安い保険料で大きな保障を得られる定期保険。
家族が亡くなった場合に備えられる死亡保障のある生命保険ですが、保険料は掛け捨て。その分お手頃な保険料で大きな保障を得られるのが大きなメリットです。
しかし、定期保険って生命保険各社発売しているので、なにをポイントに比較したらいいのかよくわかんないですよね。
この記事では定期保険への加入を考えている方に向けて、生命保険各社の定期保険を比較するポイントをまとめてみました。
【定期保険の比較ポイント① 毎月支払う保険料】同じ保障内容でも各社保険料は違います!
まず比較するのは支払う保険料です。シンプルな仕組みの定期保険は何よりも保険料の安さが重要です。
定期保険の保険料は以下の2つの要素に分解できます。
- 純保険料…契約者が亡くなったときに支払う保険金の財源。予定死亡率によって決まる。
- 付加保険料…生命保険会社の経費。人件費、広告費等。
純保険料を決める「予定死亡率」は生命保険各社同じです。「予定死亡率」っていうのは、1万人のうち何人の人が亡くなるかっていう確率です。A社の契約者は多く亡くなって、B社の契約者はほとんど亡くならないなんてことはありえません。
なので、各社で保険料の差が出てくるのが付加保険料です。
そして、この付加保険料、意外なことに最近できた生命保険会社は安いんです。最近できたばかりのネット系生保とか、損害保険会社がやってる生保とか。
逆に昔からある大手生命保険会社は高いんです。高い原因は各社が雇っている生保レディー(保険のおばちゃん)。生保レディーの給料があるので、どうしても安くならないんですよね。
昔からある生命保険会社の方がノウハウあるから効率的に仕事ができてると思ったらそんなことはありません。知名度の高い社名に漢字が入った生命保険会社の方が経費はかかってます。
同じように見える定期保険でも、生命保険各社の保険料はけっこう違います。よーくよーく比較しましょう。
定期保険の毎月支払う保険料。相場はどれくらい?
40代の男性が保険期間10年・保険金1000万円の内容で定期保険に入る場合の相場です。ざっくりこんな感じです。
- 最安値は1,500円程度。
- 平均は2,000円前後。
各社の定期保険は↓で比較しています。こちらもご参考に。
ちなみに、定期保険の保険料を決める要因は以下の4つがあります。
年齢 | 高齢になるほど、保険料は高くなる。 |
性別 | 男性の方が保険料は高くなる。女性は男性よりも安い。 |
健康状態 | 健康体割引あり。比較ポイント④をご参照ください。 |
契約期間 | 全期型と更新型あり。これについては後述します。 |
保険料を支払う回数も選択できるのが良い。ボーナスで払うなら、半年払か年払ができる定期保険を!
保険料を支払う回数は以下の3パターンが一般的です。
- 月払(毎月支払う)
- 半年払(半年に1回支払う)
- 年払(年1回支払う)
柔軟に支払い回数を選択できる定期保険がいいと思いますが、まとめて支払うと、若干保険料が安くなる場合があります。余裕があるなら、年払で払ってしまいましょう。
保険料はクレジットカードで支払うとポイントが貯まる!クレジットカードで支払うことができない定期保険もあり!
保険料は口座振込、もしくはクレジットカードで支払うのが一般的です。現金支払いを許可している生命保険会社は少ないです。
口座振替でもクレジットカードでも支払う保険料は変わりませんが、クレジットカードは毎月の支払額に応じてポイントが付与されますよね。1%還元だってチリも積もればけっこうなポイントになります。
同じような保障内容で同じような保険料で迷ったら、クレジットカード払できる定期保険を選んでみましょう。
更新するたびに保険料が上がる更新型?保険料が変わらない全期型?
定期保険には更新型と全期型があります。
- 更新型:一定期間で更新が必要。更新すると基本的に保険料は上がる。
- 全期型:契約時に保険期間を長期間にする定期保険。更新が不要で、保険料も上がらない。
更新型は若いうちは保険料が安くお得ですが、更新するたびに保険料が上がるので、結局全期型の方が安くなる場合が多々あります。
また、保障を受けたい期間が短期間でよければ、更新型が安くなる場合もありますし、更新時に保障内容を見直していくことで、更新型が安くなる場合もあります。
どちらがお得かは一概には言えません。ちなみに、僕は
- 定期保険は下の子が独立するまでの期間で十分。
- 子供の成長につれて、保障内容を薄くしていって問題ない。更新時に保障内容を見直すことで保険料を安くできる。
ということで、更新型をおすすめしてます。
【定期保険の比較ポイント② 保障がいつまで続くのか】保険期間は年満了?歳満了?
定期保険は子供が独立するまでの期間だけ加入することが多いのではないでしょうか。子供が独立した後は、不要になることが多いのが定期保険です。
ということで、保障が続く期間(保険期間と言います)を柔軟に決められる定期保険がいいですよね。子供が42歳で立派な中年社会人になったのに、定期保険を払い続けるのもムダです。
保険期間は「年満了」と「歳満了」といった決め方ができます。
- 年満了:5年・10年・20年・30年といった期間を保険期間に指定できる。
- 歳満了:55歳、60歳、65歳といったように加入者の年齢で保険期間が決められる。
必要な保険期間は多くの場合、末の子供が独立するまで十分です。保険期間を柔軟に選択できる定期保険が良いでしょう。
【定期保険の比較ポイント③ 特約の種類】特約(オプション)はなにがあるの?
シンプルな仕組みの定期保険なので、特約(オプション)もあまりないのが一般的ですが、自動で2つの特約が付帯される場合が多いです。
- リビングニーズ特約…余命半年以内と宣告された場合、本人に保険金が支払われる特約。
- 指定代理請求特約…本人が保険金を請求できる意思表示ができない場合、もしくは余命の宣告を受けられない場合に、あらかじめ指定された代理人が保険金を請求できる特約。
どちらも重たいですねー。念のため、2つの特約が自動付帯されるかも確認しておきましょう。ネット系の生命保険だと、リビングニーズ特約を付帯できないこともあります。
【定期保険の比較ポイント④ 健康体割引】健康体割引があるかは重要なポイントです。
喫煙者と非喫煙者の保険料が同じって不公平だと思いませんか?
亡くなる確率は喫煙者の方が高いはずなのに!
定期保険では健康に気を使っている人、もしくは現在健康体である人が割引されることがあります。
健康体割引が適用されると50%程度保険料が安くなることもあります。健康に気を使っていて、タバコも吸わずに血圧も標準的な方であれば、健康体割引がある定期保険を選びましょう。
最も重要なのは生命保険の相談を誰にするのかということ。
生命保険の相談は生命保険会社の営業職員、または銀行の窓口でできますが、おすすめは保険ショップかファイナンシャルプランナー(FP)です。
理由は以下に書いています。
複数の生命保険を比較でき、保障内容をしっかり説明してくれるのは保険ショップかFPだけです。嫌になるほど複雑な保障範囲も、わかりやすく教えてくれますよ。
相談は無料ですし、相談したからってFPが提案した保険に加入しなければならないってことはありません。FPの提案に納得できなければ、何もしないで帰宅してしまってOKです。
生命保険の無料相談窓口。
僕が周りの友人におすすめしている生命保険の相談窓口です。保険ショップやファイナンシャルプランナーをお探しならここが便利ですよ。
各社共通なのは十分時間を取って相談に乗ってくれること。そして相談は無料であること。
相談したら保険に絶対入らなければいけないってこともないし、タダなんだから軽い気持ちで行ってみたら?くらいの感じで友人にはすすめてます。
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「自宅の近くに保険ショップがない…」
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そんな方にはぴったりのサービスですよね。
相談の申し込みはとっても簡単。
- ネットの申し込みフォームから相談内容、基本的な情報(名前や住所等)を入力する。3分くらいで終わります。
- オペレーターから電話がくる。相談する日程と場所の調整をする。
- 担当FPがやってくる。
これだけです。
もちろん相談は無料です。気軽な気持ちで相談して大丈夫です。
ちなみにですが、保険見直しラボを実際に利用した人の口コミは以下のとおり。この人たちは、保険見直しラボの支社に出向いて相談したようです。
予約は↓から。
とはいえ、保険見直しラボなんて聞いたことないよ!という方が大半ではないでしょうか。保険見直しラボについては下記のリンク先に詳しく書いてます。大丈夫です。ちゃんとした会社ですよ。
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全国1,200店舗を予約可能。自宅近くの保険ショップを選び、
- 相談希望日時
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を入力すれば予約完了です。ほんとに30秒で予約できますよ。
便利なのが取り扱っている保険会社数、キッズスペースの有無、女性スタッフの有無が一発でわかるところ。お子さんがいる主婦の方には嬉しい情報ですよね。
また、保険ショップを利用した方の口コミと評価も掲載されています。なんとなーく入りにくい保険ショップ。強引な勧誘されたらどうしよう…なんて不安になる方も多いと思いますが、利用者の口コミがあれば安心できますよね。
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