5年以上前に医療保険に加入している場合、保障内容が現在の医療実態に追いついていない可能性があります。
- 短期の入院が保障されなかった!
- 手術を受けたのに、保障されなかった!
- 狭心症で入院したのに、一時金が給付されなかった!
- がんと診断されたときの一時金が2年に1回しか給付されない!
こんなこともあり得るので、ここは一度医療保険の見直しを。
ケガや病気で凹んでる上に、医療保険に期待を裏切られたら、精神的なダメージは相当大きいです。
医療保険は現代の医療状況に合わせて日々進化しています。いま加入している医療保険が十分な保障になっているか、5年ごとくらいにチェックしてみましょう。
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【医療保険の見直しポイント①】入院給付金の免責期間
ちょっと古い医療保険だと、入院保障に「免責期間」が設けられている場合があります。
「免責期間」とは保障対象外となる期間のことです。例えば、免責期間が10日間だった場合、入院から10日間は保障対象外となり、入院給付金を受け取れません。入院給付金は入院11日目から給付されます。
むかしは入院が長期に及ぶことがあり、免責期間があったとしても十分な保障を受けられたのですが、↓のリンクのとおり現在は入院が短期化しています。
参考:生命保険文化センター
35歳~65歳の平均入院日数は21.9日。仮に免責期間が10日間であれば、12日間程度しか入院給付金を受け取れません。
最近発売された医療保険は、免責期間がないタイプが圧倒的に多いです。短期の入院であっても入院初日からもちろん保障。日帰り入院も当たり前に保障されます。
入院保障に「免責期間」がある医療保険は現在の医療に見合っていません。ここはご注意を。
【医療保険の見直しポイント②】保障対象となる手術の種類
ひと昔前の医療保険は
「保険約款に定められた88種類の手術を保障対象とする」
としている場合が一般的でした(保険約款とは医療保険の契約書みたいなものです)。
しかし最近の医療保険では、
「公的医療保険制度で手術料が算定される手術を給付金支払いの対象となる1000種類の手術を保障対象とする」
がトレンドです。
88種類 VS 1,000種類
大きな差に思えますが、実際88種類は1項目に複数の手術が含まれているので、数の違いほど大きな差はありません。
しかし、保障対象が広いのは1,000種類です。現在加入している医療保険が88種類だった場合は、早急に見直しをしておいた方がよいでしょう。
【医療保険の見直しポイント③】3大疾病の保障範囲
医療保険には
「3大疾病に罹患し、所定の条件を満たせば100万円給付!」
といったオプションがあるのですが、ここで指す「3大疾病」が医療保険によって異なります。
保障範囲が狭い3大疾病 | ・がん(上皮内がんを含まない) ・急性心筋梗塞 ・脳卒中 |
保障範囲が広い3大疾病 | ・がん(上皮内がん含む) ・心疾患 ・脳血管疾患 |
がんは上皮内がんが保障対象となっているかチェックしましょう。
上皮内がんとは、初期のがんを指します。がん細胞が血管やリンパ管に到達していないので転移する可能性が低く、手術でサクッと切り取ってしまえば完治することが多いと言われています。
子宮頸がんだと半数以上が上皮内がんで早期発見されたというデータもあり、また、乳がんの場合は上皮内がんであっても通常のがんと同様の治療が必要となることもあります。特に女性は上皮内がんが保障対象となっている方が安心です。
また、脳・心臓の保障範囲が心疾患・脳血管疾患ではなく、急性心筋梗塞・脳卒中だった場合も注意が必要です。
急性心筋梗塞は心疾患の一部です。保障対象が急性心筋梗塞に限定されると、急性心筋梗塞以外の心疾患が保障対象外になります。平成29年の厚生労働省の調査によると心疾患全体の患者数1,732千人のうち、急性心筋梗塞の患者数は47千人。割合にすると2.7%です。
保障対象が急性心筋梗塞に限定されてしまうと、その他の心疾患(狭心症・不整脈・心筋症等)が保障対象外になります。
じゃあ心疾患がまるごと保障対象になっていれば安心かというと、そうでもありません。
医療保険によっては「急性心筋梗塞以外の心疾患は手術、または20日以上の継続入院」が保障条件となっている場合があります。
生命保険文化センターによると、心疾患全体の入院日数平均は19.3日。
例えば狭心症だと入院は2,3日程度。手術を受けずに薬剤治療だけで退院となることも多いので、「手術、または20日継続入院」が条件だと保障対象外になってしまいます。
ということで、理想的な保障条件は「心疾患で手術、もしくは入院」です。これならパーフェクト。
一方で、脳卒中も脳血管疾患の一部ですが、脳卒中には
- 脳梗塞
- くも膜下出血
- 脳出血
が含まれます。平成29年の厚生労働省の調査によると脳血管疾患の患者数1,115千人のうち、脳梗塞・くも膜下出血・脳出血の患者数合計は973千人。割合にすると87.2%です。
ということで、保障対象が脳血管疾患でも脳卒中でも心疾患ほどの差はありません。まあ脳血管疾患の方がちょっと安心かな、くらいです。
まとめると、
- がんの保障範囲に上皮内がんが含まれているか。
- 心臓の保障範囲が急性心筋梗塞に限定されていないか。
- 脳の保障範囲が脳卒中に限定されていないか。
の3点をチェックしておきましょう。
【医療保険の見直しポイント④】先進医療が保障対象となっているか
先進医療とは、公的医療保険(健康保険)の対象にするかを評価する段階にある最新の治療・手術などを指します。健康保険が適用されないので、治療費は全額自己負担。治療内容によっては300万円近くかかることもあります。
先進医療の例を挙げます。
先進医療技術 | 技術料(1件当たり平均額) | 平均入院期間 | 年間実施件数 |
高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術 | 300,857円 | 10.2日 | 105件 |
陽子線治療 | 2,649,978円 | 15.7日 | 1,285件 |
重粒子線治療 | 3,186,609円 | 5.2日 | 683件 |
抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査 | 38,424円 | 47.3日 | 226件 |
ウイルスに起因する難治性の眼感染疾患に対する迅速診断(PCR法) | 27,863円 | 4.0日 | 614件 |
多項目迅速ウイルスPCR法によるウイルス感染症の早期診断 | 47,378円 | 97.4日 | 52件 |
MRI撮影及び超音波検査融合画像に基づく前立腺針生検法 | 108,183円 | 2.6日 | 1,338件 |
細胞診検体を用いた遺伝子検査 | 75,610円 | 7.1日 | 459件 |
参考:生命保険文化センター
技術料はピンからキリです。数万円なら全額自己負担でもなんとかなりそうですが、「陽子線治療」「重粒子線治療」が全額自己負担になるとちょっと辛い…。もちろん先進医療は高額療養費制度の対象外です。場合によっては、際限なく医療費が膨らんでいきます。
そんな先進医療の医療費実費を保障するのが「先進医療特約」というオプションです。先進医療特約を付加すれば、先進医療の医療費実費を全額保障。例えば、重粒子線治療を受けて300万円かかった場合は、300万円まるごと保障してくれます(上限2,000万円となることが多いです)。
先進医療特約はわりと古くからあります。先進医療特約を付加できる医療保険は2000年以前から発売されています。まあでも当時は保障額上限が少額だったりするので、ここは念のためご確認を。
ちなみにですが、先進医療特約をオプション追加しても、月々の保険料は100円程度上がるくらいです。先進医療が必要になったけど、お金がなくて人生一発レッドカード!なんて事態を避けるには安い保険料です。
3大疾病一時金の給付間隔が1年に1回かも要チェック。
3大疾病のくだりで書いた
「3大疾病に罹患し、所定の条件を満たせば100万円給付!」
というオプションは3大疾病一時金特約と呼ばれています。割とむかしから発売されているオプションなのですが、
むかしの医療保険:2年に1回間隔で一時金を給付
最近の医療保険:1年に1回間隔で一時金を給付
というように、給付間隔に違いがあります。むかしの医療保険は2年に1回給付なのですが、これが厳しい…。
がんと診断されて入院して一時金100万円ゲット。手術を受けて退院し、半年間抗がん剤治療を受けて治療終了。仕事に復帰して何事なく5年後に寛解というハッピーエンドなら2年に1回でも問題ありません。
しかし、1年以内に転移や再発が見つかるケースは少なくありません。
がんと診断されて入院して一時金100万円ゲット。手術を受けて退院し、半年間抗がん剤治療を受けて治療終了。しかし、その3ヶ月に転移が見つかり再び入院して手術。さらに半年間抗がん剤治療を受ける…。
といったよくあるケースでは、1年に1回間隔で一時金給付される医療保険なら、100万円×2回で200万円ゲット。それが2年に1回間隔だと、初回の100万円のみ。
2年に1回間隔で一時金給付する医療保険の方が保険料は安いというメリットはありますが、安心なのは1年に1回間隔です。この点も確認してみましょう。
医療保険の相談をするなら…
とはいえ、医療保険の見直しなんて面倒ですよね。
仕事に趣味に家庭に忙しく、保険の見直しにかける時間なんて無い方が大半かと思います。
そんなときは専門家を頼りましょう。専門家の力を借りながら、効率良く見直していきましょう。
専門家へ相談は無料でできます。相談したからって無理に見直す必要はないし、提案された見直し内容を拒否することだってもちろんできます。
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保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
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また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
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