20代から40代前半くらいの方なら保険料が比較的安く収まります。
保障内容に大きな差がない定期保険は決め手の9割が保険料。安いが正義です。結婚して子どもが生まれて、初めて生命保険に入るような方にとっては、有力な選択肢になり得るかと。
ただし、保障期間が長かったり、保障額が高額な場合は他社よりも微妙に高くなることがあります。他社の定期保険と比較しておいて損はないでしょう。
定期保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。
定期保険は安いが正義です。とにかく安く!
まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、ネオファースト生命「ネオde定期」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
30歳の月額保険料 (保険金額2000万円、保険料払込期間60歳まで) |
男性:3,780円 女性:2,540円 |
A |
40歳の月額保険料 (保険金額2000万円、保険料払込期間60歳まで) |
男性:5,260円 女性:3,540円 |
|
特約について | 【高度障害保障特則】 高度障害状態に該当したとき、死亡保険金と同額を保障。 【保険料払込免除特約】 がん・心疾患・脳血管疾患で所定の条件を満たした場合に、以降の保険料支払いが免除される。 |
B |
クレジットカード払い | 可能 | A |
保険料は業界最安値クラスと言っていいでしょう。
冒頭書いたとおり、特に20代から40代前半の方なら保険料が比較的安くおさまります。しかし、保障額が高額だったり、保障期間を長くなると他社よりも微妙に高くなることも(後述します)。
特約はちょっと注意が必要です。大きくは2点。
- デフォルトで高度障害が保障対象外。
- リビングニーズ特約がない。
高度障害とは両目失明やら両手切断やら両足切断といったかなりハードな状況です。一般的な死亡保険は高度障害も亡くなった場合と同じ扱い(死亡保険金と同額保障)ですが、ネオファースト生命「ネオde定期」は高度障害がデフォルトで保障対象外。高度障害を保障対象とするには高度障害保障特則を付加する必要があります。
「高度障害を保障対象外にして、保険料をちょっとだけ安くすることもできる!」
というようにメリットとも捉えられますが、高度障害を保障対象外にするのは度胸が必要です。原則的には高度障害保障特則を付加しておいた方がよいでしょう。
また、リビングニーズ特約は付加できません。
リビングニーズ特約とは余命宣告された際に生前中に保険金を受け取れるという無料オプションです。生前中に保険金を受け取れるので、
「保険会社の人はちゃんと保険金を支払ってくれた!」
と、安心して亡くなりゆくことができるのですが、これがネオファースト生命「ネオde定期」にはありません。この点はデメリットでしょう。
一方で、定期保険にしては珍しく保険料払込免除特約があります。所定の条件を満たせば以降の保険料支払いが免除される(もちろん保障は継続)というオプションですが、そもそもネオファースト生命「ネオde定期」の保険料は安いので、そこまでメリットでもないかと。保険料払込免除特約は有料オプションなので、付加するとググっと保険料が上がります。
ちなみに、ネオファースト生命なんて聞いたことがない方もいらっしゃると思いますが、国内大手である第一生命のグループ会社です。バックにはしっかりした国内資本が控えてますので、経営上の心配は無用でしょう。
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ネオファースト生命「ネオde定期」のメリット
保険料は比較的安い(条件あり)。
ちょっと表で月々の保険料を比較してみます。
比較対象は業界最安値水準と言われているメディケア生命「メディフィット定期保険」、及びチューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」。比較条件は保障期間10年・保障額500万円とします。
ちなみにですが、チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」には割引制度があり、以下の条件①②を両方満たせば保険料が割引になります。
①1年間喫煙習慣なし。
②血圧が最高129mmHg以下、最低84mmHg以下
ここでは割引ありの保険料で比較します。
ネオde定期 | メディフィット定期保険 | 定期保険プレミアムDX (割引あり) |
|
25歳男性 | 510円 | 554円 | 755円 |
35歳男性 | 735円 | 772円 | 900円 |
45歳男性 | 1,485円 | 1,481円 | 1,460円 |
25歳女性 | 380円 | 421円 | 670円 |
35歳女性 | 595円 | 633円 | 865円 |
45歳女性 | 1,075円 | 1,096円 | 1,285円 |
※ネオde定期は高度障害保障特則あり。
最安値を赤字にしています。
45歳男性を除いてはネオファースト生命「ネオde定期」が最安値。その差はわずかに数十円ですが、最安値は最安値です。
しかし、条件を変えると違った結果になります。
上表では保障期間10年・保障額500万円で比較してみましたが、定期保険の役割は原則的に子どもが独立するまで。子どもが生まれたばかりの方なら、保障期間10年はやや短めです。保障額も500万円では足りないこともあるでしょう。
そこで、現在35歳の方に子どもが生まれて、保障期間60歳まで(25年間)・保障額1,000万円で契約といったよくあるケースで月々の保険料を比較してみます。
ネオde定期 | メディフィット定期保険 | 定期保険プレミアムDX (健康体割引あり) |
|
35歳男性 | 2,310円 | 2,179円 | 1,950円 |
35歳女性 | 1,610円 | 1,552円 | 1,690円 |
※ネオde定期は高度障害保障特則あり。
このケースではネオファースト生命「ネオde定期」が最安値ではなくなります。
全ての年齢で試算したわけではありませんが、ネオファースト生命「ネオde定期」は
- 若い方が(20代~40代前半)
- 保障期間が短期で(10年くらい)、
- 保障額もそこまで大きくない(1,000万円未満)
を満たす場合の業界最安値クラスとなることが多いようです。上記3点を満たす場合は有力な選択肢になり得ます。
ネオファースト生命「ネオde定期」のデメリット
条件によっては他社の方が保険料は安くなる。
メリットのところで比較しましたが、ネオファースト生命「ネオde定期」は
- 若い方が(20代~40代前半)
- 保障期間が短期で(10年くらい)、
- 保障額もそこまで大きくない(1,000万円未満)
といった場合に業界最安値クラスとなる傾向にあります。
逆に言えば、上記の条件を満たさない場合は他社との比較は必須です。下記リンク先で各社の定期保険を比較しています。こちらもご参考に。
リビングニーズ特約がない。
リビングニーズ特約とは、余命6ヶ月を宣告された場合、生前中に保険金を受け取れる無料オプションです。
定期保険は保障条件がシンプル(亡くなれば保障)なので、基本的には保険会社とモメる要素はありません。被保険者が亡くなれば、契約どおりの保障額がポンっと銀行口座に振り込まれるでしょう。
しかし、それでも
「保険会社の人たちは、ちゃんと保険金を支払ってくれるのだろうか…」
と、疑念を持つ方もいらっしゃいます。特に、全てがネットで完結する定期保険だと、疑念も膨らみがち…。
そんな疑念を解消してくれるのがリビングニーズ特約です。亡くなる前にきっちり保険金が支払われたことを確認できます。
まあ自分の余命を知ることになるというデメリットもありますが、必要な人にとっては必要なオプションでしょう。ネオファースト生命「ネオde定期」にリビングニーズ特約が無い点は、選択肢が狭いという点でデメリットです。
デフォルトで高度障害が保障対象外。
この点はデメリットとは言えません。注意事項です。
冒頭書いたとおり、一般的な定期保険が保障するのは
- 亡くなった場合
- 高度障害になった場合
の2つ。
高度障害とは以下の状況を指します。
- 両眼の視力を全く永久に失ったもの
- 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
- 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
- 両上肢を手関節以上で失ったもの
- 両上肢の運動機能を全く永久に失ったもの
- 1上肢を手関節以上で失い、かつ、他の1上肢の運動機能を全く永久に失ったもの
- 両下肢を足関節以上で失ったもの
- 両下肢の運動機能を全く永久に失ったもの
- 1下肢を足関節以上で失い、かつ、他の1下肢の運動機能を全く永久に失ったもの
- 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
- 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢の運動機能を全く永久に失ったもの
- 1上肢の運動機能を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
どれもハードですよね…。目が見えない、噛めない、両手がない、両足がないというような状況です。
ネオファースト生命「ネオde定期」で高度障害を保障対象にするには高度障害保障特則を付加する必要があります。高度障害保障特則を付加して、ようやく他社の定期保険と保障内容が同等になります。
高度障害保障特則を付加したとしても、保険料は月数十円高くなるだけ。原則的には付加しておくべきオプションでしょう。
ネオファースト生命「ネオde定期」の評価
評価:A(S、A~C)
特定の条件下では保険料は業界最安値クラスになり得ます。
保障内容にも大きな問題はありませんし、
「若い人が手軽に入れる生命保険」
といった使い方のできる定期保険でしょう。評価は「A」としました。
ただし、長い保障期間が必要だったり、保障額を大きくする場合には他社の定期保険と比較しておいた方がよいでしょう。
タバコを吸わない方であれば割引が適用される、
あたりが比較対象になりますし、タバコを吸う方も吸わない方も
あたりとの比較は必須かと。
ちなみにですが、下記リンク先で定期保険の保険料比較をしています。こちらもご参考に。
ネオファースト生命「ネオde定期」を申し込むなら。
ネオファースト生命「ネオde定期」はネオファースト生命の公式サイトから申し込みできます。
公式サイト:ネオファースト生命「ネオde定期」
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まとめ
公式サイト:ネオファースト生命「ネオde定期」
- 若い方が(20代~40代前半)
- 保障期間が短期で(10年くらい)、
- 保障額もそこまで大きくない(1,000万円未満)
とったケースで保険料は業界最安値クラスとなる傾向にあります。
「若い人が手軽に入れる生命保険」
といった使い方のできる定期保険でしょう。
一方で、保障期間が長かったり、保障額が大きいと最安値にならないこともあります。他社の定期保険と比較しておいて損はないでしょう。
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※2022年12月更新