【実名入り】高校生の子供がいる共働き夫婦の生命保険選び方

達成感
ついにわが子も高校生。行儀よく真面目な子供に育った。大学の学費の目途も立ったけど、ここで固定費の見直しをしておきたいなぁ…

お子さんが小さい頃と高校生の頃とでは、家庭の状況も全く変わっているはず。家族の状況が変われば、必要な生命保険もおのずと変わってきます。余分な保障をばっさり見直せば、毎月1万円の固定費削減なんてこともあり得ますよ。

  • 健康診断でC・D判定が増えてきたけど、先々の医療費ってどうなるんだろう…。
  • 老後の資金をそろそろ考えておかないとなぁ…。

お子さんが高校生になる頃には、そろそろこんな悩みを考え始める頃ですよね。逆に言うと、お子さんが高校生くらいのうちに手を打っておけば、先々グッと楽になっていきます。
(生命保険は先手先手を打つ方が有利になります)

この記事では、高校生のお子さんがいる共働き夫婦に向けて、おすすめの保険について整理してみたいと思います。

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 亡くなるリスクに備える死亡保障。貯蓄性のない定期保険が見直しの対象。

すでに死亡保障のある生命保険に加入されている方は多いと思います。死亡保障のある生命保険をざっくりと表にしました。おそらく、以下の3つのいずれかのタイプに加入されているかと思います。

保障内容 保険料 貯蓄性 死亡時の保険金受け取り方
終身保険 死亡保障 高い あり
(解約時に支払った保険料+αが戻ってくる)
一括
収入保障保険 死亡保障
(働けなくなった場合を保障するタイプもあり)
安い なし 分割(年金方式)
※一括で受け取れれる場合あり。
定期保険 死亡保障 真ん中 なし 一括
※年金方式で受け取れる場合あり。

この中で、見直しの対象となるのは定期保険に加入されている方です。

終身保険…貯蓄性があるので、このまま継続。
収入保障保険…そもそも時間が経過すると保障額が減少していくように設計されているので、このまま継続。

定期保険は加入時から保障額が変わりません。保障過大になっている可能性があるので、見直した方が良いでしょう。

特に、以下にあてはまる方は早々に見直しておきましょう。無駄に保険料を支払っている可能性が高いですよ。

  • 子供が生まれたときに定期保険に加入し、そのまま放っておいてる方。
  • 定期保険加入後に住宅ローンを組んだ方。

子供が成長していくと、必要な保障額は減少していきます。いま現在、あなたが亡くなった場合に遺された家族が必要となる保障額をあらためて計算してみましょう。

また、住宅ローンを組む際には「団体信用生命保険」に加入するケースが多いでしょう。団体信用生命保険は、亡くなった場合に住宅ローンがチャラになる保険です。

従って、住宅費は団体信用生命保険が肩代わりしてくれるので、その分の保障額は不要。いま現在加入している定期保険の保障額から住宅費分を差し引いても問題はありません。

ちなみに、死亡保障の保険金額(保障額)の決め方は↓にざっと書いてます。

保険金額の決め方

要約すると、必要な保険金額は下記の式で求められます。

必要な保険金額=遺族の生活費+子供の学費-公的年金・預貯金・遺族の収入

子供が成長するに連れて、遺族の生活費と子供の学費は減少していきます。また、住宅ローンを組み、団体信用生命保険に加入していれば、遺族の生活費から住居費を除くことができます。

過大は保障額は保険料の無駄です。ちょっと見直せば、毎月の保険料が5,000円安くなって家族の外食を増やすことだってできますよ。

必要な保障額をある程度自分で見積もりした上で、最終的には生命保険の専門家に相談することをおすすめします。客観的な意見ってとても大切です。僕もそうなんですけど、自分で考えると、どうしても楽観的にしか考えないので…。

働けなくなるリスクには備えておきましょう。

一方で、働けなくなるリスクはまだまだつきまといます。

いま働けなくなったとしたら、生活費は共働きの配偶者に頼ることになります。仮に世帯収入が半減したら、いまの生活水準は維持できないですよね。

生命保険は死亡保障だけではありません。働けなくなるリスクに備えられる保険もあります。就業不能保険です。

健康保険に加入していれば傷病手当が最長1年6ヶ月支給される。

就業不能保険の前に、働けなくなった場合に国が何をしてくれるかを説明しておきます。

健康保険法等を根拠に、疾病または負傷により働けなくなった場合に支給される制度があります。傷病手当金です。

傷病手当金を受給するには以下の4つの条件を全て満たすことが必要です。

受給条件

(1)業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
(2)仕事に就くことができないこと
(3)連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
(4)休業した期間について給与の支払いがないこと

業務中の病気やケガは労災の休業補償でカバーされます。業務外の病気やケガで働けなくなったケースをカバーするのが傷病手当金ですね。

傷病手当金については↑に詳しく書いてます。

働けなくなったらまずは傷病手当金が1年6ヶ月支給されるということを覚えておきましょう。

ただし、支給されるのは会社員のみです。フリーランス・自営業の方は支給されないのでご注意を。

長期の働けない期間に備える就業不能保険。うつ病も支払い対象になる保険もあります。

傷病手当金の支給期間が過ぎても働けない場合が民間の「就業不能保険」の出番となります。

就業不能保険はそれこそ何十年という単位で保障を得られます。例えば、

・働けない状態が続いたら、60歳まで毎月20万円が支払われる!

といったように。

働けなくなって1年6ヶ月が過ぎ、傷病手当金が支給停止になったあとに頼れるのが就業不能保険です。

就業不能保険については↓に詳しく書いてます。

毎月の保険料はそこまで高くありません。2,000円程度で加入できます。貯蓄性はないので掛け捨てにはなりますが、入っておけば安心ですよね。

また、就業不能保険はうつ病を含めたメンタル疾患も支給対象になる場合があります。メンタルに不安を抱える方は、うつ病が支給対象に含まれるかチェックしておきましょう。

【医療保険・がん保険】そろそろ夫婦のための保険も考える頃。

お子さんが高校生になる頃には、夫婦は立派な中年ですよね(失礼!)。健康診断ではC・D判定が増え、精密検査が必要になってくるのもこの頃です。

ちょっと表にします。1人あたりの年間にかかる年齢別医療費です(単位:千円)。

男性 女性
45歳~65歳 299.1 260.5
65歳以上 780.4 686.7
70歳以上 893.8 782.2
75歳以上 984.9 861.7

引用:厚生労働省

65歳を過ぎると一気に医療費が跳ね上がっていますよね。とはいえ、医療保険・がん保険に入るのはまだ早いということではありません。

医療保険・がん保険は以下の2つの理由から、早いうちに入っておいた方がお得になります。

  1. 若いうちに加入した方が保険料が安くなる。
  2. 大きな病気をしてからだと契約をお断りされる場合あり(契約できたしても保険料が高額になる)。

医療保険・がん保険は終身タイプ(一生涯保障されるタイプ)が多いのですが、毎月支払う保険料は契約時の年齢が若いほど安くなります。一例を表にします。本サイトでかなりおすすめしている朝日生命のがん保険「スマイルセブンSuper」の保険料です。

契約時の年齢 男性 女性
40歳 3,000円/月 2,460円/月
45歳 3,720円/月 2,850円/月
50歳 4,650円/月 3,300円/月
55歳 6,020円/月 3,910円/月
60歳 7,650円/月 4,640円/月
65歳 9,170円/月 5,410円/月

朝日生命「スマイルセブンSuper」は契約時の保険料がずっと継続します。保障期間中に保険料が上がるということはありません(例えば、男性が40歳の時に契約したら、保険料は生涯3,000円です)。

契約する年齢が上がるに連れて、保険料の上がり方が急カーブを描いていきます。医療保険・がん保険は早めに契約しておいたほうが、一生涯で支払う保険料総額を抑えることができます。

また、医療保険・がん保険を契約する際には「告知」という健康状態のヒアリングがあります。この告知事項には、例えばこんな項目があります。

  • 過去にがんと診断されたことがあるか。
  • 過去5年以内に高血圧・糖尿病等の大きな病気の治療を受けたことがあるか。
  • 過去5年以内に7日以上入院したことがあるか。

これらの項目にひとつでもあてはまってしまえば、医療保険・がん保険の契約を断られてしまうことがあります(当たり前ですが、ウソをつくと契約は無効になります)。

歳をとってしまうと、医療保険・がん保険の契約するのも一苦労です。不安を抱える方は、早め早めに契約しておきましょう。

医療保険・がん保険を考える前に知っておきたい高額医療費制度。

しかし、医療保険・がん保険を検討するまえに、まずは国が何をしてくれるかを知っておきましょう。

健康保険にさえ加入していれば、どんなに医療費がかかったところで、個人が払う上限は決められています(高額医療費制度と言います)。

具体的には下表のようなかんじですね。
(以降、69歳以下についてのみ記載します)

年収 上限額
年収約1,160万円~ 252,600円+(医療費-842,000)×1%
年収約770~約1,160万円 167,400円+(医療費-558,000)×1%
年収約370~約770万円 80,100円+(医療費-267,000)×1%
~年収約370万円 57,600円
住民税非課税者 35,400円

例えば、年収450万円の世帯が、月の医療費60万円かかった場合、

80,100円+(600,000円‐267,000円)×1%=83,430円

83,430円が毎月支払う医療費の上限となります。

さらに、過去12か月以内に3回以上、上限額に達した場合は、4回目から上限額が下がります。

年収 上限額
年収約1,160万円~ 140,100円
年収約770~約1,160万円 93,000円
年収約370~約770万円 44,400円
~年収約370万円 44,400円
住民税非課税者 24,600円

先ほどの例と同じく年収450万円世帯の場合、上限は44,400円です。

ただし、この高額医療費制度は自己申告制です。自分で申請しないと医療費は戻ってきません(知らずに損している人はきっと多いと思います)。

高額医療費制度について

【要注意】健康保険の適用範囲外も知っておきましょう。

上記の高額医療費制度で決められた医療費上限を貯蓄から支払えれば、医療保険は不要です。

ただし、健康保険は以下が適用範囲外となります。

  • 差額ベッド代(個室代)
  • 交通費
  • 入院中の生活雑貨
  • 公的保険では対象外の医療技術、薬、器具

入院・通院には医療費の他にも様々な費用がかかります。大切なのはお金のことを気にせず、治療に専念できる環境をつくること。安心を得るために民間の医療保険・がん保険に加入するという方はむかしから多くいらっしゃいます。

医療保険・がん保険は保障内容を必要十分に絞り込み、しっかりした生命保険会社を選べば、毎月支払う保険料は月2,000円程度に抑えられます。そこまで高くはありません。

【旦那さんへ】医療保険・がん保険は奥さんの意見を尊重しましょう。

医療保険・がん保険は奥さんの意見を尊重しましょう。女性はがんに対する不安がかなり強いです(僕の奥さんがそうです)。奥さんが言うには、お金のことを気にせずにがんの治療に専念できる!っていう安心感が大切だそうです。

奥さんのがんに対する不安が和らぐなら、毎月2,000円の保険料なんて安いものです。奥さんが医療保険・がん保険に入りたいと言ったなら、旦那さんは反対しないことです。

余裕があれば、老後の備えも考えてみる。

もうひとつ気になるのが老後の生活費ですよね。

堅実に貯蓄できていれば問題ありませんが、なかなかそこまで手が回らないの現実です(我が家は全く回ってません)。

老後の生活費を補填できる保険に「個人年金保険」があります。

個人年金保険はその名のとおり、年金方式(毎月10万円とか)で保険金を受け取れる保険です。節税対策にもなるし、有利と言えば有利なんですが、老後の資金を貯める方法は個人年金保険以外にもあります。詳しくはこちらで。

さらに、最近は「トンチン年金」というちょっと間の抜けた名前の保険もあります。従来の個人年金保険は10年程度の決まった期間だけ年金が支給されるのに対し、「トンチン年金」はそれこそ亡くなるまでずっと年金を受け取れます。

「トンチン年金」は数は少ないものの、大手生命保険会社を中心にじわじわと人気が出てきています。人生100年とか言われてしまう現状、「トンチン年金」も選択肢に入れておきたいですよね。トンチン年金についてはこちらで説明しています。

実名で明かす僕が50歳共働きで高校生の子供がいたら選びたい保険。

もし僕が50歳共働きで高校生の子供がいるとしたら、こんな感じで保険を選びます。
(妻も50歳とします)

保険 保障内容 毎月支払う保険料
アクサダイレクト生命「働けないときの安心」
(就業不能保険)
保障額:10万円/月
保障期間:65歳まで
※働けなくなるリスクに備える保険。
夫:2,800円
朝日生命「スマイルセブンSuper」
(がん保険)
7大疾病一時金:100万円
特約:先進医療給付金・先進医療見舞金
夫:4,650円
メディケア生命「メディフィットA」
(医療保険)
保障額:入院1日3,000円
保障期間:終身
特約:先進医療、女性医療
妻:1,732円
オリックス生命「Candle(キャンドル)」
(終身保険)
保障額:5万米ドル(15年払済)
保障期間:終身
夫:157.85ドル

プレッシャーのきつい働く世代におすすめなのはアクサダイレクト生命「働けないときの安心」です。保険料は安く抑えられるのに、うつ病を含むメンタル疾患まで保障対象になっています(メンタル疾患が保障対象となる就業不能保険は貴重です)。

老齢年金を受け取れるようになる65歳まで加入しておけば安心ですよね。働けなくなったとしても、月10万円口座に振り込まれる安心感は絶大です。

医療保険・がん保険は夫は朝日生命「スマイルセブンSuper」、妻はメディケア生命「メディフィットA」とバラバラに入ります。

朝日生命「スマイルセブンSuper」はがん+6大疾病に罹った場合の一時金支給条件が群を抜いて他社より素晴らしい内容になっています。現在発売されているがん保険のなかでは、最も素晴らしいのではないでしょうか(朝日生命がメジャーではないため知られていませんが…)。

また、奥さんには女性特有の疾病に対する特別な保障があるメディケア生命「メディフィットA」に加入してもらいます。特に、乳がんやそれに伴う乳房再建術に対する特別な一時金がある点がポイントです(女性に対する保障は手厚いのに保険料は安く収まっています)。

最後に。余裕があれば老後の生活費目的でオリックス生命「Candle(キャンドル)」はなかなか良いです。保険料は安めで、米ドル建てで積み立てるので円建てより利率は高め(為替レートによっては元本割れもあり得ます)。特に、円に資産が偏っている方は、米ドル建ての保険でリスク分散をしておくのも良いでしょう。

最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。

ここまで高校生のお子さんがいる共働き夫婦に向けて、生命保険の選び方について書いてきました。

それにしても生命保険って複雑です。うまく使って不安とリスクを軽減できればいいのですが、なかなか自分たちだけで考えるとそうもいきません。夫婦だけで考えると、どうしても楽観的な考え方をしてしまいます(そしていざというとき保障が足りなくなります)。

ここは何千何百の家庭から相談を受けている生命保険の専門家に相談してみましょう。相談は無料です。気軽な気持ちで相談して問題ないですよ。

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生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!

まとめ

お子さんが高校生くらいになれば、生命保険の保障内容はバッサリと削ってしまってもOKです。バッサリ削って固定費削減してしまいましょう。

代わりに重要になってくるのが自分たち夫婦への保障。特に歳を重ねると保険料が高くなる医療保険・がん保険は早めに入っておいた方がトータルでみるとお得です。余裕があれば、選択肢に入れてもいいかもしれないですね。

さらに、老後の生活費が気になるのもこの頃ですよね。計画的に貯蓄できていればよいのですが、現実はそうもいきません。

老後の生活費の備えには、個人年金保険・トンチン年金・終身保険あたりが使えます。とはいっても、無理に保険で老後に備える必要もない(iDecoという仕組みもあります)ので、自分たちに合った貯め方で貯めていきましょう。

なにはともあれ、お金の悩みはひとりで悩まず専門家に相談を。保険ショップって保険のことだけじゃなく、お金に関するライフプランについても相談にのってくれますよ。もちろん相談は無料です。納得できなかったら、おすすめされた生命保険に入る必要もありません。専門家を頼らない理由は見つからないです!

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