【評価B】はなさく生命のがん保険「はなさく一時金」デメリットと評価

はなさく生命「はなさく一時金」は最近増えてきている一時金タイプのがん保険です(正確には特定疾病一時金保険)。がんと診断されたり、がんで入院や通院といった条件を満たせば、1年に1回まとまった金額の一時金を受け取れます。

さらに、保障対象はがんだけではありません。

  • がん
  • 心疾患
  • 脳血管疾患
  • 肝硬変
  • 慢性膵<すい>炎
  • 慢性腎不全
  • 糖尿病
  • 高血圧性疾患
  • 臓器移植

といったように幅広い生活習慣病が保障されます。上記の生活習慣病に罹って所定の条件を満たせばポンっと1年に1回一時金給付です。

はなさく生命「はなさく一時金」ここがポイント
  • がん+7大疾病+臓器移植を一時金で保障する特定疾病一時金保険です。
  • 保障内容は他社同等。悪くありません。
  • 男性の保険料が特に安くなってます。

がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。

①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。

②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。

③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けるたびに定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。

はなさく生命「はなさく一時金」は典型的な「②一時金ベースで保障するがん保険」です。正確にはがんだけを保障するのではなく、がん+7大疾病+臓器移植を保障する特定疾病一時金保険です。

がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

がん保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。

  1. 先進医療特約の保障内容。保険料が一生涯変わらない終身型であること、保障額上限が2,000万円であること。できれば一時金を受け取れることの3点が重要です。
  2. がん診断一時金の給付条件。がん診断一時金の給付条件は生命保険各社バラバラです。差が出るのは一時金の2回目以降の給付条件です。2回目以降の給付間隔が1年で、給付条件に通院が含まれているのがベストです。
  3. 抗がん剤治療の保障範囲。健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療が保障対象となっていればベストです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、はなさく生命「はなさく一時金」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
先進医療特約の保障内容 タイプ:終身型
保障額上限:2,000万円
一時金:なし
A
がん診断一時金の給付条件 給付回数:無制限
給付間隔:1年
1回目の給付条件:がんと診断確定
2回目以降の給付条件:がんで1日以上の入院、または手術・放射線治療・抗がん剤治療のための通院
A
抗がん剤治療の保障範囲 健康保険適用範囲内のみ B
30歳の月額保険料
(一時金100万円・特定8疾病・臓器移植Ⅲ型)
男性:3,490円
女性:3,200円
B
40歳の月額保険料
(一時金100万円・特定8疾病・臓器移植Ⅲ型)
男性:5,510円
女性:4,600円
会社情報 苦情率:1.187%
ソルベンシーマージン比率:17340.6%
会社格付け:AA(RI)
B

先進医療特約は問題ありません。一生涯保険料が変わらない終身型ですし、限度額も他社同等の通算2,000万円。交通費や宿泊費に使える一時金はありませんが、デメリットとまでは言えません。

一時金の給付条件も問題ありません。1年に1回、がんの治療を受けていれば回数無制限で一時金を受け取れます。他社だと2回目以降の給付条件が「入院」に限定されることもあるのですが、入院でも通院でも治療を受けていれば給付される点は安心です。

また、抗がん剤治療の保障は公的健康保険が適用される範囲内に限定されてます。最近のがん保険は自由診療の抗がん剤治療(全額自己負担)も保障対象に含まれていることがあります。この点は惜しい。

保険料も高くはありません。特に男性が安め。同じ特定疾病一時金保険であるメディケア生命「メディフィットPlus」と比較して、男性は安くなる傾向にあります(このあと比較していきます)。

バックに大手の日本生命がいることもあり、会社的には安定しています。保険金の支払い能力(ソルベンシーマージン比率)は安全と言わている200%を大きく超える17340.6%。格付も「AA」なので”保険金支払能力は極めて高く、優れた要素がある”という評価になっています。ただし、苦情率が業界平均0.4%を上回る1.187%である点がちょっと気になります。設立間もないということもあり、これから改善されていくのでしょう。

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はなさく生命「はなさく一時金」の基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他のがん保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【特定疾病一時金保険】
・がん+7大疾病+臓器移植に備える保険です。
・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。
・保険料が値上がりすることはありません。
基本保障
以下の疾病で所定の条件を満たした場合に一時金が給付されます。
【3大疾病Ⅰ型/3大疾病Ⅱ型】
・がん
・心疾患
・脳血管疾患
【特定8疾病・臓器移植Ⅰ型/特定8疾病・臓器移植Ⅲ型】
・がん
・心疾患
・脳血管疾患
・肝硬変
・慢性膵<すい>炎
・慢性腎不全
・糖尿病
・高血圧性疾患
・臓器移植
特約(オプション)
【先進医療特約】
先進医療を受けた際に、技術料実費を給付。
【特定疾病保険料払込免除特約】
特定の疾病で所定の条件を満たした場合に以降の保険料支払い免除。
【抗がん剤・ホルモン剤治療特約】
抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた月に定額給付。
【がん一時給付特約】
がんと診断(2回目以降は入院)された場合に、基本保障に上乗せして一時金給付。
保険料を支払う期間 以下から選択可能。
・有期
・終身(一生涯)
保険料を支払う回数 月払・年払から選択可能。
保険料を支払う方法 口座振替、クレジットカード払から選択可能。
保障される期間 終身(一生涯)
加入方法 対面

はなさく生命「はなさく一時金」の保障内容を評価します。

冒頭のところで先進医療特約・がん一時金・抗がん剤治療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【主契約】特定疾病一時給付金

はなさく生命「はなさく一時金」の基本保障はちょっと複雑で、

  • 3大疾病Ⅰ型
  • 3大疾病Ⅲ型
  • 特定8疾病・臓器移植Ⅰ型
  • 特定8疾病・臓器移植Ⅲ型

の4つのタイプから選ぶことになります。

ざっくり言うと、

  • 「3大疾病」はがん・心疾患・脳血管疾患が保障対象、「特定8疾病・臓器移植」はその他5つの生活習慣病と臓器移植が保障対象。
  • 「Ⅰ型」と「Ⅲ型」は急性心筋梗塞・脳卒中以外の保障条件の入院日数が異なる。Ⅰ型は継続20日以上の入院が条件。Ⅲ型は1日以上の入院が条件(Ⅰ型もⅡ型も手術を受ければ保障対象となる点は同じ)。

です。

「3大疾病」と「特定8疾病・臓器」のどちらを選ぶかはお好みです。もちろん保険料が高くなるのは保障範囲の広い「特定8疾病・臓器移植」。生活習慣病全般に不安を抱えるのなら「特定8疾病・臓器移植」でしょう。

一方で、Ⅰ型とⅢ型ならⅢ型かなと。

というのも、心疾患の入院日数は短くて平均19.3日(生命保険文化センター)。平均からすると20日も入院しないんですよね。Ⅰ型で保障対象となるのはほぼ急性心筋梗塞のみかなと。

ちなみにですが、脳血管疾患は入院が長引きます(平均78.2日)。Ⅰ型でもⅢ型でも大きな差はありません。

さて、具体的な疾病ごとの保障内容は下表のとおり。

疾病 給付条件 給付額 給付間隔
がん 【1回目】がんと診断された場合。
【2回目以降】がんで入院or手術・放射線治療・抗がん剤治療で通院した場合。
※上皮内がんも保障対象
30万円~200万円の間で選択可能 1年(給付回数無制限)
心疾患 ■Ⅰ型
入院(急性心筋梗塞は1日以上・その他の心疾患は20日以上)または手術をした場合。
■Ⅲ型
入院(1日以上)または手術をした場合。
脳血管疾患 ■Ⅰ型
入院(脳卒中は1日以上・その他の脳血管疾患は20日以上)または手術をした場合。
■Ⅲ型
入院(1日以上)または手術をした場合。
肝硬変 入院、もしくは通院。 1年
(保障期間通算5回まで)
慢性膵炎 手術を受けたとき。
慢性腎不全 人工透析療法を受けたとき。
糖尿病 初回:インシュリン療法
初回・2回目以降:手術、切断術を受けたとき。
高血圧性疾患 手術、大動脈瘤等の破裂、血行再建手術。
臓器移植 移植術を受けたとき。

以下、ポイントです。

  • 【GOOD!】給付間隔が1年。再発・転移の保障が手厚い。
  • 【GOOD!】上皮内がん(初期のがん)も給付対象。一時金が減額されることもない。
  • 【GOOD!】がんの2回目以降の一時金給付条件が入院or通院。

保障内容は悪くありません。

ちょっと古いがん保険だと2年に1回しか一時金給付されないことがありますが、2年以内に再発・転移する可能性も十分あります。治療が長引いたり、再発で苦しんでるのに、

「この前お支払いした日からまだ2年経ってないんで!2年間頑張って生き残ってください!」

って言われたらイラっときます。その点、はなさく生命「はなさく一時金」は1年に1回給付です。ここは他社同等。悪くありません。

また、上皮内がんが保障対象となっている点も評価できます。

上皮内がんとは、がん細胞が血管やリンパ管に到達していない初期のがんを指します。がん細胞は血管やリンパ管で運ばれて転移していくので、上皮内がんの段階でサッと手術で切り取れば再発や転移する可能性は低いと言われてます。

なので、ちょっと古いがん保険だと「上皮内がんなんてがんじゃないよ!」と言い張られて保障対象外になることもあります。大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで発見されたというデータもあり、上皮内がんもきっちり保障される点もはなさく生命「はなさく一時金」のメリットでしょう。

また、がんの2回目以降の給付条件が入院or通院治療である点も優れています。他社だと2回目以降の給付条件が「入院」に限定されることもあります。最近はがん治療は入院から通院へシフトしており、入院に限定されてしまうと

「えっ!がんの治療受けてるのに一時金給付されない!」

という事態もあり得ます。これはとても悔しい。

ただし、手術・抗がん剤・放射線といったがんの3大治療を受けるための通院のみ保障対象です。単なる経過観察の通院は保障対象外なのでご注意を(とはいえ、経過観察なら働くことも可能なのでデメリットとは言えません)。

他社の特定疾病一時金保険と比較してみる。

さて、ここで同じ特定疾病一時金保険であるなないろ生命「なないろセブン」、及びメディケア生命「メディフィットPlus(プラス)」と疾病別に保障内容を比較してみます。

はなさく一時金 なないろセブン メディフィットPlus
がん 1回目:がんと診断
2回目以降:がんで入院or通院
がんと診断 【Ⅰ型】
1回目:がんと診断
2回目以降:がんで入院
【Ⅱ型】
1回目:がんと診断
2回目以降:がんで入院or手術
心疾患 【Ⅰ型】
急性心筋梗塞:入院or手術
急性心筋梗塞以外:20日入院or手術
【Ⅲ型】
入院or手術
急性心筋梗塞:入院or手術
拡張型心筋症:入院or手術
【Ⅰ型】
急性心筋梗塞:入院or手術
急性心筋梗塞以外:20日入院or手術
【Ⅱ型】
入院or手術
脳血管疾患 【Ⅰ型】
脳卒中:入院or手術
脳卒中以外:20日入院or手術
【Ⅲ型】
入院or手術
脳卒中:入院or手術
脳動脈瘤:破裂or手術
【Ⅰ型】
脳卒中:入院or手術
脳卒中以外:20日入院or手術
【Ⅱ型】
入院or手術
糖尿病 初回:インシュリン療法
初回・2回目以降:網膜症手術、壊疽による切断
網膜症手術
壊疽による切断
初回:インシュリン療法
初回・2回目以降:網膜症手術、壊疽による切断
慢性腎不全 人工透析療法 人工透析療法 入院or通院
肝硬変 入院or通院 食道・胃静脈瘤が破裂と診断or手術 入院or通院
高血圧性疾患 大動脈瘤等の手術
大動脈瘤等が破裂と診断
血行再建手術。
大動脈瘤等の手術
大動脈瘤等が破裂と診断
大動脈瘤または大動脈解離の手術
慢性膵炎 手術 入院or通院
臓器移植 移植術 腎移植手術
肝移植手術

まずはがんの保障条件ですが、ここは3社ほぼ同等。

メディフィットPlusのⅠ型だと2回目以降の給付条件が入院に限定されますが、Ⅱ型だと条件に通院が含まれます。Ⅰ型だと他の2社より劣りますが、Ⅱ型なら3社ほぼ同等です。

脳と心臓はメディフィットPlusとはなさく一時金が同等で、なないろセブンが劣勢。

なないろセブンは心疾患・脳血管疾患をまるごと保障するタイプではなく、心疾患の一部である急性心筋梗塞と拡張型心筋症、脳血管疾患の一部である脳卒中と脳動脈瘤を保障対象としています。メディフィットPlusやはなさく一時金よりも、保障範囲が狭くなってます。

その他の疾病の勝者は

糖尿病:はなさく一時金とメディフィットPlus(インシュリンが保障対象)
慢性腎不全:メディフィットPlus(入通院すれば保障対象)
肝硬変:はなさく一時金とメディフィットPlus(入通院すれば保障対象)
高血圧性疾患:3社ほぼ同等
慢性膵炎:メディフィットPlus(入通院すれば保障対象)
臓器移植:はなさく一時金(全ての臓器移植が保障対象)

といったところでしょうか。がんの保障条件は3社ほぼ同等で、がん以外だとはなさく一時金とメディフィットPlusが競り合ってる感じですね。

気になる保険料はこのあと比較していきます。

【重要です】先進医療特約

給付額 給付条件
先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障) 先進医療を受けた場合。

先進医療とは、公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険適用がされないので全額自己負担。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもあります。その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約です(2,000万円まで保障)。

保障内容としては悪くありません。他社の先進医療特約は保障期間通算500万円とか1,000万円までの保障もあり、2,000万円は手厚い保障です。

特約保険料も高くはない(月100円程度)ので、基本的には付加しておくべき特約でしょう。

【重要です】抗がん剤・ホルモン剤治療特約

抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた月に定額が給付される特約です。

給付額 給付条件 上皮内がん
1万円/月から20万円/月の範囲で選択可能。 抗がん剤治療を受けた場合(回数無制限) 給付対象

抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。

  1. 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
  2. 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。

1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。働きながらの治療も不可能ではないので、経済的なピンチに陥ることもそんなにありません。

本当に怖いのは2のケースです。この場合は副作用が辛くて満足に働くことも難しく、収入減もあり得ます。治療の終わりも見えなくなり、銀行口座の残高が徐々に減っていく抗がん剤ドロ沼にハマります。

ベッドの上で虚空を見上げながら

「あ、これ、やばいかも…」

と、メンタルが削られまくるなかで、毎月定額給付してくれる抗がん剤・ホルモン剤治療特約は助かります。重要なオプションです。

ちなみにですが、保障対象は健康保険が適用される抗がん剤治療に限ります。欧米では承認されているものの、日本では承認が遅れて自由診療となってしまう抗がん剤治療は保障対象外です。

自由診療はもちろん全額自己負担です。治療費は月100万円を超えることもあり、また、抗がん剤治療を受けた人の2割弱が自由診療を受けたというデータもあります。自由診療が極々マイナーな治療とは言えなくなってきているなかで、この点はデメリットでしょう。

上述したメディケア生命「メディフィットPlus(プラス)」、及びなないろ生命「なないろセブン」は自由診療の抗がん剤治療を保障対象にすることができます(月20万円給付とか)。気になる方はこちらも要チェックです。

【重要ではありません】特定疾病保険料払込免除特約

よくCMでみる「以降の保険料は頂きません!」っていう特約です。特定の疾病にかかった場合に、以降の保険料支払いが免除されます(保障は継続します)。

基本保障と同じ

  • 3大疾病Ⅰ型
  • 3大疾病Ⅲ型
  • 8大疾病+臓器移植Ⅰ型
  • 8大疾病+臓器移植Ⅲ型

の4パターンに加えて、要介護や障害等級に認定された場合も保険料払込免除の対象にできます。

まあでも、そもそもはなさく生命「はなさく一時金」の保険料はそこまで高くないため、あえて付加する必要性は薄いでしょう。もちろん有料オプションなので、付加すれば保険料がググっと上がります。

【そんなに重要ではありません】がん一時給付特約

給付額 給付条件 給付間隔 上皮内がん
10万円~100万円の間で選択可能 【1回目】がんと診断された場合。
【2回目以降】がんで入院or手術・放射線治療・抗がん剤治療で通院した場合。
※上皮内がんも保障対象
1年に1回(給付回数無制限) 給付対象

がんで所定の条件を満たした場合に一時金が給付される特約です。基本保障の特定疾病一時給付金でも、がんで所定の条件を満たした場合に一時金給付されますが、それを増額する特約ですね。

給付条件・給付間隔は特定疾病一時給付金と同じ。上皮内がんが給付対象となる点も特定疾病一時給付金と同じです。がんの保障を手厚くしたい場合に付加する特約です。

はなさく生命「はなさく一時金」の特定疾病一時給付金は全ての疾病で保障額が同じです。しかし、医療費が最も高くなるのはがんです。基本保障はちょっとメリハリが効いてないんですよね(メリハリが効いてないということは保険料にムダが発生する)。

ということで、特定疾病一時給付金は50万円程度に抑えておいて、医療費が高くなりがちながんはがん一時給付特約で保障を手厚くしておくというのはアリです。

ちなみにですが、上述したなないろ生命「なないろセブン」はがん以外の疾病の一時金給付額を50%もしくは25%に抑えることによって保険料を安くすることもできます(がんと同額給付も選択可能)。メリハリが効いてます。

【使えます】無料セカンドオピニオンサービス

がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなります。しかし、一般人には医師の知り合いなんていないですよね。そんなときに、無料で医師を紹介してくれるサービスは心強いものがあります。

はなさく生命「はなさく一時金」はベストドクターズ社と提携して、セカンドオピニオンサービスを提供してくれる医師を無料で紹介してくれます。いざがんとなったら使い倒しましょう。

【シミュレーション】僕がはなさく生命「はなさく一時金」に入るなら。

僕がはなさく生命「はなさく一時金」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • 基本保障:3大疾病Ⅲ型(一時金100万円・同額型)
  • 特約:先進医療特約、抗がん剤・ホルモン剤治療特約10万円

上記のシミュレーションで40歳男性が毎月支払う保険料は5,489円、40歳女性なら5,319円です。

この保障内容で、

  • がんで入院・通院していれば1年に1回100万円(回数無制限)。
  • 心疾患・脳血管疾患で所定の条件を満たせば1年に1回100万円(回数無制限)。
  • 抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けた月に10万円(回数無制限)。
  • 先進医療の実費を保障。

です。上述した抗がん剤ドロ沼にハマったとしても年1回100万円+月10万円受け取れるので、ある程度は耐えられる保障内容になっているかと。

心疾患・脳血管疾患の保障はⅢ型を選びます。保険料が安いのはⅠ型ですが、心疾患で継続20日入院はそうそうありません。多少保険料が高くなったとしても、安心なのは入院即保障のⅢ型です。

あとは8疾病+臓器移植型を選択するかですが、ここは個人の価値観でしょう。生活習慣病が気になる方は、8疾病+臓器移植型を選択しても良いかと。

ここで月々の保険料を比較してみます。

比較対象は先ほど保障内容を比較したなないろ生命「なないろセブン」、及びメディケア生命「メディフィットPlus(プラス)」とします。

はなさく一時金 メディフィットPlus なないろセブン
保障内容 3疾病Ⅲ型100万円
先進医療
8疾病Ⅲ型100万円
先進医療
3疾病Ⅱ型100万円
先進医療
8疾病Ⅱ型100万円
先進医療
7疾病100万円
先進医療
月額保険料 30歳男性 2,819円 3,599円 2,870円 3,980円 2,270円
30歳女性 2,679円 3,309円 2,530円 3,280円 2,038円
40歳男性 4,389円 5,619円 4,500円 6,270円 3,364円
40歳女性 3,779円 4,709円 3,490円 4,640円 2,643円

保険料がダントツで安くなるのはなないろ生命「なないろセブン」です。

がん以外の疾病だと保障が比較的弱いなないろ生命「なないろセブン」ですが、その代わりに保険料は激安。がんの保障内容はこの3つが横一線なので、がん保障を重視するならなないろ生命「なないろセブン」が最有力でしょう。

がん以外の生活習慣病も重視するのなら、

  • 男性ははなさく一時金が安い。
  • 女性はメディフィットPlusが安い。

といった感じでしょうか。保障内容は大きく変わらないので、保険料で決めるのが良いかと。

はなさく生命「はなさく一時金」のデメリット

はなさく生命「はなさく一時金」ここにご注意!
  • 【check】自由診療の抗がん剤治療が保障対象外。

繰り返しますが、抗がん剤・ホルモン剤治療特約の保障範囲は公的な健康保険が適用される治療に限定されます。自由診療の抗がん剤治療は保障対象外です。

欧米では承認されて使用が進んでいるものの、日本では承認が遅れている最新の抗がん剤治療なんかが自由診療となりますが、こういうのは保障対象外。最近のがん治療は自由診療を併用するケースが増えているので、この点はデメリットでしょう。

ちなみにですが、この記事で何度か比較しているなないろ生命「なないろセブン」、及びメディケア生命「メディフィットPlus(プラス)」の抗がん剤治療特約は自由診療の抗がん剤治療も保障対象です。

はなさく生命「はなさく一時金」のメリット

はなさく生命「はなさく一時金」ここがポイント!
  • 【check】3疾病・8疾病の保障を重視するなら、男性は保険料が安い。

これまで比較してきましたが、保障内容と保険料を評価すれば、

と感じます。

保障内容に濃淡はあるものの、トータルで見れば保障内容はメディフィットPlusとほぼ同等。決めては保険料になるかと。

はなさく生命「はなさく一時金」の評価。

評価:「B」(S、A~Cで判定)。

特定疾病一時金保険というカテゴリで見れば悪くありません。保障内容はライバルと同等ですし、保険料も高くはありません。特に男性は保険料が安くなる傾向にあります。

メリットのところに書きましたが、

といった選び方が良いのではないかと。

ただし、最近流行の自由診療の抗がん剤治療を保障するタイプではありません。この点はなないろセブン、メディフィットPlusと比較するとデメリットです。よって評価は両社よりもやや劣る「B」としました。

がん保険全般の比較は下記リンク先でやってます。こちらもご参考に。

がん保険の保険料比較

はなさく生命「はなさく一時金」の相談をするなら。

はなさく生命は設立間もないのですが、取り扱っている保険ショップは増えつつあります。ご近所の保険ショップでもおそらく相談できるはず。

しかし、実際行ってみたら

「あー、すいません、うちはなさく生命やってないんですよ」

なんて言われることは十分にあり得ます。

そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがはなさく生命を取り扱っているか確認しておきましょう。手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、はなさく生命はもちろんのこと、この記事で比較対象としたなないろ生命・メディケア生命とも提携しています。

注意!保険ショップは予約しましょう!
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(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/

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亡くなったら保障対象になる死亡保険に生命保険会社と揉める要素はありません。一方で、微妙なグレーゾーンが存在するがん保険は、医師が書く診断書の表現ひとつで保障対象にならないことがあります。

そんなときに、

「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」

といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけ。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。

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これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。はなさく生命はもちろんのこと、比較対象としたなないろ生命・メディケア生命とも提携しているので、比較もかんたんにやってくれます。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。

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生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:はなさく生命「はなさく一時金」

特定疾病一時金保険には、なないろ生命「なないろセブン」メディケア生命「メディフィットPlus(プラス)」がありますが、その2社と比較しても悪くありません。保障内容は2社と同等ですし、特に男性は保険料にもメリットがあります。

繰り返しますが、

  • がんの保障を重視するのなら、保険料が安いなないろ生命「なないろセブン」が有力
  • 3疾病・8疾病まで保障範囲を広げるのなら、保険料の観点から男性ははなさく生命「はなさく一時金」、女性はメディケア生命「メディフィットPlus(プラス)」が良さそう。

といった選び方が良いのではないかと。まあでもひとまずは3社で比較でしょう。

とはいえ、3社間の比較なんて面倒ですよね。そんなときは気軽に保険ショップに相談です。保険クリニックなら、はなさく生命・なないろ生命・メディケア生命の3社と提携しているので、比較もかんたんにやってくれますよ。

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※2022年8月更新

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