非喫煙者であれば保険料が割引されて業界最安値クラスです。
安かろう悪かろうということもなく、一時金の給付条件も良好です。特に乳がん再発予防のためのホルモン剤治療でも一時金給付されるという点は、女性にとって安心でしょう。オプションを付加すれば、通院でリハビリ治療が始まる際に一時金給付される点も画期的。
喫煙者は保険料が割高なので他社を検討した方が良いとは思いますが、非喫煙者であれば間違いなく候補に入る三大疾病保険です。
三大疾病保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
心疾患・脳血管疾患の保障範囲 | 心疾患・脳血管疾患をまるごと保障 | A |
一時金の給付条件 | がん:初回は診断確定、2回目以降は入院または通院 心疾患:入院または手術 脳血管疾患:入院または手術 給付間隔:1年に1回 給付回数:無制限 |
A |
30歳の月額保険料 (一時金100万円) |
男性:2,470円 女性:2,172円 ※非喫煙者保険料率 |
A |
40歳の月額保険料 (一時金100万円) |
男性:3,717円 女性:3,029円 ※非喫煙者保険料率 |
心疾患・脳血管疾患の保障範囲は急性心筋梗塞・脳卒中に限定されていません。心臓と脳の病気をまるごと保障です。この点は問題なし。
一時金の給付条件も良いです。がんは2回目以降も入院もしくは通院で何らかの治療を受けていれば一時金が給付されます。心疾患・脳血管疾患も入院即保障。1年に1回間隔で回数無制限給付は最近のスタンダードなので問題なし。
保険料も非喫煙者保険料率であれば業界最安値クラスです。タバコを1年間吸っていなければ非喫煙者保険料率の保険料で契約できますが、それであればかなり安くおさまります。
ちなみに、ネオファースト生命は国内大手の第一生命が保険ショップ向けの商品を販売するために設立した生命保険会社です。第一生命が過去のしがらみ(全国の支店網とか大量の営業職員を維持するのに経費がかかる)でできないことをやってます。バックに歴史のある大手の保険会社が控えているので、経営面での心配は無用かと。
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ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」の保障内容を評価します。
主契約、及び特約(オプション)の保障内容を詳しく見ていきます。
【主契約】がん一時給付金・心疾患一時給付金・脳血管疾患一時給付金
給付額 | 給付条件 | 給付間隔 |
30万円~200万円 ※10万円単位で選択可能 |
がん:初回は診断確定、2回目以降は入院または通院 心疾患:入院または手術 脳血管疾患:入院または手術 |
1年に1回、給付回数無制限 |
主契約は、がん・心疾患・脳血管疾患で上表の条件を満たした場合に給付される一時金です。がんなら
「あなたはがんです」
と診断されればドンっと100万円とかが給付されますし(初回)、心疾患・脳血管疾患なら入院か手術でドンっと100万円です。
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】給付間隔が1年に1回。
- 【GOOD!】上皮内がんも給付対象。
- 【GOOD!】がんの2回目以降の一時金給付条件が入院or通院。
- 【GOOD!】乳がん再発予防のためのホルモン剤治療でも一時金給付。
ちょっと古い三大疾病保険だと2年に1回しか一時金給付されないことがありますが、がんも心疾患も脳血管疾患も2年以内に再発する可能性は十分あります。再発で苦しんでるのに、
「この前お支払いした日からまだ2年経ってないんで!2年間頑張って生き残ってください!」
って言われたらイラっときます。その点、ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」は1年に1回給付です。ここは最近の三大疾病保険のスタンダード。悪くありません。
また、上皮内がんが保障される点も評価できます。
上皮内がんとは、がん細胞が血管やリンパ管に到達していない初期のがんを指します。がん細胞は血管やリンパ管で運ばれて転移していくので、上皮内がんの段階でサッと手術で切り取れば再発や転移する可能性は低いと言われてます。
ちょっと古い三大疾病保険だと「上皮内がんなんてがんじゃないよ!」と言い張られて保障対象外になることもあるのですが、大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで発見されたというデータもあり、珍しいがんではありません。
特に乳がんは上皮内がんであっても通常のがんと同等の治療が必要となることもあります。上皮内がんがきっちり保障される点もネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」のメリットでしょう。
また、がんの2回目以降の保障条件が入院or通院である点も良いです。他社だと2回目以降の保障条件が「入院」に限定されることもあります。
がんの3大治療は手術・薬物療法(抗がん剤)・放射線治療と言われていますが、手術を除けば通院で受けることが増えてきています。放射線治療なんて通院で受けることが大半ですし、抗がん剤も打つ時だけ通院して、その後は自宅でじっと耐えるということが増えています。
なので、保障条件が入院に限定されてしまうと
「えっ!がんの治療受けてるのに一時金給付されない!」
という事態もあり得ます。通院治療でも一時金給付される点はメリットでしょう。
ここまでは他社の良い感じの三大疾病保険も同じ。ネオファースト生命が一歩進んでいるのが乳がん再発予防のためのホルモン剤治療でも一時金給付される点です。
他社のがんの2回目以降の一時金給付条件をよく見てみると、
「ホルモン剤治療のための通院は含みません。」(はなさく生命)
だとか
「がん一時給付金の支払対象薬剤にはホルモン剤は含まれませんので、ご注意ください。」(メディケア生命)
だとか、
「がんの再発予防のための治療(例:乳がんによる乳房切除後のがんの再発予防のためのホルモン療法薬による治療)と判断される治療は該当しません。」(なないろ生命)
といった注意書きされてることが多いのですが、ネオファースト生命は
「ホルモン剤(再発予防目的を含む)によるがんの治療のための通院も保障!」
と堂々と書かれています。
一般的にがんは5年間再発しなければ「寛解」といって症状が消失したと見なされるのですが、乳がんは10年経過しても再発する可能性があります。「いつまでも再発するがん」という医師もいるくらいしつこいのが乳がん。
その乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は5年から10年といった長期に及ぶこともあります。長期間に渡って2ヶ月~3ヶ月に1回くらい通院してホルモン剤(錠剤)の処方してもらい、毎日飲み続けるのがホルモン剤治療です。
ネオファースト生命はホルモン剤治療を受けている限り、1年に1回一時金を受け取れます。まあ再発予防のためのホルモン剤治療であれば働くことも可能ですし、ホルモン剤治療そのものもそんなに高くない(年間10~15万円程度)のですが、毎年100万円を受け取れれば安心でしょう。むしろ10年間に渡って一時金を受け取り続ければ1,000万円とかになるので、儲かり過ぎて笑いが止まらないかもしれません。
【重要ではありません】保険料払込免除特約
所定の条件を満たした場合に、以降の保険料支払いが免除されるオプションです(もちろん保障は継続)。よくCMでみる「以降の保険料は頂きません!」ですね。
保険料の支払いが免除される条件は以下のとおり。他社にも同じようなオプションがありますが、条件は悪くありません。
がん:診断確定(上皮内がん含む)
心疾患:入院または手術
脳血管疾患:入院または手術
確かに保険料支払いが免除されれば嬉しいのですが、保険料払込免除特約は有料オプションです。付加すれば月々の保険料が上がります。
そもそもネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」は保険料が安いので、保険料の支払いが免除されてもそこまで家計に影響はないかと。必要性は薄いでしょう。
【重要です】三大疾病リハビリ通院一時給付特約
給付額 | 給付条件 | 給付間隔 |
10万円~100万円 ※10万円単位で選択可能 |
【三大疾病リハビリ通院一時給付金】 以下全てに該当する通院をしたとき。 (1)主契約の給付金が支払われることとなった疾病によって生じた状態の改善を目的とした治療のための通院 (2)主契約の給付金の支払事由に該当した日以後の通院 (3)公的医療保険の給付対象となるリハビリテーション料が算定される通院 【三大疾病後遺障害一時給付金】 主契約の給付金が支払われることとなった疾病によって以下のいずれかに該当したとき。 (1)身体障害者手帳(1級~4級) (2)障害年金1級または2級 (3)要介護1以上 |
【三大疾病リハビリ通院一時給付金】 1年に1回(10回まで) 【三大疾病後遺障害一時給付金】 1回のみ |
リハビリのために通院すると、ドンっと一時金が給付される特約です。これがなかなか画期的。
例えば、ある日突然に脳卒中で倒れると、まずは入院して命を救うための治療が行われます(血液をサラサラにする薬を投与することが多い)。
これまでの三大疾病保険が保障するのはこの段階だけです。入院するとドカッと一時金100万円とかが振り込まれ、一時金を入院中の医療費や諸費用、そして働けない期間の生活費補填なんかに使うことができます。ここはネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」も同じです。
治療が終わればリハビリです。治療が終わってから2週間程度はベッドの上で手足を動かしたり寝返りを打ったりするリハビリを行います(急性期のリハビリ)。
急性期を過ぎて状態が落ち着いてくれば、歩いたりトイレしたり食事したりといった日常生活のリハビリへと移ります(回復期のリハビリ)。平行棒を支えにして歩く練習をする光景を見たことがある方も多いと思いますが、まさにあれです。
回復期のリハビリは入院して行うことも多いのですが、身体の状態や患者の意思によっては通院で受けることもあります。脳血管疾患の入院日数平均が約2.5ヶ月(参考:生命保険文化センター)なのに対して、リハビリは平均6.3ヶ月続く(ネオファースト生命調べ)ので、回復期の途中から通院でのリハビリに切り替えるケースが多いのでしょう。
この通院でのリハビリに切り替えたところで一時金をドンっと給付するのが三大疾病リハビリ通院一時給付特約です。
また、最終的に身体障害が遺ってしまうような状況であれば、三大疾病後遺障害一時給付金が給付されます。条件には障害者手帳4級以上・障害者年金2級以上が含まれるので、脳卒中で半身麻痺となれば保障を受けられるかと。
脳卒中で半身麻痺となれば、これまでと同じように過ごすことは難しくなります。持ち家の方であれば自宅のバリアフリー化が必要でしょう。
要介護認定されれば、手すりの設置や段差の解消なんかには公的介護保険が適用されて1割負担(最大20万円)となりますが、浴槽や脱衣所等の改修は全額自己負担です。地方自治体によって助成金が給付されることもありますが、それでも自宅の改修には100万円くらいかかるかなと。
三大疾病リハビリ通院一時給付特約・三大疾病後遺障害一時給付金として100万円が振り込まれれば、自宅のバリアフリー化にかかる費用もカバーできます。これまでの三大疾病保険は医療費や休職期間中の生活費補填が目的で、自宅の改修までは手が届きませんでした。こんな保障は他社には見られず、なかなか画期的です。
特約保険料もそこまで高くはないかと。気になる方は付加しておいても良いかなと感じます。
【シミュレーション】僕がネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」に入るなら。
僕がネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 主契約:一時金100万円
- 特約:三大疾病リハビリ通院一時給付特約(100万円)
上記のシミュレーションで40歳男性の月々の保険料は4,444円、40歳女性なら3,793円です(非喫煙者保険料率)。
この保障内容で、
- がん・心疾患・脳血管疾患で所定の条件を満たせば1年に1回100万円(回数無制限)。
- 通院でリハビリを受けることになったら100万円。
です。
主契約の保障額は貯蓄や日々の生活費によって変わりますが、高額療養費制度と傷病手当金を加味すれば、100万円保障されれば医療費と半年程度休職した場合の生活費はカバーできるかと。傷病手当金がない自営業やフリーランスの方だとか、大病が失業につながりやすい非正規雇用やブラック企業にお勤めの方ならもうちょっと大きな保障額でも良いかもしれません。
三大疾病リハビリ通院一時給付特約も付加しておきます。上述のとおり公的介護保険や地方自治体の助成金を活用したとしても自宅のバリアフリー化には100万円程度かかると想定し、保障額は100万円としています。
ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」のデメリット
特約の種類が少ない。
特約(オプション)の種類はやや少なめ。
例えば、同じ三大疾病保険のはなさく生命「はなさく一時金」には
- 先進医療特約
- 抗がん剤・ホルモン剤治療特約
という特約があります。
先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険適用がされないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円上限で保障してくれるのが先進医療特約です。
例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の一種です。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。
重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。
しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です(2,000万円まで保障)。
先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。
先進医療特約は公的な健康保険が適用されない医療費をカバーするという意味で、民間の保険としては割と重要な特約だったりするのですが、ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」では付加できません。
主契約のがん一時金の給付条件に先進医療も含まれますが、がん一時金は定額保障です。先進医療特約のように実費保障ではないので、いざ先進医療を受けるとなった場合に保障額全く足りてない!なんてこともあるでしょう。
抗がん剤・ホルモン剤治療特約は抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた月に10万円といった定額を保障する特約です。
抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。
- 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
- 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。
1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。働きながらの治療も不可能ではないので、経済的なピンチに陥ることもそんなにありません。
本当に怖いのは2のケースです。この場合は副作用が辛くて満足に働くことも難しく、収入減もあり得ます。治療の終わりも見えなくなり、銀行口座の残高が徐々に減っていく抗がん剤ドロ沼にハマります。
ベッドの上で虚空を見上げながら
「あ、これ、やばいかも…」
とメンタルが削られまくるなかで、毎月10万円とかを振り込んでくれるのが抗がん剤・ホルモン剤治療特約。長期闘病で働けなくなった場合の収入減をカバーするという意味では、重要な特約です。
また、抗がん剤・ホルモン剤治療特約は乳がん再発予防のためのホルモン剤治療も保障されます。乳がん再発予防のためのホルモン剤治療でも一時金給付される点をネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」のメリットとして挙げましたが、他社も抗がん剤・ホルモン剤治療特約を付加すれば保障されます。ホルモン剤治療を保障する手段がないわけではありません。
上記2特約は割と優先度高めなのですが、ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」では付加できません。この点はデメリットでしょう。
喫煙者は保険料が高め。
1年間喫煙していなければ非喫煙者保険料率が適用されて保険料が割引されるのですが、逆に非喫煙者保険料率が適用されない喫煙者は保険料が高めです。
上述したはなさく生命「はなさく一時金」には非喫煙者が割引されるといった仕組みがありません(非喫煙者も喫煙者も保険料は同じ)。両社の保険料を比較してみると、
ネオファースト生命 | はなさく生命 | |
保障内容 | 一時金100万円 ※喫煙者保険料率 |
一時金100万円(3大疾病Ⅲ型) |
30歳男性 | 3,090円 | 2,710円 |
30歳女性 | 2,788円 | 2,570円 |
40歳男性 | 4,758円 | 4,280円 |
40歳女性 | 3,890円 | 3,550円 |
というように、喫煙者ははなさく生命の方が安くおさまります。
喫煙者は他社との比較は必須でしょう。あえてネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」を選ぶ理由もないかなと。
復活制度がない。
この点はデメリットというよりも、ちょっとした注意事項です。
ネオファースト生命には復活制度がありません。
例えば、
- 口座振替で契約していたけど、口座に入金し忘れた。
- クレジットカードの支払限度額を超えてしまっていた。
といったとき、2ヶ月間保険料の支払いがなければ、保険契約は一旦失効します。しかし、その後(概ね3年以内)に保険料の支払いを再開できれば、同じ条件で保険契約を「復活」させることができます。これが復活制度です。
しかし、ネオファースト生命には復活制度がありません。保険契約が一旦失効すると再契約する必要があります。
再契約すると、間違いなく保険料は上がります。
例えば、30歳の時に契約し、40歳で失効した場合、再契約すると40歳の保険料です。保険は年齢が上がると保険料も上がります。40歳で契約した保険料は確実に高くなります。
ちゃんと保険料を支払っていればデメリットにはなりませんが、ついうっかりと言うこともあります。この点は注意しておきましょう。
ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」のメリット
一時金の給付条件が良い。
繰り返しになりますが、一時金の給付条件は良いです。
- 給付間隔が1年に1回。
- 上皮内がんも給付対象。
- がんの2回目以降の一時金給付条件が入院or通院。
- 乳がん再発予防のためのホルモン剤治療でも一時金給付。
1点目から3点目は他社も同じようなものなのですが(先ほどから比較しているはなさく生命「はなさく一時金」も同じ)、4点目はネオファースト生命ならではのメリットです。この点は女性にとって安心でしょう。
非喫煙者の保険料は業界最安値クラス。
非喫煙者(1年間タバコを吸ってない)の保険料はかなり安いです。
三大疾病保険の保険料を下記リンク先で比較していますが、非喫煙者保険料率に該当すれば保険料は業界最安値クラスです。
上述のとおり一時金の給付条件は他社同等なので、安かろう悪かろうということはありません。特に、女性にはホルモン剤治療でも一時金給付されるというネオファースト生命ならではのメリットもあります。
保険料の観点でライバルになり得るのはなないろ生命「なないろスリー」でしょう。
なないろ生命「なないろスリー」は以下の3つの条件全てを満たした場合に保険料が割引されます。
- 過去1年以内に喫煙していない。
- 血圧が最高140mmHg未満、最低90mmHg未満
- BMIが18以上27未満(BMI=体重kg÷身長m÷身長m)
割引が適用されればネオファースト生命と最安値を競り合います(2型)。なないろ生命「なないろスリー」の2型は心疾患・脳血管疾患の一時金が180日に1回給付なので、ネオファースト生命よりも再発に強いという特徴があります。
ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」の評価。
評価:S(S、A~Cで判定)
保障内容に大きな欠点は見当たりません。保険料も非喫煙者であれば業界最安値クラス。
先進医療特約や抗がん剤・ホルモン剤治療特約といった割と重要なオプションを付加できないという点はデメリットですが、逆に三大疾病リハビリ通院一時給付特約は他社にないメリットでしょう。
よって評価は「S」としました。とてもよくできた三大疾病保険です。
比較対象として以下を挙げておきます。
●なないろ生命「なないろスリー」。非喫煙者ならこちらと比較を。2型なら保険料はネオファースト生命と最安値を競り合います。一時金が180日に1回給付されるので、再発に強いという特徴があります。
●メディケア生命「新メディフィットPlus」。ネオファースト生命では割引されない喫煙者の受け皿になる三大疾病保険です(特に女性の喫煙者)。主契約の保障内容はネオファースト生命と同等で、選べるオプションの種類も豊富。
●はなさく生命「はなさく一時金」。ネオファースト生命では割引されない喫煙者の受け皿になる三大疾病保険です(特に男性の喫煙者)。こちらも主契約の保障内容はネオファースト生命と同等で、選べるオプションの種類も豊富。
三大疾病保険は下記リンク先で比較しています。こちらもご参考に。
ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」の相談をするなら。
ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」は全国の保険ショップで取り扱ってます。
しかし、いざ保険ショップに行ってみて、
「あー、すいません、うち、ネオファースト生命やってないんですよー」
なんて言われることもあります。そんなことがないように、事前に最寄の保険ショップがネオファースト生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、ネオファースト生命はもちろんのこと、比較対象に挙げたなないろ生命・メディケア生命・はなさく生命とも提携しています。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
【保険の相談なら!】保険クリニック
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。
保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
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の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険や三大疾病保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
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予約は簡単です。
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②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
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これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。ネオファースト生命はもちろんのこと、比較対象に挙げたなないろ生命・メディケア生命・はなさく生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれますよ。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
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近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。
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といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。
また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で
- 相談希望日時
- 氏名
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- 電話番号
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だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。
予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:ネオファースト生命「 ネオde3疾病サポート」
一時金の給付条件は他社と比較して遜色なく、保険料も非喫煙者であれば業界最安値クラスです。非喫煙者であれば、なないろ生命「なないろスリー」と並んで最有力になり得る三大疾病保険かと。
選べるオプションはやや寂しいのですが、三大疾病リハビリ通院一時給付特約を付加すれば治療後の通院でのリハビリが保障される点は画期的です。
ただし、割引が適用されない喫煙者は保険料が高め。他社を検討した方がよいでしょう。はなさく生命「はなさく一時金」、もしくはメディケア生命「新メディフィットPlus」あたりが候補になります。
とはいえ、比較なんて面倒でやってられません。面倒な比較は最寄りの保険ショップが無料でやってくれます。保険クリニックなら各社の比較もかんたんにやってくれますよ。
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※2023年10月更新