【評価C】チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」のデメリットと評価

チューリッヒ生命には「終身ガン治療保険プレミアムZ」というがん保険がありますが、そのがん保険に急性心筋梗塞・脳卒中の保障を追加したのが「3大疾病保険プレミアムZ」です。

最近の医療保険で3大疾病と言えば「がん・心疾患・脳血管疾患」です。心臓・脳の疾病をまるごと保障するタイプが主流です。

一方で、3大疾病保険プレミアムZが保障対象とする急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障対象外になります。

平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%です。

保障対象が急性心筋梗塞に限定されてしまうと、その他の心疾患(狭心症・不整脈・心筋症等)が保障対象外になります。

また、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には

  • 脳梗塞
  • くも膜下出血
  • 脳出血

が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。

ということで、保障対象が脳血管疾患でも脳卒中でも心疾患ほどの差はありませんが、まあ脳血管疾患の方が安心は安心です。

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」が保障対象とする心臓と脳の疾病は急性心筋梗塞・脳卒中に限定されるという点には注意が必要でしょう。

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」ここがポイント
  • 3大疾病と言いつつ、保障対象となる心臓と脳の疾病は急性心筋梗塞・脳卒中に限定されます。
  • 保険料も安くはないかと。全般的に中途半端です。

医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

医療保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。

  1. 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。端的に言うと3大疾病(特にがんと脳血管疾患)です。3大疾病の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  2. 通院保障:通院しながら働ける状況であれば家計のやりくりはできそうですが、通院しながらきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるような状況を保障してくれるかが重要です。
  3. 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると1年に1回ポンっと大きな金額が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるには重要な保障です。
  4. 先進医療保障:健康保険の適用外となる先進医療は全額自己負担です(治療費が数百万円となることもあります)。医療保険がしっかり保障してくれるかも要チェックです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
入院保障 がん・急性心筋梗塞・脳卒中の入院が無制限保障(3大疾病入院給付金) B
通院保障(がん) 入院前60日間、退院後365日間の通院を保障(3大疾病通院給付金)
抗がん剤特約あり
A
三大疾病一時金 【対象となる疾病・給付条件】
がん:1回目診断確定、2回目以降入院
急性心筋梗塞:入院
脳卒中:入院
【給付間隔・上限】
2年に1回、回数無制限
C
先進医療保障 通算2,000万円上限・終身型 B
会社情報 苦情率:0.725%
ソルベンシーマージン比率:1083.6%
会社格付け:AA(SP)
A

入院保障が対象とする疾病はがん・急性心筋梗塞・脳卒中に限定されます。ケガの入院やがん・急性心筋梗塞・脳卒中以外の入院は保障対象外。ある程度の割り切りが必要でしょう。

通院保障も対象とするのはがん・急性心筋梗塞・脳卒中のみ。ただし、抗がん剤特約は自由診療も保障対象とする強力なタイプなので、この点はメリット。

また、三大疾病一時金の保障対象もがん・急性心筋梗塞・脳卒中に限定されます。他社は幅広くがん・心疾患・脳血管疾患を保障対象としていることを踏まえれば、この点はデメリットです。給付間隔も2年に1回なので、他社と比較すると周回遅れの感があります。

先進医療特約も保障対象とするのはがん・急性心筋梗塞・脳卒中を治療するための先進医療に限定されます。先進医療には聞いたこともないような難病の治療も含まれるのですが、こういうのは保障対象外。

会社的には安定しています。苦情率が業界平均0.4%を上回る0.725%なのが残念ですが、保険金の支払い能力(ソルベンシーマージン比率)は安全と言わている200%を大きく超える1083.6%。格付も「AA」なので”保険契約債務を履行する能力は非常に強い”という評価になっています。チューリッヒ生命がいますぐ危ない!ということはないでしょう。

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「保険クリニック」生命保険見直し&保険相談

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」の保障内容を評価します。

冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【基本保障】抗がん剤治療給付金/自由診療抗がん剤治療給付金

給付金 給付額 給付条件 給付間隔
抗がん剤治療給付金 10万円~30万円の範囲で選択可能。
(5万円単位)
公的医療保険制度の給付対象となる抗がん剤治療を受けたとき。 月1回
自由診療抗がん剤治療給付金 Ⅰ型:抗がん剤治療給付金の2倍
Ⅱ型:抗がん剤治療給付金の4倍
欧米で承認された所定の抗がん剤治療のうち、抗がん剤治療給付金対象外(公的医療保険制度の給付対象外)となる治療を受けたとき。 月1回
(最大12回)

基本保障はチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムZ」と同じく抗がん剤治療に対する保障です。医療保険によくある

「入院1日5,000円!」

といった保障ではありません。

抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。

  1. 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
  2. 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。

1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。働きながらの治療も不可能ではないので、経済的なピンチに陥ることもそんなにありません。

本当に怖いのは2のケースです。この場合は副作用が辛くて満足に働くことも難しく、収入減もあり得ます。治療の終わりも見えなくなり、銀行口座の残高が徐々に減っていく抗がん剤ドロ沼にハマります。

ベッドの上で虚空を見上げながら

「あ、これ、やばいかも…」

と、メンタルが削られまくるなかで、毎月10万円を銀行口座に振り込んでくれるのは助かります。抗がん剤治療の保障は非常に重要です。

大きな特徴は自由診療となる抗がん剤治療が保障対象となる点でしょう。欧米では承認されているものの、日本では未承認となっている抗がん剤治療を受けた月に定額が給付されます。

がん治療は日々進化していますが、抗がん剤治療は欧米が一歩進んでいます。欧米で承認されたものの、日本では未承認の抗がん剤は多数あり、その治療費は月100万円を超えることもあります(全額自己負担)。抗がん剤治療を受けた方のうち、2割弱が自由診療を受けたというデータもあるので、それほどマイナーな治療方法ではありません。

最近は自由診療の抗がん剤治療を保障対象とする医療保険が増えつつありますが、健康保険が適用される範囲内の抗がん剤治療のみを保障対象とする医療保険もまだまだあります。この点はチューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」のメリットです。

【重要ではありません】悪性新生物保険料払込免除特約(3大疾病特約付加)

保険料払込免除特約は、よくCMで見る「以降の保険料は頂きません!」っていう特約です。

がんと診断された場合、もしくは急性心筋梗塞・脳卒中で入院した場合に、以降の保険料支払いが免除されるのですが、医療保険はそもそも保険料が安いため、あまり効果的ではありません。

付加する必要性は低いでしょう。

【重要ですが…】ガン先進医療特約(3大疾病特約付加)

特約名 給付額 給付条件
ガン先進医療特約(3大疾病特約付加) ・先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障)
・一時金20万円
がん・急性心筋梗塞・脳卒中の先進医療を受けた場合。

先進医療とは、公的医療保険(健康保険)の対象にするかを評価する段階にある最新の治療・手術などを指します。健康保険が適用されないので、治療費は全額自己負担。治療内容によっては300万円程度かかることもあります。

なので、先進医療を受けると大金を自腹で支払うこともあるのですが、その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約です。基本的には医療保険に入るなら付加した方がいい特約です(2,000万円まで保障してくれます)。

以下、ポイントです。

  • 【GOOD!】保障期間通算で2,000万円まで保障。
  • 【GOOD!】一時金20万円の給付あり。
  • 【BAD!】保障対象ががん・急性心筋梗塞・脳卒中の先進医療に限定される。

他社の先進医療特約だと保障上限額が500万円や1,000万円となることもあります。2,000万円上限は悪くありません。

また、先進医療を対応できる病院は限られているため、遠方に移動することもあり得ます。一時金はその場合の宿泊費・交通費に使われることを想定しています(一時金がない医療保険もあります)。20万円給付ならついでに観光もできそうですよね。

これだけ見ると良い保障内容ですが、保障対象はがん・急性心筋梗塞・脳卒中に関する先進医療に限定されます。

先進医療の種類は厚生労働省のサイトに記載されてますが、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の他にも様々な治療が対象になってます。他社の医療保険が先進医療まるごと保障している点を踏まえれば、この点はデメリットでしょう。

【重要ですが…】ガン診断特約(3大疾病特約付加)

特約名 給付額 給付条件
ガン診断特約(3大疾病特約付加) 50万円から100万円の範囲で選択可能 ■がん
【1回目】診断された場合。
【2回目以降】入院した場合。
■急性心筋梗塞・脳卒中
入院した場合。
※2年に1回給付。

がん・急性心筋梗塞・脳卒中に罹り、所定の条件を満たせば2年に1回の間隔で大きな金額の一時金を受け取れるオプションです。実際に受け取ってみるとわかるのですが、働くこともできずに医療費が膨らんでいく中で、

「医療保険…入っておいてよかった…」

と分かりやすく実感できる重要なオプションです。

以下、ポイントです。

  • 【BAD】給付間隔が2年に1回。再発/転移の保障に不安あり。
  • 【BAD】保障対象が急性心筋梗塞・脳卒中に限定される

給付間隔は2年に1回です。他社の医療保険は1年に1回が主流です。

2年に1回は長いです。

例えば、がんで1ヶ月入院して手術、退院してから6ヶ月間抗がん剤治療して治療完了。その半年後に再発して2回目の入院という割とよくあるケースの場合、2年に1回給付だと2回目の入院のタイミングで一時金給付されません。1回目の入院から2年間待つ必要があります。

一方で、1年に1回給付なら2回目の入院時に一時金給付です。2年に1回給付はチューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」の大きなデメリットです。

また、心疾患・脳血管疾患が保障対象ではなく、範囲が狭い急性心筋梗塞・脳卒中が保障対象である点も要注意です。

冒頭書いたとおり、急性心筋梗塞・脳卒中は心疾患・脳血管疾患の一部です。他社の医療保険が心疾患・脳血管疾患をまるごと保障していることを踏まえれば、この点もデメリットでしょう。

【良い保障内容です】ガン治療特約

給付金 給付額 給付条件
ホルモン剤治療給付金 5万円/月 公的医療保険制度の給付対象となる所定のホルモン剤治療を受けたとき。
自由診療ホルモン剤治療給付金 10万円/月
(12回限度)
所定のホルモン剤が処方・投与される次のいずれかの治療を受けたとき
①欧米で承認され、かつ公的医療保険制度対象外の治療
②先進医療または患者申出療養による療養であること
ガン緩和療養給付金 5万円/月
(12回限度)
公的医療保険制度の給付対象となる所定のガン性疼痛緩和の療養を受けたとき。
ガン治療関連給付金 5万円/月
(12回限度)
医科診療報酬点数表または歯科診療報酬点数表の算定対象となる治療を受けたとき。

がんの3大治療は手術・抗がん剤・放射線と言われてますが、

  • 手術と放射線は後述するガン手術で保障
  • 抗がん剤は基本保障で保障

で、それ以外の種々のがん治療を保障するのが、こちらのガン治療特約です。

「通院でも入院でも、がんの治療を受けたら毎月定額給付しますよ!」

という意味合いの特約ですね。余裕があれば付加しておいた方がよい特約です。

ちなみにですが、「緩和療養」はがんの痛みを和らげる治療です。本当の末期で助かる見込みがなくなり、痛みだけでも緩和させていくような治療ですね。緩和療養を受けるくらいがんが進行していれば、

「思い残すことなくこの世を去りたい…」

といった考えも浮かんでくるかもしれません。その際にガン緩和療養特約から毎月5万円給付されれば、やれることも広がってくるかと。

【重要ではありません】ガン通院特約(3大疾病特約付加)

特約名 給付額 給付条件
ガン通院特約(3大疾病特約付加) 通院1日あたり5,000円~30,000円の反映で選択可能。
(1,000円単位)
・入院日の前日から遡及して60日以内の通院。
・退院日の翌日から365日以内の通院。
※1入院120日間まで給付。

入院前後の通院1日に対して定額給付される特約です(入院のない通院は保障対象外)。

他社だと、がんの場合は退院から5年間無制限で通院保障なんていうのもあります。それと比べれば通院保障は弱めですが、上述した抗がん剤ドロ沼にハマらなければ、通院治療だと働けることも多いんですよね。

通院保障は給付額もたいしたことはないので、

「手続きがめんどくさい!」

と、なることがけっこうあります。必要性は薄いでしょう。

【重要です】ガン入院特約(3大疾病特約付加)

特約名 給付額 給付条件
ガン入院特約(3大疾病特約付加) 入院1日あたり5,000円~30,000円の反映で選択可能。(1,000円単位) がん・急性心筋梗塞・脳卒中が原因で入院したとき。

がん・急性心筋梗塞・脳卒中の入院を無制限保障する特約です。

現在は入院が短期化しています。入院日数の平均は以下のとおりです。

日本人の平均:29.3日
35歳~64歳の平均:21.9日
(参考:にしたのは生命保険文化センター

平均からすると、認知症・統合失調症・アルツハイマー病や脳血管疾患は入院が長引く傾向にありますが、その他の疾病は意外と短い期間で退院できます。

まあでもこれはあくまで平均です。がんも部位や症状によっては入院が長引きます(水泳の池江璃花子さんは10ヶ月入院されたそうです)。安価な特約なので、付加しておいたほうが安心かと。

しかし、何度でも繰り返しますが心疾患・脳血管疾患が保障対象ではなく、範囲が狭い急性心筋梗塞・脳卒中が保障対象である点には要注意です。

【重要です】ガン手術特約(3大疾病特約付加)

特約名 給付額 給付条件
ガン手術特約(3大疾病特約付加) 手術1回あたり10万円~60万円の範囲で選択可能。(5万円単位) 下記のとおり

一般的な医療保険であれば基本保障に含まれる手術の保障が特約化(オプション化)されています。保障は以下の3種類。

  1. がん・急性心筋梗塞・脳卒中に関する手術(3大疾病手術給付金)
  2. 乳房観血切除術、子宮摘出術、卵巣摘出術、子宮・子宮附属器にかかる手術、乳房再建術(3大疾病特定手術給付金)
  3. 放射線治療(3大疾病放射線治療給付金)

手術にはそれなりの費用がかかります。基本的には付加しておくべき特約です。

ただし、他社の医療保険では疾病がほぼ限定されずに保障対象となりますが、チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」だとがん・急性心筋梗塞・脳卒中の手術に限定されます。この点はちょっと注意ですね。

【重要ではありません】ガン診断後ストレス性疾病特約(3大疾病特約付加)

特約名 給付額 給付条件
ガン診断後ストレス性疾病特約(3大疾病特約付加) 5万円・10万円・20万円から選択可能。 ガンと診断確定、もしくは急性心筋梗塞・脳卒中で入院した後5年以内に、所定のストレス性疾病と診断されたとき。

ネプチューンの名倉潤さんがヘルニアが原因のストレスでうつ病を発症し、しばらく休養されたことがあります。そういった症状を保障するのがこちらの特約。

必要かどうかは微妙です。5万円~20万円の金額を1回だけ受け取ったところで、何に使うのか。いまいち用途がわからない特約です。

【シミュレーション】僕が3大疾病保険プレミアムZに入るなら

僕がチューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • 基本保障:基準給付金額10万円(Ⅰ型)
  • 特約:ガン先進医療特約(3大疾病特約)、ガン診断特約(3大疾病特約)50万円、ガン手術特約(3大疾病特約)10万円、ガン入院特約(3大疾病特約)1日5,000円

これで月々の保険料は40歳男性なら4,390円、40歳女性は4,285円です。

保障対象ががん・急性心筋梗塞・脳卒中に限定される割には安くないかなと。これだったら同じチューリッヒ生命から発売されている「終身医療保険プレミアムZ」の方が、ケガや幅広い疾病に備えることができて、しかも安くなるかなという印象です。

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」のメリット

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」ここがポイント!
  • 【check】自由診療となる抗がん剤治療を保障対象にできる。

自由診療の抗がん剤治療が保障対象となる医療保険です。

ひと昔前なら大きなメリットでしたが、最近は他社にも同じタイプの医療保険が増えています。チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」を選ぶ決め手にはならないかと。

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」のデメリット

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」ここにご注意!
  • 【check】一時金の給付条件が2年に1回。
  • 【check】全ての保障対象が心疾患・脳血管疾患ではなく急性心筋梗塞・脳卒中。

上述のとおり、ガン診断特約(3大疾病特約付加)の給付間隔は2年に1回。

繰り返しますが、がんは2年に以内に再発や転移することが少なくありません。最近の医療保険は1年に1回間隔で一時金給付するのがスタンダートなので、あえて2年に1回給付の医療保険を選ぶ理由はないかなと感じます。

また、保障対象はがん・急性心筋梗塞・脳卒中に限定されます。

ケガやその他の疾病は全く保障されないので医療保険としては中途半端だし、がん保険としては急性心筋梗塞・脳卒中の保障が加わるぶん保険料が高めです。

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」の評価

評価:C(S、A~Cで判定)。

3大疾病と言いつつ、保障対象はがん・急性心筋梗塞・脳卒中に限定されます。がんはいいとしても、心臓と脳の疾病をまるごと保障する医療保険ではありません。

保険料も決して安いとは言えず、いま選ぶ理由が見当たらないというのが正直なところです。よって評価は「C」としました。

医療保険なら同じチューリッヒ生命から発売されている「終身医療保険プレミアムZ」、もしくはメディケア生命「新メディフィットA」の方がケガや幅広い疾病に備えることができて、しかも保険料も安くなることが多いかと。

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」の相談をするなら。

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」を取り扱っている保険ショップはそんなに多くありません。もしかしたら、ご近所の保険ショップではチューリッヒ生命を取り扱っていないかもしれません。

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まとめ

公式サイト:チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」

保障対象は3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)に限定されます。ケガや3大疾病以外の疾病は保障対象外。

さらに3大疾病といいつつ保障対象となる心臓と脳の疾病は急性心筋梗塞・脳卒中に限定されます。心疾患・脳血管疾患をまるごと保障するタイプでありません。

保険料もちょっと中途半端かなと。

ケガや幅広い疾病に備えることができて、保険料も安くなることが多いチューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」、もしくはメディケア生命「新メディフィットA」あたりとの比較は必須でしょう。

チューリッヒ生命「3大疾病保険プレミアムZ」は保険クリニックで相談できます。保険クリニックならメディケア生命も取り扱っているので、迷ったら保険クリニックです。かんたんに比較してくれますよ。

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コメント

  1. ペンネーム より:

    はじめまして、こんばんは!いつも楽しく拝見しております。特に保険の評価、S、A、Bなどは非常に分かりやすいです。
    チューリッヒのオプションですが、公式サイトには
    ガン通院特約(Z02)について
    ガンで入院し、ガンの治療を直接の目的とする通院をされたときにお支払いします。ただし、入院前日から遡及して60日以内および退院日の翌日以後365日以内の通院に限ります。
    (退院後通院期間あたり120日限度)→こちらは退院後120日以内ではなく、支給日数の事をさすようなので、コメントしました!
    いつもとても参考にしているサイト様なので、是非ご確認頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

  2. ペンネーム より:

    こちらのコメントを送信しましたが、よくよく読み返してみると、勘違いでした!
    退院後365日と記載してありましたね、失礼しました!
    はじめまして、こんばんは!いつも楽しく拝見しております。特に保険の評価、S、A、Bなどは非常に分かりやすいです。
    チューリッヒのオプションですが、公式サイトには
    ガン通院特約(Z02)について
    ガンで入院し、ガンの治療を直接の目的とする通院をされたときにお支払いします。ただし、入院前日から遡及して60日以内および退院日の翌日以後365日以内の通院に限ります。
    (退院後通院期間あたり120日限度)→こちらは退院後120日以内ではなく、支給日数の事をさすようなので、コメントしました!
    いつもとても参考にしているサイト様なので、是非ご確認頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

    • 管理人より より:

      ペンネーム様

      ご指摘ありがとうございました!
      いや、ペンネーム様の仰ることが正しく、私が誤解を招くような書き方をしていました。
      修正しておきます。今後ともよろしくお願いいたします!