【評価B】アフラック「医療保険EVER Prime」デメリットと評価

※アフラック「医療保険EVER Prime」は2023年9月に販売終了となりました。後継商品としてアフラック「医療保険EVERシンプル」が発売されています。

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全般的にはオーソドックスな保障内容ですが、それぞれの特約には注意点があります。

短期入院の保障が手厚いので、保険料も他社と比較して高め。10日程度の入院なら貯蓄の切り崩しでやり過ごせる方や、有給休暇を消化すれば収入ダウンもないような方なら、他社のお手頃な医療保険と比較しておいた方がよいでしょう。

アフラック「医療保険EVER Prime」ここがポイント
  • 特約(オプション)には注意点があります。
  • 短期入院の保障が手厚いので保険料も高め。
  • 契約後の保障見直しが楽にできます。

医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

医療保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。

  1. 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  2. 通院保障(抗がん剤治療保障):通院治療だと働けることも多いのですが、本当に怖いのは通院で副作用のきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるケース。こんな状況を保障してくれるかが重要です。最近の医療保険は健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療も保障対象にすることがあります。
  3. 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると毎年100万円といった保険金が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるという意味でも、重要な保障です。
  4. 先進医療保障:先進医療には健康保険が適用されません。治療費は全額自己負担です(数百万円となることもあります)。医療保険が先進医療をしっかり保障してくれるかも要チェックです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、アフラック「医療保険EVER Prime」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
入院保障 がん・心疾患・脳血管疾患が無制限保障(三大疾病無制限型入院特約) A
通院保障(がん) 抗がん剤治療特約なし C
三大疾病一時金 【対象の疾病・給付条件】
がん:1回目診断確定、2回目以降入院
心疾患:急性心筋梗塞は入院もしくは手術、急性心筋梗塞以外は継続10日以上の入院もしくは手術
脳血管疾患:脳卒中は入院もしくは手術、脳卒中以外は継続10日以上の入院もしくは手術
【給付間隔・上限】
1年に1回、回数無制限
B
先進医療保障 通算2,000万円上限・10年更新型 B
30歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:4,270円
女性:4,640円
B
40歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:5,640円
女性:5,530円

入院保障に大きな問題はありません。三大疾病無制限型入院特約を付加すれば、長引くこともあるがん・心疾患・脳血管疾患の入院を無制限保障にできます。この点は安心です。

抗がん剤治療特約はありません。他社だと、抗がん剤治療を受けた月に10万円程度給付するオプションを付加できることが多いのですが、アフラックにはありません。通院で抗がん剤治療を受けてるけど副作用が辛くて働けない!といった状況に不安が残ります。

また、三大疾病一時金の給付対象は幅広くがん・心疾患・脳血管疾患です。1年に1回で回数無制限給付は他社同等ですが、各疾病の給付条件は他社と比較するとやや厳しめ。

先進医療保障は2,000万円限度で保障。この点は良いのですが、10年更新型なんですよね…。10年ごとに保険料が見直し(上がる可能性が高い)となる点には要注意です。他社だと終身型といって一生涯保険料が変わらないタイプが主流です。

保険料は他社比較で高く見えますが、これは

「日帰り入院から入院10日目まで一律10日分の入院給付金をお支払い!」

が影響してます。短期入院の保障が手厚いんですよね。入院が短期化している現状では嬉しい保障ですが、このタイプの医療保険は保険料が高くなる傾向にあります。

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目次

アフラック「医療保険EVER Prime」の基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他の医療保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【医療保険】
・病気やケガに備える保険です。
・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。
・保険料が値上がりすることはありません。
主契約 【入院給付金】
入院1日につき3,000円から20,000円の範囲で選択可能。
※1,000円単位で選択可能。
【手術給付金】
入院中の手術:入院給付金の10倍
外来の手術:入院給付金の10倍
がん等の特定手術:入院給付金の40倍
【放射線治療給付金】
放射線治療を受けた際に入院給付金の10倍給付。
特約(オプション) 【健康祝金特則】
継続して10日以上の入院がなかった場合に3年に1回祝金給付。
【三大疾病無制限型入院特約】
がん・心疾患・脳血管疾患の入院給付金支払限度日数を無制限に延長。
【通院特約】
退院後の通院1日に対して定額給付。
【総合先進医療特約】
先進医療の技術料実費を給付。
【三大疾病保険料払込免除特約】
がん・心疾患・脳血管疾患で所定の状態となった場合に以降の保険料支払いを免除。
【三大疾病一時金特約】
がん・心筋梗塞・脳卒中で所定の状態となった場合に一時金給付。
【特定生活習慣病保障特約】
肝硬変、慢性膵炎、慢性腎不全、糖尿病で所定の状態となった場合に一時金給付。
【就労所得保障一時金特約】
入院、もしくは在宅治療で働けなくなった場合に一時金給付。
【精神疾患保障一時金特約】
精神疾患が原因で働けなくなった場合に一時金給付。
【介護一時金特約】
要介護2以上に認定された場合に一時金給付。
【認知症介護一時金特約】
認知症となった場合に一時金給付。
【入院一時金特約】
入院した際に一時金給付。
【ケガの特約】
ケガで通院した際に一時金給付。
【終身特約】
死亡時に死亡保険金給付。
【女性疾病入院特約】
女性特有の疾病で入院した際に入院給付金上乗せ。
【女性特定手術特約】
女性特有の疾病で手術した場合に一時金給付。
保険料を支払う期間 60歳まで、65歳まで、終身(一生涯)から選択可能。
保険料を支払う回数 月払・半年払・年払
保険料を支払う方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保障される期間 終身
加入方法 対面
健康相談サービス あり

アフラック「医療保険EVER Prime」の保障内容を評価します。

冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【主契約】入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金

アフラック「医療保険EVER Prime」は入院と手術の保障を主契約とするオーソドックスなタイプの医療保険です。

主契約の入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金は以下のとおり。

名称 給付額 給付条件
入院給付金 入院1日につき3,000円から20,000円の範囲で選択可能。
※1,000円単位で選択可能。
入院1日につき給付
手術給付金 開頭・開腹・開胸等の特定手術:入院給付金の40倍
入院中の手術:入院給付金の10倍
外来の手術:入院給付金の5倍
骨髄幹細胞の採取術:入院給付金の10倍
手術を受けたとき。
放射線治療給付金 入院給付金の10倍 放射線治療を受けたとき(60日に1回)。

入院給付金は日帰りから10日目まで一律10日分が給付されます。

入院が短期化している現状では嬉しい保障ではありますが、短期入院の保障が充実している医療保険は保険料が高くなりがちです。

短期入院は貯蓄で備えて(貯蓄が少ない場合は貯蓄に励んで)、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方。入院1日あたりの平均費用は2.3万円というデータがありますが、10日程度の短期入院をやり過ごせる程度の貯蓄があるのなら、保険料の安い他社の医療保険を検討した方がよいでしょう。

また、入院保障は「入院給付金×入院日数」が支払われるのですが、入院1回に対する入院日数の保障上限を60日間or120日間から選択することになります。

ちなみに、入院日数の平均は以下のとおり。

全体平均:32.3日
35歳~64歳の平均:24.4日
(参考:生命保険文化センター

上記のリンク先を参照頂けるとわかるのですが、入院日数平均は意外と短いです。

「これなら保障上限60日間で十分じゃん!」

と思ってしまいますが、あくまでこれは平均。脳血管疾患は平均からしても入院が長引きますし、平均では短期間で退院できるがんも部位や症状によっては長引きます(水泳の池江璃花子さんは10か月入院されたそうです)。

オプションの三大疾病入院無制限特約を付加すれば、がん・心疾患・脳血管疾患の入院が無制限保障となります。医療保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあると考えれば、入院の無制限保障は重要です。特約保険料も高くはないので、三大疾病入院無制限特約は付加しておいたほうが安心でしょう。

手術保障は手術の程度によって保障額が変動するタイプです。開頭・開腹・開胸といったハードな手術は保障額がドンっと大きくなります。

他社だと手術の程度に関わらず定額保障も選べることが多いのですが、アフラックは選べません。高額療養費制度を利用すれば月々の医療費上限は決まるので、保険料の安い定額保障タイプでも十分だったりもするのですが、選択肢の狭さはアフラックのデメリットでしょう。

【不要です】健康祝金特則

特約名 給付額 給付条件
健康祝金特則 健康祝金 継続して10日以上の入院がなかった場合に3年に1回祝金が給付される。

継続10日以上の入院が3年間なかった場合に、健康祝金として入院給付金の5倍を受け取れるオプションです。

「3年間健康に過ごせた!医療保険なんて入る必要なかったじゃん!」

という気持ちを慰めてくれるオプションですが、健康祝金特則は有料オプションです。

40歳男性が健康祝金25,000円(入院給付金日額5,000円)を付加すると、月々の保険料が600円上がります。3年間毎月600円支払うと、合計は21,600円。

21,600円支払って3年間で10日以上の入院がなければ25,000円もらえるので利益は3,400円。3年間で継続10日以上の入院があった場合は21,600円の損です。これはギャンブルです。

それでも、若いうちはギャンブルに勝つこともあるでしょう。しかし、年齢を重ねれば入院する機会が多くなり、ギャンブルに負ける可能性が高くなります。

「じゃあ、歳をとったら健康祝金特則をオプション解約しよう!」

と思っても、健康祝金特則は「特則」なので契約途中でオプション解約できません。年齢を重ねても安くない保険料を払い続け、そして負け続けることのあるギャンブルです。

健康祝金特則は全く不要です。

【重要ではありません】入院一時金特約

特約名 給付額 給付条件
入院一時金特約 5万円等 入院したとき。

入院すれば必ず給付される一時金です。日帰り入院でも給付されます。短期の入院保障を強化する特約ですね。

短期入院でも、日用品や交通費がそれなりにかかるので、入院で赤字になりたくない方や、手持ちの現金が極端に少なくて医療費破産の可能性がある方にとっては有効な特約ですが、上述のとおり、アフラックはデフォルトで10日分の入院給付金が保障されます。

さらに、入院一時金特約が必要かはよくよく検討した方がよいでしょう。さすがにオーバースペックな感があります。

短期入院から長期入院まで民間の医療保険でがっちり備えると、保険料がめちゃくちゃ高くなります。繰り返しますが、短期入院は貯蓄で備えて(貯蓄が少ない場合は貯蓄に励んで)、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方です。

【重要ではありません】通院特約

名称 給付額 給付条件
通院特約 通院1日につき、入院給付金と同額 通院したとき。

入院・手術・放射線治療の前後の通院を保障する特約です。保障対象は入院・手術・放射線治療の前60日間と後120日間の期間で、合計30日間までの通院です。

他社によくある通院保障は

「退院した後の120日間まで保障(入院のない通院は保障対象外)」

といった条件が多いので、入院のない手術・放射線治療の通院が保障される点と、入院前60日も保障される点はアフラックのメリット。他社よりも保障範囲は広いです。

まあでも保障額は通院1日5,000円程度。通院だと働けることも多いので、

「仕事が忙しいし、たった5,000円のために手続きする方がめんどくさい!」

ということもけっこうあります。必要性は薄いかなと。

【重要ですが…】総合先進医療特約

特約名 給付額 給付条件
総合先進医療特約 保障期間通算で2,000万円までの技術料。 先進医療を受けた場合。

先進医療とは、公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険適用がされないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円上限で保障してくれるのが先進医療特約です。

例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の一種です。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。

重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。

しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です(2,000万円まで保障)。

先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。

先進医療特約は割と重要なオプションなのですが、アフラック「医療保険EVER Prime」の先進医療特約は以下の2点で他社より見劣りします。

  • 【BAD!】一時金の給付がないこと。
  • 【BAD!】10年ごとに保険料が更新されること。

先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります。交通費・宿泊費が必要になるケースも多く、他社だと一時金として10万円程度、もしくは交通費・宿泊費の実費を給付することがあります。一時金の給付がないアフラック「医療保険EVER Prime」は他社より保障が薄いと言えます。

また、アフラック「医療保険EVER Prime」の先進医療特約は終身型ではなく、10年更新型です。終身型は一生涯保険料が変わりませんが、10年更新型は10年ごとに保険料が見直されます。

現状は毎月100円程度の特約保険料で先進医療特約を付加できますが、今後先進医療が普及して保険会社の保険金支払いが膨らめば特約保険料が上がることも考えられます。10年ごとに保険料は見直されますが、現状より安くなる可能性は低いでしょう。他社は終身型が主流です。

アフラック「医療保険EVER Prime」の先進医療特約はちょっとさみしい保障内容です。先進医療特約を重視するのであれば、他社の医療保険と比較した方がよいでしょう。

【重要です】三大疾病一時金特約

特約名 給付額 給付条件
三大疾病一時金特約 50万円~100万円の範囲で選択可能。
(1年に1回給付。回数無制限)
■がん
1回目:診断されたとき。
2回目以降:入院したとき。
■心疾患
急性心筋梗塞は入院、もしくは手術を受けたとき。
急性心筋梗塞以外は手術または継続10日以上の入院をしたとき
■脳血管疾患
脳卒中は入院、もしくは手術を受けたとき。
脳卒中以外は手術または継続10日以上の入院をしたとき

がん・心疾患・脳血管疾患で所定の条件を満たせば一時金給付される特約です。実際に受け取ってみるとわかるのですが、まとまった金額(100万円とか)が一気にドバっと銀行口座に振り込まれるので、

「医療保険、入っておいて良かった…」

と分かりやすく実感できる特約です。

特に三大疾病一時金特約が役立つのは、がんが失業につながりやすい非正規雇用の方やブラック企業に勤務されている方。

東京女子医大の調査ではがんと診断されてから、フルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないという場合は、がんと失業のWパンチを食らうこともあるでしょう(実際多いです)。

そんなときにドカッと100万円を銀行口座に振り込んでくれるのが三大疾病一時金特約です。生活を破綻させないためにも必要な特約です。

しかし、保障内容はイマイチ。

  • 【GOOD】給付間隔が1年に1回。
  • 【GOOD】心疾患・脳血管疾患をまるごと保障。
  • 【BAD】上皮内がんが保障対象外。
  • 【BAD】がんの2回目以降の給付条件が入院に限定されている。

ちょっと古い医療保険だと2年に1回しか一時金給付されないことがあります。がんなんて2年以内に再発することは珍しくありませんが、再発して不安になってるところに

「あ、前回から2年経過してないので一時金お支払いできませんよ」

なんて言われたらイラっときます。その点、アフラックは1年に1回給付。ここは他社同等です。悪くありません。

心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象としている点もメリットです。他社の医療保険だと、心疾患・脳血管疾患の保障対象を急性心筋梗塞・脳卒中に限定していることがあります。

急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障対象外になります。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%に過ぎません。

ただし、急性心筋梗塞以外の心疾患は

「手術または継続10日以上の入院」

が条件。

生命保険文化センターによると、心疾患全体の入院日数平均は24.6日。35~64歳だと12.6日。心疾患はそこまで入院が長引きません。10日もかからず退院することは割とあります。

例えば狭心症は2~3日程度の入院で、手術も受けずに薬剤治療だけで退院となることも多く、「手術または継続10日以上の入院」に該当しないこともあるでしょう。

最近の医療保険は急性心筋梗塞以外の心疾患も

「入院即保障!もちろん手術を受けても即保障!」

が増えてきているので、アフラックはやや条件厳しめです。

一方で、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には

  • 脳梗塞
  • くも膜下出血
  • 脳出血

が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。

ということで、脳血管疾患でも脳卒中でも大きな差はありませんが、脳血管疾患の方がちょっと安心かな、とは感じます。

ここまでがメリット。以下デメリットです。

がんの保障対象に上皮内がんが含まれません。

上皮内がんとは、がん細胞がリンパ管や血管に到達していない初期のがんを指します。

「早めに見つかって良かったですね!」

と言われるのが上皮内がん。大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで早期発見されたというデータもあるので、珍しいがんではありません。他社の医療保険は上皮内がんも通常のがんと同じ扱いをすることが大半です。

まあ上皮内がんなら医療費が膨らむことはありませんし、早期に社会復帰できることも多いのですが、乳がんは上皮内がんでも通常のがんと同程度の治療が必要となることがあります。女性はちょっと注意です。

また、がんの2回目以降の給付条件が入院に限定されます。通院治療だけの場合は保障対象外。例えば、放射線治療なんて副作用が軽いので通院で受けることが大半ですが、こういったケースだと一時金給付されません。

最近は2回目以降の給付条件を入院or通院とする医療保険が増えています。この点もデメリットでしょう。

まとめると、

がん:他社よりちょっと弱い
心疾患:他社よりちょっと弱い
脳血管疾患:他社よりちょっと弱いけど実質的にはほぼ同等

かなと。

【重要ではありません】三大疾病保険料払込免除特約

特約名 給付額 給付条件
三大疾病保険料払込免除特約 保険料支払いが免除されます。 ■がん
診断されたとき。
■心疾患
急性心筋梗塞は入院、もしくは手術を受けたとき。
急性心筋梗塞以外は手術または継続10日以上の入院をしたとき
■脳血管疾患
脳卒中は入院、もしくは手術を受けたとき。
脳卒中以外は手術または継続10日以上の入院をしたとき

よくCMで観る「以降の保険料は頂きません!」という特則です。条件を満たせば、以降の保険料支払いが免除されます(もちろん保障は継続)。

三大疾病保険料払込免除特約は有料なので付加すると保険料がググっと上がります。そもそも医療保険はそこまで保険料が高くならないので、必要性は薄いかなと。

条件も他社と比較してイマイチ。他社の医療保険は

「心疾患・脳血管疾患なら入院or手術で即免除!」

が増えてきています。

【重要ではありません】特定生活習慣病保障特約

特約名 給付額 給付条件
特定生活習慣病保障特約 1回目:特定生活習慣病保障給付金満額
2回目以降:1回目の半額
■肝硬変または慢性膵炎
入院したとき
■慢性腎不全
永続的な人工透析療法を開始したとき、または腎移植術を受けたとき。
■糖尿病
糖尿病性網膜症で網膜または硝子体に対する手術を受けたとき、または糖尿病性壊疽で手指または足指の第一関節以上の切断術(四肢切断術を含む)を受けたとき

肝硬変・慢性膵炎・慢性腎不全・糖尿病といった生活習慣病で所定の条件を満たした場合に一時金が給付される特約です。

一時金は1回目のみ満額給付。2回目以降は生存していれば半額給付で最大5回まで。

特約保険料もそこまで高くはないです。30歳男性なら月々の特約保険料350円で付加できます(保障額50万円)。

これで給付条件を満たせば

50万円×1回+25万円×4回=150万円

が保障されるので、生活習慣病に罹れば確実にペイできる計算。食生活が乱れ気味だったり、お酒が大好きだったり、喫煙習慣があったりで、生活習慣病が気になる方なら付加してもよいかと。

ちなみにですが、他社は同じように生活習慣病を一時金保障する保険を「特定疾病一時金保険」という名称で販売しています。そのひとつであるメディケア生命「新メディフィットPlus」と比較してみます。

メディケア生命「新メディフィットPlus」はがん・心疾患・脳血管疾患を含む8大疾病が保障対象。保障内容を合わせるためにアフラック「医療保険EVER Prime」は三大疾病一時金特約+特定生活習慣病保障特約を比較対象とします。

まずは保障条件から。

アフラック
(三大疾病一時金特約+特定生活習慣病保障特約)
新メディフィットPlus(Ⅱ型)
がん 1回目:がんと診断
2回目以降:がんで入院
1回目:がんと診断
2回目以降:がんで入院or通院
心疾患 急性心筋梗塞:入院or手術
急性心筋梗塞以外:10日入院or手術
入院or手術
脳血管疾患 脳卒中:入院or手術
脳卒中以外:10日入院or手術
入院or手術
糖尿病 網膜症手術、壊疽による切断 初回:インシュリン療法
初回・2回目以降:網膜症手術、壊疽による切断
慢性腎不全 人工透析療法or腎移植術 入院or通院
肝硬変 入院 入院or通院
慢性膵炎 入院 入院or通院
高血圧性疾患 大動脈瘤または大動脈解離の手術

保障内容は全般的にメディケア生命が有利です。

  • がんは2回目以降が通院でも保障されるメディケア生命が有利(メディケア生命は上皮内がんも保障対象)。
  • 心疾患・脳血管疾患も入院即保障のメディケア生命が有利。
  • 糖尿病も初回はインシュリン注射だけで保障されるメディケア生命が有利。
  • 慢性腎不全も入院or通院だけで保障されるメディケア生命が有利。
  • 肝硬変・慢性膵炎も通院が保障条件に含まれるメディケア生命が有利。
  • さらにメディケア生命は高血圧性疾患も保障対象。

ちなみに保障回数と保障額は

  • 3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)が回数無制限で満額給付される点は両社同じ。
  • 3大疾病以外の疾病が最大5回給付なのは両社同じ。ただし、アフラックは2回目以降半額給付。
  • アフラックの3大疾病以外の2回目以降給付条件は「生きていること」。一方でメディケア生命は2回目以降も上表の条件を満たす必要ありだけど、どれも完治が難しい疾病なので実質的に両社の条件はほぼ同等。

といったかんじ。保障回数は両社ほぼ同等で、保障額はメディケア生命の方が有利かと。

続いて月々の保険料を比較してみます。

アフラック
(三大疾病一時金特約+特定生活習慣病保障特約)
新メディフィットPlus(Ⅱ型)
保障内容 三大疾病一時金特約50万円
特定生活習慣病保障特約50万円
一時金50万円
30歳男性 1,730円 ※特約保険料合計 1,920円
30歳女性 1,220円 ※特約保険料合計 1,570円
40歳男性 2,415円 ※特約保険料合計 3,065円
40歳女性 1,610円 ※特約保険料合計 2,250円

保険料が安いのはアフラック。保障内容が良くて保障額も大きいメディケア生命の方が高いという当たり前の結果になってます。

まあでもこれくらいの保険料差であれば、保障内容が良いメディケア生命を選んでしまうかなというのが個人的な感覚です。

特にがんの2回目以降の条件に通院が含まれる点がデカい。最近の医療は入院から通院にシフトしているので、入院に限定されてしまうと治療が続いて辛い状況なのに一時金給付されないということもあり得ます。これは怖い。

【重要ではありません】就労所得保障一時金特約・精神疾患保障一時金特約

特約名 給付額 給付条件
就労所得保障一時金特約 30万円~200万円の範囲で選択可能。
(10万円単位)
以下の働けない状態が60日以上続いたとき。
・入院
・在宅治療
・特定障害状態
・障害等級1等級または2等級。
精神疾患保障一時金特約 30万円~100万円の範囲で選択可能。
(10万円単位)
精神疾患が原因で、以下の働けない状態が60日以上続いたとき。
・入院
・障害等級1等級または2等級。

働けなくなるリスクに備えるオプションです。

しかし、保障は一時金。

いつになったら働けるようになるのかわからない状況では、年金方式で働けない期間を細く長く保障してくれる方が安心感があります。一時金がたった1回給付されて保障終了だと、長期間の働けない状況に備えるには不安が残ります。

30歳男性を例にすると特約保険料は以下のとおり。

就労所得保障一時金特約(100万円):1,330円
精神疾患保障一時金特約(100万円):380円

2特約合計で1,710円。

働けないリスクに備える専門の保険に就業不能保険があります。

その就業不能保険で現状最もおすすめできるのがアクサダイレクト生命「働けないときの安心」。アクサダイレクト生命の保障条件は

■病気やケガ
①入院
②在宅療養
③障害等級2級以上

■精神疾患
①入院
②障害等級2級以上

なので、アフラックとほぼ同等。

保障は一時金ではなく年金なので、条件を満たしている限り毎月定額を受け取れます。細く長く保障されるので、長期間の働けないリスクにも備えられます。

保険料も決して高くはありません。30歳男性が保障額10万円/月で契約すると、月々の保険料は1,670円(ハーフタイプ)なので、アフラックよりも若干安いくらい。

保険を分ける面倒はありますが、働けないリスクに備えるのなら就業不能保険と比較しておいた方がよいでしょう。

【重要ではありません】介護一時金特約・認知症介護一時金特約

特約名 給付額 給付条件
介護一時金特約 50万円~500万円の範囲で選択可能。
(10万円単位)
以下のいずれかに該当する場合。
・要介護2以上。
・要介護状態が180日以上継続したとき。
・認知症による要介護状態が90日以上継続したとき。
認知症介護一時金特約 30万円~500万円の範囲で選択可能。
(10万円単位)
認知症による要介護状態が90日以上続いたとき。

要介護・認知症に備えられるオプションですが、医療保険は医療技術の進歩や社会情勢によって見直したくなることもあります。

将来的に医療保険を乗り換えたくなった場合、アフラック「医療保険EVER Prime」を解約するともちろん介護保障も消滅。そして新たに介護保険に加入すると、年齢が上がっているので保険料も上がります。

介護保障はそれ専門の介護保険で備えていたほうが無難ですし、下記リンク先に書いてますが、そもそも民間の介護保険が必要かどうかを検討した方がよいです。民間の介護保険のお世話になる可能性は決して高くありません。

介護保険・認知症保険は必要か

ちなみにですが、こちらも保障は一時金です。年金ではありません。

終わりが見えない介護は一時金よりも細く長く介護を支える年金方式の方が安心です。保険で要介護に備えるとしても、年金方式の方が良いかなと。

【重要ではありません】ケガの特約

特約名 給付額 給付条件
ケガの特約 特定損傷給付金:一時金5万円等 骨折・関節脱臼・腱の断裂の治療を受けたとき
災害通院給付金:通院1日につき3,000円 ケガで通院したとき

骨折・関節脱臼・腱の断裂を保障する特約です。

本特約は1年満期です。1年ごとに更新するため、毎年保険料が上がります。さらに契約更新できるのは70歳までなので、ちょっと転倒しただけで骨折するようになる頃には保障されません。

保障額も5万円なのでお小遣い程度です。必要性は薄いでしょう。

【重要ではありません】終身特約

特約名 給付額 給付条件
終身特約 100万円等 死亡・高度障害となった場合。

医療保険に死亡保障を追加できるというのがこちらのオプション。

いろいろな保障をひとつの医療保険にまとめることで、手続きが楽になるメリットはありますが、医療保険はそのときどきの医療の進化や社会情勢に合わせて進化していくので、将来的に見直したくなることがあります。

「医療保険は解約したいけど、死亡保障は残しておきたい!」

ということはできません。アフラック「医療保険EVER Prime」を解約すると、もちろん死亡保障も消滅です。

終身死亡保障には貯蓄性があります。せっせと積み立てた保険料も途中で解約してしまうと、中途半端な解約返戻金が戻ってくるだけ(元本割れ)。

ということで、あえて死亡保障を医療保険とセットにする必要性は薄いでしょう。死亡保障なら、それ専門の終身保険・定期保険・収入保障保険に分けて加入した方が無難です。

【使えます】女性疾病入院特約・女性特定手術特約

特約名 給付額 給付条件
女性疾病入院特約 入院1日につき5,000円上乗せ。 入院したとき。
女性特定手術特約 女性特定手術給付金:20万円 以下の手術を受けたとき
・乳房観血切除術(乳腺腫瘍摘出術を含む)
・子宮全摘出術
・卵巣全摘出術
乳房再建給付金:50万円 乳房再建術を受けたとき。

アフラック「医療保険EVER Prime」の女性版である「女性のための医療保険EVER Prime」に付加できる特約です。ちなみに「医療保険EVER Prime」と「女性のための医療保険EVER Prime」の違いは上表の2特約だけです。あとは同じです。

女性疾病入院特約は、女性特有の疾病(子宮筋腫などの女性特有の病気、膀胱炎などの女性にも多い病気)やがんで入院した場合、主契約の入院給付金が上乗せされる特約です。

保障対象の疾病は他社同等です。他社だと貧血や甲状腺障害といった女性に多い疾病が保障対象外となることもあるのですが、アフラックはきっちり保障対象です。悪くありません。

女性特定手術特約は女性特有の手術を受けた場合、主契約の手術給付金が上乗せされる特約です。

増額対象となる手術は標準的な4種類。悪くはありませんが、最近は

  • 子宮・子宮附属器に関する手術はなんでもかんでも保障
  • 乳房温存療法(部分的な切除と放射線治療の組み合わせ)を考慮して、放射線治療を受けた場合にもドンと保障。
  • 抗がん剤が原因で脱毛した時のウィッグ代も保障。

といった特色のある医療保険が増えてきているので、ややさみしい感じもしますが全般的には平均的な保障内容でしょう。

ただし、注意が必要なのは女性特定手術特約は10年更新型の特約であること。10年ごとに契約が更新されて保険料が上がります。他社は一生涯保険料が上がらない「終身型」が一般的。この点はデメリットですね。

【シミュレーション】僕がアフラック「医療保険EVER Prime」に入るなら。

僕がアフラック「医療保険EVER Prime」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • 主契約:入院給付金5,000円(健康祝金特則なしプラン)
  • 特約:総合先進医療特約、三大疾病入院無制限特約、三大疾病一時金特約

このシミュレーションで毎月の保険料は40歳男性4,194円、40歳女性は3,539円です。

総合先進医療特約は必須。長期入院で人生破綻となるのも怖いので三大疾病入院無制限特約も付加しておきます。どちらも特約保険料はそこまで高くはないので、付加しておいた方が安心です。

また、長期闘病に備えるという意味でも三大疾病一時金特約の優先度は高めです。保障内容は微妙に物足りなさを感じますが、それでも1年に1回大きな金額の一時金を受け取れるのは魅力的です。

ここで月々の保険料を比較してみます。

比較対象は業界最安値クラスのチューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」とします。保障内容に微妙な違いがあるので、こちらはご参考程度に。

アフラック チューリッヒ生命
保障内容 入院給付金5,000円(60日限度)
特定手術20万円
入院中手術5万円
外来手術2.5万円
放射線治療5万円
三大疾病入院無制限特約
総合先進医療特約
三大疾病一時金特約50万円
通院特約1日5,000円
入院給付金5,000円(60日限度)
入院中手術5万円
外来手術2.5万円
放射線治療5万円
8大疾病延長入院特約
ストレス性疾病延長入院特約
先進医療・患者申出療養特約
特定疾病一時金50万円
退院後通院特約1日5,000円
30歳男性 3,614円 2,899円
30歳女性 3,469円 2,604円
40歳男性 4,839円 4,079円
40歳女性 4,244円 3,254円

アフラックの方が高くなってますが、大きな要因はアフラックが10日未満の入院でも10日分の入院給付金を支払うという短期入院の手厚さにあります(チューリッヒ生命は入院日数分だけお支払い)。

繰り返しますが、短期入院から長期入院まで民間の医療保険でがっちり備えると、保険料がめちゃくちゃ高くなります。短期入院は貯蓄で備えて(貯蓄が少ない場合は貯蓄に励んで)、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方です。

アフラック「医療保険EVER Prime」のメリット

アフラック「医療保険EVER Prime」ここがポイント!
  • 【check】契約後に発売された最新のオプションを付加できる。

アフラック「医療保険EVER Prime」は契約後に発売されたオプションを付加できる。

アフラックには「EVERプラスPrime」という仕組みがあります。

これが

中途で付加できる特約(オプション)の総称

なのですが、ちょっと複雑です。

例えば、

・A生命保険が発売している「すごい保障の医療保険」に加入した。
・加入から5年後にA生命保険が「もっとすごい保障の医療保険」を新発売。
・「もっとすごい保障の医療保険」のオプション「B特約」が目が飛び出るような素晴らしい保障内容で、どうしても付加したい!

といった場合、「すごい保障の医療保険」を解約して「もっとすごい保障の医療保険」に新加入しないと「B特約」は付加できません。新たに加入すると年齢が上がっているので保険料もググっと上がります。

しかし、アフラックは違います。

後発された特約(オプション)は「EVERプラスPrime」に組み込まれるため、「医療保険EVER Prime」を解約しなくても付加可能です。保険料も新たに付加した特約の分が上乗せされるだけ。

最近だと、先進医療特約がこの例に当てはまります。

先進医療特約が存在しない時代に医療保険に加入していた方は、先進医療特約を付加するために医療保険に入りなおす必要がありました。先進医療特約の特約保険料は100円程度なのに、新たに医療保険に加入するので毎月支払う保険料はドンっと上がることも…。

医療保険は医療の進展だとか、社会情勢によって進化していきます。中途解約することなく最新のオプションを追加していくことができる点は他社には見られないメリットです。

アフラック「医療保険EVER Prime」のデメリット

アフラック「医療保険EVER Prime」ここにご注意!
  • 【check】先進医療特約と女性特定手術特約は10年更新型。10年毎に保険料が上がる可能性大。
  • 【check】がんの保障内容が微妙。
  • 【check】入院1回のカウント方法がちょっとずるい。

上述のとおり先進医療特約と女性特定手術特約は10年更新型。10年ごとに契約が更新されて保険料が見直されます(上がる可能性が高い)。他社は一生涯保険料が変わらない終身型が主流なので、この点はデメリットでしょう。

また、がんの保障は若干弱めです。

  • 抗がん剤治療特約がない。
  • 三大疾病一時金特約は上皮内がんが保障対象外。
  • 三大疾病一時金特約のがんの2回目以降の給付条件が入院に限定される。

がんの保障を手厚くしておきたいのなら、他社の医療保険との比較は必須です。

最後に入院1回のカウント方法がちょっとずるいです。

一般的な医療保険では

  • 肺炎で20日入院した。
  • 退院して1ヶ月後にケガで50日入院した。

といった場合、原因が異なるので別々の入院とカウントされます。入院1回の保障限度日数を60日としていれば、

肺炎で20日入院→20日分の入院給付金をお支払い
1ヶ月後にケガで50日入院→50日分の入院給付金をお支払い

ということで、合計70日分の入院給付金が支払われます。

一方で、アフラックは異なる原因でも180日以内の入院は同じ入院とカウントしてしまいます。

肺炎で20日入院→20日分の入院給付金をお支払い
1ヶ月後にケガで50日入院→すでに肺炎で20日支払っているので、未消化の40日分の入院給付金をお支払い

ということで、合計60日分の入院給付金しか支払われません。

この点は注意です。若いうちは連続して入院することは稀だと思いますが、特に歳を重ねて身体が弱くなってからはあり得ます。

アフラック「医療保険EVER Prime」の評価

評価:B(S、A~Cで判定)。

オーソドックスな保障内容ですが、それぞれの特約を細かく見ていくとデメリットが目立つかなと。最近発売された医療保険と比較すると、がんの保障内容は遅れつつあると感じます。

保険料も決して安くはありません。その要因は短期入院の保障が手厚いことにあると考えられますが、10日程度の入院なら貯蓄の切り崩しでやり過ごせて、有給休暇を使えば収入ダウンもないような方なら、他社の手頃な医療保険と比較しておいた方が良いでしょう。

一方で、上述したEVERプラスPrimeは他社に見られない仕組みです。

「医療保険の見直しはしていく予定だけど、解約して新たに加入するのはちょっと面倒…」

という方は、解約せずに最新のオプションを付加していける点は見逃せないメリットでしょう。

ということで、評価は「B」くらいが妥当かと。保障内容と保険料で言えば「C」に近いのですが、EVERプラスPrimeの柔軟性を加味して「B」としました。

比較対象として以下の医療保険を挙げておきます。

チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」
保険料が激安。自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできたり、女性特有の疾病に対する保障を厚くできたりで、保障内容も良好です。

メディケア生命「新メディフィットA」
こちらも保障内容は最新で、現在の医療保険のスタンダードです。親会社は大手の住友生命。

医療保険は下記リンクで比較しているので、ご参考までに。本サイトでおすすめしている保障内容を中心に比較しています。

医療保険の保険料比較

アフラック「医療保険EVER Prime」の相談をするなら。

アフラック「医療保険EVER Prime」は全国の保険ショップで取り扱ってます。おそらく、ご近所の保険ショップでも取り扱っているはず。

しかし、いざ保険ショップに行ってみて、

「あー、すいません、うちアフラックやってないんですよ」

なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがアフラックを取り扱っているか確認しておきましょう。

ちなみにですが、街でよく見るアフラック専門の保険ショップだと他社の医療保険と公平な比較が難しくなります。相談するなら複数の生命保険会社が乗り合っている保険ショップがおすすめです。

手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックならアフラックはもちろんのこと、この記事で比較対象としたチューリッヒ生命・メディケア生命とも提携しています。

注意!保険ショップは予約しましょう!
保険ショップへの飛び込み相談も可能ですが、スタッフが事前準備できないため最適なプランにたどり着けないことがあります(事前準備にはけっこう時間がかかります)。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。

【オリコン顧客満足度3年連続No.1!】保険クリニック

  • オリコン社顧客満足度調査にて、3年連続No.1を獲得しています。
  • 全国250店舗以上の窓口で相談できます。オンラインでの相談も可能。もちろん相談は無料です。
  • 50社以上の保険会社と提携しています。

保険クリニックの予約は↓をクリック!

保険クリニック

保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。

わかりやすく実績を確認できるのが、オリコン社が毎年行っている保険ショップの顧客満足度調査です。利用者5,826人に対し、保険ショップ全28社に関するアンケート調査を実施。見事に3年連続顧客満足度No.1を獲得しています。

(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/

注目すべきはアフターフォローです。

亡くなったら保障対象になる死亡保険に生命保険会社と揉める要素はありません。一方で、微妙なグレーゾーンが存在する医療保険は、医師が書く診断書の表現ひとつで保障対象にならないことがあります。

そんなときに、

「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」

といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけ。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。

保険ショップ全28社のなかで、保険クリニックはアフターフォローの満足度もNo.1です。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。

実際に利用した方の口コミは以下のとおり。

「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」

という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。

予約は簡単です。

①保険クリニックのサイトにアクセスする。

保険クリニック

②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。

③予約日時を選択する。

④以下を入力して予約完了。

  • 相談方法(来店or訪問)
  • 名前
  • 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
  • 要望等(任意入力)

これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。アフラックはもちろんのこと、比較対象に挙げたチューリッヒ生命・メディケア生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれますよ。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

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【相談場所を選びません!】マネードクター

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マネードクター

最寄りに保険クリニックがない場合は、マネードクターを検討してみてください。マネードクターも全国の店舗でも相談できますが、予約をすれば自宅でも職場でも近所の喫茶店にでも訪問して相談を受けてくれます。

相談場所を選ばないので、

「自宅の近くに保険ショップがない…」

「わざわざ保険ショップまで行くの面倒くさい!」

「子供が小さくて、保険ショップまで行けない…」

そんな方にはぴったりのサービスです。

ちなみにですが、マネードクターを実際に利用した人の口コミは以下のとおり。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

マネードクターは30社以上の保険会社と提携しています。マネードクターもアフラックはもちろんのこと、比較対象に挙げたチューリッヒ生命・メディケア生命とも提携してます。各社の比較もかんたんにやってくれますよ。

マネードクターの予約は↓をクリック!

マネードクター

生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:アフラック「医療保険EVER Prime」

オーソドックスな保障内容とも言えますが、それぞれの特約には注意点があります。

短期入院の保障が手厚いために他社と比較して保険料も高め。10日程度の入院なら貯蓄の切り崩しでやり過ごせて、有給休暇を使えば収入ダウンもないような方なら、他社の手頃な医療保険と比較しておいた方が良いでしょう。

一方で、EVERプラスPrimeという他社に見られない仕組みを利用すれば、解約せずに最新のオプションを付加することができます。

「医療保険の見直しはしていく予定だけど、解約して新たに加入するのはちょっと面倒…」

という方には向いてるかも。

医療保険は専門家がいる保険ショップでかんたんに比較してくれます。保険クリニックなら、アフラックはもちろんこと、比較対象としたチューリッヒ生命・メディケア生命とも提携しているので、各社の比較もかんたんにやってくれますよ。

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保険クリニック

※2023年1月更新

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