保障内容も良いですし、保険料も高くありません。現在発売されている医療保険のなかでは、首位グループに位置しています。
特に3大疾病の保障が優れています。がんは治療を受けていればドカンと1年に1回一時金が給付されますし(180日に1回も選択可能)、心疾患・脳血管疾患も1日以上の入院で一時金の給付対象。全額自己負担となってしまうがんの自由診療も保障されます。
ちょっと気になるのは得体のしれない「なないろ生命」ですが、大手の朝日生命が保険ショップ向けの保険商品を開発するために設立したグループ会社です。バックには国内資本の朝日生命がいるので、経営上の心配は無用でしょう。
医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、なないろ生命「なないろメディカル礎」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
入院保障 | がん、心・血管疾患、脳血管疾患の入院を無制限保障(3大疾病入院延長特則) | A |
通院保障(がん) | 抗がん剤治療保障あり(がん治療特約) | A |
三大疾病一時金 | 【対象となる疾病・給付条件】 がん:初回は診断確定、2回目以降は診断・入院・通院 心疾患:入院or手術 脳血管疾患:入院or手術 【給付間隔・上限】 1年に1回or180日に1回、回数無制限 |
A |
先進医療保障 | 通算2,000万円上限・終身型 | A |
30歳の月額保険料 (入院給付金1万円、保険料支払期間終身) |
男性:1,990円 女性:2,290円 |
A |
40歳の月額保険料 (入院給付金1万円、保険料支払期間終身) |
男性:2,730円 女性:2,550円 |
入院保障に問題はありません。オプションの3大疾病入院延長特則を付加すれば、がん・心疾患・脳血管疾患の入院が無制限保障となります(8大疾病入院延長特則もあります)。まずこの点は安心です。
また、抗がん剤治療を受けた月に定額給付してくれるがん治療特約を付加すれば、通院で抗がん剤治療を受けてるけど、抗がん剤の副作用が辛くて働けない!なんていう状況もきっちり保障されます。冒頭書いたとおり、自由診療も保障されるので、この点も安心。
3大疾病一時金の保障条件も秀逸です。がんの2回目以降の給付条件に診断と通院が含まれますし、心疾患・脳血管疾患は入院即保障。給付間隔は1年に1回と180日に1回から選べます。180日に1回は業界最短で、選択肢が広いという意味でこの点もメリット。
先進医療保障も問題ありません。充実してます。
保険料も保障内容の充実っぷりを鑑みれば決して高くはないかなと。ここまで良いことばっかり書いてますが、そういう医療保険です。
医療保険の相談は保険クリニックで!
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なないろ生命「なないろメディカル礎」の保障内容を評価します。
冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。
【主契約】入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金
なないろ生命「なないろメディカル礎」は入院・手術保障を主契約とするオーソドックスなタイプの医療保険です。
まずは入院保障から。
名称 | 給付額 | 給付条件 |
入院給付金 | 入院1日につき3,000円~10,000円から選択可能。 ※1,000円単位で選択可能。 |
入院1日につき給付 |
オーソドックスに「入院給付金×入院日数」が保障されるのですが、入院1回に対する入院日数の保障上限を60日間・120日間から選べます。
ちなみにですが、入院日数の平均は以下のとおり。
全体平均:32.3日
35歳~64歳の平均:24.4日
(参考:生命保険文化センター)
上記のリンク先を参照頂けるとわかるのですが、入院日数は意外と短いです。最近の医療は入院から通院にシフトしています。
「これなら保障上限60日間で十分じゃん!」
と思ってしまいますが、これはあくまでも平均。脳血管疾患は平均からしても入院が長引きますし、がんも部位や症状によっては入院が長引きます。
ということで、医療保険には特定の疾病に限定して入院を無制限保障するオプションがあります。なないろ生命「なないろメディカル礎」は無制限保障オプションが下記2種類から選べます。
3大疾病入院延長特則 | 以下の3疾病の入院保障を無制限に延長する。 ①がん②心・血管疾患③脳血管疾患 |
8大疾病入院延長特則 | 以下の8疾病の入院保障を無制限に延長する。 ①がん②心・血管疾患③脳血管疾患④腎疾患⑤膵疾患⑥肝疾患⑦糖尿病⑧高血圧性疾患 |
他社にも入院保障の延長オプションはありますが、3大疾病だけだったり、8大疾病だけだったりと選択肢が狭いことがあります。どちらも選べるのはメリットですね。
医療保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあると考えれば、入院日数の無制限保障は重要です。延長オプションを付加しても保険料はそこまで上がらないので、少なくとも3大疾病入院延長特則は付加しておいた方が安心と感じます。
続いて手術保障。
手術の保障は以下のとおりです。
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
手術給付金・放射線治療給付金 | 【手術Ⅰ型】 入院中手術:入院給付金の10倍~60倍 外来手術:入院給付金の5倍 骨髄移植:入院給付金の10倍~60倍 放射線治療:入院給付金の10倍 【手術Ⅱ型】 入院中手術:入院給付金の10倍 外来手術:入院給付金の5倍 骨髄移植:入院給付金の10倍 放射線治療:入院給付金の10倍 【手術なし型】 保障なし |
所定の手術・放射線治療を受けたとき。 |
手術保障は「手術Ⅰ型」「手術Ⅱ型」「手術なし型」の3タイプから選択できます。
手術Ⅰ型は手術の種類によって保障額が変わります。開頭・開胸・開腹といった重くて費用のかかる手術は保障額が大きくなります。その代わり保険料も高め。
まあでも高額療養費制度を利用すれば月々の医療費上限はある程度決まるので、保障額が固定で保険料を安く抑えられる手術Ⅱ型で十分でしょう。
【重要ではありません】特定疾病保険料払込免除特則
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
特定疾病保険料払込免除特則 | 保険料の支払いが免除される。 | がん:診断確定 心疾患:入院or手術 脳血管疾患:入院or手術 その他:20日以上継続入院し、入院中に手術を受けたとき |
よくCMで観る「以降の保険料は頂きません!」という特則です。条件を満たせば、以降の保険料支払いが免除されます(もちろん保障は継続)。
特定疾病保険料払込免除特則は有料なので付加すると保険料がググっと上がります。そもそも医療保険はそこまで保険料が高くならないので、必要性は薄いかなと。
ちなみに、条件は他社よりも良いです。
がんが診断確定で保険料払込免除される点は他社同等。
心疾患・脳血管疾患は入院即免除です。この点は他社よりも条件が緩い(契約者に有利)。
また、その他の「20日以上継続入院し、入院中に手術を受けたとき」という条件は他社には見られません。がん・心疾患・脳血管疾患に限定せず、条件を満たせば保険料払込免除される点は他社にないメリットです。
まあでも不要でしょう。
【重要ではありません】入院一時金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
入院一時金特約 | 入院1回につき1万円から10万円の範囲内で選択可能(1万円単位)。 | 入院したとき。 |
入院すれば必ず給付される一時金です。
短期入院でも、日用品や交通費がそれなりにかかるので、入院で赤字になりたくない方や、手持ちの現金が極端に少なくて医療費破産の可能性がある方にとっては有効な特約ですが、短期入院から長期入院まで民間の医療保険でがっちり備えると、保険料がめちゃくちゃ高くなります。
短期入院は貯蓄で備えて、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方。入院1日あたりの平均費用は2.1万円というデータがありますが、まずは2週間から1ヶ月程度の入院をカバーできるくらい貯蓄をすることです。
保障額もたいしたことはないですし、必要性はあまり感じられません。
【重要ではありません】通院一時金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
通院一時金特約 | 3万円 | 退院後180日以内に通院したとき。 |
入院して退院した後に1回でも通院すると一時金が給付される特約です。入院1回につき1回だけ給付されます(保障期間通算で50回まで給付)。
なないろ生命「なないろメディカル礎」の通院保障は一時金タイプです。
他社の医療保険:通院1日に対して定額(5,000円とか)が給付される。通院日数に比例して給付額が大きくなる。
なないろ生命:退院後に通院すると3万円が1回だけ給付される。
一時金は手続きが楽なのですが、3万円ならお小遣い程度ですよね。あまり意味はないかなという印象です。
【重要です】3大疾病一時金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
3大疾病一時金特約 | 20万円~500万円の範囲で選択可能。 | がん:初回は診断確定、2回目以降は診断・入院・通院 心疾患:入院or手術 脳血管疾患:入院or手術 ※1年に1回or180日に1回間隔で、回数無制限給付 |
がん・心疾患・脳血管疾患で所定の条件を満たしたとき、大きな金額の一時金を受け取れるオプションです。実際に受け取ってみるとわかるのですが、働くこともできずに医療費が膨らんでいく中で、
「医療保険…入っておいてよかった…」
と分かりやすく実感できるオプションです。
特に3大疾病一時金特約が役立つのは、がんが失業につながりやすい非正規雇用の方やブラック企業に勤務されている方。
東京女子医大の調査ではがんと診断されてから、フルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないという場合は、がんと失業のWパンチを食らうこともあるでしょう(実際多いです)。
そんなときにドカッと100万円を銀行口座に振り込んでくれるのが3大疾病一時金特約です。生活を破綻させないために必要な特約です。
ポイントは以下の4点です。
- 【GOOD】給付間隔を1年に1回or180日に1回から選択可能。
- 【GOOD】上皮内がんも保障対象。
- 【GOOD】がんの2回目以降の給付条件に診断・通院が含まれる。
- 【GOOD】心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象にしていて、入院即保障。
保障内容は完璧です。現在発売されている医療保険のなかではトップクラスです。
冒頭軽く触れましたが、2024年9月に改定があり給付間隔を
A型:180日に1回
B型:1年に1回
から選べるようになりました。他社の医療保険は1年に1回が標準的なので、180日に1回給付を選べる点は画期的。業界最短です。
再発に備えるという意味では、180日に1回給付は安心できます。
星野源さんは2012年12月にくも膜下出血を発症。手術を経て翌年2月に復帰したものの、その後再発して9月に再手術。1年以内に再発させてます(脳梗塞を発症後1年以内に再発する人は10%という調査もあります)。
現状の医療保険は、再発しても一時金給付を1年間待つ必要がありました。さらに、がん・心疾患・脳血管疾患は初回よりも再発したときの方が重症化しやすく、働けない期間が長くなりがちなのも再発時。再発して厳しい状況なのに、次回の一時金給付まで長い期間待つのは不安が募ります。
一方で、実際に一時金を180日に1回受け取れる可能性はそこまで高くないかなと。
がんも手術で切り取ることができれば、それほど怖くはありません。2週間程度入院して手術を受けて、退院後に再発予防のための放射線治療を1ヶ月程度受けるか、軽い抗がん剤治療を2~3ヶ月程度受ければ治療は終了。180日未満で治療は終わります。
おぎやはぎの小木博明さんがこのケースです。ステージⅠの腎細胞がんが見つかり2020年8月17日に入院、2020年9月2日には仕事に復帰されてます。治療の詳細はわかりませんが、おそらくは手術できれいにがん細胞を切り取ることができたのでしょう。個人的な感覚では、現役世代で最も多いのがこのケースかなと。
心疾患・脳血管疾患の入院期間が180日を超えることも稀です。心疾患の入院期間平均は24.6日ですし、脳血管疾患は77.4日(参考:生命保険文化センター)。入院が180日を超える可能性は高くありません。
もちろん保険料が高いのはA型です。40歳男性を例にすると、一時金50万円で3大疾病一時金特約を付加すると月々の保険料は
A型:+2,640円/月
B型:+1,805円/月
上がります。A型の方が835円高め。払えない保険料ではありませんが、僕ならB型を選びます。
短期間に再発を引き起こすような厳しいケースや、がんを手術で切り取ることできずに長期闘病となるような重症ケースに備えるのなら、多少保険料が上がってもA型の方が安心です。医療保険に長期闘病となった場合の収入補填まで求める場合も、A型を選択したほうが良いでしょう。
また、上皮内がんが保障対象となっている点も評価できます。
上皮内がんとは、がん細胞がリンパ管や血管に到達していない初期のがんを指します。
「早めに見つかって良かったですね!」
と言われるのが上皮内がん。
手術でサッと切り取ってしまえば再発・転移する可能性はほぼないので、ちょっと古い医療保険だと「上皮内がんはがんではない!」と言い張られて保障対象外となることもありますが、なないろ生命「なないろメディカル礎」はきっちり保障対象です。
大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで早期発見されたというデータもあり、この点もメリットでしょう。特に乳がんは上皮内がんでも通常のがんと同程度の治療が必要となることもあるので、女性にとっては安心です。
さらに、がんの2回目以降の給付条件は「診断・入院・通院」です。治療を受けていれば保障されます。
他社だと
1回目:「あなたはがんです」と診断されたら一時金給付→これはなないろ生命も同じ。
2回目以降:がんで入院してたら一時金給付
といったように、2回目以降は入院してないと一時金給付されないことがあります。
最近の医療は入院から通院にシフトしています(医療費を抑えるための国策)。条件が入院に限定されるとがんの治療を受けているのに一時金給付されないことがあります。放射線治療なんて通院で受けることが大半ですが、条件が入院に限定されると一時金が給付されません。
入院でも通院でも、何らかの治療を受けていれば一時金給付される点もなないろ生命「なないろメディカル礎」のメリットでしょう。
最後に、心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象としている点もメリットです。他社だと、心疾患・脳血管疾患の保障対象を急性心筋梗塞・脳卒中に限定していることがあります。
急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障対象外になります。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%に過ぎません。
また、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には
- 脳梗塞
- くも膜下出血
- 脳出血
が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。
ということで、脳血管疾患でも脳卒中でも大きな差はありませんが、脳血管疾患の方がちょっと安心かな、とは感じます。
ちなみにですが、他社の医療保険でも心疾患まるごと保障が増えてきていますが、急性心筋梗塞以外の心疾患だと
「20日以上の入院」
といった厳しめの条件が設けられていることがあります。
繰り返しますが、心疾患全体の入院日数平均は24.6日(参考:生命保険文化センター)。35~64歳だと12.6日です。20日以上の入院は低いハードルではありません。
例えば狭心症は入院日数が2~3日程度になることも多く、「20日以上入院」だと保障対象外です。全ての心疾患が入院即保障対象となる点もなないろ生命「なないろメディカル礎」のメリットです。
【重要です】がん診断一時金特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
がん診断一時金特約 | 50万円or100万円 | 初回はがんと診断確定、2回目以降はがんと診断確定、もしくはがんで入院・通院 ※1年に1回間隔で、回数無制限給付 |
上述した3大疾病一時金特約の保障対象をがんだけに絞ったのがこちらの特約。
ポイントは3大疾病一時金特約と同じです。
- 【GOOD】給付間隔を1年に1回or180日に1回から選択可能。
- 【GOOD】上皮内がんも保障対象。
- 【GOOD】がんの2回目以降の給付条件に診断・通院が含まれる。
保障内容はほぼ完璧です。
保険料を抑えるためにがん診断一時金特約を選択するのもアリですが、3大疾病一時金特約は心疾患・脳血管疾患の保障条件がゆるい(契約者に有利)ですし、がん診断一時金特約を選択して心疾患・脳血管疾患で倒れたときの
「やっちまった…」
という感覚は想像を絶します。多少保険料が高くても、付加するなら3大疾病一時金特約かと。
【重要です】がん治療特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
がん治療特約 | 5万円から20万円の範囲内で選択可能(5万円単位) | 以下の治療を受けた月に給付。 ・抗がん剤治療(ホルモン剤含む) ・放射線治療 ・自由診療抗がん剤治療(ホルモン剤含む) |
がんの3大治療は手術・薬物療法(抗がん剤)・放射線治療と言われてますが、手術と放射線治療は主契約で保障されます。主に残りの抗がん剤治療を保障するのがこちらの特約(放射線治療も保障されます)。抗がん剤治療・放射線治療を受けた月に定額給付される特約です。
抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。
- 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
- 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。
1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。働きながらの治療も不可能ではないので、経済的なピンチに陥ることもそんなにありません。
本当に怖いのは2のケースです。この場合は副作用が辛くて満足に働くことも難しく、収入減もあり得ます。治療の終わりも見えなくなり、銀行口座の残高が徐々に減っていく抗がん剤ドロ沼にハマります。
ベッドの上で虚空を見上げながら
「あ、これ、やばいかも…」
と、メンタルを削られまくるのがこのケース。
そんなケースに備えられるのが、がん治療特約です。がん治療特約を付加すれば、抗がん剤治療を受けた月に10万円が銀行口座に振り込まれるので、
「まあお金はなんとかなるか…」
と、多少は不安が和らぎます。優先度は高めです。
ポイントは以下のとおり。
- 【GOOD】健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療も保障される。
- 【GOOD】通算2,000万円まで保障
最近増えてきている自由診療の抗がん剤治療まで保障対象とするタイプです。欧米では承認されて使用が進んでいるのに、日本では承認が遅れているような最新の抗がん剤治療なんかが自由診療に含まれますが、これも保障対象です。
自由診療の医療費は全額自己負担です。
厚生労働省が↓のリンク先に未承認・適応外の抗がん剤をまとめてますが、その治療費は1発100万円を超えることもざらにあります。これを全額自腹で支払うのはかなり厳しい…。
→国内で薬機法上未承認・適応外となる医薬品・適応のリスト(2021年10月31日改訂版)(PDF)
他社の調査では、がん罹患者・がん罹患経験者の19.8%が自由診療を提案されたというデータもあります(実際に受けた方は11.7%)。他社の抗がん剤治療特約だと保障対象が健康保険適用範囲内に限定されることもあり、この点はなないろ生命「なないろメディカル礎」のメリットです。
保障額上限が2,000万円である点もメリットです。月10万円給付で契約した場合は最大200ヶ月保障です。
まあ抗がん剤治療を200回も受けることはありませんが、乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は5年から10年の長期に渡ることがあります。他社は60ヶ月や120ヶ月を限度とすることもあるのですが、200ヶ月(2,000万円)は実質的に無制限保障と考えていいでしょう。
【重要ではありませんが…】がん差額ベッド特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
がん差額ベッド特約 | 差額ベッド代実費(入院1日の上限を1万円or3万円から選択可能) | がんにより差額ベッド代が発生する入院をしたとき。 |
大部屋で入院するのであれば差額ベッド代はかかりません。少人数部屋や個室を希望して入院した場合に差額ベッド代がかかるのですが、差額ベッド代には健康保険が適用されません(全額自己負担)。その差額ベッド代実費を保障するのが本特約。
「周囲のことはそんなに気にならないから大部屋で十分!」
なら、不要ですし、
「入院するなら個室でゆっくりしたい!」
なら、優先度高めです。
人によって要否が分かれる特約ですが、がんの治療はかなりきついので、大部屋の入院は想像以上にストレスがかかります。快適に苦しめるのはやっぱり個室。余裕があるのなら、付加してもよい特約です。
保障額上限は1日1万円or3万円から選択できます。厚生労働省が公表している1日あたりの平均差額ベッド代は以下のとおり。
1人室:8,322円
2人室:3,101円
3人室:2,826円
4人室:2,705円
全平均:6,620円
※中央社会保険医療協議会(第548回、令和5年7月5日)「主な選定療養に係る報告状況」参照
しかし、差額ベッド代はピンキリなので、平均はあまり意味を持ちません。旅行したときのホテル代と同じ感覚で、大物政治家や芸能人が利用するような豪華な病院だと1泊10万円を超えることもありますし、地方の良心的な病院だとビジネスホテル並みの低価格になることもあります。
差額ベッド代は厚生労働省の地方局が病院別に集計しています。差額ベッド代の調べ方は下記リンク先に書いてますので、こちらもご参考に。
【良い保障内容です】女性医療特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
女性医療特約 | 【入院型】 女性入院給付金:入院1日2,000円~10,000円の範囲で選択可能。 【入院・手術型】 女性入院給付金:入院1日2,000円~10,000円の範囲で選択可能。 女性特定手術給付金:入院給付金の15倍~100倍 |
下記参照 |
女性特有の疾病に対し、主契約の入院・手術保障を手厚くするオプションです。もちろん付加できるのは女性のみ。
女性医療特約は2タイプから選べます。
- 入院型:主契約の入院給付金に上乗せ給付。
- 入院・手術型:主契約の入院給付金と手術給付金に上乗せ給付。
入院型が保障する女性特有の疾病はパンフレットに記載されていますが、保障対象は悪くありません。他社だと甲状腺腫・低血圧・貧血・関節リウマチといった女性に多い疾病を保障対象外とすることもあるのですが、なないろ生命はきっちり保障されます。
ちなみに、がんと妊娠・出産に関わる病気の入院は日数無制限で保障されます。特に切迫早産は入院が100日を超えることもあり、これから妊娠・出産を予定されている女性にとっては安心でしょう。この点は他社には見られないメリットです。
また、入院・手術型は入院給付金の上乗せに加え、
- 乳房手術:女性入院給付金×50倍
- 乳房再建術:女性入院給付金×100倍
- 子宮に関する手術:がんは女性入院給付金×50倍、がん以外は女性入院給付金×15倍
- 卵巣卵管に関する手術:がんは女性入院給付金×50倍、がん以外は女性入院給付金×15倍
が保障されます。
乳房・子宮・卵巣卵管の手術が保障される点は他社と比較して平均的ですが、最近は
- 帝王切開等の異常妊娠・異常分娩による手術も保障。
- 乳房温存療法(部分的な切除と放射線治療の組み合わせ)を考慮して、放射線治療を受けた場合にもドンッと保障。
- 脱毛した時のウィッグ代も保障。
といった特色のある医療保険が増えてきているので、ややさみしい感じもします。
まあ全般的には平均的な保障内容でしょう。特約保険料も高くはないので、気になる女性は付加してもよいかと。
【重要ではありません】女性特定疾病一時金特約(入院)
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
女性特定疾病一時金特約(入院) | 1万円~20万円の範囲で選択可能(1万円単位)。 | 女性特定疾病による入院をしたとき。 |
女性特有の疾病で入院すると一時金が給付されるといった特約です。
上述した入院一時金特約と同じく、手持ちの現金が極端に少なくて医療費破産の可能性がある方にとっては有効な特約ですが、こちらが保障するのは女性特有の疾病のみ。心疾患や脳血管疾患といった特に女性に多いわけではない疾病やケガが原因で入院した場合は保障対象外です。
その代わり入院一時金特約より特約保険料は安くおさまりますが、やっぱり短期入院は貯蓄で備えて、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方。
あえて付加する必要性は低いかと。
【重要ではありません】女性特定疾病一時金特約(通院)
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
女性特定疾病一時金特約(通院) | 1万円~5万円の範囲で選択可能(1万円単位)。 | 女性特定疾病による入院後に通院したとき。 |
女性特有の疾病の入院し、退院した後に通院すると一時金が給付されるといった特約です。
他社には見られない珍しいオプションですが、一時金5万円もらったところでどうにもならないでしょう。
こちらもあえて付加する必要性は低いかと。
【重要です】先進医療・患者申出療養特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
先進医療・患者申出療養特約 | ・先進医療、患者申出療養の技術料実費(上限2,000万円) ・一時金として技術料の10%(上限200万円) |
先進医療・患者申出療養を受けた場合。 |
先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円上限で保障してくれるのが先進医療特約です。
例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の一種。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。
重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。
しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です。
先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。
また、一時金として先進医療給付金の10%が給付されますが、先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります(上述した重粒子線治療を受けられる病院は2023年10月時点で全国7ヶ所のみ)。一時金は交通費・宿泊費等に使うことを想定したお金です。
ちなみにですが、特約名称にあるとおり患者申出療養も保障対象に含まれます。
患者申出療養も先進医療と同様に治療費は全額自己負担。患者からの申出を起点として、公的医療保険が適用されない治療を受けられる制度です。
「やれることはやり尽くしたので、最後の賭けで〇〇〇の治療を受けさせてください!」
と国に申請するのが患者申出療養。国が認めれば技術料以外の入院料や診察料が3割負担となりますし、先進医療・患者申出療養特約を付加しておけば全額自己負担の技術料が実費保障されます。
ただし、患者申出療養は普及しているとは言えません。厚生労働省の資料によると、令和2年7月1日から令和3年6月30日までに1年間で患者申出療養を受けた方は208人。現状だと患者申出療養を受ける確率はかなり低めです。
なので、先進医療のみを保障対象としている他社と比較して、
「患者申出療養が保障対象!すごい!」
とまでは言えませんが、将来的に患者申出療養が普及する可能性を踏まえれば、メリットではあります。
まとめると、保障内容は悪くありません。先進医療・患者申出療養を受けることになったのに、お金が全然足りなかった!といった人生一発レッドカードを避けるためにも、優先度高めの特約です。
【重要ではありません】骨折特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
骨折特約 | 1万円~5万円の範囲で選択可能(1万円単位) | 骨折と診断されたとき。 |
骨折を保障する特約です。
激しいスポーツ(ラグビーとか本気の登山とか)を趣味にしている方にとっては必要かもしれませんが、多くの方にとっては不要でしょう。保障額も最大5万円なので、お小遣い程度にしかならないかと。
骨折を保障する特約は他社の医療保険にもあるのですが、なないろ生命が優れているのは保障が一生涯続く点です。他社は保障期間を80歳までとすることが多く、ちょっと転んだだけで骨折するような年齢を迎える頃には保障されません。
まあでも必要性は薄いでしょう。
【重要ではありません】終身死亡特約
特約名 | 給付額 | 給付条件 |
終身死亡特約 | 入院給付金の50倍~100倍の範囲内で選択可能。 | 亡くなった場合。 |
医療保険に死亡保障を追加できるというのがこちらのオプション。
いろいろな保障をひとつの医療保険にまとめることで、手続きが楽になるメリットはありますが、医療保険はそのときどきの状況に合わせて進化していくので、将来的に見直したくなることがあります。
「医療保険は解約したいけど、死亡保障は残しておきたい!」
ということはできません。なないろ生命「なないろメディカル礎」を解約すると、もちろん死亡保障も消滅です。あえて死亡保障を医療保険とセットにする必要性は薄いでしょう。死亡保障なら、それ専門の終身保険・定期保険・収入保障保険に分けて加入した方が無難です。
ちなみにですが、一般的な終身保険よりも以下の2点で劣ります。
- 【BAD】高度障害が保障対象外。
- 【BAD】解約返戻金がない。
高度障害とは両手切断・両足切断・両目失明といった超ハードな状況です。通常の終身保険は高度障害を亡くなった場合と同じ扱いにするのですが、なないろ生命「なないろメディカル礎」は高度障害が保障対象外。
また、解約返戻金もありません。通常の終身保険は解約するとそれまでに支払った保険料が解約返戻金として戻ってくるのですが(一部だけでも)、なないろ生命「なないろメディカル礎」には解約返戻金がありません。
まあ保障額も少額しか選べないので、用途はお葬式代といったところでしょう。特約保険料は激安です。
僕がなないろ生命「なないろメディカル礎」に入るなら。
僕がなないろ生命「なないろメディカル礎」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 基本保障:入院給付金5,000円(60日型・手術Ⅱ型)、3大疾病入院延長特則
- 特約:3大疾病一時金特約50万円(B型)、がん治療特約10万円、先進医療・患者申出療養特約
これで月々の保険料は40歳男性4,444円、40歳女性4,403円。保険料はずば抜けて安くはありませんが、保障内容の厚さを踏まえれば高くもありません。
先進医療・患者申出療養特約は必須です。付加しても保険料は月々100円程度しかあがりません。人生一発レッドカードを避けられるのなら、安い保険料です。
また、上記の保障内容であればがん・心疾患・脳血管疾患で入院すれば1年に1回の間隔で一時金50万円。さらに入院無制限保障なので、長期の闘病にもある程度耐えられます。
通院で抗がん剤治療を受けることになっても、抗がん剤治療を受けた月には10万円給付されます。副作用のきつい抗がん剤治療を受けることになり、働くことが難しい状況になったとしても、経済面で絶望するようなことにはならないと感じます。
なないろ生命「なないろメディカル礎」のメリット
繰り返しますが、がんの保障を手厚くできます。
- 3大疾病入院延長特則を付加すれば、がんの入院が無制限保障となる。
- 3大疾病一時金特約を付加すれば、がんの治療を受けている限り1年に1回or180日に1回の間隔で一時金給付。2回目以降の給付条件が入院or通院or診断。
- がん治療特約を付加すれば、抗がん剤治療・放射線治療を受けた月に定額給付。自由診療も保障対象。
他社の医療保険だと、どれかが欠けることが多いです。一時金の2回目以降給付条件が入院に限定されていたり、自由診療の抗がん剤治療が保障対象外だったり。
これまで、3つ全て揃ってる医療保険はメディケア生命「新メディフィットA」くらいだったのですが、なないろ生命「なないろメディカル礎」が追随しています。この点はメリットです。
また、3大疾病一時金特約の心疾患の一時金給付条件が1日以上の入院である点もメリットでしょう。
他社の医療保険だと
「急性心筋梗塞以外は継続20日以上の入院」
が条件となることも多いのですが、上述のとおり心疾患の入院日数平均は24.6日。35~64歳だと12.6日です。20日入院することは多くないので、実質的に心疾患の保障対象が急性心筋梗塞に限定されます。
1日以上の入院が条件であれば、狭心症や心筋症といった心疾患で2~3日入院といったよくあるケースも保障されます。この点もなないろ生命「なないろメディカル礎」のメリットです。
なないろ生命「なないろメディカル礎」のデメリット
目立ったデメリットは見当たりませんが、注意点をひとつだけ。
一般的な生命保険には復活制度があります。
例えば、
- 口座振替で契約していたけど、口座に入金し忘れた。
- クレジットカードの支払限度額を超えてしまっていた。
といったとき、2ヶ月間保険料の支払いがなければ、保険契約は一旦失効します。しかし、その後(概ね3年以内)に保険料の支払いを再開できれば、同じ条件で保険契約を「復活」させることができます。これが復活制度です。
しかし、なないろ生命には復活制度がありません。保険契約が一旦失効すると再契約する必要があります。
再契約すると、間違いなく保険料は上がります。
例えば、30歳の時に契約し、40歳で失効した場合、再契約すると40歳で契約した時の保険料となります。医療保険は年齢が上がると保険料も上がります。40歳で契約した保険料は確実に高くなります。
ちゃんと毎月保険料を支払っていればデメリットにはなりませんが、ついうっかりと言うこともあります。この点は注意しておきましょう。
なないろ生命「なないろメディカル礎」の評価
評価:A(S、A~Cで判定)
保障内容に大きな欠点は見当たりません。現在発売されている医療保険のなかでは3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)を最も厚く保障できる医療保険のひとつです。安心して加入できる医療保険と言っていいでしょう。
保険料も決して高くはありません。下記リンク先で各社医療保険の保険料を比較していますが、安い方に分類されます。
ということで、評価は「A」が妥当かと。限りなくS評価に近い「A++」くらいです。
医療保険を検討するのなら、なないろ生命「なないろメディカル礎」と保障内容が同等のメディケア生命「新メディフィットA」、及び保険料が安くて保障内容もそこそこ良いチューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」を含めた3社で比較、非喫煙者の方なら保険料が割引される可能性のあるネオファースト生命「ネオdeいりょう」、及びFWD生命「FWD医療」も加えて比較するのが現状では最良です。
なないろ生命「なないろメディカル礎」の相談をするなら。
なないろ生命「なないろメディカル礎」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ご近所の保険ショップでも取り扱っているはず。
しかし、いざ保険ショップに行ってみて、
「あー、すいません、うち、なないろ生命やってないんですよ」
なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがなないろ生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、なないろ生命はもちろんのこと、この記事で比較対象としたメディケア生命・チューリッヒ生命・ネオファースト生命・FWD生命とも提携しています。3社の比較もかんたんにやってくれますよ。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
【保険の相談なら!】保険クリニック
保険クリニックの予約は↓をクリック!
保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。
保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
- 契約上、保険会社に支払う責任がない。
の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。
保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。なないろ生命はもちろんのこと、比較対象としたメディケア生命・チューリッヒ生命・ネオファースト生命・FWD生命とも提携しているので、比較もかんたんにやってくれますよ。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。
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【保険ショップの検索・予約なら】保険相談ニアエル
保険ショップの検索・予約は↓をクリック!
近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。
保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する
- 取り扱っている保険会社
- 実際に利用した人の口コミ
- 営業時間、交通アクセス等の基本情報
といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。
また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で
- 相談希望日時
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- 相談内容(保険見直しor新規加入orその他)
だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。
予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:なないろ生命「なないろメディカル礎」
現在発売されている医療保険のなかで、保障内容はメディケア生命「新メディフィットA」と並んでトップクラスです。がんの保障も完璧ですし、心疾患・脳血管疾患もかなり手厚くできます。保険料も決して高くはなく。
現状で手厚い医療保険を検討するならこの2社だと感じます。保険料も加味するのなら、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」を含めた3社で比較、非喫煙者の方なら保険料が割引される可能性のあるネオファースト生命「ネオdeいりょう」、及びFWD生命「FWD医療」もあわせて検討するのが賢い医療保険の選び方です。
保険クリニックなら、なないろ生命はもちろんのこと、メディケア生命・チューリッヒ生命・ネオファースト生命・FWD生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれるので、迷ったら手っ取り早いのは保険クリニックです。
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※2024年10月更新 3大疾病一時金特約・がん診断一時金特約の改定、がん差額ベッド特約・骨折特約・女性医療特約・女性特定疾病一時金特約(入院)・女性特定疾病一時金特約(通院)の新設を反映。