【2022年版】就業不能保険の保障内容・保険料比較ランキング【おすすめ】

最近流行の就業不能保険ですが、生命保険各社の保険金支払い条件(働けないと認定される条件)は各社バラバラです。どれが良いんだかよくわからない状態です。

ということで、この記事で生命保険各社が発売している就業不能保険の「働けないと認定される条件」をまとめておきます。あわせて保険料も比較しておきますので、就業不能保険を選ぶときのご参考に!

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就業不能保険の保障内容を比較します。

比較対象とする就業不能保険は下記8つに厳選しました。現在発売されているメジャーな就業不能保険を網羅しています。

アクサダイレクト生命「働けないときの安心」

ライフネット生命「働く人への保険3」

チューリッヒ生命「くらすプラスZ」

アフラック「給与サポート保険」

朝日生命「収入サポート」

SBI生命「働く人のたより」

三井住友海上あいおい生命「&LIFEくらしの応援保険」

東京海上日動あんしん生命「あんしん就業不能保障保険」

比較ポイントは以下の4つの観点としてます。

  1. メンタル疾患:プレッシャーの厳しい環境で働く方にとってメンタル疾患が保障対象となるかは重要です。働けなくなる原因の1位がメンタル疾患というデータもあります。
  2. 入院・在宅療養:ケガや病気で長期の入院・在宅療養となった場合、もちろん働くことはできません。特に癌です。入退院を繰り返し、抗がん剤治療の副作用で働くことができないような状態をきっちり保障してくれるかが重要です。
  3. 障害等級:障害等級が保障対象に含まれていない場合、治療が終われば保障も原則終了です。後遺障害を負ったとしても保障はされません。脳梗塞で半身麻痺が残ったのに、治療が終わったら何も保障されないといった事態は避けたいですよね。
  4. 介護:就業不能保険の保障期間が定年前後までとなることを踏まえれば、そこまで重要ではありませんが、一応比較対象にしておきます。

備考欄は復帰後の保障有無があるかを中心に書いています。職場復帰しても即座に収入が元に戻るとは限りません。通常は時短勤務や休暇を取りながら、少しずつ復帰していくことになります。できればその慣らし期間も保障してもらいたいところですよね。

それでは比較結果を表にまとめます。

メンタル疾患
(給付期間)
入院・在宅療養 障害等級 介護 備考
アクサダイレクト生命 入院or障害2級以上
(18ヶ月限度)
年金2級以上 ×
ライフネット生命 入院or障害2級以上
(3ヶ月分×5回限度)
年金2級以上 × 復帰一時金3ヶ月分あり
チューリッヒ生命 入院or障害1級
(保障期間満了)
年金2級以上 × 免責期間なし
アフラック × 年金2級以上 × 6ヶ月確定給付
朝日生命 入院
(一時金給付)
× 手帳3級以上 要介護1以上
SBI生命 入院or在宅療養
(18ヶ月限度)
× ×
東京海上日動あんしん生命 障害1級
(給付金支払期間満了)
5大疾病限定 年金2級以上or手帳3級以上 要介護2以上 給付金支払期間確定給付
三井住友海上あいおい生命 障害1級
(保障期間期間満了)
× 年金2級以上 要介護1以上

以下のそれぞれの比較項目を評価していきます。

メンタル疾患の保障について

まず大前提ですが、就業不能保険が保障対象とするメンタル疾患は入院が必要となったり、障害等級に認定されるような重症に限定されます。

「ちょっと会社を休んで、通院して治療を受ける」

といったよくあるケースは保障対象とはならない点に注意です。

各社の就業不能保険を比較すると、メンタル疾患の保障条件で使えそうなのは

  • アクサダイレクト生命
  • ライフネット生命
  • SBI生命

の3社でしょう。入院で保障対象となるのは3社同じで優秀です。違いはアクサダイレクト生命・ライフネット生命が退院後に障害が残ったケースを保障対象としているのに対し、SBI生命は在宅療養を保障対象としている点です。

じゃあどちらが良いかとなりますが、現実的にメンタル疾患で障害等級となるケースは稀です。一方で、メンタル疾患は退院して即座に働けることはまずないでしょう。在宅療養を挟むケースが一般的です。在宅療養を保障対象としているSBI生命の方が保障を受けられる可能性は高いと感じます。

ちなみにですが、入院するほどの重症でないメンタル疾患も保障対象としたい方は、ネオファースト生命「ネオdeいちじきん」を選択肢に加えてみて下さい。こちらは入院していなくても、診断されただけ一時金を受け取れます。長期間のメンタル疾患にも耐えらえる保障になっており、かなり安心できる保障内容です。

また、超長期間の保障を考えている方は、チューリッヒ生命「収入保障保険プレミアムDX」がおすすめです。こちらはメンタル疾患であっても数十年レベルで保障されます。

うつ病を保障対象とする保険を下記リンク先にまとめています。こちらもあわせてご参考に。

うつ病に備えられる医療保険3選

入院・在宅療養の保障について

入院・在宅療養は保障対象となる就業不能保険の方が多数派です。もちろん保障対象となる就業不能保険の方が優位です。

朝日生命と三井住友海上あいおい生命は保障対象外となってますが、これだとケガや病気の治療中は保障されないことが多いでしょう。朝日生命・三井住友海上あいおい生命は障害等級・要介護認定を保障する基準にしているのですが、障害等級・要介護認定は基本的に治療が終わって症状が固定されてから申請となり、働けなくなってから認定を受けるまではそれなりに時間がかかります。

なので、働けなくなってから障害等級・要介護認定されるまでの空白期間ができます。この空白期間は保障されないという点に注意です(三井住友海上あいおい生命は独自基準があるので多少救われるかもしれません)。

また、東京海上日動あんしん生命は保障対象が下記5疾病に限定されます。

  • がん(上皮内がんは対象外)
  • 急性心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 肝硬変
  • 慢性腎不全

ケガは保障対象外。上記5疾病以外の疾病も保障対象外になる点に注意です。

障害等級の保障について

障害等級が保障対象に含まれていない就業不能保険だと、後遺障害を負ったとしても治療が終われば保障も終了してしまいます。SBI生命が唯一「×」となってますが、これは厳しい…。

ちなみにですが、表に「年金2級」「手帳3級」とありますが、障害等級には「障害年金」と「障害者手帳」の2種類があります。ざっくり両者を説明すると以下のとおりです。

①障害者手帳の等級:地方自治体が提供している公的サービスの一環。身体障害の場合は1級から7級、精神障害の場合は1級から3級まであり、障害の程度によって等級が決まる(数値が低いほど程度が重い)。認定されると医療費助成や各種税金の軽減措置、公共交通機関での料金割引などを受けることができる(詳しくは厚生労働省のサイトを参照)。

②障害年金の等級:国の年金制度。1級から3級まであり、障害の程度によって等級が決まる(数値が低いほど程度が重い)。認定されると国から障害年金が給付される(詳しくは年金機構のサイトを参照)。

障害者手帳と障害年金は連動していません。申請も別々に行う必要がありますし、認定基準も異なります。障害者手帳だと3級で、障害年金だと2級といったこともあり得ます。

そして就業不能保険では「年金2級」基準が多数派で、「手帳3級」基準が少数派。どちらがいいかは微妙ですが、個人的には「手帳3級」の方が範囲が広いという印象があります。例えば人工弁の移植は手帳だと1級、年金だと3級です。手帳3級だと保障対象となりますが、年金2級では保障対象外です。

また、手帳の方が申請は簡単です。区市町村に診断書を持参して申請し、1ヶ月半後くらいには結果が通知されます。

一方で年金の方は受給要件が面倒だったり(年金保険料の未納がないかとか)、結果が通知されるまでに時間がかかったり(3ヶ月程度)、いろいろ複雑。そして審査が厳しく、不服申し立てとなることもあります。

ということで、障害等級を重視するなら手帳基準の朝日生命、もしくは東京海上日動あんしん生命でしょう。東京海上日動あんしん生命は年金2級と手帳3級の両方が条件になってます。優秀ですね。

まあでも年金2級が保障対象になっていればひとまず安心です。細かい条件はここに全て書けるような内容ではないので障害者手帳の等級は厚生労働省のサイト、障害年金の等級は年金機構のサイトをご参照頂きたいのですが、障害年金の等級概要は↓です。

障害等級 1級
身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状によって、日常生活ができない程度のもの。 (他人の介助を受けなければ自分の身の回りのことができない程度)

障害等級 2級
身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が、 日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの。 (必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活は極めて困難で労働により収入を得ることができない程度)

障害等級 3級
労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの。 また、傷病が治癒していない場合は労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のもの。

1級・2級は日常生活すらままならない状態。もちろん働くことはできません。3級になると日常生活はなんとかなって、働くこともできなくはないけど元のようには働けない状態ですね。

年金基準で3級まで保障対象となればベストですが、現在発売されている就業不能保険で3級保障は存在しません(私が知らないだけかもしれませんが…)。就業不能を保障するという観点であれば、2級以上が保障対象となっていればひとまず安心です。

介護の保障について

就業不能保険の保障期間が定年を迎えるまであることを踏まえれば、要介護の条件はそんなに重要ではありません。働く世代が要介護状態となる可能性はかなり低いです。

要介護認定があるとすれば、下記の加齢にともなって生じる疾病が原因のケースです(40歳~64歳に限定)。

①がん(回復の見込みがない場合)
②関節リウマチ
③筋萎縮性側索硬化症(ALS)
④後縦靱帯骨化症
⑤骨折を伴う骨粗鬆症
⑥初老期における認知症
⑦進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病(パーキンソン病関連疾患) ⑧脊髄小脳変性症
⑨脊柱管狭窄症
⑩早老症(ウェルナー症候群等)
⑪多系統萎縮症
⑫糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
⑬脳血管疾患(脳梗塞等)
⑭閉塞性動脈硬化症
⑮慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎等)
⑯両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

朝日生命と三井住友海上あいおい生命は症状が比較的軽い要介護1から保障対象となるので、上記の疾病が原因で生活の一部に介護サービスが必要となれば保障対象です。

また、三井住友海上あいおい生命は65歳未満の方に対する独自基準があるので、要介護認定されなくとも保障対象となる可能性があります。要介護の条件なら優秀なのは三井住友海上あいおい生命でしょう。

その他

職場復帰しても給付が一定期間継続するのは下記の就業不能保険です。

  • ライフネット生命(3ヶ月分の一時金給付、ただしオプション)
  • アフラック(6ヶ月は支払い継続)
  • 東京海上日動あんしん生命(給付金支払期間は支払い継続)

東京海上日動あんしん生命は給付金支払期間があります。給付金支払期間とは、一度保険金の支払いが開始されれば、給付金支払期間中はずっと支払いが継続するという考え方で、例えば40歳のときに給付金支払期間5年で契約して45歳のときに癌で保険金支払いが開始されると、50歳までは必ず支払いが続きます(生存していれば)。47歳で癌が完治して職場復帰したとしても50歳までは支払い継続です。

逆に言うと、給付金支払期間を過ぎれば保険金支払いストップです。先ほど例だと50歳を過ぎても癌が完治せずに働けない状態が継続していても、保険金支払いはストップしてしまいます。怖いのは後遺障害を負うようなケースですよね。一生涯働けないのに、保険金支払いがストップしてしまうこともあり得ます。

また、チューリッヒ生命は入院・在宅療養が保障対象になってるのに免責期間がありません。

免責期間とは、働けなくなってから保険金を受け取れるまでの待期期間です。この期間中は就業不能保険から保険金を受け取ることができません。

一般的な就業不能保険には免責期間60日が設定されます。働けなくなってから60日間は就業不能保険から保険金支払いを受けれません。この期間は会社員の方なら有給休暇+傷病手当金+貯蓄切り崩しで生活していくことになります。

その免責期間がチューリッヒ生命にはありません。条件を満たせば、働けなくなった月から保険金支払いがスタートします。なので有給休暇と傷病手当金がない自営業・フリーランスの方や、貯蓄に乏しい会社員の方には安心な保障内容になっています。

就業不能保険の保険料を比較する

続いて保険料を比較してみます。

いくら安心な保障内容であっても保険料が高いとつらい…。

比較条件は、

  • 保障額は月10万円。
  • 保障期間は60歳まで。
  • オプションは追加しない。基本保障のみで比較。
  • ハーフタイプが選択可能な就業不能保険はハーフタイプで比較。

とします。先述のとおり各社の保障条件がバラバラですので、ここの保険料比較は参考程度に。

男性 女性 備考
30歳 40歳 30歳 40歳
アクサダイレクト生命 1,670円 2,000円 1,380円 1,710円 免責60日・ハーフタイプ
ライフネット生命 1,358円 1,643円 1,206円 1,380円 免責180日・ハーフタイプ
チューリッヒ生命 3,070円 2,310円 2,010円 1,580円 長期10万円・短期5万円
アフラック 2,370円 2,725円 2,355円 2,640円 免責60日・長期10万円・短期5万円
朝日生命 4,464円 5,028円 3,732円 4,068円
SBI生命 1,440円 1,650円 1,400円 1,510円 免責60日・ハーフタイプ
東京海上日動あんしん生命 4,090円 5,610円 4,740円 5,540円 免責60日・割引適用
三井住友海上あいおい生命 2,950円 2,660円 2,040円 1,740円

全般的に安いのはライフネット生命です。

というのも、備考欄に書いたとおり上表の保険料は免責期間180日で試算しています。つまり、働けなくなってから180日間は保険金支払いがありません。この期間を有給休暇+傷病手当金+貯蓄切り崩しで生活できるのなら、ライフネット生命は有力な選択肢になります(上述のとおり保障条件も悪くないです)。

次点としてはアクサダイレクト生命とSBI生命でしょうか。この2社はどちらも免責期間60日固定です。

両社の大きな違いは障害等級の保障有無です。若干SBI生命の方が安くなってますが、SBI生命は障害等級が保障条件に含まれていません。この違いを許容して、保険料の安いSBI生命をとるかどうかですね。

ちなみにですが、ライフネット生命も免責期間60日を選択可能ですが、60日にするとアクサダイレクト生命・SBI生命よりも保険料は高くなることが多いです。

結論

推しはアクサダイレクト生命「働けないときの安心」です。

他社と比較しても保障条件に大きな欠点はありません。入院・在宅療養もきっちり保障対象になってますし、後遺障害を負ったとしても障害等級2級に認定されれば長期間保障が継続します。メンタル疾患の保障条件も平均的。それでいて保険料もトップレベルに安い。職場復帰すると保険金支払いが即ストップする点は気になりますが、それでも現在発売されている就業不能保険のほぼ完成形と言っていいでしょう。

次点はライフネット生命「働く人への保険3」です。

保障内容はアクサダイレクト生命とほぼ同じですが、

  • 免責期間180日でも生活していける(保険料がアクサダイレクト生命より安くなります)
  • 復帰一時金3ヶ月分に魅力を感じる(アクサダイレクト生命にはありません)

のどちらかに該当すればアクサダイレクト生命よりもアリです。

有給休暇や傷病手当金がない自営業・フリーランスの方なら、免責期間のないチューリッヒ生命「くらすプラスZ」も選択肢になります。この記事では取り上げていませんが、短期間の保障ならパルシステム「はたらく力」も優秀です。保険料も安いので、アクサダイレクト生命・ライフネット生命とパルシステムを併用してもいいかもですね。

就業不能保険の相談をするなら。

この記事でとりあげた

  • アクサダイレクト生命
  • ライフネット生命
  • チューリッヒ生命
  • アフラック
  • 東京海上日動あんしん生命
  • 三井住友海上あいおい生命

の6社はマネードクターで取り扱いがあります。6社の比較ならマネードクターが便利です(ライフネット生命と提携している保険ショップは貴重です)。

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マネードクターはSBI生命と朝日生命とは提携していないので、この2社を比較対象に加えるなら保険クリニックが良いです。

保険クリニックは

  • アクサダイレクト生命
  • チューリッヒ生命
  • アフラック
  • 朝日生命
  • SBI生命
  • 東京海上日動あんしん生命
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と提携しています(ライフネット生命とは提携してません…)。

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