【評価A】なないろ生命「なないろがん治療保険極」デメリットと評価

治療保障のがん保険なのですが、ちょっと変わっているのが医療費実費を保障するという点です。

よくある治療保障のがん保険は

「がんの治療を受けた月に10万円お支払い!」

といった定額払いなのですが、なないろ生命「なないろがん治療保険極」は厳密に診療報酬点数×3円を保障。

「病院が発行した領収書を提出してください!医療費の実費をお支払いします!」

です。

医療費は医療行為を点数化した診療報酬点数によって決まります。

診療報酬点数は厚生労働省が細かく決めているのですが、例えば、がんで入院して診療報酬点数が20,000点だと、医療費は「診療報酬点数×10円」なので200,000円。現役世代は自己負担額3割なので、200,000円の3割である60,000円を病院の窓口で支払うことになります。

一方で、なないろがん治療保険極は「診療報酬点数×3円」を保障するので、20,000点×3円=60,000円を保障。医療費の実費とぴったり同額が保障されます。

実費保障なので保障は必要十分。保障に無駄がないので、保険料も比較的安く収まります(特に女性が安い)。保障内容にも大きな欠点は見当たらず、多くの方にとって有力な候補となるがん保険です。

なないろ生命「なないろがん治療保険極」ここがポイント
  • 治療ベースで保障するがん保険です(診療報酬点数に連動して保障)。
  • 自由診療の抗がん剤治療も保障対象に含まれます。
  • 女性の保険料が安いです。

がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。

①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。

②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。

③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けた月ごとに定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。

なないろ生命「なないろがん治療保険極」は「③治療ベースで保障するがん保険」ですが、冒頭書いたとおり一歩進んだ診療報酬点数連動型です。

がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

がん保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。

  1. 先進医療特約の保障内容。保険料が一生涯変わらない終身型であること、保障額上限が2,000万円であること。できれば一時金を受け取れることの3点が重要です。
  2. がん診断一時金の給付条件。がん診断一時金の給付条件は生命保険各社バラバラです。差が出るのは一時金の2回目以降の給付条件です。2回目以降の給付間隔が1年に1回で、給付条件に通院が含まれているのがベストです。
  3. 抗がん剤治療の保障範囲。保障回数上限が120回もしくは無制限で、健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療も保障対象となっていればベストです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、なないろ生命「なないろがん治療保険極」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
先進医療特約の保障内容 タイプ:終身型
保障額上限:2,000万円
一時金:技術料の10%
A
がん一時金の給付条件 給付回数:無制限
給付間隔:1年
給付条件:がんと診断
A
抗がん剤治療の保障範囲 自由診療の抗がん剤治療も保障対象。 A
30歳の月額保険料
(2型・月10万円限度)
男性:782円
女性:882円
A
40歳の月額保険料
(2型・月10万円限度)
男性:1,064円
女性:1,155円

先進医療特約は問題ありません。一生涯保険料が変わらない終身型ですし、限度額も他社同等の通算2,000万円。交通費・宿泊費に使える一時金も給付されます。

一時金の給付条件も問題ありません。1年に1回、がんで診断or入院or通院の条件を満たせば回数無制限で一時金を受け取れます。2回目以降も診断or入院or通院で給付される点は安心です。

また、自由診療の抗がん剤治療も保障対象に含まれます。自由診療の抗がん剤治療を受けた月には、上述した「診療報酬点数×3円」とは別に「1か月間の支払限度額 × 2倍」が給付されます。この点もメリットでしょう。

保険料はこのあと比較していきますが、女性がだいぶ安いです。男性は高くありませんが、他社の方が安くなることが多いかなと。

ちなみにですが、なないろ生命は朝日生命が保険ショップ向けの商品を開発するために設立した生命保険会社です。バックに歴史のある国内資本の保険会社が控えているので、経営面での心配は無用かと。いまいち知名度は高くありませんが、良質な保険を安い保険料で販売している良い感じの保険会社です。

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生命保険 見直し

なないろ生命「なないろがん治療保険極」の保障内容を評価します。

冒頭のところで先進医療特約・がん一時金・抗がん剤治療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【主契約】がん治療サポート給付金

冒頭書いたとおり、診療報酬点数に連動して医療費実費が保障されます。

保障内容はちょっと複雑です。なないろがん治療保険極に申し込む際には

  • 1か月間の支払限度額
  • 給付金の型

の2点を決めることになります。

まずは「1か月間の支払限度額」から。「1か月間の支払限度額」は10万円・20万円・30万円の3パターンから選択することになりますが、決める際のカギになるのが高額療養費制度です。

日本には高額療養費制度があり、収入によって毎月の医療費上限がある程度決まります。具体的な上限額は下表のとおり。

収入 医療費の自己負担額上限
月給81万円以上
(自営業等は所得901万円超)
252,600円+(医療費-842,000円)×1%
月給51.5万円以上81万円未満
(同所得600万円超901万円以下)
167,400円+(医療費-558,000円)×1%
月給27万円以上51.5万円未満
(同所得210万円超600万円以下)
80,100円+(医療費-267,000円)×1%
月給27万円未満
(同所得210万円以下)
57,600円
住民税非課税者 35,400円

例えば月給30万円の方が月の医療費100万円かかった場合の自己負担額は

80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1%=87,430円

です。どんなに医療費が膨らんでも、自己負担額が月10万円を超えることはほぼありません。

一方で、月給100万円の方が月の医療費100万円かかった場合の自己負担額は

252,600円+(1,000,000円-842,000円)×1%=254,180円

です。自己負担額が10万円を超えることはあり得ますが、月30万円を超えることはまずありません。

ということで、高額療養費制度を利用した場合の自己負担額上限によって「1か月間の支払限度額」を決めるのがよいかと。具体的には下表のとおりです。

収入 医療費の自己負担額上限(月) 1か月間の支払限度額
月給81万円以上
(自営業等は所得901万円超)
252,600円+(医療費-842,000円)×1% 30万円
月給51.5万円以上81万円未満
(同所得600万円超901万円以下)
167,400円+(医療費-558,000円)×1% 20万円
月給27万円以上51.5万円未満
(同所得210万円超600万円以下)
80,100円+(医療費-267,000円)×1% 10万円
月給27万円未満
(同所得210万円以下)
57,600円
住民税非課税者 35,400円

ちょっと問題なのが収入が上がって(下がって)、自己負担額上限が変わったときです。

例えば、30歳月給30万円の方が1か月間の支払限度額を10万円で契約。歳を重ねて出世して、40歳のときに月給60万円となり自己負担額上限が上がったとしても、1か月間の支払限度額を変更できないんですよね。1か月間の支払限度額を変更するには一旦解約して、再契約する必要があります。

続いて「給付金の型」。給付金の型は1型と2型から選択できますが、違いは保障される治療の範囲です。

1型 2型
抗がん剤・ホルモン剤
放射線治療
自由診療抗がん剤・ホルモン剤
手術 ×
入院 ×
緩和ケア ×

がんの3大治療は

  • 手術
  • 放射線治療
  • 薬物療法(抗がん剤・ホルモン剤)

と言われてますが、2型が全てをカバーしているのに対し、1型は抗がん剤・ホルモン剤と放射線治療のみ。手術は保障対象外です。1型は入院も保障対象外なので、

「会社休んで入院して、手術でがん細胞を切り取ってめでたく退院」

といったよくあるケースだと、保障されないこともあるでしょう。会社休んでまで入院したのに、がん保険から何も保障されないとけっこうがっかりします。

緩和ケアも1型は保障対象外。緩和ケアとは痛みを和らげるような治療で、主に使われるのが手の施しようがなくなる末期のケース。モルヒネを打って、せめて痛みだけでも和らげるような治療です。

助かる見込みのない末期となれば手術・薬物療法・放射線治療をすることもないので、1型だと保障を受けられないことが多いかと。緩和ケアも長いと半年くらい続くこともあります。

まあ長期闘病に備えるという意味では、治療が数か月続くことが多い抗がん剤・ホルモン剤・放射線治療のみを保障する1型でも耐えられると感じますが、40歳男性を例にすると支払限度額10万円で月々の保険料は

1型:749円
2型:1,064円

です。保険料にそこまで大きな差はありません。これくらいの差であれば2型を選んだ方が安心でしょう。

ちなみにですが、医療費実費の他にもがん治療見舞金として1か月間の支払限度額の5%相当額が給付されます。

例えば、支払限度額10万円・2型で契約、がんで入院して診療報酬点数が20,000点なら、

がん治療サポート給付金:20,000点×3円=60,000円
がん治療見舞金:100,000円×5%=5,000円

の合計65,000円が給付されます。

入院すると医療費の他にも食事代や生活雑貨、クリーニング代等がかかります。そこをカバーするのががん治療見舞金。ここらへんはよく考えられているなと。

さらに、自由診療抗がん剤治療を受けたときは「1か月間の支払限度額 × 2倍」が加算されます(詳細は後述)。

【重要ではありません】がん保険料払込免除特則

よくCMでみる「以降の保険料は頂きません!」という保障です。

がんと診断されれば以降の保険料支払いが免除されるのですが、そもそもなないろ生命「なないろがん治療保険極」の保険料は安いため、保険料の支払いが免除されても家計への影響は少ないかと。必要性は薄いでしょう。

がん保険料払込免除特則はもちろん有料オプションです。付加すると月々の保険料がググっと上がります。

【重要です】がん先進医療・患者申出療養特約

給付額 給付条件
・先進医療、患者申出療養の技術料実費(保障期間通算2,000万円限度)
・一時金として技術料の10%(保障期間通算200万円限度)
先進医療、患者申出療養を受けた場合。

先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その技術料実費を2,000万円上限で保障してくれるのが先進医療特約です。

例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の進化版。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。

重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。

しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが先進医療特約です。

先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。

以下、ポイントです。

  • 【GOOD!】保障期間通算で2,000万円まで保障。
  • 【GOOD!】一時金の給付あり。

保障期間通算で2,000万円限度保障である点は他社同等です。ちょっと古いがん保険だと500万円限度や1,000万円限度となることもあります。この点は悪くありません。

また、先進医療を対応できる病院は限られているため、遠方に移動することもあり得ます(上述した重粒子線治療を受けられる病院は2023年10月時点で全国7ヶ所のみ)。一時金はその場合の宿泊費・交通費に使われることを想定しています。一時金が給付されないがん保険もあるので、この点もメリットですね。

ちなみにですが、特約名称にあるとおり患者申出療養も保障対象に含まれます。

患者申出療養も先進医療と同様に技術料が全額自己負担。患者からの申出を起点として、健康保険が適用されない治療を受けられる制度です。

「どうにもならないのでxxという治療を受けさせてください!」

と国に申請して、認められれば技術料以外の入院料・診察料等が3割負担に軽減されます。

ただし、患者申出療養は普及しているとは言えません。厚生労働省の資料によると、令和2年7月1日から令和3年6月30日までに1年間で患者申出療養を受けた方は208人。現状だと患者申出療養を受ける確率はかなり低めです。

なので、先進医療のみを保障対象としている他社のがん保険と比較して、

「患者申出療養が保障対象!すごい!」

とまでは言えませんが、将来的に患者申出療養が普及する可能性を踏まえれば、メリットではあります。

まとめると、保障内容は良いです。保険料も月100円程度と安価なので、人生一発レッドカードを避けるためにも付加しておくべきオプションでしょう。

【重要です】がん診断一時金特約

給付額 給付条件 給付間隔 上皮内がん
30万円~500万円の範囲で選択可能。 がんと診断された場合。 1年(給付回数無制限) 給付対象

「あなたはがんです」

と診断されれば、一気にまとまった金額(100万円とか)が給付される特約です。一時金の使い方はもちろん自由。生活費の補填にも使えますし、治療中にかかる諸費用にも使えます。

特にがん診断一時金特約が役立つのは、がんが失業につながりやすい非正規雇用の方やブラック企業に勤務されている方。

東京女子医大の調査ではがんと診断されてから、フルタイムで復職できるまでの期間平均が205日(時短勤務を含めると80日)だそうですが、時短勤務制度もないし、205日も勤務先が待ってくれないという場合は、がんと失業のWパンチを食らうこともあるでしょう(実際多いです)。

そんなときに100万円を銀行口座に振り込んでくれるのががん診断一時金特約です。生活を破綻させないために必要な特約です。

以下、ポイントです。

  • 【GOOD!】給付間隔が1年。他社は2年に1回給付の場合あり。
  • 【GOOD!】2回目以降もがんと診断されれば給付対象。
  • 【GOOD!】上皮内がんも通常のがんと同じ扱い。

ちょっと古いがん保険だと2年に1回しか一時金給付されないことがありますが、がんなんて2年以内に再発する可能性も十分あります。再発で苦しんでるのに、

「この前お支払いした日からまだ2年経ってないんで!2年間頑張って生き残ってください!」

って言われたらイラっときます。その点、なないろ生命「なないろがん治療保険極」は1年に1回給付です。ここは他社同等。悪くありません。

また、2回目以降の給付条件も「がんと診断」です。具体的には

  • がんと診断確定
  • がんの治療を目的とする継続入院
  • がんの治療を目的とする入院を開始
  • がんの治療を目的とする通院

が、一時金の給付条件。

診断確定が条件に含まれるので

「新しいがんが見つかりました」「がんが再発しました」

と医師に診断されるだけで一時金が給付されます。

診断確定が条件に含まれると、治療方法に関わらず一時金を受け取れます。将来的に3大治療に次ぐ4番目・5番目の治療方法が開発された場合でも(免疫療法が4番目とも言われています)、一時金を受け取れる可能性は高めです。2回目以降の給付条件に診断が含まれるがん保険はまだまだ少数派。

さらに、入院・継続入院・通院も条件に含まれるので、前回給付から継続して治療を受けていても、再発して新たに治療を受けた場合でも保障されます。

他社のがん保険は2回目以降の場合に入院を条件としていて、通院治療だと一時金が給付されないこともあります。がんの3大治療は手術・薬物療法(抗がん剤)・放射線治療と言われていますが、手術を除けば通院で受けることが増えてきています。入院でも通院でも継続でも再発でも一時金給付する点は安心です。

上皮内がんが通常のがんと同じ扱いになる点もメリットでしょう。他社のがん保険だと上皮内がんの場合は一時金が減額されたり、給付回数が1回のみだったりすることもあります。

上皮内がんとは、がん細胞が血管やリンパ管に到達していない初期のがんを指します。がん細胞は血管やリンパ管で運ばれて転移していくので、上皮内がんの段階でサッと手術で切り取れば再発や転移する可能性は低いと言われてます。

「早く見つかって良かったですね」

と言われるのが上皮内がん。大腸がんだと2割、子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで発見されたというデータもあり、珍しいがんではありません。

上皮内がんを気にする必要があるのは、特に女性です。乳がんは上皮内がんであっても通常のがんと同程度の治療が必要になるケースがあります。この点は女性にとってうれしいメリットですね。

一時金の給付条件に大きな問題は見当たりません。しっかりまとまっています。

【重要ではありませんが…】がん差額ベッド特約

給付額 給付条件 上皮内がん
差額ベッド代実費 差額ベッド代が発生する入院をしたとき。 給付対象

大部屋で入院した場合には、差額ベッド代はかかりません。少人数部屋や個室を希望して入院した場合に差額ベッド代はかかります。

差額ベッド代には健康保険が適用されません。全額自己負担ですし、主契約のがん治療サポート給付金では保障対象外。その差額ベッド代実費を保障するのが「がん差額ベッド特約」です。

「周囲のことはそんなに気にならないから大部屋で十分!」

なら、不要ですし、

「入院するなら個室でゆっくりしたい!」

なら、優先度高めです。人によって要否が分かれる特約ですが、がんの治療は相当きついので、大部屋の入院は想像以上にストレスがかかります。余裕があるのなら、付加してもよい特約です。

差額ベッド代はピンキリです。旅行したときのホテル代と同じ感覚です。大物政治家や芸能人が利用するような豪華な病院だと1泊10万円を超えることもありますし、地方の良心的な病院だとビジネスホテル並みの低価格になることもあります。

がん差額ベッド特約の保障額は1日1万円限度or3万円限度の2パターンから選択できます。厚生労働省が公表している1日あたりの平均差額ベッド代は以下のとおり。

1人室:8,322円
2人室:3,101円
3人室:2,826円
4人室:2,705円
全平均:6,620円

※中央社会保険医療協議会(第548回、令和5年7月5日)「主な選定療養に係る報告状況」参照

差額ベッド代は厚生労働省の地方局が病院別に集計しています。差額ベッド代の調べ方は下記リンク先に書いてますので、こちらもご参考に。

差額ベッド代はいくらかかるのか。

【使えます】無料セカンドオピニオンサービス

がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなりますが、一般人には医師の知り合いなんていないですし、優秀な医師を探すのも難しい…。そんなときに、無料で医師を紹介してくれるサービスはかなり役に立ちます。

なないろ生命はティーペック社と提携してセカンドオピニオンサービスを無料で提供してます。個人で会員になるとティーペック社の月額利用料は1万円を超えます。月額1万円を超えるサービスを無料で利用できるのは大きなメリットですよね。充実してます。

【シミュレーション】僕がなないろ生命「なないろがん治療保険 極」に入るなら。

僕がなないろ生命「なないろがん治療保険極」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • 主契約:がん治療サポート給付金2型・10万円限度
  • 特約:がん先進医療・患者申出療養特約 、がん診断一時金特約(100万円)

上記のシミュレーションで40歳男性なら保険料は月3,653円、40歳女性なら月3,383円です。この保障内容で、

  • がんの医療費実費を月10万円を上限に保障。
  • がんの治療を受けた月に5,000円給付(がん治療見舞金)。
  • がんと診断されていれば1年に1回100万円(回数無制限)。
  • がんの先進医療実費を保障。

です。

主契約のがん治療サポート給付金は、僕の収入だと10万円限度で十分。悲しいことに将来的に出世して収入爆上げとなる可能性も低いので、一生涯10万円限度で十分です。上述のとおり1型だと保障範囲が狭いので、多少保険料が上がったとしても2型を選びます。

特約について。

人生一発レッドカードを避けるためにもがん先進医療・患者申出療養特約は必須。

また、なないろ生命「なないろがん治療保険極」は医療費実費を保障してくれますが、がんに罹れば医療費以外にも様々な費用がかかりますし、働けなくなって収入減もあり得ます。1年に1回100万円をポンっと口座に振り込んで、そこらへんをまとめて補填してくれるがん診断一時金特約も付加しておきます。差額ベッド代の実費しか保障されない「がん差額ベッド特約」よりも優先度は高めでしょう。

なないろ生命「なないろがん治療保険極」のデメリット

なないろ生命「なないろがん治療保険極」ここにご注意!
  • 【check】男性の保険料は高くないけど安くもない。
  • 【check】復活制度がない。

男性の保険料は高くもないけど安くもない。

微妙な表現ですが、男性の保険料は業界最安値クラスにはならないかと。

同じ治療保障タイプのがん保険であるSOMPOひまわり生命「勇気のお守り(がん治療給付型)」と月々の保険料を比較してみます。

なないろがん治療保険極 勇気のお守り(がん治療給付型)
保障内容 がん治療サポート給付金2型・10万円限度
がん先進医療・患者申出療養特約
がん診断一時金特約100万円
がん治療給付金10万円
新がん先進医療特約
がん診断給付特約100万円
非喫煙者も喫煙者も保険料は同じ 非喫煙者 喫煙者
30歳男性 2,518円 2,331円 2,441円
30歳女性 2,586円 2,881円 3,511円
40歳男性 3,802円 3,361円 3,531円
40歳女性 3,459円 3,761円 4,661円

両社の保障内容の大きな違いは、

  • なないろがん治療保険極は「診療報酬点数×3円」を保障(月10万円上限)。さらにがん治療見舞金として月5,000円(支払限度額の5%)給付。
  • 勇気のお守りは治療を受けたら月10万円定額給付。

です。

がんの治療費は高いです。「診療報酬点数×3円」が10万円を超えることは往々にしてあるので、上限10万円も定額10万円もそこまで大きな差はないのですが、それでも軽い治療で済んだ場合は「診療報酬点数×3円」が10万円を下回ることもあるでしょう。

なので、上限10万円と定額10万円を比較すれば、定額10万円の方が保障は手厚いのですが、

「これじゃSOMPOひまわり生命に負ける!」

ということで(推測)、なないろがん治療保険極にはがん治療見舞金(支払限度額の5%)が追加されました。それを加味すれば、両者の保障内容はほぼ互角かなと。

また、SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」は1年間タバコを吸ってないと保険料が割引されます。

まあでも割引適用有無に関わらず、

  • 男性は「勇気のお守り」の方が安くなる。
  • 女性は「なないろがん治療保険極」の方が安くなる。

となることが多いようです。保険料は年齢や保障内容、そして保障額によって変わるので、男性女性ともに両社で比較しておいた方がよいでしょう。

復活制度がない。

一般的な生命保険には復活制度があります。

例えば、

  • 口座振替で契約していたけど、口座に入金し忘れた。
  • クレジットカードの支払限度額を超えてしまっていた。

といったとき、2ヶ月間保険料の支払いがなければ、保険契約は一旦失効します。しかし、その後(概ね3年以内)に保険料の支払いを再開できれば、同じ条件で保険契約を「復活」させることができます。これが復活制度です。

しかし、なないろ生命には復活制度がありません。保険契約が一旦失効すると再契約する必要があります。

再契約すると、間違いなく保険料は上がります。

例えば、30歳の時に契約し、40歳で失効した場合、再契約すると40歳で契約した時の保険料となります。がん保険は年齢が上がると保険料も上がります。40歳で契約した保険料は確実に高くなります。

ちゃんと毎月保険料を支払っていればデメリットにはなりませんが、ついうっかりと言うこともあります。この点は注意しておきましょう。

なないろ生命「なないろがん治療保険極」のメリット

なないろ生命「なないろがん治療保険極」ここがポイント!
  • 【check】一時金の給付条件が良い。2回目以降も診断で給付対象。
  • 【check】自由診療の抗がん剤治療が保障対象。
  • 【check】女性の保険料はだいぶ安い。

1点目は上述のとおり。一時金が1年に1回間隔で、2回目以降は診断・入院・通院で給付対象となる点はメリットです。

2点目について。

一般的ながん保険だと、抗がん剤治療の保障範囲が公的健康保険が適用される治療に限定されることがあるのですが、なないろ生命「なないろがん治療保険極」は全額自己負担の自由診療の抗がん剤治療まで保障範囲が拡大されています。

自由診療の抗がん剤治療には、

欧米では承認されて使用が進んでいるものの、日本では承認が遅れている抗がん剤

なんかが含まれます。国立がん研究センターが2021年10月時点の未承認・適応外の医薬品を下記リンク先にまとめてますが、月100万円かかる抗がん剤なんてざらにあります。これが全額自己負担はかなり辛い…。

国内で薬機法上未承認・適応外となる医薬品・適応のリスト(2021年10月31日改訂版)(PDF)

他社の調査では抗がん剤治療を受けた方のうち、2割弱が自由診療を併用したというデータもあり、最近は自由診療が極々マイナーな治療方法とは言えなくなってきています。

「最悪の場合は自由診療を受けることも辞さない!」

という方にとっては重要な保障です。この点もメリットでしょう。

最後に3点目。

デメリットで比較したとおり、女性の保険料は比較的安く収まります。がん保険全般の比較は下記リンク先でやってますが、

「一時金100万円+治療保障月10万円+先進医療保障」

という組み合わせなら、このカテゴリで最強のSOMPOひまわり生命「勇気のお守り(がん治療給付型)」よりも安くなります。

がん保険の保険料比較

SOMPOひまわり生命には

・自由診療の乳房再建術を受けたら10万円給付

というなないろ生命には無い保障もありますが、それを踏まえても、なないろ生命は負けていないと感じます。

なないろ生命「なないろがん治療保険極」の評価。

評価:A(S、A~Cで判定)

治療ベースのがん保険はSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」(がん治療給付型)が頂点だったのですが、保障内容はほぼ互角。とてもよくできたがん保険です。

保険料は年齢や保障額によって変わるので一概には言えませんが、男性は「勇気のお守り」が安くなり、女性は「なないろがん治療保険極」が安くなることが多いようです。治療ベースのがん保険を検討されているのなら、両者を比較検討して決めるでよいかなと。

なないろ生命「なないろがん治療保険極」の相談をするなら。

なないろ生命「なないろがん治療保険極」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ただし、なないろ生命は歴史が浅いので取り扱っている保険ショップが少ないんですよね…。

いざ保険ショップに行ってみて、

「あー、すいません、うち、なないろ生命やってないんですよー」

なんて言われることのないように、事前に最寄の保険ショップがなないろ生命を取り扱っているか確認しておきましょう。

手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、なないろ生命はもちろんのこと、比較対象に挙げたSOMPOひまわり生命とも提携しています。

注意!保険ショップは予約しましょう!
保険ショップへの飛び込み相談も可能ですが、スタッフが事前準備できないため最適なプランにたどり着けないことがあります(事前準備にはけっこう時間がかかります)。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。

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  • 全国250店舗以上の窓口で相談できます。オンラインでの相談も可能です。
  • もちろん相談は無料です。
  • 50社以上の保険会社と提携しています(業界最高水準)。

保険クリニックの予約は↓をクリック!

保険クリニック

保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。

わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。

保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。

保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは

  1. 契約時の告知事項に不備があった。
  2. 契約上、保険会社に支払う責任がない。

の2点。

1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。

また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。

そんなときに、

「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」

といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。

保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。

実際に利用した方の口コミは以下のとおり。

「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」

という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。

予約は簡単です。

①保険クリニックのサイトにアクセスする。

保険クリニック

②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。

③予約日時を選択する。

④以下を入力して予約完了。

  • 相談方法(来店or訪問)
  • 名前
  • 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
  • 要望等(任意入力)

これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。なないろ生命はもちろんのこと、比較対象としたSOMPOひまわり生命とも提携しています。両社の比較もかんたんにやってくれますよ。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

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保険クリニック

【保険ショップの検索・予約なら】保険相談ニアエル

保険ショップの検索・予約は↓をクリック!

保険相談ニアエル

近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。

保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する

  • 取り扱っている保険会社
  • 実際に利用した人の口コミ
  • 営業時間、交通アクセス等の基本情報

といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。

また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で

  • 相談希望日時
  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 相談内容(保険見直しor新規加入orその他)

だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。

予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。

もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。

保険ショップの検索・予約は↓をクリック!

保険相談ニアエル

生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:なないろ生命「なないろがん治療保険極」

治療ベースのがん保険はSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」(がん治療給付型)が頂点だったのですが、それと比較すると、

①保障内容はほぼ互角。勇気のお守りは定額給付であるのに対し、なないろがん治療保険極は診療報酬点数連動(上限あり)という違いはあるが、がんの治療費が高いことと、なないろ生命のがん治療見舞金を加味すれば両社に大差はない。

②男性は「勇気のお守り」の方が保険料は安くなることが多い。ただし、年齢や保障額によっては逆転することもあり。

③女性は「なないろがん治療保険極」の方が保険料は安くなることが多いが、こちらも年齢や保障額によっては逆転することもあり。ただし、勇気のお守りには自由診療の乳房再建術に対する保障あり。

といった特徴のあるがん保険です。

両社の保障内容はほぼ互角です。治療ベースのがん保険は両社がツートップなので、ひとまずは両社を比較してみるで良いかと。

とはいえ、比較なんて面倒です。面倒な比較は最寄りの保険ショップが無料でやってくれます。保険クリニックなら、両社の比較もかんたんにやってくれますよ。

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保険クリニック

※2022年8月更新

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