ネオファースト生命は生命保険大手の第一生命のグループ会社です。親会社が日本有数の生命保険会社ですし、2020年6月末時点のソルベンシーマージン比率は2,513.8%。ソルベンシーマージン比率とは保険金の支払能力を表す指標なんですが、200%以上あれば安全と言われています。ネオファースト生命は大きく上回っていますよね。知名度は低いものの、安定している生命保険会社と言っていいでしょう。そんなに心配はいりません。
しかし、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は、一般の人が気がつかないような落とし穴があるので要注意です。保険料は確かに安いんですけどね。
収入保障保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の3点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上の3点について、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の概要と評価は以下のとおりです。
30歳の月額保険料 (保険金額毎月10万円、保障期間60歳まで) |
男性:1,831円 女性:1,323円 ※非喫煙者健康体割引適用時 |
評価A |
40歳の月額保険料 (保険金額毎月10万円、保障期間65歳まで) |
男性:1,754円 女性:1,463円 ※非喫煙者健康体割引適用時 |
|
支払保証期間 (確定保証期間) |
2年間 or 5年間から選択可能。 | 評価A |
就労不能特約 | あり | 評価A |
一見するとものすごく保険料が安いのですが、これは高度障害が保障対象になっていないためです(他社は死亡保障だけでなく、高度障害もデフォルトで保障対象になっています)。
高度障害まで保障対象(高度障害収入保障特則)にすると以下の保険料になります。
【30歳】
男性:1,902円
女性:1,374円
【40歳】
男性:1,824円
女性:1,519円
高度障害を保障対象としても業界最安値水準です。
同じく業界最安値水準の収入保障保険にFWD富士生命「FWD収入保障」がありますが、いい勝負になってます。
ちなみに、収入保障保険の保険料は下記リンク先で比較しています。こちらもご参考に。
収入保障保険の相談は保険ショップで。保険ショップの予約は↓クリック!
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他の収入保障保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【収入保障保険】 ・死亡、高度障害時に毎月定額で保険金を受け取れます(一括で受け取ることも可能です)。 ・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。 ・保険料が値上がりすることはありません。 |
選択できる保険金額 (死亡時に毎月受け取れる金額) |
5万円・10万円・15万円・20万円 |
保険料を支払う期間 | 60歳まで or 65歳まで から選択可能。 |
保険料を支払う回数 | 月払、年払 |
保険料を支払う方法 | ・口座振替 ・クレジットカード払 |
保障される期間 | 保険料を支払っている期間のみ |
特約(オプションの種類) | 【障害収入保障特則】 障害等級1等級~3等級に認定された場合、毎月年金が支給されます。 【高度障害収入保障特則】 所定の高度障害状態となった場合、毎月年金が支給されます。 【特定疾病収入保障特則】 がん・急性心筋梗塞・脳卒中により所定の事由に該当したとき毎月年金が支給されます。 【特定疾病保険料払込免除特約】 所定の事由に該当した場合などに、以後の保険料支払いが不要になります(保障は継続)。 【リビングニーズ特約】 余命半年と宣告された場合、生前中に保険金を受け取れます。 |
加入方法 | 対面のみ |
健康相談サービス | あり |
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」のメリット
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は2018年9月に大きな改定があり、とても魅力的な収入保障保険になりました。
以降、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」のメリットを見ていきます。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は健康体割引あり。50歳を過ぎれば条件が緩和される!
まずはこの表をご覧ください。ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の保険料例です。
非喫煙者優良体 | 喫煙者優良体 | 標準体 |
1,754円 | 2,755円 | 3,143円 |
※40歳男性・保障額毎月10万円・保障期間60歳まで、支払保証期間2年、保険料払込免除特約なしで比較。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は喫煙習慣と血圧・BMI・血液中GOT値によって保険料を3つのランクに分けてます。非喫煙優良体はかなり保険料が優遇されます。
各ランクの条件はこんな感じです。
非喫煙者優良体 | 以下の条件を全て満たす場合。 ・1年以内に喫煙していない(喫煙検査あり)。 ・18.0<BMI<27.0 ・血圧の上が140mmHg、下が90mmHg未満。 ・血液中のGOT値が30U/L以下。 |
喫煙者優良体 | 以下の条件を全て満たす場合。 ・1年以内に喫煙している。 ・18.0<BMI<27.0 ・血圧の上が140mmHg、下が90mmHg未満。 ・血液中のGOT値が30U/L以下。 |
標準体 | 上記のどれにもあてはまらない場合。 |
※BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で求められます。
ちょっと耳慣れないのがGOT値ではないでしょうか。GOT値とは肝臓の働きを知ることができる数値です。値が高過ぎると肝機能に問題がある可能性が高く、基準値は30U/L以下だそうです(健康診断の結果に書いてあるはずです)。ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の条件は基準値と同じですので、そこまでハードルは高くありません。
さて、唐突ですがここで同じく健康体割引のあるFWD富士生命「FWD収入保障」と保険料を比較してみます。
ネオdeしゅうほ | 非喫煙者優良体 | 喫煙者優良体 | 標準体 | |
2,726円 | 4,439円 | 4,962円 | ||
FWD収入保障 | 非喫煙者優良体 | 喫煙者優良体 | 非喫煙者標準体 | 喫煙者標準体 |
2,328円 | 3,875円 | 3,723円 | 5,163円 |
※40歳男性・保障額毎月10万円・保障期間65歳まで、支払保証期間5年で比較。
この例だと、
- タバコを吸わなければ、FWD富士生命「FWD収入保障」の方が保険料は安くなる。
- タバコを吸う場合はネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の方が保険料は安くなる。
という結果になりました。
保険料は性別や年齢によって変わってきます。この例だと、タバコを吸わない場合はFWD富士生命「FWD収入保障」が安くなりましたが、申し込みをする際には両者を比較してみましょう。
なお、喫煙習慣・血圧・BMI・GOT値の条件を満たせない方は保険料が割高になってしまいます。健康体割引のない他社の収入保障保険の方が良いでしょう。オリックス生命「Keep(キープ)」には健康体割引がなく、喫煙者の方でも保険料は割安です(後述します)。
ちなみに、SOMPOひまわり生命「リンククロスじぶんと家族のお守り」は契約時は喫煙者で健康体割引の条件を満たしていなくても、契約後に禁煙して健康体割引の条件を満たせば保険料が割引されます。割引されるだけでなく、過去にさかのぼって支払った保険料が戻ってきます。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は就労不能保障あり。「障害収入保障特則」「特定疾病収入保障特則」をつければ働けなくなるリスクも保障対象に!
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」には働けなくなるリスクを保障する特約(オプション)があります。対象は以下の2特約です。
- 特定疾病収入保障特則
- 障害収入保障特則
働けなくなるリスクを保障する上で大切なのは、何を条件に働けないと認定してくれるかです。この条件が各保険会社によってマチマチなんです。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の条件は以下のとおりです。
支給される条件 | |
特定疾病収入保障特則 |
3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)にかかり、以下の条件を満たした場合。 がん(悪性新生物):医師の診断確定。ただし、上皮内がんは含まない。 |
障害収入保障特則 | 障害等級1等級~3等級に認定されたとき。 |
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の支給条件は以下の点で他社よりも緩いです。
- 他社は障害等級1等級~2等級を保障対象にしていることが多い。しかし、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は3等級まで対象にしている。
- 他社は継続60日の入院を保障対象にしていることが多い。しかし、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は20日でOK。
ただし、残念なのは心疾患・脳血管疾患の保障対象が心筋梗塞・脳卒中に限定されている点です。それでも、支給条件だけみればネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の就業不能保障は十分使えます。
さて、就業不能保障で最も大切なのは
就労不能と認定される条件
です。死亡保障は亡くなった場合と高度障害になってしまった場合が保険金を受け取れる条件です。白黒はっきりしてますよね。一方で、就業不能保険は複雑です。何をもって「就労不能」と認定するかは各社バラバラです。
例えば、
- メンタルが弱い方は精神疾患が就労不能の条件になっていること。
- ハードなスポーツが趣味な方は、幅広い障害等級が条件になっていること。
- いまの仕事以外に就きたくない方は、元の仕事に就けることが条件になっていること。
こういった観点、つまり自分が働けなくなるリスクはどこにあるかを真剣に考えて就業不能保険を選ぶことが大切です。ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」にこだわる必要は全くありません。自分に合った条件で就業不能保険を探しましょう。
最後に、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」で特則有無による保険料を比較しておきます。
非喫煙者優良体 | 喫煙者優良体 | 標準体 | |
特則なし | 1,754円 | 2,755円 | 3,143円 |
特定疾病収入保障特則あり | 5,712円 | 7,869円 | 9,662円 |
障害収入保障特則あり | 3,137円 | 4,954円 | 5,575円 |
※40歳男性・保障額毎月10万円・保障期間60歳まで、支払保証期間2年、保険料払込免除特約なしで比較。
この例だと、特定疾病収入保障特則をつけると毎月支払う保険料が4,000円~6,000円程度上がります。正直言って高いです。支給条件の緩さが保険料に反映されています。4,000円~6,000円あれば働けなくなるリスクを専門にしている就業不能保険に加入できてしまいます。
また、障害収入保障特則は2,000円前後保険料を上乗せすればつけることができます。2,000円も正直微妙です。もう少し上乗せすれば、就業不能保険に入れてしまいます。
まとめると、働けなくなるリスクに備える特定疾病収入保障特則・障害収入保障特則の条件は緩いものの、保険料は安くありません。無理にネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」で働けなくなるリスクに備える必要はない(他社の就業不能保険と要比較)がここでの結論です。
ちなみに、生命保険各社の就業不能保障で、働けないと認定される条件を下記リンク先にまとめています。こちらもご参考に。
→保障範囲で比較する就業不能保険。働けないとき本当に必要なサポート。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は高度障害を保障から取り外して保険料を安くできる!
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」はデフォルトで高度障害が保障対象になっていません。デフォルトでは亡くなった場合のみ保障されます。
高度障害を保障対象にするには、高度障害収入保障特則をつける必要があります。ちなみに、高度障害とは以下を指します。
(1) 両眼の視力を全く永久に失ったもの
(2) 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
(3) 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
(4) 両上肢を手関節以上で失ったもの
(5) 両上肢の運動機能を全く永久に失ったもの
(6) 1上肢を手関節以上で失い、かつ、他の1上肢の運動機能を全く永久に失ったもの
(7) 両下肢を足関節以上で失ったもの
(8) 両下肢の運動機能を全く永久に失ったもの
(9) 1下肢を足関節以上で失い、かつ、他の1下肢の運動機能を全く永久に失ったもの
(10) 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
(11) 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢の運動機能を全く永久に失ったもの
(12) 1上肢の運動機能を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの引用:ネオファースト生命
他社の収入保障保険は高度障害をデフォルトで保障対象にしています。高度障害になった場合は、亡くなった場合と同じく毎月定額の保険金が支給されます。
「高度障害は保障対象じゃなくてもOK!」
っていう方は少数派かと思いますが、高度障害を外して保険料を安くできるのは選択肢が広がるという意味でメリットとしました。
ちなみに、高度障害収入保障特則の有無で毎月支払う保険料の差は以下となります。
非喫煙者優良体 | 喫煙者優良体 | 標準体 | |
高度障害収入保障特則なし | 1,754円 | 2,755円 | 3,143円 |
高度障害収入保障特則あり | 1,824円 | 2,864円 | 3,265円 |
※40歳男性・保障額毎月10万円・保障期間60歳まで、支払保証期間2年、保険料払込免除特約なしで比較。
この例だと100円前後保険料UPします。100円前後なら高度障害を保障対象にしておいた方が安心ですよね。高度障害を保障対象外にできる点をメリットとしましたが、保険料も安いので基本的には高度障害収入保障特則はつけておくべきだと考えます。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は保険金の受け取り方を「年金」「一括」「一部一時」の3種類から選択できる。
収入保障保険といっても、保険金を必ず毎月受け取らなければならないわけではありません。ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は保険金の受け取り方を柔軟に決めることができます。
- 年金のように毎月定額受け取り。
- 最初に全額を一括で受け取り。
- 最初に一部を一括で受け取り、残額を毎月定額で受け取り。
- 毎月定額で受け取り、最後に残額を一括受け取り。
一家の大黒柱が亡くなった場合、もしかしたら引っ越しや葬儀等で一時的にお金が必要になることもありそうですよね。また、子供が独立して責任が軽くなった後に、残額を一括で受け取って、好きなことに使うといったこともできます。
受け取り方は契約時に決める必要はありません。その時々の状況に応じて、柔軟に決めていきましょう。
【おまけ】ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」には特定疾病保険料払込免除特約もあります。
元々保険料が安い収入保障保険。そんなに必要ではありませんが、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は特定疾病収入保障特則をつけると、グンと保険料が上がるので、保険料払込免除特約が役に立つかもしれません。
保険料払込免除特約はよくテレビCMで観る「以降の保険料は頂きません!」というやつです。3つのタイプから選べるのですが、以下のケースに該当した場合に以降の保険料支払いが免除されます(もちろん保障は継続されます)。
タイプ | 条件 |
Ⅰ型 | がん:初めてがんと診断されたとき(上皮内がんは対象外) 心疾患:急性心筋梗塞で継続20日以上の入院、または手術したとき。 脳血管疾患:脳卒中で継続20日以上の入院、または手術したとき。 |
Ⅱ型 | がん:初めてがんと診断されたとき(上皮内がんが保障対象) 心疾患:急性心筋梗塞で継続20日以上の入院、または手術したとき。 脳血管疾患:脳卒中で継続20日以上の入院、または手術したとき。 |
Ⅲ型 | がん:初めてがんと診断されたとき(上皮内がんが保障対象) 心疾患:心疾患(心筋梗塞に限らず)で継続20日以上の入院、または手術したとき。 脳血管疾患:脳血管疾患(脳卒中に限らず)で継続20日以上の入院、または手術したとき。 |
保険料支払いが免除される条件は平均的です。
他社は心疾患・脳血管疾患の場合に入院すれば即免除されるタイプがありますが、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は20日間の入院が必要です。この点は若干厳しいでしょう(60日以上の入院が条件となる収入保障保険もありますが)。
しかし、Ⅱ型・Ⅲ型では上皮内がんまで保障対象となる点はメリットです。上皮内がんとは初期のがんでサッと手術で切ってしまえば完治する可能性が高いと言われています。保険料払込免除の保障対象とならないのが一般的です。
なのですが、結論からするとやはり保険料払込免除特約は不要と考えます。特定疾病収入保障特則をつけなければ保険料がそこまで高くなりません。保険料払込免除特約は有料オプションなので、つければ保険料が上がります。保険料を上げてまで必要なオプションだとは思えません。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」のデメリット
デメリットはメリットの裏返しです。非喫煙優良体に認定されれば保険料はかなり安くなりますが、喫煙者だったり、BMI・血圧・GOT値が条件を満たさない方は、保険料が割高になる可能性が高いです。健康体割引がない他社の収入保障保険を探したほうがよいでしょう。
ちなみにですが、オリックス生命「Keep(キープ)」は健康体割引がありません。喫煙者も非喫煙者も同じ保険料です。ここで保険料を比較してみます。
ネオdeしゅうほ | 非喫煙者優良体 | 喫煙者優良体 | 標準体 | |
2,726円 | 4,439円 | 4,962円 | ||
オリックス生命 キープ |
保険料は一律 | |||
4,070円 |
※40歳男性・保障額毎月10万円・保障期間65歳まで、支払保証期間5年、保険料払込免除特約なしで比較。
この例だと、喫煙者の方はオリックス生命「Keep(キープ)」の方が保険料は安くなりました。喫煙者の方は、オリックス生命「Keep(キープ)」を候補に入れてみて下さい。
また、メリットにも書きましたが非喫煙者の方はFWD富士生命「FWD収入保障」の健康体割引の条件を確認してみてください。もしかしたら、条件を満たしているかもしれません。条件を満たしていれば、保険料はかなり割引されます。
それと、SOMPOひまわり生命「リンククロスじぶんと家族のお守り」は契約時に健康体割引の条件を満たしていなくても、契約後に条件を満たせば保険料が割引になり、さらに過去にさかのぼって支払った保険料が戻ってきます。これを機会に禁煙やダイエットを始めたい方におすすめです。
ちなみに、ここでご紹介したオリックス生命・FWD富士生命・SOMPOひまわり生命3社全ての生命保険を保険見直しラボが取り扱っています。各社の生命保険比較も可能なので、一度保険見直しラボへ相談してみても良いですね。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」には復活制度がない。
一般的な生命保険には復活制度があります。
例えば、
- 口座振替で契約していたけど、口座に入金し忘れた。
- クレジットカードの支払限度額を超えてしまっていた。
といった理由で2ヶ月程度、保険料の支払いがなければ一旦保険契約は失効します。しかし、その後(概ね3年以内)に保険料の支払いを再開できれば、同じ条件で保険契約を「復活」させることができます。これが復活制度です。
しかし、ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」には復活制度がありません。一旦保険契約が失効すると再契約する必要があります。
再契約すると、間違いなく保険料は上がります。
例えば、30歳の時に契約し、40歳で失効した場合、再契約すると40歳で契約した時の保険料となります。30歳の時に契約した保険料からは上がってしまいますよね…。
ちゃんと毎月保険料を支払っていればデメリットにはなりませんが、ついうっかりと言うこともあります。この点は注意しておきましょう。
【ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の評価】最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。
評価:B(S、A~C)
保険料は業界最安値クラス。働けなくなるリスクに備える保障も条件は緩く、充実しています。「A」評価でもいいんですけど、復活制度がない点はちょっと気になります。他に落とし穴はなさそうなんですけど、ひとつあると気になりますよね…。よって評価は「B」としました。
まぁでも悪い収入保障保険ではありません。保険料を安く抑えるのであれば、いまのところFWD富士生命「FWD収入保障」と並んで有力な選択肢という印象です(タバコを吸わない方なら)。
タバコを吸う方なら、ちょっと保険料が高くなってしまいますね。オリックス生命「Keep(キープ)」なら、健康体割引がないためタバコを吸う方でも比較的安い保険料で加入できます。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」の相談をするなら。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は全国の保険ショップで取り扱ってます。ただし、ネオファースト生命は歴史が浅いので取り扱っている保険ショップが少ないんですよね…。
いざ保険ショップに行ってみて、
「あー、すいません、うちネオファースト生命やってないんですよ」
なんて言われることのないように、事前に最寄の保険ショップがネオファースト生命を取り扱っているか確認しておきましょう。
ネオファースト生命を取り扱っている保険ショップはニアエルから検索できます。検索して、予約してから保険ショップへ行きましょう。
【保険ショップの検索なら】全国1,200店舗を30秒で予約できるニアエル保険相談。
保険ショップの予約ならニアエル保険相談(旧LIFULL保険相談)です。
全国1,200店舗を予約可能。自宅近くの保険ショップを選び、
- 相談希望日時
- 名前
- 生年月日
- 電話番号
- 相談内容(「新規」か「見直し」か「その他」かを選択)
を入力すれば予約完了です。ほんとに30秒で予約できますよ。
便利なのが取り扱っている保険会社数、キッズスペースの有無、女性スタッフの有無が一発でわかるところ。お子さんがいる主婦の方には嬉しい情報ですよね。
また、保険ショップを利用した方の口コミと評価も掲載されています。なんとなーく入りにくい保険ショップ。強引な勧誘されたらどうしよう…なんて不安になる方も多いと思いますが、利用者の口コミがあれば安心できますよね。
※ニアエルにはユーザ通報制度があります。ユーザからクレームを受けた保険ショップは掲載停止の措置が検討されます。
予約は↓から。
生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。
しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。
おすすめされた生命保険に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら、保険ショップは業務停止になってしまいます。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」
タバコを吸わない方で、健康体割引の条件を満たせるなら、かなり有力な選択肢です。保険料はFWD富士生命「FWD収入保障」と並ぶ業界最安値クラス。復活制度がなかったり、デフォルトで高度障害が保障対象じゃなかったり、注意が必要な点はありますが、それでも十分魅力的な収入保障保険です。
しかし、タバコを吸う方は保険料が割高になります。
タバコを吸う方は、健康体割引がないオリックス生命Keep(キープ)や、契約後に健康体割引の条件を満たせば、支払った保険料が戻ってくるSOMPOひまわり生命「リンククロスじぶんと家族のお守り」あたりと比較してみましょう。
ネオファースト生命「ネオdeしゅうほ」は全国の保険ショップで取り扱っています。保険ショップの検索と予約は↓をクリック!