持病がある方や、過去に大病を経験した方でも加入できる緩和型医療保険のチューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」。
加入できる条件は以下のとおり。下記3点が全て「いいえ」であれば加入できます。
①最近3ヶ月以内に、医師から入院・手術・先進医療のいずれかをすすめられたことがありますか。
②過去2年以内に、病気やケガで入院をしたこと、または手術を受けたことがありますか。
③過去5年以内に、ガン・上皮内ガン(高度異形成も含む)、肝硬変、統合失調症、認知症、アルコール依存症で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがありますか。
条件は平均的です。他社の緩和型医療保険と比較しても悪くはありません。
このあと書いていきますが、保障内容は健康な人が加入できるチューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」とほぼ同じで、保険料をちょっと割増した感じです。割増はされてますが、他社の緩和型医療保険と比較すると高くはないかなと。
ここの最近の緩和型医療保険はFWD生命「FWD医療引受緩和」が王者だったのですが、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」はかなり肉薄してきてます。
FWD生命は買収されてコロコロと社名が変わる外資系保険会社なので微妙に不安を感じる方もいらっしゃるのですが、そんな方々の受け皿になり得るのがチューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」です(チューリッヒ生命も外資系ですが)。
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チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」の保障内容を評価します。
繰り返しますが、保障内容は健康な人が加入できるチューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」とほぼ同じです。
主契約で入院・手術・放射線治療を保障。オプションの種類も豊富です。
【主契約】入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金・骨髄ドナー給付金・死亡給付金
名称 | 給付額 | 給付条件 |
入院給付金 | 入院1日につき3,000円~10,000円の範囲内で選択可能。 | 入院1日につき給付 |
手術給付金 | 【Ⅰ型】 入院中手術:入院給付金×5・10から選択可能 外来手術:入院給付金×5 【Ⅱ型】 がん・心疾患・脳血管疾患の入院中手術:入院給付金×20 上記以外の入院中手術:入院給付金×10 外来手術:入院給付金×5 【Ⅲ型】 保障なし |
手術を受けたとき。 |
放射線治療給付金 | 【Ⅰ型】 入院給付金×5・10から選択可能 【Ⅱ型】 入院給付金×20 【Ⅲ型】 保障なし |
放射線治療を受けたとき。 |
骨髄ドナー給付金 | 【Ⅰ型】 入院給付金×10 【Ⅱ型】 入院給付金×10 【Ⅲ型】 保障なし |
骨髄ドナー術を受けたとき |
死亡給付金 | 契約時の年齢が 0~39歳:入院給付金×100 40~69歳:入院給付金×50 70~75歳:入院給付金×25 |
亡くなったとき |
入院・手術の保障は他社の医療保険と同水準です。悪くありません。
入院は入金給付金×入院日数が保障されるのですが、1回の入院の支払限度日数を
- 30日
- 60日
- 120日
- 365日
から選択できます。
さらに、オプションの8大疾病延長入院特約を付加すると、8大疾病(ガン、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患・大動脈瘤等、脳血管疾患、肝疾患、膵疾患、腎疾患)の入院が無制限保障されます。
最近の医療は入院から通院にシフトしています。↓のとおり、平均からすると入院日数はそれほど長くありません。
全年齢の平均:32.3日
35歳~64歳の平均:24.4日
(参考:生命保険文化センター)
しかし、脳血管疾患は平均からしても入院が長引きます。平均では入院日数が短いがんも部位や症状によっては入院が長引きますし、がん・心疾患・脳血管疾患は再発したときの方が症状は重くなりがちです。
医療保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあると考えれば、8大疾病延長入院特約は付加しておいた方が良いでしょう。
「どれだけ入院が長引いても、お金のことはなんとかなる」
という安心感は重要です。
手術・放射線・骨髄ドナーの保障はⅠ・Ⅱ・Ⅲ型の3種類から選択できます。Ⅰ型は他社によくある定額保障、Ⅱ型はがん・心疾患・脳血管疾患の手術だと保障が厚くなります(メリハリが効いてます)。Ⅲ型は全くの保障なしです。
余裕があれば保障が厚くて保険料も高いⅡ型といったところですが、高額療養費制度を利用すれば月の医療費上限は決まります。定額保障のⅠ型でも十分でしょう。
また、最近の流行に則って死亡保障も追加できます。
選択できる保障額は入院給付金日額の25倍・50倍・100倍と大きくありません。遺族の生活費というよりも、亡くなった場合のお葬式代・お墓代に備えるのが目的でしょう。
死亡保障は一生涯続くのですが、終身払を選んだ場合は保険料も生きている限り払い続けます。なので、長生きするほど損失が膨らむというのがその仕組み。ただし、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」は保険料が激安です。
例えば、40歳男性が死亡保障25万円(入院給付金5,000円)で契約すると、月々の保険料は385円上がります。
385円×650ヶ月(54年2ヶ月)=250,250円
なので、54年2ヶ月以上生きてしまうと、支払った保険料総額が死亡保険金25万円を超えてしまい、契約者が損をするという計算です。
40歳男性の平均余命は約42年間です。54年2か月も生存できる方は多くありません。緩和型の死亡保障は往々にして契約者の払い損になるのですが、これならその可能性は高くないかと。
ちなみに、保険料が安い理由は解約返戻金がないからです。一般的な終身保障は中途解約するとそれまでに支払った保険料の一部が戻ってくるのですが、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」はいわゆる掛け捨てです。チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」に一生涯加入し続けるなら問題ありませんが、
「そのうち解約してしまうかも…」
という方は要注意。
子どもが独立するまでの親の死亡保障であれば、合理的なのは収入保障保険です。持病のある方や大病を経験した方でも加入できる定期保険・収入保障保険・終身保険は下記リンク先で比較しているので、ご参考までに。
【緩和型】定期保険・収入保障保険・終身保険の告知事項と保険料比較
【重要ではありません】入院一時金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
入院一時金特約 | 3万円~15万円 | 入院したとき。 |
入院すると給付される一時金です。
短期入院でも、日用品や交通費がそれなりにかかるので、入院で赤字になりたくない方や、手持ちの現金が極端に少なくて医療費破産の可能性がある方にとっては有効な特約ですが、短期入院から長期入院まで民間の医療保険でがっちり備えると、保険料がめちゃくちゃ高くなります。
短期入院は貯蓄で備えて発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方。入院1日あたりの平均費用は2.1万円というデータがありますが、まずは2週間から1ヶ月程度の入院をカバーできるくらい貯蓄をすることです。
保障額もたいしたことはないですし、必要性はあまり感じられません。
【重要ではありません】退院後通院特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
退院後通院特約 | 通院1日につき3,000円~10,000円の範囲内で選択可能。以下の2タイプあり。 【Ⅰ型】 退院後通院給付金 【Ⅱ型】 退院後通院給付金 退院後通院一時金 |
通院した場合。 |
入院して退院した後の通院1日に対して定額給付される特約です(入院のない通院は保障対象外)。
がんの通院は退院から5年間無制限保障。がん以外は退院後180日間まで最大30日の通院を保障です。がんの通院を手厚く保障するのは最近の医療保険のスタンダートに則ってますね。
しかし、通院治療なら働けることもあります。通院保障は通院1日5,000円程度なので、
「5,000円のために保険金請求手続きする方がめんどくさい!」
ということがよくあります。必要性は薄いかなと。
ちなみにですが、本当に怖いのは副作用のきつい抗がん剤治療を通院で受けるケースです。この場合は満足に働くこともできず、入院もしない(あっても短期間)なので医療保険から給付される入院給付金は少額。こんなピンチに対応できるオプションに後述する抗がん剤治療特約があります。
抗がん剤治療特約の保障額は月10万円程度。月10万円なら手続きする気力も沸きます。優先度は抗がん剤治療特約の方が高めかと。
【重要ではありません】特定疾病保険料払込免除特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
特定疾病保険料払込免除特約 | 保険料の支払いが免除される(保障は継続)。 | ・がんと診断確定したとき。 ・急性心筋梗塞で入院もしくは手術 ・急性心筋梗塞以外の心疾患で継続20日以上の入院もしくは手術 ・脳卒中で入院もしくは手術 ・脳卒中以外の脳血管疾患で継続20日以上の入院もしくは手術 |
よくCMで見る「以降の保険料は頂きません!」という特約です。条件を満たせば、以降の保険料支払いが免除されます。
緩和型医療保険は保険料が高くなりがちなので、保険料の支払いが免除されると確かに嬉しいのですが、保険料払込免除特約はもちろん有料オプションです。付加すれば月々の保険料が上がりますし、その上昇率もけっこうえぐいです。必要かどうかは微妙なところ。
保険料が払込免除となる条件はゆるいです。他社と差が出るのは心疾患・脳血管疾患ですが、急性心筋梗塞・脳卒中に限定せず、心疾患・脳血管疾患をまるごと条件としています。
まあでも、必要性は薄いでしょう。
【重要です】先進医療・患者申出療養特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
先進医療・患者申出療養特約 | ・保障期間通算で2,000万円までの技術料。 ・1回につき、一時金15万円給付。 |
先進医療・患者申出療養を受けた場合。 |
先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(診察費や入院費は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円まで保障してくれる特約です。
例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の進化版です。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。
重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。
しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です。
先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。
また、一時金15万円が給付されますが、先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります(上述した重粒子線治療を受けられる病院は2023年10月時点で全国7ヶ所のみ)。一時金はそのための交通費・宿泊費等に使うことを想定したお金です。15万円あれば付添いの旅費もカバーできるでしょう。
ちなみにですが、特約名称にあるとおり患者申出療養も保障対象に含まれます。
患者申出療養も先進医療と同様に技術料は全額自己負担。患者からの申出を起点として、健康保険が適用されない治療を受けられる制度です。
「どうにもならないので〇〇〇という治療を受けさせてください!」
と国に申請して、認められれば技術料以外の入院料・診察料等が3割負担に軽減されます。
ただし、患者申出療養は普及しているとは言えません。厚生労働省の資料によると、令和2年7月1日から令和3年6月30日までに1年間で患者申出療養を受けた方は208人。現状だと患者申出療養を受ける確率はかなり低めです。
なので、先進医療のみを保障対象としている他社と比較して、
「患者申出療養が保障対象!すごい!」
とまでは言えませんが、将来的に患者申出療養が普及する可能性を踏まえれば、メリットではあります。
まとめると、保障内容は良いです。特約保険料も月150円程度と平均的。先進医療に賭けるしか手段がなくなった際に、お金全然足りない!という状況を避けるためにも優先度は高めの特約です。
【重要です】特定疾病一時金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
特定疾病一時金特約 | 30万円~100万円の範囲内で選択可能。 | ■がん 1回目:がんと診断確定 2回目以降:がんで入院 ■心疾患 ・急性心筋梗塞の場合は入院または手術を受けたとき。 ・急性心筋梗塞以外の場合は20日以上の入院または手術を受けたとき。 ■脳血管疾患 ・脳卒中の場合は入院または手術を受けたとき。 ・脳卒中以外の場合は20日以上の入院または手術を受けたとき。 |
がん・心疾患・脳血管疾患といった3大疾病に罹り、所定の条件を満たせば1年に1回の間隔で大きな金額の一時金を受け取れるオプションです。実際に受け取ってみるとわかるのですが、働くこともできずに医療費が膨らんでいく中で、
「医療保険…入っておいてよかった…」
と分かりやすく実感できるオプション。医療費やら入院中の諸費用やら収入が減ってしまった場合の生活費補填なんかに使える便利な一時金です。
特に特定疾病一時金特約が役立つのは、がんが失業につながりやすい非正規雇用の方やブラック企業に勤務されている方。
東京女子医大の調査ではがんと診断されてから、フルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないという場合は、がんと失業のWパンチを食らうこともあるでしょう(実際多いです)。
そんなときにドカッと100万円を銀行口座に振り込んでくれるのが特定疾病一時金特約です。生活を破綻させないために必要な特約です。
ポイントは以下の4点です。
- 【GOOD】給付間隔が1年に1回(ちょっと古い医療保険だと2年に1回の場合あり)。
- 【GOOD】上皮内がんも保障対象。
- 【GOOD】心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象にしている。
- 【BAD】がんの2回目以降の給付条件が入院に限定。
若干惜しいのが、がんの2回目以降の給付条件が入院に限定される点です。通院治療だけの場合は保障されません。
がんの3大治療は手術・抗がん剤治療・放射線治療と言われていますが、手術を除けば通院で受けることが増えてきています。2回目以降の給付条件が入院に限定されてしまうと、がん治療が続いているのに一時金給付されないこともあるでしょう。
それ以外は悪くない保障内容です。
ちょっと古い医療保険だと一時金が2年に1回しか一時金給付されないことがあります。がんも心疾患も脳血管疾患も2年以内に再発することは珍しくありませんが、再発して凹んでいるのに
「あ、前回から2年経過してないので一時金お支払いできませんよ!」
って言われたらイラっときます。チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」は1年に1回給付です。悪くありません。
また、上皮内がんが保障される点も評価できます。
上皮内がんとは、がん細胞が血管やリンパ管に到達していない初期のがんを指します。がん細胞は血管やリンパ管で運ばれて転移していくので、上皮内がんの段階でサッと手術で切り取れば再発や転移する可能性は低いと言われてます。
なので、ちょっと古い医療保険だと「上皮内がんなんてがんじゃないよ!」と言い張られて保障対象外になることもあります。特に、乳がんは上皮内がんであっても通常のがんと同程度の治療が必要となるケースもあり、この点は女性にとってメリットでしょう。
それと、これもちょっと古い医療保険だと心臓と脳の保障範囲が急性心筋梗塞・脳卒中に限定されることもあるのですが、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」は心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象としています。
急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障対象外。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%に過ぎません。
ただし、急性心筋梗塞以外の保障条件は「手術または継続20日以上の入院」。
生命保険文化センターによると、心疾患全体の入院日数平均は24.6日。35歳~64歳だと12.6日です。例えば狭心症は2,3日程度入院して手術も受けずに退院することも少なくありませんが、これだと「手術または継続20日以上の入院」の条件に合致せず、保障対象外になります。
なので、
「入院もしくは手術で即保障!」
であれば、大きなメリットですが、
「心疾患をまるごと保障!ただし、急性心筋梗塞以外は手術または継続20日以上の入院が条件!」
だと、メリット感は低下します。急性心筋梗塞のみを保障対象とする医療保険とそんなに変わらないけど、手術も保障条件に含まれるからそこそこ良いね、くらいかと。
また、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には
- 脳梗塞
- くも膜下出血
- 脳出血
が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。
ということで、脳血管疾患でも脳卒中でも大きな差はありませんが、脳血管疾患の方がちょっと安心かな、とは感じます。
総じてみると、保障条件は悪くはありません。余裕があれば付加しておきたいオプションです。
【重要です】ガン診断特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
ガン診断特約 | 10万円~100万円の範囲内で選択可能。 | 1回目:がんと診断確定 2回目以降:がんで入院 |
上述した特定疾病一時金特約から、がんの保障だけを切り出して保険料を安くしたのがこちらのガン診断特約です。
ポイントは特定疾病一時金特約と同じです。
- 【GOOD】給付間隔が1年に1回(ちょっと古い医療保険だと2年に1回の場合あり)。
- 【GOOD】上皮内がんも保障対象。
- 【BAD】がんの2回目以降の給付条件が入院に限定。
特定疾病一時金特約とガン診断特約のどちらを付加するか悩むところではありますが、ガン診断特約を選んで心疾患・脳血管疾患で倒れたときの
「特定疾病一時金特約を選んでおけば良かった…」
といった後悔は想像を絶します。多少保険料が上がったとしても、特定疾病一時金特約を選択した方が安心です。
【良い保障内容です】女性総合疾病特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
女性総合疾病特約 | 【入院】 入院給付金:入院1日につき3,000円~10,000円の範囲で選択可能。 【手術】 乳房手術:入院給付金×20倍 乳房再建術:入院給付金×100倍 子宮摘出術:入院給付金×20倍 卵巣摘出術:入院給付金×20倍 子宮または子宮附属器にかかわる手術:入院給付金×10倍 放射線治療:入院給付金×20倍 |
女性特有の疾病で入院、もしくは手術を受けたとき。 |
女性特有疾病の入院・手術の保障を手厚くするといったオプションです。もちろん付加できるのは女性のみ。
入院給付金の増額対象となる疾病は他社より広いです。他社だと女性に多い貧血・甲状腺障害といった疾病が保障対象外となることもあるのですが、チューリッヒ生命はきっちり保障しています。さらに、心疾患・脳血管疾患・糖尿病といった特に女性が多いわけではない疾病も保障対象。びっくりするくらい保障範囲が広いです。
手術保障も他社よりやや厚め。最近は乳がんとなっても乳房切除ではなく乳房温存療法(部分的な切除と放射線治療の組み合わせ)が選ばれることが多いのですが、チューリッヒ生命は手術だけでなく放射線治療も保障対象に含まれます。この点はよく考えられているなと。
保障内容は悪くないですし、保険料も他社比較で高くはありません。「これは必要!」と思うのであれば、付加して良い特約だと感じます。
【重要です】抗がん剤治療特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
抗がん剤治療特約 | 月10万円~30万円 | 抗がん剤治療を受けた月に給付。 |
抗がん剤治療を受けた月に定額給付される特約です。
ポイントは以下のとおり。
- 【GOOD】健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療も保障対象。
- 【BAD】保障対象となる薬剤の範囲がやや狭い。
自由診療には健康保険が適用されません。治療費は全額自己負担です。
自由診療には日本では承認が遅れているものの、欧米では承認されて使用が進んでいる最新の抗がん剤が含まれます。国立がん研究センターが2021年10月時点の未承認・適応外の医薬品を下記リンク先にまとめてますが、こんな抗がん剤治療は月100万円を超えるケースもあります。
→国内で薬機法上未承認・適応外となる医薬品・適応のリスト(2021年10月31日改訂版)(PDF)
自由診療の保障額は「基準給付月額×2」なので、月額10万円保障で契約すると自由診療の抗がん剤治療を受けた月に20万円が給付されます。まあ焼け石に水となることもありますが、それでも無いよりはマシ。
健康な人が加入できる医療保険だと自由診療を保障するタイプが増えてきていますが、緩和型医療保険で自由診療を保障するタイプは珍しいです。この点はメリットでしょう。
一方で、保障対象となる薬剤の範囲はやや狭いです。
ちょっと細かい話になるのですが、チューリッヒ生命の約款には
「 世界保健機関の解剖治療化学分類法による医薬品分類のうちL01(抗悪性腫瘍薬)、L03
(免疫賦活薬)、L04(免疫抑制薬)、V10(治療用放射性医薬品)に分類される薬剤」
が保障対象と書かれています。保障対象となる薬剤はL01・L03・L04・V10の4種類です。
FWD生命「FWD医療引受緩和」も同じような抗がん剤治療を保障する特約(引受基準緩和型抗がん剤治療給付金特約)があるのですが、その保障対象は
- L01(抗悪性腫瘍薬)
- L02(内分泌療法)
- L03(免疫賦活薬)
- L04(免疫抑制薬)
- V10(治療用放射性医薬品)
の5種類です。
チューリッヒ生命は「L02(内分泌療法)」が保障対象に含まれません。
「L02(内分泌療法)」はいわゆるホルモン療法です。主に使われるのが男性の前立腺がん治療と女性の乳がん治療。特に、乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は5年から10年の長期に渡ることもあります。これが保障対象外となるのはちょっと辛い…。
まあ再発予防のホルモン剤治療なら働くことも不可能ではないですし、治療費はそこまで高くない(年10~15万円くらい)のですが、この点はやや要注意でしょう。
それでも、抗がん剤治療を保障する緩和型医療保険は貴重です。
繰り返しますが、がん治療で本当に怖いのは副作用のきつい抗がん剤治療を受けるケースです。満足に働くこともできず、通院もしくは短期入院となることが多い(抗がん剤を打つときだけ入院)ので医療保険の入院給付金は少額。こんなピンチに対応できる抗がん剤治療特約は優先度高めです。
【重要ではありません】入院給付金免責日数60日特約
主契約の入院給付金が、入院開始から60日間保障対象外となる特約です。他社には見られないなかなか珍しいオプションです。
例えば、
がんで20日入院→入院給付金なし。
脳卒中で80日入院→60日間は免責。20日間分だけ給付。
です。
上述のとおり最近は入院が短期化しているので(参考:生命保険文化センター)、入院給付金免責日数60日特約を付加すると多くのケースで入院が保障対象外になるでしょう。それでも、本特約を付加すると保険料がグッと安くなるので、
「短期の入院なら貯蓄の切り崩しでなんとかなるので、超長期の入院だけに備えられれば良い!その代わりに保険料を安くしたい!」
といった場合には検討の対象になる特約です。
ちなみに、本特約は裏オプションです。ネット申し込みでは付加できないですし、対面相談でも自分から
「入院給付金免責日数60日特約が気になるんですけど!」
と申し出ないと提案されることはないかなと。
【重要ではありません】健康還付給付金特約
3年間もしくは5年間、継続10日以上の入院がなかった場合に入院給付金×10倍がキャッシュバックされる特約です。
まあでも不要でしょう。
50歳男性が入院給付金5,000円で契約。健康還付給付金特約を5年型で付加すると、月々の保険料は700円上がります。5年間総額だと42,000円。5年以内に10日以上の入院がなければ5万円給付されるので8,000円の儲けですが、入院があった場合は42,000円がまるごと損です。これはギャンブルです。
それでも若いうちはギャンブルに勝つことも多いでしょう。
しかし、本特約は中途解約ができません。年老いて入院が増える頃になってもギャンブルを止めることはできません。高い保険料を払い続け、そして負け続けることもあるギャンブルです。
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」のメリット
保険料は比較的安い。
40歳と50歳を例に他社の緩和型医療保険と比較してみます。
比較対象は緩和型医療保険のなかでも知名度の高いオリックス生命「キュア・サポート・プラス」、及び最安値クラスのFWD生命「FWD医療引受緩和」とします。
チューリッヒ生命 | オリックス生命 | FWD生命 | |
保障内容 | 入院1日5,000円 手術入院5万円外来2.5万円 8大疾病延長入院特約 先進医療特約あり |
入院1日5,000円 手術入院5万円外来2.5万円 七大生活習慣病入院給付特則(三大疾病無制限型) 先進医療特約あり |
入院1日5,000円 手術入院5万円外来2.5万円 特定3大疾病入院無制限特則 先進医療特約あり |
40歳男性 | 3,360円 | 3,575円 | 2,939円 |
40歳女性 | 3,195円 | 3,225円 | 2,689円 |
50歳男性 | 4,595円 | 4,425円 | 3,820円 |
50歳女性 | 3,995円 | 3,920円 | 3,364円 |
最安値はFWD生命です。FWD生命は全ての年代において、他社より飛び抜けて安い感があります。チューリッヒ生命もオリックス生命も勝ててません。
チューリッヒ生命はオリックス生命と競い合ってる感じですね。若い方だとチューリッヒ生命の方が安くなることが多いかと。
緩和型医療保険は下記で比較してますので、こちらもご参考に。チューリッヒ生命はFWD生命に次ぐ2位グループといったところです。
オプションの種類が豊富。
緩和型医療保険だとオプションの種類が寂しくなることが多々あるのですが、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」は健康な人が入れる医療保険とほぼ同等のオプションがあります。
特に、
- がん・心疾患・脳血管疾患で所定の条件を満たした場合に、一時金が給付されるオプション(特定疾病一時金特約)。
- 抗がん剤治療を受けた月に定額給付されるオプション(抗がん剤治療特約)。
- 女性特有の疾病に関する入院・手術を手厚く保障するオプション(女性総合疾病特約)。
といったオプションが揃ってる点はメリットでしょう。それぞれの保障内容も健康な人が加入できる医療保険とほぼ同等。悪くはありません。
自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできる。
上述のとおり、抗がん剤治療特約を付加すれば
日本では承認されてないけど、欧米では効果が認められて使用が進んでいる最新の抗がん剤
も保障されます。
日本で承認されていない抗がん剤治療はもちろん健康保険が適用されません。
こんな抗がん剤治療を受けることになると、
- 製薬会社の治験
- 先進医療
- 患者申出療養
- 自由診療
のどれかを選択することになります。
運良く治験を受けられれば薬剤費は無料。その他の医療費も健康保険が適用されるので、医療費はググっと抑えられます。
2の先進医療とは、先述のとおり公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。ある程度実績が蓄積された医療技術は厚生労働省が指定して先進医療となるのですが、先進医療には健康保険が適用されません。診察料・入院料といった技術料以外の医療費は健康保険が適用されるものの、先進医療の技術料は全額自己負担。
3の患者申出療養は患者が国に
「未承認薬の抗がん剤だけど、他に手段がないので受けさせてください!」
と申請する制度です。
申請が認められれば先進医療と同じく診察料・入院料といった技術料以外の医療費は健康保険が適用されますが、こちらも技術料は全額自己負担。
この2と3のケースは上述した先進医療・患者申出療養特約を付加していれば救われます。先進医療・患者申出療養特約が2,000万円上限で医療費実費を保障します。
なので、2と3のケースであれば
「保険に入っておいてよかった…」
と心の底から実感できるでしょう。お金を気にせず治療を受けられます。
ただし、先進医療と患者申出療養はまだまだ黎明期です。令和3年に先進医療を受けた方は5,843人(がん以外も含む)ですし、患者申出療養は令和2年7月1日から令和3年6月30日までの1年間で208人(参考:厚生労働省)。
実際は4の自由診療で受けるケースが多いでしょう。
自由診療は先進医療・患者申出療養とは異なり、治療費全額が自己負担です。本来であれば健康保険が適用されて3割負担となる診察料・入院料といった費用も10割負担。もちろん高額療養費制度も利用できないので、治療費は青天井に膨らみます。
自腹で支払うと月100万円を超えることもあるのが自由診療。一般庶民にはなかなか手が届かない治療ではありますが、他社の調査では自由診療を提案された方の割合が19.8%(実際に受けた方は11.7%)という結果があり、極々マイナーな治療とは言えなくなっています。
繰り返しますが、自由診療の保障額は「基準給付月額×2」。月額10万円保障で契約すると自由診療の抗がん剤治療を受けた月に20万円が給付されます。まあ焼け石に水となることもありますが、それでも無いよりはマシです。
健康な人が加入できる医療保険だと自由診療を保障するタイプが増えてきていますが、緩和型医療保険では珍しいです。この点はメリットでしょう。
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」のデメリット
約款を見る限りは抗がん剤治療特約の保障対象に「L02(内分泌療法)」が含まれていません。
内分泌療法とは、いわゆるホルモン剤です。乳がんの治療によく使われる薬剤です(男性だと前立腺がんの治療なんかにも使われます)。
この点はFWD生命「FWD医療引受緩和」と比較するとデメリットに感じますが、まあそもそもがんの薬剤治療を保障する緩和型医療保険は貴重です。
女性はちょっと注意が必要ですが、デメリットはこれくらいかと。基本的にはよくできた緩和型医療保険だと感じます。
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」の評価
評価:A(S、A~Cで判定)
選べるオプションの種類が豊富で、オプションの保障内容も健康な人が加入できる医療保険と比較しても遜色ありません。3大疾病の一時金保障、女性特有疾病の保障、自由診療を含む抗がん剤治療の保障がオプションで揃っているのは優秀です。
また、他社の緩和型医療保険と比較しても、決して保険料は高くありません。
よって評価は「A」としました。十分選択肢に入る緩和型医療保険です。
緩和型医療保険はFWD生命「FWD医療引受緩和」の独走状態だったのですが、冒頭書いたとおりFWD生命は買収されてコロコロと会社名が変わる香港資本の生命保険会社です。
持病がある方や大きな病気を経験された方だと、基本的に医療保険の乗り換えは難しいです。加入した緩和型医療保険に一生涯頼ることが大半です。そんな一生モノの医療保険を、買収されてころころ社名が変わる外資系の生命保険会社に任せていいのかと不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
そんな方々の受け皿になり得るのがチューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」です。まあチューリッヒ生命も外資系(スイス)ですが、創業したのが1872年、日本に上陸したのが1996年。歴史のある生命保険会社です。
比較対象として以下を挙げておきます。
●FWD生命「FWD医療引受緩和」
保障内容も保険料も他社の一歩先を進んでます。気になるのは外資系でコロコロと社名が変わる点。持病のある方や、大きな病気を経験された方だと、医療保険の乗り換えは難しく、この点はちょっと不安に思うかも(僕はあまり気にしてませんが…)。
●三井住友海上あいおい生命「&LIFE 医療保険Aセレクト(引受緩和型)」
オプションの種類が豊富で、保険料はFWD生命に次ぐ2位グループ。財閥系のグループ会社という安心感もあります。
●メディケア生命「新メディフィットRe(リリーフ)」
こちらもオプションの種類が豊富で保険料は2位グループ。親会社は国内大手の住友生命です。
緩和型医療保険は下記で比較してますので、こちらもご参考に。
上記の比較記事にも書いてますが、緩和型医療保険の加入条件(告知事項)を満たせなかった場合は、超緩和型のなないろ生命「なないろメディカルスーパーワイド」が最後の希望です。
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」の相談をするなら。
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ご近所の保険ショップでも取り扱っているはず。
しかし、いざ保険ショップに行ってみて、
「あー、すいません、うち、チューリッヒ生命やってないんですよ」
なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがチューリッヒ生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、チューリッヒ生命はもちろんのこと、比較記事で取り上げた全ての保険会社と提携しています。比較もかんたんにやってくれますよ。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。
保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
- 契約上、保険会社に支払う責任がない。
の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。
保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。チューリッヒ生命はもちろんのこと、比較記事で取り上げた全ての保険会社と提携しているので、各社の比較もかんたんにやってくれますよ。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
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【保険ショップの検索・予約なら】保険相談ニアエル
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近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。
保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する
- 取り扱っている保険会社
- 実際に利用した人の口コミ
- 営業時間、交通アクセス等の基本情報
といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。
また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で
- 相談希望日時
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- 相談内容(保険見直しor新規加入orその他)
だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。
予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZワイド」
入院・手術・先進医療といった必要最低限な保障は揃ってますし、オプションの種類も豊富なので、お好みで保障を手厚くすることもできます。自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできたり、女性特有の疾病に対する保障を厚くすることもできます。
保険料も比較的安く収まりますし、多くの方にとって有力な候補となる緩和型医療保険でしょう。FWD生命・三井住友海上あいおい生命・メディケア生命あたりと比較して、良さそうなやつに決めるのが現状の賢い緩和型医療保険の選び方です。
一方で、加入条件(告知事項)を満たせなかった方は、なないろ生命「なないろメディカルスーパーワイド」が最後の希望です。なないろ生命は加入条件がさらに緩い超緩和型医療保険。最後の希望です。
保険クリニックなら、チューリッヒ生命はもちろんのこと、緩和型医療保険の比較記事で取り上げた全ての保険会社と提携しています。比較もかんたんにやってくれるので、迷ったら手っ取り早いのは保険クリニックです。
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※2024年10月更新 保険料率の改定、入院給付日額の上限変更、ストレス性疾病延長入院特約の販売停止、退院後通院特約の「保障範囲の型」の変更を反映。