社同等の通算2,000万円。交通費や宿泊費に使える一時金もあります。
一時金の給付条件も問題ありません。1年に1回、回数無制限で一時金を受け取れます。2回目以降の給付条件も完璧。他社だと2回目以降の給付条件が「入院」に限定されることがあるのですが、入院でも通院でも治療を受けていれば保障される点は安心です。
また、抗がん剤治療保障の保障対象には全額自己負担の自由診療が含まれます。一般的な抗がん剤治療保障は健康保険が適用される範囲の抗がん剤治療に限定されることもあり、この点もメリットでしょう。
そして非喫煙者割引が適用されれば保険料は激安です。過去1年間タバコを吸ってなければ非喫煙者割引が適用されますし、現在は喫煙していても契約後に禁煙すれば割引が適用される仕組みもあります。
ちなみにですが、他社だと喫煙習慣を検査するために「コチニン検査」を行うことがあります。
コチニン検査は綿棒みたいなやつをペロっと舐め、唾液中の成分から喫煙習慣の有無を判定するというものなのですが、SOMPOひまわり生命は検査なし(自己申告)で割引適用可否が決まるそうです。
そんな雑な仕組みでいいのかと思いますが、ウソがバレたら契約解除になりますし、契約後に検査が行われることもあるようなので、ウソはやめておきましょう。
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SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」の基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他のがん保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【がん保険】 ・がんに備える保険です。 ・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。 ・保険料が値上がりすることはありません。 |
主契約 |
【がん治療給付型】 ●がん治療給付金 手術・放射線治療・抗がん剤治療・ホルモン剤治療・緩和療養を受けた月、もしくは入院した月に定額給付。 ●自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 自由診療となる抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた月に定額給付。 ●自由診療乳房再建給付金 所定の乳房再建術を受けた月に定額給付。 |
【がん診断給付型】 ●がん診断給付金 所定の条件を満たした場合に1年に1回一時金給付。 |
|
特約(オプション) |
【共通】 ●新がん先進医療特約 健康保険が適用されない先進医療の技術料、及び一時金を給付。 ●がん保険料免除特約 がんと診断された場合に、以降の保険料支払い免除。 ●がん入院特約 がんの入院を無制限保障。 |
【がん治療給付型】 ●がん診断給付特約 所定の条件を満たした場合に1年に1回一時金給付。 |
|
【がん診断給付型】 ●抗がん剤・ホルモン剤治療給付特約 自由診療を含む抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた月に定額給付。 ●がん外来治療給付特約 通院1日につき定額給付。 |
|
保険料を支払う期間 | 60歳まで、65歳まで、終身(一生涯)から選択可能。 |
保険料を支払う回数 | 月払・半年払・年払から選択可能。 |
保険料を支払う方法 | 口座振替、クレジットカード払から選択可能。 |
保障される期間 | 終身(一生涯) |
加入方法 | ネット・郵送・対面 |
SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」の保障内容を評価します。
冒頭のところで先進医療特約・がん一時金・抗がん剤治療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。
【主契約】がん治療給付型
名称 | 給付額 | 給付条件 | 給付間隔 |
がん治療給付金 | 月額10万円or20万円 | がんの治療を目的として、以下のいずれかに該当したとき。 ①手術 ②放射線治療 ③抗がん剤治療・ホルモン剤治療 ④緩和療養 ⑤入院 |
月1回/回数無制限 (左記③④は120回限度) |
自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 | がん治療給付金の2倍 | 自由診療となる抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けたとき。 | 月1回/12回限度 |
自由診療乳房再建給付金 | がん治療給付金と同額 | 所定の乳房再建術を受けたとき。 | ー |
まずはがん治療給付型から。
治療ベースのがん保険として、保障内容は悪くありません。がんの3大治療は手術・放射線治療・薬物療法(抗がん剤)と言われてますが、その3つをしっかりカバーしています。入院も保障範囲に含まれるので、何らかの治療を受けている限りは保障を受けられるかと。
また、緩和療養(痛みを和らげるような治療)も保障対象です。
最近はがん治療の初期から使われることもあるようですが、末期で助かる見込みがなくなり、痛みだけでも和らげていくような場面で使われるのが緩和療養。モルヒネを打つとかそういう状況です。
「最期は自宅で迎えたい…」
といった要望が患者にある場合には、入院せずに自宅で緩和療養を受けることもありますが、そんなケースもSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」はきっちり保障です。この点も安心です。
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】がんゲノムプロファイリング検査も保障対象。
- 【GOOD!】自由診療の抗がん剤治療が保障対象。
- 【BAD】自由診療の抗がん剤治療の給付回数が12回まで。
まずは1点目。
がんゲノムプロファイリング検査の詳細はC-CATのサイトにまとめられていますが、ざっくり言うとがん細胞に起きている遺伝子の変化を調べ、効果のある治療方法を探るといった検査です。がんゲノムプロファイリング検査を受けられるのは標準治療をやり尽くした後(標準治療をやり尽くす前に受けると自費診療)。どうしようもなくなった後に、最後の一手を探るといった検査です。
検索費用は56万円+α。健康保険が適用されれば現役時代は自己負担額は3割の16万8千円+α。さらに高額療養費制度を利用すれば、10万円程度で受けられることが多いでしょう(収入によります)。がん保険から10万円保障されれば、検査費用はカバーできます。
現状ではマイナーながんゲノムプロファイリング検査ですが、国立がん研究センターが注力しているということもあり、将来的にはメジャーな検査となる可能性があります。がんゲノムプロファイリング検査を保障するがん保険は他にアフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」くらいでまだまだ少数派。この点はメリットです。
続いて2点目。
一般的ながん保険の抗がん剤治療保障は公的健康保険が適用される範囲内に限定されます。健康保険が適用されない高額な抗がん剤は保障対象外。
しかし、SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」は全額自己負担となる自由診療の抗がん剤治療まで保障範囲を拡大しています。
自由診療の抗がん剤治療には、
欧米では承認されて使用が進んでいるものの、日本では承認が遅れている抗がん剤
なんかが含まれます。国立がん研究センターが2021年10月時点の未承認・適応外の医薬品を下記リンク先にまとめてますが、月100万円かかる抗がん剤なんてざらにあります。これが全額自己負担はかなり辛い…。
→国内で薬機法上未承認・適応外となる医薬品・適応のリスト(2021年10月31日改訂版)(PDF)
他社の調査では、がん罹患者・がん罹患経験者の19.8%が自由診療を提案されたというデータもあり、最近は自由診療が極々マイナーな治療方法とは言えなくなってきています(実際に受けた方は11.7%)。がんゲノムプロファイリング検査で幸運にも効果のありそうな抗がん剤が見つかったけど、健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤だった!ということもあるでしょう。
「最悪の場合は自由診療を受けることも辞さない!」
という方にとっては重要な保障です。
しかし、保障回数に限度があります。自由診療の抗がん剤治療は保障限度12回(12ヶ月)。
抗がん剤治療は体質に合う・合わないがあるのでトライ&エラーを繰り返すこともあります。1年間抗がん剤治療を頑張ってきたのに
「あ、今月で保障終わりますので!」
と、言われて保障打ち切りとなるのもなかなか辛い。保障が打ち切りになって抗がん剤治療を続けられなくなった!なんていう事態になると医師・患者・生命保険会社の三方全て苦い思いをします。
まあ12回が短過ぎるということはありませんが、メディケア生命「メディフィットがん保険」が24回限度だったり、メットライフ生命「ガードネクスト」が通算1億円保障(桁違い!)であることと比較すると、この点は若干のデメリットと感じます。
【主契約】がん診断給付型
名称 | 給付額 | 給付条件 | 給付間隔 |
がん診断給付金 | 100万円等 | 1回目の給付条件:がんと診断確定 2回目以降の給付条件:再びがんと診断or入院継続or外来治療or在宅医療のよる緩和療養 |
年1回/回数無制限 |
がん診断給付型は、所定の条件を満たせば一気にまとまった金額(100万円とか)が給付されます。
「がん保険、入っておいたよかった…」
と、銀行口座に振り込まれた100万円を眺めながら多少救われる気持ちになれるのが一時金保障。働けなくなった場合の収入補填、医療費、入院中の諸費用等、様々な用途に使える便利な一時金です。
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】2回目以降の給付条件がとても良い。
- 【GOOD!】給付間隔が1年に1回。
- 【GOOD!】上皮内がんも給付対象。給付額が減額されることもない。
一時金は条件を満たす限り回数無制限で給付されるのですが、生命保険各社で差が出てくるのが2回目以降の給付条件。再発と転移を繰り返すことがあるがんは、2回目以降の給付条件と給付間隔が重要です。
2回目以降の給付条件には通院・在宅療養が含まれます。他社だと入院に条件を限定することがあり、通院や在宅療養のみだと一時金が給付されないことがあります。
がんの3大治療は手術・薬物療法(抗がん剤)・放射線治療と言われていますが、手術を除けば通院で受けることが増えてきています。給付条件が入院に限定されてしまうと、がんの治療が続いているのに一時金給付されないこともあるでしょう。この点はSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」のメリット。
また、2回目以降の給付条件にも診断が含まれるので
「新しいがんが見つかりました」「がんが再発しました」「がんが転移しました」
と医師に診断されれば一時金給付です。
診断確定が条件に含まれると、治療方法に関わらず一時金を受け取れます。将来的に3大治療に次ぐ4番目・5番目の治療方法が開発された場合でも(免疫療法が4番目とも言われています)、一時金を受け取れる可能性は高めです。
ここらへんは
「なにがなんでも一時金を支払ってやる!」
というSOMPOひまわり生命の意気込みが伝わってきます。2回目以降も診断が条件に含まれるがん保険はまだまだ少数派。診断が条件に含まれると、汎用性が一気に高くなります。
給付間隔が1年に1回である点も良いです。ちょっと古いがん保険だと2年に1回しか一時金給付されないこともあるのですが、がんなんて2年以内に再発することは珍しくありません。再発して苦しんでるのに
「前回から2年経過していないので、一時金お支払いできませんよ」
なんて言われたらイラっときます。1年に1回給付なら、再発と転移を繰り返すがんにも十分対応できます。
上皮内がんが保障される点もメリット。ちょっと古いがん保険だと上皮内がんは保障対象外だったり、減額保障されることがあります。
上皮内がんとは、がん細胞が血管やリンパ管に到達していない初期のがんを指します。がん細胞は血管やリンパ管で運ばれて転移していくので、上皮内がんの段階でサッと手術で切り取れば再発や転移する可能性は低いと言われてます。
「早く見つかって良かったですね」
と言われるのが上皮内がん。大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで発見されたというデータもあり、珍しいがんではありません。
上皮内がんを気にする必要があるのは、特に女性です。乳がんは上皮内がんであっても通常のがんと同程度の治療が必要になるケースがあります。
まとめると、一時金の給付条件はだいぶ良いです。しっかりまとまってます。
【重要です】新がん先進医療特約
※がん治療給付型・がん診断給付型どちらにも付加可能。
給付額 | 給付条件 |
・先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障) ・一時金として15万円 |
先進医療を受けた場合。 |
先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円上限で保障してくれるのが先進医療特約です。
例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の進化版。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。
重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。
しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です。
先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】保障期間通算で2,000万円まで保障。
- 【GOOD!】一時金給付あり。
保障上限は2,000万円。この点は他社同等です。悪くありません。
また、先進医療を対応できる病院は限られているため、遠方に移動することもあり得ます(上述した重粒子線治療を受けられる病院は2023年10月時点で全国7ヶ所のみ)。一時金はその場合の宿泊費・交通費を用途として給付されますが、他社のがん保険だと一時金がないこともあります。この点もメリットでしょう。
保障内容は悪くありません。特約保険料も月100円程度なので、人生一発レッドカードを避けるためにも優先度高めのオプションでしょう。
【重要ではありません】がん保険料免除特約
※がん治療給付型・がん診断給付型どちらにも付加可能。
よくCMでみる「以降の保険料は頂きません!」という特約です。
がんと診断された場合に、以降の保険料支払いが免除されるのですが、SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」はそもそも保険料が高くありません。保険料の支払いが免除されたとしても、家計への影響はわずかなもの。
がん保険料免除特約は有料オプションなので、付加すれば月々の保険料はググっと上がります。必要性は低いでしょう。
【重要です】がん診断給付特約
※がん治療給付型に付加可能。がん診断給付型には付加不可。
がん診断給付型の主契約である「がん診断給付金」をオプション化し、がん治療給付型にも付加できるようにしたのが、がん診断給付特約です。
高額療養費制度を利用すれば、主契約のがん治療給付金で医療費は概ねカバーできるでしょう。がん診断給付特約は
・がんで働けなくなった場合の収入減少に備える。
という意味合いが強くなってきます。
特にがん診断給付特約が役立つのは、がんが失業につながりやすい非正規雇用の方やブラック企業に勤務されている方。
東京女子医大の調査ではがんと診断されてから、フルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないという場合は、がんと失業のWパンチを食らうこともあるでしょう(実際多いです)。
そんなときに100万円を銀行口座に振り込んでくれるのが、がん診断給付特約です。生活を破綻させないためにも、余裕があれば付加しておいた方が良いと感じます。
【重要です】抗がん剤・ホルモン剤治療給付特約
※がん治療給付型は付加不可。がん診断給付型に付加可能。
がん治療給付型の主契約である抗がん剤治療・ホルモン剤治療の保障をオプション化して、がん診断給付型にも付加できるようにしたのが抗がん剤・ホルモン剤治療給付特約です。
保障内容は以下のとおり。
名称 | 給付額 | 給付条件 | 給付間隔 |
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 | 月額10万円or20万円 | 抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けたとき。 | 月1回/120回限度 |
自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 | 抗がん剤・ホルモン剤治療給付金の2倍 | 自由診療となる抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けたとき。 | 月1回/12回限度 |
上述した自由診療の抗がん剤治療も保障されます。
ちなみに、抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。
- 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
- 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。
1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。働きながらの治療も不可能ではないので、経済的なピンチに陥ることもそんなにありません。
本当に怖いのは2のケースです。この場合は
短期入院もしくは通院で抗がん剤を打つ→3週間程度安静にする
と言ったサイクルを繰り返すことが多いのですが、副作用がきつくて満足に働くことも難しくなります。治療の終わりも見えなくなり、銀行口座の残高が徐々に減っていく抗がん剤ドロ沼にハマるのがこのケース。
ベッドの上で虚空を見上げながら
「あ、これ、やばいかも…」
と、メンタルが削られまくるなかで、毎月定額を銀行口座に振り込んでくれるのが抗がん剤治療保障です。優先度高めのオプションです。
【重要ではありません】がん外来治療給付特約
※がん治療給付型・がん診断給付型どちらにも付加可能。
がんの治療を受けるために通院すると通院1日5,000円といった金額を受け取れるオプションです。
上述のとおり、最近のがん治療は入院から通院にシフトしています。まあでも通院治療だと働ける場合もありますし、通院1日5,000円保障だと週1回通院したとしても月2万円程度。
受け取ると嬉しい金額ではありますが、ちょっと高めの特約保険料を払い、面倒な手続きをするような金額でもないかと。必要性は薄いでしょう。
【重要です】がん入院特約
※がん治療給付型・がん診断給付型どちらにも付加可能。
がんで入院すると入院1日5,000円といった金額を受け取れるオプションです。
繰り返しますが、最近のがん治療は入院が短期化してます。下記のとおり、がん系の入院は平均20日未満で退院できます。
胃の悪性新生物:22.3日
結腸及び直腸の悪性新生物:16.4日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:20.8日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:21.1日
(参考:生命保険文化センター)
とはいっても、上記の入院期間はあくまで平均です。長期入院となる可能性はゼロではありません。保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあるとすれば、長期入院の保障は重要です。余裕があれば付加しておきたいオプションです。
ちなみに、がん治療給付型を選べば主契約でも入院は保障されます。高額療養費制度を前提とすれば、主契約で入院中の医療費はカバーできるでしょう。
ただし、入院した際には医療費以外にも
- 食事代(1食490円)
- 日用雑貨
- テレビ使用料
- クリーニング代
- 交通費
といった雑費がかかります。これらの雑費には健康保険が適用されません(高額療養費制度も適用外)。
また、個室や少人数部屋での入院を希望する場合は差額ベッド代が必要となります。
差額ベッド代はホテルの宿泊費と同じで病院ごとに料金が異なりますし、1部屋の収容人数によっても金額が変わってきます。都会の大きな病院で豪華な個室を利用する場合は、それこそ三ツ星ホテル並みの一泊料金に…。
厚生労働省が公表している1日あたりの平均差額ベッド代は以下のとおり。
1人室:8,322円
2人室:3,101円
3人室:2,826円
4人室:2,705円
全平均:6,620円
※中央社会保険医療協議会(第548回、令和5年7月5日)「主な選定療養に係る報告状況」参照
「大部屋の入院で大丈夫です!」と病院に伝えれば、差額ベッド代は不要です。良心的な病院であれば、末期となったら無料で個室を利用させてくれることもあります。
しかし、がんの闘病はかなり辛いです。大部屋で人目を気にしながら苦しむのは辛さが倍増します。快適に苦しめるのはやっぱり個室。
ということで、入院中の諸費用+差額ベッド代までがん保険でカバーしたい場合も、がん入院特約を付加しておいた方がよいでしょう。
ちなみに、差額ベッド代の調べ方は↓に書いています。最寄りの病院の差額ベッド代がどれくらいかかるのか、調べる際のご参考に。
【使えます】無料セカンドオピニオンサービス
がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなります。しかし、一般人には医師の知り合いなんていないですよね。そんなときに、無料で医師を紹介してくれるサービスはかなり役に立ちます。
SOMPOひまわり生命は独自の医療相談サービスを展開しており、「勇気のお守り」に加入すれば無料で利用できるようになります。
医療相談サービスの中にはセカンドオピニオンを受けることができる医療機関の紹介があり、もしもの場合はとても頼りになりますよ。
【シミュレーション】僕がSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」に入るなら。
僕がSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 主契約:がん治療給付型(基準金額10万円)
- 特約:新がん先進医療特約、がん診断給付特約(100万円)
上記のシミュレーションで40歳男性なら月々の保険料は3,361円、40歳女性なら3,761円です(非喫煙者割引あり)。
この保障内容で、
- がんの手術、放射線治療、抗がん剤治療・ホルモン剤治療、緩和療養を受けた月、もしくは入院した月に10万円。
- 自由診療の抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けた月に20万円。
- 自由診療の乳房再建術を受けたら10万円。
- がんの治療を受けていれば1年に1回100万円(回数無制限)。
- がん先進医療の実費を保障。
です。
上述した抗がん剤ドロ沼に備えるためにも、抗がん剤治療保障は優先度高め。また、医療費以外の雑費や収入減をカバーしておきたいので年1回の一時金100万円も付加しておきたいところ。
そうなるとがん治療給付型ではなく、
がん診断給付型(100万円)+抗がん剤・ホルモン剤治療給付特約(10万円)+新がん先進医療特約
という選択肢もあります。この組み合わせの保険料は40歳男性で月2,901円、40歳女性だと月3,321円。上述したがん治療給付型より月400円くらい安くなります。
ただし、がん診断給付型をベースにすると、がん治療給付型にある手術・放射線・緩和療養・入院の月10万円保障が落ちてしまうんですよね。上述のとおり、がんの3大治療は
- 手術
- 薬物療法(抗がん剤)
- 放射線治療
と言われてますが、月400円上乗せで3大治療のうちの手術・放射線治療がカバーできれば割に合うかと。緩和療養・入院の保障も追加されるので、がん治療給付型の方が安心感があります。
SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」のデメリット
どちらもささいなデメリットです。
繰り返しますが、自由診療の抗がん剤治療の給付回数は最大12回。体質に合う抗がん剤がなかなか見つからず、トライ&エラーを繰り返すと12回を超えることもあり得ます。せっかく体質に合う抗がん剤が見つかったのに、保障が切れて打つことができなかったという悲劇は避けたいところ。
12回が短過ぎるということはありませんが、メディケア生命「メディフィットがん保険」が24回限度だったり、メットライフ生命「ガードネクスト」が1億円上限の実費保障(桁違い!)であることと比較すると、この点は若干のデメリットと感じます。
また、女性特有の手術に対する特別な保障はがん治療給付型の「自由診療乳房再建給付金」のみ。
例えばメディケア生命「メディフィットがん保険」には
- 乳房手術
- 子宮摘出術
- 卵巣摘出術
- 乳房再建術
といった手術を受けた際に、一時金を給付するオプションがあります。
まあでも乳房・子宮・卵巣の手術が特別に高くなることもないですし、乳房再建術もインプラント(シリコン製の人工乳房)や自家組織による再建(お腹や背中の組織を移植)を選べば公的医療保険が適用されます。主契約ががん治療給付型であれば、手術保障で医療費はカバーできるでしょう。
なので、女性特有の手術を特別に保障する理由はあまりありません。むしろ、自由診療の乳房再建術に限定して保障するSOMPOひまわり生命は必要十分で合理的です。
とはいっても、やはり↑の4つの手術は他の手術よりも精神的ダメージが大きいです。手術を受けて凹んでいるところに、がん保険から10万円程度の一時金が給付されることで、
「完治したら美味しいものを食べにいこう」
「退院したら欲しかったバッグを買ってみよう」
といったように、ほんの少しだけ前向きな気持ちになれる方もいらっしゃいます。
女性特有の手術を特別に保障するオプションは人気があります。気になる女性は他社と比較してみてください。
SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」のメリット
1点目・2点目は上述のとおりです。
がん治療給付型に付加できるがん診断給付特約、及びがん診断給付型の主契約ともに給付間隔が1年で、2回目以降は通院治療でも給付されます。給付条件は現状のトップクラスと言っていいでしょう。
また、がん入院特約を付加すれば、がんの入院が日数無制限保障になります。
上述のとおり、最近は入院が短期化しているので入院保障が重視されなくなりつつありますが、長期化する可能性がゼロではありません。通院治療なら働くことができるケースもありますが、入院しながら働くというのは不可能でしょう。長期入院のダメージは計り知れないものがあります。
壊滅的な状況を救うのが、保険の役割だとすれば、入院の無制限保障は重要です。余裕がある方はがん入院特約を検討してみてください。
3点目と4点目は以下のとおり。
保険料が激安。
保険料は激安です。
業界最安値クラスのがん保険であるメディケア生命「メディフィットがん保険」と保険料を比較してみます。
勇気のお守り(がん治療給付型) | メディフィットがん保険 | ||
保障内容 | 手術・放射線・抗がん剤・ホルモン剤・緩和療養・入院:10万円/月 自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療:20万円/月(12回限度) 自由診療乳房再建術10万円/1回 一時金100万円 がん先進医療実費保障 |
手術・放射線・骨髄移植:10万円/1回 抗がん剤・ホルモン剤:10万円/月 自由診療抗がん剤・ホルモン剤:20万円/月(24回限度) 一時金100万円 がん先進医療実費保障 がん緩和ケア特約:10万円/月 |
|
保険料 | 非喫煙者 | 喫煙者 | 喫煙者も非喫煙者も保険料は同じ |
30歳男性 | 2,331円/月 | 2,441円/月 | 2,889円/月 |
30歳女性 | 2,811円/月 | 3,511円/月 | 3,269円/月 |
40歳男性 | 3,361円/月 | 3,531円/月 | 4,259円/月 |
40歳女性 | 3,761円/月 | 4,661円/月 | 4,279円/月 |
保障内容は極力合わせてますが、微妙に違うのでここはご参考程度に。両社の保険料を比較すると、
- 男性なら非喫煙者でも喫煙者でも保険料が安いのは勇気のお守り。
- 女性は非喫煙者だと勇気のお守りが安く、喫煙者はメディフィットがん保険の方が安い。
といった結果です。非喫煙者の保険料はかなり安い水準になってます。
契約から3ヶ月間は保険料支払い不要
ささいな点ですが、正々堂々としているのでメリットに挙げておきます。
一般的ながん保険は契約から90日以内にがんが見つかったとしても
「それ、契約前のがんかもしれないから保障しませんよ」
といって保障対象外にしてしまいます。
というのも、がんの自覚症状がある人が診断を受ける前にがん保険を契約し、契約早々に病院へ行ってがんと診断されれば保険会社は大損です。
例えば、お風呂に入ってるときに、
「あれ、胸にしこりみたいなのがあるかも…」
と気づいてしまった女性が、病院へ行く前に急いでがん保険を契約。そして契約3日後に医師が乳がんと診断すれば一時金100万円獲得です。支払った保険料はわずか1ヶ月分で100万円獲得。これでは生命保険会社が大損です。生命保険会社の大損は正直な契約者の保険料に上乗せされます。
ということで、自覚症状があるのに3ヶ月放置する人もいないだろうという想定の下に、「90日間保障対象外ルール」が設けられています。「90日間保障対象外ルール」は正直な人が損をしないためにも必要な措置です。
しかし、これまでのがん保険は慣例として、保障対象外の3ヶ月間も契約者は保険料を支払ってました。これはフェアじゃないですよね。
SOMPOひまわり生命はなかなかフェアな生命保険会社なので、保障対象外の契約後3か月間は保険料の支払いも不要。3ヶ月分の保険料なので金額としては1万円程度かもしれませんが、気持ちの良い仕組みなのでメリットとして挙げておきます。
SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」の評価。
評価:S(S、A~Cで判定)
保障内容に大きな欠点はありません。一時金の給付条件も良いですし、自由診療の抗がん剤治療が保障される点も評価できます。
さらに、非喫煙者割引が適用されれば保険料は業界最安値クラス。男性は喫煙者でも業界最安値クラスです。
よって評価は「S」としました。多くの方にとって候補になり得るがん保険です。
比較対象として下記を挙げておきます。
●メットライフ生命「ガードネクスト」。保障内容はSOMPOひまわり生命と並んでトップクラス。自由診療を1億円上限で保障するオプションも付加できます。非喫煙者は保険料が割引される仕組みあり。
●メディケア生命「メディフィットがん保険」。保障内容はSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」に負けてません。非喫煙者割引がないので、喫煙者の保険料が比較的安くなります。
がん保険全般の比較は下記リンク先でやってます。こちらもご参考に。
SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」の相談をするなら。
SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」は全国の保険ショップで取り扱っています。みなさんのご自宅近くの保険ショップでも取り扱ってる可能性が高いです。
けれども、フラッと保険ショップに立ち寄ってみて、
「うち、SOMPOひまわり生命の生命保険取り扱ってないですよ」
なんて言われたら悲しいですよね。そんなことがないように事前に調べておきましょう。
手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、SOMPOひまわり生命はもちろんのこと、この記事で比較対象としたメットライフ生命・メディケア生命とも提携しています。3社間の比較も可能です。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
【保険の相談なら!】保険クリニック
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。
保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
- 契約上、保険会社に支払う責任がない。
の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。
保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。SOMPOひまわり生命はもちろんのこと、比較対象としたメットライフ生命・メディケア生命とも提携しているので、比較もかんたんにやってくれます。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。
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【保険ショップの検索・予約なら】保険相談ニアエル
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近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。
保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する
- 取り扱っている保険会社
- 実際に利用した人の口コミ
- 営業時間、交通アクセス等の基本情報
といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。
また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で
- 相談希望日時
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- 相談内容(保険見直しor新規加入orその他)
だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。
予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」
保障内容の観点からも、保険料の観点からも大きな欠点は見つかりません。非喫煙者は保険料が割引されて業界最安値クラスです。
今後のスタンダードになっていくがん保険ではないかと。
まあでもささいなデメリットはありますし、女性の喫煙者の方は保険料が業界最安値とならないこともあります。比較対象として下記を挙げておきます。
●メットライフ生命「ガードネクスト」。保障内容はSOMPOひまわり生命と並んでトップクラス。自由診療を1億円上限で保障するオプションも付加できます。非喫煙者は保険料が割引される仕組みあり。
●メディケア生命「メディフィットがん保険」。保障内容はSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」に負けてません。非喫煙者割引がないので、喫煙者の保険料が比較的安くなります。
とはいえ、がん保険の比較なんて一人でやってもおもしろくもなんともないので、専門家の意見を聞きつつ進めましょう。保険クリニックでお願いすれば、無料できっちり比較してくれますよ。
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※2022年9月更新
コメント
はじめまして。
一年半前にこちらのサイトを参照にひまわり生命のがん保険に下記内容で加入しました。
・がん保険C2 I型 10万円/月
・がん診断給付特約 100万円
・新がん先進医療特約
・がん入院特約 5000円/日
数日前、夫のがん保険が古くなっていたため、私と同様の内容と思い、保険代理店に行きました。
自由診療の高額化が心配であることを相談したところ、メットライフ生命が今月改定した保険との組み合わせを勧められました。
<ひまわり生命>
・がん保険C2 I型 5万円/月
・がん診断給付特約 100万円
・新がん先進医療特約
・がん入院特約 5000円/日
<メットライフ生命>
・がん保険 5万円/月
・がん自由診療特約 上限1億円
手続き中に判明したのですが、メットライフはホルモン治療・緩和治療は半額の2・5万円となる点です。
今月発売されたばかりで、ネット上で見積もりも難しいようです。
現役世代で子供も3人いるため、なるべく家計を気にせず治療をしたいと思っています。
ただ、その2・5万円の減額がネックで私も保険を契約しなおすのか迷っています。
ご意見を頂けないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
mm様
コメントありがとうございました!
>自由診療の高額化が心配であることを相談したところ、メットライフ生命が今月改定した保険との組み合わせを勧められました。
パッと見ですが、メットライフ生命「ガードネクスト」はよくできたがん保険だと感じます。
おすすめされた組み合わせで標準治療にも自由診療にも対応できるかなと。
>ただ、その2・5万円の減額がネックで私も保険を契約しなおすのか迷っています。
ホルモン治療・緩和治療の保障額が減額されても、そこまで気にする必要はないかなと思います。
●ホルモン治療
ホルモン治療にかかる費用は月の薬剤費が3,000円程度と年1~2回の検査で数万円。
1年間にかかる治療費は10万円程度というのが個人的な感覚です。
メットライフ生命のサイトにも
治療期間:平均3.3年
治療費:平均45.8万円
とあるので、年間で割ると約13.8万円。
また、以下のサイトでホルモン剤治療を経験された方が治療費について語っていますが、
純粋なホルモン剤治療であれば月数千円に収まるようです。
https://gannote.com/12048/
https://gannote.com/7880/
医療費をカバーするという目的であれば、月2.5万円保障でも十分でしょう。
●緩和治療
緩和治療を受ける手段として
①入院
②通院
③在宅医療
がありますが、①と③は主契約のガン治療給付金で保障されるので、今回のケースであれば5万円受け取れます。
②の通院で緩和治療を受ける場合は2.5万円保障になると思いますが、通院で緩和治療を受ける際にかかる主な費用は
診察料+薬代+固定額
です。
緩和ケアの薬はそれほど高額ではないですし(1錠数百円とかが多いです)、固定額は現役世代なら900円。
診察費も高が知れてるので通院1回数千円程度に収まるでしょう。
緩和ケアも月2.5万円保障されれば十分かなと。
以上、参考になれば幸いです!
返信が遅くなり、申し訳ありません。
減額になる部分がネックでしたが、そこまで心配する必要はなさそうですね。
以前より保険料が高くなってしまいますが、前回相談したFPさんに、がん保険は治療内容が変更になるので、5年毎に見直すべきと言われているので仕方がないと思います。
夫は上記に加入して、私もひまわり生命とメットライフ生命の組み合わせを検討しようと思います。
ご相談に乗っていただき、ありがとうございました。