チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は欧米では承認されているものの、日本では未承認で健康保険適用外(全額自己負担)となる最新の抗がん剤治療(自由診療)が保障対象に含まれています。他社のがん保険にはなかなか見られない大きなメリットです。
そして、保障範囲は広いものの、毎月支払う保険料はそこまで高くありません。他社のがん保険に追加でチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の基本保障だけを加入することもできる程度の保険料です。
一般的ながん保険の抗がん剤治療保障あ健康保険適用範囲内にとどまります。自由診療の抗がん剤治療まで保障対象となるがん保険はかなり貴重です。がんに不安を抱える方は一度検討してみてください。
がん保険の選び方のポイントは↓のリンク先に書いています。
リンク先の内容を要約すると、選び方で大切なのは以下の4点です。
まずはざっと概要を書いておきます。上の4点について、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の概要と評価は以下のとおりです。
項目 | 内容 | 評価 (S、A~C) |
「がん診断一時金」 「先進医療特約」 「通院保障」の保障有無 |
がん診断一時金:あり 先進医療特約:あり 通院保障特約:あり |
A |
がん診断一時金の支給条件 | 支給回数:無制限 支給間隔:2年 1回目の支給条件:がんと診断確定 2回目以降の支給条件:がんで入院 |
B |
通院保障 | 支給回数:120日まで 保障期間:入院前60日と退院後365日 上皮内がん:対象 |
B |
セカンドオピニオンサービス | あり | A |
治療ベースで保障するがん保険です。
よくあるがん保険は「入院1日につき1万円」とか「手術1回につき10万円」とかですが、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は抗がん剤治療・放射線治療・ホルモン剤治療を受けた月に一時金を支給するのが基本保障です。珍しいタイプですね(最近増えつつあります)。
そして繰り返しますが、基本保障に健康保険適用外(全額自己負担)となる自由診療の抗がん剤治療保障まで含まれる点が大き過ぎるメリットです。
自由診療まで保障対象となるがん保険は数が少なく、他社のがん保険にすでに加入していたとしても、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は検討する価値があります。
ただし、オプションであるがん診断一時金や通院保障は薄めです。抗がん剤治療に焦点をあてている、一芸に秀でたがん保険でしょう。逆に言うと、メインのがん保険とするにはちょっと保障は弱いという見方もできます。
ちなみに、がん保険は下記のリンク先で比較をしています。こちらもご参考に。
がん保険の相談は保険ショップで。保険ショップの予約は↓をクリック!
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の基本情報
まずは基本情報を一覧にしました。他のがん保険と比較する際の手掛かりにどうぞ。
保険の種類 | 【がん保険】 ・がんに備える保険です。 ・貯蓄性はありません。支払った保険料は掛け捨てです。 ・保険料が値上がりすることはありません。 |
基本保障 (取り外しができない保障) |
【放射線治療給付金】 放射線治療を受けた月に定額が支給されます。 【抗がん剤・ホルモン剤治療給付金】 抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けた月に定額が支給されます。 【自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金】 自由診療となる抗がん剤治療・ホルモン剤治療を受けた月に定額が支給されます。 |
特約 (好みによってつけたり外したりができるオプション) |
【悪性新生物保険料払込免除特約】 がんと診断された場合に、以降の保険料支払いが免除されます。 【ガン先進医療特約】 健康保険が適用されない先進医療の技術料と一時金が支給されます。 【ガン診断特約】 がんと診断された場合に一時金が支給されます。 【ガン通院特約】 通院1日に対し、定額が支給されます。 【ガン入院特約】 入院1日に対し、定額が支給されます。 【ガン手術特約】 手術1回に対し、一時金が支給されます。 【ガン緩和療養特約】 痛みを緩和する治療を受けた月に定額が支給されます。 【ガン診断後ストレス性疾病特約】 ストレス性疾患と診断された場合に一時金が支給されます。 【ガン長期入院時差額ベッド保障特約】 差額ベッド代が発生した入院1日に対し、定額が支給されます。 |
保険料を支払う期間 | 10年間・55歳まで・60歳まで・65歳まで・70歳まで・75歳まで・80歳まで・終身払(一生涯)から選択可能。 |
保険料を支払う回数 | 月払・年払から選択可能。 |
保険料を支払う方法 | 口座振替、クレジットカード払から選択可能。 |
保障される期間 | 終身(一生涯) |
加入方法 | 対面・郵送・ネット |
【チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」】保障内容を評価します。
がん保険は各社趣向を凝らした特約をラインナップしてます。それはもうラインナップし過ぎてどれが必要で、どれが不要かわからなくなるほどです。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」も様々な特約があります。その特約ひとつひとつを評価していきたいと思います。
【基本保障】放射線治療給付金/抗がん剤・ホルモン剤治療給付金/自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金
基本保障は必ずついてくる保障です。取り外しはできません。
給付金 | 支給額 | 支給条件 | 支給間隔 |
放射線治療給付金 | 10万円~30万円の範囲で選択可能。 (5万円単位) |
放射線治療を受けたとき。 | 月1回 |
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 | 公的医療保険制度の給付対象となる抗がん剤・ホルモン剤治療を受けたとき。 | 月1回 | |
自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金 | 上記支給額の2倍 | 欧米で承認された所定の抗がん剤・ホルモン剤治療のうち、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金対象外(公的医療保険制度の給付対象外)となる治療をうけたとき | 月1回 (最大12回) |
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は治療ベースで給付金が支給されるタイプのがん保険です。
- 入院日数をベースに治療費をカバーするタイプのがん保険。
- 治療費を一時金でカバーするタイプのがん保険。
- 治療ベースで給付金を支給するタイプのがん保険。
がん保険は大きく上記の3タイプに分かれますが、最近はがんの入院日数が短期化しているため、2・3が増えつつあります。チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は典型的な「3」のタイプ。現在の医療状況にあったがん保険ですね。
そして大きな特徴は自由診療となる抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療に対して、給付金が支給される点です。
欧米では承認されているものの、日本では未承認となっている抗がん剤治療をした場合に一時金が支給されます。
がん治療は日々進化していますが、抗がん剤治療の承認は欧米が一歩進んでいます。欧米で承認されたものの、日本では未承認の抗がん剤は数多くあり、使用した場合の治療費は全額自己負担となるため、かなりの出費になります。
自由診療となる抗がん剤治療は民間のがん保険でも保障対象外となることが多く、一時金が支給されるチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の存在は非常に貴重です。自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金目的で、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」へ加入しても良いでしょう。それくらい強力です。
【そんなに重要じゃありません】悪性新生物保険料払込免除特約
よくCMでみる「以降の保険料は頂きません!」っていう保障です。
がんと診断された場合に、以降の保険料支払いが免除されるのですが、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」はそもそも保険料が安いため、あまり効果的ではありません。つける必要性は低いでしょう。
【重要】ガン先進医療特約
健康保険が適用されない先進医療を受けた際に一時金が支給される特約です。先進医療の治療費は数百万円かかることも多く(全額自己負担)、人生一発退場を避ける上で欠かせない特約です。
支給額 | 支給条件 |
・先進医療の技術料実費(保障期間通算で2,000万円まで保障) ・一時金15万円 |
先進医療を受けた場合。 |
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】保障期間通算で2,000万円まで保障。
- 【GOOD!】一時金15万円の支給あり。
他社の先進医療特約は保障期間通算500万円とか1,000万円までの保障もあり、2,000万円は手厚い保障です。
また、先進医療を対応できる病院は限られているため、遠方に移動することもあり得ます。一時金はその場合の宿泊費・交通費に使われることを想定しています(一時金が支給されないがん保険もあります)。
先進医療特約は他社と比較して悪くありません。基本的にはつけておくべきオプションでしょう。
【重要ですが…】ガン診断特約
がんと診断された場合に一時金が支給される特約です。減ってしまった収入の補填や、治療費等、どんな用途にでも使える一時金です。
支給額 | 支給条件 | 支給間隔 | 上皮内がん |
50万円から100万円の範囲で選択可能 | 【1回目】がんと診断された場合。 【2回目以降】がんで入院した場合。 |
2年 (支給回数無制限) |
支給対象 |
以下、ポイントです。
- 【GOOD!】支給回数無制限。2年経過すれば何度でも受け取れる。
- 【GOOD!】上皮内がんも支給対象。一時金が減額されることもない。
- 【BAD】2回目以降の支給は入院が条件。診断・通院だけでは支給されない。
- 【BAD】支給間隔が2年。再発/転移の保障に不安あり。
他社のがん保険と比較すると若干劣勢かなぁという印象です。繰り返しますが、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は治療に対して給付金を支給するタイプのがん保険です。一時金にはそこまで力を入れてない感じがします。
支給間隔が2年であること、2回目以降は入院している場合のみ支給対象(通院だけだと支給されない!)点はちょっと注意が必要でしょう。一時金の保障が手厚いがん保険を探している方は、他社のがん保険をおすすめします。朝日生命「スマイルセブンSuper」あたりがよいですよ。
ちなみに、がんの3大治療は
- 放射線治療
- 抗がん剤治療
- 手術
です(3大治療には入りませんが、ホルモン剤治療もあります)。
後述するガン手術特約をつけておけば、一時金が無くとも一通りの治療は保障されることになります。
【重要ですが…】ガン通院特約
がんでの通院1日あたりに定額が支給される特約です。通院時の医療費に充てられることが多く、長期間の通院を保障できるかが重要です。
支給額 | 支給条件 | 保障期間 | 上皮内がん |
通院1日あたり5,000円~30,000円の反映で選択可能。 (1,000円単位) |
・入院日の前日から遡及して60日以内の通院 ・退院日の翌日から365日以内の通院 |
退院後120日にまで。 | 支給対象 |
他社は退院から5年間無制限で通院保障なんていうのもあります(例えば、三井住友海上あいおい生命「&LIFE ガン保険スマート」)。それと比べると、通院保障は弱めです。
まぁでも基本保障の抗がん剤・ホルモン治療・放射線治療の給付金は通院でも支給されます。通院1日あたりの給付金(ガン通院特約)よりも、治療に対する給付金(基本保障)にチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は力を入れています。
基本保障で手厚いサポートがあるため、ガン通院特約をつける必要性は薄いでしょう。
【そんなに重要ではありません】ガン入院特約
支給額 | 支給条件 | 保障期間 | 上皮内がん |
入院1日あたり5,000円~30,000円の反映で選択可能。 (1,000円単位) |
入院したとき。 | 無制限 | 支給対象 |
がんの治療は入院が短期化し、その分自宅療養をしながらの通院が長引く傾向にあります。入院日数の平均は以下のとおりです。
胃の悪性新生物:19.2日
結腸及び直腸の悪性新生物:15.7日
肝及び肝内胆管の悪性新生物:16.9日
気管、気管支及び肺の悪性新生物:16.3日
参考にしたのは生命保険文化センターです。がん系の入院は平均20日未満で退院できます。意外と短いですよね。
入金給付金は健康保険適用外となる以下の入院費用に使われることが多いです。
- 差額ベッド代(個室代)
- 食事代
- 交通費
- 入院中の生活雑貨
上の4点は全額自己負担となります。でも、各々どれくらいかかるか想像もつきませんよね。個別に見ていきます。
差額ベッド代:平均6,188円
差額ベッド代は1部屋を何人で使うかによって料金が変わります。厚生労働省の調査によると平均は以下のとおり。
1人部屋 | 7,797円 |
2人部屋 | 3,087円 |
3人部屋 | 2,800円 |
4人部屋 | 2,407円 |
1人部屋が突出してます。プライベートが確保できる1人部屋なら、周囲に気遣いせず治療に専念できますよね。特に女性の場合はプライベートが守れる1人部屋願望が強いかもしれません。
ちなみに、大部屋なら差額ベッド代は不要です。
食事代:1食460円(1日1,380円)
食事代は固定額です。ただし、住民税非課税世帯等の場合はもう少しお安くなります。
(参考 全国健康保険協会)
交通費、生活雑貨:マチマチ
交通費、生活雑貨は人によってマチマチですよね。自宅近くに病院に入院すれば安く済みますし、遠くであれば交通費はかかります。
以上、合計すると差額ベッド代平均と食事代で7,568円となりました。この金額に、交通費や生活雑貨、そのほか諸々の費用が追加されると、入院給付金は10,000円あれば十分と言えます。貯蓄に余裕がある方なら、5,000円でも十分でしょう。
しかし、以下の理由からチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」でガン入院特約をつける必要性は薄いというのが個人的な見解です。
- 入院中の抗がん剤・ホルモン治療・放射線治療に対しても、基本保障で毎月定額が支給される。
- がんの入院は短期化する傾向にある。
【重要】ガン手術特約
支給額 | 支給条件 | 保障期間 | 上皮内がん |
手術1回あたり10万円~60万円の反映で選択可能。 (5万円単位) |
所定の手術を受けたとき。 | 回数無制限 | 支給対象 |
がんの3大治療(手術・抗がん剤・放射線)のうち、基本保障が唯一保障していない手術を保障するのがガン手術特約です。
抗がん剤治療・ホルモン剤治療・放射線治療のない手術だけの治療だと、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の基本保障だけでは何も保障されません。これはちょっとつらい…。
ガン手術特約をつけても保険料は月150円程度上がるくらいです。つけておいた方が安心でしょう。
【そんなに重要じゃありません】ガン緩和療養特約
支給額 | 支給条件 | 上皮内がん |
10万円/月~60万円/月の範囲で選択可能。 | 公的医療保険制度の給付対象となる所定のガン性疼痛(とうつう)緩和の所定の治療を受けたとき。 | 支給対象 |
そもそも「疼痛(とうつう)」とは何かですが、がんの痛みを和らげる治療になります。本当の末期で助かる見込みがなくなり、痛みだけでも緩和させていくような治療ですね。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の基本保障だけでは疼痛治療が保障されません。気になる方はつけておいてもいいでしょう。もし資金が途切れて疼痛治療を受けられなかったとしたら、それは地獄です(基本的にそんなことはないはずですが…)。
【そんなに重要じゃありません】ガン診断後ストレス性疾病特約
支給額 | 支給条件 |
5万円・10万円・20万円から選択可能 | ガンと診断確定された後5年以内に、所定のストレス性疾病と診断されたとき。 |
なかなか他社にはない珍しい特約です。
2019年にネプチューンの名倉潤さんがヘルニアが原因のストレスでうつ病を発症し、しばらく休養されました。そういった症状を保障するのがこちらの特約。がんと診断されたら凹みますよね。さらに、元の健康状態に戻らないとなったら、精神的なダメージも大きいはず…。
じゃあ必要かと言うと微妙です。5万円~20万円の金額を1回だけ受け取ったところで、何に使うのか。いまいち用途がわからない特約です。
【そんなに重要じゃありません】ガン長期入院時差額ベッド保障特約
支給額 | 支給条件 | 上皮内がん |
10,000円 | 8日以上入院して、差額ベット代が発生したとき。 | 支給対象 |
ガン入院特約と同じです。がんの入院は短期化する傾向にあるので、あえてつける必要性は薄いでしょう。
ただし、大部屋の入院がイヤで、入院するなら絶対に個室がいい!といった方には魅力的な特約です。
【超重要】無料セカンドオピニオンサービス
がんで絶望的な状況に陥ると、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたくなります。しかし、一般人には医師の知り合いなんていないですよね。そんなときに、無料で医師を紹介してくれるサービスはかなり役に立ちます。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は株式会社ライフケアパートナーズと提携して、無料のセカンドオピニオンサービスを提供しています。専門相談員(看護師)が専門医を紹介してくれます。
まとめます。
僕がチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」に入るなら、以下の保障内容にします。
- 基本保障:基準給付金額10万円
- 特約:がん先進医療特約
基本保障(抗がん剤・ホルモン治療・放射線治療)の給付金は月10万円。高額医療費制度があれば、10万円で十分でしょう。この保障内容だと、自由診療の抗がん剤治療の給付金は月20万円になります。
これで40歳男性の保険料は月1,179円、40歳女性は月939円。激安です。
ちなみに、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」だけでがんに備えるのはちょっと不安です。がん診断特約をつければそれなりの保障になりますが、上述のとおり支給条件がイマイチなんです(2年に1回とか、2回目の条件が入院とか)。
なので、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」はやっぱり「ちょい足し」用です。
そこで足される方のがん保険を何にするかなんですが、うまく弱点を補ってくれるがん保険が朝日生命「スマイルセブンSuper」です。
朝日生命「スマイルセブンSuper」の一時金支給条件は
- 1年に1回。
- 2回目以降もがんと診断されたら支給される。
となっており、かなり優秀。さらに保険料も高くはないため、朝日生命「スマイルセブンSuper」をベースにチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」を足してみるのが最強かなぁという印象です。
朝日生命「スマイルセブンSuper」で一時金50万円の保障をつけた場合、40歳男性の保険料は月1,815円、40歳女性なら月1,380円です。チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」と合計しても40歳男性が月2,994円、40歳女性が2,319円。フルスペックのがん保険と比較しても、決して高くはありません(むしろ安い)。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」のメリット
全て上述していますが、自由診療の抗がん剤が保障対象となるのは本当に素晴らしいです。
既に他社のがん保険へ加入している方も、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の基本保障だけ加入して自由診療の抗がん剤治療に備えておいてもいいほどです。
ちなみに基本保障(基準給付月額10万円)だけの保険料は以下のとおりです。
40歳男性:1,060円/月
40歳女性:820円/月
これくらいの保険料であれば、いまのがん保険への上乗せでチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」に加入も考えられますよね。
※最低保険料は月1,500円です。保険料を支払う期間を終身ではなく、少しだけ短くして1,500円の壁を突破しましょう。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」のデメリット
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は治療ベースで給付金を支給するタイプのがん保険です。基本保障は抗がん剤・ホルモン剤・放射線治療の治療が発生して、初めて給付金が支給されます。
合理的な保障内容とはなりますが、以下の懸念があります。
- がんと診断されただけでは何も受け取れない。治療を受けた後で給付金が支給される。
- 治療を受けるたびに請求手続きが必要。手続きが面倒。
後手後手で給付金が支給されます。「とにかく先立つものを受け取って安心したい!」という方に必要な一時金はオプションになっています。まぁオプションをつけておけば問題はないのですが、一時金の支給条件は先述したとおり他社と比較すると残念な内容になっています。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の評価。最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。
それでも、自由診療となる抗がん剤を保障対象としているチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は素晴らしいです。
評価:「S」(S、A~Cで判定)。
このサイトでは、治療費はがんと診断された場合の一時金で準備するという立場をとっています。
一時金は他社のがん保険(例えば、朝日生命「スマイルセブンSuper」)で確保しておき、自由診療の抗がん剤治療に備えてチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の基本保障だけ加入しておくというのが、賢いがん保険の入り方です。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」に加入するなら。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」はご近所の保険ショップから加入できます。
ただし、チューリッヒ生命のがん保険を扱っている保険ショップってそんなに多くないんですよね。お近くの保険ショップでチューリッヒ生命の取り扱いがあれば運がいいです。そちらで相談してみましょう。
(朝日生命「スマイルセブンSuper」の取り扱いもある保険ショップなら最強です)
保険ショップの検索はニアエルというサイトできます。取り扱っている生命保険会社を条件に保険ショップを検索できるので、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の相談をできる保険ショップが一発で見つかりますよ。
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保険ショップの予約ならニアエル保険相談(旧LIFULL保険相談)です。
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念のため言い添えておくと、保険見直しラボはチューリッヒ生命と提携してます。保険見直しラボの全スタッフがチューリッヒ生命を含む30社以上の生命保険を取り扱うことができるのでご安心を。
とはいえ、保険見直しラボなんて聞いたことないよ!という方が大半ではないでしょうか。保険見直しラボについては下記のリンク先に詳しく書いてます。大丈夫です。ちゃんとした会社ですよ。
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生命保険の相談は気軽な気持ちで。重く考える必要はありません!
まとめ
公式サイト:チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」
自由診療まで保障対象となるがん保険は本当に貴重です。
現状の健康保険が弱体化していることを踏まえれば、健康保険適用外となる抗がん剤治療は今後増加していく一方でしょう。
そんななか、欧米で承認されている最新の抗がん剤治療を保障してくれるチューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は不安を消してくれるがん保険です。基本保障に絞れば、保険料はそこまで高くありません。
既にがん保険に加入している方でも、チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」の基本保障だけ追加で加入してみてはいかがでしょうか。
チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアムDX」は全国の保険ショップで加入できます。保険ショップの検索は↓をクリック!