保険料は全般的に高めだったのですが、2024年5月に保険料率改定がありグッと安くなりました(特に20代~40代)。
しかし、業界最安値クラスには一歩及ばず。
はなさく生命は国内最大手である日本生命のグループ会社です。日本生命のブランド料に払っていると考えればまあまあ許せる保険料ではありますが、他社の定期保険と比較しておいて損はないでしょう。保障内容がシンプル(亡くなったら保障)な定期保険は保険料が何よりも大切です。
一方で、特徴的なのは以下の2点。
- 亡くなった後の事務手続きをサポートしてくれる。
- 3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で所定の条件を満たした場合に、以降の保険料支払いが免除されるオプションあり。
↑のどちらかにハマれば、候補には入ります。
定期保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の2点です。
定期保険は安いが正義です。とにかく安く!
まずはざっと概要を書いておきます。上記2点について、はなさく生命「はなさく定期」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
30歳の月額保険料 (保険金額2000万円、保障期間30年) |
男性:4,480円 女性:3,300円 |
B |
40歳の月額保険料 (保険金額2000万円、保障期間30年) |
男性:6,360円 女性:4,400円 |
|
クレジットカード払い | 可能 | A |
冒頭書いたとおり、保険料は業界最安値クラスに一歩及ばず。
際立って高いわけではありませんが、しっかり探せばもっと安い定期保険は見つかるかなと感じます。
生命保険の相談は保険クリニックで!
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はなさく生命「はなさく定期」の基本情報・保障内容
まずは基本情報を一覧にしました。他の定期保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保障内容 | 【定期保険】 ・死亡、高度障害時に保険金を受け取れます。 ・保障は保険料を支払っている期間のみです。 ・毎月支払う保険料は掛け捨てです。貯蓄性がありません(解約返戻金がない、もしくは少額です)。 |
選択できる保険金額 (死亡・高度障害時に受け取れる金額) |
200万円~ ※10万円単位で選択可能 |
保険料を支払う回数 | 年払 or 月払 |
保険料を支払う方法 | ・口座振替 ・クレジットカード払 |
保障される期間 | 保険料を支払っている期間のみ |
はなさく生命「はなさく定期」のメリット
3大疾病保険料払込免除特約を付加できる。
3大疾病保険料払込免除特約とは、がん・心疾患・脳血管疾患で所定の条件を満たした場合に以降の保険料支払いが免除されるオプションです。よくCMで見かける、
「以降の保険料は頂きません!」
というやつですね。
定期保険で保険料払込免除特約があるのは珍しいです。選択肢の広さという意味ではメリットでしょう。
保険料支払いが免除される条件は下表のとおりです。
がん | がんと診断確定(上皮内がん含む)。 |
心疾患 | 急性心筋梗塞によって手術、もしくは1日以上の入院 急性心筋梗塞以外の心疾患で手術、もしくは20日以上の入院 |
脳血管疾患 | 脳卒中によって手術、もしくは1日以上の入院した場合。 脳卒中以外の脳血管疾患で手術、もしくは20日以上の入院 |
条件は悪くありませんが、同じような保険料払込免除特約があるネオファースト生命「ネオde定期」と比較すると、やや劣勢かと。
両社を比較してみます。
はなさく生命 | ネオファースト生命 | |
がん | がんと診断確定(上皮内がん含む)。 | がんと診断確定(上皮内がん含む)。 |
心疾患 | 急性心筋梗塞によって手術、もしくは1日以上の入院 急性心筋梗塞以外の心疾患で手術、もしくは20日以上の入院 |
手術もしくは1日以上の入院(日帰り入院を含む) |
脳血管疾患 | 脳卒中によって手術、もしくは1日以上の入院した場合。 脳卒中以外の脳血管疾患で手術、もしくは20日以上の入院 |
手術もしくは1日以上の入院(日帰り入院を含む) |
がんの条件は両社同等。
一方で、心疾患・脳血管疾患に違いがあります。はなさく生命が急性心筋梗塞・脳卒中以外の疾病は20日以上の入院を条件としているのに対し、ネオファースト生命は疾病の種類に関わらず、1日以上の入院で免除です。
例えば、心疾患のひとつである狭心症の入院なんて手術も受けずに短期間で退院できることが大半です。2~3日程度の入院でははなさく生命だと保険料支払いが免除されませんが、ネオファースト生命は免除です。条件がゆるい(契約者に有利)なのはネオファースト生命でしょう。
まあでもそもそも定期保険は保険料が安いので、免除されても家計への影響はそんなにないかなと。3大疾病保険料払込免除特約はもちろん有料オプションなので、付加すると月々の保険料が上がります。必要性は薄いかなと。
ご遺族安心サポートが便利。
家族が亡くなった場合の手続きはかなり面倒です。しかも全てが初めての経験。働きながら自分で調べて手続きを進めていくのはしんどいです。
そんなとき、はなさく生命「はなさく定期」のご遺族安心サポートは頼れる存在になります。主なサービスは以下の4点。
- 電話相談
- 相続税レポート(加入者の資産状況に合わせて)の提供
- 各種手続きをサポート・代行してくれる専門家の紹介
- 税理士紹介
電話相談ができるだけでも大きく違います。誰かが亡くなった場合の手続きに詳しい人なんて、なかなか周囲にはいないですよね。
はなさく生命「はなさく定期」のデメリット
保険料は高くもないけど、業界最安値クラスでもない。
微妙な表現ですが、保険料は業界最安値クラスに一歩及ばず。
定期保険の保険料は下記リンク先で比較していますが、全般的には5位から6位となることが多いように見えます。女性は年齢によって2位から3位となることもあるようですが、それでも業界最安値クラスとは言えないのが現状です。
復活ができない
はなさく生命「はなさく定期」は復活ができません。
生命保険は保険料の支払いが一定期間(概ね3ヶ月程度)滞ると一旦「失効」します。しかし、失効すると即時に解約扱いになるわけではなく、ある程度の期間内(概ね2年以内)に支払いが滞っていた保険料を納めれば契約が元の状態に「復活」します。
この復活制度は他社だと当たり前にあったりするのですが、はなさく生命にはありません。
例えば、
- 保険料の支払いを口座引き落としにしていて、うっかり銀行口座に入金し忘れた!
- クレジットカードの引き落とし限度額を超えてしまっていた!
といったケースです。こんなときは他社だと復活が可能なので猶予期間があるのですが、はなさく生命「はなさく定期」は失効即解約です。
一旦解約して新たに契約をし直すと、元の契約より保険料は上がります(年齢が上がっているため)。ちゃんと保険料を支払っていれば問題ありませんが、この点はやや注意です。
はなさく生命「はなさく定期」の評価
評価:B(S、A~C)
保険料は高くもないけど、業界最安値クラスでもなく。日本生命のブランド料に払ってると思えばギリギリ許せる保険料ではありますが、全般的には他社の定期保険と比較しておいて損はないでしょう。
亡くなった後の事務手続きをサポートしてくるだとか、保険料払込免除特約を付加できるといった特徴はありますが、定期保険を選ぶ決定打になるとも思えず。
よって評価は「B」としました。
下記リンク先で定期保険の保険料比較をしています。
↑のリンク先で細かく比較していますが、現時点での定期保険の選び方は以下の基準になるかと。
【男性】
●非喫煙優良に該当すればメットライフ生命「スーパー割引定期保険」。非喫煙者で血圧・体型(BMI)が標準値であれば保険料が割引される。
●該当しない場合はオリックス生命「Bridge(ブリッジ)」、SBI生命「クリック定期!NEO」、メディケア生命「メディフィット定期保険」、ネオファースト生命「ネオde定期」の4社で比較。年齢・保険金額・保険期間によってどれが最安値になるか変わる。
【女性】
●オリックス生命「Bridge(ブリッジ)」、SBI生命「クリック定期!NEO」、ネオファースト生命「ネオde定期」の3社が最安値を競い合っている。
●ただし、ピンポイントでメディケア生命「メディフィット定期保険」、もしくはメットライフ生命「スーパー割引定期保険」の非喫煙優良が最安値となることもあるので、この5社で比較しておけば間違いない。
はなさく生命「はなさく定期」の相談をするなら。
はなさく生命を取り扱っている保険ショップは増えつつあるので、ご近所の保険ショップでも相談可能かと思います。
しかし、実際行ってみたら
「あー、うち、はなさく生命やってないんですよー、すいませんー」
なんて言われることは十分にあり得ます。そんなことにならないためにも、事前に最寄の保険ショップがはなさく生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、はなさく生命はもちろんのこと、本記事で比較対象とした全ての生命保険会社と提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれますよ。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
【保険の相談なら!】保険クリニック
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。
保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
- 契約上、保険会社に支払う責任がない。
の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、定期保険にはこれが稀にあります(特にネット申し込みに多い)。
告知事項の誤りの主な原因は契約者の勘違いです。なので、保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。
保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。この記事で取り上げたはなさく生命はもちろんこと、比較対象とした全ての生命保険会社と提携しています。各社の比較もやってくれますよ。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
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近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。
保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する
- 取り扱っている保険会社
- 実際に利用した人の口コミ
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といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。
また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で
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だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。
予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。
おすすめされた生命保険に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止になってしまいます。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:はなさく生命「はなさく定期」
保険料は高くないけど、業界最安値クラスでもありません。
バックに日本生命がいる安心料だとか、ブランド料に払ってるとすれば、まあまあ許せる保険料ですが、他社の定期保険との比較は必須でしょう。
保険クリニックなら、本記事で比較対象に挙げた全ての生命保険会社と提携しています。各社の定期保険を比較できますし、同じく死亡保障のある終身保険や収入保障保険の中から、ライフプランにぴったり合った生命保険をアドバイスしてくれますよ。
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※2024年5月更新 保険料率改定を反映。