がん保険の草分け的存在で、契約件数No.1のアフラック。
そのアフラックが2022年8月に発売したのが「「生きる」を創るがん保険 WINGS」です。割とちょくちょくリニューアルして、商品名を変えてくるのがアフラックです。
保障内容はリニューアル前の「生きるためのがん保険Days1 ALL-in」を概ね引き継いでいて、デメリットもほぼそのまま残ってしまっているかなという印象。一方で、精密検査やがんゲノムプロファイリング検査を保障するといった画期的な試みもあります。
がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。
①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。
②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。
③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けた月ごとに定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。
最近はがんの入院が短期化しているので、がん保険の主流は「②一時金ベース」と「③治療ベース」なのですが、アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」は古き良き「①入院ベース」です。主契約には一時金が含まれますが、給付回数は1回のみ。入院保障がメインのがん保険と言っていいでしょう。
がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
先進医療特約の保障内容 | タイプ:10年更新型 保障額上限:2,000万円 一時金:15万円 |
B |
がん診断一時金の給付条件 | 給付回数:1回(特約を付加すれば複数回) 給付間隔:特約を付加すれば2年に1回 給付条件:入院or通院 |
C |
抗がん剤治療の保障範囲 | 給付回数:60回上限 自由診療の抗がん剤治療を含む |
B |
30歳の月額保険料 (主契約1万円) |
男性:2,710円 女性:2,720円 |
B |
40歳の月額保険料 (主契約1万円) |
男性:3,860円 女性:3,600円 |
先進医療特約は10年更新型。10年ごとに保険料が更新されます(上がることが多いかと)。他社が一生涯保険料が変わらない終身型が主流であることを踏まえれば、この点はデメリットでしょう。
がん診断一時金は1回給付して保障終了。診断給付金複数回支払特約を付加すると他社と同じように回数無制限給付にできますが、それでも2年に1回しか給付されません。最近のがん保険は回数無制限で1年に1回給付が標準なので、この点もデメリット。
がん特定治療保障特約を付加すれば抗がん剤治療が保障されるのですが、給付回数の上限は60回。一生涯で抗がん剤を60回(60ヶ月)打つ方も極々稀ですが、乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は5年から10年の長期に及ぶことがあります。60回上限はやや不安。他社は上限120回もしくは無制限保障していることが多いです。
また、がん特定治療保障特約は治療費が全額自己負担となる自由診療の抗がん剤治療も保障対象としています。最近は自由診療の抗がん剤治療も保障するがん保険が増えてきていますが、リニューアルされて他社に追いつきました。この点はメリット。
保険料は決して安い方には入らないかなと。このあと比較していきますが、少なくとも業界最安値クラスではありません。
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アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」の保障内容を評価します。
冒頭のところで先進医療特約・がん一時金・抗がん剤治療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。
【主契約】入院給付金
名称 | 給付額 | 給付条件 | 給付間隔 |
入院給付金 | 入院1日あたり5,000円or 10,000円等から選択可能 | がんの治療で入院したとき。 | 支払い日数無制限 |
主契約は入院保障です。「入院日数×入院給付金」が給付されます。
最近のがんの治療は入院が短期化しています。入院日数の平均は以下のとおり。
胃の悪性新生物:22.3日
結腸及び直腸の悪性新生物:16.4日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:20.8日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:21.1日
(参考:生命保険文化センター)
がん系の入院は平均20日程度で退院できます。意外と短いですよね。
冒頭、がん保険は3つのタイプに分けられると書きましたが、がんの入院が短期化している現在では「①入院ベースで保障するがん保険」だと保障額はなかなか大きくなりません。最近の主流はがんと診断されるだけで100万円給付される一時金保障だったり、入院でも通院でもがん治療を受けた月に定額給付(10万円とか)される治療保障のがん保険です。
なので、がんの入院保障はその人の考え方によって要否が分かれるのですが、
「入院保障なんていらない!その代わりに保険料を安くして!」
という要望に応えられないのがアフラック。入院保障が主契約なので、入院保障を外して保険料を安くするということができません。他社は入院保障をオプション化していることが多いです。
個人的には入院が長期化する可能性はゼロではなく、そして長期入院となった場合には壊滅的なダメージを受けるので、入院保障はそこそこ重要と考えていますが、選択肢の狭さという点ではデメリットでしょう。
【主契約】診断給付金
給付額 | 給付条件 | 給付間隔 | 上皮内がん |
がん:入院給付金の50倍~100倍の範囲で選択可能。 上皮内がん:がんの1/10 |
初めてがん・上皮内がんと診断された場合。 | 1回のみ | 給付対象 |
所定の条件を満たせば、まとまった金額(100万円とか)の一時金が給付されます。
「がん保険、入っておいたよかった…」
と、銀行口座に振り込まれた100万円を眺めながら多少救われる気持ちになれるのが一時金保障。がん保険に入っておいてよかったと分かりやすく実感できます。
以下、ポイントです。
- 【BAD】給付回数が1回のみ。
- 【BAD】上皮内がんの給付額が1/10。
給付回数が1回のみである点はデメリットでしょう。他社は回数無制限給付が標準です。
がんは再発と転移を繰り返して長い闘病となることもありますが、一時金保障は積み重なっていく医療費だとか、休職が長引いた場合の収入補填に使えます。給付回数が1回だけでは長期闘病に備えられるとは言えません。
また、上皮内がんだと給付額が1/10となる点も寂しいです。
上皮内がんとはがん細胞がリンパ管や血管に到達していない初期のがんで、転移・再発の可能性も低いと言われてます。「ちょっと切って終わり」が大半なので、そんなに医療費はかからないんですが、乳がんは別です。乳がんだと通常のがんと同程度の治療が必要となることもあります。女性は要注意のデメリットです。
ちなみにですが、アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」は一時金保障が複雑です。一時金保障が3つに分かれています。
名称 | 給付額 | 給付条件 | 給付間隔 | 上皮内がん |
診断給付金 (主契約) |
【がん】 入院給付金の50倍~100倍 【上皮内がん】 がんの1/10 |
初めてがん・上皮内がんと診断された場合。 | 1回のみ | 対象 |
特定診断給付金特約 (オプション) |
入院給付金×50倍 | 以下のいずれか。
(1)初めて「がん」と診断された2年以内に入院・通院の合計日数が30日に達したとき |
1回のみ | 対象外 |
診断給付金複数回支払特約 (オプション) |
【がん】 50万円等 【上皮内がん】 がんの1/10 |
「がん」「上皮内がん」と診断確定されていて、入院または通院をしていること | 2年に1回 (回数無制限) |
対象 |
デメリットである「一時金1回しか給付されない問題」は診断給付金複数回支払特約を付加すると解消されます。しかし、それでも給付間隔は2年に1回。他社は1年に1回が標準です。
で、「給付間隔2年に1回問題」を解消するために特定診断給付金特約を追加すると、初めてがんと診断されてから入院・通院の合計日数が30日に達した場合は2年を待たずに一時金給付されます。しかしそれも1回だけ。
給付条件は良くないですし、ごちゃごちゃ複雑です。
他社は
「入院でも通院でも治療を受けていれば1年に1回、回数無制限でお支払い!上皮内がんも通常のがんと同額保障!」
が標準。これならわかりやすい。
【主契約】通院給付金
給付額 | 給付条件 | 保障期間 | 上皮内がん |
通院1日あたり入金給付金と同額を給付。 | 以下の治療を目的とする通院。 ・手術 ・放射線治療 ・抗がん剤治療(経口投与によるものを除く) ・ホルモン剤治療(経口投与によるものを除く) |
無制限 | 給付対象 |
がんの治療を目的とした通院をした場合。 | 診断・治療・退院から1年(給付回数無制限) | 給付対象 |
がんでの通院1日あたりに定額が給付されます。
がんの3大治療は手術・放射線治療・抗がん剤治療と言われてますが、3大治療+ホルモン剤治療を受けるための通院なら無制限保障、単なる経過観察の通院は1年保障といった切り分けですね。メリハリが効いてます。
ただし、通院治療だと働けるケースもけっこうあります。副作用の重い抗がん剤治療を除けば、働きながら通院治療を受けることも不可能ではないので、経済的なダメージもそこまで膨らみません。
保障額もたいしたことはないので、
「請求手続きする方がめんどくせぇ!」
となりがちなのが通院保障。
なので、通院治療も要否が分かれます。保険料節約のために通院保障をバッサリ落とすというのもアリなのですが、アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」は通院保障が主契約です。通院保障を外すことはできません(他社は通院保障をオプション化していることが多い)。
個人的には通院保障の必要性は薄いかなと。それでも通院保障を外せない点はデメリットに感じます。
【重要ではありません】がん要精検後精密検査保障特約
会社員の方なら年1回健康診断を受けていると思いますが、
- 胃がん検診(胃カメラ・バリウム検査)
- 子宮頸がん検診(細胞診)
- 肺がん検診(胸部エックス線)
- 乳がん検診(マンモグラフィー)
- 大腸がん検診(便潜血検査)
といった検診で要精密検査と判定され、実際に精密検査を受けた際に2万円給付されるオプションです。
他社には見られない珍しい保障ですが、保障額はたったの2万円。
要精密検査と判定された場合の精密検査は健康保険が適用されるので、現役世代なら自己負担は3割。検査費用と病院までの往復交通費とちょっと豪華なランチを食べて、2万円でトントンかおつりがくるといったところでしょうか。
また、40歳男性ががん要精検後精密検査保障特約を付加すると、月々の保険料は359円上がります。保障額が2万円なので5回(5年)に1回の健康診断で要精密検査と判定されればペイできます。
さらに、10年更新型のオプションなので10年ごとに保険料が見直されます(上がることが多い)。元を取るのも簡単ではないでしょう。
これなら自分で貯めて方がよいと感じます。必要性は薄いでしょう。
【重要ですが…】特定診断給付金特約・診断給付金複数回支払特約
名称 | 給付額 | 給付条件 | 給付間隔 | 上皮内がん |
特定診断給付金特約 | 入院給付金×50倍 | 以下のいずれか。
(1)初めて「がん」と診断された2年以内に入院・通院の合計日数が30日に達したとき |
1回のみ | 対象外 |
診断給付金複数回支払特約 | がん:50万円 上皮内がん:5万円 |
「がん」「上皮内がん」と診断確定されていて、入院または通院をしていること | 2年に1回 (回数無制限) |
対象 |
主契約の診断給付金のところで説明していますが、アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」の一時金保障は上表のとおり複雑です。
- 主契約は給付回数が1回だけ。
- 診断給付金複数回支払特約を付加すると、他社と同じく給付回数無制限になる。しかし給付間隔は2年に1回。
- 特定診断給付金特約を付加すると、入院・通院が長引いた場合は2年を待たずに一時金が給付される。しかし給付回数は1回だけ。
です。複雑過ぎます。
一時金保障を重視するのなら、他社のがん保険との比較は必須でしょう。他社は
「入院でも通院でも治療を受けていれば1年に1回、回数無制限でお支払い!」
が標準です。
【重要です】がん治療保障特約
名称 | 給付額 | 給付条件 | 上皮内がん |
がん治療保障特約 | 月1回 | 所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療・ホルモン剤治療・緩和療養を受けたとき。 ※通算60回まで給付。 |
給付対象 |
先述のとおりがんの3大治療は手術・放射線治療・抗がん剤治療と言われていますが、その3大治療+ホルモン剤+緩和療養を保障するのが本特約。3大治療を受けた月に10万円程度給付されます(ホルモン剤治療は半額給付)。
以下、ポイントです。
- 【BAD】給付回数が60回限度。
給付回数は60回限度。月1回給付なので、最大60ヶ月保障です。
放射線治療や抗がん剤治療を一生涯に60ヶ月間受けることは極稀ですが、乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は5年から10年の長期に及ぶことがあります。上限60ヶ月であれば、ホルモン剤治療の途中で保障が切れることもあるでしょう。他社の治療保障が最大120ヶ月だったり回数無制限保障であることを踏まえれば、最大60ヶ月保障は不安が残ります。
【重要です】がん特定治療保障特約
名称 | 給付額 | 給付条件 |
特定保険外診療給付金 | 月1回 (12回限度) |
がん診療連携拠点病院等で、特定保険外診療によって、つぎの(1)から(3)のいずれかを受けたとき (1)手術 (2)放射線治療(電磁波温熱療法を含む) (3)抗がん剤治療・ホルモン剤治療 |
がんゲノムプロファイリング検査給付金 | 1回のみ | 公的医療保険制度における医科診療報酬点数表に検体検査実施料の算定対象として列挙されているがんゲノムプロファイリング検査を受けたとき |
がんゲノムプロファイリング検査から、その後の保険外診療まで、まとめて面倒みますというのが本特約。
がんゲノムプロファイリング検査の詳細はC-CATのサイトにまとめられていますが、ざっくり言うとがん細胞に起きている遺伝子の変化を調べ、効果のある治療方法を探るといった検査です。がんゲノムプロファイリング検査を受けられるのは標準治療をやり尽くした後(標準治療をやり尽くす前に受けると自費診療)。どうしようもなくなった後に、最後の一手を探るといった検査です。
検索費用は56万円+α。健康保険が適用されれば現役時代は自己負担額は3割の16万8千円+α。さらに高額療養費制度を利用すれば、10万円程度で受けられることが多いでしょう(収入によります)。がんゲノムプロファイリング検査給付金は10万円なので、まあ検査費用はカバーできるかと。
問題はその後です。がんゲノムプロファイリング検査で治療と関連する遺伝子が見つかる可能性は5割、実際に治療が実施される可能性は1割から2割と言われていますが、幸運にも効果のありそうな抗がん剤が見つかったけど、健康保険が適用されない未承認の抗がん剤だった!ということもあるでしょう。
未承認の抗がん剤治療を受けることになった場合、
- 製薬会社の治験
- 先進医療
- 患者申出療養
- 自由診療
のどれかを選択することになります。
運良く治験を受けられれば薬剤費は無料。その他の医療費も健康保険が適用されるので、医療費はググっと抑えられます。
2の先進医療とは、公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。ある程度実績が蓄積された医療技術は厚生労働省に認められて先進医療となるのですが、先進医療には健康保険が適用されません。診察料・入院料といった技術料以外の医療費は健康保険が適用されるものの、先進医療の技術料は全額自己負担。
しかし、後述するがん先進医療・患者申出療養特約を付加すると、先進医療の技術料実費が保障されます。2,000万円上限で保障されるので、
「がん保険…入っておいてよかった…」
と心の底から実感できるのがこのケース。お金のことは気にせず治療を受けられます。
3の患者申出療養は患者が国に
「未承認薬の抗がん剤だけど、他に手段がないので受けさせてください!」
と申請する制度です。
申請が認められれば先進医療と同じく診察料・入院料といった技術料以外の医療費は健康保険が適用されますが、こちらも技術料は全額自己負担。
しかし、患者申出療養も後述するがん先進医療・患者申出療養特約で実費保障されるので、
「がん保険…入っておいてよかった…」
と心の底から実感できるでしょう(2回目)。このケースもお金を気にせず治療を受けられます。
ただし、患者申出療養はめちゃくちゃハードルが高いです。「安全性・有効性等を確認」が条件なので、申請すればなんでもかんでも認められるわけではありません。
厚生労働省の資料によると、令和2年7月1日から令和3年6月30日までに1年間で患者申出療養を受けた方は208人。申請件数がどれくらいあったのか不明ですが、現状だと患者申出療養が普及しているとは言えません。
実際は4の自由診療で受けるケースが多いでしょう。
自由診療は先進医療・患者申出療養とは異なり、治療費全額が自己負担です。本来であれば健康保険が適用されて3割負担となる診察料・入院料といった費用も10割負担。もちろん高額療養費制度も利用できないので、治療費は青天井に膨らみます。
そこを保障するのが、特定保険外診療給付金です。
保障内容は悪くありません。保障額は月50万円程度を設定できるようですし、保障回数は12回限度。他社だと保障額20万円×24回が平均的なので、高額な自由診療にも比較的耐えられる保障額です。
ちなみにですが、自由診療を保障するがん保険は増えてきていますが、がんゲノムプロファイリング検査を保障するがん保険はまだまだ少数派。
明確にがんゲノムプロファイリング検査を保障するがん保険は他にSOMPOひまわり生命くらいかと。SOMPOひまわり生命は抗がん剤治療保障の一環としてがんゲノムプロファイリング検査を受けた月に定額保障しています。
いずれにしろ、なかなか画期的な特約です。将来的にがんゲノムプロファイリング検査が普及する可能性を加味すれば、付加しておいてもよい特約でしょう。
【重要ですが…】がん先進医療・患者申出療養特約
給付額 | 給付条件 |
・先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障) ・一時金15万円 |
先進医療を受けた場合。 |
上述した先進医療と患者申出療養を保障する特約です。
先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その医療費実費を保障してくれる特約です(2,000万円まで保障)。
例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の進化版。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。
重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。
しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが本特約です。
先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。
保障内容は悪くありませんが、ちょっと注意が必要なのは10年更新型である点。10年ごとに保険料が更新されます。
現状は毎月数十円程度の保険料で付加できますが、今後先進医療・患者申出療養が普及し、保険会社の保険金支払いが膨らめば、保険料が爆上げされる可能性も否めません。10年ごとに保険料は更新されますが、現状より安くなる可能性は低いでしょう。
他社の医療保険は「終身型」といって、契約時の保険料が一生涯続くタイプの先進医療特約が主流です。先進医療特約を付加するのなら、終身型が安心です。
ちなみにですが、先進医療を保障するがん保険は他社にもありますが、患者申出療養も保障するがん保険はまだまだ少数派です。
先述のとおり、現状は患者申出療養が普及しているとは言えないので、
「患者申出療養が保障対象!すごい!」
とまでは評価できませんが、将来的に患者申出療養が普及する可能性を踏まえれば、メリットではあります。
【重要ではありません】特定保険料払込免除特約
よくCMでみる「以降の保険料は頂きません!」という保障です。
がんと診断されて、所定の条件を満たした場合に保険料支払いが免除されるのですが、そもそもがん保険の保険料はそこまで高くないため、保険料支払いが免除されても家計への影響は大きくないかと。必要性は薄いでしょう。
ちなみにですが、保険料の支払いが免除される条件が他社よりも厳しいです。以下の2つのいずれかを満たす必要があります。
- 初めて「がん」と診断された月の初日から2年以内に入院と通院の合計日数が30日に達したとき。
- 初めて「がん」と診断された月の初日から2年以上経過後に、がんと診断されている、または入院・通院していること。
さらに、ここで言う「通院」とは、経過観察等で病院に通っていればいいだけではありません。手術・放射線治療・抗がん剤治療のいずれかを伴う通院です。
他社は単純にがんと診断されれば保険料の支払いが免除されることが多いです。アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」の保険料支払いが免除される条件は著しく厳しいです。
【良い保障内容です】外見ケア特約
給付額 | 給付条件 | 上皮内がん |
20万円 | 次のいずれかの手術を受けたとき ・顔または頭部に生じた「がん」の摘出術または切除術 ・手指または足指の第一関節以上の切断術(四肢切断術を含む) |
給付対象外 |
10万円 | 「がん」の治療を原因として、頭髪に脱毛の症状が生じたと医師に診断されたとき |
こちらも他社には見られない珍しい特約。
抗がん剤の副作用で頭髪が脱毛したといった場合に10万円保障されます。女性用ウィッグも品質が良いものだと5万円を超えることもあります。気になる女性は付加してもよいかと。
ちなみに、外見ケア特約も10年更新型です。10年ごとに保険料が上がることに注意です。
【使えます】無料セカンドオピニオンサービス
がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなります。しかし、一般人には医師の知り合いなんていないですよね。そんなときに、無料で医師を紹介してくれるサービスはかなり役に立ちます。
アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」が提供する無料サービスは以下のとおりです。
訪問面談サービス | がん患者専門カウンセラーが患者や家族の疑問・悩みを踏まえて、病気の解説などを行い、納得した利用を受けられるようにサポートします。 |
専門医紹介 | がん治療について、同じ専門分野の医師同士による相互評価で選出された専門医をご紹介します。セカンドオピニオンとしての利用も可能です。 |
セカンドオピニオンサービス | 専門医との面談でセカンドオピニオンを受けることができる(Webサービスも可)。 |
サービスは(株)法研が提供しています。
対面でしっかりサポート受けられるのはとても心強いです。他社は電話相談のみであったり、そもそもサービスが存在しない場合もあります。アフラック「生きるためのがん保険Days1 ALL-in」は手厚いサービスと言ってよいでしょう。
【シミュレーション】僕が「「生きる」を創るがん保険 WINGS」に入るなら。
僕がアフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 主契約:診断給付金50万円、入院給付金10,000円、通院給付金10,000円
- 特約:がん特定治療保障特約、がん治療保障特約10万円、がん先進医療・患者申出療養特約、特定診断給付金特約・診断給付金複数回支払特約
このシミュレーションで40歳男性の保険料が月4,959円、40歳女性だと月4,662円です。
ただし、がん特定治療保障特約とがん先進医療・患者申出療養特約の2特約が10年更新型。一生涯同じ保険料ではなく、10年ごとに保険料が更新されます(上がることが多いでしょう)。
アフラックアフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」のデメリット
10年更新型の特約が多い。
下記の特約が10年更新型となっている点はデメリットでしょう。
- 外見ケア特約
- がん先進医療・患者申出療養特約
- がん要精検後精密検査保障特約
- がん特定治療保障特約
上記4特約のいずれかを付加した場合は、契約から10年ごとに保険料が更新されます(上がる可能性が高い)。
外見ケア特約とがん要精検後精密検査保障特約は他社に見られない特約なので比較は難しいのですが、がん特定治療保障特約、がん先進医療・患者申出療養特約といった自費診療を保障する特約は他社だと一生涯保険料が変わらない終身型となることが多いです。
上皮内がんの保障が弱い。
この点はアフラックの伝統です。上皮内がんの保障は弱いです。主契約・各特約の上皮内がん保障可否は以下のとおり。
診断給付金:△(保障額が10%に減額)
入院給付金:〇
通院給付金:〇
がん治療保障特約:〇
がん特定治療保障特約:×
特定診断給付金特約:×
診断給付金複数回支払特約:△(保障額が10%に減額)
がん先進医療・患者申出療養特約:×
特定保険料払込免除特約:×
外見ケア特約:×
一時金は10%に減額されますし、オプションの特定診断給付金も上皮内がんは保障対象外。最近のがん保険は上皮内がんも通常のがんと同じ扱いとすることが多いです。この点はちょっと寂しいかなと。
まあ上皮内がんは初期のがんなので
「サクッと切って終わり!」
が多いです。治療費が膨らむ可能性は低いのですが、女性は気にしておいた方がよいでしょう。繰り返しますが、乳がんは上皮内がんでも通常のがんと同程度の治療が必要となることもあります。
公益社団法人全日本病院協会の調査では、2022年度の乳がんの入院費は
ステージ0(上皮内がん):820,138円
ステージⅠ:757,115円
ステージⅡ:823,018円
ステージⅢ:952,613円
ステージⅣ:586,492円
なので、ステージ0(上皮内がん)とステージⅠ~Ⅲの入院費に大きな差はありません。
主契約の一時金給付が1回だけ。
主契約の診断一時金が1回しか給付されないという点も不安です。
手術で無事にがん細胞を切り取れて、再発予防のために2、3ヶ月抗がん剤治療か放射線治療を受けて、その後はがんが再発することもなく亡くなったといったといったハッピーエンドなら1回給付はデメリットではありません。
しかし、実際は再発と転移を繰り返し、長期闘病となるケースは少なくないでしょう。長期闘病となれば働くことも難しくなり、収入減もあり得ます。一時金が1回で終了は心許ない…。
オプションの診断給付金複数回支払特約を付加すれば複数回給付されますが、給付間隔は2年に1回。
特定診断給付金特約を追加すると、初めてがんと診断されてから入院・通院の合計日数が30日に達した場合は2年を待たずに一時金給付されますが、それも1回だけ。
他社のがん保険は
「入院でも通院でも治療を受けていれば1年に1回、回数無制限でお支払い!」
が当たり前になりつつあります。この点はデメリットでしょう。
保険料は決して業界最安値クラスではない。
保険料も決して安い方には入らないかと。
ここで他社のがん保険と保険料を比較してみます。比較対象はメディケア生命「メディフィットがん保険」とします。保障内容は極力合わせてますが、ぴったり一致とはなってないので、ここはご参考程度に。
アフラック | メディケア生命 | |
保障内容 | 入院・通院1日10,000円 がん診断一時金50万円(複数回特約・特定診断特約あり) 手術10万円/月 放射線治療10万円/月 抗がん剤治療10万円/月 ホルモン剤5万円/月 緩和療養10万円/月 先進医療・患者申出療養特約 特定保険外診療給付金50万円 がんゲノムプロファイリング検査給付金10万円 |
入院・通院1日10,000円 がん診断一時金50万円(1年に1回) 手術10万円/1回 放射線治療10万円/60日 抗がん剤治療10万円/月 ホルモン剤10万円/月 緩和療養10万円/月 先進医療・患者申出療養特約 自由診療抗がん剤治療20万円/月 |
30歳男性 | 3,506円/月 | 2,769円/月 |
30歳女性 | 3,509円/月 | 3,079円/月 |
40歳男性 | 4,959円/月 | 4,074円/月 |
40歳女性 | 4,662円/月 | 4,089円/月 |
全般的に保険料が安くなってるのはメディケア生命「メディフィットがん保険」。保障内容の大きな違いは
- メディケア生命はがん診断一時金を1年に1回、回数無制限給付。
- アフラックは自由診療の保障が月50万円、メディケア生命は月20万円。
- アフラックはがんゲノムプロファイリング検査が保障対象(10万円)。
といったところでしょうか(細かい違いは他にもあります)。
また、メディフィットがん保険は保障の組み合わせを柔軟に変更できます。アフラックと異なり入院・通院保障がオプションなので、入院・通院保障を削ればもう少し保険料を下げることもできます。
アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」のメリット
がんゲノムプロファイリング検査から保険外診療までまとめて保障
上述のとおり、がんゲノムプロファイリング検査から、その後の保険外診療まで保障するがん特定治療保障特約はなかなか画期的。自由診療を保障する特約は他社のがん保険にもありますが、がんゲノムプロファイリング検査から保障するがん保険は珍しいです。
まあでも繰り返しますが、がんゲノムプロファイリング検査は保険が適用されるので、自己負担額は10万円程度。がん保険に頼らずとも、払えない金額ではありません。
一方で、自由診療を受けることになった場合は青天井に医療費が膨らんでいくことも想定されます。アフラックの保障額は50万円×12回なので、他社と比較すると大きくはあるのですが、本気で自由診療に備えるのなら、メットライフ生命「ガードネクスト」です。こちらは自由診療の実費を1億円上限で保障。桁が違います。自由診療以外の保障も悪くありません。
がん経験者も加入できる(経験者保険料率に関する特則)
経験者保険料率に関する特則を付加することで、がんを経験された方でも加入できます。加入条件は以下の3項目。下記3項目が全て「いいえ」であれば加入できます。
①過去5年以内の診断や治療をうけたこと、 あるいは治療をうけるようすすめられたことがありますか?
②過去2年以内に上記1に該当するがんに対する経過観察(人間ドック ・健康診断による経過観察も含む)で異常の指摘をうけたこと、 または追加検査(精密検査を含む)をうけるようすすめられたことがありますか?
③現在入院中ですか? または最近3か月以内に病気で入院や手術または先進医療を うけるようすすめられたことがありますか?
詳細は条件はアフラックの公式サイトをご確認頂きたいのですが、ざっくり言うとがんの治療を受けた最後の日から5年経過していれば加入できます。
保障内容は健康な人が入った場合とほぼ同等ですが、主な違いは以下の2点。
- がん要精検後精密検査保障特約は付加できない。
- 診断給付金の給付条件が「診断」ではなく「入院または手術・放射線治療・抗がん剤治療を通院で受けたとき」。
どちらも大きな問題ではないでしょう。がん要精検後精密検査保障特約はそもそも必要性が薄いですし、がんと診断されれば何らかの治療を入院or通院で受けることになるので、診断給付金の給付条件にも大差はないかと。
緩和型の医療保険は保障が削減されて入院・手術(放射線)・先進医療くらいしか保障されないこともあるのですが、健康な人とほぼ同等の保障を選択できる点はアフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」のメリットです。
ただし、保険料は割増されます。そもそもの保険料が安くないアフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」ですが、さらに割増されます。
まあでも緩和型の保険はどこも同じようなもの。損得計算で言えば損になることが少なくないのですが、
「いつがんが再発してもお金のことはなんとかなる」
という安心感がより大切だったりします。
がんを経験された方が加入できるがん保険にセコム損保「自由診療保険メディコムワン」がありますが、セコム損保は乳がんを経験された女性専用保険です。男女誰でも条件を満たせば加入できるがん経験者用のがん保険は貴重です。
アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」の評価。
評価:B(S、A~Cで判定)
精密検査やがんゲノムプロファイリング検査を保障するといった新しい試みはありますが、一時金の保障条件がイマイチだったり、上皮内がんの保障が弱かったりと、デメリットも目立つかなと感じます。
保険料も決して安くはなく。その人の考え方によって要否が分かれる入院・通院保障が主契約のため、保障を外して保険料を安くすることができないという点も地味にデメリットかなと。また、10年更新型のオプションが多いので、10年後の保険料はどうなるのかという点も気になります。
まあでも、アフラックのブランド力は突出してるんですよね。長いおつきあいになるがん保険だと、新興保険会社の「またすぐ買収されて会社名変わるんでしょ?」感には不安があります。
純粋にがん保険としての評価は高くはないのですが、ブランド力が醸し出す安心感を含めて「B」としました。アフラックにこだわらないのであれば、他社のがん保険と比較しておいて損はないでしょう。
ただし、がんを経験された方にとっては数少ない選択肢となるがん保険です。保障内容も健康な人が加入した場合とほぼ同等。保険料は割増されますが、いつ再発してもお金のことはなんとかなるという安心感は大切です。がんを経験された方にとっては評価Aのがん保険です。
比較対象として以下のがん保険を挙げておきます。
●メディケア生命「メディフィットがん保険」。アフラックと同じような保障内容を構成できて、保険料は高くありません。比較的柔軟に保障を設計できます。メディケア生命は大手の住友生命のグループ会社なので、会社の信用力も問題ないでしょう。
●SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。男性、もしくはタバコを吸わない女性であれば保険料は業界最安値クラスです。保障内容に大きな欠点は見当たらず。多くの方にとって最有力となるがん保険です。
●メットライフ生命「ガードネクスト」。自由診療を1億円保障は桁違いです。その他の保障内容にも大きな問題はなく、きれいにまとまっています。こちらも非喫煙者は保険料が割引されます。
がん保険全般の比較は下記リンク先でやってます。こちらもご参考に。
アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」を申し込むなら。
アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」は全国の保険ショップで取り扱っています。知名度の高い保険会社なので、最寄りの保険ショップでも取り扱っていると思いますが、フラッと保険ショップに立ち寄ってみて、
「うち、アフラックやってないんですよ」
なんて言われたら悲しいですよね。そんなことがないように事前に調べておきましょう。
がん保険の相談なら手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、この記事でご紹介したアフラックはもちろんのこと、比較対象としたメディケア生命・SOMPOひまわり生命・メットライフ生命とも提携しています。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。
保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
- 契約上、保険会社に支払う責任がない。
の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。
保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。アフラックはもちろんのこと、比較対象としたメディケア生命・SOMPOひまわり生命・メットライフ生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれますよ。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。
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近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。
保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する
- 取り扱っている保険会社
- 実際に利用した人の口コミ
- 営業時間、交通アクセス等の基本情報
といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。
また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で
- 相談希望日時
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- 相談内容(保険見直しor新規加入orその他)
だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。
予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:アフラック「「生きる」を創るがん保険 WINGS」
アフラックのブランド力には光るものがありますが、保障内容をひとつひとつ見ていくと、ややデメリットが目立つかなと。保険料も決して最安値クラスではなく、他社のがん保険と比較しておいて損はないでしょう。
●メディケア生命「メディフィットがん保険」。アフラックと同じような保障内容を構成できて、保険料は高くありません。比較的柔軟に保障を設計できます。メディケア生命は大手の住友生命のグループ会社なので、会社の信用力も問題ないでしょう。
●SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。男性、もしくはタバコを吸わない女性であれば保険料は業界最安値クラスです。保障内容に大きな欠点は見当たらず。多くの方にとって最有力となるがん保険です。
●メットライフ生命「ガードネクスト」。自由診療を1億円保障は桁違いです。その他の保障内容にも大きな問題はなく、きれいにまとまっています。こちらも非喫煙者は保険料が割引されます。
このあたりと比較しておけば、後々後悔する可能性も低いかと。
とはいっても、がん保険の比較なんて楽しくもなんともありません。面倒でたまらないです。ひとりで悩むと辛いだけなのでがん保険の専門家の意見を聞いてみましょう。
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※2022年11月更新