【評価B】アフラック「医療保険EVER Prime」デメリットと評価

2021年1月に「ちゃんと応える医療保険EVER」からリニューアルされた「医療保険EVER Prime」。

リニューアルされているだけあって、「ちゃんと応える医療保険EVER」の欠点をしっかり解消しています。人気の医療保険だけあって保障内容はしっかりまとまってますし、多くの利用者のニーズに即した医療保険になってますね。

しかし、いくつか注意点があります。大きな会社の人気のある医療保険だから絶対大丈夫!とは限りません。

アフラック「医療保険EVER Prime」ここがポイント
  • 通院保障・三大疾病一時金の保障はちょっと微妙です。
  • 契約後の保障内容見直しが楽にできます。
  • 保障内容を踏まえれば、保険料は高くありません。

医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

医療保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。

  1. 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。端的に言うと3大疾病(特にがんと脳血管疾患)です。3大疾病の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  2. 通院保障:通院しながら働ける状況であれば家計のやりくりはできそうですが、通院しながらきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるような状況を保障してくれるかが重要です。
  3. 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると1年に1回ポンっと大きな金額が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるには重要な保障です。
  4. 先進医療保障:健康保険の適用外となる先進医療は全額自己負担です(治療費が数百万円となることもあります)。医療保険がしっかり保障してくれるかも要チェックです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、アフラック「医療保険EVER Prime」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
入院保障 がん・心疾患・脳血管疾患が無制限保障(三大疾病無制限型入院特約) A
通院保障(がん) 入院・手術・放射線治療の前60日・後120日の通院を保障(通院特約)
抗がん剤治療特約なし
B
三大疾病一時金 【対象となる疾病・給付条件】
がん:1回目診断確定、2回目以降入院
心疾患:急性心筋梗塞は入院もしくは手術、急性心筋梗塞以外は継続10日以上の入院もしくは手術
脳血管疾患:脳卒中は入院もしくは手術、脳卒中以外は継続10日以上の入院もしくは手術
【給付間隔・上限】
1年に1回、回数無制限
B
先進医療保障 通算2,000万円上限・10年更新型 B
30歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:4,270円
女性:4,640円
B
40歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:5,640円
女性:5,530円
会社情報 苦情率:0.328%
ソルベンシーマージン比率:916.7%
会社格付け:AA-(RI)
A

入院保障に大きな問題はありません。三大疾病無制限型入院特約を付加すれば、長引くこともあるがん・心疾患・脳血管疾患の入院を無制限保障にできます。この点は安心です。

通院保障はありますが、がんを特別に保障するタイプではありません。他社にはよくある「抗がん剤治療を受けた月に10万円お支払い!」といったオプションもないので、通院しながらがん治療を受けるといったケースに対する保障は弱めです。この点はちょっと不安です。

また、三大疾病一時金の給付対象は幅広くがん・心疾患・脳血管疾患です。1年に1回で回数無制限給付なので、大きな問題はないでしょう。

先進医療保障は2,000万円限度で保障。この点は良いのですが、10年更新型なんですよね…。10年ごとに保険料が見直し(上がる可能性が高い)となる点には要注意です。他社だと終身型といって一生涯保険料が変わらないタイプが主流です。

上表の保険料は高く見えますが、アフラック「医療保険EVER Prime」は10日未満の入院でも一律10日分の入院給付金をお支払い!という短期入院保障充実型なので、基本保障の保険料が高くなるんですよね。保障内容からすると、妥当な保険料かと感じます。

会社的にも安定しています。苦情率が業界平均0.4%と同程度の0.328%ですし、保険金の支払い能力(ソルベンシーマージン比率)は安全と言わている200%を大きく超える916.7%。格付も「AA-」なので”保険金支払能力は極めて高く、優れた要素がある”という評価になっています。

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目次

アフラック「医療保険EVER Prime」の基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他の医療保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【医療保険】
・病気やケガに備える保険です。
・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。
・保険料が値上がりすることはありません。
基本保障 【入院給付金】
入院1日につき3,000円から20,000円の範囲で選択可能。
※1,000円単位で選択可能。
【手術給付金】
入院中の手術:入院給付金の10倍
外来の手術:入院給付金の10倍
がん等の特定手術:入院給付金の40倍
【放射線治療給付金】
放射線治療を受けた際に入院給付金の10倍給付。
特約(オプション) 【健康祝金特則】
継続して10日以上の入院がなかった場合に3年に1回祝金給付。
【三大疾病無制限型入院特約】
がん・心疾患・脳血管疾患の入院給付金支払限度日数を無制限に延長。
【通院特約】
退院後の通院1日に対して定額給付。
【総合先進医療特約】
先進医療の技術料実費を給付。
【三大疾病保険料払込免除特約】
がん・心疾患・脳血管疾患で所定の状態となった場合に以降の保険料支払いを免除。
【三大疾病一時金特約】
がん・心筋梗塞・脳卒中で所定の状態となった場合に一時金給付。
【特定生活習慣病保障特約】
肝硬変、慢性膵炎、慢性腎不全、糖尿病で所定の状態となった場合に一時金給付。
【就労所得保障一時金特約】
入院、もしくは在宅治療で働けなくなった場合に一時金給付。
【精神疾患保障一時金特約】
精神疾患が原因で働けなくなった場合に一時金給付。
【介護一時金特約】
要介護2以上に認定された場合に一時金給付。
【認知症介護一時金特約】
認知症となった場合に一時金給付。
【入院一時金特約】
入院した際に一時金給付。
【ケガの特約】
ケガで通院した際に一時金給付。
【終身特約】
死亡時に死亡保険金給付。
【女性疾病入院特約】
女性特有の疾病で入院した際に入院給付金上乗せ。
【女性特定手術特約】
女性特有の疾病で手術した場合に一時金給付。
保険料を支払う期間 60歳まで、65歳まで、終身(一生涯)から選択可能。
保険料を支払う回数 月払・半年払・年払
保険料を支払う方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保障される期間 終身
加入方法 対面
健康相談サービス あり

アフラック「医療保険EVER Prime」の保障内容を評価します。

冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【基本保障】入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金

基本保障は取り外しができません。契約したら絶対についてくる保障です。

アフラック「医療保険EVER Prime」は入院と手術を保障するオーソドックスなタイプの医療保険です。基本保障の入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金は以下のとおり。

名称 給付額 給付条件
入院給付金 入院1日につき3,000円から20,000円の範囲で選択可能。
※1,000円単位で選択可能。
入院1日につき給付
手術給付金 入院中の手術:入院給付金の10倍
外来の手術:入院給付金の10倍
がん等の特定手術:入院給付金の40倍
手術を受けたとき。
放射線治療給付金 入院給付金の10倍 放射線治療を受けたとき。

保障内容は他社同等でしょう。悪くありません。

入院給付金は日帰りから10日目まで一律10日分が給付されますし、オプションの三大疾病入院無制限特約を付加すれば、がん・心疾患・脳血管疾患の入院が無制限保障となります。長期入院も短期入院もしっかり保障されるので、安心感があります。

ちなみにですが、入院日数の平均は以下のとおりです。

日本人の平均:29.3日
35歳~64歳の平均:21.9日

参考にしたのは生命保険文化センターです。

上記のリンク先を参照頂けるとわかるのですが、入院日数は意外と短いです。脳血管疾患は長引くこともありますが、がんとか心疾患は意外と入院期間は短めですよね。

とはいえ、これは平均です。がんも症状によっては入院が長引きます(水泳の池江璃花子さんは10か月入院されたそうです)。医療保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあると考えれば、入院日数の無制限保障は重要だと考えています。特約保険料もそこまで高くはないので、三大疾病入院無制限特約は付加しておくべきでしょう。

ただし、入院保障に注意点があります。入院日数のカウント方法です。

例えば、

①ケガで30日入院
②退院から90日後にがんで50日入院

といった場合、他社なら①と②を別々の入院として80日分の入院給付金が給付されます(異なる原因の入院は別々の入院とみなす)。

しかし、アフラック「医療保険EVER Prime」は同じ入院とみなします。入院1回での支払い限度日数が60日間の場合、①②を合算して60日間分の入金給付金しか支払われません。②のがんは30日目まで給付対象となり、31日目以降は無給付です。

レアなケースだとは思いますが、「入院の退院日の翌日から180日以内に入院(原因が異なる入院を含む)した場合は、1回の入院とみなして入院日数を通算する」という点はデメリットです。ご注意を。

【不要です】健康祝金特則

特約名 給付額 給付条件
健康祝金特則 健康祝金 継続して10日以上の入院がなかった場合に3年に1回祝金が給付される。

継続10日以上の入院が3年間なかったら、健康祝金を受け取れるオプションです。

一見お得に見える健康祝金特則ですが、40歳男性が健康祝金25,000円を付加すると、毎月支払保険料が600円上がります。3年間毎月600円支払うと、合計は21,600円。

21,600円支払って3年間入院がなければ25,000円もらえるので、3,400円の利益です。3年間で継続10日以上の入院があった場合は21,600円の損です。これはギャンブルです。

それでも、若いうちはギャンブルに勝つこともあるでしょう。でも、年を重ねれば入院する機会が多くなり、ギャンブルに負ける可能性が高くなります。

「じゃあ、年をとったら健康祝金特則を契約から外してもらおう!」

と思っても、健康祝金特則は「特則」なので途中で外すことはできません(「特約」は外すことができます)。

他社にもこのような健康祝金特則がありますが、生命保険会社が勝つ可能性が高い仕組みになっています。健康祝金特則は全く不要でしょう。

【重要ではありません】入院一時金特約

特約名 給付額 給付条件
入院一時金特約 5万円 入院したとき。

入院すれば必ず給付される一時金です。日帰り入院でも給付されます。短期の入院保障を強化する特約ですね。

アフラック「医療保険EVER Prime」は基本保障で日帰り入院でも10日分の入院給付金を受け取れます。基本保障で短期入院は手厚く保障されているので、あえて入院一時金特約を付加する必要性は薄いでしょう。

【重要ではありません】通院特約

名称 給付額 給付条件
通院特約 通院1日につき、入院給付金と同額 通院したとき。

入院・手術・放射線治療の前後の通院を保障する特約です。保障対象は入院・手術・放射線治療の前60日間と後120日間の期間で合計30日間までの通院です。

他社によくある通院保障は「入院して退院した後の120日間まで保障」といった条件が多いので、手術・放射線治療でも保障対象になる点と、前60日が保障対象になる点はメリットですね。他社よりも保障範囲は広いです。

ただし、がんの通院であっても保障内容は同じです。他社の医療保険だと

  • がんの通院は5年間保障
  • 抗がん剤治療を受けた月に10万円給付

といったオプションがあります。

通院治療でも働ける状況ならダメージは少ないのですが、本当に怖いのは副作用のきつい抗がん剤治療を通院で受けるケースです。このケースだと満足に働くこともできず、抗がん剤を打つ時だけ短期入院となるので、医療保険から給付される入院給付金は少額。とても悲惨な状況になります…。

こんな状況で効果的なのが入院でも通院でも抗がん剤を打ったら月10万円受け取れる抗がん剤治療特約なのですが、アフラック「医療保険EVER Prime」にはないんですよね。この点は若干惜しいところです。

【重要ですが…】総合先進医療特約

特約名 給付額 給付条件
総合先進医療特約 保障期間通算で2,000万円までの技術料。 先進医療を受けた場合。

先進医療の保障は他社の医療保険より見劣りします。

先進医療は健康保険適用外です。治療費は全額自腹です。

なので、先進医療を受けるためには、けっこうな大金が必要となることもありますが、その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約です。基本的には医療保険に入るならつけておいた方がいい特約です(2,000万円まで保障してくれます)。

アフラック「医療保険EVER Prime」の先進医療特約は以下の2点で他社より見劣りします。

  • 【BAD!】一時金の給付がないこと。
  • 【BAD!】10年ごとに保険料が更新されること。

先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります。交通費・宿泊費が必要になるケースも多く、他社だと一時金として5万円~10万円、もしくは交通費・宿泊費の実費を給付することがあります。一時金の給付がないアフラック「医療保険EVER Prime」は他社より保障が薄いと言えます。

まぁでもこの点はデメリットとまでは言えません。本当のデメリットは10年更新型である点です。

アフラック「医療保険EVER Prime」の先進医療特約は終身型ではなく、10年更新型です。終身型は一生涯保険料が変わりませんが、10年更新型は10年ごとに保険料が見直されます。

現状は毎月100円程度の特約保険料で先進医療特約を付加できますが、今後先進医療が普及して保険会社の保険金支払いが増加していけば特約保険料が上がることも考えられます。10年ごとに保険料は見直されますが、現状より安くなる可能性は低いでしょう。

まとめて言うと、アフラック「医療保険EVER Prime」の先進医療特約はちょっとさみしい保障内容です。先進医療特約を重視するのであれば、他社の医療保険と比較した方がよいでしょう。

【重要です】三大疾病一時金特約

特約名 給付額 給付条件
三大疾病一時金特約 50万円~100万円の範囲で選択可能。
(1年に1回給付。回数無制限)
■がん
1回目:診断されたとき。
2回目以降:入院したとき。
■心筋梗塞・脳卒中
急性心筋梗塞・脳卒中は入院、もしくは手術を受けたとき。
急性心筋梗塞・脳卒中以外は手術または継続10日以上の入院をしたとき

がん・心疾患・脳血管疾患で条件を満たすと、まとまった金額の一時金が一気にドンッと給付される特約です。治療費から様々な雑費(入院にかかる差額ベッド代や食事代、日用品や交通費など)、収入減少したときの生活費補填にも使えるので、

「医療保険に入っておいてよかった…」

と実感できるのが、こちらの三大疾病一時金特約です。重要度は高めです。

他社の医療保険と比較してみると良い点と悪い点があります。ざっと挙げます。

  • 【GOOD】心疾患・脳血管疾患をまるごと保障。ちょっと古い医療保険だと保障範囲が心筋梗塞・脳卒中に限定されることがある。
  • 【GOOD】給付間隔が1年に1回。ちょっと古い医療保険だと2年に1回の場合もあり。
  • 【BAD】上皮内がんが保障対象外。
  • 【BAD】心筋梗塞・脳卒中以外だと保障条件が10日以上の入院。他社は日数に制限なく入院即給付となることが多い。

ちょっと古い医療保険だと、心疾患・脳血管疾患の保障範囲が心筋梗塞・脳卒中に限定されることがあります。心筋梗塞は心疾患全体の3%というデータもあるくらいなので、保障範囲が限定されると保障はかなり弱くなるのですが、この点は「医療保険EVER Prime」は問題ないです。いい感じですね。

また、給付間隔が1年に1回という点もメリットです。こちらもちょっと古い医療保険だと2年に1回ということもあり、再発と転移を繰り返すがんだとちょっと不安です。1年に1回もいい感じです。

しかし、上皮内がんが保障対象外となる点はデメリットです。

上皮内がんとは、初期のがんのことです。サッと手術で切り取ってしまえば、完治する可能性が高いと言われています。

他社だと上皮内がんも通常のがんと同様の扱いとなることが多いのですが、アフラック「医療保険EVER Prime」は保障対象外です。乳がんの場合は上皮内がんでも通常のがんと同様の治療が必要となることもあるので、特に女性にとっては気になる点ですね。

また、急性心筋梗塞・脳卒中以外の心疾患・脳血管疾患は手術、もしくは10日以上入院しないと保障対象となりません。特に心疾患は10日未満の入院になることも多く、

「狭心症で入院したけど一週間で退院できたから一時金もらえなかった!」

なんていうことが割とあり得ます(入院日数平均はこちらにまとまってます)。

他社だと心疾患・脳血管疾患なら入院即一時金給付となることもあり、この点もアフラック「医療保険EVER Prime」のデメリットでしょう。

【重要ではありません】三大疾病保険料払込免除特約

特約名 給付額 給付条件
三大疾病保険料払込免除特約 保険料支払いが免除されます。 ■がん
診断されたとき。
■心筋梗塞・脳卒中
急性心筋梗塞・脳卒中は入院、もしくは手術を受けたとき。
急性心筋梗塞・脳卒中以外は手術または継続10日以上の入院をしたとき

よくCMで見る「以降の保険料は頂きません!」っていう特約です。

医療保険はそこまで保険料が高くありません。「三大疾病保険料払込免除特約」は有料オプションなんですが、保険料を上げてまで「三大疾病保険料払込免除特約」をつけるかは微妙なところです。個人的には不要かと。

【重要ではありません】特定生活習慣病保障特約

特約名 給付額 給付条件
特定生活習慣病保障特約 1回目:特定生活習慣病保障給付金満額
2回目以降:1回目の半額
■肝硬変または慢性膵炎
入院したとき
■慢性腎不全
永続的な人工透析療法を開始したとき、または腎移植術を受けたとき。
■糖尿病
糖尿病性網膜症で網膜または硝子体に対する手術を受けたとき、または糖尿病性壊疽で手指または足指の第一関節以上の切断術(四肢切断術を含む)を受けたとき

肝硬変・慢性膵炎・慢性腎不全・糖尿病といった生活習慣病に罹った場合に一時金が給付される特約です。

生活習慣病が気になる方なら追加しておいても良い特約ですが、比較しておくべきはメディケア生命「メディフィットPlus(プラス)」です。

メディケア生命「メディフィットPlus(プラス)」はがんを含む8大疾病に罹った場合に一時金が給付される医療保険なのですが、保障内容はアフラック「医療保険EVER Prime」の三大疾病一時金特約+特定生活習慣病保障特約とほぼ同じ。

かんたんですが、両者の保障内容と保険料を下表で比較してみます。

メディケア生命
「メディフィットPlus(プラス)」
アフラック
「医療保険EVER Prime」
三大疾病一時金特約+特定生活習慣病保障特約
保障内容 下記8大疾病で所定の条件を満たせば50万円給付
・がん(上皮内がん含む)
・心疾患
・脳血管疾患
・糖尿病
・肝硬変
・慢性腎不全
・慢性膵<すい>炎
・高血圧性疾患
※がん・心疾患・脳血管疾患は給付回数無制限。それ以外は5回限度。
下記7大疾病で所定の条件を満たせば50万円給付
・がん(上皮内がん含まず)
・心疾患
・脳血管疾患
・糖尿病
・肝硬変
・慢性腎不全
・慢性膵<すい>炎
※がん・心疾患・脳血管疾患は給付回数無制限。それ以外は5回限度。
40歳男性保険料 2,390円/月 2,415円/月 ※特約保険料
40歳女性保険料 1,855円/月 2,135円/月 ※特約保険料

保障範囲が広いのは「メディフィットPlus(プラス)」です。上皮内がんが保障対象に含まれていますし、高血圧疾患も保障。保険料も微妙に「メディフィットPlus(プラス)」が安くなってますね。

まあでも一時金のためにアフラックとメディケア生命の2社の医療保険を契約するのも面倒ですので、こちらはご参考程度に。メディケア生命には「新メディフィットA」という医療保険もあるので、全体をメディケア生命に寄せていくのもアリです。

【重要ではありません】就労所得保障一時金特約・精神疾患保障一時金特約

特約名 給付額 給付条件
就労所得保障一時金特約 30万円~200万円の範囲で選択可能。
(10万円単位)
以下の働けない状態が60日以上続いたとき。
・入院
・医師の指示による在宅治療(外出が困難な状態)
・障害等級1等級または2等級。
精神疾患保障一時金特約 30万円~100万円の範囲で選択可能。
(10万円単位)
精神疾患が原因で、以下の働けない状態が60日以上続いたとき。
・入院
・障害等級1等級または2等級。

働けなくなるリスクに備える特約です。

とはいえ、年金方式で働けない期間をサポートするのではなく、一時金給付がたった1回のみで保障は終了。これでは長期間の働けないリスクに備えるには不安が残ります。

ちなみにですが、40歳男性を例にすると特約保険料は以下のとおり。

就労所得保障一時金特約(100万円):+2,020円
精神疾患保障一時金特約(100万円):+460円

2特約合計で2,480円。

働けないリスクに備える専門の保険に就業不能保険があります。

その就業不能保険で現状最もおすすめできるのがアクサダイレクト生命「働けないときの安心」。アクサダイレクト生命なら毎月2,000円程度の保険料で加入ができますし、一時金方式ではなく条件を満たしている限りは年金方式で長期間の保障を受けられます。

保障条件も就労所得保障一時金特約・精神疾患保障一時金特約と同等ですので、アクサダイレクト生命「働けないときの安心」との比較は必須でしょう。

【重要ではありません】介護一時金特約・認知症介護一時金特約

特約名 給付額 給付条件
介護一時金特約 50万円~500万円の範囲で選択可能。
(10万円単位)
以下のいずれかに該当する場合。
・要介護2以上。
・要介護状態が180日以上継続したとき。
・認知症による要介護状態が90日以上継続したとき。
認知症介護一時金特約 30万円~500万円の範囲で選択可能。
(10万円単位)
認知症による要介護状態が90日以上続いたとき。

給付条件は他社と比較して平均的ですし、保険料も安めなので付加しても良いかなとは感じますが、本格的に介護に備えるなら介護保険を検討した方がよいでしょう。

アフラック「医療保険EVER Prime」の介護特約は一時金給付ですが、いつまで続くかわからない介護が一時金だけだとちょっと不安ですよね。介護保険には年金方式で長期間保障してくれるやつもあります。朝日生命「あんしん介護保険」あたりは要チェックです。

【重要ではありません】ケガの特約

特約名 給付額 給付条件
ケガの特約 特定損傷給付金:一時金5万円 骨折・関節脱臼・腱の断裂の治療を受けたとき
災害通院給付金:通院1日につき3,000円 ケガで通院したとき

ケガをサポートする特約ですが、この特約は1年満期です。1年ごとに更新するため、毎年保険料が高くなっていきます。

激しいスポーツ(ラグビーとか本気の登山とか)を趣味にしている方にとっては必要かもしれませんが、多くの方にとっては不要でしょう。

【重要ではありません】終身特約

特約名 給付額 給付条件
終身特約 100万円 死亡・高度障害となった場合。

亡くなった場合を保障する特約です。

医療保険はそのときどきの状況に合わせて進化していくので、将来的に見直したくなることがあります。

しかし、

「医療保険は解約したいけど、死亡保障は残しておきたい!」

となった場合に、医療保険に死亡保障を付加しておくと見直しの足かせになってしまうんですよね。アフラック「医療保険EVER Prime」を解約すると、もちろん死亡保障も消滅です。

ということで、あえて死亡保障を医療保険とセットにする必要性は薄いでしょう。死亡保障なら、それ専門の終身保険・定期保険・収入保障保険に加入した方が無難です。

【使えます】女性疾病入院特約・女性特定手術特約

特約名 給付額 給付条件
女性疾病入院特約 入院1日につき5,000円上乗せ。 入院したとき。
女性特定手術特約 女性特定手術給付金:20万円 以下の手術を受けたとき
・乳房観血切除術(乳腺腫瘍摘出術を含む)
・子宮全摘出術
・卵巣全摘出術
乳房再建給付金:50万円 乳房再建術を受けたとき。

アフラック「医療保険EVER Prime」の女性版である「女性のための医療保険EVER Prime」に付加できる特約です。ちなみに「医療保険EVER Prime」と「女性のための医療保険EVER Prime」の違いは上表の2特約だけです。あとは同じです。

保障内容は悪くありません。

入院給付金が上乗せされるのは他社と同水準ですし、乳房・子宮・卵巣に関する手術を受けた場合に一時金が給付される点も同水準です。女性にとっては安心できる保障内容でしょう。

しかしながら、残念なのは先進医療特約と同じく10年更新型の特約であること。10年ごとに保険料が上がります。他社は一生涯保険料が上がらない「終身型」もあります。この点はデメリットですね。

【シミュレーション】僕がアフラック「医療保険EVER Prime」に入るなら。

僕がアフラック「医療保険EVER Prime」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • 基本保障:入院給付金5,000円(健康祝金特則なしプラン)
  • 特約:総合先進医療特約、三大疾病入院無制限特約、三大疾病一時金特約

このシミュレーションで毎月の保険料は40歳男性4,194円、40歳女性は3,539円です。

総合先進医療特約は必須。長期入院で人生破綻となるのも怖いので三大疾病入院無制限特約も付加しておきます。どちらも特約保険料はそこまで高くはないので、付加しておいた方が安心です。

また、長期闘病に備えるという意味でも三大疾病一時金特約の優先度は高めです。保障内容は微妙に物足りなさを感じますが、それでも1年に1回大きな金額の一時金を受け取れるのは魅力的です。アフラック「医療保険EVER Prime」に加入するなら付加しておくべきでしょう。

あとは、生活習慣病に不安がある方なら特定生活習慣病保障特約、女性なら女性疾病入院特約・女性特定手術特約を付加してもいいですね。

さて、ここで毎月支払う保険料を比較してみます。比較対象は業界最安値クラスのメディケア生命「新メディフィットA」とします。保障内容に微妙な違いがあるので、こちらはご参考程度に。

アフラック メディケア生命
保障内容 入院給付金5,000円
総合先進医療特約
三大疾病入院無制限特約
三大疾病一時金特約50万円
入院給付金5,000円(手術Ⅱ型)
先進医療特約
特定3疾病入院無制限給付特則
三大疾病一時金50万円
30歳男性保険料 3,119円 2,550円
30歳女性保険料 2,894円 2,550円
40歳男性保険料 4,194円 3,710円
40歳女性保険料 3,539円 3,010円

アフラックの方が高くなってますが、大きな要因はアフラックが10日未満の入院でも10日分の入院給付金を支払うという短期入院の手厚さにあります(メディケア生命は入院日数分だけお支払い)。

短期入院を手厚く保障するタイプは保険料が高くなる傾向にあります。保障内容からするとアフラック「医療保険EVER Prime」の保険料は妥当な水準と感じます。特に高いということはないでしょう。

一方で、短期入院なら有給休暇の消化と貯蓄の切り崩しでなんとかなる!といった方は、メディケア生命「新メディフィットA」のように短期入院でも通常の入院と同じ扱いとする医療保険の方が保険料は安くなります。

アフラック「医療保険EVER Prime」のメリット

アフラック「医療保険EVER Prime」ここがポイント!
  • 【check】契約後に発売された最新のオプションを付加できる。

アフラック「医療保険EVER Prime」は契約後に発売されたオプションを付加できる。

アフラックには「医療保険EVER Prime」と名称が似ている「EVERプラスPrime」という考え方があります。

これが

中途で付加できる特約(オプション)の総称

なのですが、ちょっと複雑です。

例えば、

・A生命保険が発売している「すごい保障の医療保険」に加入した。
・加入から5年後にA生命保険が「もっとすごい保障の医療保険」を新発売。
・「もっとすごい保障の医療保険」のオプション「B特約」が目が飛び出るような素晴らしい保障内容で、どうしても付加したい!

といった場合、一般的な医療保険だと「すごい保障の医療保険」を解約して「もっとすごい保障の医療保険」に新加入しないと「B特約」は付加できません。解約して新たに加入することによって、保険料が上がる可能性も高くなります。

しかし、アフラックは違います。

後発された特約(オプション)は「EVERプラスPrime」に組み込まれるため、「医療保険EVER Prime」を解約しなくても、どんどん付加していくことができます。保険料も新たに付加した特約の分のみ上乗せです。

最近だと、先進医療特約がこの例に当てはまります。

先進医療特約が存在しない時代に医療保険に加入していた方は、先進医療特約を付加するために医療保険に入りなおす必要がありました。先進医療特約の特約保険料は100円程度なのに、新たに医療保険に加入するので毎月支払う保険料はドンっと上がることも…。

医療保険は医療の進展だとか、社会情勢によって進化していきます。中途解約することなく最新のオプションを追加していくことができる点は他社には見られないメリットです。

アフラック「医療保険EVER Prime」のデメリット

アフラック「医療保険EVER Prime」ここにご注意!
  • 【check】先進医療特約が10年更新型。10年毎に保険料が上がる可能性大。
  • 【check】通院保障が微妙。特にがん。
  • 【check】がんの保障に上皮内がんが含まれない。

上述のとおり先進医療特約は10年更新型。10年ごとに保険料が見直されます(上がる可能性が高い)。一生涯保険料が変わらない終身型が最近の医療保険の主流であることを考えると、この点はデメリットでしょう。

また、がんの保障は若干弱めです。

  • 通院特約はがんを特別扱いしない。
  • 抗がん剤治療特約がない。
  • 一時金は上皮内がんが保障対象外。

がんの保障を手厚くしておきたいのなら、他社の医療保険との比較は必須でしょう。

アフラック「医療保険EVER Prime」の評価

評価:B(S、A~Cで判定)。

オーソドックスな保障内容ですし、保険料も高くはありません。「A」評価にするか迷いましたが、

  • がんの保障に上皮内がんが含まれていない。
  • 先進医療特約が10年更新型。
  • がんの通院保障が弱め。

という点にひっかかり、評価は「B」としました。「B++」くらいの評価ですので、基本的には入って安心の医療保険と感じます。

繰り返しになりますが、「EVERプラスPrime」制度は他社に見られないメリットです。

「医療保険の見直しはしていく予定だけど、解約して新たに加入するのはちょっと面倒…」

という方には、解約せずに最新のオプションを付加していける点は見逃せないメリットでしょう。

比較対象となる医療保険として下記2つを挙げておきます。

ネオファースト生命「ネオdeいりょう」。健康保険料率が適用されれば業界最安値クラスの保険料となります。一時金の保障対象に上皮内がんも含まれていますし、がんの通院治療を手厚くすることもできます。ただし、こちらも先進医療特約が10年更新型なのがちょっと残念。

メディケア生命「新メディフィットA」。ネオファースト生命の健康保険料率が適用されない場合は、メディケア生命が業界最安値クラスです。こちらも一時金の保障対象に上皮内がんも含まれていますし、がんの通院治療を手厚くすることもできます。先進医療特約が終身型なのも安心。

医療保険の保険料は下記リンクで比較しているので、ご参考までに。本サイトでおすすめしている保障内容を中心に比較しています。

医療保険の保険料比較

アフラック「医療保険EVER Prime」の相談をするなら。

アフラック「医療保険EVER Prime」は全国の保険ショップで取り扱ってます。おそらく、ご近所の保険ショップでも取り扱っているはず。

しかし、いざ保険ショップに行ってみて、

「あー、すいません、うちアフラックやってないんですよ」

なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがアフラックを取り扱っているか確認しておきましょう。

ちなみにですが、街でよく見るアフラック専門の保険ショップだと他社の医療保険と公平な比較が難しくなります。相談するなら複数の生命保険会社が乗り合っている保険ショップがおすすめです。

手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックならアフラックはもちろんのこと、この記事で比較対象としたネオファースト生命・メディケア生命とも提携しています。

注意!保険ショップは予約しましょう!
保険ショップへの飛び込み相談も可能ですが、スタッフが事前準備できないため最適なプランにたどり着けないことがあります(事前準備にはけっこう時間がかかります)。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。

【オリコン顧客満足度2年連続No.1!】保険クリニック

  • オリコン社顧客満足度調査にて、2年連続No.1を獲得しています。
  • 全国200店舗以上の窓口で相談できます。オンラインでの相談も可能。もちろん相談は無料です。
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。

わかりやすく実績を確認できるのが、オリコン社が毎年行っている保険ショップの顧客満足度調査です。利用者5,826人に対し、保険ショップ全28社に関するアンケート調査を実施。見事に2年連続顧客満足度No.1を獲得しています。

(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/

注目すべきはアフターフォローです。

亡くなったら保障対象になる死亡保険に生命保険会社と揉める要素はありません。一方で、微妙なグレーゾーンが存在する医療保険は、医師が書く診断書の表現ひとつで保障対象にならないことがあります。

そんなときに、

「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」

といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけ。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。

保険ショップ全28社のなかで、保険クリニックはアフターフォローの満足度もNo.1です。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。

実際に利用した方の口コミは以下のとおり。

「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」

という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。

予約は簡単です。

①保険クリニックのサイトにアクセスする。

保険クリニック

②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。

③予約日時を選択する。

④以下を入力して予約完了。

  • 相談方法(来店or訪問)
  • 名前
  • 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
  • 要望等(任意入力)

これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。アフラックはもちろんのこと、比較対象としたメディケア生命・ネオファースト生命とも提携しているので、比較もかんたんにやってくれますよ。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:アフラック「医療保険EVER Prime」

保障内容はオーソドックスで保険料も高くはなく、人気の高さも納得できる医療保険です。

しかし、三大疾病一時金の保障内容が微妙だったり、先進医療特約が10年更新型だったり、がんの通院保障がちょっと弱かったりと、気になる点がないわけではありません。ネオファースト生命「ネオdeいりょう」、もしくはメディケア生命「新メディフィットA」あたりと比較してからでも遅くはありません。3社間で比較して決めた方が、後悔する可能性は低いかと。

医療保険の比較は専門家がいる保険ショップでかんたんにやってくれます。保険クリニックなら、アフラック・ネオファースト生命・メディケア生命の3社と提携しているので、比較もかんたんにやってくれますよ。

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