【評価C】マニュライフ生命「こだわりガン保険」デメリットと評価

いきなり話が逸れてしまうんですが、同じマニュライフ生命の保険なら、終身保険でがんに備えるということもできます。

「終身保険って亡くなった場合に保険金もらえるんでしょ?がんに備えるなんてできないじゃん!」

って思ってしまうんですけど、できてしまいますし、個人的にはそちらの方がおすすめです(後述します)。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」ここがポイント
  • 一時金ベースで保障するがん保険です。
  • 一時金の給付条件はイマイチです。
  • タバコを吸わない方は保険料は割引されますが、すごい安くなるわけではありません。

がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。

①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。

②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。

③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けるたびに定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」は「②一時金ベースで保障するがん保険」です。基本保障は一時金で構成されています。

がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

がん保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。

  1. 先進医療特約の保障内容。保険料が一生涯変わらない終身型であること、保障額上限が2,000万円であること。できれば一時金を受け取れることの3点が重要です。
  2. がん診断一時金の給付条件。がん診断一時金の給付条件は生命保険各社バラバラです。差が出るのは一時金の2回目以降の給付条件です。2回目以降の給付間隔が1年で、給付条件に通院が含まれているのがベストです。
  3. 抗がん剤治療の保障範囲。健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療が保障対象となっていればベストです。

まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、マニュライフ生命「こだわりガン保険」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
先進医療特約の保障内容 タイプ:10年更新型
保障額上限:2,000万円
一時金:5万円
B
がん診断一時金の給付条件 給付回数:無制限
給付間隔:2年
1回目の給付条件:がんと診断確定
2回目以降の給付条件:がんで入院
C
抗がん剤治療の保障範囲 健康保険適用範囲内のみ。 B
30歳の月額保険料
(基本保障一時金100万円・非喫煙者割引あり)
男性:2,507円
女性:2,075円
C
40歳の月額保険料
(基本保障一時金100万円・非喫煙者割引あり)
男性:3,493円
女性:2,608円
会社情報 苦情率:0.726%
ソルベンシーマージン比率:825.9%
会社格付け:A+(SP)
A

先進医療特約は10年更新型です。10年ごとに保険料が上がります。他社は一生涯保険料が変わらない終身型が標準であることを踏まえれば、この点はデメリットでしょう。

また、がん診断一時金の給付条件も微妙です。給付間隔が2年に1回で、2回目以降の給付条件が「入院」に限定されています。かなり重度なステージⅢ・Ⅳのがんと診断された際にボーナスで一時金を給付するというメリットはありますが、その点を考慮してもデメリットが多いかなと感じます。最近のがん保険は「1年に1回、2回目以降は入院でも通院でも一時金給付」が標準です。

抗がん剤治療の保障範囲も公的健康保険が適用される範囲内に限定されています。最近のがん保険は全額自己負担となる自由診療の抗がん剤治療も保障対象にしていることがあります。この点もデメリット。

保険料も決して安いとは言えないでしょう。過去1年間タバコを吸っていない場合は保険料が割引されますが、割引されたとしても他社と比較して「すごい安い!」ということにはなりません。

会社的には安定しています。苦情率が業界平均0.4%を上回る0.726%なのが残念ですが、保険金の支払い能力(ソルベンシーマージン比率)は安全と言わている200%を大きく超える825.9%。格付も「A+」なので”保険契約債務を履行する能力は強い”という評価になっています。

がん保険の相談は保険クリニックで!
(↓をクリックすると保険クリニックへ移動します)

「保険クリニック」生命保険見直し&保険相談

マニュライフ生命「こだわりガン保険」の基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他のがん保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【がん保険】
・がんに備える保険です。
・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。
・保険料が値上がりすることはありません。
基本保障

■ガン診断給付金
【悪性新生物診断給付金】
がんと診断されたとき、または入院したときに一時金給付。
【悪性新生物診断給付金(重度ステージ診断確定時)】
ステージⅢまたはⅣ(かなり末期)と診断されたとき、または白血病等の特定のがんと診断されたときに一時金給付。
【上皮内新生物診断給付金】
初めて上皮内がんと診断されたとき、一時金給付。
■その他の保障
【ガン克服サポート給付金】

ステージⅢまたはⅣと診断、または白血病等の特定のがんと診断されてから5年後に生存していた場合に一時金給付。
特約(オプション)
【ガン入院特約】
がんの入院1日あたり定額給付。
【ガン通院特約】
がんの通院1日あたり定額給付。
【ガン手術・放射線治療特約】
がんの手術・放射線治療を受けたときに定額給付。
【抗ガン剤治療特約】
抗がん剤治療を受けた月に定額給付。
【ガン緩和療養特約】
緩和治療を受けた月に定額給付。
【ガン先進医療特約】
健康保険が適用されない先進医療の技術料と交通費・宿泊費の実費給付。
【悪性新生物保険料払込免除特約】
がんと診断されたときに、以降の保険料支払い免除(保障は継続)。
保険料を支払う期間 10年間、60歳まで、65歳まで、70歳まで、終身(一生涯)から選択可能。
保険料を支払う回数 月払・半年払・年払から選択可能。
保険料を支払う方法 口座振替、クレジットカード払から選択可能。
保障される期間 終身(一生涯)
加入方法 対面

マニュライフ生命「こだわりガン保険」の保障内容を評価します。

冒頭のところで先進医療特約・がん一時金・抗がん剤治療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。

【基本保障】がん診断給付金

基本保障は一時金です。治療の早い段階で大金(100万円とか)が手に入るので、

「がん保険、入っておいて良かった…」

とわかりやすく実感できます。

名称 給付額 給付条件 給付間隔
悪性新生物診断給付金 50万円から300万円の範囲で選択可能 【1回目】がんと診断された場合。
【2回目以降】がんで入院した場合。
2年
(給付回数無制限)
悪性新生物診断給付金
(重度ステージ診断確定時)
上記と同額 ・ステージⅢまたはⅣと診断されたとき。
・特定ガン(白血病や脳の悪性新生物など)と診断されたとき。
1回のみ
上皮内新生物診断給付金 上記の半額 【1回目】上皮内がんと診断された場合。
【2回目以降】上皮内がんで入院した場合。
2年
(給付回数無制限)

以下、ポイントです。

  • 【GOOD!】給付回数無制限。
  • 【BAD】給付間隔が2年。前回の給付から2年待たないと一時金が給付されない。他社は1年もあり。
  • 【BAD】2回目以降の給付は入院が条件。診断・通院だけでは給付されない。他社は診断・通院だけで給付される場合あり。
  • 【BAD】上皮内がんは給付対象だが、一時金が減額される。

2回目以降の給付条件が他社と比較して厳しいです。再発・転移に備えるためにも給付間隔は1年、そして入院が伴わない治療でも給付対象となるのがベストです。マニュライフ生命「こだわりガン保険」はどちら条件も満たしていません。

また、上皮内がんだと一時金が半額になってしまうのもデメリットです。

上皮内がんとはがんの初期段階で、手術でサッと切り取ってしまえば完治する可能性が高いと言われています。

上皮内がんを気にする必要があるのは女性です。乳がんは上皮内がんであっても通常のがんと同程度の治療が必要になるケースがあります。半額だと一時金で治療費をカバーできない可能性が出てきてしまいます。

また、他社には見られない珍しい保障が「悪性新生物診断給付金(重度ステージ診断確定時)」です。

ステージⅢ・Ⅳにがんが進行した場合や、白血病といった重度のがんと診断された場合に1回だけ一時金が給付されます。あって困る保障ではありませんが、長期のがん闘病に備えるのなら、1回限りの一時金をドンっと給付するよりも、悪性新生物診断給付金を1年に1回の間隔で給付した方が良かったのではないかと感じます。

【基本保障】ガン克服サポート給付金

ステージⅢまたはⅣと診断、または白血病等の特定のがんと診断されてから5年後に生存していた場合に一時金としてがん診断給付金の半額が給付されます。

がん保険の本質的な役割は、がんの治療費をサポートすることです。

「生存してますね!おめでとうございます!お祝いとして現金を差し上げます!」

と、お小遣いをあげるのはがん保険の役割ではありません。

「ガン克服サポート給付金」は加入者が支払う保険料が原資です。「ガン克服サポート給付金」が基本保障となっていることで、加入者が支払う保険料は確実に上がります。せめて特約(オプション)化して、加入者が自由に取り外すことができれば良かったのにと感じます。

【重要です】ガン先進医療特約

健康保険が適用されない先進医療の医療費実費が保障される特約です。先進医療は数百万円かかることも多く(全額自己負担)、人生一発退場を避ける上で欠かせない特約です。

給付額 給付条件
・先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障)
・一時金5万円給付。
先進医療を受けた場合。

以下、ポイントです。

  • 【GOOD!】保障期間通算で2,000万円まで保障。
  • 【GOOD!】一時金5万円の給付あり。
  • 【BAD】終身型ではなく、10年更新型。

ちょっと古いがん保険だと先進医療特約の保障額は500万円上限とか1,000万円上限となることもあります。2,000万円は安心感があります。

また、先進医療を対応できる病院は限られているため、遠方に移動することもあり得ます。交通費や宿泊費をカバーするために一時金5万円を給付してくれるのは助かりますよね(給付されないがん保険もあります)。

注意が必要なのは終身型ではなく、10年更新型という点です。

終身…一生涯保険料が変わらない。
10年更新型…10年後に保険料が更新される。

他社の先進医療特約は終身型が多く、一生涯保険料は変わらないのですが、マニュライフ生命「こだわりガン保険」の先進医療特約は10年更新型です。10年ごとに保険料が更新されます。

現在はそれほどメジャーではない先進医療ですが、将来的に普及が進んで保険会社の保険金支払いが膨らめば、契約者が支払う保険料が上がっていくことも想定されます。10年後の保険料が読み切れない10年更新型である点はデメリットでしょう。一生涯保険料が変わらない終身型の方が安心感はあります。

【重要です】抗ガン剤治療特約

抗がん剤治療を受けた月に定額が給付される特約です。

給付額 給付条件 上皮内がん
5万円/月から30万円/月の範囲で選択可能。 抗がん剤治療を受けた場合。
(60回まで給付)
給付対象

抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。

  1. 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
  2. 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。

1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。働きながら抗がん剤治療を受けることも不可能ではありません。本当に怖いのは2のケースです。

2のケースは、

2,3日程度の入院or通院で抗がん剤を打つ→3週間程度自宅療養

を繰り返す「抗がん剤ドロ沼」にハマります。こうなると治療に終わりが見えなくなりますし、副作用が辛くて満足に働くことも難しい…。

こういった悲惨な状況で毎月定額(10万円とか)を給付してくれるのが抗ガン剤治療特約です。優先度は高めです。

ちなみにですが、マニュライフ生命「こだわりガン保険」の抗がん剤保障は健康保険が適用される範囲内に限定されます。日本では未承認であるものの、欧米では承認されて使用が進んでいる自由診療の抗がん剤は保障対象外です。

自由診療の抗がん剤は月100万円程度かかることもあります(全額自己負担)。また、抗がん剤治療を受けた患者のうち、2割弱が自由診療を受けているというデータもあるので、極々マイナーな治療とは言えなくなってきています。

「お金があれば助かるかもしれない!」

という状況を救うことができる保障内容ではありません。

最近発売されたがん保険は自由診療の抗がん剤治療を保障対象としています。例えば、FWD生命「がんベスト・ゴールド」は健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療・ホルモン剤治療を通算3,000万円まで保障。

また、SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」も自由診療の抗がん剤治療を保障対象にできます。それでいて保険料は業界最安値クラス。

自由診療の抗がん剤が保障対象外である点はマニュライフ生命「こだわりガン保険」のデメリットです。

【重要です】ガン手術・放射線治療特約

給付額 給付条件 保障期間 上皮内がん
1回5万円~30万円の範囲で選択可能。
(5万円単位)
所定の手術・放射線治療を受けたとき。 回数無制限。ただし、放射線治療は60日間に1回。 給付対象

がんの3大治療は「手術・抗がん剤・放射線」と言われてますが、上述した抗ガン剤治療特約は抗がん剤治療を保障し、残りの手術と放射線を保障するのがこちらのガン手術・放射線治療特約です。

基本保障のがん診断給付金が1年に1回給付であれば無くてもいいかなと感じますが、上述のとおりマニュライフ生命「こだわりガン保険」のがん診断給付金は2年に1回しか給付されません。2年間は長いです。がんで闘病しているのに、2年間なにも給付されないのは感情的にも辛いものがあります。

その空白の2年を埋める目的なら、ガン手術・放射線治療特約をつけてもよいでしょう。保険料も他社と比較し、高くはありません。

【重要ではありませんが…】ガン入院特約

給付額 給付条件 支払回数 上皮内がん
入院1日あたり5,000円~20,000円の範囲で選択可能。 がんで入院した場合 無制限 給付対象

がんで入院した場合に、入院1日あたりで定額を受け取れる特約です。

がんの治療は入院が短期化し、その分自宅療養をしながらの通院が長引く傾向にあります。入院日数の平均は以下のとおりです。

胃の悪性新生物:19.2日
結腸及び直腸の悪性新生物:15.7日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:16.9日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:16.3日

参考にしたのは生命保険文化センターです。がん系の入院は平均20日未満で退院できます。意外と短いですよね。

なので最近はがんの入院保障が重要視されなくなってきていますが、入院が長期化する可能性はゼロではありません(水泳の池江璃花子さんは10ヶ月入院されたそうです)。発生する確率は低いものの、発生したら致命的なリスクに備えることが保険の役割だとすれば、余裕があれば付加しても良い特約です。

【重要ではありません】ガン通院特約

給付額 給付条件 保障期間 上皮内がん
通院1日あたり2,500円から10,000円の範囲で選択可能。
(500円単位)
がんによる通院をした場合。 退院から365日以内の通院。
(通院60日間限度)
給付対象

がんでの通院1日あたりに定額が給付される特約です。

他社は退院から5年間無制限で通院保障なんていうのもあります(例えば、三井住友海上あいおい生命「&LIFE ガン保険スマート」)。それと比べると、通院保障は弱めです。

まあでも上述した抗がん剤ドロ沼にハマらなければ、通院治療だと働けることも多いんですよね。

通院保障は給付額もたいしたことはないので、

「手続きがめんどくさい!」

と、なることがけっこうあります。ガン通院特約はそこまで重要ではないかと。

【重要です】ガン緩和療養特約

給付額 給付条件 上皮内がん
5万円~30万円/月の範囲から選択可能。
(5万円単位)
所定の緩和ケアを受けたとき。(月1回を限度に保障期間通算12回まで給付) 給付対象

「緩和ケア」と言うのが耳慣れない言葉ですが、がんの痛みを和らげる治療になります。本当の末期で助かる見込みがなくなり、痛みだけでも緩和させていくような治療ですね。

緩和ケアは健康保険が適用されます。がん診断給付金で治療費が確保できてれいば、ガン緩和療養特約の必要性は薄いのですが、がん診断給付金が2年に1回給付であることを踏まえると、追加しておいてもよい特約です。保険料も高くありません。

また、緩和ケアを受けるくらいがんが進行していれば、

「思い残すことなくこの世を去りたい…」

といった考えも浮かんでくるかもしれません。その際にガン緩和療養特約から毎月10万円給付されれば、やれることも広がってくるかと。

【重要ではありません】悪性新生物保険料払込免除特約

よくCMでみる「以降の保険料は頂きません!」っていう保障です。

がんと診断された場合に、以降の保険料支払いが免除されるのですが、そもそもがん保険の保険料は安いため、あまり効果的ではありません。不要でしょう。

【使えます】無料セカンドオピニオンサービス

がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなります。しかし、一般人には医師の知り合いなんていないですよね。そんなときに、無料で医師を紹介してくれるサービスはかなり役に立ちます。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」は無料で医師との面談・電話によるセカンドオピニオンサービスを受けることができます。

【シミュレーション】僕が「こだわりガン保険」に入るなら

僕がマニュライフ生命「こだわりガン保険」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • ガン診断給付金:100万円
  • 特約:ガン先進医療特約、抗ガン剤治療特約(10万円)、ガン手術・放射線治療特約(10万円)

悩みどころは特約に何を選択するかですが、ガン先進医療特約は必須、そしてガン診断給付金が2年に1回しか給付されないことを加味すれば、がんの3大治療(手術・抗がん剤・放射線)は全てカバーしておいた方が安心です。日本には高額医療費制度があるので、給付額は10万円もあれば十分でしょう。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」のデメリット

マニュライフ生命「こだわりガン保険」ここにご注意!
  • 【check】がん診断給付金の2回目以降の支払条件が厳しい。
  • 【check】先進医療特約が10年更新型。
  • 【check】喫煙者の方は保険料が割高に。

繰り返しますが、がん診断給付金が2年に1回給付で、2回目の給付条件が入院というのはちょっと厳しいです。最近のがん保険の主流は「1年に1回給付、2回目以降は入院でも通院でも一時金お支払い」です。この点は大きなデメリットに感じます。

また、先進医療特約が10年更新型という点もデメリットです。先進医療特約を重視するのなら、他社のがん保険との比較は必須でしょう。一生涯保険料が変わらない終身型の先進医療特約が一般的です。

最後に、非喫煙者割引が適用されたとしても保険料は安くありません。同じく非喫煙者割引のあるSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」と保険料を比較してみます。保障内容は極力合わせてますが、ぴったり一致とはなってないので、ここはご参考程度に。

こだわりガン保険 勇気のお守り(がん診断給付型)
保障内容 がん診断一時金100万円 がん診断一時金100万円
40歳男性 3,493円 2,100円
40歳女性 2,608円 1,980円

シンプルに一時金100万円で非喫煙者割引が適用された場合の保険料を比較してみました。保障内容の大きな違いは、

  • 「勇気のお守り」は1年に1回、2回目以降は入院でも通院でも一時金給付。「こだわりガン保険」は2年に1回、2回目以降は入院した場合のみ一時金給付(通院は保障対象外)。
  • 「勇気のお守り」は上皮内がんでも100万円給付。「こだわりガン保険」は50万円給付。
  • 「こだわりガン保険」はステージⅢ・Ⅳで一時金100万円給付。
  • 「こだわりガン保険」はステージⅢ・Ⅳと診断されてから5年間生存していれば50万円給付。

といったところでしょうか。種々の違いはありますが、「勇気のお守り」の1年に1回給付の安心感はデカいです。

そして保険料も「勇気のお守り」の方が安くなってますね。マニュライフ生命「こだわりガン保険」の保険料が安いとは言えません。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」のメリット

マニュライフ生命「こだわりガン保険」ここがポイント!
  • 【check】ステージⅢ・Ⅳと診断された場合はボーナスあり。

ステージⅢ・Ⅳと診断された場合にボーナス一時金が給付される点は、他社にはないのでメリットとして挙げておきます。

まあでもデメリットをひっくり返すくらいの強烈なメリットかというと疑問です。他社との差別化という意味では評価できますが、基本保障が一時金タイプのがん保険なのに「1年に1回一時金給付!」ではなくて2年に1回給付である点は厳しいなあと感じます。

同じマニュライフ生命のこだわりシリーズに入るなら…。

マニュライフ生命は「こだわり」と名前がついた保険シリーズを展開しています。正直なところ、「こだわりがん保険」はイマイチと感じているのですが、「こだわり終身保険V2」はかなり優秀です。

「こだわり終身保険V2」はその名の通り終身保険です。終身保険というのは死亡保障がある生命保険ですが、同時に貯蓄性もあります(解約時に解約返戻金として支払った保険料が戻ってきます)。

ここまでは普通の終身保険です。「こだわり終身保険V2」がちょっと違うのは、

「あなたはがんです」

と医師に診断されたら一気に解約返戻金が増額される点です。

「こだわり終身保険V2」は3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)にかかって所定の条件を満たした場合、解約返戻金が一気に増額されます(払ってない保険料も払ったと見なして増額)。

従って、がんと診断された場合に「こだわり終身保険V2」を解約すれば、解約返戻金をがんの治療費に使えます。また、(がん以外の原因でも)亡くなった場合は死亡保険金を受け取れますし、何事もなく満期を迎えた場合は支払った保険料に多少の利息が上乗せされた解約返戻金を受け取れます。

といったように、臨機応変にいろいろな役割をこなせるのがマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」です。要約すると、

  • 亡くなった場合には死亡保険金を受け取れる。
  • 無事満期を迎えたら、解約返戻金を老後の生活資金に使える。
  • 3大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)に罹ったら、解約返戻金が一気に増額。医療費に使える。

こんな使い方ができます。詳しくは↓のリンクをご参照ください。

マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」

マニュライフ生命「こだわりガン保険」の評価。

評価:「C」(S、A~Cで判定)。

おすすめできる点がなかなか見つからないというのが正直なところです。非喫煙者割引が適用されたとしても保険料は安いとは言えず、保障内容にも目立って良い点は見当たらず…。

よって評価は「C」としました。

「こだわりガン保険」を検討されている方は、同じマニュライフ生命の「こだわり終身保険V2」も検討した方がよいでしょう。マニュライフ生命で選ぶなら、マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」の方が使えるかなぁというのが個人的な印象です。

他社のがん保険との比較なら、

SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。保険料が激安で、一時金の給付条件も悪くありません。自由診療となる抗がん剤治療を保障対象とすることもできます。現在発売されているがん保険のなかでは保険料・保障内容ともにトップクラスです。

FWD生命「がんベスト・ゴールド」。保険料はやや高めですが、自由診療の抗がん剤治療が通算3,000万円保障は画期的です。その他の保障にも大きな欠点はなく、バランスの良いがん保険に仕上がってます。

あたりと比較しておくと良いかと。

がん保険全般の比較は下記リンク先でやってます。こちらもご参考に。

がん保険の保険料比較

マニュライフ生命「こだわりガン保険」の相談をするなら。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」は幅広い保険ショップで取り扱っています。みなさんのご自宅近くの保険ショップでも取り扱ってる可能性が高いです。

けれども、フラッと保険ショップに立ち寄ってみて、

「うち、マニュライフ生命の生命保険取り扱ってないですよ」

なんて言われてら悲しいですよね。そんなことがないように事前に調べておきましょう。手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックならマニュライフ生命はもちろんのこと、比較対象としたSOMPOひまわり生命・FWD生命とも提携しています。

注意!保険ショップは予約しましょう!
保険ショップへの飛び込み相談も可能ですが、スタッフが事前準備できないため最適なプランにたどり着けないことがあります(事前準備にはけっこう時間がかかります)。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。

【オリコン顧客満足度2年連続No.1!】保険クリニック

  • オリコン社顧客満足度調査にて、2年連続No.1を獲得しています。
  • 全国200店舗以上の窓口で相談できます。オンラインでの相談も可能。もちろん相談は無料です。
  • 40社以上の保険会社と提携しています。

保険クリニックの予約は↓をクリック!

保険クリニック

保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。

わかりやすく実績を確認できるのが、オリコン社が毎年行っている保険ショップの顧客満足度調査です。利用者5,826人に対し、保険ショップ全28社に関するアンケート調査を実施。見事に2年連続顧客満足度No.1を獲得しています。

(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/

注目すべきはアフターフォローです。

亡くなったら保障対象になる死亡保険に生命保険会社と揉める要素はありません。一方で、微妙なグレーゾーンが存在するがん保険は、医師が書く診断書の表現ひとつで保障対象にならないことがあります。

そんなときに、

「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」

といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけ。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。

保険ショップ全28社のなかで、保険クリニックはアフターフォローの満足度もNo.1です。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。

実際に利用した方の口コミは以下のとおり。

「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」

という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。

予約は簡単です。

①保険クリニックのサイトにアクセスする。

保険クリニック

②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。

③予約日時を選択する。

④以下を入力して予約完了。

  • 相談方法(来店or訪問)
  • 名前
  • 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
  • 要望等(任意入力)

これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。マニュライフ生命はもちろんのこと、比較対象としたSOMPOひまわり生命・FWD生命とも提携しているので、比較もかんたんにやってくれます。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。

保険クリニックの予約は↓をクリック!

保険クリニック

生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:マニュライフ生命「こだわりガン保険」

イマイチかなあと…。マニュライフ生命が素晴らしいのは「こだわり終身保険V2」です。

  • 亡くなった場合には死亡保険金を受け取れる。
  • 無事満期を迎えたら、解約返戻金を老後の生活資金に。
  • 保障期間中に3大疾病に罹ったら、解約返戻金を医療費に使える。

こんな使い方ができる終身保険です。「こだわりガン保険」を検討されている場合は、こちらも検討対象に含めてみてください。

他社のがん保険との比較なら、

SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。保険料が激安で、一時金の給付条件も悪くありません。自由診療となる抗がん剤治療を保障対象とすることもできます。現在発売されているがん保険のなかでは保険料・保障内容ともにトップクラスです。

FWD生命「がんベスト・ゴールド」。保険料はやや高めですが、自由診療の抗がん剤治療が通算3,000万円保障は画期的です。その他の保障にも大きな欠点はなく、バランスの良いがん保険に仕上がってます。

あたりと比較しておくと良いかと。

マニュライフ生命の生命保険は保険クリニックで相談できます。SOMPOひまわり生命・FWD生命とも提携してるので、比較もかんたんにやってくれますよ。

保険クリニックの予約は↓をクリック!

保険クリニック

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする