医療保険の選び方。契約前にチェック必須4つのポイント

体力の衰えを感じるこの頃。いつの間にか風邪の治りも遅くなり、ちょっと動いただけで身体が痛くなり、疲労も蓄積され、身体の調子がいい日なんて年間で3日くらいしかないですよね。

それでも頑張る我々働く世代ですが、病気で入院するリスクは日を追うごとに高まっています。もし入院することになったら、治療費ってどれくらいかかるんだろう…。そんな不安が頭をよぎります。

しかし、いたずらに不安になる必要はありません。日本の社会保険はとても充実しています。

現役世代なら治療費の自己負担額は3割。さらに日本には高額療養費制度があり、毎月の医療費上限はある程度決められています。毎月の医療費が無制限に膨らみ続けるということは原則ありません。

また、会社員の方ならケガや病気で働けなくなったとしても即座に収入がストップするということはありません。まずは有給休暇を消化し、それでも働けないのであれば傷病手当金として月給の2/3が1年6ヶ月程度給付されます。

まずは日本の社会保険制度は手厚いということを知っておきましょう。それを知った上で、医療保険が必要かどうか判断しましょう。医療保険が必要かどうかは価値観や経済状況に左右されます。一概に「みんな必要!」とはとても言えません。

ただし、

「俺(私)は身体が丈夫だから病気にかかるわけがない。医療保険なんて不要だ」

という過信だとか

「がんの家系じゃないから大丈夫」

という考え方は危険です。「人生で最初の入院が癌だった」という方はいますし(僕の身内にもいます)、がんの原因は遺伝要因よりも環境要因の方が多いと言われています。

また、貯蓄が減っていく状況に耐えられるメンタルの強さがあるかどうかも民間の医療保険の要否を決めるポイントです。

毎月の治療費と生活費でみるみる預金口座の数字が減っていくのは想像以上にメンタルをやられます。ケガや病気で弱ってる最中に、お金のことでメンタルを削られるのは相当きついです。経済的にある程度の余裕があったとしても、この場合は医療保険を検討した方が良いです。

この記事では「それでも民間の医療保険が必要だ!」という方に向けて、医療保険の選び方について書いていきます。ポイントは以下の4点。

  • 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  • 通院保障(抗がん剤治療保障):通院治療だと働けることも多いのですが、本当に怖いのは通院で副作用のきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるケース。こんな状況を保障してくれるかが重要です。最近の医療保険は健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療も保障対象にすることがあります。
  • 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると毎年100万円といった保険金が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるという意味でも、重要な保障です。
  • 先進医療保障:先進医療には健康保険が適用されません。治療費は全額自己負担です(数百万円となることもあります)。医療保険が先進医療をしっかり保障してくれるかも要チェックです。

医療保険は保険会社各社が趣向を凝らしており、なにやら様々な保障があるのですが、違いが出やすいのが上記の4点。ひとまずは上記の4点を基準に選んでいけば、いざというときに後悔する可能性は低いかと。あとは月々の保険料と保障内容のバランスです。

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生命保険 見直し

【医療保険の選び方①】入院保障(長期入院に備えられるか)

医療保険は主契約として入院1日に対して定額(入院1日1万円とか)を保障することが多いのですが、1回の入院に対する給付日数に上限があります。

1回の入院に対する給付日数上限は「30日」「60日」「90日」といった日数を指定できるのですが、重要なのは入院が長引くこともあるがん・心疾患・脳血管疾患の入院日数を無制限保障できるか否か(特にがんと脳血管疾患)。

疾病別の入院日数平均が生命保険文化センターのサイトにまとめられていますが、脳血管疾患は平均からしても入院が長引きます(77.4日)。入院日数平均は20日程度であるがんも、部位や症状によっては超長期の入院となることもあります(水泳の池江璃花子さんは10ヶ月入院されたそうです)。

最近の医療は入院から通院にシフトしているので、短期入院が増えてはいるのですが、医療保険の役割が

「発生する確率はそこまで高くないけど、発生したら壊滅的なダメージになるリスクに備える」

にあるとすれば、長期入院の保障は超重要。がん・心疾患・脳血管疾患の入院を無制限保障できるか否かは医療保険を選ぶ上での重要なポイントです。

ちなみに、最近の医療状況を考慮して短期入院を手厚く保障する医療保険が増えてきているのですが、短期入院から長期入院まで民間の医療保険でがっちり備えると、保険料がめちゃくちゃ高くなります。

短期入院は貯蓄で備えて(貯蓄が少ない場合は貯蓄に励んで)、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方というのが個人的な感覚です。

【医療保険の選び方②】通院保障(抗がん剤治療保障)

通院保障と書いてますが、よくある

「通院1日5,000円!」

といった通院保障は重要ではないです。通院しながら働けることも多いですし、通院保障は保障額も大きくないので、

「仕事忙しいし、5,000円のために手続きするほうがめんどくさい!」

ということがよくあります。

本当に怖いのは通院で副作用のきつい抗がん剤治療を受けるケース。

抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。

  1. 手術でがん細胞を切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
  2. 手術でがん細胞を切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。

1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。働きながらの治療も不可能ではないので、経済的なピンチに陥ることもそんなにありません。

怖いのは2のケースです。この場合は副作用が辛くて満足に働くことも難しく、銀行口座の残高が徐々に減っていく抗がん剤ドロ沼にハマります。

ベッドの上で虚空を見上げながら

「あ、これ、やばいかも…」

と、メンタルを削られまくるのがこのケース。最近は通院でズドンときつい抗がん剤を打ちこむことも少なくないので、入院保障の保障額は膨らみにくい傾向にあります。

民間の医療保険にはこんな抗がん剤治療を保障するオプションがあります。抗がん剤治療を受けた月に10万円といった金額を銀行口座へ振り込んでくれるオプションなのですが、10万円なら手続きする気力も沸いてきますし、経済的な不安も和らぐかと。

また、最近は自由診療の抗がん剤治療も保障する医療保険が発売されています。

「日本では承認が遅れているけど、欧米では承認されて使用が進んでいる抗がん剤」

が自由診療の抗がん剤。もちろん日本未承認の抗がん剤治療には健康保険が適用されません。

こんな抗がん剤治療を受けることになると、

  1. 製薬会社の治験
  2. 先進医療
  3. 患者申出療養
  4. 自由診療

のどれかを選択することになります。

運良く治験を受けられれば薬剤費は無料。その他の医療費も健康保険が適用されるので、医療費はググっと抑えられます。

2の先進医療は厚生労働省によって指定された健康保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。先進医療には健康保険が適用されません。混合医療なので診察料・入院料といった技術料以外の医療費は健康保険が適用されるものの、先進医療の技術料は全額自己負担です。

3の患者申出療養は患者が国に

「未承認の抗がん剤だけど、他に手段がないので受けさせてください!」

と申請する制度です。

申請が認められれば先進医療と同じく診察料・入院料といった技術料以外の医療費は健康保険が適用されますが、こちらも技術料は全額自己負担。

この2と3のケースは民間の医療保険で救うことができます。後述する先進医療特約が2を保障対象としていますし、最近の進化した先進医療特約だと3まで保障することもあります。

ただし、先進医療と患者申出療養はまだまだ黎明期です。令和3年に先進医療を受けた方は5,843人(がん以外も含む)ですし、患者申出療養は令和2年7月1日から令和3年6月30日までの1年間で208人(参考:厚生労働省)。

実際は4の自由診療で受けるケースが多いでしょう。

自由診療は先進医療・患者申出療養とは異なり、治療費全額が自己負担です。本来であれば健康保険が適用されて3割負担となる診察料・入院料といった費用も10割負担。もちろん高額療養費制度も利用できないので、治療費は青天井に膨らみます。

自腹で支払うと毎月100万円を超えることもあるのが自由診療。一般庶民に手が届く治療ではありませんが、最近の医療保険は

  • 自由診療の抗がん剤治療を受けた月に20万円給付。
  • 自由診療の抗がん剤治療の治療費実費を上限3,000万円まで保障。

といったオプションを備えていることもあります。

まあでも自由診療を受けるかどうかはその人の価値観に大きく左右されます。

「最悪のケースは自由診療を受けることも辞さない!」

という方なら、自由診療の抗がん剤治療を保障対象としているかは重要でしょう。

一方で、

「自由診療なんて効果があるかはっきりしないんでしょ?健康保険が適用される治療で助からないならそれも運命!」

という考え方もあります。こういう考え方であれば、健康保険が適用される範囲までを保障する抗がん剤治療特約で十分でしょう(土壇場になると後悔することもありますが…)。

ちなみに、メディケア生命が実施したアンケートでは抗がん剤治療を受けた方のうち、自由診療を受けた方の割合は18.9%だそうです(厚生労働省では集計してないっぽい)。

【医療保険の選び方③】三大疾病一時金の保障条件・給付間隔・給付回数

医療保険のなかには、3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で所定の条件を満たした場合に一時金として大きな金額(100万円とか)を給付するオプションを持つタイプがあります。

これが強力です。治療が長期に渡った場合でも毎年大きな金額が給付されるので、治療費のカバーはもちろんのこと、満足に働けなくなった場合の収入補填にも使えます。

特に三大疾病一時金が役立つのは非正規雇用の方や、ブラック企業に勤務されている方。

東京女子医大の調査ではがんと診断されて治療を受けてから、フルタイムで復職できるまでの期間平均が205日だそうです(時短勤務を含めると80日)。

がんと診断されて治療開始となった際に、まずは有給休暇を消化でき、有給休暇を使い果たしたら傷病手当金が給付され、体力回復するまでは時短勤務ができて、フルタイムで復職できるまでの205日間をしっかり待ってるくれるホワイト企業に勤務されている方なら大きな収入減もないでしょう。生活が困窮する可能性も低いはず。

しかし、がんと診断されれば即時に契約を打ち切られることもある非正規雇用の方や、205日を待つことができないブラック企業に勤務されている方だと、がんと失業のWパンチがあり得ます(実際けっこうある)。がんが原因で一気に生活が破綻してしまいます。

こんなピンチにドカッと銀行口座へ100万円を振り込んでくれるのが三大疾病一時金。

三大疾病一時金で大切なポイントは以下の4点です。

  • がんの2回目以降の給付条件。2回目以降の給付条件が「入院」に限定されていないことがベスト。2回目以降の給付条件が「入院」に限定されると通院治療だけの場合は一時金を受け取れないことがあります。
  • 心疾患・脳血管疾患の保障範囲が急性心筋梗塞・脳卒中に限定されていないこと。
  • 一時金の給付間隔が1年であること。古い医療保険だと2年に1回給付となることがあります。
  • 給付回数無制限であること。少なくとも1回給付で保障終了とはならないこと。

がんの給付条件は医療保険によって大きく異なります。最近の医療は入院から通院にシフトしており、給付条件が入院に限定されるとがんの治療が続いているのに一時金を受け取れないことがあります(放射線治療なんて通院で受けることが大半)。

2回目以降の給付条件は「入院or通院」もしくは「がんの3大治療(手術・抗がん剤・放射線)を受けていること」がベストです。

また、心疾患・脳血管疾患の保障範囲にも注意が必要です。

急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障対象外になります。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%です。

保障対象が急性心筋梗塞に限定されてしまうと、その他の心疾患(狭心症・不整脈・心筋症等)が保障対象外になります。

じゃあ心疾患がまるごと保障対象になっていれば安心かというと、そうでもありません。

医療保険によっては「急性心筋梗塞以外の心疾患は手術、または20日以上の継続入院」が保障条件となっている場合があります。

生命保険文化センターによると、心疾患全体の入院日数平均は24.6日。35~64歳だと12.6日。

例えば狭心症だと入院は2,3日程度。手術を受けずに薬剤治療だけで退院となることも多いので、「手術、または20日継続入院」が条件だと保障対象外になってしまいます。

ということで、理想的な保障条件は「心疾患で手術、もしくは入院」です。これならパーフェクト。

一方で、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には

  • 脳梗塞
  • くも膜下出血
  • 脳出血

が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。

ということで、保障対象が脳血管疾患でも脳卒中でも心疾患ほどの差はありません。まあ脳血管疾患の方がちょっと安心かな、くらいです。

一時金の給付間隔も最近は1年に1回が多いのですが、ちょっと古い医療保険だと2年に1回給付となっていることもあります。

2年に1回は厳しいです。がんなんて2年以内に再発することは珍しくありませんが、

「あ、前回から2年経過してないので一時金お支払いできませんね」

と言われて終了です。がんが再発して苦しんでるのにこんなこと言われたらイラっときます。給付間隔は1年に1回、給付回数は無制限が良い医療保険の条件です。

【医療保険の選び方④】先進医療特約は保障額2,000万円・終身型を選ぶ。

先進医療とは、公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険適用がされないので治療費は全額自己負担。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約です。

先進医療には、例えばこんなのがあります。

陽子線治療:2,649,978円
重粒子線治療:3,186,609円
(参考:生命保険文化センター

重粒子線治療は放射線治療の一部で、がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。

重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。

しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費約318万円が全額自己負担です。

先進医療には↑で挙げた陽子線治療や重粒子線治療の他にも82種類の治療があります(2022年8月1日現在)。この治療費実費を保障するのが先進医療特約。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく、

「(医療保険で治療費実費が保障されるので)受けます!」

と、即断できます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。

治療費全額負担とか言われるとものすごい特約保険料が高そうに思えますが、先進医療特約を付加しても保険料はそんなに上がりません。月額100円程度の保険料で付加できます。先進医療特約は医療保険に加入した人の90%以上が付加しているというデータもあり、なかなか人気のある特約です。

先進医療特約で大切なポイントは以下の2点です。

  • 終身型になっているか。
  • 保険期間通算の保障限度額。

先進医療特約は「10年更新型(定期型)」と「終身型」の2種類に分かれます。10年更新型は10年毎に保険料が見直される(上がる可能性が高い)のに対し、終身型は一生涯保険料が上がりません。もちろん「終身型」がおすすめです。

現状はまだまだマイナーな先進医療ですが、今後普及すれば生命保険会社が支払う保険金も膨らみます。保険金の増加は契約者が支払う保険料に跳ね返ってきます。現在は毎月100円程度の保険料でつけられる先進医療特約ですが、将来的に上がっていく可能性は否定できません。

よって、何よりも大切なのは保険料が一生涯変わらない終身型であること。10年毎に保険料が上がる10年更新型は原則NGです。

保障限度額も要チェックです。通常は保障期間通算2,000万円保障ですが、ちょっと古い医療保険だと500万円となることもあります。500万円は心許ないです。要注意ですね。

月々の保険料を比較しましょう。

当たり前のことですが、月々の保険料はしっかり比較しましょう。同じような保障内容でも医療保険によって保険料は異なります。

例えば、

  • 現在40歳の男性
  • 入院給付金は1日10,000円。支払い限度日数は60日。
  • オプションは先進医療特約。

といったシンプルな保障内容でも、

A社:月々3,700円
B社:月々3,610円
C社:月々3,957円

といったような違いがあります。月々にするとわずかですが、これが数十年続けばけっこうな開きになります。

さらにオプションを追加していけば保険料差はどんどん開いていきます。同じような保障内容でも月々の保険料が1,000円以上違ってくるのが民間の医療保険。見積もりは1社のみとせずに、数社比較して検討するのが賢い医療保険の選び方です。

【医療保険に入る前に要チェック】いま入っている保険と保障内容かぶりませんか?

医療保険に入る前に、いま入っている保険と保障内容が重複しないかチェックしておきましょう。二重保障は保険料の無駄です。

例えば、以下のケースがあります。

  • 就業不能保険に加入していて、長期の入院がきっちり保障されていた。
  • 終身保険・定期保険に医療特約が追加されていた。
  • がん保険に入っていて、がんの保障はばっちり。
  • 職場で入った団体保険に入院・通院特約がついていた。

こういったケースに該当する場合、まずは保険の専門家に保障の抜け漏れがないか相談してみましょう。

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まとめ 医療保険の選び方4つのポイント。

医療保険を選ぶポイントは以下の4点です。

  1. 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  2. 通院保障(抗がん剤治療保障):通院治療だと働けることも多いのですが、本当に怖いのは通院で副作用のきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるケース。こんな状況を保障してくれるかが重要です。最近の医療保険は健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療も保障対象にすることがあります。
  3. 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると毎年100万円といった保険金が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるという意味でも、重要な保障です。
  4. 先進医療保障:先進医療には健康保険が適用されません。治療費は全額自己負担です(数百万円となることもあります)。医療保険が先進医療をしっかり保障してくれるかも要チェックです。

ひとまず以上の4点を基準に生命保険各社の医療保険を比較していけば、いざというときに後悔する可能性は低いかと。まあ全てが満点の医療保険もなかなかないのですが、本サイトでは下記リンク先で生命保険各社の医療保険を比較しています。ひとつの参考にしてみてください。

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