がん保険の選び方。契約前に必須のチェックポイントまとめ。

「がん保険ってたくさんあってどれを選んだらいいのかよくわかんないなぁ」

生命保険各社が半端ない量のテレビCMを放送し、CMには著名人を起用して売り出しているがん保険。数多くの生命保険会社が発売していて、どのがん保険がいいのかなんてよくわからない状況です。

そもそもがん保険が必要なのかという話もあります。日本の公的医療保険はかなり優秀です。

高額医療費制度について

日本には高額医療費制度があり、健康保険に加入していれば毎月の医療費上限はある程度決められています。毎月の医療費が膨らみ続けるっていうことは原則ありません。
(健康保険対象外の治療を受ければ、治療費はドカンと膨らみます)

しかし、高額医療費制度があったとしても、転移や再発を繰り返すがんは治療が長引く可能性が高く、また治療期間中は働けなくなって収入が減少することも考えられます。人生って厳しいですよね…。

この記事では、がん保険を検討している方に向けて、がん保険を選ぶ際のポイントについて解説しています。

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がん保険は早くないかという疑問について。

国立がん研究センターが発表した以下のデータがあります。

10年後 20年後 30年後 40年後 生涯
男性 1% 7% 20% 41% 63%
女性 3% 9% 17% 28% 46%

この数字、現在40歳の人ががんと診断される確率だそうです。

現在40歳の男性100人に1人、女性は33人に1人が10年以内にがんと診断される可能性があります。結構高いですよね。もちろん、年を重ねるごとにがんと診断される確率は上がっていって、一生涯だとおよそ2人に1人ががんと診断されるようです。

周囲を見渡しても、若くしてがんと診断されてしまう人だとか、若いのにがんで亡くなってしまう方も多いと思います。働く世代にとっても、がんはそれほど遠い未来の病気でありません。

がん保険って何をしてくれるの?

がんにかかった場合に、その治療費や働けなくなった場合の収入減をカバーしてくれるのががん保険です。がん保険の主な保障は以下のとおりです。

がんと診断されたとき 一時金が給付される(数十万円~数百万円)
入院したとき 入金給付金が給付される(数千円~数万円/入院1日)
手術をしたとき 一時金が給付される(数万円/手術1回)
抗がん剤治療を受けたとき 一時金が給付される(数万円/月)
放射線治療を受けた時 一時金が給付される(数万円/60日に1回とか)
先進医療をうけたとき 技術料の実費が給付される。
退院後に通院したとき 通院給付金が給付される(数千円~数万円/通院1日)
女性特有の手術(乳房切除や乳房再建等)を受けたとき 一時金が給付される(数万円/手術1回)

診断されたときから、退院後の通院やその後の治療までカバーできるがん保険ですが、保障が手厚ければ、その分保険料は上がります。高額医療費制度を踏まえ、必要十分な保障内容にすることが、保険料を抑える最大のポイントです。

それでは、がんの治療費はいくらくらいかかるのでしょうか。厚生労働省の医療給付実態調査に平均が示されています。

がんの種類 入院・入院外合計 自己負担額
胃ガン 643,764円 193,129円
大腸ガン 636,557円 190,967円
直腸ガン 787,923円 236,376円
肝ガン 627,623円 188,287円
肺ガン、気管支ガン 703,280円 210,984円
乳ガン 605,588円 181,676円
子宮ガン 624,498円 187,349円
悪性リンパ腫 975,623円 292,687円
白血病 1,556,487円 466,946円
その他の悪性新生物 672,851円 201,855円
がん平均 676,947円 203,084円

窓口で支払う治療費は一番右の「自己負担額」です。最も高額な白血病で466,946円。がん保険で最低でもこれくらいの金額を保障してくれる安心できますよね。

ただし、上表は健康保険が適用される治療です。必要となる頻度は高くないものの、健康保険が適用されない先進医療や自由診療を受けた場合、それこそ治療費は青天井に膨らんでいきます。

また、再発・転移を繰り返すがんは長期の闘病になることもあります。闘病しながらこれまで同じよう働き続けるのはちょっとつらい…。収入が減ってしまうこともあり得ます。

がん保険の選び方について

がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。

①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。

②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。

③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けるたびに定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。

それぞれのタイプのメリデメを表にしてみますね。

メリット デメリット
入院ベース 長期の入院に備えることができる。 現代のがん治療は入院が短期化していて、自宅療養が増えてきている。自宅療養では保障を受けられない。
一時金ベース 治療の早期にまとまった金額を受け取れるため、精神的に安心。
働く世代にとっては収入減少にも対応できる。
保険料が高くなりがち。
軽度のがんでも一時金が給付されるので、過剰保障となる。
治療ベース 保険料が安い。
治療を受けるたびに定額が給付されるので、必要十分な保障を得られる。
治療費は保障されるが、収入が減少した場合のカバーは難しい。
また、長期的には最新の治療に保障内容がついていけるか疑問。

ちょっと前までは入院ベースのがん保険が主流でしたが、最近のがん治療は入院が短期化しています。生命保険文化センターによると、がん系の入院は下記のとおり平均20日未満で退院できます。

胃の悪性新生物:19.2日
結腸及び直腸の悪性新生物:15.7日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:16.9日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:16.3日

代わりに自宅療養しながら通院で治療するケースが増えてきています。

なので入院ベースの保障だけでは時代遅れになりつつあります。いまがん保険に加入するのなら、

  • がんの治療が原因で収入が減ってしまっても即座に困ることがなければ、保険料が安い治療ベースのがん保険。
  • 収入が減って困ってしまったり、治療の早期に大きな金額を確保することで経済的な面で安心しておきたい(けっこう重要です)なら、一時金ベースのがん保険。
  • とにかくがんに対する保障を手厚くしておきたいなら、入院ベースのがん保険に一時金や治療保障の特約を追加する。

といった選び方がよいのでは感じています。

まずはがん保険の基本保障を調べてみましょう。基本保障が上記3つのどれにあてはまるのかを理解した上で、その他に必要な保障を特約(オプション)で追加していくのががん保険の選び方です。

続いてがん保険で追加できる特約について説明していきます。

【重要です】先進医療特約

先進医療特約とは、公的医療保険でサポートされない厚生労働大臣が定めた医療技術の技術料を保障する特約です。

そもそも先進医療とは何かですが、概要が厚生労働省のHPに掲載されています。しかし、読んでもよくわかりません。

ざっくり説明すると、そこそこ実績は積んでるんだけど、健康保険で認定されるほどメジャーではない医療技術です。医療費な全額自己負担となりますし、先進医療を施せる病院も限定されています。

どんな技術があるのか、一例をあげます。

先進医療技術 技術料(1件当たり平均額) 平均入院期間 年間実施件数
高周波切除器を用いた子宮腺筋症核手術 302,852円 11.4日 147件
陽子線治療 2,697,658円 19.8日 1,295件
重粒子線治療 3,089,343円 9.6日 720件
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 554,707円 1.2日 11,478件
MRI撮影及び超音波検査融合画像に基づく前立腺針生検法 107,661円 2.5日 821件

参考:生命保険文化センター

技術料はピンからキリまでありますね。数万円くらいまでなら全額自己負担でもなんとかなりそうですが、がんの治療に使われる「陽子線治療」が全額自己負担になるとちょっと辛い…。もちろん先進医療は高額医療費制度でも対象外です。治療によっては、青天井に医療費が膨らんでいきます。

しかし、先進医療を受ける確率は高くありません。陽子線治療は放射線治療の一種で、主にがん治療に使われますが、年間100万人いるがん患者に対して、陽子線治療の実施件数は2,000件程度。確率としては0.2%程度です。

ですが、医療費が高額になる陽子線治療を、予算の関係から諦めた方もいるでしょう。実施件数はそこまで多くないかもしれませんが、陽子線治療が必要だったけど予算の都合から受けられなかった人を含めれば、必要となる確率は0.2%より上がると推測されます。

そんな先進医療の技術料の実費を保障してくれるのが医療保険の先進医療特約です。

先進医療特約をつけても、毎月支払う保険料は100円くらい上がる程度なので非常にリーズナブルです。人生一発レッドカードを避ける意味でも、がん保険に加入する際には必ず追加しておくべき特約です。

ちなみにですが、がん保険によっては保障が貧弱な先進医療特約もあります。チェックポイントは以下の3点です。

  1. 定期型(10年くらいで保険料が上がる)ではなく、終身型(一生涯保険料が変わらない)であること。
  2. 保障額上限は2,000万円であること。
  3. 先進医療を受けられる病院は遠方にあることもあるため、一時金として旅費を給付してくれればベスト。

【重要です】がん診断一時金特約

がん診断一時金特約とは、がんと診断された場合にドンっと一時金(100万円とか)が給付される保障です。

がんの治療がどれくらいの期間になるか、どれくらいの治療費がかかるのか、初期段階では見通せないことが多く、そんな時期にドンっと100万円といった大金が給付されるがん診断一時金特約は経済的不安を和らげる意味でも、優先度の高い保障です。

また、一時金の使い方はもちろん自由です。働けなくなってしまった場合の収入補填にも使えます。使い勝手の良いお金ですね。

最近は一時金を基本保障とするがん保険も増えてきていますが、ちょっと古いがん保険だと一時金の保障内容が頼りないこともあります。がん診断一時金のチェックポイントは以下の3点です。

  1. 給付回数が無制限であること。
  2. 給付間隔が1年であること。
  3. 2回目以降の給付条件に通院が含まれていること。

大切なのは2回目以降の給付条件です。

がん診断一時金は複数回給付されることが多い(というか、複数回給付されないがん保険は選ぶべきではない)のですが、2回目以降の給付条件に各社バラツキがあります。

がんは再発と転移を繰り返し、長い闘病となる可能性が高いので、給付間隔は1年に1回がベストです。ちょっと古いがん保険だと2年に1回給付となることがありますが、2年に1回では再発と転移に不安が残ります。

また、先述したとおりがんの治療は入院期間が短期していて、代わりに通院しながらの治療が増えてきています。2回目の給付条件が「入院のみ」となってる場合、通院治療だけの場合は一時金が給付されません。2回目の給付条件に通院が含まれているかも要チェックです。

ちなみに、上記の3点が満たされていないがん保険が悪い保険ということではありません。保障が薄い分、保険料が安くなっていることもあります。

例えば、入院ベースや治療ベースのがん保険で一時金以外の保障がしっかりしているのなら、一時金が2年に1回しか給付されなくとも他の保障でカバーできます。大切なのは保障内容と保険料のバランスです。保険料を安く抑えたいのであれば、あえて上記の3点を満たさないがん保険を選択してもよいでしょう。

【そこそこ重要です】通院特約

通院治療特約とは、退院後の通院1日あたりに対し、通院給付金が支払われる特約です。

繰り返しますが、がんを治療するための入院は短期化する傾向にあります。

胃の悪性新生物:19.2日
結腸及び直腸の悪性新生物:15.7日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:16.9日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:16.3日

参考にしたのは生命保険文化センターです。がん系の入院は平均20日程度で退院できます。

しかし、これは治療期間が短くなったということを意味しません。これが意味するところは、自宅療養しながら通院で治療する期間が長期化しているということです。この通院期間を保障するのが通院給付金です。

通院給付金を特約としてつける場合のチェックポイントは以下の2点です。

  1. 長期間の通院を保障していること(5年くらいがベスト)。
  2. 通院給付金の支払い回数が無制限であること。

通院は長期間に渡ることを前提に、入院よりも通院に重点を置いて保障内容を選択するのが賢いがん保険の選び方です。特に基本保障だけでは入院しか保障されない入院ベースのがん保険であれば、通院特約は重要です。

【そこそこ重要です】抗がん剤治療特約。

抗がん剤治療給付金とは抗がん剤治療を受けた月に、定額が給付される保障です。

がん診断一時金で大きな保障を確保できているのならそんなに重要ではないのですが、追加しておくと何かと助かるのが抗がん剤治療特約です。治療ベースのがん保険だと基本保障に含まれていることが多いです。

抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。

  1. 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
  2. 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。

1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。長引くのは2のケースですね。

2のケースだと働くこともままならず、収入減もあり得ます。さらに、抗がん剤治療はなかなかのお値段。高額医療費制度の満額まで使い切ることも考えられます。精神的にもかなりつらいです。

そんなときに、月1回10万円が給付される抗がん剤治療特約は経済的にも精神的にも頼りになるんです。

「抗がん剤治療が長引いても、お金の心配は無用」

といった安心感があるのとないのとでは全然違います。

抗がん剤治療特約はそんなに高くありません。追加しても保険料は月数百円程度上がるだけです。気になる方はつけておいても良い保障です。

また、抗がん剤治療は日本未承認(公的健康保険が適用されない)抗がん剤が必要となるケースもあります。日本未承認ではあるものの、欧米では承認されている最新の抗がん剤ですね。このような治療は「自由診療」と言って全額自己負担となることもあります。

これまでのがん保険は、公的健康保険が適用される抗がん剤治療のみ保障対象としている場合が多かったのですが、最近は自由診療の抗がん剤治療を保障対象とするがん保険が増えてきています。

抗がん剤治療特約を選ぶ際には自由診療の抗がん剤治療が保障対象となっているか注意してみましょう。

【そんなに重要じゃありません】入院給付金。

入金給付金とは入院1日あたり定額が給付される保障です。

何度も繰り返してしまいますが、がんを治療するための入院は短期化する傾向にあります。入院給付金は昔ほど重要ではなくなってきています。

もちろん、長期間入院となるケースもあり得るので入院給付金もあった方がよいのですが、治療ベース、もしくは一時金ベースでがん治療が保障されているのなら、入院給付金の優先度はそこまで高くありません。

保険料を抑えるためにも、ばっさり落としてしまってもよいでしょう。

【そんなに重要じゃありませんが…】手術給付金。

手術給付金とは手術1回あたり定額が給付される保障です。

入院ベースや治療ベースのがん保険では基本保障に含まれることが多い手術の保障ですが、一時金ベースのがん保険なら保険料節約のためにばっさり落としてしまってもよいでしょう。一時金で大きな保障額を確保できていれば、そこまで重要ではありません。

ただし、「女性特有の手術」は話が違います。

がん保険のなかには以下のような女性特有の手術を受けた場合に一時金を給付するものがあります。

  • 乳房手術
  • 子宮摘出術
  • 卵巣摘出術
  • 乳房再建術

対象はどれも精神的なダメージの大きい手術です…。このような女性特有の手術に対して保障額を上乗せさせても意味がない(かかる医療費は通常のがん手術と同じ)という意見もあるんですが、経済的な不安を少しでも取り除くことができるのなら、追加する意味は大きいと私は感じています。

特に、乳房再建術は健康保険が適用されない美容的な手術を受けたくなることもあります。必要と感じるのなら追加するべき特約です。

【そんなに重要じゃありません】保険料払込免除特約。

保険料払込免除特約とは、がんと診断を受けた以降、毎月の保険料支払いが免除される特約です(保障は継続します)。

そもそも、がん保険は保険料が安めです。

保険料支払いが免除となったところで、そこまでお得にはなりません。

ちなみに、保険料払込免除特約が真価を発揮するのは保険料が高い終身保険です。がんと診断されれば解約返戻金一気に満額になるタイプの終身保険もありますので、がん保険の代わりに貯蓄性のある終身保険に入ると手もあります。

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【要チェック】無料で利用できるセカンドオピニオンサービス

セカンドオピニオンとは現在診療を受けている担当医とは別に、違う医療機関の医師に「第2の意見」を求めることです。

医療サービス会社(例えば、ティーペック社)と提携して、日本の名医(総合相談医)のセカンドオピニオンや優秀な専門臨床医を無料で紹介してくれるがん保険があります。

セカンドオピニオンっていうのは主治医以外のお医者さんから意見を聞くことです。患者が主治医を選ぶってなかなか難しいですよね。たまたま手が空いていたお医者さんが主治医になり、治療するケースが多いでしょう。

そんな「巡り合わせ」で決まった主治医とは別の医師の意見を聞いてみたくなることもあります。絶望的な状況になれば、他の医師に意見を聞いてみたくなるものです。

しかし、セカンドオピニオンを述べてくれるお医者さんを自分で探すのも一苦労です。一般人にはお医者さんの知り合いなんてなかなかいませんよね。

最近発売されたがん保険にはセカンドオピニオンサービスを無料で使えることが多いのですが、念のためチェックしておきましょう。

まとめます。がん保険を選ぶ際のチェックポイント!

まとめます。がん保険を選ぶ際にはまずは基本保障を確認しましょう。

  • がんの治療が原因で収入が減ってしまっても即座に困ることがなければ、保険料が安い治療ベースのがん保険。
  • 収入が減って困ってしまったり、治療の早期に大きな金額を確保することで経済的な面で安心しておきたい(けっこう重要です)なら、一時金ベースのがん保険。
  • とにかくがんに対する保障を手厚くしておきたいなら、入院ベースのがん保険に一時金や治療保障の特約を追加する。

続いて各保障(特約)の保障内容をチェックしましょう。

●先進医療特約(すべてのがん保険で超重要!)

  1. 定期型(10年くらいで保険料が上がる)ではなく、終身型(一生涯保険料が変わらない)であること。
  2. 保障額上限は2,000万円であること。
  3. 先進医療を受けられる病院は遠方にあることもあるため、一時金として旅費を給付してくれればベスト。

●がん診断一時金特約(一時金ベースなら以下がマスト。入院ベース・治療ベースなら保障内容を落として保険料安くするのもアリ)

  1. 給付回数が無制限であること。
  2. 給付間隔が1年であること。
  3. 2回目以降の給付条件に通院が含まれていること。

●通院特約(入院ベースなら重要。一時金ベース・治療ベースなら外して保険料安くするのもアリ)

  1. 長期間の通院を保障していること(5年くらいがベスト)。
  2. 通院給付金の支払い回数が無制限であること。

●抗がん剤治療特約(治療ベースだと基本保障になることが多い。一時金ベース・入院ベースでも追加しておくと安心)

  1. (できれば)自由診療の抗がん剤治療が保障対象となっていること

こんな点をチェックしながらがん保険を選ぶと安心で効率的ですよ!

保険料をしっかり比較しましょう。

保障内容が決まったら、各社がん保険の保険料を比較しましょう。一例を示します。

A社 5,994円/月
B社 1,945円/月

基本保障は同じ入院5,000円なのに、保険料にこんなにも差がでます。

同じような保障内容でも、なぜか保険料に大きな差が出てくるのががん保険です。大切なのは保険料の比較です。

ちなみにですが、保険料が安くなるのは治療ベースのがん保険です。保障を必要十分に絞り込んでいるので、保険料もスマートになります。共働きだったり、十分な貯蓄があったり、他の保険でカバーできていたりで、働けなくなった場合の収入減に対応できているのなら、治療ベースのがん保険がおすすめです。

がん保険以外でがんに備える方法。

さて、ここまでがん保険について書いてきましたが、がんに備える保険はがん保険だけではありません。選択肢は他にもあります。

医療保険でがんに備える。

医療保険とは、がんだけでなく幅広いケガと疾病を保障する保険です。

実はがん保険でがんに備えるよりも、医療保険で備えたほうが良いケースもあります。がん保険と比較した、医療保険のメリットとデメリットを上げてみます。

医療保険のメリット 医療保険デメリット
・がん以外の疾病、ケガにも備えられる。例えば、心疾患(心筋梗塞等)や脳血管疾患(脳梗塞等)で入院や通院した場合にも保障あり。
・特約(オプション)をつければ、がん保険と変わらない保障を得られる。
・特約をつけなければ、がんに特化した保障は薄い。
・保険料ががん保険よりも高くなる。

最近の医療保険はがんに関する保障を手厚くしてきています。保障範囲が幅広い分、人によっては医療保険の方がメリットを感じるでしょう。

代表的な医療保険のがん保障(3大疾病)の保障について、以下の記事でまとめています。こちらもご参考に。

3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の保障で比較する医療保険

終身保険でがんに備える。

終身保険とは、死亡保障がある保険です。貯蓄性があるため、支払った保険料は死亡せずとも解約すれば解約返戻金として戻ってきます(元本割れすることもあります)。

3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)と診断されると、以降の保険料支払いが免除される特約(保険料払込免除特約)を持つ終身保険があります。

しかも、単に保険料支払いが免除されるだけではありません。その時点で保険料を満額支払った場合と同額の解約返戻金が戻ってくる終身保険があります。

3大疾病にかかった時点で残りの保険料を一度に全額支払ったと見なし、解約返戻金が一気に増額されます(支払ってない保険料を支払ったことにしてくれる)。この解約返戻金をがんの治療費に充てれば、がん保険の代わりにすることができます。

もちろん、3大疾病と診断されず保険料を払い続けて満期を迎えれば、解約返戻金は満額受け取れますし、途中で死亡するようなことがあったら死亡保険金を受け取れます。

このような終身保険にマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」があります。詳しくは下記の記事をご参照ください。

マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」

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まとめ がん保険の選び方

がん保険を選ぶときにはまずは基本保障をチェックしましょう。基本保障は以下の3つのタイプに分かれます。

  • 入院ベース
  • 一時金ベース
  • 治療ベース

上記の3つのタイプから選んだら、次は必要な特約を選びましょう。

  • どのタイプでも優先度が高いのは先進医療特約。
  • 基本保障が入院ベースなら、一時金・通院・抗がん剤治療の保障を特約で追加していく。
  • 基本保障が一時金ベースなら、必要に応じて通院・抗がん剤治療の保障を特約で追加していく。
  • 基本保障が治療ベースなら、必要に応じて一時金を特約で追加していく。

がん保険は以下の記事でランキングしています。こちらもご参考に。

がん保険おすすめ比較ランキング

とはいっても、がんの保障は複雑で選ぶのが本当に難しいです。一度がん保険の専門家に相談してみたほうが後々後悔する可能性は減ります(がんと診断されてから後悔したらたまりません)。

相談したからと言って、絶対にその場では契約せず、一度自宅に持ち帰って冷静に考えてから契約しましょう。家やクルマと違って、がん保険は買い逃した!ってことはほぼありません。高い買い物ですから、冷静に、落ち着いて。

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