子供なしで共働きなら、経済的な余裕はそれなりにあるのではないでしょうか。ダブルインカムで子供の教育費が不要なら、自由に使えるお金もまぁまぁいい感じですよね。
毎月の収入が安定している共働き夫婦に生命保険は不要です。どちらかに万が一のことがあったとしても、残された方に一人で生きていく経済的な基盤があれば、生命保険は要らないですよね。
しかし、どちらかの収入が途絶えることで、生活水準は切り下げざるを得なくなります。一度上げた生活水準を下げるのはなかなか苦痛です。
また、老後の準備も気になってきますよね。老後までの時間はそんなに長くありません。しっかりと準備をしておかないと、いざ老後を迎えた時に「あれ?」っていう結果にもなりかねません。
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生活水準を落としたくない!働けなくなるリスクに備えるなら就業不能保険。
どちらかが働けなくなったら一家の収入は激減します。もしそうなったら、現在の生活水準を維持することは難しくなってしまいます。一度上げた生活水準はなかなか下げられないですよね。
でも、そんなに不安になることはありません。日本の健康保険は意外と優秀なので、短期間であれば手当が給付されます。
健康保険に加入していれば傷病手当が最長1年6ヶ月給付される。
健康保険法等を根拠に、疾病または負傷により働けなくなった場合に給付されるのが傷病手当金です。
受給するには以下の4つの条件を全て満たすことが必要です。
業務中の病気やケガは労災の休業補償でカバーされます。業務外の病気やケガで働けなくなったケースをカバーするのが傷病手当金ですね。
傷病手当金は最長で1年6ヶ月支給されます。給付される金額は標準報酬月額の2/3が目安です。
つまり、健康保険に加入していれば、万が一、病気やケガで働けなくなっても毎月のお給料の2/3が1年半支給されます。
傷病手当金の詳細は↓に書いてます。生命保険に加入する前に、ぜひ読んでおいてください。
しかし、傷病手当金は自営業・フリーランスの方には支給されません。この点は要注意です。
長期の働けなくなるリスクに備える就業不能保険。
傷病手当の給付期間(1年6ヶ月)が過ぎても働けない状態が続いた場合、いよいよ生活水準を切り下げる時期がやってきます。
こんな状況にならないためにも、民間の就業不能保険に入っておけば安心です。
就業不能保険はそれこそ何十年という単位で保障を得られます。例えば、
・働けない状態が続いたら、60歳まで毎月20万円が支払われる!
といったように、給料と同じく毎月決まった金額のお金を受け取れるのが就業不能保険です(保障期間と、毎月支払われる額は契約者が決められます)。
毎月支払う保険料はそこまで高くありません。保障内容を必要十分に絞り込めば毎月2,000円程度の保険料で入れることもあります。程度共働きであれば、夫婦2人で就業不能保険に入っておけば安心ですよね。万が一の場合でも、経済的な不安を抱えることなく生きていくことだってできます。
就業不能保険について↓に詳細を書いてます。こちらもご参考に。
老後の資金は確定拠出型年金(iDeco)で貯めるのが効率的。
なかなか始められない老後の備え。まだ早いだろ!って思ってたら、あっという間に老後はやってきます。
老後の生活費は公的年金がベースとなりますが、公的年金の実質的な支給額は年々下げられていきます(マクロ経済スライドが発動されてます)。
なので、もうこれは個人で老後の生活資金を貯めていかないとまずい状況です。いまから始めても遅くありません。
現状、老後の資金準備の手段は以下の2つでしょうか。
- 個人型確定拠出年金(iDeco)
- 個人年金保険
老後の準備を始めるなら、個人型確定拠出年金(iDeco)が最も効率的です。会社の福利厚生制度として準備されている場合も多く、一度総務に確認してみましょう。節税効果もあり、お得ですよ。
一方で、最近の経済事情だと個人年金保険はあまりおすすめできません。というか、生命保険会社が積極的に個人年金保険を販売していません。個人年金保険については↓で詳しく書いてます。こちらもご参考に。
そこで、個人年金保険の代わりに貯蓄性のある終身保険を利用するという手段もあります。終身保険とは死亡保障のある保険なのですが、何事もなく満期を迎えれば支払った保険料が解約返戻金として戻ってきます。もちろん、戻った解約返戻金は老後の生活資金に使うこともできます。老後までの時間が長ければ、投資性の高いドル建て終身保険も選択肢としてはアリですね。
終身保険について↓に詳しく書いています。こちらもご参考に。
医療保険・がん保険は必要?
結論からすると、十分な貯蓄があるなら医療保険・がん保険の必要性は薄いです。
日本の社会保険は意外と手厚いため、毎月支払う医療費の上限はある程度決まっています。
医療保険・がん保険を考える前に知っておきたい高額医療費制度。
健康保険にさえ加入していれば、どんなに医療費がかかったところで、個人が払う上限はある程度決められています(高額医療費制度と言います)。
具体的には下表のようなかんじです。
(以降、69歳以下についてのみ記載します)
年収 | 上限額 |
年収約1,160万円~ | 252,600円+(医療費-842,000)×1% |
年収約770~約1,160万円 | 167,400円+(医療費-558,000)×1% |
年収約370~約770万円 | 80,100円+(医療費-267,000)×1% |
~年収約370万円 | 57,600円 |
住民税非課税者 | 35,400円 |
例えば、年収900万円の世帯が、月の医療費60万円かかった場合、
167,400円+(900,000円‐558,000円)×1%=170,820円
170,820円が毎月支払う医療費の上限となります。
さらに、過去12か月以内に3回以上、上限額に達した場合は、4回目から上限額が下がります。
年収 | 上限額 |
年収約1,160万円~ | 140,100円 |
年収約770~約1,160万円 | 93,000円 |
年収約370~約770万円 | 44,400円 |
~年収約370万円 | 44,400円 |
住民税非課税者 | 24,600円 |
先ほどの例と同じく年収900万円世帯の場合、上限は93,000円です。
ただし、この高額医療費制度は自己申告制です。自分で申請しないと医療費は戻ってきません(知らずに損している人はきっと多いと思います)。
高額医療費制度の詳細は↓に書いてます。
【要注意】健康保険の給付範囲外となる費用も知っておきましょう。
上記の高額医療費制度で決められた医療費上限を貯蓄から支払うことができれば、医療保険の必要性は薄いです。ただし、健康保険は以下の費用が給付対象外となります。
- 差額ベッド代(個室代)
- 交通費
- 入院中の生活雑貨
- 公的保険では対象外の医療技術、薬、器具
万が一の事態が発生した場合の費用は多少多めに見積もっておきましょう。また、長期間の闘病となると、費用はどんどん膨らんでいきます。手厚い保障がある健康保険を念頭に、最小限の保障内容でも民間の医療保険に加入しておけば安心ですね。
特に、女性は女性特有の疾病(乳がん等)に強い不安を感じています。奥さんが医療保険に入りたいと言ったら、旦那さんは反対しないようにしましょう。医療保険はそんなに高くありません。厳選すれば毎月1,000円前後で加入できます。
まとめ 実名で明かす僕が40歳共働き夫婦だったら選びたい保険。
さて、もし僕が夫婦共働きなら、こんなかんじの保険を選びます(旦那さんも奥さんも40歳で子供はいない想定)。
保険 | 保障内容 | 毎月支払う保険料 |
アクサダイレクト生命「働けないときの安心」 (就業不能保険) |
保障額:旦那15万円/月、嫁15万円/月 保障期間:60歳まで ※働けなくなるリスクに備える保険 |
旦那:2,900円 嫁:2,465円 |
マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」 (終身保険) |
保障額:1,000万円 ※貯蓄性のある死亡保険。 |
旦那:34,180円 |
メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマートS」 (終身保険) |
保障額:100,000米ドル ※貯蓄性のある死亡保険。米ドル建て。 |
嫁:243.40米ドル |
メディケア生命「メディフィットA」 (医療保険) |
保障額:入院1日5,000円 保障期間:終身 特約:先進医療、女性医療 |
嫁:1,985円 |
1ドル100円で換算すると、これで保険料総額は65,870円です。ちょっと高く見えますが、マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」とメットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」は貯蓄性があるので、実質的な掛け捨てとなる保険料はアクサダイレクト生命「働けないときの安心」とメディケア生命「メディフィットA」の合計7,350円です。
アクサダイレクト生命「働けないときの安心」は、その名の通り働けなくなるリスクに備える保険です。この保障内容だと、働けないと認定される条件を満たせば毎月15万円受け取れます。さらにメンタル疾患も保障対象になっているので、プレッシャーに晒されている働く世代にはうれしいですよね。現在発売されている就業不能保険の中では、保障内容・保険料の面でもピカイチかと。
また、マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」は死亡保障のある終身保険ですが、満期を迎えたあとに解約すると、支払った保険料に利息が上乗せされ、解約返戻金として戻ってきます(ゆえに貯蓄代わりにもなる生命保険です)。さらに、満期を迎える前に3大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)となった場合は、解約返戻金が一気に増額されます(支払っていない保険料の分まで支払ったと見なして解約返戻金が増額)。
つまり、3大疾病となって即解約すれば、解約返戻金で医療費を賄うこともできてしまいます。
- 万が一のことがあった場合は死亡保険として使える。
- 満期を迎えた後に解約すれば、解約返戻金を老後の資金に使える。
- 満期を迎える前に3大疾病となった場合は、医療保険・がん保険の代わりに使える。
といったように、いろいろな使い方ができてしまうのがマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」です。
同じく貯蓄性のある終身保険としてメットライフ生命「USドル建て終身保険ドルスマートS」も余裕があれば老後の蓄えに加入しておきたいところです。ドル建て終身保険なので、為替レートの影響を受けますが(元本割れもあり得ます)、老後の資金全てを円建て資産のみで準備することもリスクです。資産の一部をドル建てで準備することで、長い目で見ればインフレにも耐えられる資産形成が可能です。
最後に、メディケア生命「メディフィットA」は保険料がかなり安く、オプションで女性特有の疾病を手厚くすることができます。乳がん等の女性特有疾病の手術や、乳房再建手術が必要となった場合には大きな金額の一時金が支給されることもあり、女性にとっては安心できる保障内容になっています。
最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。
繰り返しますが、夫婦共働きで経済的に余裕があるのであれば、生命保険の必要性はそこまで高くありません。
むしろ「保険掛け過ぎ!」なんてこともあるかもしれないです。固定費削減に向けて、保険は必要十分にしておきたいところです。
逆に、「うーん、お金貯まらない…」という家計もあるのではないでしょうか。保険をうまく使えば、貯蓄しながら万が一の場合に備えることができます。生命保険って亡くなる以外のリスクにも備えられるので、割と便利なんですよ。
とはいえ、どんな保険を選んでいいのかなんて全くわかんないですよね。保険って複雑ですし、けっこうハズレもあったりします。ハズレを掴んだら悲惨です。貯蓄にもならないし、保障だって不十分なハズレ保険けっこうあります…。
ハズレを引かないためにも、保険は一度専門家に相談してみましょう。相談はもちろん無料。相談したからって、必ず保険に入らないといけない!なんてことはありません。
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実際に利用した方々の口コミはこんな感じです。
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生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
子どもがいない共働き夫婦に必要な保障は
- 働けなくなるリスクに備える保障(就業不能保険)
- ケガや病気に備える保障(医療保険・がん保険)
- 貯蓄性があるため老後の備えにも使える死亡保障(終身保険)
といったところでしょうか。保険そろそろ考えてみようかなぁという方は、↑の3つを軸に検討してみると良いですよ。
逆に、すでに保険に入っている方は、もしかしたら「保険掛け過ぎ問題」が起こっているかもしれません。ムダな保険はバッサリ削って固定費削減しましょう。
保険の悩みはひとりで悩まず専門家に相談を。保険ショップって保険のことだけじゃなく、お金に関するライフプランについても相談にのってくれます。もちろん相談は無料です。納得できなかったら、おすすめされた生命保険に入る必要もありません。専門家に頼らない理由はありません!