オリックス生命「Believe(ビリーブ)」は古き良きオーソドックスなタイプのがん保険です。発売は2010年。すでにがん保険の古典の域に入ってきています。
しかし、保障内容は他社のがん保険に追い抜かれてます。わかりやすいシンプルな保障内容がウケてますが、細かいところで注意点があります。他社の最新のがん保険と比較しておくべきでしょう。
がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、オリックス生命「Believe(ビリーブ)」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
先進医療特約の保障内容 | タイプ:終身型 保障額上限:2,000万円 一時金:技術料実費の10% |
A |
がん診断一時金の給付条件 | 給付回数:無制限 給付間隔:2年 1回目の給付条件:がんと診断確定 2回目以降の給付条件:がんで入院 |
C |
抗がん剤治療の保障範囲 | なし | C |
30歳の月額保険料 (基本給付金額1万円・先進医療) |
男性:3,035円 女性:2,415円 |
C |
40歳の月額保険料 (基本給付金額1万円・先進医療) |
男性:4,205円 女性:3,095円 |
先進医療特約は問題ありません。一生涯保険料が変わらない終身型ですし、限度額も他社同等の通算2,000万円。交通費や宿泊費に使える一時金もあります。
がん診断一時金の給付条件はイマイチです。給付間隔は2年に1回ですし、2回目以降の給付条件は入院に限定されます。最近のがん保険は
「1年に1回、2回目以降は入院でも通院でも治療を受けていればお支払い!」
が標準となっている点を踏まえれば、この点はデメリットでしょう。
また、他社にはよくある抗がん剤治療特約がありません。他社だと「抗がん剤治療を受けた月に10万円給付!」といった特約がありますが、オリックス生命「Believe(ビリーブ)」にはありません。がん保険としては、この点もデメリット。
保険料も安くはないかなと。主契約が山盛りなんで、どうしても保険料は高く見えます。
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オリックス生命「Believe(ビリーブ)」の基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他のがん保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【がん保険】 ・がんに備える保険です。 ・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。 ・保険料が値上がりすることはありません。 |
主契約 | 【がん初回診断一時金】 初めてがんと診断確れたときに一時金給付。 【がん治療給付金】 がんの治療を目的として入院を開始したときに一時金給付。 【がん入院給付金】 がんの治療を目的として入院したときに入院1日あたり定額給付。 【がん手術給付金】 がんの治療を目的として所定の手術を受けたときに定額給付。 【がん退院一時金】 がん入院給付金の支払対象となる入院で、かつ、10日以上継続入院して退院したときに一時金給付。 |
特約(オプション) |
【がん先進医療特約】 先進医療の技術料実費と一時金給付。 【がん通院特約】 がんの通院1日あたり定額給付。 |
保険料を支払う期間 | 60歳まで、65歳まで、終身(一生涯)から選択可能。 |
保険料を支払う回数 | 月払・半年払・年払から選択可能。 |
保険料を支払う方法 | 口座振替、クレジットカード払から選択可能。 |
保障される期間 | 終身(一生涯) |
加入方法 | ネット・郵送・対面 |
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」の保障内容を評価します。
冒頭のところで先進医療特約・がん一時金・抗がん剤治療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。
【主契約】がん初回診断一時金・がん治療給付金・がん入院給付金・がん手術給付金・がん退院一時金
名称 | 給付額 | 給付条件 | 給付間隔 |
がん入院給付金 | 基本給付金額 | がんの治療で入院したとき、入院1日あたり定額給付。 | 支払い日数無制限 |
がん初回診断一時金 | 基本給付金額×100 | がんと診断された場合に一時金給付。 | 1回のみ |
がん治療給付金 | 基本給付金額×50 | がんの治療で入院したときに一時金給付。 | 2年 (給付回数無制限) |
がん手術給付金 | 基本給付金額×20 | がんの治療で約款所定の手術を受けたとき定額給付。 | 支払い回数無制限 |
がん退院一時金 | 基本給付金額×10 | がん入院給付金の支払対象となる入院で、かつ、10日以上継続入院して退院したとき定額給付。 | 支払い回数無制限 |
主契約は山盛りです。
基本給付額は49歳以下なら10,000円固定。50歳以上であれば5,000円~10,000円の範囲で選択可能です。がん入院給付金で決めた基本給付金額を基準に、各給付金の保障額が決まります。
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】上皮内がんが保障対象。給付額が減額されることもない。
- 【BAD!】がん治療給付金の給付間隔が2年に1回。
- 【BAD!】がん治療給付金の給付条件が入院に限定される。
- 【BAD!】主契約が山盛り過ぎる。
上皮内がんとは、がん細胞が血管やリンパ管に到達していない初期のがんを指します。がん細胞は血管やリンパ管で運ばれて転移していくので、上皮内がんの段階でサッと手術で切り取れば再発や転移する可能性は低いと言われてます。
「早く見つかって良かったですね」
と言われるのが上皮内がん。大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで発見されたというデータもあり、珍しいがんではありません。上皮内がんが通常のがんと同じ扱いになる点はメリットでしょう。
メリットはこれくらい。以下、デメリットです。
がん治療給付金はイマイチです。他社と比較して2回目以降の給付条件が厳しいです。
給付間隔は2年に1回。がんなんて2年以内に再発することは珍しくありませんが、前回から2年経過していなければ一時金は給付されません。
また、2回目以降の給付条件は入院に限定されます。がんの3大治療は手術・薬物療法(抗がん剤)・放射線治療と言われていますが、手術を除けば通院で受けることが増えてきています。通院治療だけの場合は一時金が給付されません。
最近発売されたがん保険は
「入院でも通院でも治療を受けていれば1年に1回一時金お支払い!」
が主流であることを踏まえれば、この点はオリックス生命「Believe(ビリーブ)」のデメリットでしょう。
主契約が山盛り過ぎる感もあります。がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。
①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。
②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。
③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けた月に定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」は①と②のハイブリッド型。入院保障はほしいけど、一時金保障は不要、あるいはその逆で一時金保障はほしいけど、入院保障は不要といったニーズに応えることができません。
最近のがん治療は入院が短期化しています。入院日数の平均は以下のとおりです。
胃の悪性新生物:22.3日
結腸及び直腸の悪性新生物:16.4日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:20.8日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:21.1日
(参考:生命保険文化センター)
がん系の入院は平均20日程度で退院できます。意外と短いですよね。
なので、入院保障の要否は人によって分かれます。可能性は低くても壊滅的なダメージを受ける長期入院に備えておきたい方もいれば、保険料を安くするために入院保障は不要で一時金保障だけあれば良いという方もいらっしゃいます。
5つの保障が全て「絶対必要!」という方ならいいのですが、「うーん、これは要らないなあ」と感じても外すことができません。要らないなぁと思う保障の分まで保険料を支払い続けることになります。
他社のがん保険は様々な保障を自由に選べることが多いです。この点もオリックス生命「Believe(ビリーブ)」のデメリットでしょう。
【重要です】がん先進医療特約
給付額 | 給付条件 |
・先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障)。 ・技術料実費の10%(限度額50万円)。 |
先進医療を受けた場合。 |
先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円上限で保障してくれるのが先進医療特約です。
例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の進化版。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。
重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。
しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です。
先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】保障期間通算で2,000万円まで保障。
- 【GOOD!】一時金の給付あり。
ちょっと古いがん保険だと先進医療特約の保障額は500万円上限とか1,000万円上限となることもあります。オリックス生命の2,000万円上限は他社同等。悪くありません。
また、先進医療を対応できる病院は限られているため、遠方に移動することもあり得ます(上述した重粒子線治療を受けられる病院は2023年10月時点で全国7ヶ所のみ)。宿泊費・交通費として一時金を給付してくれるのは助かりますよね(給付されないがん保険もあります)。
保障内容は他社と比較して悪くありません。特約保険料は他社よりもやや高めですが、それでも月100円をちょっと超える程度なので、人生一発レッドカードを避けるためにも付加した方がよいオプションでしょう。
【重要ですが…】がん通院特約
給付額 | 給付条件 | 保障期間 | 上皮内がん |
基本給付金額と同額 | がん入院給付金の支払事由に該当する入院をし、その退院後の1年(通院治療期間)以内の通院。 | 退院後1年 (給付回数60日限度) |
給付対象 |
約款所定の手術、放射線照射、温熱療法、抗がん剤治療(腫瘍用薬のみとし、経口投与を除く)のための通院。 | 無制限 |
退院後の通院1日あたりに定額が給付される特約です(入院のない通院は保障対象外)。
退院後1年間の通院は治療でも経過観察でも保障対象で、1年を超えた場合はがんの3大治療(手術・放射線治療・抗がん剤治療)+温熱療法(電磁波でがん細胞を熱してやっつける治療)の通院が保障対象です。
保障内容は悪くありませんが、退院から1年を過ぎたホルモン剤治療の通院は保障対象外となる点はやや注意。
ホルモン剤治療は女性なら乳がん、男性なら前立腺がんの治療に使われることが多いのですが、乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は5年から10年と長期に及ぶこともあります。
まあホルモン剤治療は副作用が弱いので働くことも不可能ではないですし、治療費も年間10~15万円程度なので致命的ではありませんが、他社の通院特約はホルモン剤治療も保障することも多く、この点はデメリットでしょう。
ちなみにですが、冒頭書いたとおりオリックス生命「Believe(ビリーブ)」には
「抗がん剤治療を受けた月に10万円給付!」
といった抗がん剤治療特約がありません。
抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。
- 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
- 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。
1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。働きながら抗がん剤治療を受けることも不可能ではありません。本当に怖いのは2のケースです。
2のケースは、
短期入院or通院で抗がん剤を打つ→3週間程度自宅療養
を繰り返す「抗がん剤ドロ沼」にハマります。副作用が辛くて満足に働くことも難しく、徐々に減っていく銀行口座の残高を眺めながら
「あ、これ、やばいかも」
と、冷や汗をかくのがこのケース。
こういった悲惨な状況で毎月定額(10万円とか)を給付してくれるのが抗がん剤治療特約です。
オリックス生命には抗がん剤治療特約がないので、抗がん剤ドロ沼に備えるためにはがん通院特約が重要ですが、通院1回で保障額は1万円。他社の抗がん剤治療特約(月10万円)と比較すると、抗がん剤治療に対する保障は弱いかなと感じます。
【使えます】無料セカンドオピニオンサービス
がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなりますが、一般人には医師の知り合いなんていないですよね。
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」はティーペック社と提携してセカンドオピニオンサービスを無料で提供してます。無料で医師を紹介してくれます。
ちなみに、個人で加入するとティーペック社の月額利用料は1万円を超えます。月額1万円を超えるサービスを無料で利用できる点はメリットでしょう。
【シミュレーション】僕がオリックス生命「Believe(ビリーブ)」に入るなら。
僕がオリックス生命「Believe(ビリーブ)」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 主契約:基本給付金10,000円
- 特約:がん先進医療特約、がん通院特約
上記のシミュレーションで40歳男性が毎月支払う保険料は4,895円、40歳女性なら3,745円です。主契約がてんこ盛りなので、がん保険にしては保険料が高めに見えます。
ちなみに、基本給付金は5,000円コースと10,000円コースがありますが、5,000円コースは50歳~75歳しか選べません。30代・40代に与えられた選択肢は10,000円コースのみです。
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」のデメリット
1点目は上述しているので細かくは繰り返しませんが、給付間隔が2年に1回である点と、2回目以降の給付条件が入院に限定される点は他社と比較して周回遅れの感があります。
2点目についてですが、選択の余地がない主契約が山盛りで、選択の余地がある特約(オプション)が少な過ぎ。端的に言うと、契約者の自由度が低いかと。
他社のがん保険は一時金保障か入院保障のどちらかがオプションだったり、退院一時金がオプションだったり、
- 抗がん剤治療を保障するオプション
- 女性特有のがん治療(乳房切除や乳房再建)を特別に保障するオプション
- がんと診断されたら以降の保険料支払いが免除されるオプション(保障は継続)
といったオプションが用意されていることもあったりで、契約者の自由度が高めです。オリックス生命「Believe(ビリーブ)」はちょっと選択肢が狭いです。
また、保険料は安くありません。同じような保障内容の三井住友海上あいおい生命「&LIFEガン保険Sセレクト」と保険料を比較してみます。保障内容は極力合わせてますが、ぴったり一致とはなってないのでご参考程度に。
オリックス生命 | 三井住友海上あいおい生命 | |
保障内容 | 入院1万円/1日 手術20万円/1回 一時金150万円/初回 一時金50万円/2回目以降 退院一時金10万円 先進医療特約 |
入院1万円/1日 手術20万円/1回 一時金100万円/毎回 退院一時金20万円 先進医療特約 |
30歳男性 | 3,035円 | 2,637円 |
30歳女性 | 2,415円 | 2,479円 |
40歳男性 | 4,205円 | 3,681円 |
40歳女性 | 3,095円 | 3,175円 |
男性は三井住友海上あいおい生命の方が保険料は安くなってます。女性は拮抗してますがオリックス生命の方がやや安くなってます。
ちなみにですが、保障内容の大きな違いは
- オリックス生命の一時金は初回150万円で、2回目以降は2年に1回50万円。三井住友海上あいおい生命の一時金は初回100万円で、2回目以降も1年に1回100万円。
- オリックス生命の退院一時金は10日入院で給付対象になる。三井住友海上あいおい生命は20日入院が条件。
- 三井住友海上あいおい生命は退院一時金がオプション。不要だったら保障外として保険料を安くすることも可能。
といったところでしょうか。
一生涯で一時金を1回だけ受け取るのであれば、1発150万円のオリックス生命が有利ですが、本当に怖いがんの長期闘病に備えるといった意味なら、1年に1回100万円給付される三井住友海上あいおい生命の方が安心感があります。
女性の保険料はオリックス生命の方がやや安くなってますが、保障内容を加味すれば三井住友海上あいおい生命を選んでしまうかなというのが個人的な感覚です。
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」のメリット
保障内容・保険料の観点からは目立ったメリットは見当たりませんが、長いおつきあいになるがん保険だとオリックス生命というブランド力はメリットに感じます。数年間隔で買収されて社名が変わるような生命保険会社よりかは信用力があるかと。
まあでも他にも安定感のある生命保険会社は国内にたくさんあるので、この点が決め手になるかと言えば、そうでもないですね。
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」の評価。
評価:C(S、A~Cで判定)
主契約が山盛りでオプションの種類が少なく、契約者の自由度が低いと感じます。それでも保険料が安ければいいのですが、そうでもない。保障内容も他社と比較すると周回遅れに思えます。よって評価は「C」としました。
比較対象として以下のがん保険を挙げておきます。
●三井住友海上あいおい生命「&LIFEガン保険Sセレクト」。デメリットのところで比較してますが、保険料は男性なら安くなることが多く、女性はほぼ同等です。主契約がシンプルで、オプションの種類が多く(抗がん剤治療特約や女性特有の手術に対する特約あり)、契約者のニーズに応えられるがん保険です。一時金の給付間隔が1年に1回のところもポイント。
●SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。保険料が業界最安値クラスです。オプションの種類も豊富で、一時金の給付間隔も1年に1回。多くの方にとって有力な候補となるがん保険です。
がん保険全般の比較は下記リンク先でやってます。こちらもご参考に。
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」の相談をするなら。
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」はネットから申し込みができますが、複雑な保障内容のがん保険をネットだけの情報で申し込むのは不安です…。しっかり対面で説明を受けた方が後々後悔する可能性は低いです。
オリックス生命「Believe(ビリーブ)」は全国各地の保険ショップで取り扱っています。けれども、フラッと保険ショップに立ち寄ってみて、
「うち、オリックス生命の生命保険取り扱ってないですよ」
なんて言われてら悲しいですよね。そんなことがないように事前に調べておきましょう。手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックならオリックス生命はもちろんのこと、比較対象とした三井住友海上あいおい生命・SOMPOひまわり生命とも提携しています。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
【保険の相談なら!】保険クリニック
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。
保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
- 契約上、保険会社に支払う責任がない。
の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
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予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:オリックス生命「Believe(ビリーブ)」
歴史あるがん保険ですが、他社がリニューアルを続ける状況では他社に引き離されつつあるかと。オリックス生命「Believe(ビリーブ)」を検討されている方は、他社のがん保険との比較は必須でしょう。
●三井住友海上あいおい生命「&LIFEガン保険Sセレクト」。デメリットのところで比較してますが、保険料は男性なら安くなることが多く、女性はほぼ同等です。主契約がシンプルで、オプションの種類が多く(抗がん剤治療特約や女性特有の手術に対する特約あり)、契約者のニーズに応えられるがん保険です。一時金の給付間隔が1年に1回のところもポイント。
●SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。保険料が業界最安値クラスでオプションの種類も豊富です。一時金の給付間隔も1年に1回。多くの方にとって、有力な候補となるがん保険です。
このあたりのがん保険と比較しておいて損はありません。
とはいえ、がん保険の比較なんて一人でやってもおもしろくもなんともないので、専門家の意見を聞きつつ進めましょう。保険クリニックでお願いすれば、無料できっちり比較してくれます。
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※2022年10月更新