【評価B】オリックス生命のドル建て終身保険「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」評価とデメリット

オリックス生命は「Candle(キャンドル)」というドル建て終身保険を発売してますが、キャンドルは保険料が安くて解約返戻金の返戻率が高い(貯蓄性に優れている)代わりに保障が薄め。保険料を支払っている期間中(満期前)に病気で亡くなった場合、支払った保険料がそのまま戻ってくるだけというデメリットがありました。

死亡保障として使うのは勇気がいる終身保険だったのですが、その欠点を改善してきて、ちょっと保障増しにしてきたのが「Candle Wide(キャンドルワイド)」です。

ちなみにですが「Candle(キャンドル)」と「Candle Wide(キャンドルワイド)」の違いは

  • キャンドルは死亡保障のみ。キャンドルワイドには死亡保障に加えて、3大疾病・身体障害・介護の保障がある(オプション追加すれば)。
  • キャンドルは保険料を支払っている期間中(満期前)に病気で亡くなると、支払った保険料が戻ってくるだけ。キャンドルワイドは満期前に病気で亡くなっても死亡保険金を満額受け取れる。
  • キャンドルの方が保険料は安く、解約返戻金の返戻率が高い。キャンドルワイドは貯蓄性・貯蓄性に劣っている。

といったところです。

生命保険に貯蓄性・投資性を求めるなら「Candle(キャンドル)」、手厚い保障を求めるなら「Candle Wide(キャンドルワイド)」といった切り分けですね。

オリックス生命「Candle Wide(キャンドルワイド)」ここがポイント
  • 死亡保障のある終身保険です。死亡保障は一生涯続きます。
  • 貯蓄性があります。ドルで積み立てるので、為替レートの影響を受けます。
  • 利率は固定です。契約時に解約返戻金が決まります。
  • 亡くなった場合だけではなく、3大疾病・障害・介護を保障対象にすることができます。

終身保険は当たりハズレの大きい保険です。というのも、解約返戻金の返戻率(支払った保険料に対して解約時に戻ってくるお金の割合)に各社大きな差があります。

支払った保険料に+αの利息が上乗せされるお得な終身保険もあれば、大きく元本割れしてしまう終身保険もあります。元本割れしてしまう終身保険は選びたくないですよね。

終身保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。

終身保険の選び方

リンク先の内容を要約すると、終身保険を選ぶ際に大切なのは以下の4点です。

  1. 毎月支払う保険料。死亡保障の保険金額は同じでも、生命保険会社によって保険料は大きく異なります。決して横一線ではありません。
  2. 解約返戻金の返戻率(戻り率)。解約した際に戻ってくるお金が解約返戻金です。返戻率が100%を超えると支払った保険料総額より多く解約返戻金を受け取れます。
  3. 特約(オプション)の種類。特に特定の疾病に罹った場合、以降の保険料支払いが免除される「保険料払込免除特約」は重要です。
  4. クレジットカードで保険料を支払うことができるか。終身保険は保険料が高いです。クレジットカードで保険料を支払えば、ポイントがかなり貯まります。

まずはざっと概要を書いておきます。上記4点について、オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」の概要と評価は以下のとおりです。

項目 内容 評価
30歳の月額保険料
(保険金額主契約3万米ドル・特定疾病障害介護終身保険特約7万米ドル、60歳まで保険料支払)
男性:202.60米ドル
女性:191.33米ドル
B
40歳の月額保険料
(保険金額主契約3万米ドル・特定疾病障害介護終身保険特約7万米ドル、60歳まで保険料支払)
男性:329.42米ドル
女性:307.48米ドル
解約返戻金の返戻率 満期を迎えた時:105.0%
(30歳男性・保険金額主契約3万米ドル・特定疾病障害介護終身保険特約7万米ドル・60歳まで保険料を支払う前提)
B
保険料払込免除特約 あり A
クレジットカード払い あり A
会社情報 苦情率:0.649%
ソルベンシーマージン比率:1517%
会社格付け:AA-(RI)
A

いきなりですが、比較していきます。

死亡保障に加えて3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)を保障する外貨建て終身保険はオリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」だけではありません。同じように死亡+3大疾病を保障する

ジブラルタ生命「米国ドル建特定疾病保障終身保険(低解約返戻金型)」

マニュライフ生命「こだわり外貨終身」

の2つの外貨建て終身保険と比較してみます。

★保障内容

オリックス生命 ジブラルタ生命 マニュライフ生命
死亡・高度障害 保障対象 保障対象 保障対象
がん がんと診断確定 がんと診断確定 がんと診断確定
急性心筋梗塞 60日以上の労働制限or手術 60日以上の労働制限or手術 60日以上の労働制限
脳卒中 60日以上の後遺症継続or手術 60日以上の後遺症継続or手術 60日以上の後遺症継続
身体障害 障害等級1級~3級 保障対象外 保障対象外
介護 要介護2以上に認定 保障対象外 保障対象外

死亡・高度障害は3社同じ。ここに差はありません。

がんも

「あなたはがんです」

と、医師に診断されたら保障されます。ここも3社同じです。

急性心筋梗塞はオリックス生命とジブラルタ生命が同じ条件。一方で、マニュライフ生命は条件に手術が含まれていません。

急性心筋梗塞は割と早く職場復帰できます。

女優の天海祐希さんは2013年5月6日に軽度の急性心筋梗塞を発症して入院。そして5月13日に退院し、6月上旬にはドラマ撮影で復帰されてます。1ヶ月程度で職場復帰されているので、このケースだとマニュライフ生命は保障対象外。

天海祐希さんが手術を受けていたかどうかはわかりませんが、手術を受けていればオリックス生命・ジブラルタ生命は保障対象です。感覚的にはマニュライフ生命の条件だと、急性心筋梗塞が保障されるケースは多くないと感じます。

また、脳卒中もオリックス生命とジブラルタ生命が同条件。マニュライフ生命は条件に手術が含まれていません。

脳卒中は長引くので「60日以上の後遺症継続」も割と多いとは感じますが、それでも条件がゆるいのは手術も条件に含まれるオリックス生命・ジブラルタ生命でしょう。

一方で、オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」は身体障害(障害等級)と介護も保障条件に含んでいます。この点はオリックス生命独自ですが、メリットかどうかは微妙です。

障害等級認定される原因のほとんどが脳卒中です。交通事故やスポーツ中の事故が原因で障害等級認定されることもありますが、その割合は高くありません。上述のとおり脳卒中は3大疾病のひとつなので、3社全て3大疾病として保障されます。

また、事故で高度障害(両目失明、両手切断、両足切断といったハードな状況)となれば、3社全て死亡保険金と同額が支払われます。

ということで、

「脳卒中以外が原因で、高度障害までいかないけっこう重い障害」

といったケースだとオリックス生命のみ保障対象になりますが、普通に生きていればその可能性は低いでしょう。

介護も保障条件に含まれますが、現役世代が要介護状態となる可能性は極めて低いです。介護が必要となる可能性が高くなるのは70歳を超えたあたりから。

その頃までに別の手段で資産形成できれば介護費用はカバーできますし、ジブラルタ生命もしくはマニュライフ生命を契約した場合でも、介護が必要となった時点で解約すれば、解約返戻金がけっこうな金額に膨らんでいるはずです。解約返戻金を介護費用に充当することもできます。

ということで、身体障害と介護が保障条件に含まれてるという点は大きなメリットにはならないかなと。

★月々の保険料と解約返戻金の返戻率

続いて月々の保険料と解約返戻金の返戻率を比較します。

月々の保険料は安い方がいいのは当たり前。

また、解約返戻金の返戻率というのは、

・解約した際に受け取れる解約返戻金が、支払った保険料に対してどれくらいになるのか。

という割合です。終身保険は解約するとそれまで支払った保険料の一部、もしくは全額に利息が上乗せされて戻ってきます(なので終身保険は貯蓄性があると言われています)。

解約返戻金の返戻率は100%を超えると支払った保険料より多くの解約返戻金を受け取れることになります(つまり、お得)。逆に100%を割り込むと元本割れです。

ここも3社を比較してみます。

オリックス生命 ジブラルタ生命 マニュライフ生命
保険金額 死亡:10万米ドル
3大疾病・介護・身体障害:7万米ドル
死亡・3大疾病:10万米ドル 死亡:10万米ドル
3大疾病:解約返戻金が増額
30歳男性月額保険料 202.60米ドル 195.30米ドル 191.00米ドル
※非喫煙者保険料率(1年間喫煙してないと割引)
30歳女性月額保険料 191.33米ドル 186.40米ドル 190.00米ドル
※同上
40歳男性月額保険料 329.42米ドル 322.50米ドル 239.00米ドル
※同上
40歳女性月額保険料 307.48米ドル 301.30米ドル 232.00米ドル
※同上
満期直後の解約返戻金の返戻率
※30歳男性・保険金額10万米ドル・保険料払込期間60歳
105.0% 104.4% 積立利率1.5%:102.3%
積立利率2.5%:119.9%
積立利率3.0%:130.0%

保険料が最も高くなるのはオリックス生命です。

ジブラルタ生命が3大疾病の保障額10万米ドルなのに対し、オリックス生命は7万米ドル。オリックス生命の方が保障額は少ないのに、保険料はオリックス生命の方が高いという結果です。

まあこの差が上述した障害・介護を保障する保険料だとも考えられますが、上述のとおり保障が必要かは微妙なところ。ジブラルタ生命の方がコスパは良いと感じます。

一方で最安値がマニュライフ生命ですが、マニュライフ生命は複雑です。

保険金額の欄に「3大疾病:解約返戻金が増額」と書いてますが、マニュライフ生命「こだわり外貨終身」は3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)で所定の条件を満たすと一気に解約返戻金が増額します。その時点でまだ支払ってない保険料を一括で支払ったのと同じ額の解約返戻金を受け取れるようになります。

例えば、30歳男性が保険金額10万米ドル・保険料払込期間60歳までの条件で契約し、45歳のときにがんと診断されれば、解約返戻金として55,582米ドルを受け取れます(積立利率1.5%で推移した場合)。

また、「満期直後の解約返戻金の返戻率」の欄に3パターンの返戻率を書いてますが、マニュライフ生命の積立利率は固定ではなく変動です。

オリックス生命・ジブラルタ生命:積立利率は固定。契約時に解約返戻金が決まる。
マニュライフ生命:積立利率は日々変動。実際に解約してみないと解約返戻金がどれくらいになるのかわからない。

といった違いがあります。なので、この表では積立利率を3パターンに分けてシミュレーションした解約返戻金を掲載してます。

そして、マニュライフ生命の積立利率には最低保証があります。この最低保証が1.5%なので、上表の例だと最悪でも返戻率は「積立利率1.5%:102.3%」です(実際の積立利率はこちらで確認ができます)。

ちょっと長くなりましたが、上表の内容を評価すると、

  • 保険料が安いのはマニュライフ生命。ただし、積立利率によっては3大疾病の保障額がオリックス生命・ジブラルタ生命より低くなってしまう。
  • 解約返戻金の返戻率が良いのはオリックス生命。ただし、マニュライフ生命の運用がうまくいけば、マニュライフ生命が逆転する可能性あり。
  • 保険料がそこそこ安くて、解約返戻金の返戻率もそこそこ良くて、全般的に手堅いのがジブラルタ生命。

といったところでしょうか。

★結論

個人的な推しはマニュライフ生命「こだわり外貨終身」です。

  • 保険料が安い。特に年齢が上がると他社比較で安くなっていく。
  • 解約返戻金の返戻率が良い。最低保証の積立利率1.5%が継続すると低くなってしまうが、積立利率1.5%が長期間続く可能性は高くない。

の2点がその理由です。

急性心筋梗塞が保障されにくいというデメリットはありますが、すぐに職場復帰できるような状態であれば、そもそも保険に頼る必要もありません。それよりも、生きている限りは必ず訪れる老後に向けての資産形成だとか、現役時代に支払う保険料の安さを優先した方がよいかなと。

一方で、3大疾病の保障を手厚くしておきたいのであれば、ジブラルタ生命「米国ドル建特定疾病保障終身保険(低解約返戻金型)」でしょう。

保障条件は悪くありませんし、オリックス生命よりも保険料が安く、解約返戻金の返戻率もほぼ同等。オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」は障害・介護が保障条件に含まれるといった2社にないメリットがありますが、上述のとおり必要かどうかはちょっと微妙です。

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オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」基本情報

まずは基本情報を一覧にしました。他の終身保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。

保険の種類 【終身保険】
・死亡、高度障害時に保険金を受け取れます。
・保険料を支払い終わった後も、保障は一生涯続きます。
・貯蓄性があります(解約返戻金を受け取れます)。
【低解約返戻金型】
・満期を迎える前(保険料を支払っている期間中)に解約した場合、解約返戻金は7割程度に減額されます。
・その分、毎月支払う保険料は割安になります。
・満期を迎えると解約返戻金はドバっと上がります。
【米ドル建て】
・加入者は米ドルで保険料を支払います(為替レートを基準に円換算して円で支払います)。
・加入者が受け取る解約返戻金、死亡保険金は米ドルか日本円かを選択できます。
・為替レートによって毎月支払う保険料、受け取る解約返戻金、死亡保険金が変わってきます。
保険料を支払う期間 以下から選択可能。
年満了:10年間、15年間、20年間
歳満了:50歳まで、55歳まで、60歳まで、65歳まで、70歳まで、75歳まで、80歳まで、終身
保険料を支払う回数 月払、半年払、年払
保険料を支払う方法 ・口座振替
・クレジットカード
保障される期間 一生涯(終身)

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」のメリット

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」ここがポイント!
  • 【check】3大疾病と身体障害と介護が保障対象になる。
  • 【check】積立利率が固定。
  • 【check】為替手数料が安い。
  • 【check】生命保険会社が破綻したときの契約者保護制度あり。

メリットをひとつひとつ見ていきます。

3大疾病と身体障害と介護が保障対象になる。

この点は冒頭書きました。

3大疾病の保障条件はジブラルタ生命と同等です。悪くありません。

一方で、介護と身体障害も保障対象となる点はジブラルタ生命・マニュライフ生命にないメリットですが、保険料は高め。高い保険料を払ってまで、身体障害と介護の保障が必要かは微妙なところです。この点は一概にメリットとは言えません。

積立利率が固定。

この点も冒頭軽く触れましたが、ちょっと補足しておきます。

まず「積立利率って何?」っていうところですが、終身保険は契約者が支払った保険料から経費や死亡保険金に使われる部分を差し引いた残りの積み立て部分(上図でいう緑の部分)を運用し、解約したときに支払われる解約返戻金に充てています。この積み立て部分を運用して得た利率が積立利率です。

他社(マニュライフ生命とか)はこの積立利率が変動型であることが多く、経済の状況に影響を受けてしまいます。その点、オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」の積立利率は固定。安定した運用が期待できる点はメリットです。

以下、余談です。

銀行預金の利率は預けたお金全額に対する利息の割合です。100万円で利率1%なら1万円が利息です。わかりやすいですよね。

一方で、保険の積立利率は支払った保険料全額ではなく、一部に対する利率です。

「じゃあ支払った保険料の何割に対して利息がつくの?」

というのが気になるところですが、保険会社はその割合を公表していません。上図の緑色の部分がどれくらいなのかブラックボックスです。

ということで、積立利率が高い方が有利とは言い切れないのが保険です。積立利率が高くても、経費が膨らんで上図の緑色の部分が短ければ、そんなにお得にはなりません。

積立利率が固定だから、解約返戻金の返戻率は契約時に決まる。

繰り返しますが、終身保険は支払った保険料の一部を運用しながら積立て、解約した時には解約返戻金として契約者にキャッシュバックしています。これが終身保険には貯蓄性があると言われる所以です。

支払った保険料に対して、解約時に戻ってくる解約返戻金の割合を返戻率と言います。

解約返戻金の返戻率は以下のとおりとなります。

  • 返戻率は100%を超えていれば、支払った保険料より多くの解約返戻金を受け取れる(つまりお得)。
  • 返戻率は100%であれば、支払った保険料と同額の解約返戻金を受け取れる(損得なし)。
  • 返戻率は100%未満であれば、支払った保険料より少ない解約返戻金を受け取れる(つまり損)。

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」はパンフレットのケースだと、30歳男性が保険金額100,000米ドルで60歳まで保険料を支払う場合の満期直後の返戻率が満期直後の返戻率が105.0%。返戻率は100%を超えているのでちょっぴりお得になります。

為替手数料が安い。

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」はその名のとおり米ドル建てで積み立てます。

でも、加入者が支払ったり、受け取るのは日本円です。世の中はセコいことに米ドル⇔日本円で交換する際に手数料が発生します。

これが為替手数料です。

為替手数料は交換してくれる業者によって変わります。オリックス生命の為替手数料は片道0.01円(片道とは日本円→米ドル、もしくは米ドル→日本円で1ドル交換するときの手数料です)。

為替手数料は生命保険会社によって変わります。ここで1ドルあたりの手数料を比較してみます。比較対象は主要な外貨建て終身保険を販売している下表の生命保険会社4社とします。

円→ドル(保険料を支払う) ドル→円(死亡保険金・解約返戻金を受け取る)
メットライフ生命 0.5円 0.5円
ジブラルタ生命 0.5円 0.01円
ソニー生命 0.01円 0.01円
マニュライフ生命 0.5円 0.01円
オリックス生命 0.01円 0.01円

オリックス生命はソニー生命と並んで最安値水準ですね。差はわずかですが、これがけっこう効いてきます。

例えば、100ドルの保険料を毎月支払うなら、

為替手数料片道0.5円→毎月為替手数料50円かかる。

為替手数料片道0.01円→毎月為替手数料1円かかる。

といった違いになり、これが数十年続くと大きな差になります。

また、100,000米ドルの死亡保険金を受け取る場合には

為替手数料片道0.5円→手数料として死亡保険金から50,000円差し引かれる。

為替手数料片道0.01円→手数料として死亡保険金から1,000円差し引かれる。

と、49,000円の差があります。これはけっこう大きい。

オリックス生命が破綻しても契約が保護される。

この点はオリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」のメリットというよりも、外貨建て終身保険のメリットです。

生命保険会社が破綻すると以下のパターンのどれかで契約は保護されます。

1)『救済保険会社』が契約を引き継ぐ。
2)『生命保険契約者保護機構』の子会社として設立される『承継保険会社』が保険契約を引き継ぐ。
3)『生命保険契約者保護機構』自らが保険契約を引き継ぐ。

オリックス生命が破綻しても、オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」が全額損失になるということはありません。

同じように外貨で積み立てる金融商品に外貨預金があります。外貨預金は流動性が高め。生命保険と異なり、預けたお金はいつでも引き出せます。

しかし、外貨預金を保護する仕組みはありません。以下の2点について、外貨建て終身保険は外貨預金より優れていると考えています。

  • 外貨預金は預金保険制度の対象外。銀行が破綻したら、保護されるかどうかはわかりません(少なくとも、制度として保護する仕組みはありません)。
  • 外貨預金は「預金」です。死亡保障はありません。

外貨預金よりオリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」が機能性、保護制度の観点からメリットがあります。

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」のデメリット

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」 ここにご注意!
  • 【check】ジブラルタ生命との比較は必須でしょう。
  • 【check】為替の影響をモロに受ける。計画が立てにくい。

ジブラルタ生命との比較は必須でしょう。

冒頭書いたとおり、3大疾病の保障条件はジブラルタ生命と同じ。

身体障害と介護を保障するという点がオリックス生命のメリットですが、ジブラルタ生命より高い保険料を払ってまで必要かは微妙なところ。解約返戻金の返戻率も両社そこまで差はありません。

日本ではあまりメジャーではない外資系のジブラルタ生命に不安を感じるのであれば、国内資本で知名度の高いオリックス生命が候補になりますが、その点を気にしないならジブラルタ生命との比較は必須でしょう。同じく外資系のマニュライフ生命も含めて比較するのが良いと感じます。

為替の影響をモロに受ける。

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」のデメリットというか、外貨建て終身保険のデメリットです。

繰り返しますが、オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」は米ドルで積み立てます。なので、為替レートの影響をモロに受けてしまいます。簡単にまとめると↓の表のようになります。

毎月支払う保険料 解約返戻金・死亡保険金
円安傾向 上昇 上昇
円高傾向 下降 下降

端的に言うと、日々変わる為替の影響を受けるため、計画が立てにくいんです。

生命保険は自分のライフプランに合わせて考えるのが王道ですが、オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」は我々がコントロールできない為替レートで支払う保険料と受け取れる解約返戻金・死亡保険金が変わります。

最も困るのが、万が一の事態が発生し、死亡保険金を受け取る際に超円高だった場合です。日本円で受け取ると想定よりかなり減額されている可能性があります。

毎月支払う保険料も、受け取れる保険金もきっちり計画通りにしたい方には、外貨建て終身保険は向いていないかもしれません。

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」の評価

評価:B(S、A~C)

そこそこ安い保険料で、そこそこの高めの解約返戻金の返戻率で、3大疾病に加えて介護と身体障害を保障対象にできるという他社にない特徴もあります。

ただし、同じく3大疾病を保障するジブラルタ生命「米国ドル建特定疾病保障終身保険(低解約返戻金型)」よりも保険料は高く、解約返戻金の返戻率はほぼ同等。ジブラルタ生命には介護と身体障害の保障はありませんが、そもそも高い保険料を払ってまで必要かどうかは微妙なところです。

また、保険料と解約返戻金の返戻率を重視するのであればマニュライフ生命「こだわり外貨終身」と比較しておいて損はありません。感覚的にはマニュライフ生命「こだわり外貨終身」の方がメリットは多いと考えており、オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」の評価は「B」としました。マニュライフ生命「こだわり外貨終身」はA評価です。

ちなみに、終身保険は以下のリンク先で比較しています。こちらもご参考に。

終身保険おすすめ比較ランキング

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」の相談をするなら。

オリックス生命「Candle Wide(キャンドル・ワイド)」は全国の保険ショップで取り扱っています。オリックス生命はだいぶメジャーなので、ご近所の保険ショップで相談できる可能性は高いです。

しかし、ふらっと入った保険ショップで

「うち、オリックス生命取り扱ってないですよ」

なんて言われたら絶望です。

ということですので、事前準備は周到に。手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックならオリックス生命・マニュライフ生命・ジブラルタ生命の3社と提携しています。

注意!保険ショップは予約しましょう!
保険ショップへの飛び込み相談も可能ですが、スタッフが事前準備できないため最適なプランにたどり着けないことがあります(事前準備にはけっこう時間がかかります)。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。

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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。

わかりやすく実績を確認できるのが、オリコン社が毎年行っている保険ショップの顧客満足度調査です。利用者5,826人に対し、保険ショップ全28社に関するアンケート調査を実施。見事に2年連続顧客満足度No.1を獲得しています。

(引用:https://life.oricon.co.jp/rank_hokenshop/

アフターフォローの満足度もNo.1です。

万が一の場合には契約者の味方になってくれますし、子供が生まれた!転職することになった!子供が独立した!といったようなイベントが発生した際には保険の見直し相談にも乗ってくれます。契約した後はほったらかしみたいな保険ショップが多い中、保険クリニックならきめ細やかなアフターフォローが期待できます。この点もメリットですね。

実際に利用した方の口コミは以下のとおり。

「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」

という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。

予約は簡単です。

①保険クリニックのサイトにアクセスする。

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②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。

③予約日時を選択する。

④以下を入力して予約完了。

  • 相談方法(来店or訪問)
  • 名前
  • 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
  • 要望等(任意入力)

これで予約は完了。1分もあれば予約できます。

40社以上の保険会社と提携している点も評価できます。オリックス生命・マニュライフ生命・ジブラルタ生命とも提携しているので、両社の比較もかんたんにやってくれますよ。

もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。

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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。

生命保険の相談はもちろん無料です。

しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。

おすすめされた生命保険に納得できなければ、

「うーん、よく考えてみます…」

と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。

相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止になってしまいます。

生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!

まとめ

公式サイト:オリックス生命「キャンドル・ワイド(Candle Wide)」

亡くなった場合だけでなく、3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)と介護・身体障害を保障対象にできる点が特徴ですが、3大疾病を保障対象にできる外貨建て終身保険は他社にもあります。

全般的には保険料もそこそこ安くて、解約返戻金の返戻率もそこそこ良い外貨建て終身保険ですが、同じような保障内容のジブラルタ生命「米国ドル建特定疾病保障終身保険(低解約返戻金型)」、もしくはマニュライフ生命「こだわり外貨終身」あたりと比較しながら決めていくと後悔する可能性は低いかと。

とはいえ、外貨建て終身保険は複雑です。一度は生命保険の専門家に相談してから決めた方がよいですし、専門家への相談はそんなに難しくありません。保険クリニックならオリックス生命・マニュライフ生命・ジブラルタ生命と提携しているので、両社の比較もかんたんにやってくれますよ。

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※2022年10月更新

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