明治安田生命「じぶんの積立」デメリットと評価【銀行預金している方へ】

「生命保険なんていらないよ。自分が亡くなった後のことなんて考えたくもないし」

明治安田生命「じぶんの積立」は生命保険のようで生命保険じゃありません。

いや、正確に言うと生命保険なんですけど、意味不明な死亡保障だけで、医療保障もありません。がん保障ももちろんありません。なにを保障しているのかよくわからない保険です。

言ってみれば、ただの「貯金」です。

公式サイト

ただし、この「貯金」部分がものすごくお得なのです。銀行預金でお金を貯めている方はけっこういらっしゃると思いますが、現在の金利では明治安田生命「じぶんの積立」の方が有利です。

明治安田生命「じぶんの積立」が向いている人
  • 生命保険に加入していない人(生命保険料控除を使い切っていない人)。
  • 銀行預金でお金を貯めている人。
  • 貯金癖ができない人。
  • 新社会人。

この記事では、明治安田生命「じぶんの積立」の加入を検討している方に向けて、メリット・デメリット、そして評価を書いていきます。

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明治安田生命「じぶんの積立」の基本情報

まずは基本情報の一覧です。

保険の種類 【積立保険】
・毎月定額の掛け金を支払います。
・満期を迎えると、積み立てた掛け金に利息が上乗せされた額を受け取れます。
・途中解約も可能です。解約した場合、積み立てた掛け金が戻ってきます(元本割れはありません)。
・掛け金が値上がりすることはありません。
選択できる保険料(掛け金)
以下の4パターンから選択可能。
・5,000円/月
・10,000円/月
・15,000円/月
・20,000円/月
保険料を支払う期間 5年間
保険料を支払う回数 月払
保険料を支払う方法 口座振替
保障される期間 10年間

明治安田生命「じぶんの積立」で得をする【銀行預金している場合じゃない】

明治安田生命「じぶんの積立」がお得な理由は以下の3点です。

  • 元本割れしない。途中で解約しても支払った掛け金は戻ってくる。
  • 満期を迎えれば、3%の利息が上乗せされて支払った保険料が全額戻ってくる。
  • 生命保険料控除の対象。

元本割れはしないし、利息は年利0.3%。

明治安田生命「じぶんの積立」では、5,000円・10,000円・15,000円・20,000円から毎月支払う掛け金を選択し、5年間払い続けます。そしてさらに5年後(契約してから10年後)に満期を迎え、3%の利息が上乗せされて支払った掛け金が戻ってきます。

掛け金を月10,000円とした場合の例は以下の表になります。

経過年数 年間払込保険料 払込保険料累計 返戻金 返戻率
1年 120,000円 120,000円 120,000円 100.0%
2年 120,000円 240,000円 240,000円 100.0%
3年 120,000円 360,000円 360,000円 100.0%
4年 120,000円 480,000円 480,000円 100.0%
5年 120,000円 600,000円 600,000円 100.0%
6年 0円 600,000円 605,080円 100.8%
7年 0円 600,000円 608,280円 101.3%
8年 0円 600,000円 611,500円 101.9%
9年 0円 600,000円 614,730円 102.4%
10年 0円 600,000円 618,000円 103.0%

保険料を支払っている5年目までに解約すれば支払った保険料がそのまま戻ってきます。6年目以降に解約するとちょっとづつ利息が上乗せされ、最終的には10年で3%の利息になります。

10年で3%。年利にすると約0.3%です。現状は10年満期の定期預金でも、利率は年0.1%を割り込むほどです。これだけでも現状の銀行預金よりかは良い利率ですよね。

さらに、明治安田生命「じぶんの積立」は生命保険です。生命保険料控除の対象になります。

生命保険料控除を加味すると、年利は0.8%くらい。

年末調整をご経験されている方ならご存知かと思いますが、給与・賞与から源泉徴収されている所得税・住民税は生命保険に加入していると年末調整でいくらか戻ってきます。

所得税の生命保険料控除額

年間保険料 控除額
20,000円以下 保険料の全額
20,000円〜40,000円 保険料×0.5+10,000円
40,000円〜80,000円 保険料×0.25+20,000円
80,000円超 40,000円

住民税の生命保険料控除額

年間保険料 控除額
12,000円以下 保険料の全額
12,000円〜32,000円 保険料×0.5+6,000円
32,000円〜56,000円 保険料×0.25+14,000円
56,000円超 28,000円

明治安田生命「じぶんの積立」で毎月の掛け金10,000円とした場合、年間の保険料は120,000円です。上の表から、控除額は以下のとおりです。

所得税の控除額:40,000円
住民税の控除額:28,000円

しかし、源泉徴収された税金からこの額が戻ってくるわけではありません。生命保険料は所得控除です。税金を計算する基になる所得から上記の控除額が差し引かれます。

所得から税金を計算する過程はかなり複雑なので割愛しますが、例えば、年収400万円で東京都世田谷区に住んでいる場合、上記の控除額だと、

所得税の割引額:4,100円/年
住民税の割引額:2,900円/年

となります(あくまでも一例です)。所得税と住民税合わせて7,000円が年末調整で戻ってくることになります。

生命保険料控除は保険料を支払っている5年間のみ有効なので、7,000円×5年で35,000円。そもそもの利息である18,000円と合わせて53,000円お得になる計算です。

この例だと、支払った保険料の総額が600,000円(120,000円×5年)なので、年利に換算すると0.8%程度でしょうか。

繰り返しますが、現状は10年満期の定期預金でも、利率は年0.1%を割り込むほどです。元本保障のある金融商品で年利0.8%はお得過ぎます。

一応生命保険なので、死亡保障っぽいものもある。

ただの積み立てだったら、金融庁が生命保険と認可しません。認可されないと生命保険料控除の対象にならないので、オマケ程度の死亡保障が明治安田生命「じぶんの積立」にはあります。

死亡給付金:返戻金と同額。
災害死亡給付金:支払った保険料の1.1倍

災害死亡給付金は事故・感染症で亡くなった場合に支払われます。「災害」というと地震や台風を思い浮かべますが、地震・台風は支払い対象外です。地震・台風で亡くなった場合は死亡給付金が支払われます。

じゃあ「災害」って何?ということになりますが、最も多い支払い要因は交通事故です。交通事故で亡くなった場合は支払った保険料の1.1倍を受け取れます。

いずれにせよ、死亡保障はおまけです。期待はできません。

明治安田生命「じぶんの積立」は商品設計が破綻している。

どう考えても「じぶんの積立」が売れれば売れるほど明治安田生命は赤字になります。いまどき10年で3%の利息じゃ利益がでません。事務コストを考えれば、大赤字です。商品設計が破綻してます。

じゃあなぜそんな保険を売っているのか。明治安田生命「じぶんの積立」の大きな特徴に以下の点があります。

  • 明治安田生命「じぶんの積立」は対面販売のみ。

明治安田生命「じぶんの積立」は対面で説明を受けないと契約できません。かんたんな仕組みの保険なのに、ネットからの契約はできないのです。

「じぶんの積立」はスーパーで言う特売品です。特売品を目当てのお客さんの「ついで買い」を狙っている戦略性の高い生命保険です。

明治安田生命「じぶんの積立」のデメリット

明治安田生命「じぶんの積立」ここに注意!
  • 【check】10年後にちょっと面倒な営業される可能性あり。
  • 【check】将来のインフレに弱い。
  • 【check】クレジットカードで支払いができない。

「対面でしか契約させてくれないのかぁ。面倒な営業されないかなぁ」

しかし、「じぶんの積立」の契約時に面倒な営業をされることはまずないです(明治安田生命の生命保険を紹介される程度です)。

また、加入した後もウザい勧誘はないでしょう。お客さんとの関係をつないでおくためのダイレクトメール程度です。頻繁な電話や自宅訪問はありません。

営業されるのは10年後。つまり、「じぶんの積立」が満期を迎えて、積み立てた掛け金が戻ってくるときです。

「無事満期を迎えましたね。おめでとうございます。ところで、そのお金、使い道をもう決まっていますか?」

この一言から、次の生命保険の契約を促されることになります。

じゃあこれがデメリットかというと、そうでもありません。10年後は家族構成や経済状況が変わっていることが多いでしょう。その時に必要な保険があれば、積み立てた掛け金で保険の契約をすればよいですし、保険が不要であったら、お断りしてOKです。

将来のインフレに弱い。

明治安田生命「じぶんの積立」の年利は概ね0.8%と書きました。

現在は銀行預金よりも良い年利ですが、今後10年間の間にインフレが進み、銀行預金の年利が跳ね上がる可能性もあります。

そうなると、明治安田生命「じぶんの積立」の年利は相対的に見劣りしてしまいますよね。満期までの10年間はけっこう長いです。

しかし、明治安田生命「じぶんの積立」はいつ解約しても元本割れはしません。もしも銀行預金の年利が跳ね上がったら、そのときに「じぶんの積立」を解約して、銀行預金に移し替えればいいだけです。

基準は0.8%です。銀行預金の年利が0.8%を超えるようなら、移し替えの検討を始めましょう。

クレジットカードで支払いができない。

もう1点ご注意ですが、明治安田生命「じぶんの積立」はクレジットカード支払いができません。保険料の支払いは銀行口座からの引き落としのみです。

クレジットカード支払いができれば、ポイント還元の対象になるんですけどね。手数料の関係で難しいのでしょう。

明治安田生命「じぶんの積立」の評価

評価:S(S、A~C)

銀行預金で貯めているお金があれば、明治安田生命「じぶんの積立」に移し替えた方がお得です。生命保険がいらないとお考えの方でも、一度検討されてはいかがでしょうか。

ちなみに、明治安田生命の保険は保険見直しラボで取り扱っています。相談はもちろん無料です。保険見直しラボに提案された保険に入る必要もありません。

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