三大(七大)疾病保険の保険料比較ランキング

三大(七大)疾病保険の保険料と保障内容を比較してみます。

三大疾病保険には

①三大疾病で所定の条件を満たした場合に一時金を給付するタイプ
②死亡保障に三大疾病が加わったタイプ(特定疾病保障保険)

の大きく2種類がありますが、両者似て非なるものなので、ここでは別々に分けて比較してみます。①と②のどちらが良いかは↓に書いてます。

三大疾病保険の選び方

三大疾病保険の相談は保険クリニックで!
(↓をクリックすると保険クリニックへ移動します)

保険クリニック

一時金保障タイプの保障内容と保険料を比較する。

一時金保障タイプの保障内容と保険料を比較してみます。

比較対象は以下とします。

【一時金保障タイプ】

メディケア生命「新メディフィットPlus(プラス)」

ネオファースト生命「ネオdeからだエール」

はなさく生命「はなさく一時金」

なないろ生命「なないろセブン」

なないろ生命「なないろスリー」

数は少ないですが、メジャーどころはひととおり網羅できてるかと。

保障内容を比較する

まずは保障内容を疾病別に比較してみます。

メディケア
(Ⅱ型)
ネオファースト はなさく
(Ⅲ型)
なないろ
セブン スリー
がん 1回目:診断確定
2回目以降:入院or通院(抗がん剤・放射線・手術・骨髄移植)
入院 1回目:診断確定
2回目以降:入院or通院(抗がん剤・放射線・手術)
診断確定 診断確定
心疾患 入院or手術 入院 入院or手術 入院or手術
※急性心筋梗塞・拡張型心筋症のみ保障
入院or手術
脳血管疾患 入院or手術 入院 入院or手術 脳卒中:入院or手術
脳動脈瘤:破裂or手術
入院or手術
糖尿病 1回目:180日以上継続のインスリン治療・網膜症手術・壊疽による切断
2回目以降:網膜症手術・壊疽による切断
入院 1回目:180日以上継続のインスリン治療・網膜症手術・壊疽による切断
2回目以降:網膜症手術・壊疽による切断
網膜症手術・壊疽による切断
腎疾患 入院or通院
※慢性腎不全のみ保障
入院 人工透析療法
※慢性腎不全のみ保障
人工透析療法or腎移植手術
※慢性腎不全のみ保障
肝疾患 入院or通院
※肝硬変のみ保障
入院 入院or通院
※肝硬変のみ保障
食道・胃静脈瘤が破裂or手術
肝移植手術
※肝硬変のみ保障
高血圧性疾患 大動脈瘤・大動脈解離の手術 入院 ・大動脈瘤等の手術
・大動脈瘤等が破裂
・動脈閉塞症の血行再建手術
大動脈瘤等が破裂と診断or手術
膵疾患 入院or通院
※慢性膵炎のみ保障
入院 手術
※慢性膵炎のみ保障
臓器移植 心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓または小腸いずれかの臓器移植術

まずはがんから。

ここはメディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(セブン・スリー)がほぼ同等。メディケア生命・はなさく生命は1回目が

「あなたはがんです」

と医師に診断されれば一時金が給付されますし、2回目以降は入院もしくは通院で治療を受けていれば一時金給付です。

なないろ生命は1回目も2回目以降も診断確定ですが、2回目以降の診断確定には

  • 継続入院
  • 新たに入院
  • 投薬・手術・放射線治療・その他の治療

が含まれるので、実質的にはメディケア生命・はなさく生命とほぼ同じです。ちなみに、3社ともに経過観察・検査のための通院や乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は一時金の給付対象外です。

一方で、ネオファースト生命は入院が一時金給付の条件。診断されただけでは一時金が給付されないですし、通院治療のみの場合も対象外。最近の医療は入院から通院にシフト(医療費を抑えるための国策)していることもあり、ネオファースト生命の条件は他社より厳しいと言っていいでしょう。

続いて心疾患。

ここは入院or手術で保障されるメディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(スリー)が良いです。なないろ生命(セブン)は保障範囲が急性心筋梗塞・拡張型心筋症に限定されます。心臓の病気をまるごと保障するわけではないので、メディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(スリー)より劣るかなと。

ネオファースト生命は条件が入院に限定されます。心疾患で入院のない手術も多くないのでほぼ同等、もしくはほんの少し厳しめといったところ。

続いて脳血管疾患。

ここも入院or手術で保障されるメディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(スリー)が良いです。なないろ生命(セブン)は保障範囲が脳卒中・脳動脈瘤に限定されます。脳卒中が保障されれば脳の病気をほぼカバーできているとは思いますが、脳血管疾患全体を保障するメディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(スリー)より若干劣るかなと。

ネオファースト生命はここも条件が入院に限定されます。脳血管疾患で入院がないことも珍しいので、ネオファースト生命はほぼ同等と言っていいでしょう、もしくはほんの少し厳しめといったところ。

以上が三大疾病の比較です。三大疾病以外の疾病は比較が難しいのですが、ざっと以下のとおり。

糖尿病:180日以上継続のインスリン治療で1回目の一時金給付されるメディケア生命とはなさく生命が有利。なないろ生命(セブン)が保障するのは両目失明の危機やら手足切断といった重症。ネオファースト生命は入院が条件だが、検査・教育入院は保障対象外(治療が伴う入院を保障)なので、こちらもけっこうな重症を保障。

腎疾患:腎疾患全体を保障(尿路結石なんかも保障される)していて、条件も入院とわかりやすいネオファースト生命が有利。メディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(セブン)が保障するのは慢性腎不全に至るような重症。

肝疾患:肝疾患全体を保障(ウィルス性肝炎なんかも保障される)していて、条件も入院とわかりやすいネオファースト生命が有利かなという印象。メディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(セブン)が保障するのは肝硬変に至るような重症。

高血圧性疾患:高血圧性疾患全体を保障していて、条件も入院とわかりやすいネオファースト生命が有利かなという印象。メディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(セブン)が保障するのは大動脈瘤・大動脈解離に至るような重症(笑福亭笑瓶さんは大動脈解離が原因で亡くなっています)。

膵疾患:膵疾患全体を保障(急性膵炎なんかも保障される)していて、条件も入院とわかりやすいネオファースト生命が有利かなという印象。メディケア生命・はなさく生命が保障するのは慢性に至るような重症。なないろ生命は膵疾患が保障対象外。

臓器移植:カテゴリとしてあるのははなさく生命だけだが、他社も各臓器の移植で入院すれば保障されることが多いので、各社ほぼ同等。

三大疾病を重視するならメディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(スリー)。その他の生活習慣病まで幅広く備えたいのならネオファースト生命といったところでしょう。

ちなみに、一時金が給付される上限回数にも各社違いがあります。

メディケア
(Ⅱ型)
ネオファースト はなさく
(Ⅲ型)
なないろ
セブン スリー
がん 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
心疾患
脳血管疾患
糖尿病 5回 1回 5回
腎疾患
肝疾患
高血圧性疾患
膵疾患
臓器移植

がん・心疾患・脳血管疾患が無制限保障なのは各社同じ。

その他の生活習慣病には微妙に違いがありますが、まあ一生涯で5回も一時金を受け取ることはないかなと。上限5回であれば十分でしょう。ネオファースト生命が1回のみである点は気になります。

ちなみにですが、メディケア生命・はなさく生命・ネオファースト生命・なないろ生命(セブン)は一時金の給付間隔が1年に1回です。前回給付から1年以上経過して、上述した条件を満たした場合に再度一時金が給付されます。

一方で、なないろ生命(スリー)は一時金の給付間隔が180日に1回です。その他の三大疾病保険の半分の期間で一時金が給付されます。なないろ生命(スリー)が保障するのはがん・心疾患・脳血管疾患の三大疾病に限定されますが、どれも1年以内に再発する可能性のある疾病です(そして再発は初回よりも重症になりやすい)。この点は他社にないメリットでしょう。

保険料を比較する

続いて保険料を比較してみます。

ここは

  • 保障範囲を三大疾病に限定。
  • 保障範囲を三大疾病+その他の生活習慣病まで拡大。

の2パターンで比較してみます。

まずは三大疾病から。

メディケア生命・はなさく生命は保障範囲を三大疾病に限定して、保険料を安くすることができます。また、上述のとおりなないろ生命はスリーを選べば三大疾病を保障。

ネオファースト生命は保障範囲を限定して保険料を安くする!ということができないので、ここはメディケア生命・はなさく生命・なないろ生命(スリー)の3つで比較してみます。

比較条件は一時金100万円・終身払とします。

メディケア(Ⅱ型) はなさく(Ⅲ型) なないろ(スリー)
1型 2型
男性 25歳 2,230円 2,190円 2,620円 2,080円
30歳 2,730円 2,710円 3,160円 2,500円
35歳 3,440円 3,400円 3,820円 3,030円
40歳 4,360円 4,280円 4,650円 3,680円
45歳 5,550円 5,670円 5,870円 4,640円
女性 25歳 2,020円 2,160円 2,540円 2,040円
30歳 2,390円 2,570円 2,930円 2,340円
35歳 2,840円 3,070円 3,390円 2,690円
40歳 3,350円 3,550円 3,930円 3,120円
45歳 3,910円 4,100円 4,720円 3,740円

なないろ生命のスリーは以下の3つの条件全てを満たした場合に保険料が割引されます。

  • 過去1年以内に喫煙していない。
  • 血圧が最高140mmHg未満、最低90mmHg未満
  • BMIが18以上27未満(BMI=体重kg÷身長m÷身長m)

上表は割引が適用された保険料なのですが、1型はメディケア生命・はなさく生命よりも高く、2型はメディケア生命・はなさく生命よりも概ね安くなってます。

1型と2型の違いは↓のとおり。

1型:がん・心疾患・脳血管疾患の給付間隔が180日に1回。
2型:がんは給付間隔が1年に1回。心疾患・脳血管疾患は180日に1回。

繰り返しますが、メディケア生命・はなさく生命の給付間隔は1年に1回です。なないろ生命(スリー)の2型は心疾患・脳血管疾患の一時金が180日に1回給付されるのに、保険料はメディケア生命・はなさく生命よりも安くなってます。

続いて保障範囲を三大疾病+その他の生活習慣病まで拡大したケースの保険料。

ここはメディケア生命・ネオファースト生命・はなさく生命・なないろ生命(セブン)の4つで比較です。

比較条件は一時金100万円・終身払とします。

メディケア(Ⅱ型) ネオファースト はなさく(Ⅲ型) なないろ(セブン)
男性 25歳 3,110 1,384
2,810
1,810円
30歳 3,840 1,544
3,490
2,170円
35歳 4,840 1,776
4,370
2,660円
40歳 6,130 2,090
5,510
3,230円
45歳 7,760 2,536
7,230
4,070円
女性 25歳 2,640 1,823
2,680
1,710円
30歳 3,140 1,901
3,200
1,940円
35歳 3,770 1,966
3,840
2,220円
40歳 4,500 2,093
4,550
2,520円
45歳 5,320 2,347
5,490
3,000円

ネオファースト生命が際立って安く見えますが、これは

・保険期間が3年。3年毎に契約更新するので保険料が変わる(上がることが多い)。

というのが大きな要因です。他社は一生涯保険料が変わりませんが、ネオファースト生命は3年ごとに保険料が見直されます。一生涯トータルの保険料で考えると、他社より高くなることもあるでしょう。

さらに、保険料は実年齢ではなく、健康年齢という独自の仕組みで決まります。健康診断の結果を3年ごとにネオファースト生命に提出し、ネオファースト生命が算出した健康年齢で保険料が決まるので、健康診断の結果が悪ければ更新後の保険料はググっと上がります。契約後も節制が求められる保険です(上表は健康年齢=実年齢の保険料)。

まあ健康に留意するきっかけになるとも考えられますが、確実に言えるのは3年ごとに健康診断の結果を提出するのはめんどくさいということ。ずぼらな人には向かない仕組みでしょう。

その他の3社で見れば、なないろ生命が圧倒的に安いです。上述のとおり、がん以外の保障内容は3社に劣りますが、その代わりに保険料は激安。保険料の観点で言えば、なないろ生命が一歩リードしています。

ちなみに、メディケア生命とはなさく生命は

  • 三大疾病の保障内容をレベルダウンする(急性心筋梗塞・脳卒中以外は20日以上入院or手術で保障等)。

として保険料を下げることができます。

また、なないろ生命は三大疾病以外の保障額を下げることで保険料をさらに安くできます。実態として医療費が膨らみがちなのは三大疾病。保障額にメリハリをつけて、保険料を安くするのは十分アリです。

オプションを比較する。

余裕があれば付加しておいたほうが安心なオプション(特約)に、以下の2つがあります。

①先進医療特約
②抗がん剤治療特約
※両特約の詳細はこちら

おまけ程度に各社比較しておきます。

メディケア ネオファースト はなさく なないろ(セブン・スリー)
先進医療特約 2,000万円上限
一時金15万円
2,000万円上限
一時金なし
※がんに限定
2,000万円上限
一時金なし
2,000万円上限
一時金10%
抗がん剤治療特約 回数無制限保障
自由診療も保障
回数無制限保障
自由診療は保障外
回数無制限保障
自由診療は保障外
2000万円保障
自由診療も保障

ネオファースト生命の先進医療特約が保障するのはがんのみです。先進医療にはがんの他にも様々な疾病の治療が含まれるのですが、がん以外は保障されません。この点はネオファースト生命のデメリットでしょう。ネオファースト生命の以外の3社はほぼ同等です。

抗がん剤治療特約は自由診療も保障されるメディケア生命となないろ生命が良いです。なないろ生命は通算2,000万円保障という上限がありますが、月10万円保障としても200ヶ月まで保障されます。抗がん剤治療を200ヶ月も受けることはあり得ないので、実質無制限保障と言っていいでしょう。

結論

こんな選び方になるかと。

●三大疾病の保障を重視するならなないろ生命「なないろスリー」。ただし、割引の条件を満たさない場合は保険料が高いので、メディケア生命「新メディフィットPlus(プラス)」、もしくははなさく生命「はなさく一時金」も候補に入る。

●生活習慣病全般を厚く保障ならネオファースト生命「ネオdeからだエール」。ただし、一生涯の保障であれば保険料が安くなる可能性もあるメディケア生命「新メディフィットPlus(プラス)」、もしくははなさく生命「はなさく一時金」も候補に入る。

●期間限定の保障で良いならネオファースト生命「ネオdeからだエール」(ただし、契約後もそれなりに節制が必要)。

僕がいま加入するならなないろ生命「なないろスリー」を選びます。罹患する確率もそれなりにあって、経済的なダメージが大きいのはやっぱりがんと脳血管疾患です。再発しても180日に1回の間隔で一時金給付は魅力的ですし、割引の条件を満たせば保険料も他社より安いので、無理なく支払っていけるかなという感じです。

特定疾病保障保険の保障内容と保険料を比較する

続いて特定疾病保障保険の保障内容と保険料を比較してみます。

比較対象は以下のとおり。

【特定疾病保障保険】

ネオファースト生命「ネオdeとりお」

オリックス生命「With(ウィズ)」

SOMPOひまわり生命「特定疾病保障保険」

東京海上日動あんしん生命「特定疾病保障定期保険」

三井住友海上あいおい生命「特定疾病保障定期保険・特定疾病保障終身保険」

ソニー生命「リビング・ベネフィット20」

アフラック「三大疾病保障プラン」

メジャーどころは概ね網羅できているかと。

保障内容を比較する

まずは保障内容から。

ちなみにですが、特定疾病保障保険が保障する心疾患・脳血管疾患の範囲は急性心筋梗塞・脳卒中に限定されます。上述した一時金保障タイプとは異なり、心臓・脳の病気をまるごと保障ではありません。

がん 急性心筋梗塞 脳卒中
ネオファースト 診断確定 30日以上労働制限or手術 30日以上神経学的後遺症or手術
オリックス 診断確定 60日以上労働制限or手術 60日以上神経学的後遺症or手術
ひまわり 診断確定 60日以上労働制限or手術 60日以上神経学的後遺症or手術
あんしん 診断確定 60日以上労働制限 60日以上神経学的後遺症
あいおい 診断確定 60日以上労働制限 60日以上神経学的後遺症
ソニー生命 診断確定 60日以上労働制限or手術 60日以上神経学的後遺症or手術
アフラック 診断確定 60日以上労働制限 60日以上神経学的後遺症

がんはどこも同じです。

「あなたはがんです」

と医師に診断されれば保障されます。

違いは急性心筋梗塞・脳卒中の保障条件に手術が含まれるかどうか。特に急性心筋梗塞は手術が条件に含まれないと保障される可能性はかなり低いです(急性心筋梗塞で60日以上働けないことはほとんどない)。その点では、東京海上日動あんしん生命・三井住友海上あいおい生命・アフラックの3社は厳しいでしょう。

条件が良いのは急性心筋梗塞・脳卒中が「30日以上〇〇」で保障されるネオファースト生命です。ただし、上表には書いてませんがネオファースト生命は高度障害が保障対象外。一般的な特定疾病保障保険は

  • 亡くなった場合
  • 高度障害となった場合
  • 三大疾病で所定の条件を満たした場合

を保障するのですが、ネオファースト生命は亡くなった場合と三大疾病のみ。高度障害は両手切断・両足切断・両目失明といった経済面では生き残るよりもハードな状況です。高度障害を負う可能性はかなり低くくはありますが、この点はネオファースト生命のデメリット。

ということで、バランスが良いのはオリックス生命・SOMPOひまわり生命・ソニー生命の3社だと感じます。

保険料を比較する

続いて保険料の比較ですが、これが非常に難しい。

というのも、特定疾病保障保険はメジャーではないので、生命保険各社が発信している情報がかなり少ない。保険料は特定の年齢で、特定の保障額でしか開示されていません。

なので、ここはパンフレット等に掲載されている最低の保障額を元に、保障額100万円あたりの保険料を算出して比較しています。例えば、保障額300万円で保険料が月々3,000円なら

3,000円÷300万円×100万円=1,000円

といった感じです。

生命保険会社によっては高額割引(保障額が高くなるほど保障額1単位あたり保険料が安くなる)を採用している場合もあるので、保障額によっては算出した保険料より安くなることもあるでしょう。かなり強引に比較しているので、ここはあくまでも参考程度に。

【終身型】※60歳払済で比較。

男性 女性
30歳 40歳 30歳 40歳
ネオファースト 2,773円 4,340円 2,804円 4,383円
オリックス 2,592円 4,083円 2,635円 3,956円
ひまわり 3,030円 4,583円 3,022円 4,552円
あんしん
あいおい 3,027円 不明…。 2,981円 不明…。
ソニー生命 2,627円 4,124円 2,579円 4,026円
アフラック 不明…。 不明…。 不明…。 不明…。

東京海上日動あんしん生命は終身型を発売していないので、比較対象から除外しています。

また、三井住友海上あいおい生命は40歳の保険料が不明、アフラックは60歳払済の保険料が不明だったので、こちらも比較対象から除外しています(ただし、最安値になることはないかなと)。

残る保険会社で比較すると、オリックス生命とソニー生命が最安値を争っています。終身型はこの2社が有力です。

【定期型】※保険期間10年で比較

男性 女性
30歳 40歳 30歳 40歳
ネオファースト
オリックス 402円 763円 461円 871円
ひまわり 292円 548円 355円 677円
あんしん 不明…。 不明…。 不明…。 不明…。
あいおい 不明…。 528円 不明…。 541円
ソニー生命 不明…。 不明…。 不明…。 不明…。
アフラック

定期型を発売していないネオファースト生命とアフラックは比較対象から除外しています。

不明が多いので比較になりにくいのですが、オリックス生命が最安値になることは多くないと感じます。SOMPOひまわり生命・三井住友海上あいおい生命・ソニー生命が最安値を競い合う展開かなと。

結論

こんな選び方になるかと。

●終身型ならオリックス生命「With(ウィズ)」、もしくはソニー生命「リビング・ベネフィット20」が保障内容・保険料の両面ともに有力。

●定期型はSOMPOひまわり生命「特定疾病保障保険」、もしくはソニー生命「リビング・ベネフィット20」か。

終身型はオリックス生命とソニー生命で比較しておけば十分でしょう。2社の大きな違いは

  • オリックス生命は低解約返戻金型。満期前に解約すると、解約返戻金は支払った保険料の7割程度にしかならないが、満期まで保険料を払い続ければ解約返戻金はドカンと上がる。
  • ソニー生命は満期前に解約しても一定額の解約返戻金が戻ってくる(8割くらい?)が、満期後の返戻率はオリックス生命に負ける。満期前に解約する前提であれば、ソニー生命の方がお得になる可能性が高い。

です。老後の資金を目的とするならオリックス生命、何らかの理由で満期前に解約する可能性があるのならソニー生命といった決め方かなと。

定期型は保障内容・保険料の両面で評価するとSOMPOひまわり生命とソニー生命が有力です。2社で比較して保険料が安い方に決めてしまってよいでしょう。

三大疾病保険を相談できるところ【無料】

この記事で比較した全ての三大疾病保険を取り扱ってる保険ショップは多くありません。

保険ショップによって提携している保険会社が異なるので、

「あ、うち、メディケア生命とは提携してるんですけど、ネオファースト生命やってないんですよ!」

だとか、

「なないろ生命はやってないんですけど、〇〇生命とは提携しているので、〇〇生命に決めちゃいましょう!」

といったこともよくあります。

そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがどこの保険会社を取り扱っているか確認しておきましょう。

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(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/

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