【評価A】メットライフ生命の医療保険「マイフレキシィ」デメリットと評価

よくできた医療保険だと感じます。

他社にあるオプションはひととおり揃ってますし、保障内容も悪くありません。

以前は高い保険料がデメリットだったのですが、2025年12月に料率改定があり、業界最安値にかなり近づきました。保険料にも競争力があります。

そして特徴的なのが、三疾病治療月払給付特約というオプション。

他社は三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)を一時金で保障することが多いのですが、一時金保障は保険料が高め。それに対し、三疾病治療月払給付特約は治療している期間に毎月定額給付です。保障が必要十分なので保険料を安く抑えることができます。

メットライフ生命「マイフレキシィ」を選ぶかどうかはこの三疾病治療月払給付特約にかかってくるかなと。

メットライフ生命「マイフレキシィ」ここがポイント
  • 主契約の入院保障が一時金型・短期入院一時金・入院日数連動型の3パターンから選択できます。
  • 三疾病治療月払給付特約が特徴的です。

医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

医療保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。

  1. 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  2. 通院保障(抗がん剤治療保障):通院治療だと働けることも多いのですが、本当に怖いのは通院で副作用のきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるケース。こんな状況を保障してくれるかが重要です。最近の医療保険は健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療も保障対象にすることがあります。
  3. 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると毎年100万円といった保険金が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるという意味でも、重要な保障です。
  4. 先進医療保障:先進医療には健康保険が適用されません。治療費は全額自己負担です(数百万円となることもあります)。医療保険が先進医療をしっかり保障してくれるかも要チェックです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、メットライフ生命「マイフレキシィ」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
入院保障 下記3疾病が無制限保障(三疾病延長入院特約付加時)
ガン(悪性新生物・上皮内新生物)・心疾患・脳血管疾患
A
通院保障(がん) 抗がん剤特約あり A
三大疾病一時金 【対象となる疾病・給付条件】
がん:1回目診断確定2回目以降手術、放射線治療、抗がん剤治療のいずれか
心疾患:手術、もしくは1日以上の入院
脳血管疾患:手術、もしくは1日以上の入院
【給付間隔・上限】
1年に1回、回数無制限
A
先進医療保障 通算2,000万円上限・10年更新型 B
30歳の月額保険料
(入院日数連動型・入院給付金1万円・終身払)
男性:1,200円
女性:1,310円
A
40歳の月額保険料
(入院日数連動型・入院給付金1万円・終身払)
男性:1,760円
女性:1,650円

入院保障は3タイプから選択できます。

①入院一時金型:入院日数に関わらず入院給付金日額×20倍を給付。
②短期入院一時金型:入院10日以内の入院は入院給付金日額×10倍、11日以上の入院は入院給付金日額×入院日数を給付。
③入院日数連動型:入院給付金日額×入院日数を給付。

詳細はこのあと書きますが、保障内容が必要十分で保険料が安くなるのは③入院日数連動型です。選ぶなら入院日数連動型と感じます。

また、オプションの三疾病延長入院特約を付加すれば、がん・心疾患・脳血管疾患の入院が無制限保障ですし。八疾病延長入院特約を付加すれば幅広く8大疾病の入院を無制限保障にできます。入院保障は問題ありません。

三疾病治療月払給付特約もしくはガン治療月払給付特約を付加すれば、抗がん剤の副作用が辛くて働けない!なんていう状況もきっちり保障されます。これも良し。

三大疾病一時金は幅広くがん・心疾患・脳血管疾患を保障しています。ちょっと古いがん保険だと心疾患・脳血管疾患の保障対象が急性心筋梗塞・脳卒中に限定されることもありますが、メットライフ生命「マイフレキシィ」はそんなことありません。がんの2回目以降給付条件も入院に限定されてないですし、心疾患・脳血管疾患は1日以上の入院で一時金が給付されます。保障条件は良いです。

ただし、先進医療保障は10年更新型です。10年毎に保険料が見直されます(上がることが多いかと)。現在は月100円程度で付加できる先進医療特約ですが、将来的に先進医療が普及すれば保険料が爆上げされる可能性もあります。この点は不安が残ります。

保険料は安く見えますが、これは主契約に手術保障が含まれていないため。とはいえ、オプションで手術保障を追加して他社同等の保障内容にしても、保険料は比較的安くおさまります。業界最安値にかなり近い保険料です。

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生命保険 見直し

目次

メットライフ生命「マイフレキシィ」の保障内容を評価します。

冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【主契約】入院給付金

主契約は入院保障のみ。一般的な医療保険は入院と手術の保障が主契約となることが多いのですが、メットライフ生命「マイフレキシィ」は手術保障をオプション化しています。

そして入院保障はちょっと複雑です。

名称 給付額 給付条件
入院給付金 ①入院一時金型:入院給付金日額×20倍
②短期入院一時金型:入院10日以内の入院は入院給付金日額×10倍。11日以上の入院は入院給付金日額×入院日数
③入院日数連動型:入院給付金日額×入院日数
※入院給付金日額は入院1日につき5,000円~15,000円から選択可能(1,000円単位)
※給付限度日数は60日、120日、730日から選択可能。
入院
骨髄ドナー入院給付金 入院給付金の10倍 骨髄ドナー手術を受けるための入院

冒頭書いたとおり入院保障は3タイプから選べます。

①入院一時金型:1日以上の入院で一時金(入院給付金日額×20倍)を受け取れます。たった1日の入院でも、入院が長引いて100日を超えても保障額は同じ。短期入院だと最もお得なのがこれです。

②短期入院一時金型:10日間までの入院は一律入院給付金10日分を給付。10日を超えた場合は入院日数×入院給付金を給付です。短期入院でも10日分受け取れるし、長期入院になると入院日数に比例して給付額が増えていくタイプです。

③入院日数連動型:シンプルに入院日数×入院給付金を給付です。短期入院だと保障は少額ですが、長期入院になると入院日数に比例して給付額が増えていきます。一般的な医療保険はこのタイプ。

入院日数で分けると保障額の大小はこんな感じです。

10日未満の入院:①入院一時金型>②短期入院一時金型>③入院日数連動型
10日以上20日未満の入院:①入院一時金型>②短期入院一時金型=③入院日数連動型
20日以上の入院:②短期入院一時金型=③入院日数連動型>①入院一時金型

20日未満の短期入院の場合に最も給付額が大きくなるのが①入院一時金型、入院が長引いてくると②短期入院一時金型・③入院日数連動型の給付額が大きくなってきます。

一方で、入院日数の平均は以下のとおりです。

全年齢の平均:28.4日
35歳~64歳の平均:20.2日
(参考:生命保険文化センター

働く世代でも入院日数の平均は20日を超えます。

保険料が最も安くなるのは「③入院日数連動型」です(おそらく)。メットライフ生命のサイトでは「②短期入院一時金型」「③入院日数連動型」の保険料を試算できなくなってしまったのですが、他社を鑑みても短期入院の保障が厚い医療保険は保険料が高め。

ということで、選ぶなら「③入院日数連動型」と感じます。

入院1日あたりの平均費用は約2.4万円というデータもありますが、20日間以下の短期入院なら貯蓄の切り崩しでなんとかなることが多いでしょう。有給休暇を消化すれば、収入が減ることもないはずです。

医療保険で短期から長期の入院までがっちり備えると保険料は高くなりがちです。短期入院は貯蓄で備えて(貯蓄が少ない場合は貯蓄に励んで)、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方。その点を加味しても、「③入院日数連動型」が良いかなと。

【重要ではありません】入院開始一時金特約

特約名 給付額 給付条件
入院開始一時金特約 10万円(他の金額も選択可能) 入院したとき。

入院すると必ず給付される一時金です。

主契約に①入院一時金型を選択した場合は付加できません。②短期入院一時金型、③入院日数連動型を選択した場合に付加できます。

繰り返しますが、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方。手持ちの現金が極端に少ない方なら有効な特約ですが、そうでないなら不要でしょう。

【重要ですが…】先進医療特約

特約名 給付額 給付条件
先進医療特約 ・保障期間通算で2,000万円までの技術料。
・1回につき、技術料の20%給付。
先進医療を受けた場合。

先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円上限で保障してくれるのが先進医療特約です。

例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の一部。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。

重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。

しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です。

先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。

また、一時金として技術料の20%が給付されますが、これは交通費・宿泊費を目的とした保障です。先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります(上述した重粒子線治療を受けられる病院は2023年10月時点で全国7ヶ所のみ)。

ここまでは問題ありません。他社同等です。注意が必要なのは、メットライフ生命「マイフレキシィ」の先進医療特約は終身型ではなく10年更新型である点。

終身型は一生涯保険料が変わりませんが、10年更新型は10年ごとに保険料が更新されます(上がることが多いかと)。他社の先進医療特約は終身型が主流です。

現状は月100円程度の特約保険料で先進医療特約を付加できますが、将来的に先進医療が普及して保険会社の保険金支払いが膨らんだ場合、特約保険料が爆上げされる可能性もあります。一生涯保険料が変わらない終身型の方が安心感はあります。

【不要です】健康サポート特則

特約名 給付額 給付条件
健康サポート特則 入院給付金の10倍。 3年間or5年間で所定の入院給付金の支払いがないとき。

せっかく医療保険に加入したのに、健康過ぎて全く保障を受けられなかったら悔しい思いをします(むしろそれは幸福)。そんな思いを慰めてくれるのが健康サポート特則。

3年間or5年間で継続10日以上の入院(入院日数連動型)、もしくは一時金給付がない場合(入院一時金型、短期入院一時金型)に入院給付金の10倍を受け取れますが、不要でしょう。

例えば、30歳男性が入院給付金5,000円(入院日数連動型)で健康サポート特則3年型を付加すると、保険料は1,265円上がります。

3年間払い続けると、

1,265円×12ヶ月×3年=45,540円。

45,540円払って、3年間入院がなければ50,000円を受け取れます。利益は4,460円。仮に入院があった場合は45,540円がパーです。これはギャンブルです。

それでも健康な若いうちには勝負に勝つことも多いでしょう。しかし、歳を取るに連れて勝負に負ける(入院する)可能性は高くなりますが、健康サポート特則は「特則」なので、契約途中でオプション解約することができません。歳を取ってからも安くない保険料を払い続け、そして入院してしまったら保険会社の総取りです。

【重要です】八疾病入院延長特約・三疾病入院延長特約

特約名 給付額 給付条件
八疾病入院延長特約 入院給付金の支払い限度日数が無制限に延長される。 下記8疾病のいずれかの治療を目的として入院したとき。
①ガン(悪性新生物・上皮内新生物)
②糖尿病
③心疾患
④高血圧性疾患
⑤脳血管疾患
⑥肝疾患
⑦腎疾患
⑧膵疾患
三疾病入院延長特約 入院給付金の支払い限度日数が無制限に延長される。 下記8疾病のいずれかの治療を目的として入院したとき。
①ガン(悪性新生物・上皮内新生物)
②心疾患
③脳血管疾患

主契約に短期入院一時金型もしくは入院日数連動型を選択した場合は

入院日数×入院給付金

が保障されるのですが、入院日数を無制限に保障するわけではありません。入院1回に対する保障限度日数を60日・120日・730日から選ぶことになります。

その保障限度日数を特定の疾病に限定して無制限にするオプションが八疾病入院延長特約・三疾病入院延長特約です。

繰り返しになりますが、入院日数の平均は以下のとおりです。

全年齢の平均:28.4日
35歳~64歳の平均:20.2日
(参考:生命保険文化センター

上記のリンク先を参照頂けるとわかるのですが、入院日数の平均は短縮化されているものの、脳血管疾患はまだまだ入院が長引きます。平均では2週間程度で退院できるがんも、部位や症状によっては入院が長引きます。

医療保険の役割が

「発生する確率は高くないけど、発生したら壊滅的なダメージになるリスクに備える」

にあると考えれば、入院日数の無制限保障は重要です。特約保険料もそこまで高くはないので、少なくとも三疾病入院延長特約、余裕があれば八疾病入院延長特約を付加しておいた方が安心でしょう。

【重要です】手術総合特約

特約名 給付額 給付条件
手術総合特約 【Ⅰ型】
入院中手術:手術給付金の20倍
外来手術:手術給付金の5倍
放射線治療:手術給付金の20倍
骨髄ドナー手術:手術給付金の10倍
【Ⅱ型】
入院中手術:手術給付金の10倍
外来手術:手術給付金の5倍
放射線治療:手術給付金の10倍
骨髄ドナー手術:手術給付金の10倍
所定の手術、放射線治療、骨髄ドナー手術を受けたとき。

一般的な医療保険だと手術保障は主契約が含まれてますが、メットライフ生命「マイフレキシィ」はオプション化されてます。

2週間程度入院して手術を受けて退院!といったよくある治療の場合、主契約の入院給付金だけだとそれほど大きな保障額になりません(けっこうがっかりします)。こんなケースは手術保障がググっと保障額を上げてくれます。

手術総合特約を付加してもそれほど保険料は上がりません。保障内容も悪くないですし、少なくとも保険料の安いⅡ型を付加しておいたほうがよいでしょう。

【重要です】新三疾病一時金特約

特約名 給付額 給付条件
新三疾病一時金特約 50万円or100万円
(他の金額も選択可能)
【がん】
1回目:診断確定
2回目以降:所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療
【心疾患・脳血管疾患】
手術もしくは1日以上の入院

3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で所定の条件を満たしたときに、1年に1回の間隔で大きな金額の一時金を受け取れるオプションです。実際に受け取ってみるとわかるのですが、働くこともできずに医療費が膨らんでいく中で、

「医療保険…入っておいてよかった…」

と分かりやすく実感できるオプションです。

特に新三疾病一時金特約が役立つのは、がんが失業につながりやすい非正規雇用の方やブラック企業に勤務されている方。

東京女子医大の調査では、がんと診断されてからフルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないという場合は、がんと失業のWパンチを食らうこともあるでしょう(実際多いです)。

そんなときにドカッと100万円を銀行口座に振り込んでくれるのが新三疾病一時金特約。生活を破綻させないためにも重要な特約です。

ポイントは以下のとおり。

  • 【GOOD!】心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象。しかも1日以上の入院で保障対象。
  • 【GOOD!】がんの2回目以降は通院治療でも保障対象。
  • 【GOOD!】給付間隔が1年に1回。

保障条件は良いです。現在発売されている医療保険のなかでは、最も保障条件が良いやつのひとつです。

ちょっと古い医療保険だと心疾患・脳血管疾患の保障範囲を急性心筋梗塞・脳卒中に限定することがありますが、メットライフ生命「マイフレキシィ」は心疾患・脳血管疾患をまるごとを保障対象としています。

急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障されません。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%に過ぎません。心疾患をまるごと保障対象にしているメットライフ生命「マイフレキシィ」は安心感があります。

一方で、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には

  • 脳梗塞
  • くも膜下出血
  • 脳出血

が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。

ということで、保障対象が脳血管疾患でも脳卒中でも心疾患ほどの差はありません。まあ脳血管疾患の保障対象にしているほうがちょっと安心かな、くらいです。

ちなみに、最近は心疾患まるごと保障の医療保険が増えてきていますが、急性心筋梗塞以外の心疾患だと

「20日以上の入院or手術」

といった厳しめの条件が設けられていることがあります。

生命保険文化センターによると、心疾患全体の入院日数平均は18.3日。35歳~64歳だと8.3日。20日以上の入院は低いハードルではありません。

例えば狭心症の入院は手術を受けることもなく2~3日程度で退院となるが多く、これだと「20日以上の入院or手術」の条件に合致しません。他社だと保障対象外となることもあるでしょう。

一方で、メットライフ生命「マイフレキシィ」は全ての心疾患が1日以上の入院で保障対象です。上記の狭心症のケースでも一時金がドカッと給付されます。この点はメリット。

また、ちょっと古い医療保険だと一時金が2年に1回給付となることもあります。がんも心疾患も脳血管疾患も2年以内に再発することは珍しくありませんが、再発して凹んでるのに

「あ、前回から2年経過してないので一時金お支払いできませんよ」

って言われたらイラっときます。その点、メットライフ生命「マイフレキシィ」は1年に1回給付。これなら再発にも備えられます。この点もメリットです。

がんの2回目以降の給付条件は3大治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療)です。3大治療を受けていれば入院のない通院治療であっても一時金が給付されます。

他社の医療保険だと条件が入院に限定されていて、通院で3大治療を受けている場合は一時金が給付されないこともあります。放射線治療なんて通院で受けることが大半ですし、抗がん剤治療も通院で受けることが増えてきています。通院治療でも一時金給付される点もメリットでしょう。

【重要ではありません】ガン一時金特約

特約名 給付額 給付条件
ガン一時金特約 50万円or100万円
(他の金額も選択可能)
【がん】
1回目:診断確定
2回目以降:所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療

上述した新三疾病一時金特約は保障内容が良いので保険料も高め。保障対象をがんに絞り、その代わりに保険料を安くしたのがガン一時金特約です。

保障内容は新三疾病一時金特約のがん保障そのままです。悪くありません。

まあでもガン一時金特約を選択して心疾患・脳血管疾患で倒れたときの後悔は想像を絶します。多少保険料が上がったとしても、新三疾病一時金特約を選んだ方が良いとは思いますが、メットライフ生命「マイフレキシィ」は後述する三疾病治療月払給付特約で3大疾病に備えることもできます。

保険料とのバランスで考えれば、

  • 後述する三疾病治療月払給付特約で三大疾病に備える。
  • 新三疾病一時金特約とガン一時金特約に保障を分割する。例えば、新三疾病一時金特約の保障額を100万円とするのなら、新三疾病一時金特約50万円保障・ガン一時金特約50万円保障に分割といった感じ。

のどちらかで3大疾病に備えるのがコスパ良いかなと感じます。

【重要です】三疾病治療月払給付特約

特約名 給付額 給付条件
三疾病治療月払給付特約 月10万円等 がん:初回は診断確定、2回目以降は入院・三大治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療)・在宅医療・ホルモン剤治療・緩和療養を受けたとき
心疾患・脳血管疾患:1日以上入院、または所定の手術、在宅医療を受けたとき

がん・心疾患・脳血管疾患の治療を受けた月に10万円といった定額を給付する特約です。

「がんの治療を受けた月に10万円お支払い!」

という特約は他社にもあるのですが、

「がん・心疾患・脳血管疾患の治療を受けた月に10万円お支払い!」

というように、心疾患・脳血管疾患まで保障する特約は珍しいです。

がんの保障条件は悪くありません。

  • 入院
  • 三大治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療)
  • 在宅医療
  • ホルモン剤治療
  • 緩和療養

が給付条件なので、何らかのがん治療を受けている限りは毎月定額を受け取れるでしょう。

「がんで苦しんでる限りは何がなんでも毎月保障してやる!」

というメットライフ生命の意気込みが伝わってきます。ホルモン剤治療・緩和療養は半額保障となりますが、どちらも治療費はそこまで高くないので、大きな問題ではないかと。むしろ必要十分な保障だと感じます。

心疾患・脳血管疾患の保障条件は

  • 入院
  • 手術
  • 在宅療養

の3つ。

上述のとおり心疾患の入院は長引きません。全体の入院日数平均は18.3日ですし、35歳~64歳だと8.3日。1ヶ月もかからず退院できます。本特約を付加しても保障額があまり膨らまないかなと。

脳血管疾患は入院が長引きますが、それでも入院日数平均は68.9日ですし、35~64歳だと44.5日。入院して治療を受けて、その後にリハビリ病棟へ移ってリハビリして、退院までの入院期間平均はおよそ2~3ヶ月。脳血管疾患も保障額はあまり膨らまないかなと。

3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)に備えるには上述した新三疾病一時金特約か本特約を選ぶことになりますが、保障額が膨らむのは1発100万円の新三疾病一時金特約です。

しかし、新三疾病一時金特約は特約保険料がめちゃくちゃ高い。

30歳を例に両者の月々の特約保険料を比較してみると、

[30歳男性]
新三疾病一時金特約100万円:3,060円
三疾病治療月払給付特約月額10万円:1,200円

[30歳女性]
新三疾病一時金特約100万円:3,470円
三疾病治療月払給付特約月額10万円:1,460円

というように三疾病治療月払給付特約は新三疾病一時金特約の半分以下の保険料で付加できます。

これくらい保険料が違えば三疾病治療月払給付特約の方が魅力的に感じます。治療を受けた月ごとにちょこちょこと保障されるので保障額は膨らみにくいのですが、逆に言えば治療を受けている期間だけ必要十分に保障されます。

カテーテル手術で終わるような心疾患や軽度のがんなら短期間(1ヶ月程度)で社会復帰できます。それなのに1発100万円は過剰保障とも言えます。心疾患なら入院して働けない期間だけ、がんなら治療を受けている期間だけ保障してくれればまあ十分。がんは何らかの治療を受けている限り毎月定額保障なので、長期闘病となっても安心です。

ちょっと気になるのは脳血管疾患です(重症ケース)。

脳血管疾患は病院に入院してリハビリ受けられる期間に発症から最長150日間(高次脳機能障害は180日間)といった制限があり、制限日数を超えると健康保険から介護保険に切り替わって自宅や施設でリハビリを受けることになります。おそらく制限日数を超えた場合は入院扱いではなくなり、保障されなくなるのではと(約款を読む限り)。社会復帰できてないのに、保障がぷすっと途切れることが想定されます。

といった気になる点もあるのですが、それでも三疾病治療月払給付特約の安さは魅力的に感じます。医療保険に加入する目的が治療費のカバーでれば、三疾病治療月払給付特約で十分かと。

一方で、医療保険に生活費のカバーまで求める場合は新三疾病一時金特約でしょう。

繰り返しますが、東京女子医大の調査では、がんと診断されてからフルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないといった非正規雇用の方やブラック企業にお勤めの場合は、がんが失業に結びつくこともあり得ます(実際多いです)。

そんなときにドカッと100万円を銀行口座に振り込んでくれるのが新三疾病一時金特約。多少保険料が上がったとしても、新三疾病一時金特約の方が安心感はあります。

【重要です】ガン治療月払給付特約

特約名 給付額 給付条件
ガン治療月払給付特約 月10万円等 初回は診断確定、2回目以降は入院・三大治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療)・在宅医療・ホルモン剤治療・緩和療養を受けたとき

上述した三疾病治療月払給付特約の保障対象をがんに絞り込んで、その代わりに保険料を安くしたのが本特約です。

保障条件は悪くありません。

  • 入院
  • 三大治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療)
  • 在宅医療
  • ホルモン剤治療
  • 緩和療養

が給付条件なので、がんの治療を受けている限りは毎月定額を受け取れるでしょう。

「がんで苦しんでる限りは何がなんでも毎月保障してやる!」

というメットライフ生命の意気込みが伝わってきます(2回目)。ちなみに、こちらもホルモン剤治療・緩和療養は半額保障です。

まあでもガン治療月払給付特約を選択して心疾患・脳血管疾患で倒れたときの後悔は想像を絶します。多少保険料が上がったとしても、三疾病治療月払給付特約を選んだ方がよいかと。

【良い保障内容です】女性疾病入院特約

特約名 給付額 給付条件
女性疾病入院特約 入院1日5,000円等 所定の女性疾病で入院したとき。

女性疾病での入院を手厚く保障するオプションです。もちろん付加できるのは女性のみ。

  • 子宮筋腫・卵巣のう腫等の女性特有の疾病
  • 帝王切開・切迫早産等の妊娠・出産にかかわる症状
  • 全てのがん
  • 貧血・甲状腺腫等の女性に多い疾病

といった疾病で入院した場合、主契約の入院保障に保障額が上乗せされます。

他社にも同じような女性疾病を保障するオプションがあるのですが、その他社と比較して保障内容は悪くありません。他社だと女性に多い甲状腺障害や貧血、リウマチといった疾病を保障対象外とすることもあるのですが、メットライフ生命「マイフレキシィ」はきっちり保障です。これが必要!と感じるのであれば、付加しても良いオプションでしょう。

ちなみに、通常の入院は複数人が同居する大部屋です。カーテン1枚で仕切られたプライベートを保つのは難しい空間です。

プライベートな空間を保つには、差額ベッド代を払って個室や少人数部屋を利用しなければなりません。その差額ベッド代に使えるのが女性疾病入院特約。プライベートが守られる病室で他人を気にすることなく快適に入院できます。

最寄りの病院の差額ベッド代の調べ方は↓に書いてます。ご参考までに。

差額ベッド代はいくらかかるのか

【良い保障内容です】女性特定部位手術・形成サポート特約

特約名 給付額 給付条件
女性特定部位手術・形成サポート特約 【Ⅰ型】
入院中手術:20倍
外来手術:5倍
乳房再建術:100倍
乳輪・乳頭再建術:20倍
脱毛時サポート:10倍
瘢痕形成:20倍
【Ⅱ型】
入院中手術:10倍
外来手術:5倍
乳房再建術:50倍
乳輪・乳頭再建術:10倍
脱毛時サポート:5倍
瘢痕形成サポート給付金:10倍
※それぞれ女性疾病手術給付金の倍数
乳房や子宮、子宮附属器(卵巣や卵管)、甲状腺、副甲状腺など所定の女性特定部位に対する手術や乳房再建や瘢痕形成などの所定の治療を受けたとき。

こちらは女性特有の手術を保障するオプションです。もちろん付加できるのは女性のみ。

保障内容は良いです。乳房や子宮、子宮附属器(卵巣や卵管)の手術を保障対象とするのは他社同等ですが、さらに甲状腺、副甲状腺の手術や脱毛時のウィッグ代や瘢痕(傷跡)を消すような手術まで保障対象としています。かなり攻めてます。

このような女性特有の手術に対して保障額を上乗せしても意味がない(かかる医療費は通常の手術と同じ)という意見もあります。確かに平均からすると、女性疾病の手術が他の疾病より飛び抜けて高くなるということはありませんし、高額療養費制度を利用すれば月々の医療費上限はある程度決まります。最近は乳房再建術にも健康保険が適用されます。

しかし、乳房切除・子宮摘出・卵巣摘出といった手術は他の手術よりも精神的ダメージが大きいです。手術を受けて凹んでいるところに、ドンっと一時金が給付されれば、

「退院したら旅行へ行こう」

「美味しいものを食べにいこう」

「欲しかったバッグを買ってみよう」

といったように、ほんの少しだけ前向きな気持ちになれる方もいらっしゃいます。保険料も高くないので、必要性を感じるのなら付加しても良い特約です。

【重要ではありません】退院後・外来手術通院特約

特約名 給付額 給付条件
退院後・外来手術通院特約 通院1日5,000円など 退院後・外来手術痕180日以内の通院。入院・外来手術1回につき30日まで。

退院後、もしくは外来手術を受けた後の通院1日に対して定額保障するオプションです(入院・外来手術のない通院は保障対象外)。

保障内容は他社同等。悪くはありませんが、通院治療だと働けることも多いですし、保障額もたいしたことはないので

「仕事が忙しいのに5,000円のために請求手続きするほうがめんどくさい!」

といったこともあります。優先度は低いかなと。

ちなみにですが、本当に怖いのは副作用のきつい抗がん剤治療を通院で受けるケースです。こんなピンチに対応できるのが上述した三疾病治療月払給付特約とガン治療月払給付特約。優先度は三疾病治療月払給付特約、もしくはガン治療月払給付特約の方が高めかなと。

【重要ではありません】ガン通院充実特約

特約名 給付額 給付条件
ガン通院充実特約 通院1日5,000円など
(他の金額も選択可能)
がんの通院。年間60日まで。

こちらはがんの通院に限定して保障するオプションです。上述した退院後・外来手術通院特約とセットで付加できるのですが、

  • 退院後と外来手術通院特約では保障されない入院前の通院
  • 退院後と外来手術通院特約の保障上限30日を超えたときの通院

を保障するオプションです(退院後・外来手術通院特約と二重保障はされない)。

がんの放射線治療は1~2ヶ月程度通院が続く(平日毎日で36~39回)こともあります。そんなときはドカッと保障額が膨らみますが、放射線治療は副作用が軽いので時短勤務できることもありますし、良心的な病院だと22時まで治療してくれることもあるので、(体力と気力が許せば)フルタイムで働くことも不可能ではありません。

一方で、抗がん剤治療だと通院は月1~2回程度なので通院保障の保障額は微々たるもの。そして抗がん剤治療は副作用がきついので働くことが難しい…。

抗がん剤治療と放射線治療を定額保障する三疾病治療月払給付特約、もしくはガン治療月払給付特約を付加しておけば、ガン通院充実特約は不要でよいかと感じます。

【重要ではありません】在宅医療特約

特約名 給付額 給付条件
在宅医療特約 月5万円など 在宅医療を受けたとき。

在宅医療とは、寝たきり状態で病院へ行くことができず、自宅で医療を受けるといったことを指します。頸椎損傷で歩けなくなくった場合や、全身麻痺となった場合がそうですね。

まあでも保障額も5万円程度ですし、保障期間も最大60ヶ月なのでちょっと中途半端かなと。

どうせなら、多少保険料が高くなっても在宅医療に関わらず働けない状態(障害や介護状態)を丸ごと保障する就業不能保険の方が安心感はあります。就業不能保険なら、入院はもちろん在宅医療で働けない状態になれば、けっこうな金額を長期間(老齢年金が給付されるまで)受け取ることができます。

【重要ではありません】骨折診断特約

特約名 給付額 給付条件
骨折診断特約 5万円など 骨折したとき

骨折したときに一時金が給付されるオプションです。

若い頃は趣味のスポーツで骨折することもあるでしょう。高齢者になれば、ちょっと転倒しただけで骨折することもあるでしょう。

しかし、骨折したとしても受け取れるのは5万程度。ただのお小遣いです。必要性は薄いでしょう。

【重要ではありません】介護年金特約・認知症診断特約

特約名 給付額 給付条件
介護年金特約 介護年金を毎年給付(5回まで)。保障額は年100万円など。 ・要介護2以上に認定されたとき。
・所定の認知症、寝たきりの状態が180日以上継続したとき。
認知症診断特約 認知症診断一時金:100万円等
軽度認知障害診断給付金:5万円等
・認知症と診断確定したとき。
・軽度認知障害と診断確定したとき

要介護状態・認知症を保障するオプションです。

介護年金特約は要介護2から保障ですが、これは介護保障の平均。要介護2は一人暮らしも辛くなってくる状態なので、これくらいから保障されればまあ安心でしょう。

また、認知症診断特約は軽度認知障害から保障されます。

軽度認知障害はちょっと物忘れが増えてきたかなという状態。軽度認知障害から適切に対処すれば、認知症の発症を遅らせることができると言われてます。医療保険のオプションで軽度認知障害で一時金給付するのは珍しい。

保障条件は悪くないのですが、そもそも介護保険・認知症保障が必要かを考えてみた方がよいです。民間の介護保険で保障を受けられる人の割合はそれほど多くはありません。詳細は↓のリンク先に記載しています。

介護保険・認知症保険は必要か

また、将来的に、医療技術の進歩や社会情勢によって医療保険を見直したくなったとき、

「医療保険は解約したいけど、介護の保障は残しておきたい!」

ということはもちろんできません。メットライフ生命「マイフレキシィ」を解約すると介護保障も消滅してしまいます。そして新たに介護保険に加入すれば、年齢が上がっているので保険料も上がります。

介護保障が必要と感じる場合でも、医療保障と介護保障は分けて備えておいた方が無難です。介護保障はそれ専門の介護保険で備えておいたほうが良いでしょう。

【重要ではありません】新三疾病保険料払込免除特約

特約名 給付額 給付条件
新三疾病保険料払込免除特約 保険料支払いが免除される。(保障は継続) がん:診断確定
心疾患:手術もしくは1日以上の入院
脳血管疾患:手術もしくは1日以上の入院

「以降の保険料は頂きません!」

という特約です。条件を満たせば、以降の保険料支払いが免除される特約です。

保険料の支払いが免除されると確かに嬉しいのですが、新三疾病保険料払込免除特約は有料オプションです。付加すると毎月支払う保険料がググっとあがります。保険料を上げてまで付加するかは微妙なところ。医療保険の保険料はそこまで高くないので、不要かなと。

保障内容は悪くありません。他社と差が出るのは心疾患・脳血管疾患の保障ですが、急性心筋梗塞・脳卒中に限定せず、幅広い心疾患・脳血管疾患を保障対象としていますし、1日以上の入院で免除です(他社は20日以上の入院が多い)。

【重要ではありません】生活サポート特約

特約名 給付額 給付条件
生活サポート特約 生活サポート年金:年50万円など
死亡保険金:責任準備金相当額(変動制)
無事故生存給付金:生活サポート年金と同額
無事故継続死亡保険金:生活サポート年金と同額
【生活サポート年金】
手帳基準で障害等級3級以上
【死亡保険金】
亡くなった場合
【無事故生存給付金】
生活サポート保障期間満了時に生存していた場合
【無事故継続死亡保険金】
生活サポート保障期間満了後に亡くなった場合

働けなくなるリスクに備える特約です。

保障内容はちょっと複雑です。保険期間を70歳までとしていた場合、ケガや病気で障害者手帳3級以上が交付されれば、70歳まで生活サポート年金が毎年給付されます。生活サポート年金を受け取ることなく70歳までに亡くなった場合は死亡保険金を受け取れます。

まあでも統計的に見れば70歳まで健康に過ごす方が大半です。

「せっかく生活サポート特約を付加したのに何もなかったじゃないか!」

というのも悔しいので(むしろそれは幸福)、

  • 70歳まで生存していたら生活サポート年金と同額を受け取れる無事故時生存給付金型
  • 保険期間満了後に亡くなったら生活サポート年金と同額を受け取れる無事故時継続死亡保険金型

のどちらかを選択できます(少なくとも生活サポート年金と同額を受け取れる)。

働けない状況を保障するするオプションと考えれば、保障条件は悪くありません。年金基準ではなく、割と認定されやすい手帳基準の3級以上で生活サポート年金が給付される点は良心的。

しかし、死亡保障だとか生存保障だとかごちゃごちゃ複雑なので、保険料は高くなりがちです。働けないリスクに備えるのであれば、それ専門の就業不能保険に加入した方が保障内容・保険料の観点からしてもメリットがあるかと。就業不能保険は↓にまとめてますので、こちらもご参考に(年金基準と手帳基準の違いについても書いてます)。

就業不能保険の比較

繰り返しになりますが、医療保険に医療保障以外のオプションを付加すると保険見直しの足かせになってしまいます。ひとつの保険にまとめると手続きが楽になりますが、医療保険を解約すると全てのオプションも解約されることに注意です。

【重要ではありません】終身死亡特約

特約名 給付額 給付条件
終身死亡特約 50万円~1,000万円の範囲で選択可能。 死亡・高度障害時

医療保険に死亡保障を追加できるというのがこちらの特約。

これも介護年金特約・認知症診断特約・生活サポート特約と同じです。いろいろな保障をひとつの医療保険にまとめることで、手続きが楽になるメリットはありますが、将来的に医療保険を見直したくなったときに

「医療保険は解約したいけど、死亡保障は残しておきたい!」

ということはできません。医療保険を解約すると、もちろん死亡保障も消滅です。

終身死亡保障には貯蓄性があります。せっせと積み立てた保険料も途中で解約してしまうと、中途半端な解約返戻金が戻ってくるだけ(元本割れ)。

ということで、あえて死亡保障を医療保険とセットにする必要性は薄いでしょう。死亡保障なら、それ専門の終身保険・定期保険・収入保障保険に分けて加入した方が無難です。

【シミュレーション】僕が「マイフレキシィ」に加入するなら。

僕がメットライフ生命「マイフレキシィ」に加入するなら、以下の保障内容にします。

  • 主契約:入院給付金5,000円(入院日数連動型60日)
  • 特約:先進医療特約、手術総合特約(Ⅰ型・1回6万円)、八疾病延長入院特約、三疾病治療月払給付特約(月10万円)

このシミュレーションで月々の保険料は40歳男性3,434円、女性3,580円です。

先進医療しか頼る術がなくなった場合に備え、先進医療特約は付加しておきます。大きな手術を受けたのに、保障を受けられなかったという悲しい事態を避けるためにも手術総合特約も付加。

また、最近は入院が短期化していますが、それでも長期入院となる可能性はゼロではありません。長期入院への備えは医療保険の重要な役割と考えているので、八疾病延長入院特約も付加しておきます。

がん・心疾患・脳血管疾患に対しては三疾病治療月払給付特約で備えておきます。新三疾病一時金特約で備えるという手段もありますが、こちらは保険料が高め。なので、三疾病治療月払給付特約でコスパ良く備えたほうがよいかなと。

三疾病治療月払給付特約に類似するオプションが他社にないので、他社比較が難しいのですが、三大疾病を一時金で備えるより保険料は安くおさまることが多いでしょう。

メットライフ生命「マイフレキシィ」のメリット

メットライフ生命「マイフレキシィ」ここがポイント!
  • 【check】新三疾病一時金特約の保障内容は良い。
  • 【check】三疾病治療月払給付特約が必要十分に保障。

新三疾病一時金特約の保障内容は良い。

上述のとおり新三疾病一時金特約の保障内容は良いです。

がんの2回目以降の給付条件が三大治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療)なので入院でも通院でも治療を受けていれば給付対象になりますし、心疾患・脳血管疾患は1日以上の入院で一時金給付です。

しかし、新三疾病一時金特約は保険料が高め。他社にも同じような一時金保障がありますが、それと比較するとけっこう高い。

以前から特約保険料の高さが新三疾病一時金特約のデメリットだったのですが、(おそらく)そこをカバーするためにメットライフ生命が満を持して発売したのが三疾病治療月払給付特約です。

三疾病治療月払給付特約が必要十分に保障。

三疾病治療月払給付特約はがん・心疾患・脳血管疾患の治療を受けた月に回数無制限で10万円といった金額が給付されるので、細く長く治療を受けた期間を保障してくれます。1ヶ月程度で退院できる心疾患も、治療が長引く重いがんも、必要十分に保障されます。

重度の脳血管疾患でリハビリが長引くのケースにはちょっと気になる点もありますが、それでも新三疾病一時金特約の半分以下の保険料で付加できる点を加味すれば、コスパは良いと感じます。他社の医療保険で3大疾病一時金を付加したケースと比較しても、メットライフ生命の三疾病治療月払給付特約の方が保険料は安くなることが多いかなと。

メットライフ生命「マイフレキシィ」のデメリット

メットライフ生命「マイフレキシィ」ここにご注意!
  • 【check】先進医療特約が10年更新型。
  • 【check】入院1回のカウント方法に注意。

先進医療特約が10年更新型。

繰り返しになりますが、メットライフ生命「マイフレキシィ」の先進医療特約は10年更新型です。

終身型…保険料は一生涯上がらない。
10年更新型…10年ごとに保険料が見直される(上がる可能性が高い)。

メットライフ生命「マイフレキシィ」の先進医療特約は10年毎に保険料が見直されます。現状は月100円程度で先進医療特約を付加できますが、今後先進医療が普及して保険会社の保険金支払いが膨らめば、保険料が爆上げされる可能性もあるでしょう。

他社は一生涯保険料が変わらない終身型が主流です。終身型の方が安心感はあります。

入院1回のカウント方法に注意。

入院日数連動型および短期入院一時金型の入院1回のカウント方法は、最近増えてきている

「〇〇日以内の再入院は同一の原因であるかを問わず1回の入院とみなす」

方式です。

一般的な医療保険は異なる原因で再入院した場合を別々の入院として扱います。例えば、

1回目の入院:肺炎で20日入院した。
2回目の入院:1回目の入院を退院してから30日後に大腸がんで60日入院した。

といった場合、1回目と2回目の原因が異なるので別々の入院として扱います。入院1回の保障限度日数を60日で契約していれば、

1回目の入院:20日分の入院給付金をお支払い
2回目の入院:60日分の入院給付金をお支払い

なので、合計80日分の入院給付金を受け取れます。

一方で、メットライフは異なる原因でも60日以内の再入院は同じ入院とカウントします。↑と同じケースで入院1回の保障限度日数を60日で契約していれば、

1回目の入院:20日分の入院給付金をお支払い
2回目の入院:1回目に20日支払っているので、未消化の40日分の入院給付金をお支払い

ということで、合計60日分の入院給付金しか支払われません。若いうちに異なる原因で連続して入院することは稀だと思いますが、特に歳を重ねて身体が弱くなってからはあり得ます。致命的なデメリットとは言えませんが、この点はやや注意です。

ちなみに、同様のルールを設けている他社は「90日以内の再入院」を同一の入院として扱うこともあるので、メットライフ生命の「60日以内の再入院」は悪くありません。割と良心的です。

メットライフ生命「マイフレキシィ」の評価

評価:A(S、A~Cで判定)

よくできた医療保険だと感じます。

オプションの種類が豊富で、他社にあるやつはひととおり揃ってます。それぞれのオプションの保障内容も悪くありません。

特に、三疾病治療月払給付特約です。

他社で三大疾病に備えるには一時金が主流なのですが、一時金は過剰保障という見方もできますし、保険料も高い。安い保険料で必要十分に三大疾病を保障してくれる三疾病治療月払給付特約はなかなか画期的です。

「がん・心疾患・脳血管疾患に備えておきたいけど、オプションで一時金保障を付加すると、どこの医療保険も保険料がめちゃくちゃ高くなるんだよなあ…」

という方には、最適な医療保険です。よって評価は「A」としました。

比較対象として以下を挙げておきます。

チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」
こちらも保険料は激安。自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできたり、女性特有の疾病に対する保障を厚くできたりで、保障内容も良好です。

メディケア生命「新メディフィットA」
保険料はそこそこ安め。住友生命のグループ会社という点も安心感があります。保障内容は現在の医療保険の最先端。

医療保険の保険料は下記リンクで比較しているので、ご参考までに。本サイトでおすすめしている保障内容を中心に比較しています。

医療保険の保険料比較

メットライフ生命「マイフレキシィ」の相談をするなら。

メットライフ生命「マイフレキシィ」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ご近所の保険ショップでも取り扱っているはず。

しかし、いざ保険ショップに行ってみて、

「あー、すいません、うちメットライフ生命やってないんですよ」

なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがメットライフ生命を取り扱っているか確認しておきましょう。手堅いのは保険クリニックです。

保険クリニックならメットライフ生命はもちろんのこと、比較対象に挙げたチューリッヒ生命・メディケア生命とも提携しています。

注意!保険ショップは予約しましょう!
保険ショップへの飛び込み相談も可能ですが、スタッフが事前準備できないため最適なプランにたどり着けないことがあります(事前準備にはけっこう時間がかかります)。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。

【保険の相談なら!】保険クリニック

  • 第三者機関の顧客満足度調査にて、継続的に高い評価を獲得しています。
  • 全国250店舗以上の窓口で相談できます。オンラインでの相談も可能です。
  • もちろん相談は無料です。
  • 50社以上の保険会社と提携しています(業界最高水準)。

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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。

わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。

保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。

保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは

  1. 契約時の告知事項に不備があった。
  2. 契約上、保険会社に支払う責任がない。

の2点。

1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。

また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。

そんなときに、

「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」

といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。

保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。

実際に利用した方の口コミは以下のとおり。

「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」

という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。

予約は簡単です。

①保険クリニックのサイトにアクセスする。

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②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。

③予約日時を選択する。

④以下を入力して予約完了。

  • 相談方法(来店or訪問)
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  • 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
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  • 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
  • 要望等(任意入力)

これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。繰り返しますが、メットライフ生命・チューリッヒ生命・メディケア生命の3社と提携しているので、各社の比較もかんたんにやってくれますよ。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

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保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する

  • 取り扱っている保険会社
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といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。

また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で

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  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 相談内容(保険見直しor新規加入orその他)

だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。

予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。

もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。

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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:メットライフ生命「マイフレキシィ」

保障内容はだいぶ良いです。そして保険料も業界最安値にかなり近い医療保険です。

特徴的なのが三疾病治療月払給付特約。がん・心疾患・脳血管疾患を毎月定額保障する医療保険は画期的です。

「がん・心疾患・脳血管疾患に備えておきたいけど、オプションで一時金保障を付加すると、どこの医療保険も保険料がめちゃくちゃ高くなるんだよなあ…」

という方には、最適な医療保険です。三疾病治療月払給付特約が必要十分に、安い保険料で、三大疾病を保障してくれます。

メットライフ生命「マイフレキシィ」は全国の保険ショップで相談できます。保険クリニックならメットライフ生命はもちろんのこと、この記事で比較対象に挙げたチューリッヒ生命・メディケア生命とも提携しています。3社で比較するなら保険クリニックが楽ちんですよ。

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※2026年1月更新 終身死亡特約を追加。

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