長期と短期、両方の働けないリスクに備えられる就業不能保険です。
一般的な就業不能保険がカバーするのは長期の働けないリスクです。就業不能保険には免責期間という仕組みがあり、働けなくなったとしても免責期間中(60日程度)は保障を受けられません。免責期間を超えて働けない場合に初めて保障を受けられます。
というのも、会社員なら働けなくなっても即座に収入が途絶えることはありません。まずは有給休暇を消化し、有給休暇がなくなったら健康保険から傷病手当金が給付されます。
「まあ働けなくなっても即座に生活が破綻することはないでしょう」
という想定の下に免責期間60日程度を設定し、その分保険料を安くしています。
一方で、チューリッヒ生命「くらすプラスZ」には免責期間がありません。条件を満たせば働けなくなったその月から給付が開始されます。短期の入院・在宅療養の保障は医療保険が担うことが多いのですが、チューリッヒ生命「くらすプラスZ」は両方の機能を備えています。この点が大きな特徴でしょう。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」は加入時の年齢が上がるほど保険料が安くなっていきます。アラフォー以降から他社の就業不能保険と比較しても安くなることもあるので、
- 医療保険に未加入の方
- アラフォー以降の方
- メンタル疾患の長期保障を重視する方(後述します)
なら候補に入る就業不能保険です。
就業不能保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の5点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記5点について、チューリッヒ生命「くらすプラスZ」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
公的制度連動(保険会社独自の基準) | 障害等級2級以上(年金基準)。 独自基準あり。 |
A |
入院・在宅療養 | 保障あり | A |
メンタル疾患の保障 | 条件:①治療を目的とした入院(短期収入サポート月額給付金)②障がい等級1級(長期収入サポート月額給付金) 給付期間:①は最大60回、②は保障期間と同じ。 |
A |
復帰後の給付継続 | あり(長期収入サポート月額給付金) | B |
30歳の月額保険料 (長期収入サポート月額給付金10万円、保障期間60歳まで) |
男性:3,070円 女性:2,010円 |
B |
40歳の月額保険料 (長期収入サポート月額給付金10万円、保障期間60歳まで) |
男性:2,310円 女性:1,580円 |
保障内容に大きな問題はないでしょう。
障害等級が年金基準で2等級から保障される点は業界標準。上述のとおり免責期間がないので、短期の入院・在宅療養でも保障を受けられる点はメリットです。
メンタル疾患が保障される条件は、他社より若干厳しい「入院or障害等級1級」。他社は「入院or障害等級2級」となることもあります(障害等級2級の方が症状は軽い)。この点はややデメリット。
給付を受けられる期間は
- 入院・在宅療養(短期収入サポート月額給付金)は通算60ヶ月まで。
- 障害(長期収入サポート月額給付金)は契約終了までずっと。
です。他社の就業不能保険は上限なく入院・在宅療養を保障することが多いので、この点はややデメリット。まあでも現役期間中に60ヶ月(5年間)も入院することは稀なので、ほんのささいなデメリットといったところかと。
一方で、障害等級に認定された場合は契約終了までずっと給付が続きます。極々稀に障害が回復して障害等級認定が解除されることもあるので、まあメリットと言えばメリットかなと。他社の就業不能保険は障害等級認定が解除されると給付終了することもあります。
ちなみに、メンタル疾患の給付期間も↑に準じます。入院で最大60か月、障害等級1級に認定されれば契約終了までずっと毎月給付です。他社だと入院でも障害等級でも18ヶ月程度が限度なので、メンタル疾患でも長期間給付される点はチューリッヒ生命「くらすプラスZ」のメリットでしょう。
繰り返しますが、保険料はアラフォー以降から他社比較で安くなります。20代・30代はちょっと高めなので、他社と比較して損はないでしょう。
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チューリッヒ生命「くらすプラスZ」の保障条件評価
死亡保険は亡くなったら保険金が支払われます。白黒ハッキリしていてわかりやすいですよね。それに対し、就業不能保険は保障条件(働けない定義)が生命保険各社バラバラです。
まずは就業不能保険で重要な「働けない定義」を評価します。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」は保障条件を短期収入サポート月額給付金と長期収入サポート月額給付金の2つに分けてます。それぞれの「働けない定義」は下表のとおり。
分類 | 働けない定義(保障条件) |
短期収入サポート月額給付金 | 同一の月に10日以上、入院または在宅療養をしたとき(精神および行動の障害による在宅療養は保障対象外) 【給付金額】長期収入サポート給付月額×0.5(通算60回限度) |
長期収入サポート月額給付金 | 高度障害状態、身体障害状態、国民年金法にもとづく障害等級 1級または2級の状態に該当したとき(障害等級2級のうち、精神の障害と認定されたときを除く) 【給付金額】長期収入サポート給付月額×1.0 |
治療中は短期収入サポート月額給付金を支払って、治療が終わって障害が遺った場合は長期収入サポート月額給付金をお支払い!とった仕組みです。
公的制度連動の条件
就業不能保険は障害年金・障害者手帳・要介護認定といった公的制度と連動して保障することが大半です。例えば、片手を失って障害等級2級に認定されると、契約終了(65歳までとか)まで毎月10万円給付といった感じ。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」も長期収入サポート月額給付金で公的制度と独自基準を保障条件としています。その条件は
●国民年金法にもとづく障害等級1級または2級
●高度障害状態
●身体障害状態
です。年金基準で障害等級2級以上を保障条件とする点は、他社比較でも平均的。
さらに、高度障害状態・身体障害状態といったチューリッヒ生命の独自基準も条件に含まれます。
高度障害状態とは両目失明・両手切断・両足切断といった超ハードな状況です。身体障害状態とは片目失明・片手切断・片足切断といった、概ね障害等級2級(年金基準)に該当するような状況と言っていいかと。
他社は独自基準を設けずに、障害等級2級以上(年金基準)のみを保障条件とすることもあるのですが、国民年金法の障害等級は認定まで原則1年半かかります。事故で片手を失って明らかに給付を受けられる状況でも、障害等級認定される1年半後まで給付を受けられないことがあります。
一方で、チューリッヒ生命には独自基準があるので、条件を満たせば1年半を待たずに給付が開始されます。この点はメリットでしょう。保障条件は良いです。
入院・在宅療養
上述した公的制度連動の保障条件は、症状が固定された後の保障です。しかし、働けない期間は症状が固定された後に限りません。症状が固定される前の治療を受けている期間もだいたい働けません。
そこを保障するのは入院・在宅療養の保障です。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」は入院・在宅療養も短期収入サポート月額給付金でしっかり保障です。そもそも入院・在宅療養を保障しない就業不能保険もあるので、この点はメリット。
また、冒頭書いたとおり一般的な就業不能保険は免責期間60日を過ぎるまで給付を受けられません。
他社は60日を超えるような長期の入院・在宅療養のみ保障されるのですが、チューリッヒ生命には免責期間がないので入院・在宅療養となった月から給付を受けられます(同一の月に10日以上、入院または在宅療養をしたとき)。この点もメリットでしょう。
ただし、短期収入サポート月額給付金は保障額が半額というのがちょっと残念。長期収入サポート給付月額を10万円で契約すると、5万円しか給付されません。会社員の方が傷病手当金を月給の2/3給付されるとしても、生活費(+医療費)をカバーするのに足りないこともあるでしょう。
また、保障期間は最長60ヶ月です。他社は上限なく入院・在宅療養が続く限り契約終了まで保障が続くことが当たり前。まあ現役時代に60ヶ月を超えて入院することは極稀なので、この点は些細な注意点といったところです。
メンタル疾患
働けなくなる原因の多くを占めるメンタル疾患ですが、メンタル疾患を保障しない就業不能保険もけっこうあります。チューリッヒ生命「くらすプラスZ」はメンタル疾患も保障するので、まずこの点はメリット。
メンタル疾患の保障条件は
●入院(短期収入サポート月額給付金)
●障害等級1級(長期収入サポート月額給付金)
です。
入院が保障されるのは他社も同じですが、他社は障害等級1級よりも症状が軽い2級から保障することが多いです。メンタル疾患の障害等級1級は
「精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの」
であり、他者とのコミュニケーションがかなり難しい状態。チューリッヒ生命は条件がやや厳しめです。もちろん
「ちょっと会社を休んでゆっくりましょうか」
と医師に診断され、会社を休んで自宅でゆっくりしながら通院治療を受ける程度のメンタル疾患は保障対象外です(これは他社も保障対象外となることが多い)。
一方で、給付期間の上限は通常のケガや病気と同じです。入院は通算60ヶ月まで保障されますし、障害等級1級に認定されれば契約終了までずっと給付です。
他社の就業不能保険はメンタル疾患の給付期間に18ヶ月といった上限を設けることが多いです。メンタル疾患は超長期の入院になりやすいので、この点は他社にないメリットでしょう。
給付期間について
給付期間には他社と大きな違いがあります。
チューリッヒ生命は入院or在宅療養になったらまずは短期収入サポート月額給付金で半額保障して、後遺障害を負うようなハードな状況になったら長期収入サポート月額給付金でずっと満額保障しますよという仕組み。
一方で、代表的な就業不能保険のアクサ生命「アクサのネット完結働けないときの安心」はこんな感じです(ハーフタイプを例とします)。
働けなくなっても保障を受けられるのは免責期間を過ぎてから。まずは免責期間60日間を有給休暇と傷病手当金と貯金の切り崩しで耐え忍ぶことになります。
免責期間の60日間を過ぎれば、傷病手当金の給付が終わるまでの1年6ヶ月間は半額給付。
そして、傷病手当金の給付が終わる1年6ヶ月後から満額給付です。傷病手当金の給付期間と保障額が連動しているので、会社員にとっては合理的な保障内容です(保障の切れ目がなく保険料も安い)。
一方で、チューリッヒ生命「くらすプラスZ」の保障は↓のとおり。
まず免責期間がありません。条件を満たせば即座に保障スタートです。
傷病手当金は意識されていません。入院or在宅療養月10日以上の条件を満たせば半額給付が続きますし(最大60か月)、障害等級2級以上or独自基準に認定されれば満額給付に変更です。傷病手当金が給付される会社員の方だと、保障に過不足が生じる可能性があります。
例えば、がんで入退院を繰り返すような状況。この場合は傷病手当金の給付期間を超えても半額給付が続きます。傷病手当金の給付が終わってるのに半額給付はつらい…。
ということで、会社員の方なら傷病手当金と連動している就業不能保険の方が保障に切れ目がなく、安心感があります。
一方で、傷病手当金が給付されない自営業・フリーランスの方だと、
- 免責期間がないので即座に保障スタート(メリット)
- 障害等級認定されるような重い後遺障害を負わないと満額給付されない(デメリット)
といったように、メリットとデメリットが入り混じってます。即保障されなくても食いつないでいける蓄えがあるのなら、入院・在宅療養でも満額給付されるアクサ生命「アクサのネット完結働けないときの安心」の方が安心かなとは感じます。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」のメリット
独自基準あり。
上述のとおり、長期収入サポート月額給付金には公的制度に連動した条件の他に
●高度障害状態
●身体障害状態
といった独自基準があります。
独自基準があることで、条件を満たせば早く給付を受けられます。片手切断で明らかに障害等級2級以上の状態なのに、認定されるまで給付を待つのは
「なんだよ!」
と怒りが湧いてきます。この点はメリットでしょう。
免責期間がない。
上述のとおり、チューリッヒ生命「くらすプラスZ」には免責期間がありません。条件を満たせば即座に保障がスタートです。
一般的な就業不能保険がカバーするのは長期の働けないリスクです。就業不能保険には免責期間という仕組みがあり、働けなくなったとしても免責期間中(60日程度)は保障を受けられません。免責期間を超えて働けない場合に初めて保障を受けられます。
この点は医療保険に加入していない方や、働けなくなると即座に収入がストップするフリーランス・個人事業主の方にとってはメリットでしょう。
メンタル疾患の保障期間が長い(重症になれば)
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」はメンタル疾患を保障対象にしていますが、ここで同じくメンタル疾患を保障対象とするアクサ生命「アクサのネット完結働けないときの安心」と条件を比較してみます。
チューリッヒ生命 | アクサ生命 | |
保障条件 | ①治療を目的とした入院 ②障がい等級1級 |
緩い! ①治療を目的とした入院 ②障がい等級2級以上 |
給付期間 | 長い! ①は最大60か月 ②は保障期間と同じ |
①②ともに18ヶ月限度 |
入院が条件となっているのは両社同じ。違いは障害等級ですね。アクサ生命は症状が1級よりも軽い2級から保障しています。
とはいえ、障害等級1級も2級も日常生活に支障を来すほど重度の症状です。繰り返しますが、両社ともに
「ちょっと会社を休んで通院しながら治療するうつ病」
は保障対象外となるのでご注意を。両社が保障するメンタル疾患は、入院が必要となるような重症です。
一方で、給付期間には大きな差があります。アクサ生命は症状が長引いたとしても、18か月を過ぎれば保険金の給付はスパッと終わってしまいます。この点は入院なら60ヶ月、障害等級1級に認定されれば保障期間終了まで給付が継続するチューリッヒ生命の方が安心です。
ちなみにですが、メンタル疾患はこじらせてしまうと入院が長引くことも多く、再発することも珍しくありません。入院期間平均は以下のとおり。
統合失調症:570.6日
気分(感情)障害:137.4日
(参考:生命保険文化センター)
統合失調症なんてレアな病気と思いがちですが、100人に1人弱はかかると言われているので、発生する可能性は交通事故よりも全然高め。そこまで珍しい病気ではありません。メンタル疾患の保障を重視するのなら、長期保障のチューリッヒ生命の方が安心でしょう。
アラフォーくらいから他社比較で保険料が安くなる
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」は契約時の年齢が上がるほど保険料が安くなります。
ここもアクサ生命「アクサのネット完結働けないときの安心」と月々の保険料を比較してみます。極力保障内容を合わせていますが、先述のとおり両社違いがあるので、ここはご参考程度に。
チューリッヒ生命 | アクサ生命 | ||
就業不能の保障条件 | ①月に10日以上の入院または医師の指示による在宅療養(短期) ②障害等級2級以上(長期) |
①治療を目的とした入院 ②医師の指示による在宅療養 ③障害等級2級以上 |
|
メンタル疾患の保障条件 | ①治療を目的とした入院(短期) ②障害等級1級以上(長期) |
①治療を目的とした入院 ②障害等級2級以上 |
|
その他の条件 | 短期サポート月額5万円 長期サポート月額10万円 免責期間なし 保障期間60歳まで |
月額10万円保障(ハーフタイプ) 免責期間60日 保障期間60歳まで |
|
月額保険料 | 男性 | ||
30歳男性 | 3,070円 | 1,670円 | |
35歳男性 | 2,690円 | 1,820円 | |
40歳男性 | 2,310円 | 2,000円 | |
45歳男性 | 1,980円 | 2,260円 | |
50歳男性 | 1,670円 | 2,550円 | |
女性 | |||
30歳女性 | 2,010円 | 1,380円 | |
35歳女性 | 1,800円 | 1,550円 | |
40歳女性 | 1,580円 | 1,710円 | |
45歳女性 | 1,330円 | 1,850円 | |
50歳女性 | 1,090円 | 1,980円 |
アクサ生命は年齢が上がるに連れて保険料も上がっていきますが、チューリッヒ生命は年齢が上がるほど保険料は下がっていってます。
上表の例だと30代前半はアクサ生命の方が保険料は安くなってますが、アラフォーくらいから徐々に拮抗してきて、40代半ばからチューリッヒ生命の方が保険料は安くなってますよね。
ということで、アラフォー以降の方なら保険料の観点でも競争力があります。十分アリな就業不能保険です。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」のデメリット
傷病手当金の給付と連動していない。
繰り返しになりますが、傷病手当金の給付が終了した後も治療が続いて職場復帰できず、また症状が安定しないで障害等級認定もされないような状況となった場合に不安が残ります。
この期間の収入は短期収入サポート月額給付金のみ。長期収入サポート月額給付金を10万円で契約していた場合は、5万円しか給付されません。
アクサ生命「アクサのネット完結働けないときの安心」は傷病手当金が給付される期間は半額、傷病手当金の給付が終わったところで満額に切り替わります(ハーフタイプの場合)。会社員の方であれば、傷病手当金に連動していた方が安心感はあります。
若い方(アラサー以下くらい)は保険料が高い。
メリットのところに書きましたが若い方(アラサー以下の方)だと月々の保険料は高めです。
アラサー以下の若い方ならアクサ生命「アクサのネット完結働けないときの安心」と保険料比較を。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」の評価
評価:A(S、A~C)
下記3点のどれかに該当するなら候補になります。
- 医療保険に未加入の方。免責期間がないので、保障が即スタートします。
- アラフォー以降の方。保険料が他社比較で安くなることが多いです。
- メンタル疾患の長期保障を重視する方。入院は60か月保障、障害等級1級なら保険期間満了まで保障されます。
免責期間がなくて条件を満たせば即給付スタートという点は、傷病手当金がない自営業・フリーランスの方にとっても魅力的でしょう。入院・在宅療養の期間中は給付額が半額になってしまう点は気になりますが、それでもこの点は他社にないメリットです。
よって評価は「A」としました。全体的によくできた就業不能保険だと感じます。
一方で、傷病手当金がある会社員の方なら無難な保障内容のアクサ生命「アクサのネット完結働けないときの安心」、もしくはライフネット生命「働く人への保険3」との比較は必須かと。
生命保険各社の就業不能保険は↓で比較してますので、こちらもご参考に。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」の相談をするなら。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ご近所の保険ショップでも取り扱っているはず。
しかし、いざ保険ショップに行ってみて、
「あー、すいません、うちチューリッヒ生命やってないんですよ」
なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがチューリッヒ生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
保険クリニックなら、この記事でご紹介したチューリッヒ生命・アクサ生命の2社の取り扱いがあります。2社の比較もかんたんにやってくれます。
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わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
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保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
- 契約上、保険会社に支払う責任がない。
の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険や就業不能保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
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もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。
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だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。
予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。
おすすめされた生命保険に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら、保険ショップは業務停止になってしまいます。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:チューリッヒ生命「くらすプラスZ」
全体的にはよくできた就業不能保険です。
免責期間がない、メンタル疾患の保障期間が長い、アラフォー以降の方だと保険料が安くなるといった点はメリット。傷病手当金と連動していない点はやや不安ですが、十分候補に入る就業不能保険でしょう。
比較対象としてアクサ生命「アクサのネット完結働けないときの安心」、及びライフネット生命「働く人への保険3」を挙げておきます。就業不能保険はここらへんと比較しておけば十分かと。
チューリッヒ生命「くらすプラスZ」は全国の保険クリニックで相談できます。この記事でご紹介したアクサ生命とも提携しています。両社の比較も簡単にやってくれますよ。
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※2022年10月更新