チューリッヒ生命には「定期保険プレミアムDX」という非喫煙者で血圧が標準値なら保険料が割引される定期保険があるのですが、2022年3月に改定があり、加入上限が49歳までに制限されました。
その代わりでもないと思いますが、50歳以上だと加入できるのがこちらのチューリッヒ生命「定期保険プラチナ」。
「定期保険プレミアムDX」にある割引はありませんし、そもそもの保険料も高め。あえて「定期保険プラチナ」を選ぶ理由は見当たりません。「定期保険プレミアムDX」に加入していた方が50歳を過ぎて更新するとなった場合でも、他社の定期保険と比較しておいて損はないでしょう。
定期保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。
定期保険は安いが正義です。とにかく安く!
まずはざっと概要を書いておきます。上記3点についてチューリッヒ生命「定期保険プラチナ」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
50歳の月額保険料 (保険金額2000万円、保障期間10年間) |
男性:8,680円 女性:5,740円 |
C |
特約について | 【災害割増特約】 不慮の事故または所定の感染症による死亡・高度障害時に保険金が上乗せされる。 【特定疾病保険料払込免除特約】 特定疾病で保険料の払込みが免除される。 |
A |
クレジットカード払い | 可能 | A |
会社情報 | 苦情率:0.725% ソルベンシーマージン比率:1083.6% 会社格付け:AA(SP) |
A |
冒頭書いたとおり保険料は高め。非喫煙者の方ならメットライフ生命「スーパー割引定期保険」との比較は必須でしょうし、そうでなくてもメディケア「メディフィット定期保険」と比較しておいた方がよいでしょう(このあと比較します)。
会社的には安定しています。苦情率が業界平均0.4%を上回る0.725%なのが残念ですが、保険金の支払い能力(ソルベンシーマージン比率)は安全と言わている200%を大きく超える1083.6%。格付も「AA」なので”保険契約債務を履行する能力は非常に強い”という評価になっています。チューリッヒ生命がいますぐ危ない!ということはないでしょう。
生命保険の相談は保険クリニックで!
(↓をクリックすると保険クリニックへ移動します)
チューリッヒ生命「定期保険プラチナ」のメリット
保険料払込免除特約とは、所定の条件を満たした場合に以降の保険料支払いが免除されるオプションです(もちろん保障は継続)。
保険料支払いが免除される条件は以下のとおり。3大疾病型と5大疾病型の2タイプから選択できます。
【3大疾病型】
① 初めてガン(悪性新生物・上皮内新生物)と診断確定されたとき
② 急性心筋梗塞で1日以上の入院をされたとき、または所定の手術を受けたとき
③ 所定の急性心筋梗塞以外の心疾患で継続20日以上の入院をされたとき、または所定の手術を受けたとき
④ 脳卒中で1日以上の入院をされたとき、または所定の手術を受けたとき
⑤ 脳卒中以外の脳血管疾患で継続20日以上の入院をされたとき、または所定の手術を受けたとき
【5大疾病型】
① 初めてガン(悪性新生物・上皮内新生物)と診断確定されたとき
② 急性心筋梗塞で1日以上の入院をされたとき、または所定の手術を受けたとき
③ 所定の急性心筋梗塞以外の心疾患で継続20日以上の入院※2をされたとき、または所定の手術を受けたとき
④ 脳卒中で1日以上の入院をされたとき、または所定の手術を受けたとき
⑤ 脳卒中以外の脳血管疾患で継続20日以上の入院※2をされたとき、または所定の手術を受けたとき
⑥ 肝疾患で継続20日以上の入院をされたとき、または所定の手術を受けたとき
⑦ 腎疾患で継続20日以上の入院をされたとき、または所定の手術を受けたとき
他社の定期保険だと同様の保険料払込免除特約を選べないこともありますし、50歳を超えると月々の保険料も高くなるのでメリットとしていますが、保険料払込免除特約は有料オプションです。付加すると1割程度保険料が上がります。必要かどうかはよくよく検討した方がよいかなと。僕なら付加しません。
チューリッヒ生命「定期保険プラチナ」のデメリット
繰り返しますが、保険料は高めです。
50歳・保障額500万円・保障期間60歳までを例に、冒頭に挙げたメットライフ生命「スーパー割引定期保険」と、メディケア生命「メディフィット定期保険」と月々の保険料を比較してみます。
チューリッヒ生命 | メディケア生命 | メットライフ生命 | |
50歳男性 | 2,465円 | 2,131円 | 1,835円 |
50歳女性 | 1,730円 | 1,422円 | 1,385円 |
上表の例だと保険料が最も安くなるのは男女ともにメットライフ生命。
メットライフ生命は以下の条件を全て満たした場合に保険料が割引されます。
- 2年間喫煙習慣なし。
- BMIが17.5~26.5の範囲内。
- 血圧が最高135mmHg未満、最低85mmHg未満
※BMI=[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]
上表の保険料は割引後の保険料ですが、割引が適用されれば幅広い年代でメットライフ生命が最安値になるかと。逆に割引されない場合の保険料は割高です。その場合に候補になるのはメディケア生命。
メディケア生命には割引がありません。喫煙者も非喫煙者も保険料は同じ。相対的に非喫煙者の保険料が安くなる傾向にあります。
チューリッヒ生命もメディケア生命と同じく喫煙者も非喫煙も保険料は同じですが、ちょっと劣勢ですね。保険料の観点からすれば、選ぶ理由がないかなと感じます。
チューリッヒ生命「定期保険プラチナ」の評価
評価:C(S、A~C)
シンプルな保障内容の定期保険は保険料が何よりも重要ですが、その保険料で劣勢です。ちょっと選ぶ理由がないかなというのが率直な印象です。
現在、チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」に加入していて、50歳を過ぎて更新が必要となった場合でも、他社と比較しておいた方がよいでしょう。
上述のとおり、割引条件を満たす方ならメットライフ生命「スーパー割引定期保険」、割引の条件を満たさない方だとメディケア生命「メディフィット定期保険」が候補に入ります。
チューリッヒ生命「定期保険プラチナ」を申し込むなら。
チューリッヒ生命「定期保険プラチナ」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ご近所の保険ショップでも取り扱っているはずです。
しかし、いざ保険ショップに行ってみて、
「あー、すいません、うちチューリッヒ生命やってないんですよ」
なんて言われないように、事前に最寄の保険ショップがチューリッヒ生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、チューリッヒ生命はもちろんこと、比較対象としたメットライフ生命、メディケア生命とも提携しています。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
【オリコン顧客満足度2年連続No.1!】保険クリニック
保険クリニックの予約は↓をクリック!
保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが、オリコン社が毎年行っている保険ショップの顧客満足度調査です。利用者5,826人に対し、保険ショップ全28社に関するアンケート調査を実施。見事に2年連続顧客満足度No.1を獲得しています。
(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/)
アフターフォローの満足度もNo.1です。
万が一の場合には契約者の味方になってくれますし、子供が生まれた!転職することになった!子供が独立した!といったようなイベントが発生した際には保険の見直し相談にも乗ってくれます。契約した後はほったらかしみたいな保険ショップが多い中、保険クリニックならきめ細やかなアフターフォローが期待できます。この点もメリットですね。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。この記事で取り上げたチューリッヒ生命、メディケア生命、メットライフ生命の3社全てと提携しています。比較もかんたんにやってくれますよ。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
保険クリニックの予約は↓をクリック!
生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。
おすすめされた生命保険に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止になってしまいます。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:チューリッヒ生命「定期保険プラチナ」
保険料の観点から、あえてチューリッヒ生命「定期保険プラチナ」を選ぶ理由はないかなあと感じます。他社の定期保険との比較は必須でしょう。
比較対象として以下の定期保険を挙げておきます。
●非喫煙者で、血圧と体型が標準値なら(割引の条件を満たすのなら)、メットライフ生命「スーパー割引定期保険」。
●喫煙者だったり、血圧と体型が標準値から外れる場合は、業界最安値クラスのメディケア生命「メディフィット定期保険」。
とはいえ、生命保険の比較なんて面倒ですよね。面倒なことは専門家の力を借りましょう。保険クリニックならこの記事でご紹介した3社全てを取り扱っています。比較もかんたんにやってくれますよ。
保険クリニックの予約は↓をクリック!
※2022年9月更新