アフラックはちょくちょくがん保険をリニューアルするのですが、2025年3月に新発売されたのがこちらの「あなたによりそうがん保険 ミライト」。
保障内容はリニューアル前の「WINGS」を引き継いでいる部分が多いのですが、現代風なアレンジも加わっています。保険料は他社と比較するとけっこう高め。
全般的には、他社のがん保険と比較しておいて損はないでしょう。
がん保険は大きく3つのタイプに分けることができます。
①入院ベースで保障するがん保険。よくある「入院1日1万円!」といった保障内容のがん保険です。入院日数×入院給付金(5千円とか1万円)を受け取ることができます。
②一時金ベースで保障するがん保険。がんと診断されたらまとまった金額(100万円とか)がドンっと給付されるがん保険です。
③治療ベースで保障するがん保険。手術・抗がん剤・放射線といったがんの治療を受けた月ごとに定額(10万円とか)が給付されるがん保険です。
アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」は「②一時金ベース」と「③治療ベース」のハイブリッド型。がんの入院は短期化していて平均2週間程度で退院できるので、①は時代遅れになりつつあります。現在のがん保険の主流は②と③なのですが、それに即した保障内容です。
がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上記3点について、アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 |
先進医療特約の保障内容 | タイプ:10年更新型 保障額上限:2,000万円 一時金:15万円 |
B |
がん診断一時金の給付条件 | 給付回数:1回(特約を付加すれば複数回) 給付間隔:特約を付加すれば1年に1回or2年に1回 給付条件:診断確定かつ、入院or手術or放射線治療or抗がん剤治療or緩和療養 |
B |
抗がん剤治療の保障範囲 | 給付回数:120回上限 自由診療の抗がん剤治療を含む |
B |
30歳の月額保険料 (治療重点プラン) |
男性:2,895円 女性:3,010円 |
B |
40歳の月額保険料 (治療重点プラン) |
男性:4,145円 女性:3,945円 |
先進医療特約は10年更新型。10年ごとに保険料が更新されます(上がることが多いかと)。一生涯保険料が変わらない終身型が最近の主流であることを踏まえれば、この点はデメリットでしょう。
主契約の診断給付金は1回給付して保障終了。オプションの診断給付金複数回支払特約を付加すると、他社と同じように回数無制限給付にできます。保障内容は概ね他社並みですが、給付条件はほんの少しだけ厳しい気もします(後述します)。
主契約で抗がん剤治療が保障されるのですが、給付回数の上限は120回。最近のがん保険は回数無制限が主流ですが、まあ120回であれば実質的には無制限かなと。一生涯で抗がん剤を120回(120ヶ月)打つ方も極々稀ですし、乳がん再発予防のためのホルモン剤治療は月0.5回カウントのようなので最長240回(240ヶ月)。ホルモン剤治療は5年から10年に及ぶこともあるのですが、これなら十分耐えられるでしょう。
また、オプションのがん特定治療保障特約を付加すれば、治療費が全額自己負担となる自由診療の抗がん剤治療も保障されます。最近は自由診療の抗がん剤治療も保障するがん保険が増えてきているので、この点は他社同等。
保険料は決して安い方には入らないかなと。このあと比較していきますが、少なくとも業界最安値クラスではありません。
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アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」の保障内容を評価します。
冒頭のところで先進医療特約・がん一時金・抗がん剤治療保障について書きましたが、その他の特約(オプション)を含め、もう少し詳しく見ていきます。
【主契約】治療給付金・診断給付金
名称 | 給付条件 | 給付間隔 |
治療給付金 | がん・上皮内新生物の治療を目的として、入院をしたとき・所定の手術・放射線治療(電磁波温熱療法を含む)・抗がん剤治療・ホルモン療法・緩和療養を受けたとき | 月1回(上限120回) |
診断給付金 | がん・上皮内新生物と診断確定されたとき | 1回のみ |
主契約は治療保障(治療給付金)と一時金保障(診断給付金)の2本立てです。
治療保障は他社並みです。悪くありません。がんの3大治療は手術・放射線治療・薬物療法(抗がん剤)と言われてますが、その3つをしっかりカバーしています。入院も保障範囲に含まれるので、何らかの治療を受けている限りは保障を受けられるかと。
また、緩和療養(痛みを和らげるような治療)も保障対象です。
最近はがん治療の初期から使われることもあるようですが、末期で助かる見込みがなくなり、痛みだけでも和らげていくような場面で使われるのが緩和療養。モルヒネを打つとかそういう状況です。
「最期は自宅で迎えたい…」
といった要望が患者にある場合には、入院せずに自宅で緩和療養を受けることもありますが、そんなケースもきっちり保障されます。この点も安心です。
ホルモン剤治療は半額保障となってしまいますが、ホルモン剤はそこまで高くない(年間10万円~15万円程度)ので、半額保障でも医療費をカバーするには十分でしょう。
続いて一時金保障。
一時金保障は
「あなたはがんです」
と医師に診断されれば一時金が給付されます。この点は他社同等。
また、上皮内がんの保障額は満額(100%)と10%から選択できます。他社は満額給付が標準的なので、選択肢が広いという意味ではメリット。
上皮内がんとは、がん細胞が血管やリンパ管に達していない初期のがんで、手術でサクッと切除できれば転移や再発の可能性は低いと言われています。上皮内がん程度で医療費が膨らむこともほぼないですし、長期間に渡って休職することもまずないので、満額給付は過剰保障とも言えます。そういった意味では、10%を選択できるのは合理的です。
ただし、乳がんは別です。乳がんは上皮内がんであっても通常のがんと同程度の治療が必要となることがあります。公益社団法人全日本病院協会がステージ別の入院費を公開しているのですが、乳がんの入院費は
ステージ0(上皮内がん):820,138円
ステージⅠ:757,115円
ステージⅡ:823,018円
ステージⅢ:952,613円
ステージⅣ:586,492円
なので、ステージ0(上皮内がん)とステージⅠ~Ⅲの入院費に大きな差はありません。女性は満額給付を選択した方が無難でしょう。
【重要ではありません】がん診断保険料払込免除特約
「以降の保険料は頂きません!」という保障です。
がんと診断された場合に、以降の保険料支払いが免除されるのですが、がん保険はそもそも保険料が高くありません。保険料の支払いが免除されたとしても、家計への影響はわずかなもの。
がん診断保険料払込免除特約は有料オプションなので、付加すれば月々の保険料はググっと上がります。人気のある特約ではありますが、必要性は低いかなと感じます。
【重要です】診断給付金複数回支払特約
名称 | 給付条件 | 給付間隔 |
診断給付金複数回支払特約 | 次のアおよびイに該当したとき (ア)がん・上皮内がんと診断確定 (イ)がん・上皮内がんの治療を直接の目的として、次のいずれかに該当したとき (a)入院をしたとき (b)所定の手術を受けたとき (c)所定の放射線治療(電磁波温熱療法を含む)を受けたとき (d)所定の抗がん剤治療を受けたとき (e)所定の緩和療養を受けたとき |
2年に1回or1年に1回から選択可能 (回数無制限) |
主契約の診断給付金は初めて
「あなたはがんです」
と診断されたときに給付されるのですが、給付回数は1回こっきり。これでは闘病が長期に渡った場合だとか、再発してしまった場合に不安が残ります。
そこをカバーするのが診断給付金複数回支払特約です。回数無制限で1年に1回、もしくは2年に1回一時金が給付されるので、長期闘病や再発してしまったような状況にも耐えることができます。
保障内容は他社並みです。入院orがんの3大治療or緩和療養で一時金給付される点は標準的。また、
- 給付間隔2年に1回を選択することもできる。
- 上皮内がん減額給付(10%)を選択することもできる。
という選択肢がある点は他社にないメリットでしょう(保険料を安くすることができる)。他社は
「1年に1回給付!上皮内がんも満額給付!」
の決め打ちで、契約者に選択の余地はほぼありません。
若干気になるのが「診断確定」と「入院・がんの3大治療・緩和療養」がand条件で結ばれていることでしょうか。
最近のがん保険は2回目以降も診断確定だけで一時金給付されることがあるのですが、診断確定or入院or3大治療が条件であることが多いです。これなら医師から
「あなたはがんです(がんが再発しました)」
と診断された時点で一時金給付されるので、以降の治療方法は関係ありません。極端な例であれば
「もう諦めた!」
と治療拒否でも一時金給付されますし、将来的に3大治療に次ぐ4番目・5番目の治療方法が開発されて(免疫療法が4番目とも言われています)、それが通院で受けるような治療方法であった場合でも一時金を受け取れるでしょう。アフラックは診断確定と入院・治療がand条件であるために、診断確定だけでは一時金給付されません。
まあ実際はがんと診断されて何も治療を受けない方は極々少数でしょうし、そんな画期的な治療方法が生まれるのかもわからないので、大きなデメリットとは言えませんが、他社比較という意味では注意点ではあります。
【重要です】がん入院特約
入院した際に、「入院日数×入院給付金日額」を受け取れるオプションです。
最近のがん治療は入院が短期化してます。下記のとおり、がん系の入院は平均2週間程度で退院できます。
胃の悪性新生物:14.7日
結腸及び直腸の悪性新生物:15.3日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:13.6日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:14.1日
(参考:生命保険文化センター)
とはいっても、上記の入院期間はあくまで平均です。長期入院となる可能性はゼロではありません。保険の役割が万が一の壊滅的な状況を救うことにあるとすれば、長期入院の保障は重要です。余裕があれば付加しておきたいオプションです。
主契約でも入院した際に治療給付金を受け取れますが、治療給付金は主に医療費をカバーするのが目的です。治療費以外の
- 食事代(1食490円)
- 日用雑貨
- テレビ使用料
- クリーニング代
- 交通費
といった入院中にかかる諸費用をカバーするのが本特約の目的でしょう。これらの諸費用には健康保険が適用されません(高額療養費制度も適用外)。
また、個室や少人数部屋での入院を希望する場合は差額ベッド代が必要となります。
差額ベッド代はホテルの宿泊費と同じで病院ごとに料金が異なりますし、1部屋の収容人数によっても金額が変わってきます。都会の大きな病院で豪華な個室を利用する場合は、それこそ三ツ星ホテル並みの一泊料金に…。
厚生労働省が公表している1日あたりの平均差額ベッド代は以下のとおり。
1人室:8,322円
2人室:3,101円
3人室:2,826円
4人室:2,705円
全平均:6,620円
※中央社会保険医療協議会(第548回、令和5年7月5日)「主な選定療養に係る報告状況」参照
「大部屋の入院で大丈夫です!」と病院に伝えれば、差額ベッド代は不要です。良心的な病院であれば、末期となったら無料で個室を利用させてくれることもあります。
しかし、がんの闘病はかなり辛いです。大部屋で人目を気にしながら苦しむのは辛さが倍増します。快適に苦しめるのはやっぱり個室。
ということで、入院中の諸費用+差額ベッド代までがん保険でカバーしたい場合は、がん入院特約を付加しておいた方がよいでしょう。
ちなみに、差額ベッド代の調べ方は↓に書いています。最寄りの病院の差額ベッド代がどれくらいかかるのか、調べる際のご参考に。
【重要ではありません】がん通院特約
名称 | 給付条件 | 支払限度 |
がん通院特約 | 以下の治療を目的とする通院。 ・手術 ・放射線治療 ・抗がん剤治療 ・ホルモン剤治療 ・緩和療養 |
無制限 |
がんの治療を目的とした通院をした場合。 | 診断確定前60日以内、または診断確定・通院治療・退院から5年以内で給付回数無制限 |
がんでの通院1日あたりに定額が給付されます。
上述のとおり、最近のがん治療は入院から通院にシフトしています。まあでも通院治療だと働ける場合もありますし、通院1日5,000円保障だと隔週で通院したとしても保障額は月1万円。
受け取ると嬉しい金額ではありますが、ちょっと高めの特約保険料を払い、面倒な手続きをするような金額でもないかと。主契約は通院で3大治療+緩和療養を受けた場合も保障するので、本特約を付加する必要性は薄いでしょう。
【重要ですが…】がん先進医療・患者申出療養特約
給付額 | 給付条件 |
・先進医療or患者申出療養の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障) ・一時金15万円 |
先進医療or患者申出療養を受けた場合。 |
先進医療と患者申出療養の実費を保障する特約です。
先進医療とは、厚生労働省が指定した公的医療保険の対象にするかを評価する段階にある治療・手術を指します。健康保険が適用されないので技術料は全額自己負担(入院費や診察費等は健康保険が適用されて3割負担)。なので、先進医療を受けると高額な医療費を請求されることもありますが、その医療費実費を上限2,000万円で保障です。
例えば、先進医療のひとつである重粒子線治療は放射線治療の進化版。がん細胞に対する効果が通常の放射線治療の2~3倍ほど高く、治療期間も短くすることができると言われています。
重粒子線治療はその効果が認められ、保険適用となる疾患が順次拡大されています。2016年には小児がん、2018年には前立腺がんと頭頚部がん、そして2022年4月には肝細胞がん(長径4㎝以上)・肝内胆管がん・膵がん・大腸がんの骨盤内再発・子宮がんに保険が適用されるようになりました。
しかし、それ以外のがん治療に用いる場合はまだ先進医療扱い。治療費は約300万円かかるのですが、この300万円を保障するのが本特約です。
先進医療には重粒子線治療以外にも様々な治療があります。先進医療特約を付加しておけば、保険適用を待つこともなく(お金を気にせず)治療を受けることができます。保険適用を待ってる間に手遅れになってしまった!なんていう最悪の事態を避けられます。
患者申出療養とは、患者が国に
「未承認薬の抗がん剤だけど、他に手段がないので受けさせてください!」
と申請する制度です。
申請が認められれば先進医療と同じく診察料・入院料といった技術料以外の医療費は健康保険が適用されますが、こちらも技術料は全額自己負担。その技術料実費を上限2,000万円で保障です。
ただし、患者申出療養はめちゃくちゃハードルが高いです。「安全性・有効性等を確認」が条件なので、申請すればなんでもかんでも認められるわけではありません。
厚生労働省の資料によると、令和2年7月1日から令和3年6月30日までに1年間で患者申出療養を受けた方は208人。申請件数がどれくらいあったのか不明ですが、現状だと患者申出療養が普及しているとは言えません。
ということで、健康保険が適用されない治療を民間の保険でカバーするといった意味では重要な特約なのですが、注意が必要なのは10年更新型である点。10年ごとに保険料が更新されます。
現状は月100円前後の保険料で付加できますが、今後先進医療・患者申出療養が普及し、保険会社の保険金支払いが膨らめば、保険料が爆上げされる可能性も否めません。10年ごとに保険料は更新されますが、現状より安くなる可能性は低いでしょう。
他社の医療保険は「終身型」といって、契約時の保険料が一生涯続くタイプが主流です。先進医療特約を付加するのなら、終身型の方が安心です。
【重要です】がん特定治療保障特約
名称 | 給付額 | 給付条件 |
特定保険外診療給付金 | 月1回 (12回限度) |
がん診療連携拠点病院等で、特定保険外診療によって、つぎの(1)から(3)のいずれかを受けたとき (1)手術 (2)放射線治療(電磁波温熱療法を含む) (3)抗がん剤治療・ホルモン剤治療 |
がんゲノムプロファイリング検査給付金 | 1回のみ | 公的医療保険制度における医科診療報酬点数表に検体検査実施料の算定対象として列挙されているがんゲノムプロファイリング検査を受けたとき |
がんゲノムプロファイリング検査から、その後の保険外診療まで、まとめて面倒みますというのが本特約。
がんゲノムプロファイリング検査の詳細はC-CATのサイトにまとめられていますが、ざっくり言うとがん細胞に起きている遺伝子の変化を調べ、効果のある治療方法を探るといった検査です。がんゲノムプロファイリング検査を受けられるのは標準治療をやり尽くした後(標準治療をやり尽くす前に受けると自費診療)。どうしようもなくなった後に、最後の一手を探るといった検査です。
検索費用は56万円+α。健康保険が適用されれば現役時代は自己負担額は3割の16万8千円+α。さらに高額療養費制度を利用すれば、10万円程度で受けられることが多いでしょう(収入によります)。がんゲノムプロファイリング検査給付金は10万円なので、まあ検査費用はカバーできるかと。
問題はその後です。がんゲノムプロファイリング検査で治療と関連する遺伝子が見つかる可能性は5割、実際に治療が実施される可能性は1割から2割と言われていますが、幸運にも効果のありそうな抗がん剤が見つかったけど、健康保険が適用されない未承認の抗がん剤だった!ということもあるでしょう。
未承認の抗がん剤治療を受けることになった場合、
- 製薬会社の治験
- 先進医療
- 患者申出療養
- 自由診療
のどれかを選択することになります。
運良く治験を受けられれば薬剤費は無料。その他の医療費も健康保険が適用されるので、医療費はググっと抑えられます。
先進医療と患者申出療養は先述のとおりがん先進医療・患者申出療養特約でカバーできます。どちらも2,000万円上限で保障されるので、
「がん保険…入っておいてよかった…」
と心の底から実感できるのがこのケース。お金のことは気にせず治療を受けられます。
ただし、繰り返しますが現状では先進医療・患者申出療養ともに普及しているとは言えません。実際は4の自由診療で受けるケースが多いでしょう。
自由診療は先進医療・患者申出療養とは異なり、治療費全額が自己負担です。本来であれば健康保険が適用されて3割負担となる診察料・入院料といった費用も10割負担。もちろん高額療養費制度も利用できないので、治療費は青天井に膨らみます。
そこを保障するのが、特定保険外診療給付金です。
保障内容は悪くありません。保障額は月50万円で保障回数は12回限度。国立がん研究センターが2021年10月時点の未承認・適応外の医薬品を下記リンク先にまとめてますが、1発100万円を超える抗がん剤なんてざらにあります。がん保険から月50万円保障されれば、打てる抗がん剤の選択肢も広がるかなと。
→国内で薬機法上未承認・適応外となる医薬品・適応のリスト(2021年10月31日改訂版)(PDF)
他社の調査では、がん罹患者・がん罹患経験者の19.8%が自由診療を提案されたというデータもあり、自由診療が極々マイナーな治療方法とは言えなくなってきています(実際に受けた方は11.7%)。優先度高めの特約です。
ただし、自由診療に対する保障を重視するのなら、メディケア生命「メディフィットがん保険」と比較しておいたほうがよいです。メディケア生命はがんの自由診療実費を上限1億円で保障します。これなら医師からめちゃくちゃ高額な自由診療を提案された場合も
「受けます!」
と即断できるでしょう。
自由診療に関する保障を重視するのなら、メディケア生命を要チェックです。
【重要ではありません】がん要精検後精密検査保障特約
会社員の方なら年1回健康診断を受けていると思いますが、
- 胃がん検診(胃カメラ・バリウム検査)
- 子宮頸がん検診(細胞診)
- 肺がん検診(胸部エックス線)
- 乳がん検診(マンモグラフィー)
- 大腸がん検診(便潜血検査)
といった検診で要精密検査と判定され、実際に精密検査を受けた際に2万円給付されるオプションです。
他社には見られない珍しい保障ですが、保障額はたったの2万円。
要精密検査と判定された場合の精密検査は健康保険が適用されるので、現役世代なら自己負担は3割。検査費用と病院までの往復交通費を本特約でカバーできるといったところでしょうか。
また、40歳男性ががん要精検後精密検査保障特約を付加すると、月々の保険料は359円上がります。保障額が2万円なので5回(5年)に1回の健康診断で要精密検査と判定されればペイできます。
さらに、保険期間は10年です。10年ごとに契約が自動更新され、10年後には年齢が上がるので保険料も上がります(おそらく)。元を取るのも簡単ではないでしょう。
これなら自分で貯めた方がよいと感じます。必要性は薄いでしょう。
【要注意です】女性がん特約
名称 | 給付条件 |
女性特定ケア給付金 | がんの治療を直接の目的とするつぎの手術を受けたとき ①乳房観血切除術 ②子宮全摘出術 ③卵巣全摘出術 |
乳房再建給付金 | 女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術を受けた乳房につ いて、乳房再建術を受けたとき |
女性特有の手術を保障する特約です。主契約の治療給付金の上乗せといった特約で、付加できるのはもちろん女性のみ。
保障内容はやや残念かと。
- 【BAD】保険期間が10年
- 【BAD】上皮内がんが保障対象外
保険期間は10年です。10年ごとに契約が自動更新され、10年後には年齢が上がるので保険料も上がります(おそらく)。他社でも同様の特約を付加できることが多いのですが、他社は一生涯保険料が変わらない終身型が一般的であり、まずこの点はアフラックのデメリット。
また、上皮内がんは保障対象外です。上述のとおり乳がんは上皮内がんでも通常のがんと同程度の治療を行うことがあります。もちろん、乳房切除することもあり得るのですが、アフラックは上皮内がんが保障対象外。泣く泣く乳房切除(&乳房再建)したのに、保障されなかったということもあり得ます。
他社は上皮内がんも保障対象とすることが一般的です。本特約に魅力を感じるのであれば、他社と比較しておいた方がよいでしょう。
【良い保障内容です】外見ケア特約
給付額 | 給付条件 |
20万円 | 次のいずれかの手術を受けたとき ・顔または頭部に生じた「がん」の摘出術または切除術 ・手指または足指の第一関節以上の切断術(四肢切断術を含む) |
10万円 | 「がん」の治療を原因として、頭髪に脱毛の症状が生じたと医師に診断されたとき |
顔面に手術を受けた場合だとか、抗がん剤の副作用で頭髪が脱毛したといった場合を保障する特約です。女性用ウィッグも品質が良いものだと5万円を超えることもあります。気になる女性は付加してもよいかと。
他社には見られない珍しい特約ですが、外見ケア特約も保障期間は10年です。10年ごとに契約が自動更新され、10年後には年齢が上がるので保険料も上がります(おそらく)。
【重要ではありません】治療後生活サポート保障特約
主契約の治療給付金を最後に受け取ってから1年間無事にやり過ごせた場合、主契約の治療給付金を上限に1年に1回一時金が給付される特約です(最大5回まで)。
がんの治療を無事終えたとしても、経過観察は長期間に渡って続きます(がんは5年間再発しなければ寛解と言われています)。また、不幸にもがんが原因で失業してしまった場合だとか、一生涯収入が戻らないこともあるでしょう。
そういった状況を保障する特約だとは思いますが、保障額は年1回10万円程度。社会復帰できて収入も戻った状態で1年に1回10万円もらったところでお小遣いにしかならないですし、収入が戻らない状況で1年に1回10万円もらったところで生活を支えることはできないでしょう。
中途半端な保障内容だと感じます。多くの方にとっては不要でよいかと。
【重要ではありません】重大疾病一時金特約
名称 | 給付条件 |
重大疾病一時金 | 【第1回】 つぎのいずれかに該当したとき ア)急性心筋梗塞または脳卒中の治療を直接の目的として、手術または入院をしたとき イ)心疾患または脳血管疾患(急性心筋梗塞および脳卒中を除く)の治療を直接の目的として、手術または継続10日以上の入院をしたとき 【第2回】 前回の特約給付金の支払事由に該当した月の初日からその日を含めて1年を経過した日の翌日以後に、上記アまたはイのいずれかに該当したとき |
心疾患・脳血管疾患を保障する特約です。
がん保険で心疾患・脳血管疾患を保障するのはなかなか珍しいのですが、同様の特約は医療保険・三大疾病保険にあります。その保障内容は
「がん・心疾患・脳血管疾患で入院・手術した場合は1年に1回一時金給付!」
が大半であり、急性心筋梗塞・脳卒中以外も条件は同じです。急性心筋梗塞・脳卒中以外は継続10日以上入院というアフラックは条件がやや厳しめ。
特約保険料も安いとは言えないので、本特約が気になるのなら医療保険もしくは三大疾病保険を検討したほうが良いと感じます。
【重要ではありません】ミライトキッズ
アフラックのがん保険に加入すると、同時に申し込みができる子ども向けがん保険です。なかなか斬新な仕組みですが、結論からすると不要でしょう。
そもそも15歳未満の子どもががんに罹患する確率は1万人に1人と言われています(だからミライトキッズの保険料はめちゃくちゃ安い)。高校生までの医療費を無償化する地方自治体も増えていますし、子どもを看護するために両親ともに退職し、経済的に困窮するといったケースもまずないかと。
アフラックのサイトには
「23歳以降も、健康状態にかかわらず一生涯のがん保険に自動的に更新されるので、保障が途切れることなく安心です!」
と書かれているので、穿った見方すれば子どもの頃から顧客を囲い込むアフラックの戦略かなという気がします。子どものがん保険は子どもが自分の判断で決めたほうがよいでしょう(要否も含めて)。
【シミュレーション】僕が「あなたによりそうがん保険ミライト」に入るなら。
僕がアフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 主契約:診断給付金50万円(上皮内がん5万円)、治療給付金10万円
- 特約:診断給付金複数回支払特約50万円(上皮内がん5万円)、がん特定治療保障特約、がん先進医療・患者申出療養特約
このシミュレーションで40歳男性の保険料が月2,969円、40歳女性だと月3,142円です。保険料は他社比較でやや高め。さらに、がん特定治療保障特約とがん先進医療・患者申出療養特約の2特約は10年更新型です。一生涯同じ保険料ではなく、10年ごとに保険料が更新されます(上がることが多いでしょう)。
アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」のデメリット
保険料は決して業界最安値クラスではない。
保険料は決して安い方には入らないかと。
ここで他社のがん保険と保険料を比較してみます。比較対象はSOMPOひまわり生命「勇気のお守り」とします。保障内容は極力合わせてますが、ぴったり一致とはなってないので、ここはご参考程度に。
アフラック | SOMPOひまわり生命 | ||
保障内容 | 診断給付金100万円(上皮内がん10万円) 治療給付金10万円(ホルモン剤治療5万円) 診断給付金複数回支払特約100万円(上皮内がん10万円) がん特定治療保障特約 がん先進医療・患者申出療養特約 |
がん治療給付金10万円 自由診療抗がん剤・ホルモン剤治療給付金20万円 自由診療乳房再建給付金10万円 新がん先進医療特約 がん診断給付特約100万円 |
|
保険料は非喫煙者も喫煙者も同じ | 非喫煙者 | 喫煙者 | |
30歳男性 | 3,196円/月 | 2,331円/月 | 2,441円/月 |
30歳女性 | 3,489円/月 | 2,881円/月 | 3,511円/月 |
40歳男性 | 4,529円/月 | 3,361円/月 | 3,531円/月 |
40歳女性 | 4,572円/月 | 3,761円/月 | 4,661円/月 |
保障内容の大きな違いは
- SOMPOひまわり生命は上皮内がんでも一時金100万円給付。アフラックは10万円。
- SOMPOひまわり生命はホルモン剤治療でも治療給付金10万円。アフラックは5万円。
- アフラックは自由診療の保障が月50万円。SOMPOひまわり生命は月20万円(抗がん剤治療・ホルモン剤治療のみ)。
といったところ(細かい違いは他にもあります)。
SOMPOひまわり生命は非喫煙者だと保険料が割引されます。上表のケースだと、非喫煙者であればSOMPOひまわり生命の方が男女ともに安く、喫煙者なら男性はSOMPOひまわり生命の方が安くて、女性は両社拮抗という結果です。
自由診療に対する保障はアフラックの方が良いのですが、上皮内がんでも一時金満額給付でSOMPOひまわり生命のほうが安いとなれば、SOMPOひまわり生命を選んでしまうかなというのが個人的な感覚です。喫煙者の女性は両社拮抗していますが、保障内容を加味すればSOMPOひまわり生命が有利かなと。
10年更新型の特約が多い。
下記の特約が10年更新型となっている点はデメリットでしょう。
- 女性がん特約
- 外見ケア特約
- がん先進医療・患者申出療養特約
- がん要精検後精密検査保障特約
- がん特定治療保障特約
上記5特約のいずれかを付加した場合は、契約から10年ごとに保険料が更新されます(上がる可能性が高い)。
外見ケア特約とがん要精検後精密検査保障特約は他社に見られない特約なので比較は難しいのですが、女性がん特約、がん特定治療保障特約、がん先進医療・患者申出療養特約といった特約は他社だと一生涯保険料が変わらない終身型となることが多いです。
上皮内がんの保障が弱い(けど改善されている)。
伝統的にアフラックは上皮内がんを保障対象外とすることが多かったのですが、「あなたによりそうがん保険ミライト」ではだいぶ改善されています。
主契約・各特約の上皮内がん保障可否は以下のとおり。
診断給付金:〇(保障額10%減額も選択可能)
特定保険料払込免除特約:×(対象にすることも可能)
診断給付金複数回支払特約:〇(保障額10%減額も選択可能)
がん入院特約:〇
がん通院特約:〇
がん先進医療・患者申出療養特約:×
がん特定治療保障特約:×
がん要精検後精密検査保障特約:×
女性がん特約:×
外見ケア特約:×
治療後生活サポート保障特約:×
「×」が散見されますが、そもそも上皮内がん程度では保障を受けられない特約が多いです。例えば、外見ケア特約。上皮内がん程度で副作用の強い抗がん剤を打ちまくり、脱毛してしまってウィッグが必要!となることも極々稀でしょう。また、上皮内がんで先進医療が必要となることもないかなと。
ただし、女性がん特約が上皮内がんを保障対象外としている点は気になります。繰り返しますが、乳がんは上皮内がんでも通常のがんと同程度の治療が必要となることもあります。女性は要注意です。
アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」のメリット
がん経験者も加入できる(経験者保険料率に関する特則)
がんの治療を受けた最後の日から5年以上経過しているのであれば、がんを経験された方でも加入できます。
さらに、胃がん・大腸がん・子宮がん・乳がん・前立腺がん・甲状腺がん・皮膚がん・卵巣がん・精巣がんは最後の治療から3年経過していれば加入できます。過去に大病を経験した方でも加入できる緩和型医療保険は5年経過が標準なのでこの点は画期的。
しかも、保障内容は健康な人が入った場合とほぼ同等です。がん要精検後精密検査保障特約は付加できませんが、大きな問題ではないでしょう。緩和型医療保険は保障が削減されて入院・手術(放射線)・先進医療くらいしか保障されないこともあるのですが、健康な人とほぼ同等の保障を選択できる点はアフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」のメリットです。
ただし、保険料は割増されます。そもそもの保険料が安くないアフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」ですが、さらに割増されます。
まあでも緩和型の保険はどこも同じようなもの。損得計算で言えば損になることが少なくないのですが、
「いつがんが再発してもお金のことはなんとかなる」
という安心感がより大切だったりします。
がんを経験された方が加入できるがん保険にセコム損保「自由診療保険メディコムワン」がありますが、セコム損保は乳がんを経験された女性専用保険です。男女誰でも条件を満たせば加入できるがん経験者用のがん保険は貴重です。
アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」の評価。
評価:B(S、A~Cで判定)
保険料はやや高め。まあアフラックのブランド料に支払っていると思えば高くはないのかもしれませんが、他社と比較すれば他社のほうが安くなることが多いかなと。
保障内容も悪くはありませんが、10年更新型の特約が多かったり、上皮内がんが保障対象外だったりとやや注意点もあります。
純粋にがん保険としての評価は高くはないのですが、ブランド力が醸し出す安心感を含めて評価は「B」としました。長いおつきあいになるがん保険だと会社の安定感を気にする方も多いのですが、アフラックにこだわらないのであれば他社のがん保険と比較しておいて損はないでしょう。
ただし、がんを経験された方にとっては数少ない選択肢となるがん保険です。保障内容も健康な人が加入した場合とほぼ同等。特定のがんは最後の治療から3年経過で加入できる点もメリットです。保険料は割増されますが、いつ再発してもお金のことはなんとかなるという安心感は大切でしょう。がんを経験された方にとっては評価Aのがん保険です。
比較対象として以下のがん保険を挙げておきます。
●メディケア生命「メディフィットがん保険」。保障内容はほぼ完璧。そして自由診療に関する保障が強力です。保障内容重視で選ぶのであれば、有力な候補になるかと。メディケア生命は大手の住友生命のグループ会社なので、会社の信用力も問題ないでしょう。
●SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。男性、もしくはタバコを吸わない女性であれば保険料は業界最安値クラスです。保障内容にも大きな欠点は見当たらず、多くの方にとって有力となるがん保険です。
がん保険全般の比較は下記リンク先でやってます。こちらもご参考に。
アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」を申し込むなら。
アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」は全国の保険ショップで取り扱っています。知名度の高い保険会社なので、最寄りの保険ショップでも取り扱っていると思いますが、フラッと保険ショップに立ち寄ってみて、
「うち、アフラックやってないんですよ」
なんて言われたら悲しいですよね。そんなことがないように事前に調べておきましょう。
がん保険の相談なら手堅いのは保険クリニックです。保険クリニックなら、この記事でご紹介したアフラックはもちろんのこと、比較対象としたメディケア生命・SOMPOひまわり生命とも提携しています。
サイト上の予約フォームに相談したい内容をざっくり入力し、予約してから訪問した方が効率的に最適なプランへたどり着けます。
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保険を検討されているのなら、まずは近所に保険クリニックがあるかを確認してみてください。 生命保険は世の中にたくさんありますが、生命保険を相談する窓口は保険クリニック一択でよいと感じます。
わかりやすく実績を確認できるのが第三者機関による顧客満足度調査。オリコン社が実施した保険ショップの顧客満足度調査にて2021年から2023年までの3年連続No.1、2023年10月に実施した株式会社DRCによるインターネット調査にて総合1位を獲得しています。
保険クリニックは契約手続きとアフターフォローにも定評があります。
保険金の不払い率をこちらにまとめていますが、不払いとなる理由の多くは
- 契約時の告知事項に不備があった。
- 契約上、保険会社に支払う責任がない。
の2点。
1点目は保険を契約する際に生命保険会社へ知らせた告知事項(過去の病歴とか現在の健康状況とか職業等)に誤りがあったケースで、これは保険ショップのスタッフが契約時にしっかり説明すれば回避できます。保険クリニックでしっかり説明を受けて契約すれば、まず該当することはないかと。
また、2点目はそもそも保険会社に保険金を支払う責任がないケースですが、医療保険やがん保険には責任分界点が微妙なグレーゾーンが存在します。微妙なグレーゾーンでキーになるのが医師が書く診断書。診断書の表現ひとつで保障されないこともあります。
そんなときに、
「こういうふうに診断書を書いてもらうと保障されやすいですよ」
といったアドバイスをできるのは保険ショップのスタッフだけです。生命保険会社のコールセンターに問い合わせても、わざわざ自分たちの不利になるアドバイスはしてくれません。
保険クリニックはアフターフォローの評価も高めです。契約後のコミュニケーションを密にしておくことで、万が一の場合には腹を割った相談がしやすくなります。こういう裏情報的なアドバイスは信頼関係がないとできないことなので。
実際に利用した方の口コミは以下のとおり。
「たまたま優秀な人が担当になっただけじゃないの?」
という疑惑も沸いてきますが、保険クリニックはデジタル化が進んでいて独自に開発した提案システムを使ってます。スタッフのクオリティに偏りができにくい点もメリットでしょう。
予約は簡単です。
①保険クリニックのサイトにアクセスする。
②最寄りの店舗を検索する。
オレンジ色のボタンから店舗検索できます。オンライン相談も可能です。
③予約日時を選択する。
④以下を入力して予約完了。
- 相談方法(来店or訪問)
- 名前
- 連絡方法(電話・メールor電話のみ)
- 電話番号
- メールアドレス
- 保険クリニックを知ったきっかけ(リストから選択)
- 要望等(任意入力)
これで予約は完了。1分もあれば予約できます。
50社以上の保険会社と提携している点も評価できます。アフラックはもちろんのこと、比較対象としたメディケア生命・SOMPOひまわり生命とも提携しています。各社の比較もかんたんにやってくれますよ。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫ですよ。
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【保険ショップの検索・予約なら】保険相談ニアエル
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近所に保険クリニックがない場合は、保険相談ニアエルで最寄りの保険ショップを検索してみてください。保険ショップには複数回相談に訪問することもあるので、自宅との距離のは割と重要です。
保険相談ニアエルは全国1,500店舗の保険ショップを区市町村単位で検索できます。保険ショップに関する
- 取り扱っている保険会社
- 実際に利用した人の口コミ
- 営業時間、交通アクセス等の基本情報
といった情報も掲載されています。取り扱っている保険会社が事前にわかるので、希望していた保険を提案されなかった!といった悲劇もないですし、厳しい口コミもそのまま掲載されているので、ちゃんと選べば安心して相談ができるかなと。
また、保険相談ニアエルでは相談予約もできます。予約は簡単で
- 相談希望日時
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- 相談内容(保険見直しor新規加入orその他)
だけ入力すれば完了。1分程度で終わる作業です。
予約した後には店舗から電話で予約確認があります。電話の際にざっくりと相談したい内容だとか、その他の要望(女性スタッフ希望等)を伝えておけば、相談もスムーズに進みます。
もちろん予約は無料です。気軽に予約して大丈夫です。
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生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、提案された保険に必ず入らなければならないということはありません。提案内容に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら業務停止です。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。過度に重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:アフラック「あなたによりそうがん保険ミライト」
保障内容は悪くないのですが、細かいところに注意点はあります。
保険料も決して最安値クラスではなく、全般的には他社のがん保険と比較しておいて損はないでしょう。
●メディケア生命「メディフィットがん保険」。保障内容はほぼ完璧。そして自由診療に関する保障が強力です。保障内容重視で選ぶのであれば、有力な候補になるかと。メディケア生命は大手の住友生命のグループ会社なので、会社の信用力も問題ないでしょう。
●SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」。男性、もしくはタバコを吸わない女性であれば保険料は業界最安値クラスです。保障内容にも大きな欠点は見当たらず、多くの方にとって有力となるがん保険です。
このあたりと比較しておけば、後々後悔する可能性も低いかと。
とはいっても、がん保険の比較なんて楽しくもなんともありません。面倒でたまらないです。ひとりで悩むと辛いだけなのでがん保険の専門家の意見を聞いてみましょう。
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コメント
コメント失礼します。
現在、29歳男性です。ネオdeいりょうに入るうえでご連絡した第一生命の方から第一生命の「ジャスト」を勧められています。よろしければジャストの記事を書いて頂けるとありがたいです。
あおい様
コメントありがとうございました!
第一生命「ジャスト」のようなパッケージ型の保険商品は様々な保障がごちゃごちゃと詰め込まれており、記事を書くのはなかなか大変で…。
一般論にはなってしまいますが、大手保険会社が発売しているパッケージ型は
・保障内容に目新しさはない。
→本サイトで高評価にしている医療保険と比較して、優れている点はあまりないという印象です。
・保険料が高い。
→有名タレントをCMに起用する広告費だとか、全国の支店網や営業職員を維持する経費は、契約者が支払う保険料に跳ね返ります。
であり、あまりおすすめできないというのが本サイトの見解です。
保険をご検討されているのであれば、自社の商品しか売ることができない保険会社の営業担当ではなく、
各社比較できる保険ショップでご相談されたほうが良いように思います。
ここからはPRとなってしまいますが、保険クリニックであれば50社以上の保険会社を比較可能です。
(本サイトの運営維持のため、下記リンクからご相談を予約頂ければありがたく存じます)
→保険クリニック
以上、ご参考になれば幸いです!