東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は全方位型の終身保険です。
- 亡くなった場合に死亡保険金を満額支給(終身保険だから当たり前)。
- 要介護状態となった場合に死亡保険金と同額を支給(介護保障あり)。
- オプションをつければ、がん・心疾患・脳血管疾患となった場合に解約返戻金が一気に増額(医療保障あり)。
つまり、介護保険・医療保険・がん保険の機能を兼ね備えているんですよね。なので全方位に対応できる終身保険という印象です。
しかし、デメリットもあります。貯蓄代わりの保険として考えた場合は少し弱め。つまり、解約返戻金の返戻率(支払った保険料に対してどれくらいリターンがあるか)がイマイチなんです。まぁ全方位に対応できるくらい保障が手厚いので、当たり前と言えば当たり前なんですけど…。
そもそも終身保険っていろんな生命保険会社が販売しているので、どれを選んでいいのかよくわからないんですが、当たりハズレの大きい保険です。
当たりハズレは「解約返戻金の返戻率(支払った保険料に対して解約時に戻ってくるお金の割合)」で9割決まります。終身保険で最も大切な「解約返戻金の返戻率」は各社大きな差があります。元本割れしてしまう終身保険は選びたくないですよね。
終身保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、終身保険を選ぶ際に大切なのは以下の4点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上の4点について、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」の概要と評価は以下のとおりです。
30歳の月額保険料 (保険金額500万円、保険料払込期間60歳まで) |
男性:13,685円 女性:13,705円 |
評価C |
40歳の月額保険料 (保険金額500万円、保険料払込期間60歳まで) |
男性:21,350円 女性:21,370円 |
|
解約返戻金の戻り率 | 満期を迎えた時:90.0% (30歳男性・保険金額500万円・60歳まで保険料を支払う前提。保険料払込免除特則あり) |
評価B |
特約について | 【特定疾病保険料払込免除特則】 がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になった場合、以降の保険料支払いが免除されます(保障は継続します)。 【年金支払特約】 保険金の受け取り方を年金方式へ変更できます。 【リビングニーズ特約】 余命6ヶ月と宣告された場合、生前中に保険金を受け取れます。 【指定代理請求特約】 本人に代わって家族が保険金請求できます。 |
評価S |
クレジットカード払い | 可能 | 評価A |
満期直後の解約返戻金の戻り率が100%を下回っています。つまり、満期直後に解約しても、支払った保険料全額は戻ってきません。少し貯蓄性に乏しい終身保険です。
また、保険料は高めです。保険料が高く、解約返戻金の返戻率が低いのは基本保障に介護保障が含まれており、介護保障部分の保険料が掛け捨てになっているものと推測されます。終身保険に貯蓄性を求める方には、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は向いていません。
といったように書くとあまりメリットのない終身保険に思えますが、冒頭書いたとおり、
- 死亡保障
- 介護保障
- (オプションをつければ)がん・医療保障
の全方位対応型の終身保険と見れば、高めの保険料も低めの解約返戻金も納得ができます。保障内容としては悪くないんですよね。
全体的に見るとマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」と良い勝負です。東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」を検討されているなら、両者を比較してみると良いですよ。
とはいえ、比較を自分でやると面倒だと思いますので、ここでかんたんに表で比較してみます。
長生き支援終身 | こだわり終身保険V2 | |
満期直後の解約返戻金の返戻率 | 概ね100%割れ(元本割れ) | 概ね100%超 |
死亡保障 | あり | あり |
介護保障 | あり | なし |
がん・医療保障 | オプションつければあり。 条件はかなり良い。 |
オプションつければあり。 長生き支援終身と比べれば、条件厳しめ。 |
貯蓄性を優先して考えれば、マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」でしょうか。保障の手厚さを優先して考えれば、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」ですね。どちらも一長一短あります(詳しくは後述します)。
ちなみに、終身保険は以下のリンク先で比較しています。こちらもご参考に。
「長生き支援終身」の相談は保険ショップで。保険ショップの予約は↓をクリック!
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」の基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他の終身保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【終身保険】 ・死亡、高度障害時に保険金を受け取れます。 ・保険料を支払い終わった後も、保障は一生涯続きます。 ・貯蓄性があります(解約返戻金を受け取れます) ・保険料が値上がりすることはありません。 |
【無配当型】 ・配当はありません。その分、毎月支払う保険料は割安になります。 |
|
【低解約返戻金型】 ・保険料を支払っている期間中に解約した場合、解約返戻金は7割程度に減額されます。 ・その分、毎月支払う保険料は割安になります。 ・保険料を支払い終わったあとの解約なら、解約返戻金を全額受け取れます。 |
|
保険料を支払う期間 | 祝金なし:79歳までを上限に1歳単位で選択可能。 80歳から祝い金:79歳までを上限に1歳単位で選択可能。 70歳から祝い金:69歳を上限に1歳単位で選択可能。 |
保険料を支払う回数 | 月払、年払、一括払、一部一括払 |
保険料を支払う方法 | ・口座振替 ・クレジットカード払 |
保障される期間 | 一生涯(終身) |
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」の注意点
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は他社の終身保険にはあまり見られないポイントが2つあります。
- 基本保障に介護保障が含まれている。
- 健康祝い金を受け取れる(受け取らないプランも選べる)。
人によってはメリットにもデメリットにもなるので、注意点としました。
基本保障に介護保障が含まれている。
以下の条件のどちらかに該当したとき、死亡保障額と同額の保険金を受け取れます。
- 公的介護保険制度の要介護2以上と認定されたとき。
- 所定の要介護状態が180日を超えて継続したと医師によって診断確定されたとき
一般的な終身保険が保障対象としているのは死亡・高度障害ですが、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は介護保障を基本保障に含んでいます。
「基本保障の保障範囲が広くなって良かったですね!おすすめです!」
と単純な話にはなりません。なぜなら、その分保険料が上がってしまうからです。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」の保険料が高く、解約返戻金の返戻率が低くなる原因はここにあると推測しています。おそらく、介護保障部分の保険料は掛け捨てになっているのではないかと(介護保障を加入者が自由に取り外せるオプションにすれば良かったのに…)。
ちなみにですが、介護保障とみたときに、保障条件は悪くないです。要介護2で保障されるのは平均的。他社と比較して遜色ありません(このあと、朝日生命「あんしん介護保険」と比較してみます)。
健康祝い金を受け取れる。
保険金を一度も受け取ることなく対象年齢に到達できれば、健康祝い金を受け取れます。
対象年齢は以下の2パターンから選べます。
70歳 | 75歳 | 80歳 | 85歳 | 90歳 | |
パターン① | 5% | 5% | 20% | ー | ー |
パターン② | ー | ー | 5% | 5% | 20% |
受け取れる金額は死亡保険金額に対する割合です。例えば、保険金額500万円の契約なら、パターン①だと70歳で25万円・75歳で25万円・80歳で100万円受け取れます。
「長生きするとお得ですね!大金もらえて良かったですね!」
とはなりません。健康祝い金の原資は私たちが支払った保険料です。
健康祝い金の分だけ割増された保険料を何十年と支払い続け、もし健康祝い金をもらえる年齢に到達する前に亡くなってしまったら、何も受け取ることはできません。これはギャンブルです。
健康祝い金は取り外すことができます。健康祝い金を取り外せば、保険料は安くなります。私なら取り外します。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」のメリット
メリットの1点目ついて詳しく説明します。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は保険料払込免除特則が強力。3大疾病にかかったら、解約返戻金が一気に増額!
保険料払込免除特則をつけておけば、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)にかかった場合にその後の保険料支払いは免除されます(もちろん保障は継続します)。
保険料の支払いが免除される具体的な条件は以下のとおりです。
疾病 | 条件 |
がん | 初めてがんと診断されたとき(上皮内がんは含みません)。 |
心疾患・脳血管疾患 | 20日以上入院したとき。 または 手術を受けたとき。 |
※上皮内がんとは初期のがんを指します。転移や再発の可能性が低く、サッと手術で切ってしまえば完治することが多いと言われてます。
上表の状態に該当すれば、保険料の支払いが免除されます。終身保険は保険料が高いです。三大疾病にかかって収入が減ってしまったのに、毎月1万円を超える保険料を払い続けるのはちょっと辛いですよね…。
さらに、三大疾病にかかったら解約返戻金が一気に増額されます。
通常は満期を迎えるまで、解約返戻金はそれまでに支払った保険料の7割程度です。しかし、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」では、その時点で一括で保険料を支払ったと同額まで解約返戻金が増額されます(支払ってない保険料の分まで解約返戻金として受け取れます)。
三大疾病にかかったら、すぐに解約して解約返戻金を治療費に充てることもできます。つまり、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」はがん保険・医療保険の代わりにもなります。
他社の保険料払込免除特約との比較。
同じような内容の保険料払込免除特約が下記2社の終身保険にもあります。
- マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」
- 損保ジャパン日本興和ひまわり生命「一生のお守り」
3社の終身保険の中で条件が最も緩いのは東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」です。3社の条件を比較します。
長生き支援終身 | こだわり終身保険V2 | 一生のお守り | |
がん | 初めてがんと診断されたとき。 | 初めてがんと診断されたとき。 | 初めてがんと診断されたとき。 |
心疾患 | 【GOOD!】 20日以上の入院or手術 |
60日以上の労働制限 ※対象は急性心筋梗塞のみ |
60日以上の労働制限or手術 ※対象は急性心筋梗塞のみ |
脳血管疾患 | 【GOOD!】 20日以上の入院or手術 |
60日以上の後遺症 ※対象は脳卒中のみ |
60日以上の後遺症or手術 ※対象は脳卒中のみ |
がんについては3社で相違ありません。相違があるのは心疾患・脳血管疾患です。以下の2点で東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は他社よりも優れています。
- 東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」が20日以上の労働制限・後遺症が条件なのに、他社は60日以上となっている。
- 東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は幅広い心疾患・脳血管疾患を保障対象にしているが、他社は急性心筋梗塞・脳卒中に限定。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は条件がゆるゆるです。これだけ条件が緩く、対象が広ければ、医療保険の代わりとして十分使えます。この点はマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」を上回っていますね。
繰り返しますが、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は
- 死亡保障
- 介護保障
- (オプションをつければ)がん・医療保障
の全方位対応型です。保障内容は優れています。あとは、この後デメリットに書く保険料の高さ・解約返戻金の返戻率の低さをどう見るかですね。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」のデメリット
1点目は低解約返戻金型終身保険の特徴です。その分、毎月支払う保険料が安くなっているので、文句は言えませんね。
2点目、3点目について詳しく見ていきます。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は保険料が安くない。
表で比較します。保険金額500万円・60歳まで保険料を支払う前提で下記2社の終身保険と比較してみます(保険料払込免除特約はつけていません)。
この2つは現在発売されている終身保険のなかでもツートップです。
東京海上日動あんしん生命 「長生き支援終身」 |
オリックス生命 「ライズ」 |
マニュライフ生命 「こだわり終身保険V2」 |
||
非喫煙者 | 喫煙者 | |||
30歳男性 | 13,685円 | 10,870円 | 10,405円 | 11,050円 |
30歳女性 | 13,705円 | 10,430円 | 10,115円 | 10,725円 |
40歳男性 | 21,350円 | 17,305円 | 16,540円 | 17,605円 |
40歳女性 | 21,370円 | 16,605円 | 16,090円 | 17,015円 |
2社と比較すると、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」の保険料は高めに見えます。この原因は、
- 基本保障に介護保障が含まれているから。
ですね。
ちなみにですが、介護保障といえば、専門は介護保険。そのなかで優秀な介護保険に朝日生命「あんしん介護保険」があります。朝日生命「あんしん介護保険」の保障内容と比較してみます。
長生き支援終身 | あんしん介護 | |
介護保障 | 要介護2で死亡保険金と同額給付 ※一時金もしくは年金方式で給付。 |
【介護年金タイプ】 要介護1以上に認定された場合に一生涯年金が支給されます。 【介護一時金タイプ】 要介護3以上に認定された場合に一時金が支給されます。 【要支援一時金タイプ】 要支援2以上に認定された場合に一時金が支給されます。 |
朝日生命「あんしん介護」は保障タイプを
- 年金タイプ。毎月定額が給付される。
- 一時金タイプ。一回にまとまった金額が給付される。
- 要支援一時金タイプ。介護状態が軽い段階で一時金が給付される。
の3タイプから選べます(どれかひとつというわけではなく、全て選択することも可能)。それぞれのタイプで給付条件が異なるので、単純な比較は難しいのですが、
- 年金タイプが希望なら、朝日生命「あんしん介護」が条件は有利。
- 一時金タイプが希望なら、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」が条件は有利。
- 初期の介護状態で一時金給付を希望なら、朝日生命「あんしん介護」がおすすめ。
といったところでしょうか。
ちなみに朝日生命「あんしん介護保険」だと、40歳男性で介護一時金300万円の契約をした場合、毎月支払う保険料は1,845円です(終身払)。
介護保障が必要と感じる方は、
朝日生命「あんしん介護保険」+マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」
VS
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」
といった比較をしてみるのがおすすめです。
特に、タバコを吸わない方はマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」だと、非喫煙者割引が適用されて5%程度保険料が割引になります。非喫煙者の方はぜひ比較を!
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は解約返戻金の返戻率が高くない。満期直後は元本割れ。
保険料が安くなくても、解約返戻金の返戻率が高ければ最終的には戻ってくるのですが、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は解約返戻金の返戻率が高くありません。
満期直後に解約すると大きく元本割れしてしまいます。
終身保険 | 保険料総額 | 解約返戻金 | 返戻率 |
オリックス生命「ライズ(RISE)」 ※保険金額1,000万円 |
7,790,400円 | 8,603,700円 | 110.4% |
マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」 ※保険金額1,000万円 |
7,592,400円 | 8,266,000円 | 108.8% |
FWD富士生命「E-終身」 ※保険金額1,000万円 |
8,146,800円 | 8,763,000円 | 107.5% |
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「一生のお守り」 ※保険金額500万円 |
4,518,000円 | 4,487,600円 | 99.3% |
ネオファースト生命「ネオdeとりお」 ※保険金額100万円 |
998,280円 | 967,500円 | 96.9% |
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」 ※保険金額500万円 |
5,310,000円 | 4,780,000円 | 90.0% |
(30歳男性、60歳で保険料を支払い終える前提で試算)
やはり、介護保障と健康祝い金が解約返戻金の返戻率を落としている大きな要因でしょう。シンプルに貯蓄性を求める方は、「こだわり終身保険V2」・「ライズ(RISE)」あたりが良いですね。
【裏ワザ】東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」をがん保険の代わりにするという選択。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」はがん保険の代替にもなり得る終身保険です。
基本的にがん保険は掛け捨てです。毎月の保険料は数千円ですが、何十年も支払い続けると、けっこうな額になります。掛け捨てにするのはもったいないと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」の出番です。東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は掛け捨てではありません。元本割れする可能性はありますが、満期後に解約すれば、支払った保険料は解約返戻金として戻ってきます。
さらに、がんと診断されれば、一気に解約返戻金が増額されます。がんと診断後、即解約すれば、解約返戻金をがんの治療費に使えますよね。
ちなみにですが、がんの治療費は厚生労働省の医療給付実態調査に平均が示されています。
がんの種類 | 入院・入院外合計 | 自己負担額 |
---|---|---|
胃ガン | 643,764円 | 193,129円 |
大腸ガン | 636,557円 | 190,967円 |
直腸ガン | 787,923円 | 236,376円 |
肝ガン | 627,623円 | 188,287円 |
肺ガン、気管支ガン | 703,280円 | 210,984円 |
乳ガン | 605,588円 | 181,676円 |
子宮ガン | 624,498円 | 187,349円 |
悪性リンパ腫 | 975,623円 | 292,687円 |
白血病 | 1,556,487円 | 466,946円 |
その他の悪性新生物 | 672,851円 | 201,855円 |
がん平均 | 676,947円 | 203,084円 |
窓口で支払う治療費は一番右の「自己負担額」です。最も高額な白血病で466,946円。50万円程度あれば、がんの治療費は足りそうです。
なので、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」をがん保険の代わりに使う場合、多額の保険金は必要ありません(保険金額を大きくすると、保険料が上がります)。
例えば、保険金額200万円、60歳まで保険料を支払う内容で30歳男性が契約すれば、保険料払込免除特約をつけたとしても毎月の保険料は5,900円です。
がん保険より若干高い程度の保険料です。掛け捨てではないので、60歳を過ぎて解約すれば、ある程度の金額が戻ってきます。
万が一、亡くなることがあれば保険金額200万円を遺族が受け取れますし、3大疾病にかかれば、解約返戻金を治療費に使えます。
そう考えると、オールマイティに使える保険ですよね。
【東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」の評価】最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。
評価:B(S、A~C)
評価をAとするか迷いましたが、やはり保険料の高さと解約返戻金の低さが気になります。
基本保障に介護保障・健康祝い金が含まれているのがその原因と推測していますが、
- 介護保障を終身保険で備える必要性が薄い(朝日生命「あんしん介護保険」でいいような…)
- 健康祝い金なんてそもそも不要(取り外しできます)。
という点を踏まえて評価Bとしました。
ただし、
- 保険料払込免除特則が超強力。
- ひとつの保険で全方位に備えられる(手続きが楽)。
というメリットはあります。このメリットは捨てがたい…。
よって、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」を検討されている方は、
朝日生命「あんしん介護保険」+マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」
VS
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」
といった対立軸で検討してみたほうがいいです。絶対にいいです。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」の相談をするなら。
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は全国の保険ショップで相談できます。
繰り返しますが、相談をするならマニュライフ生命「こだわり終身保険V2」・朝日生命「あんしん介護保険」との比較はしておいて損はありません。
なので、東京海上日動あんしん生命とマニュライフ生命・朝日生命の3社を取り扱う保険ショップで相談した方がいいです。しっかりと生命保険の専門家の視点で比較してもらい、納得のいく方に申し込みましょう。
しかし、東京海上日動あんしん生命とマニュライフ生命と朝日生命の3社を取り扱う保険ショップを探すなんて難しいですよね。ふらっと入った保険ショップで
「うち、東京海上日動あんしん生命取り扱ってないですよ」
なんて言われたら絶望ですよ。終身保険入る前に絶望ですよ。
ということですので、事前準備は周到に。ニアエルというサイトを利用すれば、取り扱っている生命保険会社を条件に保険ショップの検索と予約ができてしまいます。
【保険ショップの検索なら】全国1,200店舗を30秒で予約できるニアエル保険相談。
保険ショップの予約ならニアエル保険相談(旧LIFULL保険相談)です。
全国1,200店舗を予約可能。予約も簡単で、自宅近くの保険ショップを選び、
- 相談希望日時
- 名前
- 生年月日
- 電話番号
- 相談内容(「新規」か「見直し」か「その他」かを選択)
を入力すれば予約完了です。ほんとに30秒で予約できますよ。
便利なのが取り扱っている保険会社数、キッズスペースの有無、女性スタッフの有無が一発でわかるところ。お子さんがいる主婦の方には嬉しい情報ですよね。
また、保険ショップを利用した方の口コミと評価も掲載されています。なんとなーく入りにくい保険ショップ。強引な勧誘されたらどうしよう…なんて不安になる方も多いと思いますが、利用者の口コミがあれば安心できますよね。
さらに、ニアエルにはユーザ通報制度があります。ユーザからクレームを受けた保険ショップは掲載停止の措置が検討されます。ニアエルに掲載されている保険ショップなら、実際に利用した方の口コミも掲載されてますし、通報があれば掲載停止もあり得ますし、まず安心かと。
予約は↓から。
また、近所に保険ショップがない、もしくは保険ショップへ行く時間がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に仕事に忙しい働く世代や、子どもが小さい家庭は保険ショップへ行くのも難しいですよね。
そんな方に向けて、生命保険の専門家が指定した場所へ訪問してくれるサービスがあります。保険見直しラボです。
【FPが指定場所へ来てくれます】保険見直しラボ 過度な営業にはイエローカード!【相談は無料です】
保険見直しラボが取り扱っている保険会社数は30社を超えます。選択肢の広さが大きなメリットです。
また、訪問型なので、自宅や会社や近所の喫茶店等、指定した場所まで来てくれます。
「自宅の近くに保険ショップがない…」
「わざわざ保険ショップまで行くの面倒くさい!」
「子供が小さくて、保険ショップまで行けない…」
そんな方にはぴったりのサービスですよね。
相談の申し込みはとっても簡単。
- ネットの申し込みフォームから相談内容、基本的な情報(名前や住所等)を入力する。3分くらいで終わります。
- オペレーターから電話がくる。相談する日程と場所の調整をする。
- 担当FPがやってくる。
これだけです。
ちなみにですが、保険見直しラボを実際に利用した人の口コミは以下のとおり。この人たちは、保険見直しラボの支社に出向いて相談したようです。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談してみましょう。
予約は↓から。
念のためお伝えしておくと、保険見直しラボはここでご紹介した東京海上日動あんしん生命・マニュライフ生命・朝日生命の3社全てと提携してます。保険見直しラボの全スタッフが30社以上の生命保険を取り扱うことができるのでご安心を。
とはいえ、保険見直しラボなんて聞いたことないよ!という方が大半ではないでしょうか。保険見直しラボについては下記のリンク先に詳しく書いてます。大丈夫です。ちゃんとした会社ですよ。
生命保険の相談は無料でできるし、相談したからって生命保険に入る必要はない。
生命保険の相談はもちろん無料です。保険ショップでも、保険見直しラボでも無料で相談できます。
しかも、無料で相談したからといって、生命保険に必ず入らなければならないということはありません。
おすすめされた生命保険に納得できなければ、
「うーん、よく考えてみます…」
と、やんわりお断りしてOKです(お断りする人はかなりいます)。
相談しているときに過度な勧誘もなければ、お断りした後にしつこい電話攻勢というのもありません。最近は過度な勧誘やしつこい電話は法律で禁止されています。そんなことしたら、保険ショップや保険見直しラボは業務停止になってしまいます。
生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」
繰り返しますが、東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」は
- 死亡保障
- 介護保障
- (オプションをつければ)がん・医療保障
の全方位対応型です。全方位型の手厚い終身保険であるがゆえに、保険料は高く、解約返戻金の戻り率は低い。貯蓄性として考えるとちょっと面白くない終身保険です。この点をどう考えるかですね。
なので、
朝日生命「あんしん介護保険」+マニュライフ生命「こだわり終身保険V2」
VS
東京海上日動あんしん生命「長生き支援終身」
で比較してみることが大切です。とはいっても比較なんて面倒ですよね。
終身保険選びに迷ったら生命保険の専門家に相談です。「長生き支援終身」も「こだわり終身保険V2」も「あんしん介護保険」全国の保険ショップで相談できます。保険ショップの検索は↓をクリック!