2020年6月にリニューアルされたSOMPOひまわり生命の医療保険「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」。
先代の「新・健康のお守り」は
「他社の医療保険で人気のオプションをひとまず全部そろえてみました!(多少劣化させて)」
といった普通の医療保険だったんですけど、リニューアルされて
- オプションの保障内容が進化した(特にがん・心疾患・脳血管疾患の保障)。
- 月々の保険料が若干安くなった。
というように改善されてます。かなり良くなってます。
医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
入院保障 | がん・心疾患・脳血管疾患が無制限保障(新三大疾病支払日数無制限特則) | A |
通院保障(がん) | 抗がん剤治療特約あり(医療用抗がん剤治療給付特約) | A |
三大疾病一時金 | 【対象となる疾病・給付条件】 がん:1回目診断確定、2回目以降入院 心疾患:入院 脳血管疾患:入院 【給付間隔・上限】 1年に1回、回数無制限 |
A |
先進医療保障 | 通算2,000万円上限・終身型 | A |
30歳の月額保険料 (入院給付金1万円、保険料支払期間終身) |
男性:2,650円 女性:2,690円 |
B |
40歳の月額保険料 (入院給付金1万円、保険料支払期間終身) |
男性:3,720円 女性:3,130円 |
入院保障に大きな問題はありません。オプションの新三大疾病支払日数無制限特則を付加すれば、がん・心疾患・脳血管疾患の入院が無制限保障となります。この点は安心です。
医療用抗がん剤治療給付特約を付加すれば、抗がん剤治療を受けた月に10万円給付ですし、自由診療(全額自己負担)の抗がん剤治療も保障対象となります。通院でがん治療を受けてるけど、抗がん剤の副作用が辛くて働けない!なんていう状況もきっちり保障されます。この点も安心でしょう。
また、三大疾病一時金の給付対象は幅広くがん・心疾患・脳血管疾患です。ちょっと古いがん保険だと心疾患・脳血管疾患の保障対象が急性心筋梗塞・脳卒中に限定されることもありますが、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」はそんなことありません。この点も問題なし。
先進医療保障も問題ありません。充実してます。
保険料も高くはありません。他社よりも激安!ということはありませんが、平均よりも安い方に分類されます。
全体的にはがん保障がよくまとまってます。他社の医療保険をしっかり研究して、うまい具合にいいとこ取りをしてます。
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SOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」の基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他の医療保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【医療保険】 ・病気やケガに備える保険です。 ・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。 ・保険料が値上がりすることはありません。 |
主契約 | 【入院給付金】 入院1日につき3,000円~20,000円の範囲で選択可能。 ※1,000円単位で選択可能。 【手術給付金】 手術1回につき入院給付金の5倍 or 10倍 or 20倍 or 40倍を給付。 |
特約(オプション) | 【医療用新先進医療特約】 先進医療の技術料実費を給付。 【医療用健康回復支援給付特約】 高血圧症・脂質異常症・高血糖症の投薬治療を受けた場合に一時金給付。 【医療用入院一時金特約】 入院時に一時金給付。 【医療用通院特約】 通院1日あたり定額給付。 【新三大疾病支払日数無制限特則】 3大疾病で入院した場合、入院給付金の支払い限度日数を無制限延長。 【七大生活習慣病追加給付特則】 7大生活習慣病での入院1回の支払い限度日数を60日延長。 【医療用新三大疾病一時金特約】 三大疾病で所定の条件を満たした場合に一時金給付。 【医療用保険料免除特約】 7大疾病もしくは障害等級1級・2級に該当した場合に、以降の保険料支払い免除。 【医療用特定疾病診断保険料免除特約】 3大疾病で所定の条件を満たした場合に、以降の保険料支払い免除。 【医療用総合生活障害保障特約】 7大疾病、障害等級1級・2級、要介護3以上、高度障害に該当した場合に、毎月年金給付。 【医療用新がん診断給付特約】 がんと診断された場合に一時金給付。 【医療用新がん外来治療給付特約】 がんで通院した場合に、入院給付金と同額給付。 【医療用抗がん剤治療給付特約】 抗がん剤治療を受けた月に一時金給付。 【医療用がん入院特約】 がんで入院した場合に入院給付金を増額。 【医療用女性疾病入院特約】 女性特有の疾病で入院した場合に入院給付金を増額。 【介護一時金特約】 要介護1以上と認定された場合に、一時金給付。 【医療用介護年金特約】 要介護3以上と認定された場合に、一生涯年金給付。 |
保険料を支払う期間 | 年満了と歳満了あり。 【年満了】5年間、10年間 【歳満了】55歳まで、60歳まで、65歳まで、70歳まで、75歳まで、80歳まで、終身(一生涯) |
保険料を支払う回数 | 月払・年払・半年払 |
保険料を支払う方法 | ・口座振替 ・クレジットカード払 ・郵便振込 |
保障される期間 | 終身 |
加入方法 | 対面、郵送 |
SOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」の保障内容を評価します。
冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。
【主契約】入院給付金・手術給付金
SOMPOひまわり生命「健康のお守り」は入院と手術を主契約とするオーソドックスなタイプの医療保険です。
入院・手術の保障は以下のとおり。
名称 | 給付額 | 給付条件 |
入院給付金 | 入院1日につき3,000円~20,000円の範囲で選択可能。 ※1,000円単位で選択可能。 |
入院1日につき給付 |
手術給付金 | 入院給付金の5倍 or 10倍 or 20倍 or 40倍 (先進医療手術・放射線治療は入院給付金の10倍、骨髄ドナー術は入院給付金の20倍) |
手術を受けたとき。 |
入院保障は「入院給付金×入院日数」が支払われるのですが、入院1回に対する入院日数の保障上限は40日間・60日間・120日間から選択することになります。
ちなみにですが、入院日数の平均は以下のとおり。
全体平均:32.3日
35歳~64歳の平均:24.4日
(参考:生命保険文化センター)
上記のリンク先を参照頂けるとわかるのですが、入院日数は意外と短いです。
「これなら保障上限40日間で十分じゃん!」
と思ってしまいますが、あくまでこれは平均。脳血管疾患は平均からしても入院が長引きますし、平均では短期間で退院できるがんも部位や症状によっては長引きます(水泳の池江璃花子さんは10か月入院されたそうです)。
ということで、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」には疾病を限定して入院を延長保障するオプションが2つあります。
- 新三大疾病支払日数無制限特則を付加すれば、3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の入院が無制限保障。
- 七大生活習慣病追加給付特則を付加すれば、7大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・腎疾患・肝疾患)の入院が60日間延長。
です。
3大疾病を無制限保障にできる点は他社同等、他社だと7大疾病も無制限保障にできたりしますが、七大生活習慣病追加給付特則を付加しても60日間延長されるだけ。この点はちょっと選択肢が狭くなってますね。
医療保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあると考えれば、入院の無制限保障は重要です。保険料も高くはないので、少なくとも新三大疾病支払日数無制限特則は付加しておいたほうが安心でしょう。
また、手術の保障は
- 思い切って保障無しにして保険料を安くする(手術給付金不担保特則)。
- 保障額を倍にする(医療用手術増額特約)。
といったことができます。
入院した際の保障額をグッと上げるのは手術保障です。あえて手術給付金不担保特則を付加する必要もないかと。また、高額療養費制度を利用すれば月々の医療費上限は決まるので倍にする必要性も薄いでしょう。
【重要です】医療用新先進医療特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用新先進医療特約 | 保障期間通算で2,000万円までの技術料。 | 先進医療を受けた場合。 |
先進医療とは、公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険適用がされないので治療費は全額自己負担。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約です(2,000万円まで保障)。
例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の一種。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。
重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。
しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です。
先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。
保障上限2,000万円は他社と同水準です。問題ありません。
一方で、他社には10万円程度の一時金が給付されるタイプがあります。
先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります。一時金は交通費・宿泊費等に使うことを想定したお金ですが、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」には一時金がありません。この点はちょっと残念ですが、まあ大きな問題とは言えないでしょう。
【重要ではありません】医療用健康回復支援給付特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用健康回復支援給付特約 | 1万円~5万円の範囲で選択可能 (1回のみ給付) |
高血圧症・脂質異常症・高血糖症のいずれかの治療を目的とする投薬治療を受けたとき。 |
高血圧症・脂質異常症・高血糖症の薬剤治療を受けた場合に一時金が給付される特約です。
給付回数1回のみで5万円限度なので、中途半端な保障内容という印象です。5万円を1回だけ受け取ったところでお小遣い程度にしかならないかと。
ちなみにですが、「おくすり保障」専門の医療保険にメディケア生命「メディフィットEX」があります。こちらは薬剤治療を受けた月に定額給付です。給付回数も60回or120回なので、本気で薬剤治療に備えるなら、メディフィットEXがおすすめです(ただし保険料は高いです)。
【重要ではありません】医療用入院一時金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用入院一時金特約 | 1万円から20万円の範囲で選択可能。 | 入院したとき。 |
入院すれば必ず給付される一時金です。日帰り入院でも給付されます。短期入院の保障を強化する特約です。
短期入院でも、日用品や交通費がそれなりにかかるので、入院で赤字になりたくない方や、手持ちの現金が極端に少なくて医療費破産の可能性がある方にとっては有効な特約ですが、短期入院から長期入院まで民間の医療保険でがっちり備えると、保険料がめちゃくちゃ高くなります。
短期入院は貯蓄で備えて、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方。入院1日あたりの平均費用は2.3万円というデータがありますが、まずは2週間から1ヶ月程度の入院をカバーできるくらい貯蓄をすることです。
保障額もたいしたことはないですし、必要性はあまり感じられません。
【重要ではありません】医療用通院特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用通院特約 | 1,000円~入院給付金の金額の範囲内で選択可能。 | 退院後、180日以内に通院したとき。 |
退院後の通院を保障する特約です(入院のない通院は保障対象外)。
支払限度日数は1入院あたり30日間、保障期間通算で1,000日間です。この点は他社の医療保険と同水準。悪くありません。
まあでも保障額は他社同等の通院1日5,000円程度なんですよね。通院だと働けることも多いので、
「仕事が忙しいし、たった5,000円のために手続きする方がめんどくさい!」
ということもけっこうあります。必要性は薄いかなと。
【重要ではありません】医療用がん外来治療給付特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用がん外来治療給付特約 | 入院給付金と同額 | がんの治療による通院・往診をしたとき。 |
こちらも上述した医療用通院特約と同じく通院を保障するオプションですが、保障対象はがんに絞られてます。その代わりにがんの保障は厚くなってます。
がんの通院・往診が年間120日間上限で、期間に制限はありません。がんの治療が続く限り、年間120日間の通院・往診が保障されます。他社のハイレベルながん通院保障は「退院から5年間回数無制限保障」です。これに匹敵するくらい強力なので、安心できる保障内容と言ってよいです。
ただし、こちらも保障額は通院1回5,000円程度。
「たった5,000円のために手続きする方がめんどくさい!」
があり得ます。
本特約が効果を発揮するのは放射線治療です。放射線治療だと1~2ヶ月通院し続ける(平日毎日で36~39日間)こともあるのでドカッと保障額が膨らみますが、放射線治療は主契約でも入院給付金の10倍保障されるので、さらに保障額を膨らませるのは過剰保障気味。
さらに、放射線治療は副作用もほぼないですし、良心的な病院なら22時まで治療を受けられることもあるので、(体力と気力が許せば)放射線治療を受けながら働くことも不可能ではありません。
本特約を付加する必要性は薄いかなと。
ちなみにですが、がんで本当に怖いのは副作用のきつい抗がん剤治療を通院で受けるケースです。この場合は
短期入院or通院で抗がん剤を打つ→3週間程度じっと自宅で耐える
を繰り返すことが多いのですが、副作用がきつくて働くこと難しくなります。また、短期入院となることが多いので主契約の入院給付金は少額…。
こんなピンチに対応できる特約が後述する医療用抗がん剤治療給付特約です。
医療用抗がん剤治療給付特約の保障額は月10万円程度。10万円なら手続きする気力も沸きます。優先するべきは医療用抗がん剤治療給付特約と感じます。
【重要です】医療用新三大疾病入院一時金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用新三大疾病入院一時金特約 | 入院給付金の10~200倍の範囲で選択可能。 | 【がん】 1回目:がんと診断確定 2回目以降:がんで入院 【心疾患・脳血管疾患】 入院したとき。 |
がん・心疾患・脳血管疾患で所定の条件を満たせば一時金給付される特約です。実際に受け取ってみるとわかるのですが、まとまった金額(100万円とか)が一気にドバっと銀行口座に振り込まれるので、
「医療保険、入っておいて良かった…」
と分かりやすく実感できる特約です。
特に医療用新三大疾病入院一時金特約が役立つのは、がんが失業につながりやすい非正規雇用の方やブラック企業に勤務されている方。
東京女子医大の調査ではがんと診断されてから、フルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないという場合は、がんと失業のWパンチを食らうこともあるでしょう(実際多いです)。
そんなときにドカッと100万円を銀行口座に振り込んでくれるのが医療用新三大疾病入院一時金特約です。生活を破綻させないために必要な特約です。
他社と比較した良い点と悪い点をまとめます。
- 【GOOD】給付間隔が1年に1回。他社は2年に1回給付となることもあり。
- 【GOOD】上皮内がんも給付対象。
- 【GOOD】心疾患・脳血管疾患をまるごと入院即保障。
- 【BAD】心疾患・脳血管疾患の保障条件に手術が含まれていない。
- 【BAD】がんの2回目以降の給付条件が入院に限定されている。
ちょっと古い医療保険だと2年に1回しか一時金給付されないことがあります。がんなんて2年以内に再発することは珍しくありませんが、再発して不安になってるところに
「あ、前回から2年経過してないので一時金お支払いできませんよ」
なんて言われたらイラっときます。その点、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」は1年に1回給付。ここは他社同等です。悪くありません。
また、上皮内がんが保障対象となっている点も評価できます。
上皮内がんとは、がん細胞が血管やリンパ管に到達しておらず、転移する可能性が低いと言われている初期のがんを指します。ちょっと古い医療保険だと「上皮内がんは悪性新生物ではない!」と言われて保障対象外になることもありますが、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」は上皮内がんもきっちり保障対象です。
心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象としている点もメリットです。他社の医療保険だと、心疾患・脳血管疾患の保障対象を急性心筋梗塞・脳卒中に限定していることがあります。
急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障対象外になります。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%に過ぎません。
ちなみに、他社の医療保険でも心疾患まるごと保障が増えてきていますが、急性心筋梗塞以外の心疾患だと
「20日以上の入院」
といった厳しめの条件が設けられていることがあります。
生命保険文化センターによると、心疾患全体の入院日数平均は24.6日。35~64歳だと12.6日。20日以上の入院は低いハードルではありません。
例えば狭心症は入院が2~3日程度になることも多く、「20日以上入院」だと保障対象外です。全ての心疾患が入院即保障対象となる点もSOMPOひまわり生命「健康のお守り」のメリットです。
一方で、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には
- 脳梗塞
- くも膜下出血
- 脳出血
が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。
ということで、脳血管疾患でも脳卒中でも大きな差はありませんが、脳血管疾患の方がちょっと安心かな、とは感じます。
ここまでがメリット。以下デメリットです。
心疾患・脳血管疾患の保障条件に手術が含まれていません。他社の一時金保障は入院or手術が保障条件となることが多いです。
まあ心疾患・脳血管疾患で入院のない手術というのも珍しいですし、上述のとおり入院即保障なので実質的には他社同等と言っていいかなと。デメリットとして挙げてますが、ほんのささいなデメリットです。
また、がんの2回目以降の給付条件が入院に限定されます。通院治療だけの場合は保障対象外。例えば、放射線治療なんて通院で受けることが大半ですが、こういったケースだと一時金給付されません。最近は2回目以降の給付条件を入院or通院とする医療保険が増えています。この点はややデメリットでしょう。
まとめると、
がん:他社よりちょっと弱い
心疾患:他社より良い
脳血管疾患:他社より良いけど実質的にはほぼ同等
かなと。特に心疾患・脳血管疾患が入院即保障である点はメリットです。
【重要です】医療用新がん診断給付特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用新がん診断給付特約 | 入院給付金の10~200倍の範囲で選択可能。 | がんと診断されたとき。 |
上述した医療用新三大疾病入院一時金特約の保障対象をがんに絞った特約です。保障対象を絞っているので、医療用新三大疾病入院一時金特約より特約保険料は安め。
また、医療用新三大疾病入院一時金特約ではデメリットだった、がんの2回目以降の給付条件が入院に限定されている点が解消されています。
医療用新がん診断給付特約は2回目以降の給付条件が
- 新たにがんと診断(再発)
- 入院
- 外来治療
です。通院でもなんらかの治療を受けていれば一時金給付されます。この点はメリットでしょう。
がんの保障を手厚くしておきたいのなら、医療用新三大疾病入院一時金特約ではなく、医療用新がん診断給付特約を単独付加もありですが、それで心疾患・脳血管疾患で倒れた場合の後悔は想像を絶します。
医療用新三大疾病入院一時金特約の保障額を少額に抑えて、医療用新がん診断給付特約も付加するのはアリかなと。
【重要です】医療用抗がん剤治療給付特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用抗がん剤治療給付特約 | 毎月定額給付 | 抗がん剤治療を受けた月に給付。 |
抗がん剤治療を受けた月に定額給付される特約です。
ポイントは以下のとおり。
- 【GOOD】健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療も保障対象になる。
- 【GOOD】給付回数が無制限(自由診療は12ヶ月限度)。
最近増えてきている自由診療の抗がん剤治療まで保障対象とするタイプです。日本では承認が遅れているものの、欧米では承認されて使用が進んでいる最新の抗がん剤治療を受けた場合も保障されます。
自由診療の医療費は全額自己負担です。自由診療の抗がん剤は毎月100万円とかもあり得るので、医療保険からの給付金はとても助かります。他社の抗がん剤治療特約だと保障範囲が健康保険適用内に限定されることもあり、この点はメリットですね。
また、給付回数は無制限です。まあ何百回も抗がん剤治療を受けることはありませんが、乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は5年から10年の長期に渡ることもあり得ます。女性にとっては安心な保障内容でしょう。
ただし、自由診療の抗がん剤治療は保障限度が決まってます。12回が限度です。
抗がん剤治療は体質に合う合わないがあるので、トライ&エラーを繰り返すこともあり得ます。せっかく体質にあう抗がん剤治療が見つかったのに、
「12回超えたので、もう保障できません!」
となって治療中止はけっこう悲惨。同じく自由診療の抗がん剤治療を保障するネオファースト生命「ネオdeいりょう」、もしくはメディケア生命「新メディフィットA」だと24回限度なので、この点はややデメリットに感じます。
繰り返しになりますが、がんで本当に怖いのは副作用のきつい抗がん剤治療を通院で受けるケースです。満足に働くこともできないのに、医療保険の入院保障は少額…。銀行口座の数字が徐々に減っていく抗がん剤ドロ沼にハマるのがこのパターンです。
こんなピンチに対応できるのが医療用抗がん剤治療給付特約です。優先度高めです。
【重要ではありません】医療用がん入院特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用がん入院特約 | 主契約の入院給付金と同額。 | がんが原因で入院したとき |
がんで入院した場合に主契約の入院給付金と同額を受け取れる特約です(入院給付金が2倍になる)。
2倍になるのは主契約の入院期間のみ。新三大疾病支払日数無制限特則や七大生活習慣病追加給付特則で延長となる期間は2倍とはなりません。
余裕があれば付加してもよい特約ですが、入院の延長保障の方が優先度は高いかなと。太く短いよりも、細く長い保障の方が長期入院に備えられる安心感があります。
【女性は要チェックです】医療用女性疾病入院特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用女性疾病入院特約 | 1,000円~入院給付金の金額の範囲内で選択可能。 | 女性特有の疾病で入院したとき |
女性特有の病気(子宮筋腫などの女性特有の病気、膀胱炎などの女性にも多い病気)やがんで入院した場合、主契約の入院給付金が上乗せされる特約です。
上乗せ分の主な用途は差額ベッド代でしょう。大部屋だとプライベートはカーテン一枚の区切りです。個室や少人数部屋で入院するには別途差額ベッド代が必要となります。その差額ベッド代に使えるのが本特約。
保障対象となる疾病は他社同等です。なぜかパンフレットには流産や帝王切開が書かれてませんが、約款を見ると他社と同じく妊娠・分娩に関する症状も保障対象のようです。悪くありません。
ただし、女性入院特約は入院給付金の上乗せだけ。先ほど挙げたネオファースト生命「ネオdeいりょう」、もしくはメディケア生命「新メディフィットA」だと乳房・子宮・卵巣卵管に関する女性特有の手術に対して一時金を給付する特約もあります。
女性特有の疾病に対する保障としては若干弱めかなと感じます。
【重要ではありません】医療用特定疾病診断保険料免除特約・医療用保険料免除特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用特定疾病診断保険料免除特約 | 保険料の支払いが免除される。 | がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の条件を満たした場合。 |
医療用保険料免除特約 | 保険料の支払いが免除される。 | ①七大疾病により所定の事由に該当したとき。 ②障害等級1級または2級の状態に該当していると認定されたとき。 ③所定の就労不能状態に該当したとき。 |
どちらもよくCMで観る「以降の保険料は頂きません!」という特約です。条件を満たした場合に以降の保険料支払いが免除されます。
しかし、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」は保険料が高くはないので不要でしょう。ちなみに、どちらも有料オプションです。付加すると、毎月支払う保険料がググっと上がります。
【重要ではありません】医療用総合生活障害保障特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
医療用総合生活障害保障特約 | 毎月年金方式で給付。 | 【七大疾病】 ・がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、慢性腎不全、肝硬変、糖尿病、高血圧性疾患により所定の事由に該当したとき。 【就業不能】 ・障害等級1級または2級の状態に該当していると認定されたとき。 ・ 所定の就労不能状態に該当したとき。 【介護】 ・ 要介護3以上と認定されたとき ・ 満65歳未満の被保険者について所定の要介護状態が180日以上継続したと医師により診断確定されたとき。 【高度障害】 ・所定の高度障害状態に該当したとき。 |
働けなくなって収入が減ってしまうリスクに備える特約です。いわゆる就業不能保障ですね。
例えば、30歳のときに給付金5万円・保障期間60歳までで契約して、35歳でがんと診断されれば60歳まで毎月5万円給付されます。がんが完治して働けるようになっても60歳まで毎月5万円給付が続きます。
保障条件も悪くないですし、これだけ聞くと付加したくなりますが、付加するとググっと保険料があがります。特約保険料は以下のとおり。
30歳男性:+3,120円
30歳女性:+3,775円
40歳男性:+4,350円
40歳女性:+4,660円
(保障期間60歳まで・月額5万円給付)
保険料が高くなる要因は「働けるようになっても給付継続」です。上述のとおり、完治して元のように働けるようになっても給付は続くので、過剰保障とも言えます。
一般的な就業不能保険は「働けるようになったら給付ストップ」です。保障が必要十分なので、保険料も比較的安め。
働けないリスクに備えるのなら、それ専門の就業不能保険を検討してみてください。上手く保障内容を絞れば、月2,000円くらいの保険料で加入することができます。
【重要ではありません】介護一時金特約・医療用介護年金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
介護一時金特約 | 10万円~500万円の範囲で選択可能。 | ・要介護1以上に認定。 ・生活介護状態が180日以上継続。 ・所定の高度障害。 |
医療用介護年金特約 | 36万円/年~500万円/年の範囲で選択可能。 | ・要介護3以上に認定。 ・生活介護状態が180日以上継続。 ・所定の高度障害。 |
介護状態に備えられるオプションですが、医療保険は医療技術の進歩や社会情勢によって見直したくなることもあります。
将来的に医療保険を乗り換えたくなった場合、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」を解約するともちろん介護保障も消滅。そして新たに介護保険に加入すると、年齢が上がっているので保険料も上がります。
介護保障はそれ専門の介護保険で備えていたほうが無難ですし、下記リンク先に書いてますが、そもそも民間の介護保険が必要かどうかを検討した方がよいです。民間の介護保険のお世話になる可能性は決して高くありません。
ちなみにですが、保障内容は悪くありません。他社の介護保険だと要介護2以上を保障対象とすること多いのですが、SOMPOひまわり生命「健康のお守り」は
- 介護一時金は条件がゆるい(要介護1から給付対象)。
- 介護年金は条件が厳しい(要介護3以上が条件)。
となってます。
【シミュレーション】僕がSOMPOひまわり生命「健康のお守り」に入るなら。
僕がSOMPOひまわり生命「健康のお守り」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 主契約:入院給付金5,000円
- 特約:医療用新先進医療特約、新三大疾病支払日数無制限特則、医療用新三大疾病入院一時金特約(50万円)、医療用抗がん剤治療給付特約(10万円)
このシミュレーションで40歳男性の保険料が月4,477円、40歳女性が月4,447円。保障内容の手厚さを踏まえれば、決して高くはありません。
先進医療特約は必須です。がんと脳血管疾患の長期入院には備えておきたいので新三大疾病支払日数無制限も付加します(それほど保険料も高くありません)。
一時金保障は医療用新三大疾病一時金特約とします。がんの保障が手厚くて保険料が安いのは医療用新がん診断給付特約ですが、心疾患・脳血管疾患もそれなりに怖い。医療用抗がん剤治療給付特約を付加しておけば、抗がん剤治療で働けないような状況もある程度はカバーできるので、一時金保障は保障対象が幅広い医療用新三大疾病一時金特約を選択しています。
SOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」のメリット
医療用新先進医療特約は終身型。終身型であれば一生涯保険料が変わりません。
他社の先進医療特約だと10年更新型となることもあります。10年更新型だと保険料が10年ごとに更新(値上げ)されます。
現在は100円前後で付加できる先進医療特約ですが、将来的に先進医療が普及し、生命保険会社の保険金支払いが膨らんでいけば、契約者が支払う保険料も上がっていくことが予想されます。SOMPOひまわり生命「健康のお守り」の医療用新先進医療特約が保険料が一生涯変わらない終身型である点はメリットでしょう。
また、保障内容を上手く組み立てれば、がん・心疾患・脳血管疾患の保障を手厚くすることができます。
- 新三大疾病支払日数無制限特則を付加すればがん・心疾患・脳血管疾患の入院を無制限保障。
- 医療用新三大疾病一時金特約を付加すれば、心疾患・脳血管疾患が入院即保障。
- 医療用抗がん剤治療給付特約は自由診療の抗がん剤治療も保障対象。
三大疾病一時金特約は心疾患・脳血管疾患をまるごと保障で、急性心筋梗塞・脳卒中以外でも入院即保障対象です。現在発売されている医療保険のなかでは、トップクラスの保障内容でしょう。
SOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」のデメリット
女性特有の疾病に対する手術の上乗せ保障はありません。他社の医療保険だと乳房切除や乳房再建、子宮摘出、卵巣摘出といった手術を受けた場合に手術給付金が上乗せされる特約があったりします。女性にとっては気になる点かもしれません。
また、繰り返しますが医療用抗がん剤治療給付特約が保障する自由診療の抗がん剤治療は12回(12ヶ月)が限度。同じく自由診療の抗がん剤治療を保障するネオファースト生命「ネオdeいりょう」、もしくはメディケア生命「新メディフィットA」だと24回限度です。トライ&エラーを繰り返すような状況に陥った場合を想定すれば、12回はちょっと少ないのかもしれませんね。
最後に、ネット・郵送で申し込みをする場合は選べる特約が限られてしまいます。申し込みをするなら対面で。医療保険は保障が複雑なので、対面で説明を聞いた方が安心できます。
対面で申し込むと手数料がかかって保険料が上がるなんてことはありません。同じ保障内容であれば、ネットでも対面でも保険料は同じです。
SOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」の評価
評価:A(S、A~Cで判定)。
がんに対する保障を手厚く組み立てられます。がん以外の保障も悪くありません。特に三大疾病一時金特約が心疾患をまるごと、そして入院即保障は他社より優れています。保険料も高くありませんし、安心して選べる医療保険でしょう。
大きな欠点は見当たらず、評価は「A」としました。
比較対象として以下を挙げておきます。
●SBI生命「終身医療保険Neo」
タバコを吸わない方で体型が標準的であれば保険料が割引されるのですが、割引されれば保険料は激安です(割引されなくても他社比較でけっこう安い)。安かろう悪かろうといったこともなく、保障内容も概ね良好です。
●チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」
こちらも保険料は激安。自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできたり、女性特有の疾病に対する保障を厚くできたりで、保障内容も良好です。
●ネオファースト生命「ネオdeいりょう」
健康保険料率が適用されれば業界最安値クラスの保険料となります。保障内容はSOMPOひまわり生命とほぼ同等なので、一度は保険料比較を。ただし、先進医療特約が10年更新型なのがちょっと残念。
●メディケア生命「新メディフィットA」
SOMPOひまわり生命を強く意識した保障内容・保険料になってます。同じ保障内容であれば、ほんのわずかだけメディケア生命の方が保険料は安くなるかもしれません。メディケア生命は先進医療特約が終身型です。
ちなみにですが、医療保険の保険料は下記リンクで比較しているので、ご参考までに。本サイトでおすすめしている保障内容を中心に比較しています。
SOMPOひまわり生命「健康のお守り」の相談をするなら。
SOMPOひまわり生命「健康のお守り」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ご近所の保険ショップでも取り扱っているはず。
しかし、いざ保険ショップに行ってみて、
「あー、すいません、うちSOMPOひまわり生命やってないんですよ」
なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがSOMPOひまわり生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックならSOMPOひまわり生命はもちろん、この記事で比較対象としたSBI生命・チューリッヒ生命・ネオファースト生命・メディケア生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれます。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
【オリコン顧客満足度3年連続No.1!】保険クリニック
保険クリニックの予約は↓をクリック!
保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが、オリコン社が毎年行っている保険ショップの顧客満足度調査です。利用者5,826人に対し、保険ショップ全28社に関するアンケート調査を実施。見事に3年連続顧客満足度No.1を獲得しています。
(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/)
注目すべきはアフターフォローです。
亡くなったら保障対象になる死亡保険に生命保険会社と揉める要素はありません。一方で、微妙なグレーゾーンが存在する医療保険は、医師が書く診断書の表現ひとつで保障対象にならないことがあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけ。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。
保険ショップ全28社のなかで、保険クリニックはアフターフォローの満足度もNo.1です。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。SOMPOひまわり生命はもちろんのこと、比較対象としたSBI生命・チューリッヒ生命・メディケア生命・ネオファースト生命とも提携しているので、各社の比較もかんたんにやってくれます。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。
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【相談場所を選びません!】マネードクター
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最寄りに保険クリニックがない場合は、マネードクターを検討してみてください。マネードクターも全国の店舗でも相談できますが、予約をすれば自宅でも職場でも近所の喫茶店にでも訪問して相談を受けてくれます。
相談場所を選ばないので、
「自宅の近くに保険ショップがない…」
「わざわざ保険ショップまで行くの面倒くさい!」
「子供が小さくて、保険ショップまで行けない…」
そんな方にはぴったりのサービスです。
ちなみにですが、マネードクターを実際に利用した人の口コミは以下のとおり。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
マネードクターは30社以上の保険会社と提携しています。マネードクターもSOMPOひまわり生命はもちろんのこと、比較対象としたチューリッヒ生命・メディケア生命・ネオファースト生命とも提携してます(SBI生命とは未提携)。各社の比較もかんたんにやってくれますよ。
マネードクターの予約は↓をクリック!
生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:SOMPOひまわり生命「健康のお守り」
がん・心疾患・脳血管疾患に対する保障はトップクラスで手厚くできます。
- 新三大疾病支払日数無制限特則を付加すればがんの入院が無制限保障。
- 医療用新がん診断給付特約を付加すれば、診断・治療で1年に1回一時金給付(入院してなくても給付)
- 医療用抗がん剤治療給付特約は自由診療の抗がん剤治療まで保障対象。
- 三大疾病一時金特約は心疾患・脳血管疾患をまるごと保障。入院すれば即保障対象となる。
特に医療用新がん診断給付特約はなかなか優れています。その他の保障にも目立った欠点はありません。
保険料も決して高くはないので、多くの方にとって候補に入る医療保険です。以下に比較対象となる医療保険を挙げておきますが、ここらへんと比較しながら決めると後々後悔することもないかなと。
●SBI生命「終身医療保険Neo」
タバコを吸わない方で体型が標準的であれば保険料が割引されるのですが、割引されれば保険料は激安です(割引されなくても他社比較でけっこう安い)。安かろう悪かろうといったこともなく、保障内容も概ね良好です。
●チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」
こちらも保険料は激安。自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできたり、女性特有の疾病に対する保障を厚くできたりで、保障内容も良好です。
●ネオファースト生命「ネオdeいりょう」
健康保険料率が適用されれば業界最安値クラスの保険料となります。保障内容はSOMPOひまわり生命とほぼ同等なので、一度は保険料比較を。ただし、先進医療特約が10年更新型なのがちょっと残念。
●メディケア生命「新メディフィットA」
SOMPOひまわり生命を強く意識した保障内容・保険料になってます。同じ保障内容であれば、ほんのわずかだけメディケア生命の方が保険料は安くなるかもしれません。メディケア生命は先進医療特約が終身型です。
保険クリニックなら、SOMPOひまわり生命はもちろんのこと、上述したSBI生命・チューリッヒ生命・ネオファースト生命・メディケア生命とも提携しています。迷ったら手っ取り早いのは保険クリニックで相談です。
保険クリニックの予約は↓をクリック!
※2022年9月更新
コメント
こんにちは。
多くの投稿とても参考にさせていただいてます。
健康のお守りを現在加入予定であるが、その他のがん保険を別途加入するべきかご質問したくご連絡いたしました。
特約を、
-医療用新三大疾病一時金特約
-医療用抗がん剤特約
これら2種付加した場合、
他にがん保険を入らなくてもデメリットや不足事項はないかお聞きしたいです。
自分が思いついているデメリットは
-放射線の際の給付金が通常の入院と同等なので、不足するかもしれない
-2回目以降は入院しないと一時給付金がもらえない
ということです。
お手数をおかけしますが、
お手好きの際によろしくお願いします。
—-
■ 以下は考えていることと補足事項です。
お忙しいようでしたら、上記質問のみご回答いただきたいです。よろしくお願いします。
自分の中で調べたところ、抗がん剤、放射線、手術が三大治療とのことでした。
これら治療には上記の特約を付加した健康のお守りで対応できるのではないかと考えています。
※心疾患にも対応したいので、医療用新がん診断給付特約は考えていません。
メディフィットがん保険と比較して検討していますが、自分の認識していること以外で不足やデメリット等ありましたら、教えていただきたいです。よろしくお願い申し上げます。
きた様
コメントありがとうございました!
がん保障は記載頂いた3大治療(手術・抗がん剤・放射線)に加え、
長期入院がカバーできていればまず安心かと考えております。
ご質問頂いた
>健康のお守りを現在加入予定であるが、その他のがん保険を別途加入するべきかご質問したくご連絡いたしました。
という点については、健康のお守りで3大治療と長期入院に備えることができますので、
別途がん保険に加入する必要性は薄いでしょう。
ご検討されている
>-医療用新三大疾病一時金特約
>-医療用抗がん剤特約
に加え「新三大疾病支払日数無制限特則」を付加すれば、
がんの長期入院にも備えられるため、さらに安心感が増します。
>-放射線の際の給付金が通常の入院と同等なので、不足するかもしれない
>-2回目以降は入院しないと一時給付金がもらえない
確かにご指摘いただいたデメリットはあるかと思います。
デメリットを回避する候補として2つの医療保険を挙げておきます。
■メットライフ生命「マイフレキシィ」
・手術総合特約Ⅰ型を選択すれば、放射線治療時の給付金が手術給付金の20倍。
・一時金保障の2回目以降の給付条件が「手術、放射線治療、または抗がん剤治療」。入院していなくても給付対象。
・ただし、抗がん剤特約がない…。保険料もちょっと高め…。
■なないろ生命「なないろメディカル」
・放射線治療給付金が入院給付金の10倍。さらにがん治療特約を付加すれば放射線治療を受けた月に一時金給付。
・がん診断一時金特約の2回目以降の給付条件が「診断」。入院していなくても給付対象。
・ただし、心疾患の保障対象が急性心筋梗塞・拡張型心筋症に限定される(7大疾病初回一時金特約)
なかなかご希望を完璧に満たす医療保険というのが見当たらず申し訳ないのですが、
記載頂いたSOMPOひまわり生命・メディケア生命の他にメットライフ生命・なないろ生命を加えた4社で比較してみると、
ご希望に近い保障内容にたどり着けるかもしれません。
以下、PRですので読み飛ばして頂いてもかまいません。
保険見直し本舗なら、SOMPOひまわり生命・メディケア生命・メットライフ生命・なないろ生命の4社と提携しています。
4社間の比較も可能ですので、もしもご近所に保険見直し本舗があれば、下記リンクから予約頂ければ幸いです。
保険見直し本舗