アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は保険料が一見安く見えますが、それは10年更新型のため。10年おきに自動更新され、更新時には年齢が上がっている分、保険料も10年ごとに上がります。
他社のがん保険は終身型といって保険料が一生涯同じであることが多いです。アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は現在の保険料が安いからと言って、トータルで見ると必ずしも安いがん保険とはならないことに注意です。
しかし、裏を返すと「子供が小さいときだけ」といったような期間限定でがんの保障を手厚くしておく目的には使えます。保障内容も悪くありません。
がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上の4点について、アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 (S、A~C) |
「がん診断一時金」 「先進医療特約」 「通院保障」の保障有無 |
がん診断一時金:あり 先進医療特約:あり 通院保障特約:なし |
B |
がん診断一時金の支給条件 | 支給回数:5回 支給間隔:1年 支給条件:がんと診断。2回目以降はがんで入院。 |
B |
通院保障 | なし | ー |
セカンドオピニオンサービス | あり | A |
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は典型的な「治療ペースのがん保険」です。がん保険は以下の3パターンに分かれるのですが、典型的な”3”です。
- 入院日数をベースに治療費をカバーするタイプのがん保険。
- 治療費を一時金でカバーするタイプのがん保険。
- 治療ベースで給付金を支給するタイプのがん保険。
最近のがん治療は入院が短期化していて、通院が長期化しています。入院していなくても、治療を受ければお金を受け取れるアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は現代の医療に合ったがん保険ですね。
また、がん診断一時金はオプションです。回数制限はありますが、10年更新型であることを踏まえるとデメリットではないでしょう(更新すると回数がゼロ回に戻ります)。がん診断一時金の条件は悪くありません。通院保障はありませんが、治療ペースで保障されるので、通院中でも治療を受ければしっかり保障されます。この点も大きなデメリットではないでしょう。
ちなみにですが、同じ治療ベースのがん保険にチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」があります。このチューリッヒ生命のがん保険がかなり強力です。アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」を検討されている方は、チューリッヒ生命との比較をお忘れなく(この記事でも両者を比較しています)。
ちなみに、がん保険は下記のリンク先で比較をしています。こちらもご参考に。
がん保険の相談は保険ショップで。保険ショップの予約は↓をクリック!
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」の基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他のがん保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【がん保険】 ・がんに備える保険です。 ・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。 ・10年更新型です。10年後に更新すると、保険料が上がります。 |
基本保障 (取り外しができない保障) |
【手術】 手術1回に対し、一時金が支給されます。 【放射線治療】 放射線治療を受けた場合、定額が支給されます(60日に1回)。 【抗がん剤治療】 抗がん剤治療を受けた月に定額が支給されます。 【緩和ケア】 痛みを緩和する治療を受けた月に定額が支給されます。 【上皮内がん】 上皮内がんの手術・放射線治療に対して定額が支給されます。 |
特約 (好みによってつけたり外したりができるオプション) |
【ガン先進医療給付特約】 健康保険が適用されない先進医療の技術料と一時金が支給されます。 【ガン入院給付特約】 入院1日に対し、定額が支給されます。 【ガン・上皮内新生物一時金特約】 がん・上皮内癌と診断された場合、もしくは入院した場合に一時金が支給されます。 |
保険料を支払う期間 | 10年間 |
保険料を支払う回数 | 月払・年払・半年払から選択可能。 |
保険料を支払う方法 | 口座振替、クレジットカード払から選択可能。 |
保障される期間 | 10年間 |
加入方法 | 対面 |
【アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」】保障内容を評価します。
がん保険は各社趣向を凝らした特約をラインナップしてます。それはもうラインナップし過ぎてどれが必要で、どれが不要かわからなくなるほどです。
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」も様々な特約があります。その特約ひとつひとつを評価していきたいと思います。
【基本保障】手術/放射線治療/抗がん剤/緩和ケア/上皮内がん
基本保障は取り外しできません。必ずつけなければなりません。
治療 | 支給額 | 支給条件 | 支給回数 |
手術 | 1回20万円 | 手術を受けたとき。 | 無制限 |
放射線治療 | 1回20万円 | 放射線治療を受けたとき。 | 60日間に1回(回数無制限) |
抗がん剤治療 | 1回10万円 | 抗がん剤治療を受けたとき。 | 月1回(最大60回) |
緩和ケア | 1回10万円 | 緩和ケアを受けたとき。 | 月1回(最大12回) |
上皮内がん | 1回20万円 | 上皮内がんにより手術・放射線治療を受けたとき。 | 手術:無制限 放射線治療:60日間に1回(回数無制限) |
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】全ての保障が実質的に回数無制限。
- 【GOOD!】上皮内がんも保障対象。
全体的に見れば、治療ベースのがん保険としては悪くありません。保障内容の観点なら、アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」に加入して後悔する可能性は低いのではないでしょうか。上皮内がんが保障対象となっている点もポイントです。
上皮内がんを気にする必要があるのは、特に女性です。乳がんは上皮内がんであっても通常のがんと同程度の治療が必要になるケースがあります。
ちょっとよくわからないのが緩和ケアでしょう。
緩和ケアとは、痛みを和らげる治療を指します。本当の末期で、どうしようもなくなったときに受ける治療ですね。治療ベースのがん保険のなかでも、緩和ケアまで基本保障に含まれるのは稀です。必要な保障でしょう。
ちなみにですが、抗がん剤治療は健康保険が適用される治療のみを保障対象としています。
公的な健康保険が適用されない治療こそ、民間のがん保険で保障してほしいところですが、アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は保障対象になっていません。
しかし、この点はアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」のみのデメリットではありません。他社のがん保険でも保障対象外となるのが一般的です。
とはいえ、やはり公的な健康保険が適用されない抗がん剤治療をサポートしてくれるがん保険があれば嬉しいですよね。
それがあります。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は健康保険が適用されない抗がん剤治療・ホルモン剤治療も保障対象になっています。保障対象となるのは、日本では未承認であるものの、欧米では承認されている最新の抗がん剤治療・ホルモン剤治療です。
保障範囲が広くなっているからと言って、保険料が高いわけではありません。がん保険で抗がん剤治療・ホルモン剤治療の保障が必要とお考えの場合は、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」を比較対象に入れてみてください。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」はアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」と同じく治療ベースのがん保険です。この記事では、最後に両者を比較しています。
【重要です】ガン先進医療特約
健康保険が適用されない先進医療を受けた際に、その治療費が保障される特約です。先進医療は数百万円かかることも多く(全額自己負担)、人生一発退場を避ける上で欠かせない特約です。
支給額 | 支給条件 |
・先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障) ・一時金15万円 |
先進医療を受けた場合。 |
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】保障期間通算で2,000万円まで保障。
- 【GOOD!】一時金15万円の支給あり。
他社の先進医療特約は保障期間通算500万円とか1,000万円までの保障もあり、2,000万円は手厚い保障です。
また、先進医療を対応できる病院は限られているため、遠方に移動することもあり得ます。一時金はその場合の宿泊費・交通費に使われることを想定しています。
(一時金が支給されないがん保険もあります)
全般的にみて、ガン先進医療特約は他社同等でしょう。悪くはありません。
【そんなに重要ではありません】ガン入院給付特約
支給額 | 支給条件 | 保障期間 | 上皮内がん |
入院1日あたり10,000円 | 入院したとき。 | 無制限 | 支給対象 |
がんの治療は入院が短期化し、その分自宅療養をしながらの通院が長引く傾向にあります。入院日数の平均は以下のとおりです。
胃の悪性新生物:19.2日
結腸及び直腸の悪性新生物:15.7日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:16.9日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:16.3日
参考にしたのは生命保険文化センターです。がん系の入院は平均20日程度で退院できます。意外と短いですよね。昔のように長期間入院する機会は減りつつあります。ガン入院給付特約の必要性はそこまで高くありません。
【重要です】ガン・上皮内新生物一時金特約
支給額 | 支給条件 | 支給間隔 | 上皮内がん |
最大100万円 (上皮内がんは1/10) |
1回目:がんと診断確定 2回目以降:がんで入院 |
1年に1回(保障期間通算5回限度) | 支給対象 |
以下、ポイントです。
- 【BAD】2回目以降の支給条件が入院。通院だけだと保障されない。他社は診断だけで支給される場合あり。
- 【BAD】上皮内がんの場合は支給額が1/10に減額。他社は満額支給の場合あり。
- 【GOOD!】支給間隔が1年に1回。他社は2年に1回の場合あり。
デメリットが2つ。メリットが1つ。そうなるとデメリットの方が上回っているように見えますが、そうでもありません。支給間隔が1年に1回という点は大きなメリットです。
がんの2年は長いです。
「一時金支給しました!じゃあ次は2年後ですね!頑張って生き抜いてください!」
って言われても、2年後どうなってるかわかんないですよね。その点、1年に1回支給されるアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は優秀です。アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」に加入する場合は、つけておいた方がよいオプションです。
ちなみにですが、一時金支給に魅力を感じる方は朝日生命「スマイルセブンSuper」も比較対象に入れてみて下さい。こちらは1年に1回支給。そして2回目以降も診断だけで支給されます。条件完璧です。
【超重要】無料セカンドオピニオンサービス
がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなります。しかし、一般人には医師の知り合いなんていないですよね。そんなときに、無料で医師を紹介してくれるサービスはかなり役に立ちます。
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」はアクサメディカルアシスタンスサービスとして、以下のサービスを無料で提供しています。
電話やオンラインでいつでも健康相談 | 医師、看護師などの専門家による電話やオンラインでの健康相談サービスです。 |
名医によるセカンドオピニオンサービス | 日本を代表する各専門分野の総合相談医に治療方針・治療方法についての意見を聞くことができます。 |
糖尿病サポートサービス | 糖尿病の早期発見・早期治療・重症化防止をサポートします。 |
介護・リハビリサポートサービス | 介護・リハビリテーションに関する情報や相談先を提供し、病気の治療が終わった後の不安や疑問にもお応えします。 |
名医によるセカンドオピニオンは心強いですよね。
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」のメリット
1点目は上述のとおりです。2点目と3点目について補足です。
契約後、即時に保障が開始される。
2点目がアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」独自のメリットになります。
契約前に発症していたがんを保障対象にはできないので、一般的ながん保険は待期期間90日間があります。この90日間以内にがんと診断されても、保障はされません。
しかし、アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は契約すると即時に保障がスタートします。他社では見られないメリットです。
と考えてしまうんですけど、それはできません。契約時に健康状態を正確に伝える(告知)必要があり、そこでウソをつくと契約は無効となってしまいます。
なので、このメリットはがん保険に加入してから90日間の
というドキドキ感を抑えられるといったところです。気になる方には安心できるメリットですね。
ちなみにですが、ガン・上皮内新生物一時金特約は90日間の待期期間ありです。契約から90日以内にがんと診断された場合、一時金は支給されないのでご注意を。
患者申出治療を保障対象にできる。
患者申出治療とは健康保険が適用される範囲に有効な治療法がない場合、患者が国に申し出ることで治療実施が認められる制度です。治療費が全額自己負担となるので、負担がかなり重いんですよね(上述した先進医療とも違います)。
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」ではオプション(月400円)をつけると患者申出治療の技術料と同額が保障されます。
しかしながら、実際患者申出治療を実施するケースはかなり稀です。制度開始から1年半の間で相談があったのが78件、実施されたのが4件。いまのところはあまり効果的な保障内容ではありません(将来的にどうなるかはわかりませんが)。
参考:厚生労働省ホームページ
よってオプションをつかけるかどうかというと微妙です(僕ならつけません)。ただし、患者申出治療を保障対象にできる画期的な試みはメリットとしていいでしょう。
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」のデメリット
デメリットは10年更新型であるという点に尽きます。
契約から10年経過すると、2ヶ月前までに申し出ない限り契約が自動更新されます。更新されると保険料は上がります。トータルでみると保険料が高くなることが多く、一生涯の保障を求める方には向いていないがん保険ですね。
逆に、短期間だけの保障であれば十分選択肢に入ります。短期の保障を求める方は選択肢に入れてみて下さい。
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」とチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」を比較する。
繰り返しますが、同じ治療ベースのがん保険にチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」があります。ここで両者の保障内容と保険料を比較してみます。
アクサ生命 「治療保障のがん保険マイセラピー」 |
チューリッヒ生命 「終身ガン治療保険プレミアムDX」 |
|
基本保障 | 【抗がん剤治療】 抗がん剤治療を受けた月に定額支給。 |
【抗がん剤・ホルモン剤治療給付金】 抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けた月に定額支給。 |
【放射線治療】 放射線治療を受けた月に定額支給。 |
【放射線治療給付金】 放射線治療を受けた月に定額支給。 |
|
保障対象外。 | 【自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金】 自由診療となる抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けた月に定額支給。 |
|
【手術】 手術1回に対し、一時金支給。 |
【ガン手術特約】 手術1回に対し、一時金支給。 ※オプション保障 |
|
【緩和ケア】 痛みを緩和する治療を受けた月に定額支給。 |
【ガン緩和療養特約】 痛みを緩和する治療を受けた月に定額支給。 ※オプション保障 |
|
【上皮内がん】 上皮内がんの手術・放射線治療に対して定額が支給されます。 |
保障対象。 | |
特約 | 【ガン先進医療給付特約】 健康保険が適用されない先進医療の技術料と一時金支給。 |
【ガン先進医療特約】 健康保険が適用されない先進医療の技術料と一時金支給。 |
【ガン入院特約】 入院1日に対し、定額支給。 |
【ガン入院特約】 入院1日に対し、定額支給。 |
|
【ガン・上皮内新生物一時金特約】 がんと診断、入院した場合に一時金支給。 |
【ガン診断特約】 がんと診断、入院した場合に一時金支給。 |
|
オプションなし。 | 【悪性新生物保険料払込免除特約】 がんと診断された場合に、以降の保険料支払いが免除。 【ガン通院特約】 通院1日に対し、定額支給。 【ガン診断後ストレス性疾病特約】 ストレス性疾患と診断された場合に一時金支給。 【ガン長期入院時差額ベッド保障特約】 差額ベッド代が発生した入院1日に対し、定額支給。 |
以下の2点から、保障内容はチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の方が有利でしょう。
- 自由診療となる抗がん剤治療が保障対象。
- オプションの種類が豊富。
ただし、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は一時金の支給間隔が2年に1回。この点はアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」の方が1年に1回であり、優れています。
次に保険料を比較してみます。全く同じ保障内容で保険料を比較することは不可能なので、こちらは参考程度にみておいてください。
※アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」の基本保障+一時金50万円を条件に保険料比較しています。
アクサ生命 「治療保障のがん保険マイセラピー」 |
チューリッヒ生命 「終身ガン治療保険プレミアムDX」 |
|
30歳男性 | 1,415円 | 2,185円 |
30歳女性 | 1,940円 | 1,815円 |
40歳男性 | 2,160円 | 2,915円 |
40歳女性 | 3,470円 | 2,185円 |
面白い結果になりました。女性はチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の方が圧倒的に安いです。男性はアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」の方が安いですね。
しかし、アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は10年更新型です。10年毎に保険料が上がります。例えば、30歳男性が80歳まで加入するケースで保険料総額を計算すると、
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」の保険料総額:3,441,600円
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の保険料総額:1,311,000円
となります。200万円以上の差になります。
さらに、この数字は現在の保険料率が継続した場合の金額です。保険料率は年々上がることが想定される(現在の30歳より、10年後の30歳の方が保険料が上がる)ので、この差はさらに広がることが予想されます。
まとめます。
- 女性は短期も長期もチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の方が安くなる。
- 男性は短期の場合ならアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」が安くなる可能性大。長期はチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の方が安くなる。
ただし、保険料は年齢によって微妙に変わることがあるため、全ての年齢で上記になるとは限りません。保険料の比較は専門家にやってもらいましょう。
保険見直しラボならアクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」とチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の比較を無料でしてくれます。
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」の評価。最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。
評価:「B」(S、A~Cで判定)。
短期のがん保障であれば、十分競争力あります。10年から20年程度だけがんの保障が必要だと考える方なら、選択肢に入れても良いがん保険です。
しかし、10年更新型であるため一生涯の保障と考えると保険料の総額がどうしても高くなってしまいます。同じ治療ベースのがん保険であるチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」との比較は必須でしょう。使い方が限定されるので評価は「B」としました。万人向けのがん保険ではないですね。
ちなみにですが、がん保険は治療ベースだけではありません。がん保険を検討されているなら、
●がん診断一時金に重点を置くなら、支給間隔・支給条件ともに素晴らしい(そして保険料も安めな)朝日生命「スマイルセブンSuper」。
●入院・通院・各種治療に対するバランスが良く、一時金の支給間隔も1年。保険料も安く収まる三井住友海上あいおい生命「&LIFE ガン保険スマート」。
少なくとも、この2つとの比較はしておいてください!
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」の相談をするなら。
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」は全国の保険ショップで取り扱っています。みなさんのご自宅近くの保険ショップでも取り扱ってる可能性が高いです。
けれども、フラッと保険ショップに立ち寄ってみて、
「うち、アクサ生命の生命保険取り扱ってないですよ」
なんて言われてら悲しいですよね。そんなことがないように事前に調べておきましょう。いまは取り扱っている生命保険会社を条件に保険ショップの検索と予約ができる時代です。検索と予約は↓から。
また、近所に保険ショップがない、もしくは保険ショップへ行く時間がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に仕事に忙しい働く世代や、子どもが小さい家庭は保険ショップへ行くのも難しいですよね。
そんな方に向けて、生命保険の専門家が指定した場所へ訪問してくれるサービスがあります。保険見直しラボです。
自宅でも職場でも近所の喫茶店でもファミレスでも、どこでも訪問してくれます。もちろん訪問してくれても相談は無料です。
念のためお伝えしておくと、保険見直しラボはアクサ生命と提携してます。保険見直しラボの全スタッフがアクサ生命の生命保険を取り扱うことができるのでご安心を。
とはいえ、保険見直しラボなんて聞いたことないよ!という方が大半ではないでしょうか。保険見直しラボについては下記のリンク先に詳しく書いてます。大丈夫です。ちゃんとした会社ですよ。
ちなみに、ここでご紹介したチューリッヒ生命のがん保険も保険見直しラボは取り扱っています(保険見直しラボは30社以上の保険を取り扱っています)。両者を比較するなら、保険見直しラボですよ。
生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。保険ショップでも、保険見直しラボでも無料で相談できます。
しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。
おすすめされた生命保険に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら、保険ショップや保険見直しラボは業務停止になってしまいます。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」
アクサ生命「治療保障のがん保険マイセラピー」を検討されているなら、以下の点に注意が必要です。
- 10年間で契約は一旦終了し、新たに更新すると保険料が上がる。
短期間だけがんの保障が必要であれば十分耐えらます。しかし、長期の保障となると保険料総額がどうしても高くなってしまいます…。よって、同じような保障内容を持つチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」と比較は必須でしょう。両者を比較して損はありません。
両者の比較なんて面倒くさい!という方は、アクサ生命とチューリッヒ生命の両社を取り扱う保険ショップへ相談してみましょう。面倒な比較をがん保険の専門家がやってくれますよ。保険ショップの検索と予約は↓をクリック!