【評価A】はなさく生命「はなさく医療」デメリットと評価

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はなさく生命なんて聞いたことないけど、大丈夫???

なによりも気になるのが「はなさく生命」です。聞いたことないですよね。

はなさく生命は日本最大手の日本生命が2019年4月に設立した保険ショップ向けの生命保険会社です。日本生命のセカンドライン的な位置づけでしょうか。バックに大手がいるので、安心して加入できる生命保険会社といっていいでしょう。心配無用です。

はなさく生命「はなさく医療」ここがポイント
  • 3大疾病・女性特有の疾病に強い医療保険です。
  • 特にがんの保障が素晴らしいです。
  • はなさく生命「はなさく医療」を検討されている方は、三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」と比較しておいた方がよいです。

医療保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

医療保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の2点です。

  1. 毎月支払う保険料。もちろん保険料の安い医療保険が良い医療保険です。しかし、保険料が安くて保障が手薄だったら意味ありません。大切なのは保険料と保障内容のバランスです。
  2. 特約(オプション)の種類。例えば、がんの保障を手厚くするオプション、女性特有の疾病を手厚く保障するオプションといったように、必要と感じるオプションを手頃な保険料でつけられるかがポイントです。

まずはざっと概要を書いておきます。上の2点について、はなさく生命「はなさく医療」の概要と評価は以下のとおりです。

30歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:3,049円
女性:3,139円
評価B
40歳の月額保険料
(入院給付金1万円、保険料支払期間終身)
男性:4,329円
女性:3,689円
基本保障
(取り外しできない保障)
【入院給付金】
入院につき1日3000円~20,000円から選択。
※1,000円単位で選べます。
【手術給付金】
■手術Ⅰ型
入院中:入院給付金の10倍が支給。
外来:入院給付金の5倍が支給。
■手術Ⅱ型
入院中:入院給付金の10倍・20倍・50倍が支給。
外来:入院給付金の5倍が支給。
【放射線治療給付金】
放射線治療1回につき入院給付金の10倍
評価S
特約(オプション)
(取り外しできる保障)
【入院一時給付特約】
病気やケガで1日以上の入院をした場合に一時金が支給されます。
【女性疾病入院一時給付特約】
・女性特有の疾病で入院した場合、一時金が給付されます。
【女性疾病特約】
・女性特有の疾病で入院した場合、入院給付金が上乗せされます。
女性特有の疾病で手術した場合、手術給付金が上乗せされます。
【退院後通院特約】
通院1日につき、定額が支給されます。
【先進医療特約】

先進医療の技術料実費が支給されます。
【特定疾病一時給付特約】
がん等の特定疾病で所定の治療を受けた場合に一時金が支給されます。
【がん一時給付特約】
がんと診断されたときや、がんで入院したときに一時金が給付されます。
【抗ガン剤・ホルモン剤治療特約】
抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた月に一時金が支給されます。
【特定損傷特約】
骨折・関節脱臼・腱の断裂の治療を受けた場合に一時金が支給されます。
【特定疾病保険料払込免除特約】
がん等の特定疾病で治療を受けたときに、以降の保険料支払いが免除されます。

保険料は平均的かなぁという印象なので、シンプルに基本保障だけで十分とお考えの場合は、他社の医療保険と比較しておいた方がよいです。チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」あたりが保険料も安く、比較対象となるでしょう。

はなさく生命「はなさく医療」の特徴はなんといっても特約(オプション)の豊富さ。

  • がんに対する保障が手厚い。がん一時金は1年に1回給付。通院は5年間無制限保障。
  • 女性特有の疾病に対する保障が手厚い。乳房・子宮・卵巣に関する手術の保障、及び不妊治療も保障対象になる。

この2点が大きな特徴かと。ここは後発医療保険の大きなメリットですね。各社のいいとこ取りされてます。

ちなみにですが、同じくオプションが豊富な医療保険に三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」、もしくはSOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」があります。

両者とも似たようなオプションがあるので、保険料を比較しつつ、納得できる方に申し込みするのが賢い医療保険の入り方です。

医療保険の相談は保険ショップで。保険ショップの予約は↓をクリック!

はなさく生命「はなさく医療」の基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他の医療保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【医療保険】
・病気やケガに備える保険です。
・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。
・保険料が値上がりすることはありません。
入院給付金 入院につき1日3000円~20,000円から選択。
※1,000円単位で選べます。
手術給付金 ■手術Ⅰ型
入院中:入院給付金の10倍が支給。
外来:入院給付金の5倍が支給。
■手術Ⅱ型
入院中:入院給付金の10倍・20倍・50倍が支給。
外来:入院給付金の5倍が支給。
1回の入院で入院給付金が支給される限度日数 60日間・120日間から選択可能。
※特則をつければ以下の①~③の3大疾病、もしくは①~⑧の8大疾病時は無制限。
①ガン(上皮内ガンを含む) ② 心疾患 ③ 脳血管疾患 ④高血圧性疾患・大動脈瘤等 ⑤糖尿病 ⑥肝疾患 ⑦腎疾患 ⑧膵疾患
保障期間通算で入院給付金が支給される限度日数 1,095日間
保険料を支払う期間 有期 or 終身
保険料を支払う回数 月払 or 年払
保険料を支払う方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保障される期間 終身
加入方法 対面
健康相談サービス あり

【はなさく生命「はなさく医療」】保障内容を評価します。

医療保険を選ぶ際には大切なのは、当たり前ですが保障内容です。

特に重要なのが特約(オプション)の種類。基本保障は生命保険各社同じような内容になるんですけど、特色が出るのが特約です。どんな特約があるか、自分の好み(?)に合う特約があるかっていうのが医療保険を選ぶ大きなポイントです。

【基本保障】入院給付金・手術給付金・放射線治療給付金

基本保障は取り外しができません。契約したら絶対についてくる保障です。

はなさく生命「はなさく医療」はオーソドックスな入院・手術に対して保障するタイプの医療保険です。保障内容は以下のとおり。

名称 支給額 支給条件
入院給付金 入院1日につき3,000円~20,000円から選択。
※1,000円単位で選べます。
※3大疾病or8大疾病による入院を無制限保障とすることも可能(保険料は上がります)。
入院1日につき支給
手術給付金 ■手術Ⅰ型
入院中:入院給付金の10倍が支給。
外来:入院給付金の5倍が支給。
■手術Ⅱ型
入院中:入院給付金の10倍・20倍・50倍が支給。
外来:入院給付金の5倍が支給。
※Ⅰ型かⅡ型のどちらかを選びます。
所定の手術を受けたとき。
放射線治療 1回につき入院給付金の10倍 放射線治療を受けたとき。

入院・手術の保障は他社の医療保険と同水準です。悪くありません。

他社の医療保険と比較し、目立って悪い点はありません。手術Ⅱ型だと入院中の手術が最大50倍保障となる点は他社よりも優れています。

また、特則を追加することにより、3大疾病と8大疾病の入院を無制限保障とすることもできます。

3大疾病入院支払日数無制限特則 がん(上皮内がんを含む)、心疾患、脳血管疾患の入院を無制限保障。
8大疾病入院支払日数無制限特則 がん(上皮内がんを含む)、心疾患、脳血管疾患、肝疾患、膵疾患、腎疾患、糖尿病、高血圧性疾患・大動脈瘤等の入院を無制限保障。

ただ、現在は入院が短期化し、代わりに通院が長期化しています。入院日数平均は以下のとおりです。

日本人の平均:29.3日
35歳~64歳の平均:21.9日

参考にしたのは生命保険文化センターです。疾病別にまとめてあるので、一度ご覧ください。

平均からすると、入院が長引く可能性が高いのは3大疾病・8大疾病ではなく精神疾患です。あとは脳血管疾患が若干長くなる(それでも平均78.2日、35歳~64歳なら平均45.6日)傾向にありますが、全般的には20日前後の入院期間が多くなっています。

なので、入院保障の延長が必要かは慎重に検討する必要があるでしょう。入院限度日数が60日であれば十分かと思いますが、気になる方は3大疾病入院支払日数無制限特則を追加しても良いですね。

ちなみに、はなさく生命「はなさく医療」が優秀なのは入院保障延長を8大疾病とするか、3大疾病にするか選択できる点です。他社だと8大疾病だけだったり、3大疾病だけしか選べなかったりするのですが、選択肢が広い点はメリットです。

【重要ではありません】入院一時給付特約

特約名 支給額 支給条件
入院一時給付特約 1万円~20万円の範囲内で選択可能 1日以上入院したとき。

短期の入院だと基本保障となる入院給付金だけでは医療費全額をカバーできないケースもあり得ます。足りない医療費を補填するのが入院一時給付金の目的ですね。入院一時期給付金は入院日数に関わらず、入院すれば必ず(日帰り入院でも)定額が給付されます。

入院一時金は他社の医療保険にもよくあるオプションです。他社と比較し、はなさく生命「はなさく医療」の入院一時金は良くも悪くもありませんが、貯蓄が乏しく入院する際の初期費用(差額ベッド代や日用品費、医療費等)に不安を感じる方はつけておいても良いオプションです。

ちなみにですが、治療費を含めた1日あたりの入院費自己負担額平均は23,300円だそうです(生命保険文化センター調べ)。

また、繰り返しますが入院日数平均は以下のとおり。

日本人の平均:29.3日
35歳~64歳の平均:21.9日

こちらも参考にしたのは生命保険文化センターです。入院一時金の要否判断のご参考に。手持ちの現金がそれなりにある方は不要でしょう。

【重要ではありません】女性疾病入院一時給付特約

特約名 支給額 支給条件
女性疾病入院一時給付特約 1万円~10万円の範囲内で選択可能 1日以上入院したとき。

上述した入院一時給付特約の保障対象を、女性特有の疾病に限定したのが女性疾病入院一時給付特約です。

保障範囲が限定される分、入院一時給付特約の方が特約保険料は安くなってます。手持ち現金が少なめで、できる限り保険料を安くしたいという女性なら、女性疾病入院一時給付特約を検討する価値があります。

ただ、女性特有の疾病に備えるなら、後述する女性疾病特約一本のほうがよいでしょう。

【保障が手厚いです】女性疾病特約

特約名 支給額 支給条件
女性疾病入院給付金 入院1日につき3,000円~20,000円から選択。
※1,000円単位で選べます。
※がんによる入院を無制限保障とすることも可能(保険料は上がります)。
所定の女性特有の疾病で入院した場合。
女性疾病手術給付金 女性疾病入院給付金の10倍~100倍 以下の手術を受けた場合。
・乳房観血切除術
・乳房再建術
・子宮摘出術
・卵巣摘出術
・子宮、卵巣、卵管に関わる手術
・特定不妊治療

女性特有の疾病に不安を抱える女性の方は多いと思います。そんな不安を少しだけ(お金の部分だけでも)和らげてるのが医療保険の役割です。女性特有の疾病を手厚くする保障する医療保険は多くありません。その中でもはなさく生命「はなさく医療」トップクラスの保障内容です。

とはいっても、女性特有の疾病を保障する医療保険は他にもあります。

ここで、

三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」

メディケア生命「メディフィットA」

の2つと比較してみます。

はなさく医療 &LIFE 新医療保険Aプレミア メディフィットA
保障内容 【女性疾病特約】
①入院給付金を増額。
②乳房観血切除術、乳房再建術、子宮摘出術、卵巣摘出術、子宮、卵巣、卵管に関わる手術を受けた際に一時金支給。
③特定不妊治療を受けた際に一時金支給
【女性疾病給付特約】
①入院給付金を増額。
②乳房観血切除術、乳房再建術、子宮摘出術、卵巣摘出術を受けた際に一時金支給。
③放射線治療を受けた際に一時金支給。
③手術給付金を増額。
【女性医療特約】
①入院給付金を増額
②乳房切除術、乳房再建術、子宮摘出術・卵巣摘出術を受けた際に一時金支給。
【女性サポート給付金付ガン診断給付特約】
①出産時に一時金を支給。
②特定不妊治療を受けた際に一時金を支給。
③がんと診断されたときに一時金を支給。
④特約の保障期間満了時に祝い金支給。

少し複雑になってしまいました。

大まかに言うと、

  • 入院給付金が増額されるのは各社同じ。
  • 乳房観血切除術、乳房再建術、子宮摘出術、卵巣摘出術に関する保障も各社ほぼ同じ。
  • 特定不妊治療の保障があるのは「はなさく医療」と「&LIFE 新医療保険Aプレミア」(青字の部分)。
  • 「&LIFE 新医療保険Aプレミア」は他にも保障が手厚い(赤字の部分)。

といったところでしょうか。

よって、

  • 出産の予定がない女性は「メディフィットA」もしくは「&LIFE 新医療保険Aプレミア」の女性疾病給付特約が最適。
  • 不妊治療や出産の保障を厚くしておきたい女性は「ばなさく医療」もしくは「&LIFE 新医療保険Aプレミア」の女性サポート給付金付ガン診断給付特約が検討の余地あり。

でしょう。あとは3社の保障内容と保険料を比較しつつ、自分にぴったりと合った医療保険を選ぶのが良いです。女性特有の疾病を手厚く保障しておきたいなら、この3社で比較してみましょう。

【重要です】退院後通院特約

特約名 支給額 支給条件
退院後通院特約 入院した退院後の通院1日につき、定額を支給。 通院した場合。

現在は入院を極力短期間にして、自宅療養と通院で治療する病院が増えています。通院保障の優先度は高めです。

ちなみに、保障される条件は以下のとおり。

がん以外 ・退院後180日間までが保障対象。
・1回の入院につき30日間の通院が保障対象。
・保障期間通算で1,095日間の通院が保障対象
がん ・退院後5年間までが保障対象。
・1回の入院につき無制限保障。
・保障期間通算で無制限保障。

がん以外の通院保障は他社同等。しかし、がんの通院保障が素晴らしいです。現在の医療保険でトップクラスの保障です。

皆さんの周囲にもがんを患いながら仕事をしてたり、自宅で生活している方がいらっしゃるのではないでしょうか。がんであっても入院は短期化する傾向にあり、その代わりに通院が長期化しています。5年間無制限でがんの通院を保障してくれるのは安心できます。

【重要です】 先進医療特約

特約名 支給額 支給条件
先進医療特約 保障期間通算で2,000万円までの技術料。 先進医療を受けた場合。

先進医療は健康保険適用外です。治療費は全額自己負担です。

なので、先進医療を受けるためには、けっこうな大金が必要となることもありますが、その医療費実費を保障してくれるのが先進医療特約です。基本的には医療保険に入るならつけておいた方がいい特約です(2,000万円まで保障してくれます)。

はなさく生命「はなさく医療」保障対象は技術料の実費のみ。2,000万円まで保障です。この点は他社同等ですね。

しかし、先進医療を受けられる病院は限られられているため、他社の先進医療特約は遠方への移動・宿泊費用として一時金が支給されることもあります。はなさく生命「はなさく医療」は技術料のみなので、一時金の支給はありません。この点はちょっとさみしいですね…。

【重要です】特定疾病一時給付特約

特約名 支給額 支給条件
特定疾病一時給付特約 同額型:10万円~200万円
初回2倍型:5万円~100万円
下表参照

条件を満たせば大きな金額の一時金が給付される特約です。例えば、がんと診断されるとポンっと100万円が給付されたりするのがこの特約。治療の早い段階で大きなお金を確保できるのは安心できますよね。

また、ちょっと複雑なのですが特定疾病一時給付特約には4つのタイプがあります。

タイプ 保障対象となる疾病と条件
3大疾病Ⅰ型 ■がん
【初回】初めてがんと診断確定
【2回目以後】がんによる入院
■心疾患
入院または手術
※急性心筋梗塞は1日以上の入院/その他の心疾患は継続20日以上の入院が保障条件
■脳血管疾患
入院または手術
※脳卒中は1日以上の入院/その他の脳血管疾患は継続20日以上の入院が保障条件
3大疾病Ⅱ型 ■がん
3大疾病Ⅰ型と同じ。
■心疾患
3大疾病Ⅰ型とほぼ同じだが、違いはその他の心疾患の保障条件が入院継続5日以上に短縮される点。
■脳血管疾患
3大疾病Ⅰ型とほぼ同じだが、違いはその他の脳血管疾患の保障条件が入院継続5日以上に短縮される点。
特定8疾病・臓器移植Ⅰ型 ■がん、心疾患、脳血管疾患
3大疾病Ⅰ型と同じ。
■肝硬変
入院または通院
■慢性膵炎
手術
■慢性腎不全
永続的な人工透析療法
■糖尿病
継続180日以上のインスリン治療、または糖尿病性網膜症による手術、または糖尿病性壊疽による切断術
■高血圧性疾患に関連する動脈疾患
高血圧性疾患を発病し、大動脈瘤等の手術または大動脈瘤等の破裂、または四肢の動脈閉塞症による血行再建手術
■臓器移植
心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓または小腸の移植術
特定8疾病・臓器移植Ⅱ型 ■がん、心疾患、脳血管疾患
3大疾病Ⅱ型と同じ。
■肝硬変、慢性膵炎、慢性腎不全、糖尿病、高血圧性疾患に関連する動脈疾患、臓器移植
特定8疾病・臓器移植Ⅰ型と同じ。

ざっくり言うと、

  • 「3大疾病」と「特定8疾病・臓器移植」の違いは保障対象となる疾病の違い。
  • 「Ⅰ型」と「Ⅱ型」の違いは心疾患・脳血管疾患の保障条件となる入院日数の違い。

です。

じゃあ4パターンからどれを選ぶかですが、Ⅰ型は微妙です。というのも、心疾患の入院日数は短く35歳~64歳は平均9.0日(生命保険文化センター)。保険料が多少高くなったとしても、安心なのは継続入院5日間で保障対象になるⅡ型です。

あとは「3大疾病」と「特定8疾病・臓器」のどちらかをお好みで選ぶ感じですね。もしくは後述する「がん一時給付特約」でがんだけに備え、毎月支払う保険料を安くするということもできます。

それにしても、はなさく生命「はなさく医療」の特定疾病一時給付特約はかなり優秀です。以下、良い点と悪い点をあげておきます。

  • 【GOOD】支給間隔が1年に1回(他社は2年に1回の場合あり)。
  • 【GOOD】がん以外の心疾患・脳血管疾患・肝硬変・慢性膵炎・慢性腎不全・糖尿病・高血圧性疾患に関連する動脈疾患・臓器移植まで幅広く保障対象。
  • 【GOOD】上皮内がんも保障対象。
  • 【BAD】がんの2回目以降の一時金支給条件が入院。

ちょっと惜しいのががんの2回目以降の支給条件が入院である点。通院だけの治療だと支給されません。超優秀ながん保険では2回目も診断だけで一時金支給されるタイプがあります。

しかし、その点を踏まえてもメリットが多過ぎです。

ちょっと古い医療保険だと一時金特約は2年に1回給付ということもあります。2年は長いです。待てないです。がんと診断されてからの2年先なんて…生きているかもわかりませんよ…。

ちなみにですが、三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」も一時金は1年に1回の給付です。やはりこの2社の医療保険を比較しておいて損はないでしょう。

【補足】上皮内がんってなに?

はなさく生命「はなさく医療」で保障対象になっている上皮内がんですが、聞いたことないですよね。引用します。

上皮内新生物は、がん細胞が、上皮と間質を隔てる膜(基底膜[きていまく])を破って広がっていない状態です。そのため、基本的には手術でとることが可能で、転移がほとんどないと考えられています。上皮内新生物が悪性化し、基底膜を越えて浸潤した場合に、一般的な「がん」になります。

引用:国立がん研究センター

つまり、転移する可能性が低く、手術でサッと切り取ってしまえば、完治が見込めるガンのことです。軽度のがんなので、保障対象外にしている医療保険もあるのですが、はなさく生命「はなさく医療」は保障対象です。がんに関しては保障の範囲が広いと言えます。

上皮内がんを気にする必要があるのは特に女性です。乳がんだと上皮内がんであっても、通常のがんと同じ治療が必要となるケースがあります。

【重要です】がん一時給付特約

特約名 支給額 支給条件
がん一時給付特約 10~200万円の範囲で選択可能。 【初回】初めてがんと診断確定
【2回目以後】がんによる入院

上述した特定疾病一時給付特約からがんの保障を切り出したのが、こちらのがん一時給付特約です。

なので、良い点も悪い点も特定疾病一時給付特約と同じ。

  • 【GOOD】支給間隔が1年に1回(他社は2年に1回の場合あり)。
  • 【GOOD】上皮内がんも保障対象。
  • 【BAD】がんの2回目以降の一時金支給条件が入院。

ですね。本気でがんに備えるなら、2回目も診断だけで保障対象となる超優秀ながん保険があります。

【重要ではありません】抗ガン剤・ホルモン剤治療特約

特約名 支給額 支給条件
抗ガン剤・ホルモン剤治療特約 1~20万円の範囲で選択可能。 抗がん剤治療を受けた月に支給。

公的医療保険制度の対象となる抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けた月に一時金が支給される特約です。

抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。

  1. 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
  2. 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。

1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。長引くのは2のケースですね。

2のケースだと働くこともままならず、収入減もあり得ます。さらに、抗がん剤治療はなかなかのお値段。高額医療費制度の満額まで使い切ることも考えられます。

特定疾病一時給付特約でまとまった金額を確保できていれば、抗ガン剤・ホルモン剤治療特約はそこまで重要ではありませんが、気になる方はつけておいてもよいでしょう。抗ガン剤・ホルモン剤治療特約をつけたとしても、保険料は月数百円上がる程度です。そこまで高くありません。

【重要ではありません】特定損傷特約

特約名 支給額 支給条件
特定損傷特約 5万円or10万円から選択可能 骨折・関節脱臼・腱の断裂の治療を受けたとき。

これも珍しい特約ですね。他社には見当たらない特約です。

交通事故やスポーツでの事故を保障する特約です。激しいスポーツする人にとっては重要かもしれませんが、そうでなければ必要性は薄いでしょう。

【重要ではありません】特定疾病保険料払込免除特約

特約名 支給額 支給条件
特定疾病保険料払込免除特約 保険料の支払いが免除される。
(保障は継続する)
特定疾病一時給付特約と同じ。

保険料払込免除特約は、よくCMで見る「以降の保険料は頂きません!」っていう特約です。

保険料の支払いが免除されると確かに嬉しいのですが、保険料払込免除特約は有料です。つければ毎月支払う保険料があがります。

保険料を上げてまで保険料払込免除特約をつけるかは微妙なところですよね。そもそもはなさく生命「はなさく医療」は保険料が高くないですし。個人的には保険料払込免除特約は毎月支払う保険料が1万円を超えることもある終身保険だけ有効だと感じています。

まとめます。

こうしてみると、最後発の医療保険だけあって、各社のいいとこ取りでオプションが構成されてますね。がんに対する保障と女性特有の疾病に対する保障は優秀。うまいことお客さんのニーズを汲み取ってます。

ちなみに、僕がはなさく生命「はなさく医療」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • 基本保障:入院給付金5,000円プラン
  • 特約:退院後通院特約、先進医療特約、がん一時給付特約(50万円)

これに女性だったら女性疾病特約をつけてもよいですね。

しかし、繰り返しますが、他社の医療保険との比較は必須。ここでまとめておきますが、比較対象は以下のとおりです。

●シンプルに基本保障だけでいいなら、チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」と比較。

●男性ならオプションが似ている三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」、もしくはSOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」と比較。保障内容と保険料が納得のいくほうに申し込み。

●女性なら女性疾病特約が手厚い三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」メディケア生命「メディフィットA」を比較。こちらも保障内容と保険料が納得のいくほうに申し込み。

はなさく生命「はなさく医療」のメリット

はなさく生命「はなさく医療」ここがポイント!
  • 【check】特約の種類が豊富。選択肢が多い。
  • 【check】がんに対する保障が手厚い。一時金の支給条件が良く、通院も5年間保障。
  • 【check】女性特有の疾病に対する保障が充実。不妊治療までも保障対象。
  • クレジットカードで保険料の支払いが可能。クレジットカードのポイント還元でお得に。

全て上述しているので、ここでは繰り返しません。

クレジットカードについては書いてなかったですね。はなさく生命「はなさく医療」はオプションをつけまくると保険料が高くなります。クレカ払いでポイント還元されるとお得です。

はなさく生命「はなさく医療」のデメリット

はなさく生命「はなさく医療」のデメリット
  • 【check】相談できる保険ショップが少ない。
  • 【check】180日以内の入院は1回の入院とカウントされる。
  • 【check】復活制度がない。

はなさく生命は設立が2019年4月。まだまだ歴史が浅い生命保険会社なので、取り扱っている保険ショップが少ないんですよね。

このサイトでご紹介している保険の無料相談所でも、取り扱い状況は以下のとおり。

保険見直しラボ ×(取り扱いなし)
保険クリニック 〇(取り扱いあり)

無料で自宅まで訪問してくれる保険見直しラボでは取り扱いがありません。もしかしたら、ご近所の保険ショップでは取り扱っていないことも考えられます。

そしてよくわからないのが。「180日以内の入院が1回の入院とカウントされる」かと思います。

例えば、1回の入院で支払われる入院給付金の限度日数を60日間としていた場合、

はなさく医療:大腸がんで30日入院、その60日後に肺炎で40日入院、合計70日入院⇒入院1回とみなし、60日間分しか入院給付金が支給されない。

他社の医療保険:大腸がんで30日入院。その60日後に肺炎で40日入院、合計70日入院⇒別の入院とみなし、70日間分の入院給付金が支給される。

このような違いあります。180日以内に異なる原因で連続して入院することは稀かと思いますが、ちょっと注意ですね。

はなさく生命「はなさく医療」には復活制度がない。

少し気になる点なので、章立てしました。

一般的な生命保険には復活制度があります。

例えば、

  • 口座振替で契約していたけど、口座に入金し忘れた。
  • クレジットカードの支払限度額を超えてしまっていた。

といったとき、2ヶ月間保険料の支払いがなければ、保険契約は一旦失効します。しかし、その後(概ね3年以内)に保険料の支払いを再開できれば、同じ条件で保険契約を「復活」させることができます。これが復活制度です。

しかし、はなさく生命「はなさく医療」には復活制度がありません。保険契約が一旦失効すると再契約する必要があります。

再契約すると、間違いなく保険料は上がります。

例えば、30歳の時に契約し、40歳で失効した場合、再契約すると40歳で契約した時の保険料となります。医療保険は年齢が上がると保険料も上がります。40歳で契約した保険料は確実に高くなります。

ちゃんと毎月保険料を支払っていればデメリットにはなりませんが、ついうっかりと言うこともあります。この点は注意しておきましょう。

【はなさく生命「はなさく医療」の評価】最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。

評価:「A」(S、A~Cで判定)。

オプションの豊富さと濃さで評価はAでしょう。保険料もさして高くはありません。さすがに最後発の医療保険だけあって、各社のいいとこ取りになってます。選択肢のひとつとして良い医療保険でしょう。

しかし、それでも各社医療保険との比較はしておいて損はありません。ざっとあげると、

●シンプルに基本保障だけでいいなら、チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」と比較。

●男性ならオプションが似ている三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」、もしくはSOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」と比較。保障内容と保険料が納得のいくほうに申し込み。

●女性なら女性疾病特約が手厚い三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」メディケア生命「メディフィットA」を比較。

です。比較してみて、保障内容と保険料に納得がいく医療保険に決めるのが、賢い医療保険の選び方です。

はなさく生命「はなさく医療」の相談をするなら。

はなさく生命は設立から日が浅いので、まだまだ取り扱っている保険ショップは少なめです。そのなかでも、保険クリニックははなさく生命の取り扱いがある貴重な保険ショップです。保険クリニックは、はなさく生命の他にチューリッヒ生命、三井住友海上あいおい生命、メディケア生命とも提携しているので、4つの医療保険をきっちり比較可能です。

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また、最寄りの保険ショップはニアエルから検索と予約ができます。ニアエルなら取り扱っている保険会社から保険ショップを検索もできます。ものすごい便利ですよ。

保険ショップの検索・予約はニアエルで!
保険のプロに無料で相談【保険相談ニアエル】

保険ショップは事前に予約しておきましょう。
・予約しておけば、待たされることはありません。予約優先です(もちろん予約無料)。
・事前に相談内容の概要を伝えておけば、専門スタッフがきっちり下調べしてお出迎えしてくれます。相談が円滑に進みます!

生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。

おすすめされた生命保険に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら、保険ショップは業務停止になってしまいます。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:はなさく生命「はなさく医療」

各社医療保険のいいとこ取りで構成されているはなさく生命「はなさく医療」。あざといですねー。消費者にとっては嬉しいことですけど、生命保険各社はイライラしているでしょう。

ということですので、医療保険をお探しなら、はなさく生命「はなさく医療」を軸に検討してみるのがよいです。はなさく医療より保障内容が自分に合っているか、保険料が安いか、そんな観点で探してみると効率的ですよ。

●シンプルに基本保障だけでいいなら、チューリッヒ生命「終身医療プレミアムDX」と比較。

●男性ならオプションが似ている三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」、もしくはSOMPOひまわり生命「健康をサポートする医療保険 健康のお守り」と比較。保障内容と保険料が納得のいくほうに申し込み。

●女性なら女性疾病特約が手厚い三井住友海上あいおい生命「&LIFE 新医療保険Aプレミア」メディケア生命「メディフィットA」を比較。

こんなかんじです。

しかし、歴史の浅いはなさく生命は取り扱っている保険ショップが少なめ。はなさく生命を取り扱っている保険ショップはニアエルから検索できます。保険ショップの検索と予約は↓をクリック!

保険ショップの予約サイトは【保険相談ニアエル】だけ

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