のっけからですけど、マニュライフ生命「こだわり外貨終身」はかなり良いです。
保険料はちょっと高めですが、それを補って余りあるのが保険料払込免除特約。マニュライフ生命「こだわり外貨終身」の大きな特徴は保険料払込免除特約が強力である点です。詳細は後ほど書きますが、医療保険やがん保険の代わりにもなり得ます。
終身保険は当たりハズレの大きい保険です。というのも、解約返戻金の返戻率(支払った保険料に対して解約時に戻ってくるお金の割合)に各社大きな差があるんです。
支払った保険料に+αの利息が上乗せされるお得な終身保険もあれば、大きく元本割れしてしまう終身保険もあります。元本割れしてしまう終身保険は選びたくないですよね。
終身保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、終身保険を選ぶ際に大切なのは以下の4点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、マニュライフ生命「こだわり外貨終身」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
30歳の月額保険料 (保険金額100,000米ドル円、60歳まで保険料支払) |
男性:191.00米ドル 女性:190.00米ドル ※非喫煙者保険料率、特定疾病保険料払込免除特約ありの保険料。 |
C |
40歳の月額保険料 (保険金額100,000米ドル円、70歳まで保険料支払) |
男性:239.00米ドル 女性:232.00米ドル ※非喫煙者保険料率、特定疾病保険料払込免除特約ありの保険料。 |
|
解約返戻金の返戻率 | 満期を迎えた時:102.3% ※30歳男性・保険金額10万米ドル・保険料払込期間60歳まで。 ※積立利率1.5%(最低保証)が継続した場合。 |
A |
保険料払込免除特約 | あり ※解約返戻金一気に増額タイプ。 |
S |
クレジットカード払い | あり | A |
会社情報 | 苦情率:0.726% ソルベンシーマージン比率:825.9% 会社格付け:A+(SP) |
A |
死亡保障に対する保険料は若干高めです。上表は
・過去1年間タバコを吸っていない場合に適用される非喫煙者割引(約8%割引)が適用。
・特定疾病保険料払込免除特約(5%程度保険料がUPすると推測)あり。
という条件の保険料なのですが、他社と比較して保険料は高めと言っていいでしょう。この点はデメリットですね。
また、積立利率の最低保証は1.5%です。同じくドル建て終身保険のメットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」は積立利率の最低保証が2.5%。これだけで比較すると、利率の高いメットライフ生命の方が有利に見えますよね。
ただし、実際の解約返戻金の返戻率は悪くありません。
パンフレットの例だと、最低保証の積立利率1.5%で推移した場合の返戻率は102.3%。積立利率2.5%で推移すれば返戻率は119.9%です。他社と比較しても悪くはありません。おそらく経費を頑張って削って、積み立てに回す保険料の割合を増やしているのでしょう。
そして、特定疾病払込免除特約が強力です。後述しますが、使い方によっては、医療保険・がん保険が不要になります。
会社的にも安定しています。苦情率が業界平均0.4%を上回る0.726%なのが残念ですが、保険金の支払い能力(ソルベンシーマージン比率)は安全と言わている200%を大きく超える825.9%。格付も「A+」なので”保険契約債務を履行する能力は強い”という評価になっています。
詳細はこの後に書いていきますが、優秀な外貨建て終身保険と言っていいと思います。
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マニュライフ生命「こだわり外貨終身」基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他の終身保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【終身保険】 ・死亡、高度障害時に保険金を受け取れます。 ・保険料を支払い終わった後も、保障は一生涯続きます。 ・貯蓄性があります(解約返戻金を受け取れます)。 |
【外貨建て】 ・加入者は米ドルもしくは豪ドルで保険料を支払います(為替レートを基準に円換算して円で支払います)。 ・加入者が受け取る解約返戻金、死亡保険金は外貨か日本円かを選択できます。 ・為替レートによって毎月支払う保険料、受け取る解約返戻金、死亡保険金が変わってきます。 |
|
保険料を支払う期間 | 以下から選択可能。 年満了:10年間、20年間、30年間 歳満了:55歳まで、60歳まで、65歳まで、70歳まで、80歳まで、90歳まで |
保険料を支払う回数 | 月払 |
保険料を支払う方法 | ・口座振替 ・クレジットカード |
保障される期間 | 一生涯(終身) |
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」のメリット
メリットをひとつひとつ見ていきます。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は保険料払込免除特約あり。しかも強力。
特定疾病保険料払込免除特約とは、がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になった場合に以降の保険料支払いが免除されるオプションです。テレビのCMで見かける
「以降の保険料は頂きません!」
というやつですね。もちろん、保険料の支払いが免除になった後でも、死亡保障は継続します。
オプションなので追加費用は発生してしまいますが、保険料が高い終身保険では、つけておいて損はないオプションでしょう。三大疾病で収入が激減したのに、毎月高額な保険料を払い続けるのはちょっとつらいですよね。
保険料の支払いが免除される条件は以下のとおりです。
疾病 | 条件 |
がん | 初めてがんと診断されたとき(上皮内がんは含みません)。 |
急性心筋梗塞 | 60日以上、労働を制限する状態が続いたと医師が診断したとき。 |
脳卒中 | 60日以上、神経学的な後遺症が継続したと医師が診断したとき。 |
※上皮内がんとは初期のがんを指します。サッと手術で切ってしまえば、完治する可能性が高いと言われてます。
条件はやや厳しめです。同じく保険料払込免除特約があるメットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」の条件は以下のとおり。
疾病 | 条件 |
がん | 初めてがんと診断されたとき(上皮内がんは含みません)。 |
心疾患・脳血管疾患 | 20日以上入院したとき。 または 所定の手術をうけたとき。 |
介護状態 | 要介護2以上に認定されたとき。 または 認知症・寝たきりによる所定の要介護状態が180日継続したとき(医師の診断確定が必要です)。 |
がんの条件は同じですが、大きく異なるのは心疾患・脳血管疾患の条件です。
- マニュライフ生命は範囲の狭い急性心筋梗塞・脳卒中のみを保障対象としている。一方で、メットライフ生命は範囲の広い心疾患・脳血管疾患を保障対象としている(さらに介護も条件に含まれています)。
- マニュライフ生命は「60日ルール」なのに対し、メットライフ生命は「20日ルール+手術」。この点も優れているのはメットライフ生命。
これだとマニュライフ生命がいいとこなしに見えてしまいますが、大きなメリットがひとつあります。それは、保険料払込免除の条件を満たせば、解約返戻金が一気に増額する点です。
その時点でまだ支払ってない保険料を一括で支払ったのと同じ額の解約返戻金を受け取れるんです(つまり、かなりお得)。
そうなると、マニュライフ生命「こだわり外貨終身」はがん保険の代わりになります。がんと診断されたら、即解約して解約返戻金を医療費に充てられます。急性心筋梗塞・脳卒中も保障対象になるので医療保険の代わりとしても使えます。
終身保険・がん保険・医療保険としても使えるマニュライフ生命「こだわり外貨終身」。これは他社の外貨建て終身保険には見られないメリットです。
ちなみに、同じマニュライフ生命が発売している「こだわり終身保険V2」は日本円建ての終身保険なのですが、全く同じ機能をもつ保険料払込免除特約があります。こちらも要チェックです。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は積立利率が1.5%保証。解約返戻金の返戻率がそこそこ高い。
まず積立利率が何かっていうところですが、終身保険は経費や死亡保険金に使われる部分を除いた積み立て部分(上図だと緑の部分)を運用し、契約者が解約したときに受け取れる解約返戻金に充当しています。この積み立て部分を運用して得た利率が積立利率です。
この積立利率がマニュライフ生命「こだわり外貨終身」だと1.5%保証。1.5%を下回ることはありません。積立利率はこちらで確認ができるのですが、いまのところは2%程度で推移できているようですね。
しかし、保証があることはメリットですが、冒頭書いたとおり1.5%は決して高くありません。メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」は2.5%保証です。
ただし、これも冒頭書きましたが、積立利率の最低保証は低いものの、解約返戻金の返戻率は悪くありません。おそらく、上図でいう緑色の積み立て部分が他社と比較して長いのではないかと推測できます(経費を削って契約者の積み立て部分を増やしていると思われます)。
パンフレットの例を挙げます。30歳男性が60歳までの30年間、保険金額100,000米ドルで契約した場合です(毎月の保険料は191米ドル。保険料の総支払額は68,760米ドル)。
積立利率 | 60歳で解約 | 65歳で解約 | 70歳で解約 |
1.5% (最低保証) |
70,394米ドル (102.3%) |
74,831米ドル (108.8%) |
79,259米ドル (115.2%) |
2.5% | 82,471米ドル (119.9%) |
92,554米ドル (134.6%) |
104,080米ドル (151.3%) |
3.0% | 89,439米ドル (130.0%) |
103,069米ドル (149.8%) |
118,841米ドル (172.8%) |
カッコ内が返戻率です。支払った保険料総額68,760米ドルに対して、解約するとどれくらい戻ってくるかの割合ですね。100%を超えていれば、お得ということになります。
この例だと、最低保証の1.5%で推移したとしても、返戻率が100%を割ることはありません。米ドル建てで考えれば、元本割れはしない計算ですね。
ご参考までに、メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」と比較してみます。
こちらも30歳男性が60歳までの30年間、保険金額100,000米ドルで契約した場合です(毎月の保険料は154.00米ドル)。
積立利率 | 満期直後(61歳) | 70歳で解約 |
2.5%(最低保証) | 115.3% | 133.2% |
3.0% | 128.3% | 155.2% |
このケースだと、積立利率2.5%で推移した場合は、マニュライフ生命「こだわり外貨終身」の方が返戻率は高くなるという結果になりました。
まとめると、
- 積立利率の最低保証が高いのはメットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」。
- 同じ積立利率で推移した場合に返戻率が高くなるのはマニュライフ生命「こだわり外貨終身」。
ですね。どちらも一長一短です。
この先の積立利率がずっと低いままだと仮定すれば、ドルスマートSの方が返戻率が高くなる可能性は高いです。逆に、現在の積立利率が最低水準で、今後の積立利率は上がっていくはずと仮定すれば、こだわり外貨終身のほうが返戻率が高くなる可能性は高いでしょう。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は非喫煙者割引あり。1年間タバコを吸ってなければ保険料が約8.6%割引になります。
直近1年間で喫煙習慣がない場合は非喫煙者料率が適用され、保険料が割引になります。
30歳を例に割引の有無で保険料を比較してみます。
【条件】
・年齢は30歳
・保険金額100,000米ドル
・保険料支払期間30年
・保険料払込免除特約あり
性別 | 割引有無 | 月々の保険料 | 保険料総額 |
男性 | 非喫煙者割引なし | 209米ドル | 75,240米ドル |
非喫煙者割引あり | 191米ドル | 69,760米ドル | |
女性 | 非喫煙者割引なし | 210米ドル | 75,600米ドル |
非喫煙者割引あり | 190米ドル | 68,400米ドル |
けっこう割引されてますよね。概ね8%程度割引されています。
ただ他社と比較して保険料が安いとは言えません。
ちょっと比較してみます。比較対象は先ほど登場したメットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」です。メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」は非喫煙者割引なんてないんですけど、結果はこのとおり。
【条件】
・年齢は30歳。
・保険金額100,000米ドル。
・保険料支払期間30年。
・マニュライフ生命は保険料払込免除特約あり。メットライフ生命は保険料払込免除特約なし。
・マニュライフ生命は非喫煙者割引が適用された保険料(メットライフ生命は割引という仕組みがない)。
マニュライフ生命 | メットライフ生命 | |
男性 | 191.00米ドル | 154.00米ドル |
女性 | 190.00米ドル | 136.00米ドル |
同じ保障額ですが、このケースだと保険料に大きな開きがありますよね。非喫煙者割引が適用されたとしても、保険料が安くなるのはメットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」です。
これには以下2点の理由があります。
- マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は保険料払込免除特約あり。おそらく5%程度保険料がUPしていると推測。
- メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」は低解約返戻金型。
1点目は特約有無の差です。上述した保険料払込免除特約の有無の差によるものです。保障が手厚い分、保険料が高くなるのでこの点はやむなしでしょう(保険料払込免除特約をなしにして、保険料を安くすることもできます)。
2点目についてですが、メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」は低解約返戻金型です。満期を迎える前に解約すると、解約返戻金が支払った保険料の7割程度に抑えられてしまうんです。
低解約返戻金型は満期前に解約した場合の解約返戻金を抑えている分、毎月支払う保険料を安くしています。
- 満期前の解約返戻金を抑える代わりに保険料を安くしているのが、メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」
- いつ解約してもそれなりの解約返戻金を受け取れるのがマニュライフ生命「こだわり外貨終身」
この違いは注意しておきましょう。なんらかの事情で満期を迎える前に解約する可能性がある場合は、マニュライフ生命「こだわり外貨終身」の方が安心です。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」はマニュライフ生命が破綻しても契約が保護される。
この点はマニュライフ生命「こだわり外貨終身」のメリットというよりも、外貨建て終身保険のメリットです。
生命保険会社が破綻すると以下のパターンのどれかで契約は保護されます。
生命保険会社が破綻しても、マニュライフ生命「こだわり外貨終身」が全額損失になるということはありません。
ここでなぜ破綻の話を書いたかというと、外貨預金と比較をしたかったんです。外貨建て生命保険に似ている金融商品で、外貨で預金する外貨預金があります。外貨預金には以下のメリットがあります。
- 外貨預金はいつ引き出しても、戻ってくる金額が一定。
しかし、以下の2点について、外貨建て生命保険は外貨預金より優れていると考えています。
- 外貨預金は預金保険制度の対象外。銀行が破綻したら、保護されるかどうかはわかりません(少なくとも、制度として保護する仕組みはありません)。
- 外貨預金は「預金」です。死亡保障はありません。
外貨預金よりマニュライフ生命「こだわり外貨終身」が機能性、保護制度の観点からメリットがあります。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」はクレジットカード払いが可能。
地味なメリットがこちらです。マニュライフ生命「こだわり外貨終身」はクレジットカード払いが可能です。
クレジットカードで支払えばポイント還元を受けることができます。終身保険は毎月支払う保険料がけっこうな金額になるので、コツコツとポイントを貯めていけばそれなりの金額になります。
で、他社の外貨建て終身保険はクレジットカード払い不可となることが多いんです(口座振替が多いです)。地味ではありますが、他社にはなかなか見られないマニュライフ生命「こだわり外貨終身」独自のメリットですね。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」のデメリット
外貨建て終身保険は仕組みが複雑です。デメリットを知っておかないと、
って20年後に思うかもしれません(契約してすぐ思うかもしれません)。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は為替の影響をモロに受ける。
この点はマニュライフ生命「こだわり外貨終身」のデメリットというよりも、外貨建て終身保険のデメリットです。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は外貨で積み立てます。なので、為替レートの影響をモロに受けてしまいます。簡単にまとめると↓の表のようになります。
毎月支払う保険料 | 解約返戻金・死亡保険金 | |
円安傾向 | 上昇 | 上昇 |
円高傾向 | 下降 | 下降 |
端的に言うと、日々変わる為替の影響を受けるため、計画が立てにくいんです。
生命保険は自分のライフプランに合わせて考えるのが王道ですが、マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は我々がコントロールできない為替レートで毎月支払う保険料と受け取れる解約返戻金・死亡保険金が変わります。
ある日突然円安が進めば、毎月支払う保険料がどんどん高くなっていきます。家計には大きな負担となっていきます。
最も困るのが、万が一の事態が発生し、死亡保険金を受け取る際に超円高だった場合です。日本円で受け取ると想定よりかなり減額されている可能性があります。
毎月支払う保険料も、受け取れる保険金もきっちり計画通りにしたい方には、外貨建て終身保険は向いていないかもしれません。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は保険料が高め。
メリットのところに書きましたが、非喫煙者割引が適用されたとしても保険料は他社と比較して安いとは言えません。
ここで再び毎月支払う保険料を比較してみます。比較対象はここまで何度か登場している米ドル建て終身保険のメットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」に加え、ジブラルタ生命「米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)」の2社とします。外貨建て終身保険ならこの2社が業界最安値水準です。
【条件】
・年齢は30歳
・保険金額100,000米ドル
・保険料支払期間30年
・マニュライフ生命は保険料払込免除特約あり。ジブラルタ生命とメットライフ生命は保険料払込免除特約なし。
・マニュライフ生命は非喫煙者割引が適用された保険料(ジブラルタ生命とメットライフ生命は割引という仕組みがない)
マニュライフ生命 | ジブラルタ生命 | メットライフ生命 | |
男性 | 191.00米ドル | 148.00米ドル | 154.00米ドル |
女性 | 190.00米ドル | 133.90米ドル | 136.00米ドル |
ということで、最も高くなるのはマニュライフ生命「こだわり外貨終身」です。保険料払込免除特約が付帯されているため5%程度割り増しになっていると推測できますが、それでも2社と比べて保険料は高めです。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」の評価
評価:A(S、A~C)
保険料を重視するのなら選択肢にはなりにくいのですが、解約返戻金の返戻率がそこそこ高いく、また保険料払込免除特約が強力です。3大疾病にかかると解約返戻金が一気に増額される点は他社の外貨建て終身保険にないメリットです。
保険料払込免除特約に魅力を感じるならば、選択肢に入れてよい外貨建て終身保険です。なので評価は「A」しました。
保険料を重視するのなら、ジブラルタ生命「米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)」ですし、解約返戻金の返戻率を重視するのならメットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」の方が魅力的です。ひとまずは、この3社で比較検討するのが賢い外貨建て終身保険の選び方です。
ちなみに、終身保険は以下のリンク先で比較しています。こちらもご参考に。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」の相談をするなら。
マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は全国の保険ショップで取り扱っています。
そしておすすめは、メットライフ生命とジブラルタ生命も取り扱っている保険ショップで比較してもらうこと。ここまでずらーっと書きましたが、どう考えても外貨建て終身保険の比較なんて専門家じゃないと難しい…。
でも、どこの保険ショップがマニュライフ生命とメットライフ生命とジブラルタ生命の3社を取り扱っているかなんてわかんないですよね。
ふらっと入った保険ショップで
「うち、マニュライフ生命もメットライフ生命もジブラルタ生命も取り扱ってないですよ」
なんて言われたら絶望です。終身保険入る前に絶望ですよ。
ということですので、事前準備は周到に。手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックならマニュライフ生命はもちろんのこと、比較対象としたメットライフ生命・ジブラルタ生命とも提携しています。
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「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止になってしまいます。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:マニュライフ生命「こだわり外貨終身」
がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の条件を満たせば一気に解約返戻金が上がるオプション(保険料払込免除特約)を追加できます。がん保険・医療保険の代わりにもなり得る外貨建て終身保険です。
しかし、保険料や解約返戻金の返戻率を重視するのなら、他社の外貨建て終身保険との比較は必須です。
●保険料が安く、積立利率の最低保証があって解約返戻金の返戻率が高めなメットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」。クレジットカード支払いも可能です。
●保険料が業界最安値水準で、解約返戻金の返戻率もそこそこ高いジブラルタ生命「米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)」。
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外貨建て終身保険の比較は専門家へ。保険の比較はひとりでやると、とてつもなく面倒です。代わりに比較してくれる専門家は身近にいます。
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