【評価B】マニュライフ生命「こだわりガン保険」デメリットと評価

がんが進行してステージⅢ・Ⅳ(かなり末期)と診断された場合に一時金が給付されるという珍しい仕組みを持つマニュライフ生命「こだわりガン保険」。タバコを吸わない方は保険料が約20%割引されるので、非喫煙者の方は要チェックながん保険です(割引されない喫煙者の方はスルーしてもよいかと)。

で、いきなり話が逸れてしまうんですが、同じマニュライフ生命の保険なら、終身保険でがんに備えるということもできます。

「終身保険って亡くなった場合に保険金もらえるんでしょ?がんに備えるなんてできないじゃん!」

って思ってしまうんですけど、できてしまうんです(詳しくは最後に書きます)。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」ここがポイント
  • 一時金ベースで保障するがん保険です。
  • タバコを吸わない方は保険料は割引されます。
  • 逆に言うと、タバコを吸う方の保険料は割高になります。
  • がんが進行すると保障が手厚くなる珍しいがん保険です。

がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。

①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。

②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。

③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けるたびに定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」は「②一時金ベースで保障するがん保険」です。基本保障は一時金で構成されています。

がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

がん保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。

  1. 先進医療特約の保障内容。保険料が一生涯変わらない終身型であること、保障額上限が2,000万円であること。できれば一時金を受け取れることの3点が重要です。
  2. がん診断一時金の給付条件。がん診断一時金の給付条件は生命保険各社バラバラです。差が出るのは一時金の2回目以降の給付条件です。2回目以降の給付間隔が1年で、給付条件に通院が含まれているのがベストです。
  3. 通院保障の保障期間。通院保障の保障期間も生命保険各社バラバラです。最近のがん治療は入院が短期化しており、その代わりに通院が長期化しています。
  4. 抗がん剤治療の保障範囲。健康保険が適用されない自由診療の抗がん剤治療が保障対象となっていればベストです。

まずはざっと概要を書いておきます。上の4点について、マニュライフ生命「こだわりガン保険」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
(S、A~C)
先進医療特約の保障内容 タイプ:10年更新型
保障額上限:2,000万円
一時金:5万円
C
がん診断一時金の給付条件 給付回数:無制限
給付間隔:2年
1回目の給付条件:がんと診断確定
2回目以降の給付条件:がんで入院
C
通院保障 給付回数:無制限
保障期間:退院後365日以内(60日限度)
上皮内がん:対象
※入院しない通院でも給付対象。
B
抗がん剤治療の保障範囲 健康保険適用範囲内のみ。 B

先進医療特約は10年更新型。10年ごとの保険料が上がります。

また、がん診断一時金の2回目以降の給付条件が入院に限定されていて通院のみ治療だと保障対象外になるのと、給付間隔が2年に1回である点がちょっと厳しいです。通院保障も保障期間が退院後365日までなので、長期間の通院を考えると寂しい保障内容です。

基本保障にいろいろな保障が盛り込まれているため、保険料も高くなりがちです。非喫煙者割引がありますが、割引が適用されたとしても、他社と比較してそこまで保険料は安くなりません。

保険料が安くならない要因は、がんが進行してステージⅢ・Ⅳ(かなり末期)と診断された場合に一時金が給付されるためでしょう。この一時金はもちろん治療費にも使えますが、

「この一時金で余生を存分に楽しんでください…」

という意味合いが含まれているのでしょう。

がんの進行状況によって保障が変わるのは珍しいです。この点は他社にはあまり見られない特徴ですね。この保障を必要と感じるかどうかがマニュライフ生命「こだわりガン保険」を選ぶかの決め手でしょう。

ちなみに、がん保険は下記のリンク先で比較をしています。こちらもご参考に。

がん保険おすすめ比較ランキング

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マニュライフ生命「こだわりガン保険」の基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他のがん保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【がん保険】
・がんに備える保険です。
・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。
・保険料が値上がりすることはありません。
基本保障
(取り外しができない保障)


■ガン診断給付金
【悪性新生物診断給付金】
がんと診断されたとき、または入院したときに一時金が給付されます。
【悪性新生物診断給付金(重度ステージ診断確定時)】
ステージⅢまたはⅣ(かなり末期)と診断されたとき、または白血病等の特定のがんと診断されたときに一時金が給付されます。
【上皮内新生物診断給付金】
初めて上皮内がんと診断されたとき、一時金が給付されます。
■その他の保障
【ガン克服サポート給付金】

ステージⅢまたはⅣと診断、または白血病等の特定のがんと診断されてから5年後に生存していた場合に一時金が給付されます。
特約
(好みによってつけたり外したりができる保障)
【ガン入院特約】
がんの入院1日あたり定額が給付されます。
【ガン通院特約】
がんの通院1日あたり定額が給付されます。
【ガン手術・放射線治療特約】
がんの手術・放射線治療を受けたときに、定額が給付されます。
【抗ガン剤治療特約】
抗がん剤治療を受けた月に定額が給付されます。
【ガン緩和療養特約】
がんの痛みを和らげる緩和治療を受けたときに、一時金が給付されます。
【ガン先進医療特約】
健康保険が適用されない先進医療の技術料と交通費・宿泊費の実費が給付されます。
【悪性新生物保険料払込免除特約】
がんと診断されたときに、以降の保険料支払いが不要となります(保障は継続します)。
保険料を支払う期間 10年間、60歳まで、65歳まで、70歳まで、終身(一生涯)から選択可能。
保険料を支払う回数 月払・半年払・年払から選択可能。
保険料を支払う方法 口座振替、クレジットカード払から選択可能。
保障される期間 終身(一生涯)
加入方法 対面

【マニュライフ生命「こだわりガン保険」】保障内容を評価します。

がん保険は各社趣向を凝らした特約をラインナップしてます。それはもうラインナップし過ぎてどれが必要で、どれが不要かわからなくなるほどです。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」も様々な特約があります。その特約ひとつひとつを評価していきたいと思います。

【基本保障】がん診断給付金

がんと診断された場合に一時金が給付される保障です。基本保障なので、取り外しはできません。

名称 給付額 給付条件 給付間隔
悪性新生物診断給付金 50万円から300万円の範囲で選択可能 【1回目】がんと診断された場合。
【2回目以降】がんで入院した場合。
2年
(給付回数無制限)
悪性新生物診断給付金
(重度ステージ診断確定時)
上記と同額 ・ステージⅢまたはⅣと診断されたとき。
・特定ガン(白血病や脳の悪性新生物など)と診断されたとき。
1回のみ
上皮内新生物診断給付金 上記の半額 【1回目】上皮内がんと診断された場合。
【2回目以降】上皮内がんで入院した場合。
2年
(給付回数無制限)

以下、ポイントです。

  • 【GOOD!】給付回数無制限。
  • 【BAD】上皮内がんは給付対象だが、一時金が減額される。
  • 【BAD】給付間隔が2年。前回の給付から2年待たないと一時金が給付されない。他社は1年もあり。
  • 【BAD】2回目以降の給付は入院が条件。診断・通院だけでは給付されない。他社は診断・通院だけで給付される場合あり。

2回目以降の給付条件が他社と比較して厳しいです。がんは再発・転移の可能性があるので、給付間隔は1年、そして入院が伴わない治療でも給付対象となるのがベストです。マニュライフ生命「こだわりガン保険」はどちら条件も満たしていません。

また、上皮内がんの一時金が半額になってしまうのもデメリットです。

上皮内がんとはがんの初期段階で、手術でサッと切り取ってしまえば完治する可能性が高いと言われています。

上皮内がんを気にする必要があるのは女性です。乳がんは上皮内がんであっても通常のがんと同程度の治療が必要になるケースがあります。半額だと一時金で治療費をカバーできない可能性が出てきてしまいます。

そして、人によってメリットにもなり、デメリットにもなるのが「悪性新生物診断給付金
(重度ステージ診断確定時)」です。

がんが進行していたり、重度のがんの場合は一時金が増額されるという保障ですが、高額医療費制度があれば、医療費の上限額はある程度決まります。がんが進行した、もしくは重度のがんだからと言って、医療費の上限は変わりません。

じゃあ何のための一時金かということですが、これは

「思い残すことなく、最後に好きなことをやっておくためのお金」

という意味合いも含まれているのでしょう。家族との旅行だとか、個人的な趣味だとか、思う存分やりたいことをやっておくための資金になります。この保障が必要となるかは個人の価値観によって変わりますよね。絶対に必要!ではありません。

この保障をどのように判断するかがマニュライフ生命「こだわりガン保険」に入るかどうかの決め手ではないかと。

ちなみに、「悪性新生物診断給付金(重度ステージ診断確定時)」が保障されることで、基本保障の保険料はかなり上がっていると推測されます。加入者が自由に取り外せるオプション化した方が良かったのではないかと思います。

【基本保障】ガン克服サポート給付金

ステージⅢまたはⅣと診断、または白血病等の特定のがんと診断されてから5年後に生存していた場合に一時金としてがん診断給付金の半額が給付されます。

がん保険の本質的な役割は、がんの治療費をサポートすることです。

「生存してますね!おめでとうございます!お祝いとして現金を差し上げます!」

というのはがん保険の役割ではありません。

また「ガン克服サポート給付金」は加入者が支払う保険料が原資です。「ガン克服サポート給付金」が基本保障となっていることで、加入者が支払う保険料は上がります。

せめて特約(オプション)化されていて、加入者が自由に取り外せればいいのですが、基本保障なので取り外すこともできません。この保障の必要性も薄いでしょう。基本保障から外して保険料を安くした方がよいのにと思います。

【そんなに重要じゃありません】ガン入院特約

給付額 給付条件 支払回数 上皮内がん
入院1日あたり5,000円~20,000円の範囲で選択可能。 がんで入院した場合 無制限 給付対象

がんで入院した場合に、入院1日あたりで定額を受け取れる特約です。オーソドックスながん保険だと、入院に対する保障が基本保障になってたりします。

がんの治療は入院が短期化し、その分自宅療養をしながらの通院が長引く傾向にあります。入院日数の平均は以下のとおりです。

胃の悪性新生物:19.2日
結腸及び直腸の悪性新生物:15.7日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:16.9日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:16.3日

参考にしたのは生命保険文化センターです。がん系の入院は平均20日未満で退院できます。意外と短いですよね。

このサイトでは、がんの医療費はがん保険の診断一時金で早期に確保しておくことを推奨しています。早い段階で医療費の不安を軽減することで、治療に専念できるようになるのがその理由です。

従って、がん入院特約の必要性は薄いと考えます。治療費は基本保障の一時金で確保です。

ちなみに、入院給付金は健康保険が適用されない以下の費用に使われることが多いです。

  • 差額ベッド代(個室代)
  • 食事代
  • 交通費
  • 入院中の生活雑貨

上の4点は全額自己負担となります。でも、各々どれくらいかかるか想像もつきませんよね。個別に見ていきます。

差額ベッド代:平均6,188円

差額ベッド代は1部屋を何人で使うかによって料金が変わります。厚生労働省の調査によると平均は以下のとおり。

1人部屋 7,797円
2人部屋 3,087円
3人部屋 2,800円
4人部屋 2,407円

1人部屋が突出してます。プライベートが確保できる1人部屋なら、周囲に気遣いせず治療に専念できますよね。特に女性の場合はプライベートが守れる1人部屋願望が強いかもしれません。

ちなみに、大部屋なら差額ベッド代は不要です。

食事代:1食460円(1日1,380円)

食事代は固定額です。ただし、住民税非課税世帯等の場合はもう少しお安くなります。
(参考 全国健康保険協会

交通費、生活雑貨:マチマチ

交通費、生活雑貨は人によってマチマチですよね。自宅近くに病院に入院すれば安く済みますし、遠くであれば交通費はかかります。

以上、合計すると差額ベッド代平均と食事代で7,568円となりました。この金額に、交通費や生活雑貨、そのほか諸々の費用が追加されると、入院1日あたり10,000円あれば優雅な闘病生活が遅れそうですね。

【そこそこ重要です】ガン通院特約

がんでの通院1日あたりに定額が給付される特約です。通院時の医療費に充てられることが多く、長期間の通院を保障できるかが重要です。

給付額 給付条件 保障期間 上皮内がん
通院1日あたり2,500円から10,000円の範囲で選択可能。
(500円単位)
がんによる通院をした場合。 退院から365日以内の通院。
(通院60日間限度)
給付対象

以下、ポイントです。

  • 【BAD】保障期間が365日しかない。他社のがん保険は5年保障あり。
  • 【BAD】入院したあとの通院のみ保障対象。他社のがん保険は入院のない通院も保障対象となる場合あり。
  • 【GOOD!】上皮内がんも給付対象。通院給付金が減額されることもない。

繰り返しますが、がんの治療は入院から長期間の通院に軸足が移っています。マニュライフ生命「こだわりガン保険」は長期間の通院を支えるには、ちょっと頼りないですね…。他社のがん保険には、がんと診断されてから5年間の通院を回数無制限で保障するタイプもあります。例えば三井住友海上あいおい生命「&LIFE ガン保険スマート」はしっかりと5年間無制限保障です。

ただし、保障が薄め分、毎月支払う保険料は他社と比較して激安です。マニュライフ生命「こだわりガン保険」に入るなら、つけておいた方がよいオプションです。

【そんなに重要じゃありません】ガン手術・放射線治療特約

給付額 給付条件 保障期間 上皮内がん
1回5万円~30万円の範囲で選択可能。
(5万円単位)
所定の手術・放射線治療を受けたとき。 回数無制限。ただし、放射線治療は60日間に1回。 給付対象

手術や放射線治療を受けた際に定額を受け取れる特約ですが、治療費をがん診断給付金で確保できていれば、必要性は薄いでしょう。そんなに重要じゃありません。

しかし、先述のとおりマニュライフ生命「こだわりガン保険」のがん診断給付金は2年に1回しか給付されません。2年間は長いです。がんで闘病しているのに、2年間なにも給付されないのは感情的にも辛いものがあります。

その空白の2年を埋める目的なら、ガン手術・放射線治療特約をつけてもよいでしょう。保険料も他社と比較し、高くはありません。

【そこそこ重要です】抗ガン剤治療特約

抗がん剤治療を受けた月に定額が給付される特約です。

給付額 給付条件 上皮内がん
5万円/月から30万円/月の範囲で選択可能。 抗がん剤治療を受けた場合。
(60回まで給付)
給付対象

抗がん剤治療が必要になるケースは大きく2パターンあります。

  1. 手術でがんを切除できて、再発予防するための抗がん剤治療。
  2. 手術でがんを切除できず、進行を遅らせるための抗がん剤治療。

1のケースはあっさりと抗がん剤治療は終了します。長引くのは2のケースですね。

2のケースだと働くこともままならず、収入減もあり得ます。さらに、抗がん剤治療はなかなかのお値段。高額医療費制度の満額まで使い切ることも考えられます。

がん診断給付金でまとまった金額を確保できていれば、抗がん剤治療特約はそこまで重要ではありませんが、診断給付金の給付間隔が2年であることを踏まえると、つけておいても良い特約です。空白の2年を埋めるには必要かとも思います。

ちなみにですが、保障対象となる抗がん剤治療は健康保険が適用されるものに限ります。欧米では承認されているものの、日本未承認で健康保険が適用されない抗がん剤は給付対象外となります。健康保険が適用されない治療こそ、民間のがん保険の出番なのにちょっと悲しいですよね…。

FWD富士生命「がんベスト・ゴールド」は日本未承認で自由診療となる抗がん剤の治療費を3,000万円まで保障する強力なオプションがあります。抗がん剤治療が気になる方は、こちらも要チェックです。

【そんなに重要じゃありませんが…】ガン緩和療養特約

給付額 給付条件 上皮内がん
5万円~30万円/月の範囲から選択可能。
(5万円単位)
所定の緩和ケアを受けたとき。(月1回を限度に保障期間通算12回まで給付) 給付対象

「緩和ケア」と言うのが耳慣れない言葉ですが、がんの痛みを和らげる治療になります。本当の末期で助かる見込みがなくなり、痛みだけでも緩和させていくような治療ですね。

緩和ケアは健康保険が適用されます。がん診断給付金で治療費が確保できてれいば、ガン緩和療養特約の必要性は薄いのですが、がん診断給付金が2年に1回給付であることを踏まえると、追加しておいてもよい特約です。保険料も高くありません。

また、緩和ケアを受けるくらいがんが進行していれば、

「思い残すことなくこの世を去りたい…」

といった考えも浮かんでくるかもしれません。その際にガン緩和療養特約から毎月10万円給付されれば、やれることも広がってくるかと。

【重要です】ガン先進医療特約

健康保険が適用されない先進医療を受けた際に一時金が給付される特約です。先進医療は数百万円かかることも多く(全額自己負担)、人生一発退場を避ける上で欠かせない特約です。

給付額 給付条件
・先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障)
・一時金5万円給付。
先進医療を受けた場合。

以下、ポイントです。

  • 【GOOD!】保障期間通算で2,000万円まで保障。
  • 【GOOD!】一時金5万円の給付あり。
  • 【BAD】終身型ではなく、10年更新型。

他社の先進医療特約は保障期間通算500万円とか1,000万円までの保障もあり、2,000万円は手厚い保障です。

また、先進医療を対応できる病院は限られているため、遠方に移動することもあり得ます。その場合の一時金5万円を給付してくれるのは助かりますよね。
(給付されないがん保険もあります)

しかし、注意が必要なのは終身型ではなく、10年更新型という点です。

終身…一生涯保険料が変わらない。
10年更新型…10年後に保険料が更新される。

他社の先進医療特約は終身型が多く、一生涯保険料は同じなのですが、マニュライフ生命「こだわりガン保険」の先進医療特約は10年更新型です。10年ごとに保険料が上がります。

先進医療は進歩していき、医療の現場で使われる場面が増えていきます。しかし、全額自己負担となるので、頼れるのは民間の医療保険。そうなると、生命保険会社が高額な医療費を負担することになり、結果として加入者の保険料が上がることにつながります。

従って、現状は各社毎月100円程度の保険料で先進医療特約をつけられますが、10年後・20年後には10倍・100倍になっている可能性もあります。10年ごとに保険料は見直されますが、現状より安くなる可能性は低いでしょう。

他社の先進医療特約は終身型であることが多く、更新型である点はマニュライフ生命「こだわりガン保険」の大きなデメリットです。

【そんなに重要じゃありません】悪性新生物保険料払込免除特約

よくCMでみる「以降の保険料は頂きません!」っていう保障です。

がんと診断された場合に、以降の保険料支払いが免除されるのですが、そもそも保険料は安いため、あまり効果的ではありません。不要でしょう。

【使えます】無料セカンドオピニオンサービス

がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなります。しかし、一般人には医師の知り合いなんていないですよね。そんなときに、無料で医師を紹介してくれるサービスはかなり役に立ちます。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」は無料で医師との面談・電話によるセカンドオピニオンサービスを受けることができます。

まとめます。

僕がマニュライフ生命「こだわりガン保険」に入るなら、以下の保障内容にします。

  • ガン診断給付金:50万円
  • 特約:がん先進医療特約、がん通院特約(5,000円)

繰り返しますが、マニュライフ生命「こだわりガン保険」は

  • タバコを吸わない方(割引が適用されます)。
  • 悪性新生物診断給付金(重度ステージ診断確定時)に魅力を感じる方。

この2点にあてはまるならおすすめです。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」のデメリット

マニュライフ生命「こだわりガン保険」ここにご注意!
  • 【check】がん診断給付金の2回目以降の支払条件が厳しい。
  • 【check】通院保障が薄い。
  • 【check】先進医療特約が更新型。
  • 【check】喫煙者の方は保険料が割高に。

1点目から3点目までは上述しているので、細かくは繰り返しません。

がん診断給付金が2年に1回給付で、2回目の給付条件が入院というのはちょっと厳しいです。がん保険の一時金保障が重要と考えるのなら、マニュライフ生命「こだわりガン保険」は選択肢に入りません。

また、先進医療特約が10年更新型という点もデメリットです。先進医療特約を重視するのなら、他社のがん保険との比較は必須でしょう。他社には一生涯保険料が変わらない終身型の先進医療特約があります。

4点目はメリットの裏返しです。喫煙者の方は他社のがん保険を検討した方がよいでしょう。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」のメリット

マニュライフ生命「こだわりガン保険」ここがポイント!
  • 【check】非喫煙者は割引が適用される。

非喫煙者割引があるがん保険は珍しいので、メリットにあげました。

がん保険は各社保障内容に特色があるので、同条件での保険料比較は難しいのですが、参考程度に保険料を比較します。対象は保障内容が類似するFWD富士生命「がんベスト・ゴールド」です。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」 FWD富士生命「がんベスト・ゴールド」
基本保障:悪性新生物診断給付金50万円,上皮内新生物診断給付金25万円、ガン克服サポート給付金25万円
特約:なし
基本保障:がん診断給付金50万円、保険料払込免除
特約:なし
40歳男性保険料
(非喫煙)
40歳男性保険料
(喫煙)
40歳男性保険料
1,716円 2,143円 2,472円

保険料はマニュライフ生命「こだわりガン保険」の方が安いのですが、保障内容に違いがあります。保障範囲はFWD富士生命の方が広いです(よって保険料も高くなる)。

  • FWD富士生命「がんベスト・ゴールド」は保険料払込免除込み(本当は外したいんですけど、基本保障なので外せない)。
  • FWD富士生命「がんベスト・ゴールド」は上皮内がんでも一時金が減額されない。
  • 2回目以降のがん一時金支払い条件に相違あり。FWD富士生命「がんベスト・ゴールド」は1年に1回一時金給付で、2回目以降は入院のない通院でも給付対象となる。

保険料が安くなる非喫煙者の方は、マニュライフ生命「こだわりガン保険」も検討対象に含めてもいいでしょう。喫煙者の方でもマニュライフ生命「こだわりガン保険」の方が保険料は安くなりますが、保障内容の違いを考えるとFWD富士生命「がんベスト・ゴールド」が優勢かなあという印象です。

悔やまれるのがマニュライフ生命「こだわりガン保険」の基本保障がてんこ盛りになっていることです。ガン克服サポート給付金をオプション化すれば、非喫煙者にとってかなりお手頃で良いがん保険になるのに…。

【おまけ」同じマニュライフ生命のこだわりシリーズに入るなら…。

マニュライフ生命は「こだわり」と名前がついた保険シリーズを展開しています。正直なところ、「こだわりがん保険」はイマイチと感じているのですが、「こだわり終身保険V2」はかなり優秀です。

「こだわり終身保険V2」はその名の通り終身保険です。終身保険というのは死亡保障がある生命保険ですが、同時に貯蓄性もあります(解約時に解約返戻金として支払った保険料が戻ってきます)。

「こだわり終身保険V2」の大きなメリットは、3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)にかかって所定の条件を満たした場合、解約返戻金が一気に増額されるという点です(払ってない保険料の分まで総額されます)。

従って、がんと診断された場合に「こだわり終身保険V2」を解約すれば、解約返戻金をがんの治療費に使えます。また、亡くなった場合は死亡保険金を受け取れますし、何事もなく満期を迎えた場合は支払った保険料に多少の利息が上乗せされた解約返戻金を受け取れます。

といったように、臨機応変にいろいろな役割をこなせるのがマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」です。要約すると、

  • 亡くなった場合には死亡保険金を受け取れる。
  • 無事満期を迎えたら、解約返戻金を老後の生活資金に。
  • 保障期間中に3大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)に罹ったら、解約返戻金が一気に増額。医療費に使える。

こんな使い方ができます。詳しくは↓のリンクをご参照ください。

マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」

マニュライフ生命「こだわりガン保険」の評価。

評価:「B」(S、A~Cで判定)。

おすすめできる方が非常に限定的だと感じます。

  • タバコを吸わない方(割引が適用されます)。
  • 悪性新生物診断給付金(重度ステージ診断確定時)に魅力を感じる方。

この2点にあてはまるなら、検討の余地はあるかと。喫煙者の方は保険料高くなってしまうんで、全くのスルーでいいでしょう。全般的に評価は「C」寄りの「B」です。

また、タバコを吸わない方は、マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」とも比較しておいた方がよいです。こちらも非喫煙者割引があります。同じマニュライフ生命で選ぶなら、マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」の方が使えるかなぁというのが個人的な印象です。

ちなみにですが、がん保険をお探しなら、

●入院・通院・各種治療に対するバランスが良く、一時金の給付間隔も1年。保険料も安く収まる三井住友海上あいおい生命「&LIFE ガン保険スマート」

●治療ベースのがん保険でがんの3大治療(手術・抗がん剤・放射線)と自由診療の抗がん剤治療もしっかりカバー。特約を追加すれば一時金や通院も保障対象にできて、それなのに保険料は安く収まるメディケア生命「メディフィットがん保険」。

●一時金ベースのがん保険で一時金給付の条件は完璧。女性特有のがんの手術を手厚く保障できて、しかも自由診療となる抗がん剤治療を3,000万円まで保障するFWD富士生命「がんベスト・ゴールド」

少なくとも、この3つのがん保険と比較はしておいてください!

マニュライフ生命「こだわりガン保険」の相談をするなら。

マニュライフ生命「こだわりガン保険」は幅広い保険ショップで取り扱っています。みなさんのご自宅近くの保険ショップでも取り扱ってる可能性が高いです。

けれども、フラッと保険ショップに立ち寄ってみて、

「うち、マニュライフ生命の生命保険取り扱ってないですよ」

なんて言われてら悲しいですよね。そんなことがないように事前に調べておきましょう。手堅いのは保険見直し本舗です。

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  • 全国300ヵ所以上の窓口で対面で相談できます。もちろん相談は無料です。
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予約は簡単です。まずは相談方法を下記の3つから選びます。

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オンライン相談可能な点が魅力的ですよね。どこかに行く必要もなく、スタッフが自宅にくることもなく、安全に気軽に相談できます。

続いて相談に必要な情報を入力します。具体的には

  • 相談希望日時
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こんな情報です。相談したい内容もざっくりと入力できます(任意ですが入力しておいた方がいいです)。

これで予約は完了。ほんとに30秒で予約できますよ。

実際に利用した方々の口コミはこんな感じです。

口コミの評価は概ね上々です。僕も長いこと保険業界の端っこにいますが、保険見直し本舗の悪い噂は聞いたことない。

40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。選択肢の広さが嬉しいですよね。この記事でご紹介したマニュライフ生命・三井住友海上あいおい生命・メディケア生命・FWD富士生命の4社全てとも提携しています。

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相談の申し込みはとっても簡単。

  1. ネットの申し込みフォームから相談内容、基本的な情報(名前や住所等)を入力する。3分くらいで終わります。
  2. オペレーターから電話がくる。相談する日程と場所の調整をする。
  3. 担当FPがやってくる。

これだけです。

ちなみにですが、保険見直しラボを実際に利用した人の口コミは以下のとおり。この人たちは、保険見直しラボの支社に出向いて相談したようです。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

何回相談しても無料!【保険見直しラボで保険相談】

念のためお伝えしておくと、保険見直しラボはマニュライフ生命と提携しているのでご安心を。三井住友海上あいおい生命、FWD富士生命ともて提携しています(メディケア生命とは未提携です)。

とはいえ、保険見直しラボなんて聞いたことないよ!という方が大半ではないでしょうか。保険見直しラボについては下記のリンク先に詳しく書いてます。大丈夫です。ちゃんとした会社ですよ。

顧客満足96.8%の保険見直しラボ

生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

とはいえ、いきなり保険ショップだの、保険見直しラボで相談するなんてちょっと不安ですよね。

わかります。保険ショップを利用された方に話を聞くと、始めは緊張したっていう方がものすごく多いんです。

しかし、生命保険の相談はそんなに身構える必要はありません。スタッフは相談されるプロですので、和やかな雰囲気で親身になってアドバイスしてくれます。

相談はもちろん無料です。保険ショップでも、保険見直しラボでも無料で相談できます。

しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。

おすすめされた生命保険に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら、保険ショップや保険見直しラボは業務停止になってしまいます。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありませんよ!

まとめ

公式サイト:マニュライフ生命「こだわりガン保険」

  • タバコを吸わない方(割引が適用されます)。
  • 悪性新生物診断給付金(重度ステージ診断確定時)に魅力を感じる方。

この2点にあてはまるなら検討の余地ありです。なんですけど、マニュライフ生命が素晴らしいのは「こだわり終身保険V2」です。

  • 亡くなった場合には死亡保険金を受け取れる。
  • 無事満期を迎えたら、解約返戻金を老後の生活資金に。
  • 保障期間中に3大疾病に罹ったら、解約返戻金を医療費に使える。

こんな使い方ができる終身保険です。がん保険を検討されている場合は、こちらも検討対象に含めてみてください。

マニュライフ生命の生命保険は保険見直し本舗で加入できます。この記事でご紹介した4社全てと提携しているので、手っ取り早いのは保険見直し本舗です。

保険見直し本舗

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