【評価B】チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」デメリットと評価

治療を受けた月に定額保障する珍しい医療保険です。

一般的な医療保険は「入院1日1万円!手術1回5万円!通院1回5,000円」といった保障内容です。例えば20日入院して手術を1回受け、退院後に2回通院したら

入院給付金:1万円×20日間=20万円
手術給付金:5万円×1回=5万円
通院給付金:5,000円×2回=1万円

で合計26万円を受け取れます。

一方で、チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」は

  • 入院
  • 手術
  • 放射線治療
  • 通院
  • 在宅医療

のいずれかを受けた月に定額保障。例えば基準給付月額10万円で契約し、入院20日・手術1回・通院2回なら

入院保障:10万円(10万円×1.0倍)
手術保障:10万円(10万円×1.0倍)
通院保障:2万円(10万円×0.2倍)

で合計22万円ではありません。最も高い給付金が支払われるので、このケースだと支払われるのは10万円だけ。

「だったら普通の医療保険でいいじゃん!」

って思ってしますが、日本には高額療養費制度があるので、医療費に限れば月10万円を超えることなんてほぼありません(高年収だと超えることもあります)。一般的な医療保険の26万円は、むしろ焼け太りの可能性すらあります。

焼け太りは月々の保険料に跳ね返ります。チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」は高額療養費制度を前提に医療費上限をカバーできるように設計されているので、保障内容が必要十分に収まります。

とても合理的な保障内容ですが、保険料は安くないところが泣きどころ。

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」ここがポイント
  • 入院・手術・放射線治療・通院・在宅医療を受けた月に定額給付される医療保険です。
  • 超長期の入院に備えらえる医療保険です。
  • ただし、保険料は高め…。

医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

医療保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。

  1. 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。端的に言うと3大疾病(特にがんと脳血管疾患)です。3大疾病の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  2. 通院保障:通院しながら働ける状況であれば家計のやりくりはできそうですが、通院しながらきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるような状況を保障してくれるかが重要です。
  3. 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると1年に1回ポンっと大きな金額が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるには重要な保障です。
  4. 先進医療保障:健康保険の適用外となる先進医療は全額自己負担です(治療費が数百万円となることもあります)。医療保険がしっかり保障してくれるかも要チェックです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
入院保障 最大120ヶ月 A
通院保障(がん) 最大120ヶ月 A
三大疾病一時金 なし
先進医療保障 通算2,000万円上限・終身型 A
30歳の月額保険料
(基準給付月額10万円、Ⅱ型)
男性:3,760円
女性:4,150円
B
40歳の月額保険料
(基準給付月額10万円、Ⅱ型)
男性:5,050円
女性:4,760円
会社情報 苦情率:0.725%
ソルベンシーマージン比率:1083.6%
会社格付け:AA(SP)
A

入院保障は最大120ヶ月。ケガや疾病に関わらず120ヶ月まで保障されるので、長期入院に強い医療保険です。他社にも3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)を無制限保障する医療保険はありますが、どんなケガも疾病も10年保障は最長不倒でしょう。

また、通院保障も最大120ヶ月です。ただし保障額は基準給付月額の0.2倍。働ける状況の通院なら問題ない保障額ですが、副作用のきつい抗がん剤治療を通院で受けて働くことが難しいようなケースには、やや不安が残ります。給付額2万円じゃちょっと足りないかも。

三大疾病一時金はありません。医療費を必要十分にカバーするコンセプトの医療保険なので、一時金は省いているのでしょう。

先進医療保障は問題ありません。充実してます。

一風変わった医療保険なので保険料比較が難しいのですが、似たような医療保険のネオファースト生命「ネオdeちりょう」と比較すると保険料は高めです。保険料の観点で言えば、選択肢には入りにくいと感じます。

会社的にも安定しています。苦情率が業界平均0.4%を上回る0.725%なのが残念ですが、保険金の支払い能力(ソルベンシーマージン比率)は安全と言わている200%を大きく超える1083.6%。格付も「AA」なので”保険契約債務を履行する能力は非常に強い”という評価になっています。チューリッヒ生命がいますぐ危ない!ということはないでしょう。

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チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」の保障内容を評価します。

冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【主契約】入院月額給付金・手術月額給付金・放射線治療月額給付金・通院月額給付金・在宅医療月額給付金

名称 給付額 給付条件
入院月額給付金 基準給付月額×1.0 入院したとき
手術月額給付金 【Ⅰ型】
入院中:基準給付月額×2.0
外来:基準給付月額×0.5
【Ⅱ型】
入院中:基準給付月額×1.0
外来:基準給付月額×0.5
手術を受けたとき。
放射線治療月額給付金 【Ⅰ型】
基準給付月額×2.0
【Ⅱ型】
基準給付月額×1.0
放射線治療を受けたとき。
通院月額給付金 基準給付月額×0.2 入院の原因となった病気やケガの治療のための通院をされたとき
※同一の月に2回以上
在宅医療月額給付金 基準給付月額×0.2 入院の原因となった病気やケガの治療のための在宅医療を受けられたとき
※同一の月に2回以上

冒頭書いたとおり、主契約は

  • 入院
  • 手術
  • 放射線治療
  • 通院
  • 在宅医療

のいずれかを受けた月に、最大120ヶ月間定額給付されます。

入院が最大120ヶ月保障される点はメリットでしょう。最近は入院が短期化していると言われていますが、入院が長期に及ぶ可能性はゼロではありません。医療保険の役割が可能性は低くても発生したら壊滅的なダメージを負うリスクに備えることにあるとすれば、長期入院の保障は重要です。

他社にも3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)や8大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・肝疾患・膵疾患・腎疾患)の入院を無制限保障するタイプはありますが、ケガや疾病の種類の関わらず最長120ヶ月は業界最長不倒かと。長期入院に強い医療保険です。

また、基準給付月額は5万円から20万円の範囲内で選択可能です。例えば基準給付月額を10万円で契約した場合、

入院すると月10万円(10万円×1.0)
通院すると月2万円(10万円×0.2)

を保障。

基準給付月額を決める際のカギになるのが、冒頭軽く触れた高額療養費制度です。

現役世代の医療費自己負担額が3割というのはよく知られてますが、さらに毎月の医療費には上限がはめられてます。上限は年収によって決まるのですが、具体的には下表のとおり。

年収 医療費の自己負担額上限
年収1,160万円~ 252,600円+(医療費-842,000円)×1%
年収770~1,160万円 167,400円+(医療費-558,000円)×1%
年収370~770万円 80,100円+(医療費-267,000円)×1%
~年収370万円 57,600円
住民税非課税者 35,400円

※過去12か月以内に3回以上、上限額に達した場合は、4回目から上限額が下がります。

例えば年収500万円の方が月の医療費1,000,000円かかった場合の自己負担額は

80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1%=87,430円

です。自己負担額が10万円を超えることはないので、基準給付月額10万円で契約しておけば、医療費全額をカバーできます。

一方で、年収800万円の方が月の医療費1,000,000円かかった場合の自己負担額は

167,400円+(1,000,000円-558,000円)×1%=171,820円

です。自己負担額が20万円を超えることはないので、基準給付月額20万円で契約しておけば、医療費全額をカバーできます。

ちなみにですが、基準給付月額は契約後に増額できません(減額は可能)。契約時は年収500万円で基準給付月額10万円で契約して、その後出世して年収1,000万円になったとしても、基準給付月額の増額は不可。増額する場合は一度解約してから再契約です(年齢が上がってるので保険料も上がる)。この点は要注意です。

また、主契約の基準給付月額を高額療養費制度の上限ギリギリで契約すると、入院費用全額カバーするのは難しくなります。

入院すると医療費の他にも

  • 差額ベッド代(個室・少人数部屋を希望すれば)
  • 食事代
  • 交通費
  • 生活雑貨
  • クリーニング代

といった費用がかかりますが、これらの費用は健康保険が適用されません(高額療養費制度も対象外)。

差額ベッド代は1部屋を何人で使うかによって料金が変わります。厚生労働省の調査によると平均は以下のとおり。

1人部屋:7,797円
2人部屋:3,087円
3人部屋:2,800円
4人部屋:2,407円

差額ベッド代はホテルと同じでピンキリです。芸能人や政治家が入院するような豪華な病室なら1泊数万円ですし、大部屋なら差額ベッド代はかかりません。

食事代は1食460円(1日1,380円)。

交通費・生活雑貨・クリーニング代もそれなりにかかります。

主契約の基準給付月額を余裕を持った金額とすれば入院費用全額をカバーできますが、それだと保険料が上がってしまいます…。入院した場合は、ある程度持ち出すことが多いでしょう。

【重要です】先進医療特約

特約名 給付額 給付条件
先進医療特約 ・保障期間通算で2,000万円までの技術料。
・1回につき、一時金15万円給付。
先進医療を受けた場合。

先進医療とは、公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険適用がされないので全額自己負担。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもあります。その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約(2,000万円まで保障)。優先度高めのオプションです。

また、一時金15万円が給付されますが、先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります。一時金はそのための交通費・宿泊費等に使うことを想定したお金です。15万円あれば観光もできそうですね。

保障内容は他社と比較して悪くありません。特約保険料も高くないので(月100円程度)、人生一発レッドカードを避けるためにも優先度高めのオプションです。

【重要ではありません】3大疾病保険料払込免除特約

特約名 給付額 給付条件
3大疾病保険料払込免除特約 保険料の支払いが免除される(保障は継続)。 ・がんと診断確定したとき。
・急性心筋梗塞で入院したとき。
・脳卒中で入院したとき。

よくCMで見る「以降の保険料は頂きません!」という特約です。条件を満たせば、以降の保険料支払いが免除されます。

保険料の支払いが免除されると確かに嬉しいのですが、保険料払込免除特約はもちろん有料オプションです。付加すれば月々の保険料が上がります。医療保険はそもそも保険料がそこまで高くないので、必要かどうかは微妙なところ。僕なら付加しません。

【重要ではありません】不妊治療保障付女性総合疾病治療特約

名称 給付額 給付条件
女性総合疾病入院月額給付金 主契約の基準給付月額×0.5 女性総合疾病の治療を目的として入院したとき。
女性総合疾病手術月額給付金 主契約の基準給付月額×0.5 女性総合疾病の治療を直接の目的とした手術を受けたとき等。
女性総合疾病放射線治療月額給付金 主契約の基準給付月額×0.5 女性総合疾病の治療を目的として放射線治療を受けたとき。
女性総合疾病通院月額給付金 主契約の基準給付月額×0.1 女性総合疾病の治療を目的として通院をされたとき。
※同一の月に2回以上
女性総合疾病在宅医療月額給付金 主契約の基準給付月額×0.1 女性総合疾病の治療を目的として在宅医療を受けられたとき
※同一の月に2回以上
特定不妊治療支援給付金 主契約の基準給付月額 特定不妊治療を受けたとき

女性特有疾病を患った場合に、主契約の保障を強化するオプションです。

保障対象となる女性特有疾病は他社同等。がん全般、子宮筋腫とった女性特有の疾病、貧血やメニエール病といった女性に多い疾病、帝王切開や流産といった妊娠・出産に関わる症状等が含まれます。悪くありません。

保障回数は入院・手術・放射線治療が最大60回(60ヶ月)、通院・在宅療養が最大30回(30か月)なので、主契約より短め。特定不妊治療は1回だけです。特定不妊治療が複数回保障されるのであれば、これから出産・妊娠を考えている方には魅力的ですが、残念ながら1回だけ。

女性特有疾病だからといって医療費上限が上がるわけではありません。繰り返しますが、高額療養費制度は年収によって医療費上限を決めています。必要性は薄いでしょう。

ちなみにですが、他社にも同様の女性特有疾病を保障するオプションがありますが、その保障額は乳房切除で50万円、乳房再建で100万円とかです。一方で、上表の女性総合疾病手術月額給付金は「主契約の基準給付月額×0.5」なので、基準給付月額10万円ならたったの5万円。

女性特有疾病の手術はとても凹むので、医療保険からの一時金は

「退院したら欲しかったバッグを買おう」

「完治したら旅行へ行こう」

といった希望になったりしますが、保障額も少額なので、あえて付加する必要もないかなと。

【重要ではありません】収入サポート特約

特約名 給付額 給付条件
収入サポート特約 【長期収入サポート給付金】
10万円or20万円or30万円(月額)
【短期収入サポート給付金】
長期収入サポート給付月額×0.5(月額)
【長期収入サポート給付金】
(1)所定の高度障害状態に該当したとき
(2)不慮の事故の日からその日を含めて180日以内に所定の身体障害の状態に該当したとき
(3)国民年金法に基づき障害等級1級または2級に認定され、障害基礎年金の受給権が生じたとき。(ただし、障害等級2級のうち、精神の障害と認定されたときを除く)
【短期収入サポート給付金】
同一の月に10日以上病気・ケガの治療で入院または医師の指示を受けて自宅等で治療したとき(通算60回限度)

働けないリスクに備える特約です。チューリッヒ生命は「くらすプラスZ」という就業不能保険を発売しているのですが、それをオプション化したのがこちらの特約。

保障内容が複雑なのですが、例えば長期収入サポート月額給付金10万円、保障期間60歳までで契約していた場合、

  • 月10日以上入院or治療を受ければ短期収入サポート給付金として月5万円受け取れる(60回まで)。
  • 障害が残ってしまった場合、障害等級2級以上に認定されれば長期収入サポート給付金として月10万円受け取れる(60歳まで)。

といった保障です。

保障内容は悪くありません。短期の入院も保障されますし、障害等級2級以上が保障条件に含まれるので、障害を負って超長期で働けないケースも保障されます。保険料も平均的。

ただし、医療保険と就業不能保障は別々に契約しておいたほうが無難です。医療保険は定期的に見直したくなることもありますが、仮に医療保険を解約してまうと就業不能保障も消滅。新たに就業不能保険に入る必要があります(そしてその頃には年齢が上がっているので保険料も高くなる)。

就業不能保険は下記で比較しています。働けないリスクに備えるならチューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」の収入サポート特約にこだわる必要はないかなという印象です。

就業不能保険の保障内容・保険料比較ランキング

【重要ではありません】入院免責日数特約

基本保障の入院給付金が、入院開始から60日間or540日間を保障対象外とする特約です。他社には見られないなかなか珍しいオプションです。

例えば入院免責日数特約を免責60日間で付加した場合、

がんで20日入院→入院給付金なし。
脳卒中で80日入院→60日間は免責。20日間分だけ給付。

です。最近は入院が短期化しているので(参考:生命保険文化センター)、入院免責日数特約を付加すると多くのケースで入院が保障対象外になるでしょう。

それでも、本特約を付加すると保険料が安くなるので、

「短期の入院なら貯蓄の切り崩しでなんとかなるから、超長期の入院だけに備えられれば良い!その代わりに保険料を安くしたい!」

といった場合には検討の対象になる特約です。

ちなみにですが、会社員の方ならケガや病気で働けなくなったとしても、健康保険から傷病手当金が給付されるので即座に収入がストップすることはありません。

傷病手当金は概ねの月給の2/3が1年6ヶ月間給付されます。なので、それなりに経済的な余裕があって、入院しても傷病手当金が給付される1年6ヶ月は耐えられるのであれば、入院免責日数特約540日を付加して保険料を安くするのは十分にアリです。

【シミュレーション】僕が「終身治療保険プレミアムDX」に入るなら。

僕ならこんな感じで申し込みます。

  • 主契約:基準給付月額10万円(Ⅱ型)
  • 特約:先進医療特約

僕の年収なら基準給付月額は10万円で十分。

また、全額自己負担で人生一発レッドカードを避けるためにも先進医療特約も付加。これで月々の保険料は40歳男性が5,050円、40歳女性が4,760円です。後述しますが、保険料は高めという印象です。

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」のメリット

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」ここがポイント!
  • 【check】長期入院に備えることができる。
  • 【check】先進医療特約が終身型。

長期入院に備えることができる。

繰り返しますが、主契約の入院保障は最長120ヶ月です。

最近は入院が短期化していますが、長期入院になる可能性はゼロではありません。特にメンタル疾患は入院日数が長くなる傾向にあります。メンタル疾患の入院日数平均は

統合失調症:平均531.8日
気分障害:平均113.9日
アルツハイマー病:平均252.1日
(参考:生命保険文化センター

です。

統合失調症なんてかかるわけないだろ!と思ってしまいますが、厚生労働省によると100人に1人弱が罹患するそうです。交通事故にあう確率よりも断然高いのが統合失調症。

また、80代・90代となればアルツハイマー型認知症で亡くなる前の2,3年ずっと入院することもあり得ます。平均では入院日数が短いがんも部位や症状によっては入院が長引きます(水泳の池江璃花子さんは10か月入院されたそうです)。

他社にも3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)や8大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・肝疾患・膵疾患・腎疾患)の入院を無制限保障するタイプはありますが、ケガや疾病の種類の関わらず最長120ヶ月は業界最長不倒かと。この点はメリットでしょう。

先進医療特約が終身型。

先進医療特約が終身型の場合、先進医療特約の保険料が一生涯上がりません(同じ保険料で一生涯保障)。

「あれ、だって医療保険が終身型なんだから、先進医療特約だって終身型でしょ?」

と思ってしまいがちですが、他社は先進医療特約のみ10年ごとに保険料が更新される10年更新型だったりすることもあります。

なぜ先進医療特約だけ10年更新型にするのか。それは将来的に先進医療が普及して生命保険会社の保険金支払いが膨らんだ場合、加入者が支払う保険料を上げないと生命保険会社が赤字になるからです。

現状は月100円程度の保険料で先進医療特約を付加できますが、将来的に爆上げされる可能性も否定できません。保険料が一生涯変わらない終身型の方が安心です。

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」のデメリット

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」ここにご注意!
  • 【check】保険料は高め。
  • 【check】通院保障が弱い。

保険料は高め。

保険料は高めかなと。

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」と同じような定額保障の医療保険がないのでちゃんとした保険料比較は難しいのですが、割と似ている医療保険にネオファースト生命「ネオdeちりょう」があります。こちらは完全に医療費を実費保障。入院や外来手術を受けた際に、領収書に書かれた診療報酬点数を基準に保障するという医療保険です。

ここで40歳男性を例に両社の保険料を比較してみます。

チューリッヒ生命 ネオファースト生命
保障内容 主契約:基準給付月額10万円
先進医療特約
主契約:Ⅲ型・10万円限度
先進医療特約
40歳男性保険料 5,050円/月 1,487円/月

ネオファースト生命が保障するのは入院と外来手術(放射線治療含む)だけなので、通院と在宅治療も保障に含むチューリッヒ生命の方が保障はやや厚め。

また、ネオファースト生命が10万円限度の実費保障なのに対し、チューリッヒ生命は10万円定額保障なので、この点でもチューリッヒ生命の方が保障厚めです。

しかし、保険料はチューリッヒ生命の方が3倍弱高いです。これくらい保険料に差があるとネオファースト生命一択に感じてしまいますが、ネオファースト生命は10年更新型です。保障期間は10年。10年ごとに契約更新です。

契約更新時には年齢が上がっているので保険料も上がります。上表の例で、80歳まで契約更新し続けた場合の保険料は以下のとおり。

50歳:2,521円/月
60歳:4,103円/月
70歳:6,011円/月
80歳:5,928円/月

90歳で亡くなるとすれば、一生涯保険料が変わらないチューリッヒ生命の保険料総額は3,636,000円で、ネオファースト生命は2,406,000円。チューリッヒ生命の方が約120万円高くなります。

これくらい差が開いてしまうと、保障内容が多少劣っていたとしても、ネオファースト生命の方が優勢かなと感じます。

通院保障が弱い。

主契約に通院保障が含まれていますが、保障額は基準給付月額×0.2。基準給付月額10万円なら月2万円です。

また、「同一の月に2回以上通院」が条件なので、医師から

「じゃあ来月また来てくださいね!」

と言われた場合は保障対象外。月1回の通院では保障されません。

まあでも働ける状況の通院なら保障が弱くても問題ありません。本当に怖いのは通院で副作用のきつい抗がん剤治療を受けるケース。

この場合は働くことも難しいので、収入減もあり得ます。副作用に耐えながら、残高が徐々に減っていく銀行口座を見て、

「あ、これ、やばいかも…」

と、メンタルを削られまくります。

そんなケースに備えるために、他社の医療保険には抗がん剤治療特約があります。抗がん剤治療特約を付加すれば、抗がん剤治療を受けた月に10万円が銀行口座に振り込まれるので、

「まあお金はなんとかなるか…」

と、多少は不安が和らぎます。

一方で、チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」の保障額は基準給付月額10万円なら月2万円。さらに、抗がん剤治療を受けるための通院が月1回だと保障はゼロです。この点は不安が残ります。

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」の評価

評価:B(S、A~Cで判定)。

長期入院に備えらえるメリットはありますが、保険料は高め。

それなりに蓄えのある方が、壊滅的なダメージになる超長期の入院に備えるためなら選択肢となり得る医療保険ですが、僕を含めた一般人なら保険料が安いオーソドックスなタイプの医療保険の方がよいと感じます。

よって評価は「B」としました。

同じチューリッヒ生命なら「終身医療保険プレミアムZ」が強力です。多くの方にとって、保障内容の観点でも、保険料の観点でも、「終身医療保険プレミアムZ」で十分でしょう。

医療保険の保険料は下記リンクで比較しているので、ご参考までに。本サイトでおすすめしている保障内容を中心に比較しています。

医療保険の保険料比較

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」の相談をするなら。

チューリッヒ生命を取り扱っている保険ショップはそんなに多くありません。もしかしたら、ご近所の保険ショップではチューリッヒ生命を取り扱っていないかもしれません。

なので、チューリッヒ生命を取り扱っている保険ショップを探すのもけっこう面倒なのですが、手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、チューリッヒ生命はもちろんのこと、本記事で比較したネオファースト生命とも提携しています。両社の比較もかんたんにやってくれます。

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(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/

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「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」

長期入院に備えられる医療保険ですが、保険料は高め。多くの方にとって、同じチューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムZ」の方が適していると感じます。こちらは重要な保障はだいたい揃ってますし、保険料は業界最安値クラスです。

チューリッヒ生命「終身治療保険プレミアムDX」は保険クリニックで相談できます。保険クリニックはチューリッヒ生命の取り扱いがある貴重な保険ショップです。「終身医療保険プレミアムZ」との比較もかんたんにやってくれますよ。

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※2022年10月更新

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