【評価B】はなさく生命「はなさく医療」デメリットと評価

保障内容は良いのですが、保険料は安くはないかなといった印象。

主契約の保障内容も問題ないですし、オプションの種類も豊富です。もうちょっとだけ保険料が安かったら高評価の医療保険です。

ちなみに、はなさく生命なんて知らない方がほとんどかと思いますが、得体の知れないあやしい保険会社ではありません。

はなさく生命は大手の日本生命が2019年4月に設立した保険ショップ向けの生命保険会社です。日本生命が様々なしがらみ(たくさんの営業職員や日本全国の支店網を維持するのに経費がかかる等)でできないことをやってます。

バックに大手がいるので、安心して加入できる生命保険会社といっていいでしょう。日本生命のブランド力に払ってると考えれば、保険料も高くはないかもですね。

はなさく生命「はなさく医療」ここがポイント
  • 特定疾病一時金の保障内容が良いです。
  • 保障内容は全般的に良好です。
  • 保険料は高くもないけど安くもないです。

医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

医療保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。

  1. 入院保障:入院は短期化していますが、超長期の入院となる可能性はゼロではありません。端的に言うと3大疾病(特にがんと脳血管疾患)です。3大疾病の長期入院に耐えられるかは要チェックです。
  2. 通院保障:通院しながら働ける状況であれば家計のやりくりはできそうですが、通院しながらきつい抗がん剤治療(辛過ぎて働けない…)を受けるような状況を保障してくれるかが重要です。
  3. 三大疾病一時金:医療保険にはがん・心疾患・脳血管疾患で入院すると1年に1回ポンっと大きな金額が支払われるオプションがあります。生活費の補填という意味でも、長期の闘病に備えるには重要な保障です。
  4. 先進医療保障:健康保険の適用外となる先進医療は全額自己負担です(治療費が数百万円となることもあります)。医療保険がしっかり保障してくれるかも要チェックです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、はなさく生命「はなさく医療」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
入院保障 がん・心疾患・脳血管疾患が無制限保障(3大疾病入院支払日数無制限特則) A
通院保障(がん) 抗がん剤治療特約あり(抗がん剤・ホルモン剤治療特約) A
三大疾病一時金 【対象となる疾病・給付条件】
がん:1回目診断確定、2回目以降入院or通院
心疾患:1日以上の入院、または手術
脳血管疾患:1日以上の入院、または手術
【給付間隔・上限】
1年に1回、回数無制限
※3大疾病Ⅲ型
A
先進医療保障 通算2,000万円上限・終身型 A
30歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:2,280円
女性:2,660円
B
40歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:3,200円
女性:2,730円

入院保障に問題はありません。オプションの3大疾病入院支払日数無制限特則を付加すれば、がん・心疾患・脳血管疾患の入院が無制限保障となります。この点は安心です(8大疾病を無制限保障にすることもできます)。

抗がん剤・ホルモン剤治療特約を付加すれば、抗がん剤治療を受けた月に10万円給付なので、通院でがん治療を受けてるけど、抗がん剤の副作用が辛くて満足に働けない!なんていう状況もきっちり保障されます。この点も安心でしょう。

また、3大疾病一時金の給付対象は幅広くがん・心疾患・脳血管疾患です。ちょっと古いがん保険だと心疾患・脳血管疾患の保障対象が急性心筋梗塞・脳卒中に限定されることもありますが、はなさく生命「はなさく医療」はそんなことありません。

先進医療保障も問題ありません。充実してます。

保険料は高くもないけど安くもないかと。少なくとも業界最安値クラスではありません。同じような保障内容の医療保険は他にもありますし、保険料重視なら他社と比較しておいて損はないでしょう。

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目次

はなさく生命「はなさく医療」の基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他の医療保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【医療保険】
・病気やケガに備える保険です。
・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。
・保険料が値上がりすることはありません。
主契約 【入院給付金】
入院につき1日3000円~20,000円から選択。
※1,000円単位で選べます。
【手術給付金】
■手術Ⅰ型
入院中:入院給付金の10倍給付。
外来:入院給付金の5倍給付。
■手術Ⅱ型
入院中:入院給付金の10倍・20倍・60倍給付。
外来:入院給付金の5倍給付。
■手術Ⅲ型
入院中:入院給付金の5倍給付。
外来:入院給付金の5倍給付。
【放射線治療給付金】
放射線治療1回につき入院給付金の10倍給付
【終身死亡保障特則】
亡くなった場合に入院給付金の50~250倍給付(10倍単位で選択可能)
特約(オプション) 【入院一時給付特約】
病気やケガで1日以上の入院をした場合に一時金給付。
【女性疾病入院一時給付特約】
女性特有の疾病で入院した場合に一時金給付。
【女性医療特約】
女性特有の疾病で入院もしくは手術した場合に、入院給付金・手術給付金が上乗せ。
【女性がん早期発見サポート特約】
初めて女性特有のがんと診断確定されたときに50万円給付。また、乳がん検診または子宮頚がん検診で異常がないときに1万円給付(2年に1回)。
【退院後通院特約】
通院1日につき、定額給付。
【先進医療特約】

先進医療の技術料実費給付。
【特定疾病一時給付特約】
がん等の特定疾病で所定の治療を受けた場合に一時金給付。
【がん一時給付特約】
がんと診断されたときや、がんで入院したときに一時金給付。
【抗ガン剤・ホルモン剤治療特約】
抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた月に一時金給付。
【障害・介護一時給付特約】
身体障害1~6級、要介護1~5に該当した場合に一時金給付。
【特定損傷特約】
骨折・関節脱臼・腱の断裂の治療を受けた場合に一時金給付。
【特定疾病保険料払込免除特約】
がん等の特定疾病で条件を満たした場合に、以降の保険料支払い免除。
保険料を支払う期間 有期 or 終身
保険料を支払う回数 月払 or 年払
保険料を支払う方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保障される期間 終身
加入方法 対面
健康相談サービス あり

はなさく生命「はなさく医療」の保障内容を評価します。

冒頭のところで入院保障・通院保障(がん)・三大疾病一時金・先進医療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【主契約】入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金

はなさく生命「はなさく医療」は入院・手術を保障するオーソドックスな医療保険です。

保障内容は以下のとおり。

名称 給付額 給付条件
入院給付金 入院1日につき3,000円~20,000円から選択。
※1,000円単位で選べます。
※3大疾病or8大疾病による入院を無制限保障とすることも可能(保険料は上がります)。
入院1日につき給付
手術給付金 以下の3タイプから選択可能。
■手術Ⅰ型
入院中:入院給付金の10倍給付。
外来:入院給付金の5倍給付。
■手術Ⅱ型
入院中:入院給付金の10倍・20倍・60倍給付。
外来:入院給付金の5倍給付。
■手術Ⅲ型
入院中:入院給付金の5倍給付。
外来:入院給付金の5倍給付。
所定の手術を受けたとき。
放射線治療 1回につき入院給付金の10倍 放射線治療を受けたとき。
終身死亡保障特則 入院給付金の50~250倍給付(10倍単位で選択可能) 亡くなったとき

入院・手術の保障は他社の医療保険と同水準です。悪くありません。

入院保障は「入院給付金×入院日数」が支払われるのですが、入院1回に対する入院日数の保障上限を30日間or60日間or120日間から選択することになります。

ちなみにですが、入院日数の平均は以下のとおり。

全体平均:32.3日
35歳~64歳の平均:24.4日
(参考:生命保険文化センター

上記のリンク先を参照頂けるとわかるのですが、入院日数は意外と短いです。

「これなら保障上限30日間でもまあまあ十分じゃん!」

と思ってしまいますが、あくまでこれは平均。脳血管疾患は平均からしても入院が長引きますし、平均では短期間で退院できるがんも部位や症状によっては長引きます(水泳の池江璃花子さんは10か月入院されたそうです)。

ということで、はなさく生命「はなさく医療」は以下の特則を追加することにより、3大疾病もしくは8大疾病の入院を無制限保障とすることもできます。

3大疾病入院支払日数無制限特則 ・がん(上皮内がんを含む)、心疾患、脳血管疾患の入院を無制限保障。
・肝疾患、膵疾患、腎疾患、糖尿病、高血圧性疾患・大動脈瘤等の入院支払日数が60日プラス。
8大疾病入院支払日数無制限特則 がん(上皮内がんを含む)、心疾患、脳血管疾患、肝疾患、膵疾患、腎疾患、糖尿病、高血圧性疾患・大動脈瘤等の入院を無制限保障。

医療保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあると考えれば、入院日数の無制限保障は重要です。無制限保障としても保険料はそこまで上がりませんし、少なくとも3大疾病入院支払日数無制限特則は付加しておいたほうが安心かと。

続いて手術保障。

手術Ⅰ型とⅢ型は定額保障タイプ。

Ⅱ型は手術の種類によって保障額が変動します。3大疾病の開腹・開頭・開胸といったきつい手術は入院給付金の60倍保障。

ただし、最近はがんの手術で開胸・開腹することは減ってきています。代わりに用いられるのが胸腔鏡・腹腔鏡手術。腹や胸を一思いにかっさばくのではなく、小さい穴を空けて内視鏡と手術器具を挿入するといった手術です(患者の負担が軽い)。

他社だと胸腔鏡手術・腹腔鏡手術も開胸・開腹と同じ扱いとすることがあるのですが、はなさく生命「はなさく医療」は胸腔鏡手術・腹腔鏡手術は60倍ではなく20倍保障。なので保障は他社よりもちょっとだけ弱めです。高額療養費制度を利用すれば月々の医療費上限はある程度決まりますし、これなら定額保障で保険料が安いⅠ型でも十分かなと。

また、一生涯の死亡保障(終身死亡保障特則)を付加することもできます。

死亡保障を医療保険にまとめることで、手続きが楽になるメリットはありますが、医療保険はそのときどきの社会情勢や家計状況に合わせてニーズが変わっていくので、将来的に見直したくなることがあります。

医療保険を解約すると、もちろん死亡保障も消滅。解約後に新たに死亡保険に加入すると、年齢があがっているために保険料も高くなります。

あえて死亡保障を医療保険とセットにする必要性は薄いでしょう。死亡保障が医療保険見直しの足かせになることがあります。掛け捨てなので保険料は高くありませんが、死亡保障なら、それ専門の終身保険・定期保険・収入保障保険に分けて加入した方が無難です。

【重要ではありません】入院一時給付特約

特約名 給付額 給付条件
入院一時給付特約 1万円~20万円の範囲内で選択可能 1日以上入院したとき。

入院すると給付される一時金です。2023年6月に改定があり、

継続入院保障なし型:1日以上入院すると、入院一時給付金を給付。
継続入院保障あり型:↑の入院一時給付金に加え、入院が14日以上継続した場合に継続入院一時給付金を給付。

の2タイプから選べるようになりました。継続入院保障なし型は短期入院の保障を強化、継続入院保障あり型は短期から中期の入院の保障を強化するといった特約です。

短期入院でも、日用品や交通費がそれなりにかかるので、入院で赤字になりたくない方や、手持ちの現金が極端に少なくて医療費破産の可能性がある方にとっては有効な特約ですが、短期入院から長期入院まで民間の医療保険でがっちり備えると、保険料がめちゃくちゃ高くなります。

短期入院は貯蓄で備えて、発生したら貯蓄でカバーするのが難しい長期入院を民間の医療保険で備えるのがコスパのよい医療保険の入り方。入院1日あたりの平均費用は2.3万円というデータがありますが、まずは2週間から1ヶ月程度の入院をカバーできるくらい貯蓄をすることです。

保障額もたいしたことはないですし、必要性はあまり感じられません。

【重要ではありません】女性疾病入院一時給付特約

特約名 給付額 給付条件
女性疾病入院一時給付特約 1万円~10万円の範囲内で選択可能 1日以上入院したとき。

上述した入院一時給付特約の保障対象を、

  • 女性特有の病気(卵巣機能障害など)
  • 妊娠・出産にかかわる症状(流産など)
  • がん全般
  • 女性に多い病気等(パセドウ病や貧血など)

に限定したのが女性疾病入院一時給付特約です。女性限定のオプションですね。

保障範囲が限定される分、入院一時給付特約の方が特約保険料は安くなってます。まあでもこちらも保障額もたいしたことはないですし、必要性はあまり感じられません。

【良い保障内容です】女性医療特約

特約名 給付額 給付条件
女性疾病入院給付金 入院1日につき3,000円~20,000円から選択。
※1,000円単位で選べます。
所定の女性特有の疾病で入院した場合。
女性特定手術給付金 女性疾病入院給付金の10倍~100倍 以下の手術を受けた場合。
・乳房観血切除術
・乳房再建術
・子宮摘出術
・卵巣摘出術
・乳房、子宮、卵巣、卵管、甲状腺、副甲状腺に関わる手術
・特定不妊治療

こちらは女性特有の疾病での入院・手術を手厚く保障する特約です。もちろん付加できるのは女性のみ。

女性疾病入院給付金は、女性特有の病気で入院した場合、主契約の入院給付金が上乗せされる特約です。保障する女性特有の疾病は他社同等。悪くありません。他社だと甲状腺障害や貧血やリウマチといった女性に多い疾病が保障対象外となることもあるのですが、はなさく生命はきっちり保障対象です。

上乗せ分の主な用途は差額ベッド代でしょう。大部屋だとプライベートはカーテン一枚の区切りです。個室や少人数部屋で入院するには別途差額ベッド代が必要となります。その差額ベッド代に使えるのが女性疾病入院給付金。

また、女性特定手術給付金の保障内容も良いです。

他社だと保障対象が乳房切除・乳房再建・子宮摘出・卵巣摘出の4つの手術に限定されることもあるのですが、はなさく生命「はなさく医療」は乳房、子宮、卵巣、卵管に関する手術を幅広く保障対象としてますし、甲状腺・副甲状腺に関わる手術も保障対象です。

このような女性特有の手術に対して保障額を上乗せしても意味がない(かかる医療費は通常の手術と同じ)という意見もあります。確かに平均からすると、女性疾病の手術が他の疾病より飛び抜けて高くなるということはありませんし、高額療養費制度を利用すれば月々の医療費上限はある程度決まります。最近は乳房再建術にも健康保険が適用されます。

しかし、乳房切除・子宮摘出・卵巣摘出といった手術は他の手術よりも精神的ダメージが大きいです。手術を受けて凹んでいるところに、ドンっと一時金が給付されれば、

「退院したら旅行へ行こう」

「美味しいものを食べにいこう」

「欲しかったバッグを買ってみよう」

といったように、ほんの少しだけ前向きな気持ちになれる方もいらっしゃいます。

保障内容は良好ですし、特約保険料もそんなに高くはないので

「これは必要!これは安心!」

と感じるのであれば付加して良い特約です。

【重要ではありません】女性がん早期発見サポート特約

特約名 給付額 給付条件
女性特定がん診断一時給付金 50万円 女性特有のがんと診断確定されたとき。
女性がん検診支援給付金 1万円 2年ごとの検診対象期間中に、乳がん検診または子宮頚がん検診を受診し、その結果に異常指摘がなく 、かつ、その検診対象期間満了日の翌日に生存しているとき。

こちらは女性特有のがんを保障する特約です。もちろん付加できるのは女性のみ。

女性特定がん診断一時給付金は、以下の女性特有のがんと診断された場合に一時金50万円を給付です。

  • 乳がん
  • 子宮がん(子宮体がん、子宮頚がん等)
  • 外陰(部)のがん
  • 卵巣がん
  • 卵管がん
  • 膣がん
  • 胎盤のがん

上記以外のがんは保障対象外。

女性がん検診支援給付金は乳がん検診・子宮頚がん検診で異常が見つからなければ2年に1回1万円給付です。

30歳女性が付加すると特約保険料は590円。2年間の保険料総額は14,160円。これで乳がん検診・子宮頚がん検診で異常が見つからなければ1万円がキャッシュバックですし、異常が見つかれば50万円ゲットなので、まあまあコスパは良いです。

まあでも女性がん検診支援給付金はたったの1万円。お小遣い程度しかならないですし、そのために必要な書類をまとめてはなさく生命に提出するのも手間がかかります(やる気がでない)。

また、女性特定がん診断一時給付金が保障するのは女性特有のがんのみです。2019年の厚生労働省調査によると、女性の部位別がん罹患数ベスト5は

No.1 乳がん 9万7,142人(22.5%)
No.2 大腸がん 6万7,753人(15.7%)
No.3 肺がん 4万2,221人(9.8%)
No.4 胃がん 3万8,994人(9.0%)
No.5 子宮がん 2万9,136人(6.7%)

なので、No.2~No.4を女性特定がん診断一時給付金ではカバーされません。女性がん早期発見サポート特約を付加してたのに胃がんと診断された!となったら悔やんでも悔やみきれません。さらに給付回数は1回のみなので、長期闘病に備えられるわけでもないかと。

後述する特定疾病一時給付特約は全てのがんを保障します。回数無制限保障なので、長期闘病にも備えられます。多少保険料が高くなったとしても特定疾病一時給付特約の方が安心かなという印象です。

【重要ではありません】退院後通院特約

特約名 給付額 給付条件
退院後通院特約 入院した退院後の通院1日につき、定額給付。 通院した場合。

退院後の通院1日に対して定額給付される特約です(入院のない通院は保障対象外)。

保障される条件は以下のとおり。

がん以外 ・退院後180日間までが保障対象。
・1回の入院につき30日間の通院が保障対象。
・保障期間通算で1,095日間の通院が保障対象
がん ・退院後5年間までが保障対象。
・1回の入院につき無制限保障。
・保障期間通算で無制限保障。

がん以外の通院保障は他社同等。がんは退院後5年間の通院が無制限保障です。他社と比較しても、手厚い方に分類されます。

まあでも保障額は通院1回5,000円とかですし、通院治療だと働けることも多いので、

「手続きするほうがめんどくさい!」

ということもけっこうあります。必要性は薄いかと。

ちなみにですが、通院治療で本当に怖いのは副作用のきつい抗がん剤治療を受けるケースです。この場合は満足に働くこともできず、通院や短期入院で抗がん剤を打つことが多いので入院保障はあまり期待できません。こんなピンチに対応できる特約が後述する抗ガン剤・ホルモン剤治療特約です。

抗ガン剤・ホルモン剤治療特約の保障額は月10万円程度。月10万円なら手続きする気力も沸きます。優先度は抗ガン剤・ホルモン剤治療特約の方が高いと感じます。

【重要です】 先進医療特約

特約名 給付額 給付条件
先進医療特約 保障期間通算で2,000万円までの技術料。 先進医療を受けた場合。

先進医療とは、公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円上限で保障してくれるのが先進医療特約です。

例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の進化版。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。

重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。

しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です。

先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。

保障内容は悪くありません。通算2,000万円まで保障は他社同等。ただし、他社には技術料実費に加え、一時金が10万円程度給付されるタイプがあります。

先進医療を受けられる病院は限られているため、遠方に移動することもあります(上述した重粒子線治療を受けられる病院は2023年10月時点で全国7ヶ所のみ)。一時金は交通費・宿泊費等に使うことを想定したお金ですが、はなさく生命「はなさく医療」には一時金がありません。この点はちょっと残念ですが、まあ大きな問題とは言えないでしょう。

【重要です】特定疾病一時給付特約

特約名 給付額 給付条件
特定疾病一時給付特約 同額型:10万円~200万円
初回2倍型:5万円~100万円
下表参照

特定の疾病で所定の条件を満たした場合に、まとまった金額の一時金が給付される特約です。

例えば、がんと診断されるとポンっと100万円給付されたりするのが本特約。実際に受け取ってみるとわかるのですが、治療の早い段階で大きなお金を確保できるので、その後の安心感が違います。いざというときに、

「医療保険…、入っておいてよかった…」

とわかいやすく実感できるのがこちらの特定疾病一時給付特約です。

特に特定疾病一時給付特約が役立つのは、がんが失業につながりやすい非正規雇用の方やブラック企業に勤務されている方。

東京女子医大の調査ではがんと診断されてから、フルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないという場合は、がんと失業のWパンチを食らうこともあるでしょう(実際多いです)。

そんなときに100万円を銀行口座に振り込んでくれるのが特定疾病一時給付特約です。生活を破綻させないために必要な特約です。

保障内容がちょっと複雑です。特定疾病一時給付特約には4つのタイプがあります。

タイプ 保障対象となる疾病と条件
3大疾病Ⅰ型 ■がん
【初回】初めてがんと診断確定
【2回目以後】がんによる入院or通院
■心疾患
急性心筋梗塞は1日以上の入院または手術。その他の心疾患は継続20日以上の入院または手術。
■脳血管疾患
脳卒中は1日以上の入院または手術。その他の脳血管疾患は継続20日以上の入院または手術。
3大疾病Ⅲ型 ■がん
3大疾病Ⅰ型と同じ。
■心疾患
1日以上の入院または手術
■脳血管疾患
1日以上の入院または手術
特定8疾病・臓器移植Ⅰ型 ■がん、心疾患、脳血管疾患
3大疾病Ⅰ型と同じ。
■肝硬変
入院または通院
■慢性膵炎
手術
■慢性腎不全
永続的な人工透析療法
■糖尿病
初回は継続180日以上のインスリン治療、または糖尿病性網膜症による手術、または糖尿病性壊疽による切断術。2回目以降は糖尿病性網膜症による手術、または糖尿病性壊疽による切断術。
■高血圧性疾患に関連する動脈疾患
高血圧性疾患を発病し、大動脈瘤等の手術または大動脈瘤等の破裂、または四肢の動脈閉塞症による血行再建手術
■臓器移植
心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓または小腸の移植術
特定8疾病・臓器移植Ⅲ型 ■がん、心疾患、脳血管疾患
3大疾病Ⅲ型と同じ。
■肝硬変、慢性膵炎、慢性腎不全、糖尿病、高血圧性疾患に関連する動脈疾患、臓器移植
特定8疾病・臓器移植Ⅰ型と同じ。

ざっくり言うと、

  • 「3大疾病」と「特定8疾病・臓器移植」の違いは保障対象となる疾病の違い。
  • 「Ⅰ型」と「Ⅲ型」の違いは心疾患・脳血管疾患の保障条件(入院日数)の違い。Ⅰ型は継続20日入院が条件。

です。

じゃあ4パターンからどれを選ぶかですが、Ⅰ型は微妙です。というのも、心疾患の入院日数は短く35歳~64歳は平均12.6日(生命保険文化センター)。平均からすると20日も入院しないですし、手術を受けることもなく退院するケースもあります。保険料が多少高くなったとしても、安心なのは入院即保障のⅢ型です。

あとは「3大疾病」と「特定8疾病・臓器」のどちらかをお好みで選ぶ感じですね。食生活が乱れ気味だったり、お酒が好きだったり、タバコを吸う方で生活習慣病のリスクが高めなら「特定8疾病・臓器」の方が安心かなと。

ここで特定疾病一時給付特約の良い点と悪い点を挙げておきます。

  • 【GOOD!】給付間隔が1年に1回。
  • 【GOOD!】上皮内がんも保障対象。
  • 【GOOD!】心疾患・脳血管疾患がまるごと保障対象。
  • 【GOOD!】がんの2回目以降の一時金給付条件が入院or通院。

Ⅲ型の保障条件はほぼほぼパーフェクトです。

ちょっと古い医療保険だと2年に1回しか一時金が給付されないことありますが、がんも心疾患も脳血管疾患も2年以内に再発することは珍しくありません。再発して治療が再開したのに、

「前回から2年経過してないんで一時金お支払いできませんよ!」

ってあっさり言われたらイラっとします。その点、はなさく生命「はなさく医療」は1年に1回給付です。悪くありません。

また、上皮内がんが保障対象となっている点も評価できます。

上皮内がんとは、がん細胞がリンパ管や血管に到達していない初期のがんを指します。

「早めに見つかって良かったですね!」

と言われるのが上皮内がん。

手術でサッと切り取ってしまえば再発・転移する可能性はほぼないので、ちょっと古い医療保険だと「上皮内がんはがんではない!」と言い張られて保障対象外となることもありますが、はなさく生命「はなさく医療」はきっちり保障対象です。

大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで早期発見されたというデータもあり、この点もメリットでしょう。特に乳がんは上皮内がんでも通常のがんと同程度の治療が必要となることもあるので、女性にとっては安心です。

心疾患・脳血管疾患をまるごと保障対象としている点もメリットです。他社だと、心疾患・脳血管疾患の保障対象を急性心筋梗塞・脳卒中に限定していることがあります。

急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患は保障対象外。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%に過ぎません。

また、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には

  • 脳梗塞
  • くも膜下出血
  • 脳出血

が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。

ということで、脳血管疾患でも脳卒中でも大きな差はありませんが、脳血管疾患の方がちょっと安心かな、とは感じます。

がんの2回目以降の給付条件が入院or通院である点も悪くありません。他社だと2回目以降の給付条件が「入院」に限定されることもあります。最近の医療は入院から通院にシフトしているので、保障条件が入院に限定されてしまうと

「えっ!がんの治療が続いてるのに一時金給付されない!」

という事態もあり得ます。

がんの三大治療は手術・薬物療法(抗がん剤)・放射線と言われていますが、手術を除けば通院で受けることが増えてきています。入院だけでなく、通院でも治療を受けていれば一時金が給付される点もメリットでしょう。

【重要です】がん一時給付特約

特約名 給付額 給付条件
がん一時給付特約 10~200万円の範囲で選択可能。 【初回】初めてがんと診断確定
【2回目以後】がんによる入院or通院

上述した特定疾病一時給付特約の保障範囲をがんに限定し、そのかわりに保険料を安くしたのが本特約。

なので、良い点も悪い点も特定疾病一時給付特約と同じです。

  • 【GOOD】給付間隔が1年に1回(ちょっと古い医療保険だと2年に1回の場合あり)。
  • 【GOOD】上皮内がんも保障対象。
  • 【GOOD】がんの2回目以降の一時金給付条件が入院or通院。

一時金保障の対象はがんだけでいいから保険料を安く抑えたい!という方は、こちらのがん一時給付特約も候補に入りますが、がん一時給付特約を選んで心疾患・脳血管疾患で倒れたときには悔しい思いをします。多少保険料が上がったとしても、特定疾病一時給付特約を選んだ方が良いかなとは感じます。

【重要です】抗ガン剤・ホルモン剤治療特約

特約名 給付額 給付条件
抗ガン剤・ホルモン剤治療特約 1~20万円の範囲で選択可能。 抗がん剤治療を受けた月に給付。

抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた月に定額給付される特約です。

抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。

  1. 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
  2. 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。

1のケースは割とあっさり終了します。働きながらの治療も不可能ではないので、経済的なピンチに陥ることもそんなにありません。

本当に怖いのは2のケースです。この場合は副作用が辛くて満足に働くことも難しく、収入減もあり得ます。治療の終わりも見えなくなり、銀行口座の残高が徐々に減っていく抗がん剤ドロ沼にハマります。

ベッドの上で虚空を見上げながら

「あ、これ、やばいかも…」

と、メンタルを削られまくるのがこのケース。

そんなケースに備えられるのが、抗ガン剤・ホルモン剤治療特約です。抗ガン剤・ホルモン剤治療特約を付加すれば、抗がん剤治療を受けた月に10万円が銀行口座に振り込まれるので、

「まあお金はなんとかなるか…」

と、多少は不安が和らぎます。優先度は高めです。

保障内容は悪くありません。回数無制限保障なので、5年から10年の長期に渡ることもある乳がん再発予防のためのホルモン剤治療にも耐えられます。この点は女性にとって安心でしょう。

ただし、保障されるのは健康保険が適用される抗がん剤に限ります。他社の医療保険は健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療まで保障することもあるので、保障範囲はやや狭くなってます。

自由診療の抗がん剤治療には

欧米では承認されて使用が進んでいるのに、日本では承認が遅れている最新の抗がん剤治療

なんかが含まれます。厚生労働省が↓のリンク先に未承認・適応外の抗がん剤をまとめてますが、その治療費は1発100万円を超えることもざらにあります。これを全額自腹で支払うのはかなり厳しい…。

国内で薬機法上未承認・適応外となる医薬品・適応のリスト(2021年10月31日改訂版)(PDF)

例えば、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」の抗がん剤治療特約は自由診療の抗がん剤治療を受けた月に基準給付金額×2倍を保障です。まあ基準給付金額を10万円とした場合は月20万円なので、月100万円に対して焼け石に水の感もありますが、それでもないよりはマシ。

焼け石に水にならないのがFWD生命「FWD医療」です。FWD生命の自由診療抗がん剤治療特約は通算3,000万円まで自由診療の実費を保障します。

他社の調査では、抗がん剤治療を受けた方の2割弱が自由診療を受けたという結果もあります。

「最悪のケースは自由診療に頼ることも辞さない!」

という方なら、他社の医療保険も検討した方がよいでしょう。

【重要ではありません】特定損傷特約

特約名 給付額 給付条件
特定損傷特約 5万円or10万円から選択可能 骨折・関節脱臼・腱の断裂の治療を受けたとき。

最近ぽつぽつ増えてきている骨折・関節脱臼・腱の断裂といったケガを保障する特約です。

若い時はそんなに骨折することもありません。趣味で激しいスポーツをする人くらいでしょうか。ちなみに保障期間は60歳までなので、ちょっとした転倒で骨折するようなおじいちゃんおばあちゃんになったときには保障されません。

保障額も骨折1回で5万円給付(10回限度)なので、お小遣い程度。必要性は薄いでしょう。

【重要ではありません】障害・介護一時給付特約

特約名 給付額 給付条件
障害・介護一時給付特約 10万円~150万円の範囲で選択可能 障害:障害手帳で1級~6級
介護:要介護1以上

ケガで身体に障害を負ってしまったり、要介護となった場合を保障する特約です。

保障条件は良いです。他社にも同様のオプションがありますが、平均的な条件は

障害:障害年金で2級以上
介護:要介護2以上

です。

障害等級には「障害年金」と「障害者手帳」の2種類があります。ざっくり両者を説明すると、

①障害者手帳の等級:地方自治体が提供している公的サービスの一環。身体障害の場合は1級から7級、精神障害の場合は1級から3級まであり、障害の程度によって等級が決まる(数値が低いほど程度が重い)。認定されると医療費助成や各種税金の軽減措置、公共交通機関での料金割引などを受けることができる(詳しくは厚生労働省のサイトを参照)。

②障害年金の等級:国の年金制度。1級から3級まであり、障害の程度によって等級が決まる(数値が低いほど程度が重い)。認定されると国から障害年金が給付される(詳しくは年金機構のサイトを参照)。

ですね。

障害者手帳と障害年金は連動していません。申請も別々に行う必要がありますし、認定基準も異なります。障害者手帳だと3級で、障害年金だと2級といったこともあり得ます。

平均的な保障条件の年金2級はざっくり手帳3級と同程度の状態。はなさく生命「はなさく医療」それよりも程度の軽い手帳6級から保障されます。

また、障害年金は認定まで時間がかかるし、思うように認定を受けられずに年金機構とモメることもあります。障害者手帳のほうが認定を受けられるハードルはゆるいです。この点はメリットでしょう。

介護も要介護2より程度の軽い要介護1から保障されます。この点は良いのですが、そもそも要介護となる可能性は高くありません。39歳未満は要介護認定を受けることができないですし、40歳~64歳の方も特定16疾病(末期がんとかパーキンソン病とか脳血管疾患等)を原因とする場合に限定されます。64歳以下で要介護認定を受けられることは極めて稀。

65歳以上であっても民間の介護保険のお世話になる可能性は高くありません。詳細は↓に書いてますが、原則的に介護の備えは保険ではなく貯蓄の方がコスパは良いです(特に老後まで時間がある場合)。

介護保険・認知症保険は必要か

ということで、保障条件は良いものの、そもそも要介護の保障が必要かをよくよく検討した方がよいでしょう。

ちなみに、保障は一時金です。一時金を1回給付されて保障は終了。

現役時代にケガで障害を負った場合は、その後の長い期間働けないこともあるでしょう。働けたとしても、収入がググっと減ることも多いでしょう。本特約を付加しても一時金をポンっと1回渡されて保障は終了。長期の辛い状況を支えられるわけではありません。

本気で働けないリスクに備えるのなら、就業不能保険を選んだほうが安心です。就業不能保険は一時金方式ではなく年金方式で保障。働けない期間に毎月定額が給付されます。保険料も必要十分に保障を絞り込めば、そこまで高くなることはないかと。

【重要ではありません】特定疾病保険料払込免除特約

特約名 給付額 給付条件
特定疾病保険料払込免除特約 保険料の支払いが免除される。
(保障は継続する)
特定疾病一時給付特約と同じ。

よくCMで見る「以降の保険料は頂きません!」という特約です。所定の条件を満たせば、以降の保険料支払いが免除されます(もちろん保障は継続)。

保険料の支払いが免除されると確かに嬉しいのですが、保険料払込免除特約は有料です。付加すれば月々の保険料はググっとあがります。

保険料を上げてまで保険料払込免除特約を付加するかは微妙なところ。そもそも医療保険はそこまで保険料が高くないですし、必要性は薄いかと。

【シミュレーション】僕がはなさく生命「はなさく医療」に入るなら

僕がはなさく生命「はなさく医療」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • 主契約:入院給付金5,000円、60日型、3大疾病入院無制限、手術Ⅰ型
  • 特約:先進医療特約、特定疾病一時給付特約(50万円・3大疾病Ⅲ型・同額型)・抗がん剤・ホルモン剤治療特約(10万円)

このシミュレーションで40歳男性の保険料が月5,084円、40歳女性が月4,844円。保険料は高くも安くもなく平均的。少なくとも業界最安値クラスではありません。

先進医療特約は必須です。がんの長期入院には備えておきたいので3大疾病入院支払日数無制限特則も付加します。

通院しながらの抗がん剤治療で働けない状況は怖いので、抗がん剤・ホルモン剤治療特約も付加。一時金保障を3大疾病にするか8大疾病にするか悩むところですが、ここは保険料とのバランスでしょう。余裕があれば8大疾病でもよいですね。

はなさく生命「はなさく医療」のメリット

はなさく生命「はなさく医療」ここがポイント!
  • 【check】先進医療特約が終身型。
  • 【check】特定疾病一時給付特約(Ⅲ型)の条件が良い。

先進医療特約は終身型。終身型であれば一生涯保険料が変わりません。

他社の先進医療特約だと10年更新型となることもあります。10年更新型だと保険料が10年ごとに更新(値上げ)されます。

現在は100円前後で付加できる先進医療特約ですが、将来的に先進医療が普及し、保険会社の保険金支払いが膨らんでいけば、契約者が支払う保険料も上がっていくことが予想されます。はなさく生命「はなさく医療」の先進医療特約が保険料が一生涯変わらない終身型である点はメリットでしょう。

また、特定疾病一時給付特約(Ⅲ型)の条件は良いです。

  • がんの2回目以降の給付条件が入院or通院。通院治療でも一時金の給付対象。
  • 心疾患・脳血管疾患が入院即保障。

この2点はメリットです。

はなさく生命「はなさく医療」のデメリット

はなさく生命「はなさく医療」のデメリット
  • 【check】180日以内の入院は原因に関わらず1回の入院とカウントされる。
  • 【check】保険料は高くもないけど安くもない。
  • 【check】復活制度がない。

180日以内の入院は原因に関わらず1回の入院とカウントされる。

180日以内の入院は原因に関わらず1回の入院とカウントされます。

例えば、1回の入院で支払われる入院給付金の限度日数を60日間としていた場合、

はなさく医療:大腸がんで30日入院、その60日後に肺炎で40日入院、合計70日入院
⇒入院1回とみなし、60日間分しか入院給付金が給付されない。

他社の医療保険:大腸がんで30日入院。その60日後に肺炎で40日入院、合計70日入院
⇒別の入院とみなし、70日間分の入院給付金が給付される。

このような違いあります。他社は異なる原因で入院した場合は別々の入院とすることもあるのですが、はなさく生命は原因に関わらず180日以内の入院は1回の入院と見なしてしまいます。

若い頃は180日以内に異なる原因で入院することは稀ですが、歳を重ねればそんなこともなくはないです。ちょっと注意ですね。

保険料は高くもないけど安くもない

保険料は高くもないけど安くもないです。少なくとも業界最安値クラスではありません。

医療保険の保険料は下記リンク先で比較していますが、はなさく生命「はなさく医療」は概ね3位グループくらい。

医療保険の保険料比較

まあ冒頭書いたとおり日本生命という安心感にお金を払ってると思えば高くはありませんが、保険料重視であれば他社の医療保険と比較しておいて損はないでしょう。

復活制度がない

一般的な生命保険には復活制度があります。

例えば、

  • 口座振替で契約していたけど、口座に入金し忘れた。
  • クレジットカードの支払限度額を超えてしまっていた。

といったとき、2ヶ月間保険料の支払いがなければ、保険契約は一旦失効します。しかし、その後(概ね3年以内)に保険料の支払いを再開できれば、同じ条件で保険契約を「復活」させることができます。これが復活制度です。

しかし、はなさく生命には復活制度がありません。保険契約が一旦失効すると再契約する必要があります。

再契約すると、間違いなく保険料は上がります。

例えば、30歳の時に契約し、40歳で失効した場合、再契約すると40歳で契約した時の保険料となります。医療保険は年齢が上がると保険料も上がります。40歳で契約した保険料は確実に高くなります。

ちゃんと毎月保険料を支払っていればデメリットにはなりませんが、ついうっかりと言うこともあります。この点は注意しておきましょう。

はなさく生命「はなさく医療」の評価

評価:B(S、A~Cで判定)

保障内容は全般的に良いです。主契約の保障内容に問題はありませんし、オプションの種類も豊富です。特定疾病一時金の保障条件も現状の医療保険では最高峰。

ただし、保険料は並みです。同じような保障内容で比較した場合、他社の方が安くなることが多いかと。

まあ日本生命のグループ会社という安心感にお金を払ってると思えば高くないかもしれませんが、最近の医療保険は価格競争が激しくなっているので取り残されているとも感じます。よって評価は「B」としました。

比較対象の医療保険として下記を挙げておきます。

チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」
保険料が激安。自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできたり、女性特有の疾病に対する保障を厚くできたりで、保障内容も良好です。

メディケア生命「新メディフィットA」
保険料はそこそこ安め。住友生命のグループ会社という点も安心感があります。保障内容は現在の医療保険のスタンダート。

医療保険の保険料は下記リンクで比較しているので、こちらもご参考に。本サイトでおすすめしている保障内容を中心に比較しています。

医療保険の保険料比較

はなさく生命「はなさく医療」の相談をするなら。

はなさく生命「はなさく医療」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ご近所の保険ショップでも取り扱っているはず。

しかし、いざ保険ショップに行ってみて、

「あー、すいません、うち、はなさく生命やってないんですよ」

なんて言われたら立ち直れないですよね。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがはなさく生命を取り扱っているか確認しておきましょう。

手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックならはなさく生命はもちろん、この記事で比較対象としたチューリッヒ生命・メディケア生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれます。

注意!保険ショップは予約しましょう!
保険ショップへの飛び込み相談も可能ですが、スタッフが事前準備できないため最適なプランにたどり着けないことがあります(事前準備にはけっこう時間がかかります)。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。

【保険の相談なら!】保険クリニック

  • 第三者機関の顧客満足度調査にて、継続的に高い評価を獲得しています。
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  • 50社以上の保険会社と提携しています(業界最高水準)。

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保険クリニック

保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。

わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。

保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。

保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは

  1. 契約時の告知事項に不備があった。
  2. 契約上、保険会社に支払う責任がない。

の2点。

1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。

また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。

そんなときに、

「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」

といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。

保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。

実際に利用した方の口コミは以下のとおり。

「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」

という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。

予約は簡単です。

①保険クリニックのサイトにアクセスする。

保険クリニック

②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。

③予約日時を選択する。

④以下を入力して予約完了。

  • 相談方法(来店or訪問)
  • 名前
  • 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
  • 要望等(任意入力)

これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。はなさく生命はもちろんのこと、比較対象に挙げたチューリッヒ生命・メディケア生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれます。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。

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【保険ショップの検索・予約なら】保険相談ニアエル

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近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。

保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する

  • 取り扱っている保険会社
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といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。

また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で

  • 相談希望日時
  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 相談内容(保険見直しor新規加入orその他)

だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。

予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。

もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。

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保険相談ニアエル

生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:はなさく生命「はなさく医療」

保障内容は良好です。悪くはありません。

一方で、保険料は高くもないけど安くもないです。いわば平均。日本生命のグループ会社という安心感にお金を払ってると思えば高くないかもしれませんが、保険料重視なら他社と比較しておいたほうがよいでしょう。

チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」
保険料が激安。自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできたり、女性特有の疾病に対する保障を厚くできたりで、保障内容も良好です。

メディケア生命「新メディフィットA」
保険料はそこそこ安め。住友生命のグループ会社という点も安心感があります。保障内容は現在の医療保険のスタンダート。

このあたりが比較対象です。

保険クリニックならはなさく生命はもちろん、チューリッヒ生命・メディケア生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれますよ。

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保険クリニック

※2023年6月更新

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