【評価B】オリックス生命のドル建て終身保険「Candle(キャンドル)」評価とデメリット

オリックス生命が流行に乗って発売したドル建て終身保険「Candle(キャンドル)」。雑誌の保険特集でも評価が高く、注目されているドル建て終身保険ですが、

「こ、これは…」

と思ってしまうポイントがあります。

確かに、安い保険料で高めの返戻率(利息みたいなもの)なので悪くないんですけど、このポイントに気づかないと

「えっ、そうなの???」

ってなります。他社にはない特徴があるオリックス生命のドル建て終身保険「Candle(キャンドル)」です。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」ここがポイント
  • 死亡保障のある終身保険です。死亡保障は一生涯続きます。
  • 貯蓄性があります。ドルで積み立てるので、為替レートの影響を受けます。
  • 利率は固定です。契約時に解約返戻金が決まります。
  • 死亡保障に対する保険料が激安です。

終身保険は当たりハズレの大きい保険です。というのも、解約返戻金の返戻率(支払った保険料に対して解約時に戻ってくるお金の割合)に各社大きな差があるんです。

支払った保険料に+αの利息が上乗せされるお得な終身保険もあれば、大きく元本割れしてしまう終身保険もあります。元本割れしてしまう終身保険は選びたくないですよね。

終身保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

終身保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、終身保険を選ぶ際に大切なのは以下の4点です。

  1. 毎月支払う保険料。死亡保障の保険金額は同じでも、生命保険会社によって保険料は大きく異なります。決して横一線ではありません。
  2. 解約返戻金の返戻率(戻り率)。解約した際に戻ってくるお金が解約返戻金です。返戻率が100%を超えると支払った保険料総額より多く解約返戻金を受け取れます。
  3. 特約(オプション)の種類。特に特定の疾病に罹った場合、以降の保険料支払いが免除される「保険料払込免除特約」は重要です。
  4. クレジットカードで保険料を支払うことができるか。終身保険は保険料が高いです。クレジットカードで保険料を支払えば、ポイントがかなり貯まります。

まずはざっと概要を書いておきます。上の4点について、オリックス生命「Candle(キャンドル)」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
30歳の月額保険料
(保険金額100,000米ドル円、60歳まで保険料支払)
男性:147.50米ドル
女性:136.80米ドル
A
40歳の月額保険料
(保険金額100,000米ドル円、60歳まで保険料支払)
男性:245.50米ドル
女性:227.00米ドル
解約返戻金の返戻率 満期を迎えた時:128.4%
(30歳男性・保険金額10万米ドル・60歳まで保険料を支払う前提)
A
保険料払込免除特約 なし C
クレジットカード払い あり A

保険料はかなり安めで解約返戻金の返戻率は高め。保険料も解約返戻金の返戻率もドル建て終身保険のなかではトップクラスですが、これにはワケがあります。

保険料を支払っている期間に病気で亡くなっても支払った保険料が戻ってくるだけ。

保険料を支払っている期間は災害で亡くなった場合のみ保険金を受け取れる

ここでいう「災害時」とは、不慮の事故(主に交通事故)と感染症です。がんや脳卒中や心筋梗塞といったような病気で亡くなった場合、保険金満額は受け取れません(支払った保険料が戻ってくるだけです)。

なので、子供が独立するまでの死亡保障目的でオリックス生命「Candle(キャンドル)」の契約をしてしまうと、

「こんなはずじゃなかった…」

なんてことにもなりかねません。保険料を支払っている期間中にがんで亡くなったとしても、支払った保険料が戻ってくるだけです。残された家族が生活をしていくのに十分な金額を受け取ることはできないかもしれません。

保険料が安い理由がここにあることをしっかりと抑えておきましょう。

ちなみに、終身保険は以下のリンク先で比較しています。こちらもご参考に。

終身保険おすすめ比較ランキング

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オリックス生命「Candle(キャンドル)」基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他の終身保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【終身保険】
・死亡、高度障害時に保険金を受け取れます。
・保険料を支払い終わった後も、保障は一生涯続きます。
・貯蓄性があります(解約返戻金を受け取れます)。
【低解約返戻金型】
・満期を迎える前(保険料を支払っている期間中)に解約した場合、解約返戻金は7割程度に減額されます。
・その分、毎月支払う保険料は割安になります。
・満期を迎えると解約返戻金はドバっと上がります。
【米ドル建て】
・加入者は米ドルで保険料を支払います(為替レートを基準に円換算して円で支払います)。
・加入者が受け取る解約返戻金、死亡保険金は米ドルか日本円かを選択できます。
・為替レートによって毎月支払う保険料、受け取る解約返戻金、死亡保険金が変わってきます。
保険料を支払う期間 以下から選択可能。
年満了:10年間、15年間、20年間
歳満了:55歳まで、60歳まで、65歳まで、70歳まで、75歳まで、80歳まで
保険料を支払う回数 月払、半年払、年払
保険料を支払う方法 ・口座振替
・クレジットカード
保障される期間 一生涯(終身)

オリックス生命「Candle(キャンドル)」のメリット

オリックス生命「Candle(キャンドル)」ここがポイント!
  • 【check】保険料が安い。
  • 【check】積立利率が固定。
  • 【check】為替手数料が安い。
  • 【check】生命保険会社が破綻したときの契約者保護制度あり。

メリットをひとつひとつ見ていきます。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」は死亡保障に対する保険料が安い。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」は円建て終身保険に比べて、死亡保障に対する保険料がかなり安いです。

ここで比較してみます。比較対象は円建ての終身保険でもトップクラスの保険料が安いオリックス生命「ライズ(RISE)」です。30歳男性が60歳まで保険料を支払う前提で、毎月支払う保険料を比較してみます。

外貨建て終身保険は為替レートの影響を受けてしまうので、3パターンに分けて比較してみたいと思います。

【1ドル=80円の場合】

終身保険 月額保険料 保険金額
オリックス生命「ライズ(RISE)」 17,392円 800万円
オリックス生命
「Candle(キャンドル)」
147.50米ドル
(11,800円)
10万米ドル
(800万円)

【1ドル=110円の場合】

終身保険 月額保険料 保険金額
オリックス生命「ライズ(RISE)」 23,804円 1,100万円
オリックス生命
「Candle(キャンドル)」
147.50米ドル
(16,225円)
10万米ドル
(1,100万円)

【1ドル=140円の場合】

終身保険 月額保険料 保険金額
オリックス生命「ライズ(RISE)」 30,296円 1,400万円
オリックス生命
「Candle(キャンドル)」
147.50米ドル
(20,650円)
10万米ドル
(1,400万円)

為替レートが円高に振れても、円安に振れても、日本円の終身保険より保険料はかなり安いです。オリックス生命「ライズ(RISE)」は円建ての終身保険のエース級なんですが、エースなのにこの差…。

ただし、上表は為替レートを固定にして計算しています。現実の為替レートは日々変わっていきますので、例えば死亡保険金、もしくは解約返戻金を受け取る直前に急激な円高となれば、米ドル建て終身保険は円換算すると元本割れすることもあり得ます。

まぁ円高となっている期間中はドルで死亡保険金・解約返戻金を預けておいて、円安となったら円に換金すればよいのですが、急に円が必要となった場合は悲惨です。この点はお忘れなく。

また、同じドル建て終身保険のなかでも比較的安い保険料に分類されます。同じドル建て終身保険のメットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」と毎月支払う保険料を比較してみます(条件は保険金額100,000米ドル、保険料払込期間60歳までとします)。

メットライフ生命 オリックス生命
30歳男性 154.00米ドル 147.50米ドル
30歳女性 136.00米ドル 136.80米ドル
40歳男性 254.80米ドル 245.40米ドル
40歳女性 223.40米ドル 227.00米ドル

メットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」は業界最安値水準の保険料なのですが、オリックス生命「Candle(キャンドル)」はかなり拮抗しています。男性だとオリックス生命の方が安くなるケースもありますね。

ただし、この保険料の安さにはワケがあります。冒頭に書きましたが、保険料を支払っている期間中は「災害時」のみ保険金を満額受け取れます。がんや心筋梗塞や脳卒中といった病気で亡くなっても支払った保険料がそのまま戻ってくるだけです。保障を薄くして保険料を安くしているのがオリックス生命「Candle(キャンドル)」です。

上表のメットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」は、保険料を支払っている期間に亡くなったとしても、保険金満額(100,000米ドル)を受け取れます。もちろん、事故でも病気でも、亡くなればいつでも保険金満額です。

この点を許容できるかどうかがオリックス生命「Candle(キャンドル)」を契約するかの分かれ目ですね。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」は積立利率が固定。

まず「積立利率って何?」っていうところですが、終身保険は経費や死亡保険金に使われる部分を除いた積み立て部分(上図でいう緑の部分)を運用し、契約者が解約したときに給付される解約返戻金に充てています。この積み立て部分を運用して得た利率が積立利率です。

他社はこの積立利率が変動型であることが多く、経済の状況に影響を受けてしまいます。その点、オリックス生命「Candle(キャンドル)」の積立利率は固定。安定した運用が期待できる点はメリットです。

積立利率が固定だから、解約返戻金の返戻率は契約時に決まる。

繰り返しますが、終身保険は支払った保険料の一部を運用しながら積立て、解約した時には解約返戻金として契約者に返金しています。これが終身保険には貯蓄性があると言われる所以です。

支払った保険料に対して、解約時に戻ってくる解約返戻金の割合を返戻率と言ったりします。

解約返戻金の返戻率は以下のとおりとなります。

  • 返戻率は100%を超えていれば、支払った保険料より多くの解約返戻金を受け取れる(つまりお得)。
  • 返戻率は100%であれば、支払った保険料と同額の解約返戻金を受け取れる(損得なし)。
  • 返戻率は100%未満であれば、支払った保険料より少ない解約返戻金を受け取れる(つまり損)。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」はパンフレットのケースだと、30歳男性が保険金額100,000米ドルで60歳まで保険料を支払う場合の満期直後の返戻率が満期直後の返戻率が128.4%。返戻率は100%を超えているのでお得になります。

冒頭書いたとおり、この返戻率が終身保険によって大きく異なるのですが、ジブラルタ生命「米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)」は比較的高め。ここでもオリックス生命「ライズ(RISE)」と、メットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」

・30歳男性が60歳まで保険料を支払う。
・死亡保険金額は100,000米ドル(オリックス生命は1,000万円)

という条件で満期直後の返戻率を比較してみます。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」 メットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」 オリックス生命「ライズ(RISE)」
保険料総額 53,110米ドル 55,440米ドル 7,790,400円
解約返戻金の返戻率 128.4% 積立利率2.5%:115.3%
積立利率3.0%:128.3%
110.4%

ちょっと説明が必要なのがメットライフ生命の「積立利率」ですね。メットライフ生命の積立利率は固定ではなく、変動していきます。

オリックス生命:積立利率は固定。契約時に解約返戻金が決まる。
メットライフ生命:積立利率は日々変動。実際に解約してみないと解約返戻金がどれくらいになるのかわからない。

といった違いが両社にあります。なので、この表では積立利率を2パターンに分けてシミュレーションした解約返戻金を掲載してます。

また、メットライフ生命の積立利率が最低保証があります。この最低保証が2.5%なので、上表の例だと最悪でも返戻率は「積立利率2.5%:115.3%」となります(実際の積立利率はこちらで確認ができます)。

さて、ここで比較結果の評価ですが

  • メットライフ生命が積立利率2.5%(最低保証)を継続した場合、オリックス生命「Candle(キャンドル)」の勝利。
  • メットライフ生命が積立利率3.0%を継続した場合はほぼ引き分け。
  • 円建て終身保険のオリックス生命「ライズ(RISE)」より「Candle(キャンドル)」の方が高い返戻率をキープ。

といったところでしょうか。オリックス生命「Candle(キャンドル)」の返戻率は悪くありません。

ただし、返戻率が高い理由は、

・保険料を支払っている期間中は「災害時」のみ保険金を満額受け取れる。がんや心筋梗塞や脳卒中といった病気で亡くなっても支払った保険料がそのまま戻ってくるだけ。

といったように、保障を薄くしているためです。

繰り返しますが、この点を許容できるかがオリックス生命「Candle(キャンドル)」を契約するかの分かれ目です。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」は為替手数料が安い。外貨預金よりも安い。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」はその名のとおり米ドル建てで積み立てます。

でも、加入者が支払ったり、受け取るのは日本円です。世の中はセコいことに米ドル⇔日本円で交換する際に手数料が発生します。

これが為替手数料です。

為替手数料は交換してくれる業者によって変わります。オリックス生命の為替手数料は片道0.01円。オリックス生命「Candle(キャンドル)」は他社より圧倒的に安いです。
(片道とは日本円→米ドル、もしくは米ドル→日本円で1ドル交換するときの手数料です)

為替手数料は生命保険会社によって変わります。ここで1ドルあたりの手数料を比較してみます。比較対象は主要な外貨建て終身保険を販売している下表の生命保険会社4社とします。

円→ドル(保険料を支払う) ドル→円(死亡保険金・解約返戻金を受け取る)
メットライフ生命 0.5円 0.5円
ジブラルタ生命 0.5円 0.01円
ソニー生命 0.01円 0.01円
マニュライフ生命 0.5円 0.01円
オリックス生命 0.01円 0.01円

オリックス生命はソニー生命と並んで最安値水準ですね。差はわずかですが、これがけっこう効いてきます。

例えば、100ドルの保険料を毎月支払うなら、

為替手数料片道0.5円→毎月為替手数料50円かかる。

為替手数料片道0.01円→毎月為替手数料1円かかる。

といった違いになり、これが数十年続くと大きな差になります。

また、100,000米ドルの死亡保険金を受け取る場合には

為替手数料片道0.5円→手数料として死亡保険金から50,000円差し引かれる。

為替手数料片道0.01円→手数料として死亡保険金から1,000円差し引かれる。

と、49,000円の差があります。これはけっこう大きい。

為替手数料は加入者が支払っている保険料から差し引かれます。少しでも安い方が加入者の得になります。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」はオリックス生命が破綻しても契約が保護される。

この点はオリックス生命「Candle(キャンドル)」のメリットというよりも、外貨建て終身保険のメリットです。

生命保険会社が破綻すると以下のパターンのどれかで契約は保護されます。

1)『救済保険会社』が契約を引き継ぐ。
2)『生命保険契約者保護機構』の子会社として設立される『承継保険会社』が保険契約を引き継ぐ。
3)『生命保険契約者保護機構』自らが保険契約を引き継ぐ。

生命保険会社が破綻しても、オリックス生命「Candle(キャンドル)」が全額損失になるということはありません。

ここでなぜ破綻の話を書いたかというと、外貨預金と比較をしたかったんです。外貨建て生命保険に似ている金融商品で、外貨で預金する外貨預金があります。外貨預金には以下のメリットがあります。

  • 外貨預金はいつ引き出しても、戻ってくる金額が一定。

しかし、以下の2点について、外貨建て生命保険は外貨預金より優れていると考えています。

  • 外貨預金は預金保険制度の対象外。銀行が破綻したら、保護されるかどうかはわかりません(少なくとも、制度として保護する仕組みはありません)。
  • 外貨預金は「預金」です。死亡保障はありません。

外貨預金よりオリックス生命「Candle(キャンドル)」が機能性、保護制度の観点からメリットがあります。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」のデメリット

オリックス生命「Candle(キャンドル)」 ここにご注意!
  • 【check】保険料を払っている期間中に病気で亡くなったら保険金満額給付されない。
  • 【check】保険料払込免除特約がない。
  • 【check】為替の影響をモロに受ける。計画が立てにくい。

ドル建て終身保険は仕組みが複雑です。デメリットを知っておかないと、

困惑
こんなことになるなんて…

って20年後に思うかもしれません(契約してすぐ思うかもしれません)。

保険料を支払っている期間中に病気で亡くなったら保険金が満額が給付されない!

繰り返しますが、この点を抑えておかないと後悔します。他社のドル建て終身保険には無い特徴です。

期間 保険金給付条件
契約~保険料支払い終えるまで ・不慮の事故・感染症により死亡または高度障害状態に該当したときは保険金満額給付。
・死亡または病気・ケガにより高度障害状態に該当したときは支払った保険料が戻ってくるだけ。
保険料支払い終わった後 ・死亡または高度障害状態に該当したときは保険金満額給付。

保険料を支払ってる期間中に病気で亡くなっても、保険金満額給付されません。支払った保険料がそのまま戻ってくるだけです。

なので、子供が小さいときによくある

「俺が亡くなったら、貧困家庭になってしまう!生命保険に入らないと!」

といった目的で入ってよい保険ではありません。仮にガンで亡くなったとしても、支払った保険料が戻ってくるだけです。

メリットに書いた保険料を安くできる理由はここにあります。保障を削っているのだから、保険料は安くなって当たり前ですよね。メリットの保険料が安くなるウラには、このようなデメリットがあることはしっかり知っておきましょう。

他社のドル建て終身保険は、保険料を支払っている期間中にケガや病気で亡くなったとしても、保険金は満額給付されるケースがほとんどです。

ちなみに、保険料を支払っている期間中に亡くなった場合、給付されるのは「災害死亡保険金」です。「災害」がつくと地震や台風で亡くなった場合が保障されそうですが、自然災害は保障対象外となる点も注意ですね。よくある「災害」は交通事故です。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」は保険料払込免除特約がない。

終身保険は保険料が高いです。

万が一、病気で収入がガクンと落ちた場合、高い保険料を毎月支払い続けるのは少し辛いですよね…。毎月1万円を超える保険料を払い続けるのはちょっと厳しい…。

そんなときのために、他社には「保険料払込免除特約」というオプションが用意されていることがあります。

保険料払込免除特約をつけておけば、3大疾病等で所定の条件の満たした場合、以降の保険料支払いが免除されます(もちろん保険料を支払っているときと同じように保障は継続します)。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」には保険料払込免除特約がありません。選択肢がないという点はデメリットです。

ちなみに、オリックス生命「Candle(キャンドル)」のライバルであるメットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」には保険料払込免除特約があります。保険料の支払いが免除される条件は以下のとおり。

疾病 条件
がん 初めてがんと診断されたとき(上皮内がんは含みません)。
心疾患・脳血管疾患 20日以上入院したとき。
または
所定の手術をうけたとき。
介護状態 要介護2以上に認定されたとき。
または
認知症・寝たきりによる所定の要介護状態が180日継続したとき(医師の診断確定が必要です)。

※上皮内がんとは初期のがんを指します。手術でスパッと切ってしまえば、完治する可能性が高いと言われてます。

がんと診断されて闘病しながら働き続けるのは困難ですし、職場復帰したとしても元の収入に戻れるとは限りません。毎月の保険料支払いが免除されるのはありがたいですよね。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」は為替の影響をモロに受ける。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」のデメリットというか、外貨建て終身保険のデメリットです。

繰り返しますが、オリックス生命「Candle(キャンドル)」は米ドルで積み立てます。なので、為替レートの影響をモロに受けてしまいます。簡単にまとめると↓の表のようになります。

毎月支払う保険料 解約返戻金・死亡保険金
円安傾向 上昇 上昇
円高傾向 下降 下降

端的に言うと、日々変わる為替の影響を受けるため、計画が立てにくいんです。

生命保険は自分のライフプランに合わせて考えるのが王道ですが、オリックス生命「Candle(キャンドル)」は我々がコントロールできない為替レートで支払う保険料と受け取れる解約返戻金・死亡保険金が変わります。

最も困るのが、万が一の事態が発生し、死亡保険金を受け取る際に超円高だった場合です。日本円で受け取ると想定よりかなり減額されている可能性があります。

毎月支払う保険料も、受け取れる保険金もきっちり計画通りにしたい方には、外貨建て終身保険は向いていないかもしれません。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」の評価

評価:B(S、A~C)

保険料は安く、解約返戻金の返戻率は高いというメリットはありますが、引き換えに保険料を支払っている期間中に病気で亡くなったとしても支払った保険料が戻ってくるだけというデメリットもあります。保険金満額給付されません。

万人向けはなく、加入者を選ぶ終身保険です。

もう少し詳しく書くと、

  • 子供が独立するまで、万が一の備えとして保険に入っておきたい。

こういった目的には向かないと感じます。逆に

  • 万が一の備えは他の保険で十分準備できている。資産運用を兼ねた終身保険を探している。
  • 資産が円建てに偏っている。今後のリスク分散のためにも、ドル建ての資産も持っておきたい。

という方は検討に値する終身保険です。よって評価は「B」としました。

とはいえ、オリックス生命「Candle(キャンドル)」ありきで選ぶのではなく、同じ外貨建てと比較しながら検討したほうがよいです。

●保険料が安く、積立利率の最低保証があって解約返戻金の返戻率が高めなメットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」。クレジットカード支払いも可能です。

●保険料が業界最安値水準で、解約返戻金の返戻率もそこそこ高いジブラルタ生命「米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)」

あたりと比較しながら決めるのがおすすめです。

また、オリックス生命「Candle(キャンドル)」は以下の理由から学資保険代わりに使える終身保険ではありません。

  • 為替レートによっては円換算で元本割れがあり得る。お金が必要なときに超円高になってたら大変なことになる。
  • 保険料を支払っている期間中に亡くなったら、支払った保険料が戻ってくるだけ。学資保険は親が亡くなったら、満額給付が基本。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」のパンフレットに「教育資金に活用」といった記載がありますが、それは無理があるように感じます。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」の相談をするなら。

オリックス生命「Candle(キャンドル)」は全国の保険ショップで取り扱っています。オリックス生命はだいぶメジャーなので、ご近所の保険ショップで相談できる可能性は高いです。

しかし、ふらっと入った保険ショップで

「うち、オリックス生命取り扱ってないですよ」

なんて言われたら絶望ですよ。終身保険入る前に絶望ですよ。

ということですので、事前準備は周到に。手堅いのは保険見直し本舗です。

【オンライン相談も可能です!】保険見直し本舗

  • 全国300ヵ所以上の窓口で対面で相談できます。もちろん相談は無料です。
  • オンライン相談も可能です。自宅でかんたんに相談できます。
  • 40社以上の保険会社と提携しています。選択肢の広さが魅力です。

保険見直し本舗

全国300ヶ所以上に展開する保険見直し本舗。ショッピングモールだとか、大きめのデパートとか、いまや至るところで見かける保険ショップです。

コンプラ厳守で無理な勧誘はありません。個人情報も国際認証基準(ISO)に基づいて管理されています。保険の契約実績は100万件を超えてますし、あらゆる状況の家庭から保険相談を受けてます。経験がものを言う保険相談のなかでは、ピカイチの実績ではないかと。

予約は簡単です。まずは相談方法を下記の3つから選びます。

  • 店舗(最寄りの店舗に相談者が訪れて相談)
  • 訪問(保険見直し本舗のスタッフが自宅やカフェ等の指定場所に訪れて相談)
  • オンライン

オンライン相談可能な点が魅力的ですよね。どこかに行く必要もなく、スタッフが自宅にくることもなく、安全に気軽に相談できます。

続いて相談に必要な情報を入力します。具体的には

  • 相談希望日時
  • 名前
  • 性別
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス

こんな情報です。相談したい内容もざっくりと入力できます(任意ですが入力しておいた方がいいです)。

これで予約は完了。ほんとに30秒で予約できますよ。

実際に利用した方々の口コミはこんな感じです。

口コミの評価は概ね上々です。僕も長いこと保険業界の端っこにいますが、保険見直し本舗の悪い噂は聞いたことない。

40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。選択肢の広さが嬉しいですよね。この記事でご紹介したオリックス生命・メットライフ生命・ジブラルタ生命とも提携しています。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

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何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】

保険見直しラボは訪問相談をメインとした保険相談サービスです。自宅や会社や近所の喫茶店等、指定した場所まで来てくれます(オンライン相談もやってます)。

「自宅の近くに保険ショップがない…」

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そんな方にはぴったりのサービスですよね。

相談の申し込みはとっても簡単。

  1. ネットの申し込みフォームから相談内容、基本的な情報(名前や住所等)を入力する。3分くらいで終わります。
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これだけです。

ちなみにですが、保険見直しラボを実際に利用した人の口コミは以下のとおり。この人たちは、保険見直しラボの支社に出向いて相談したようです。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談してみましょう。

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念のためお伝えしておくと、保険見直しラボはオリックス生命・メットライフ生命・ジブラルタ生命の3社と提携してます。保険見直しラボの全スタッフが30社以上の生命保険を取り扱うことができるのでご安心を。

とはいえ、保険見直しラボなんて聞いたことないよ!という方が大半ではないでしょうか。保険見直しラボについては下記のリンク先に詳しく書いてます。大丈夫です。ちゃんとした会社ですよ。

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生命保険の相談はもちろん無料です。保険ショップでも、保険見直しラボでも無料で相談できます。

しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。

おすすめされた生命保険に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら、保険ショップや保険見直しラボは業務停止になってしまいます。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:オリックス生命「キャンドル(Candle)」

子どもが小さいときに万が一の備え!といった一般的な終身保険の使い方には向きませんが、保険料は安く、解約返戻金の返戻率は高く、資産運用としては検討する価値があります。

  • 円建ての資産に偏ってる方。
  • 資産運用しながら遠い将来の死亡保障を準備しておきたい方。

こんなことにあてはまるのなら、オリックス生命「Candle(キャンドル)」を選択肢に入れてみても良いかと。

とはいっても、長いつきあいになる終身保険。一度生命保険の専門家に相談してから決めた方がよいでしょう。専門家は身近にいます。買い物帰りに保険ショップへ寄れば、簡単に相談できてしまいます。

保険見直し本舗

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